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2016/02/23

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  • 保存会のアクアマリンふくしま紙漉き体験に参加した

    アクアマリンでの紙漉き体験は2回目。昨年3月のアクアマリンエッグ改修にともなうイベントの一環に組み入れていただき、保存会としてはじめて(たぶん)の紙漉き体験会を開催した。エッグの一画に、保存会のメンバーに加え、地域おこし協力隊員といわき市遠野支所の職員合わせて十数人と体験者がひしめき合いながら進行するような体験会だった。今回使わせていただいた会場は、アクアマリン見学の道順からいえば出口付近となるアクアルームとエントランスホール。非常に見通しが良く広々としたロケーションの良い会場ながら、ホールはガラス張の広い空間。少し温かすぎる環境だったが、若干汗をにじませながら体験会を進めた。体験希望者には、まず受付で希望時間に予約を入れてもらう。開始時刻の10時、アクアマリンを観覧にきたお客さんも、まだまだ水族館を巡っ...保存会のアクアマリンふくしま紙漉き体験に参加した

  • 今週も受け入れた遠野和紙体験をご案内

    保存会の作業は、いつもと同じように始まった。午前9時には楮畑に集合し、枝の伐採作業を始める。太い枝切断できる剪定ばさみを使い、枝のできるだけ根元の部分を斜めに切り落とす。斜めにするのは、雨水などが流れやすくするためだ。5人から6人で1時間30分程作業を続け、軽トラックに3台分の枝を伐採して和紙製造工房「学舎」に搬送する。これを2日間で蒸し上げ、楮の枝から皮を剥ぎ取る「楮はぎ」を施し、竿にかけて乾燥させることになる。同じ時刻、学舎に集合したみなさんは、以前に乾燥させた楮の皮から1層目の黒皮と2層目の甘皮を取り除く作業「しょしとり(表皮取り)」をする。楮の皮は前日以前に水に浸しうるかしておいた。包丁を使って薄く皮を削ぎ落としていく。合わせて付着したごみや皮の変色した部分を取り去る作業も行い、できるだけきれいな...今週も受け入れた遠野和紙体験をご案内

  • まだまだ寒いが野鳥の動きが変わった

    写真の鳥はアオジ。寒さが厳しい頃は、道端の地面を移動しながら餌をついばんでいる姿を見ることが多い。しかし最近は樹上に見ることが増えてきた。アオジは、関東地方以南で越冬し、中部地方以北で繁殖するという。ここいらで冬場に見かけるのは、いわきが関東がかぶる地域に他ならず、越冬も、繁殖もされているのではないだろうか。ただ夏場は生い茂った林の中などにいるために姿を見ないということなのかもしれない。朝の時間帯の日射しもとても温かい。温かい日射しと、冷えた空気が汚れを洗い流したように澄んだ大気。両者があいまって見せるのか、木立などをふくよかに浮かび上がらせていた。その景色がとても面白かったのだが、写真にするとやはり平面的。それが残念。一方、地表は寒さに凍えている。水たまりは凍りついている。地上の草は霜で凍てついき、霜柱...まだまだ寒いが野鳥の動きが変わった

  • ォケー、ォケー・・ケキョケキョケキョ

    ここ数年、我が家周辺をテリトリーにするオスのキジがいる。そのキジは、我が家の前と道路を横切ってテリトリー(縄張り)の中を歩きまわっているのだが、温かさが増してきていよいよ繁殖に向けた行動を取り始めたようだ。耕耘機を操作していると、道路向こうの近所の畑からキジの声が聞こえてきた。ォケー、ォケー・・遠くまで響きそうな声で断続的に鳴いていた。このキジとは違うのだが、数日前には愛犬の散歩先でキジの母衣打ちを聞いた。「ケ、ケーン」と声を発しながら、バタバタバタと羽を打ち鳴らす行動だ。自分のテリトリーを宣言し、ご飯の豊富な安全なところだとメスにアピール行為らしい。今日の声はそれとは違うが、存在をアピールする点では違いがなさそうだ。まもなく母衣打ちも始めるのだろう。キジの声の合間に、ケキョケキョの声も聞こえてきた。ウグ...ォケー、ォケー・・ケキョケキョケキョ

  • 紙作り体験、ご苦労様でした

    ハタチ酒プロジェクト(以下PJ)・・どこかで聞いた名前・・新聞で読んだのかもしれないが、最初に聞いた印象はその程度だった。同PJは、2018(平成年度30)年度に活動をはじめ今年で6期目の活動になる。そのめざすところは、市内産の酒米を市内の醸造所で酒とする「純いわき産日本酒」の拡大し、次世代の「飲み手」に日本酒親しんでもらうことを目的に、20歳前後の若者を対象に酒米の栽培から仕込みまでを体験してもらい、「完成した日本酒で大人の仲間入りを祝う」ことにあるという。お酒をいただいてみた。うまかった。というか私好みなのか分からないが、くせがなく、舌から喉を下り落ちていく程よい甘みが心地良かった。このPJの中から、お酒のラベルに遠野和紙を使えないかと意見が出され、できれば製造過程を体験したいと、相談にきた。昨夏には...紙作り体験、ご苦労様でした

  • ひな人形を飾った

    ひな人形をまともに飾るようになったのは、子ども達が本当に子どもだった時は別として、3年前から。それまでほぼ箱にしまいっぱなしだったが、日干しもかねて飾ることにしたのだ。我が家には、娘の誕生で購入した平飾りのひな人形の外、処分品だったものをいただいた5段飾りや民芸品の平飾りなどがあるが、基本全てを出して、室内のあちこちに飾った。3月に孫達が帰省してくるというので、それまで飾っておこうと思う。しばらく室内がにぎやかになる。ひな人形を飾った

  • 遠野和紙・楮保存会の作業に参加

    この時期の作業内容は基本変わらない。楮を伐採して釜でふかし、枝から皮をはぐ。はいだ皮から外皮の黒皮と二層目の甘皮をそいで白皮とする。保存会員をはじめ、作業に集まったみなさんは、世間話や思い出話を織り交ぜながら作業にいそしみ、ほぼ夕刻までの時間を作業場となる遠野和紙工房「学舎」で過ごす。写真手前の枝は伐採した分。これで2日分のふかしと楮はぎの分量となる。1回あたりのふかしができる量は、釜の大きさと、釜を覆う樽の大きさによって決まる。遠野の現在の設備ではこの量でほぼ2日分の仕事量となる。この2日間は荒れ模様の天気で、強風のもとでの作業となった。今日の作業は比較的風が弱まったが、時折強めの風が吹いた。空を見上げると、かすかに彩雲が見えて目を楽しませてくれた。かすかしか見えないが、それはそれでユニークな景観だなと...遠野和紙・楮保存会の作業に参加

  • 久々に散歩の足を伸ばすと・・

    散歩のコースには里地や林間、草地、田地などの環境がある。うまくいけば環境毎に多様な小鳥と出会うことになる。ある意味やばい鳥が最初の写真。ウソ。個人宅の庭の桜の花芽をついばんでいる。今までどこで食べ物を得ていたのか分からないが、春先になると里に姿をあらわわす。あくまで経験則だが。花木(かぼく)の新芽がこの時期のご馳走のようだ。道端で餌をついばんでいるのはアオジ。けっこう近づいても飛び立つことがなく、しぶとく餌をついばんでいる。林間部でも良く見かけるのだが、昨年撮影した1羽の鳥が認識を変えた。その写真の主はクロジのオス。そのメスはアオジのメスと見分けがつかない位にそっくりだと気がついたのだ。これは間違いなくアオジのオス。これ以外にも林間で道端から飛び立ったアオジらしき鳥がいたのだが、それがみんなアオジだったの...久々に散歩の足を伸ばすと・・

  • 伝統工芸遠野和紙・楮保存会が活動の報告会を開く

    報告会の報告のまとめは5日から始めた。どんなものにすれば良いのか、最初はとんと検討がつかなかったが、県の委託事業の効果で保存会独自の活動にも幅が広がった面があるので、委託事業にとどまらず、保存会独自の取り組みも含めて事業の進捗状況を概括すれば良いだろうと考えて報告をまとめた。まとめた報告のレジメというか、報告文(これを読めば言いたいこと全てが伝わる)はA4で6枚程度。どうもくどい性格が反映して、この種のものを作ると長めの文章になってしまう。当日の報告はどんなものになるか(あれ、報告時間はどんだけだっけ?)分からないけれど、お時間があればご参加ください。私の保存会の報告の後、今年3月で任期満了となる地域おこし協力隊員の活動報告も行われる。報告会は2月26日月曜日の午後1時から。入遠野公民館で開催される。伝統工芸遠野和紙・楮保存会が活動の報告会を開く

  • 保存会作業に参加

    今回の作業は楮の伐採からはじまって、枝を裁断し束ね、釜いれして約2時間ふかした後に楮はぎ(枝から皮をはぐ)と竿掛け、乾燥した黒皮を水で戻ししょしとり(皮から黒皮と甘皮を削ぎ落とし白い皮を残す作業)までの作業を並行して進める。今年に入って新たに作業に参加するようになった方も含めて、粛々と作業を進めた。枝は中山の畑で伐採した。けっこう太く成長しており、後に楮はぎした皮を見ると幅20cm程はある。太いと切断が難しい。使っている大型の剪定ばさみで挟み切れず、1度では切断できない。ノコギリがあれば良いのだが、あいにく現場にはなかった。四苦八苦しながら枝を裁断した。裁断した枝を軽トラに積み込む。写真とほぼ同量の枝をもう1台の軽トラで運んだ。学舎に運び入れた枝を卓上丸のこで一定の長さに切りそろえる。枝を束ねてお湯を沸か...保存会作業に参加

  • ミドルベリー大学日本校から和紙作りの体験を受け入れ

    紙作り体験は伝統工芸遠野和紙・楮保存会の取り組み。地域おこし協力隊を遠野和紙の継承に活用してから10年程になると思うが、近年は遠野地区の小中学校や遠野高校(現在のいわき湯本高校遠野校舎)などに紙漉き体験が提供されてきた。私自身は紙作りの初心者と同等の技量しか持ち得ていないが、保存会員として同会に参加して活動する中で、会の目的である遠野和紙の継承には、和紙や材料作りに関心と興味をより多くの人に拡大することが必要と思っていた。そのためには和紙の材料から紙作りまでの各工程を身につけることが必要と考え、保存会が福島県の委託事業として実施した紙漉き研修(埼玉県小川和紙の谷野工房で実施)にも参加してきた。その中で下手くそながら紙作りの工程に必要な技量を身につけた。以前から遠野町で活動する地域おこし協力隊は、遠野地区の...ミドルベリー大学日本校から和紙作りの体験を受け入れ

  • 朝の航空機は、下から見ていると真っ白の塗装。どこの機体か分からなかったが、写真に写った尾翼のマークで分かった。エミレーツ航空の機体だ。たぶんドバイ発で成田に向かっている機体。今朝は寒かったようだ。少しのんびりした時間に散歩に出かけたので陽光が降り注いでおり、寒さは感じなかった。しかし、地面には霜に凍えた植物が縮こまっている。これだけの霜が降りるのは、よほど気温が下がった証拠。地面の水たまりもがっちり凍りついていた。寒い季節に見ることができる現象にサンピラーがある。上空に寒気が入り込み、穏やかな気象条件の朝や夕方に見ることができる可能性がある光学現象だ。はっきりしないのだが、これそうなのじゃないだろうか。先月23日の夕方に見えた。自信はないが、沈む太陽の上空に、周辺より明るい短い柱が立っているように見える。...空

  • 遠野和紙・楮保存会で白皮作りと体験受け入れ

    5日は月曜日は、午後から雪が降り、天気予報も思わしくなかったため、6日火曜日の定例の活動日の保存会の作業は中止、今日は楮の伐採、ふかし(コウゾの枝を裁断し釜でふかす)、楮はぎ(コウゾの枝から皮をはぐ)、しょしとり(楮の皮から黒皮等を削ぎ取って白皮を残す作業)、皮の乾燥までの作業を通常通り実施した。ふかししょしとり今日はよく晴れた日で、青空に白い雲が流れるうららかな日。その雲が時折虹色に染まりながら太陽の近くを流れていった。彩雲もなかなかの見栄えがする立派なもので、作業をしながら見とれてしまった。さて、昨日は関東から大学生2人を迎え、和紙ができるまでの作業を1通り体験してもらった。2日間かけて楮の伐採から紙漉き・乾燥まで体験してもら計画を立てていたが、2日目は参加者がカゼを引いてしまい、1日だけの体験となっ...遠野和紙・楮保存会で白皮作りと体験受け入れ

  • あらら・・ビックリの雪

    朝からニュース番組等が、関東地方等での積雪を伝えていた。画像で積雪の推移を見ると、いわき市南部や中山間地にも雪雲がかかっていた。降雪は覚悟していたが、それほどでたかをくくっていた。午後、出かける時間になった。曇り空ではあったが、車に乗り込もうとする時に額にポツンと冷たい感触があった。車を走らせると、入遠野方面の山並・・湯の岳から三大明神に連なる山々は白く煙っていた。雪が舞っているようだ。アクアマリンに滞在中、戸外ではみぞれになったようだ。遠野は雪に違いない。アクアマリンから帰宅する。途中、ホームセンターで買い物。20分ほどをそこで費やし、遠野に向かう。近づくにつれ雪が本降りになっているように見える。大きな雪がざんざんと落ちてきて、見通しが悪い状況にあった。こりゃー積もるかな?今年3月に卒業生を出すと閉鎖さ...あらら・・ビックリの雪

  • 半年ぶりに二三版の和紙を漉いた

    保存会の作業は、楮の伐採から白皮作りまで。畑の楮を伐採した後に、75㎝程度に切りそろえる。切りそろえた楮は釜で蒸し、楮の枝から皮をむく(皮はぎ)。剥いだ皮は、束ねて乾燥させる。乾燥させた黒皮を一晩程度水に浸け、表皮の黒皮と2層目の甘皮をむく「しょしとり」をする。最初に甘皮の層まで包丁ではぎ、はいだ皮をつかんでひっぱってはがしていく。すると白皮だけが残る。むいた白皮は、表面に付着したごみを洗い流し、洗濯ハンガーにかけて乾燥させる。この作業を2日間続けた。木曜日と金曜日は、独自にニ三版の紙漉きをした。来週と2週後に、それぞれ大学生等が体験で遠野に来るが、その際に使う和紙作りの工程資料を印刷する用紙を確保するための紙漉きだ。木曜日はうまくネリ(トロロアオイの根から採る粘性の液体)が効かなかったため紙にならず、木...半年ぶりに二三版の和紙を漉いた

  • 保存会は今週も活動

    ボランティア活動は12月から翌年3月までの間は毎週、火曜日と水曜日に実施されており、白皮を作るまでの作業を保存会員全体で行われている。昨年は、うろ覚えだが180㎏程度の白皮を作った。白皮は、次の紙漉きシーズン(紙漉きは主に冬期に行われる)に紙漉きの材料として使われる。楮の枝を刈り取った後、学舎まで運び、75㎝程度にそろえて裁断し、束ねて釜で発生させた蒸気でふかす。1回のふかし時間は約2時間だ。枝が十分ふかされると、あたりに甘い香り・・サツマイモのような香りが漂う。昨日、今日の香りは特に強かったような印象がある。枝の皮には、時々食い荒らされたような跡があった。カミキリムシによる食害だ。また、白皮にワインレッドのシミがついている場合がある。これも別種のカミキリムシによる被害で、楮の枝内に産み付けられた卵からか...保存会は今週も活動

  • ここ1ヶ月間に見た空

    そんなことを思いながら写真のデータをみてみた。「あれ、これは!」と思ったのが、実は寒くて穏やかな空(気象条件)の日にしか見えないサンピラー(太陽柱)。昨年暮れ12月28日の日暮れ時に見た。沈んだ太陽の上部に立ち上がる光の柱。沈む太陽の光に照らされた雲の明るみの中に、相対的に明るい部分が見えるような気がしたので、写真に撮っていた。微妙な感じではあったが、写真で見る限り、サンピラーだと思う。上空に温度の低い寒気が入り込んで風がない日は、寒気で空気中の水分が六角形の板状に結晶し自重で落下する際乱されることがなく、空気抵抗で地上と平行に整然と面を向ける。この面が鏡となって下方から射し込む太陽光を反射する結果、柱状により明るく輝いて見える。これがサンピラーと呼ばれる現象だ。太陽に照らされる雲がじゃまして柱が見えにく...ここ1ヶ月間に見た空

  • rfcの福島県広報番組を収録ー放送は1月30日12時30分から45分まで

    収録のテーマは、福島県伝統的工芸品「遠野和紙」の継承の取り組みについて。保存会員として私と地域おこし協力隊員の2名が進行のアナウンサーの質問に答える形で、収録が進められた。収録の当日は簡単な打ち合わせをしただけ。機材を準備した後直ちに収録がスタートした。具体的な質問は事前の打ち合わせに従って出されてくる。このため収録の趣旨や概要は事前に知らされていたものの、その回答はその場で質問に即して考えるしかない。答えは質問に即しているのか、どこまで話せば良いのか、若干逡巡しながら答えていった。若干の緊張もある。回答する時の息づかいにこうした逡巡や緊張を感じながら回答していた。口頭で一定のやりとりがあった後は、紙漉き(ため漉き)の実演で音も拾いながらの収録をして、担当したアナウンサーにもハガキ大の紙漉きを体験してもら...rfcの福島県広報番組を収録ー放送は1月30日12時30分から45分まで

  • とりあえず卒業証書の和紙漉きを今日終えたのだが・・

    以前も本ブログに書いたのだが、今年の保存会に関わる作業は、4日から始まっていた。4日には、炭酸ナトリウムを加えたお湯で白皮を煮た(煮熟=しゃじゅく)ものを釜からとりだして水流に晒し、5日から皮の汚れやごみを取り去る塵取りして、9日からはほぼ連日、紙を漉いて乾燥させる作業を進めてきた。しかし、保存会による紙漉きは今シーズンが初。一定の厚みを持って好き上げる技能には難もあると思っていた。溜め漉きは、簀桁に漉き舟から紙料(水に楮の繊維とネリを混ぜたもの。ネリはトロロアオイの根から抽出する粘りのある成分)を汲み上げ、多少揺すって水を滴り落とすことを数回繰り返して、厚みを着くって紙とする漉き方。流し漉きが、揺すりの後に簀桁上の水や余分な繊維を流し落とすことを数回繰り返して厚みを作るのとは異なった漉き方だ。そのため漉...とりあえず卒業証書の和紙漉きを今日終えたのだが・・

  • 愛犬と戸外に出ると、切れるような空気感があった。いつにもなく寒い朝だ。この寒さが作り出したのが霜の絨毯だ。草の葉っぱを真っ白になっていた。昨年11月の初霜以来、霜が降りる朝は珍しくない。しかし、今日の霜はこれまでと様子が違う。草の葉が全面的に白く凍結しているのだ。これまでの霜は、ここまで葉っぱを白く塗りつぶしたことはなかった記憶がある。たしかに霜の結晶が成長して尖った針のような印象を与える朝も何度かあった。よほど寒い朝だったのだろう。そんな朝でも霜は葉っぱの縁取りをしている程度だった。ここまで全体を凍みつかせていることはなかったろう。記録のためにも写真を撮っておこうと思った。畑の土も凍みていた。ふと見上げると、我が家からはまだ日の出前。午前7時20分だったが、我が家はまだ日の出前。向こうの林を透かして太陽...霜

  • 保存会白皮作り再開

    新年を迎えた保存会だが、当面2つのミッションがある。1つは和紙の材料となる楮の白皮作り、2つは和紙作りだ。和紙作りは、時間が限られている卒業証書の用紙を漉く作業だ。溜(た)め漉きという手法で漉いていく。紙漉きには大きく分けて流し漉きと溜め漉きの2つの手法がある。流し漉きは、水に楮(こうぞ)の繊維とトロロアオイの根から作るネリ(糊状の成分)を混ぜ合わせた紙料を簀桁(すげた)に汲み上げて、水を揺すり、残った水を捨てる作業を数回繰り返して厚みを作る。一方、溜め漉きは、簀桁に汲み上げた紙料を多少揺すって静止させ水を滴り落として繊維の厚みを作る手法だ。漉き方自身は、それほど難しくはないが、必要な厚みを作ることに難しさがある。まだまだ素人に毛が生えた程度の技術しか持っていない私なので、必要な厚みの紙を安定して漉き上げ...保存会白皮作り再開

  • 今シーズンの初積雪

    今シーズンは、昨年暮れだったかに雪が舞った記憶がある。しかし、今朝のように雪が積もったのははじめてだ。雪に指を突き立ててみると、私の右手人差し指の第2関節までの深さ。おおよそ4cmの積雪だった。雪の上になぜか虫・・5mm程度の甲虫だったが、なぜか転がっていた。木の下とかならば、たまたま樹上にいたものが、寒さで凍えて落下したと考えられる。しかし、その場所は上部が空に開けた場所だった。この虫、どこから来たのだろう。不思議。雪が降り終る頃、どこからかやってきて、この場所で力尽きたのだろうか。さて、雪は庭を白く美しく着飾らせる。今年咲いたサザンカは、雪を被って赤と白のコントラストを際立たせていた。ツバキも美しい。考えて見ると、この季節に庭で色づいているほとんどは赤色。マンリョウの実も赤色だ。ナンテンも。唯一違った...今シーズンの初積雪

  • 災害で始まった新年

    それにしても大地震はなぜに寒い時期に多いのか。2018(平成28)年の熊本地震は4月から7月の間に震度7が2回をはじめ震度5弱以上の地震を19回観測する大地震だったが、1995(平成7)年の阪神・淡路大震災が1月17日、2011(平成23)年の東日本大震災が3月11日でどちらも寒い時期。もちろんその他にも大きな地震は起きているのだが、強く印象に残っている地震は、なぜか寒い時期に発生しているものだ。もっとも、印象に残り続けるのは別の要因もあるだろう。規模が大きく繰り返し報道されていたにとどまらず、阪神・淡路は発災の日に神戸市を訪れる予定になっていたことがある。当時務めていた共産党市議団の事務局長として団の視察に同行していることにしていたのだが、発災の報を受けて視察を中止したし、当初計画の前泊行程で宿泊が予定...災害で始まった新年

  • 新しい年の始まり。おめでとうございます

    郷社八幡神社の初詣には毎年来ているが、今回は代理の勤めということで、大晦日に実施する年越し祭から神社に足を運んでいた。神社がある高台の登り口から石段を登り、拝殿前の広場に入る。東日本大震災で被災した石段は段差が乱れたまま。歩きにくい。その脇には舗装された坂道がある。こちらは歩きやすいのだが、鳥居をくぐって参内したいので、あえて石段を登った。年越し祭は、2023年12月31日午後11時15分に始まった。宮司による祝詞奏上や出席者による玉串奉てんなど一連の神事を終え、数十分後の新年を待つ。午前0時が近づく。境内からは鈴を打ち鳴らす音が聞こえてきた。二年参りや初詣の参拝客が境内にやってきているようだ。午前0時が過ぎ2024年1月1日、新しい年が時を刻み始めた。「あけましておめでとうございます」の祝詞の交換の後、...新しい年の始まり。おめでとうございます

  • 保存会としての紙漉き今年は終了

    卒業証書用紙は作りは、これまで地域おこし協力隊が担ってきた。隊員の卒業等にともない、紙漉きの担い手が減少したため保存会自身の対応が求められるようになってきていた。そんな分けで、この間、紙漉きを多少学んだ協力隊員・・私もその1人となるが・・で、卒業証書用紙の紙漉きをしてきた。今回実施している紙を漉く方法は、溜め漉きと呼ばれる方法だ。楮の繊維とネリ(トロロアオイの粘性成分)を水に混ぜ込んだ紙料を汲み上げ、水を落として繊維だけを残す。数回繰り返して厚みを作りしとする。印刷前提の紙となるので、ふさわしい厚みに納めることが必要になる。紙漉きは、埼玉県の谷野工房の紙漉き研修に参加した保存会員で実施している。来月はほぼ紙漉きをしなければならない状況に追い込まれた感がある。5日が作業開始の予定。保存会としての紙漉き今年は終了

  • 彩雲とドームを乗せた雲

    学舎の空は、午後から積雲が空を覆いがちになり、それとともに気温も下がる。学舎の室内も少し寒くなる。降り注ぐ太陽光の偉大さを感じる瞬間だ。作業は紙を漉いた結果を確認しながら進めたこともあって、午前には隙間の時間があった。午前の空は満天の青空。時折千切れた積雲が流れ、太陽を横切っていた。その雲に写り込んだ彩雲だ。空の風の流れは早い。次々に流れてくる雲が形を変えながら虹色に染まっていた。しばしカメラに納めてみた。作業を終えて帰路につこうとした時、北東の空にぽっかり浮かぶ積雲が見えた。上面にドームを乗せた姿が面白い。この形に天空の城ラピュタに登場する「竜の巣」を思い出した。潜水艦の横から見た姿にも見える。午後から空を覆った積雲は流れ去り、再び青空が戻ってきていただようだ。帰路の路上、上遠野の方向に夕日に染まる積雲...彩雲とドームを乗せた雲

  • 環天頂アークと上部タンジェントアーク、幻日環

    環天頂アークに気がついたのは、遠野和紙づくりの拠点としている工房「学舎」の前で作業を始めた時。何気なく見上げた空、頭上真上に近く大きな虹色の孤がかかっていた。これはすごい。こんなにくっきり見えるのはめったにない。そんな思いで見上げていると、まん中へんにある黒っぽい雲がだんだん消えていった。その後に見えたのが最初の写真。分かりにくいが、ここには3つの光が生み出す現象が写っている。写真上部の環天頂アークは一目で分かる。その他は、まん中辺の白楕円で囲んだ上部タンジェントアーク、太陽の左側の白丸で囲んだ幻日だ。幻日は写真ではじめて気がついた。それだけ見えにくい状態だったということだ。今年も残り少ない。今年はこれが最後の光学現象になるかもしれない。以下、環天頂アークの写真をご覧ください。環天頂アークと上部タンジェントアーク、幻日環

  • 和紙・楮保存会年末恒例のコンニャク作り

    19日は楮畑1ヶ所で軽トラ1台弱程度の楮を伐採し、和紙作りの拠点「学舎」に運んで、75cm程度に切り分け直径30cm程度の楮束を作り、釜に入れて「ふかし」(楮を2時間程度蒸す作業)をする。以下、作業の様子だ。楮の伐採枝の切り分け楮の釜入れ約2時間ふかした楮の枝を取り出す黒皮をはぎ取る並行してしょしとり(=楮はぎ=伝統工芸品の指定を受けるために県に届けた書類上の名称)も進める。乾燥させた黒皮を水で戻し、表皮にあたる黒皮、その下層の甘皮を削ぎ取る作業だ。はぎとった黒皮も、しょしとりをした白皮も竿にかけて乾燥させる。20日には上遠野中学校に植栽されている楮の伐採からその日の作業を始めた。ここも軽トラに3分の1程の量になった。やはり「学舎」に運び、前日と同じ作業を進めた。さて、楮に関わる一連の作業を始めた後、20...和紙・楮保存会年末恒例のコンニャク作り

  • 初雪と霜

    積雪に気がついたのは昨夜のこと。午後10時過ぎ、玄関で寝ている愛犬を小用をたさせるため戸外に連れ出したときだ。車に雪が積もっていた。道端の草の上にも。これまで霜は降りていたが、今シーズン(になって降雪は初めてのこと。ここいらではあまり雪が降らないが、雪のシーズンといえばだいたい12月から3月のことだ。さて、我が家付近で雪が降ったのはいつだったか。たぶんツイッター・・おっと今はXだった・・に記録があるはずだ。調べてみた。ツイッターを始めたのは東日本大震災後の2011年3月。その後に初雪の記述があるツイート(現在はポスト)は、2012年シーズンが2012年12月1日、2013年シーズンが2013年12月15日、2014年シーズンが2014年12月16日、2015年シーズンが2016年1月14日、2016年シー...初雪と霜

  • こんなに遠くからも見えるのかとびっくり。三大明神風力発電所

    建設が進んでいる風力発電所は、株式会社ユーラスエナジーホールディングスが計画した。東京電力と豊田商事が出資し、太陽光と風力発電事業を国内外で展開している事業者だ。同社の当初の計画は、遠野町北側に東西に延びる三大明神山の尾根沿いに、3,000kw級の風車を最大18基建設し、最大出力5万4,000kwの風力発電所を作ろうというものだった。その後、環境影響評価等の手続きの過程で住民らから様々な意見が出され、その結果、風車を大型して基数を9基とする計画に変更した。風車1基あたりの発電量は4,200kw、発電量を3万7,800kwとした。この結果、最も近い民家から風車を2Km以上離すなどの計画変更がされてきた。同発電所は、来年4月からの稼働をめざし、2021年9月に一部着工し今に至っている。その姿は徐々に山の上に見...こんなに遠くからも見えるのかとびっくり。三大明神風力発電所

  • 紙漉き

    楮は長いもので3m以上に育っている。その楮を大型の剪定ばさみで根本から切り取り、和紙工房「学舎」に運んで75cm程度に切りそろえて束ね、釜に入れて2時間ほど蒸し上げ(ふかし)た後に枝から皮をむく(楮はぎ)をする。1日に2釜程を蒸し上げての作業だ。合間にはむいた皮から黒皮と甘皮を、包丁を使って削ぎ取り白皮を作る(しょしとり=最初の写真)。その時の私は、たいがい、しょしとり後の白皮を点検し皮のキズや汚れ、ごみをとる作業をする。昨年からこの作業をたんねんにするようにした。その効果だと思うが、今年使っている白皮(昨シーズンに作った白皮)は、楮の繊維を作る際に実施するごみ等をとる作業・塵取りで、あまり手間がかからない。しょしとり後に皮をきれいにしている効果が表われているものと思う。この作業は来週の活動日となる19日...紙漉き

  • CV-22オスプレイ墜落と生産終了

    オスプレイの生産終了はアメリカのメディアが8日までに報じたものらしい。オスプレイの予定調達数を満たしたことにより、国防総省は調達を終了する計画を進めているとされ、生産ラインは2026年に閉鎖されるという。機体の運用自体は50年代まで継続する方針で、今回の事故によるものではないとされちるようだが、報道はその原因に事故が相次いでおり、国内外で調達数が増えなかったことが影響した可能性もあると論評している。たしかに今回の報道にあったオスプレイの調達終了と生産ラインの閉鎖は、屋久島沖墜落事故が直接影響したものではないかもしれないが、論評のようにオスプレイの墜落事故が相次いできたことに原因があったとみるのが当然だろうと思う。そもそもオスプレイは、開発時期に死亡事故が相次ぎ「未亡人製造機」と揶揄されてきた経緯がある。調...CV-22オスプレイ墜落と生産終了

  • 「遠野高校」最後の卒業証書漉き

    いわき湯本高校遠野校舎には現在3年生だけが通学している。福島県の県立高等学校統合計画により、現在の湯本高校に遠野高校が統合し新たにいわき湯本高校が設置され、遠野高校にはいわき湯本高校遠野校舎が設置された。これにともない同校舎での生徒募集は停止され、それまでに遠野高校に入学した生徒が卒業するまで校舎を存続することにした。現在は、この校舎の最後の卒業生となる生徒だけが在校している。遠野校舎で行われた卒業証書漉きは、旧遠野高校の時代から行われている。詳しい事情は知らないが、おそらく地域おこし協力隊員が遠野で活動をはじめて以降、どこかの時点から高校生自身の手で卒業証書の作成が行われるようになったと思う。これが事実なら10年程生徒自身の手で卒業証書が作成されてきたことになる。今回の卒業証書漉きは昼近くの時間から始ま...「遠野高校」最後の卒業証書漉き

  • ミドルベリー大学日本校の学生・教員の遠野和紙体験

    同大学の和紙体験は、いわき市を通して遠野につながったようで、2ヶ月ほど前に打診を受けて受け入れることになった。というのも、和紙に関わる人を増やすためにも、和紙漉きをはじめとした様々な体験で和紙に触れていただき、多くの人に体験を通じて和紙に対する興味や関心を持っていただくことが大切なのかなと考えていて、体験の機会を増やしたいと考えているからだった。私が遠野和紙のボランティア活動に参加してから3年になるが、ボランティアを土台に発足した伝統工芸遠野和紙・楮保存会が関わって紙漉き体験が始まったのは今年3月のアクアマリンふくしまでのはがき漉き体験からだった。さて、どんな体験をしてもらおうかと考えた。和紙づくりの作業はだいたい次のようになる。4月から10月、楮とトロロアオイの育成(作業はほぼ肥料やりや虫防除、間引きや...ミドルベリー大学日本校の学生・教員の遠野和紙体験

  • 野鳥

    先週娘が孫と帰省した際、孫を小児科に連れて行った。密を避けるために付き添い1人の制限で院内に入ることはできず、駐車場に車を停めて待っていた。そこから柿の木が見えていた。そこには、中型の鳥の群が柿の実をついばむために繰り返しやってきた。正体はムクドリ。頬が白い鳥がムクドリで、頭全体が白いのはコムクドリ、茶色のほっぺの鳥はヒヨドリだ。背後に浮かぶ白い月と鳥と柿の実。このとりあわせが面白くてしつこく写真に撮ってみた。愛犬の散歩途上で、ご近所の竹藪の中からペチャクチャ、ペチャクチャ(あくまで声のイメージ)と賑やかなおしゃべりが聞こえてきた。甲高いフューフューフューフューとさえずりが被さる。初めて聞く声だった。藪の前に立ち見つめていると、時折、竹の先っぽに小鳥が飛び上がってきては、藪の中に沈んでいく。その姿はメジロ...野鳥

  • 情報相次ぐクマ

    市内でのクマ情報のトップは、遠野町深山田から発せられた。住民が2度にわたりクマのふんらしきものを見つけたというものだ。報道によると、11月5日に庭木の手入れをしようと戸外に出た男性が、人の大きさ程のふんを見つけた。写真を県に送り、県自然保護課が「クマのものの可能性がある」と確認したという。同様のふんは14日にも発見され、これにはドングリの皮も混じっていたという。続いて21日の昼頃、田人町石住才鉢の鮫川河川敷を歩くクマ1頭が、車を運転中の男性に目撃されたと報道さっれた。その後、痕跡調査が行われたようだが、クマの痕跡は確認できなかったという。そして28日、目撃情報は海岸部に飛んだ。平豊間町の豊間公園で、遊んでいた小学生数人がクマ3頭を目撃した。親グマ2頭と子グマ1頭で、親グマ1頭は木に登っていたという。目撃し...情報相次ぐクマ

  • 今年の初霜

    霜はいつも愛犬の散歩で見る。今朝はいつもより遅く、7時過ぎに自宅周辺を歩いたにすぎなかったが、それでも年齢を重ねた愛犬は満足してくれる。昨日と同じように草の葉っぱが白くなっている。いつもは露なのだが、今日は凍っていた。霜。今年の初霜は21日の朝だった。この日の午前7時頃の気温は摂氏4度。地上1.5mの温度計で測ったものだが、明け方以前の地表温度はマイナスになっていたというだろう。2番霜は翌22日だった。ちなみに本ブログで記録している我が家周辺での初霜が降りた日は以下の通りだ。2012年が11月25日、2013年が11月6日、2014年が11月14日、2015年が11月28日、2016年が11月7日、2017年が11月6日2018年が11月21日、2019年は11月15日、2020年は11月12日、2021...今年の初霜

  • 視察旅行

    今回の視察は15日7時に遠野を出発し、門出和紙を産する柏崎市の高志の生紙工房(こしのきがみこうぼう)をめざしてひたすら走り、昼食後の午後1時頃から工房で研修開始。終了後に魚沼市のホテルで1泊し交流を深めた。翌朝ホテルを出発して長岡市の有限会社小国和紙生産組合で研修、終了後に小千谷市で昼食と錦鯉の里を見学して帰路に着いた。帰路の出発は13時30分頃、遠野到着は18時前だった。東から西へ、その帰りに西から東に旅した今回の視察。この季節、遠野ではなかなか見られない冠雪を見ることができるなど、日本列島東西の季節の違いを実感できた。帰路についた2日目の午前は晴れていたものの、午後は雲が覆った。昼の空にハロが浮かんだ。帰路をたどる車中からもずっとハロが見えていた。それからずっと空を雲が覆いつくして居ていたが、会津地方...視察旅行

  • 県議選の投票結果が明らかになった

    昨日の散歩ではほぼ野鳥は見られなかった。一昨日は風が強かったので仕方ないとして、今日は寒さが原因ではないだろうか。先だっては沿道のナラ類の林の中から、キョッ、キョッ(ケッ、ケッと聞こえるかもしれない)という声とコココッと何かを叩く音が聞こえたので、目を凝らしてみていた。すると、枝にしがみつき、皮を剥きながら餌を探すアカゲラが見えた。幸いこちらに気づかず、餌探しに夢中になっていた。ある日は見上げた空に猛禽類を見かけた。トビだろうか。いや何か様子が違うような・・。写真で分かったのは、これがノスリだということ。冬にやってくる季節の鳥だった。散歩ではないのだが、夕方に近い時間に大型の鳥が群れで飛んできた。サギなのだが、複数種じゃないかな。アオサギ・・それとダイサギかチュウサギか。これだけまとまって飛んでいるのはあ...県議選の投票結果が明らかになった

  • 風が吹き荒れた県議選最終日だが明日の選挙結果はどうなる

    朝の空に流れていた雲は高層の雲と思われる。たぶん巻層雲と呼ばれる雲だ。地上で強風が吹くだけでなく、上空の空大気流れも早いようだ。雲がどんどん流れていく。雲の流れの具合で変わるのだろう。空の上、太陽の上部に虹色の孤が浮かぶ。愛犬の散歩をしながら気づいた。真ん丸の孤ならハロだが、これは少し扁平に見える。たぶんこれは上部タンジェントアーク。以前なら間違いなくハロと判断しただろうが、今は、形の微妙な違いからその現象の正体を判断できるようになってきたように思う。雲は時間とともに流れる量やその質が変わる。そのたびアークは消えたり、短くなったり姿を変えていった。その間も地上では、ゴーゴーと強い風が吹き抜けていく。干した洗濯物が物干しからずり落ち地上に転がることもある。早くおさまってくれないだろうか。夕方までずーっとそん...風が吹き荒れた県議選最終日だが明日の選挙結果はどうなる

  • 探検隊で上遠野小のやしおみ登山に同行

    同小のやしおみ登山がいつから始まったのか分からないが、八潮見城探検隊とともに同行したのは今回が3回目となる。学校の授業での登山に同行というレベルで考えると、他に昨年上遠野中学校の登山に同行しているので4回目ということになる。八潮見城探検隊は、遠野地区に残っている史跡・八潮見城を活かすために、散策路の刈り払いや雑木の撤去、橋や案内板などを整備し、利用しやすい環境を整えてきた。以来、散策路の草刈りや倒木の撤去など散策路の環境整備につとめている。隊から連絡されてきた集合時間は午前8時30分。同校体育館には隊関係者7人が集まった。「はじめの会」で注意事項の説明や隊員の紹介、児童の自己紹介があった後、1人につき2つの班を教員のみなさんと担当しながら、城跡を目指して出発した。上遠野の八幡神社から入って城跡をめざす。担...探検隊で上遠野小のやしおみ登山に同行

  • 我が家のトロロアオイ収穫。あかり展特別展は閉会

    トロロアオイは別名が花オクラ。実に粘りがあるオクラと同じような粘りが、花弁の根本や根っこにあり、和紙を漉く際には根からとりだした粘りを水に溶かして使用する。コウゾの繊維は、通常の水に溶かすと時間を置かずに沈殿を始めるが、これではうまく紙を漉けない。水の粘りは、繊維を水中で均等に分散させておく役割を果たし、紙漉きを容易にする役割を果たすのだ。トロロアオイは保存会員が管理する別の畑でも育てており、先日1回目の収穫をした。我が家でトロロアオイを育てるのは今シーズンで3年目。畑で本格的に育てるのは2年目となった。もともとここの畑は粘土質で土が固まっている。そこを耕してトロロアオイを植えたがフワフワの柔らかい土の畑になったわけではない。トロロアオイの根は固い物にあたると、そこで二つに分かれてしまったり、ねじれてしま...我が家のトロロアオイ収穫。あかり展特別展は閉会

  • 紙漉き体験

    紙漉きのためには、楮の白皮を極細い糸状の繊維とするための作業が必要となる。白皮は全シーズンのボランティア等の作業で作っているので、その先=水洗い→煮熟(炭酸ソーダを加えて皮を煮る作業)→塵取り→打解→ビーター(繊維をほぐす機械)にかけるという作業が必要となる。今回の準備では、地域おこし協力隊が塵取りまでの作業をした皮があったので、30日に打解、31日にビーターにかけて繊維を準備していた。煮塾からの作業だと時間もかかるが、それほど時間をかけることがなかったのは幸いだ。入小の紙漉き体験は、5年生、6年生の総合学習の「故郷を知る」(というテーマだったと思う)で依頼されたもの。最初、紙の歴史を10分程話した後、紙漉きの準備から体験に入った。漉き舟代わりの桶に水を張り、楮とネリ(トロロアオイの根から抽出した粘性の液...紙漉き体験

  • 夕焼けと航空機

    空に薄らと浮かぶ雲が夕陽に染まる。燃え上がるように赤い夕焼けも壮大で美しいが、薄らと夕陽に染まる空も美しい。遠野の空は、よく航空機が横切る。夕方の一時、その空は横切る航空機のラッシュとなる。成田空港に向かう国際便と国内便がこの時間帯に集中するのだ。札幌発成田行きのピーチの旅客機がやってきた。夕陽の空に夕陽に染まる飛行機エアバス社のA320-214映え、素敵な景色を見せた。空を横切る航空機に気がつくのは、通常エンジン音が聞こえた時だ。滅多にないが、空を見上げた時に、こちらに向かってくる航空機を見かけることがある。そんな偶然で、飛ぶ航空機を前方からとらえることができた。ぽっかり口を開けるエンジンポット。この機は、たぶん米国からやってきてアジア大陸方面に向かう機。飛行高度が高い。これが成田に向かう機であれば、こ...夕焼けと航空機

  • 遠野和紙あかり展特別展も折り返し。11月5日まで展示しています。お気軽においでください。

    ふと気がつくと今週はせわしい。11月2日は入遠野小学校、3日は「ケンチクあそびの日」(平・双藤町公園、10時から15時)のワークショップの一環としてそれぞれ紙漉き体験があり、そこに参加するし、先だって楮の白皮の打開(皮を木槌でたたき繊維をほぐす作業)など楮の繊維を作るための作業が必要になる。当然後片付けも。加えて特別展の受付当番も務めなければならない。11月1日は10時から12時30分と14時30分から17時、最終日5日は14時30分から17時が担当だ。つまりイベント当日とその準備等で、伝統工芸遠野和紙・楮保存会の関係で毎日何らかのスケジュールをこなさなければならない。それが今週から来週週初めなのだ。ちなみに今日は学舎に出かけて、2日と3日の体験に使用する楮繊維を作るため白皮を木槌で叩く打開の作業をしてき...遠野和紙あかり展特別展も折り返し。11月5日まで展示しています。お気軽においでください。

  • コウゾ畑で草刈りなどの作業をしたが今シーズン最後となりそう

    当初は、畑での草刈りがメインの作業になるだろうと思っていた。しかし、いざ畑に入ってみると草はあまり伸びていない。脇芽が伸びた楮もあったため芽かき作業もした。それに加えたトロロアオイの収穫では、太い部分で直径4cm~5cm程、長いもので30cm程ある根も採取された。大きめのニンジンより多少大きい程度だろうか。比較的良形の根が出来上がっていたと思う。両日合わせて約6時間の作業をして今回の活動日を終えた。今日の作業では、空にタンジェントアークやハロが浮かんだ。季節はずれにホトケノザが咲き誇っていた(もっともこの花は真冬でも咲いていることがあるけれど)。ハキダメギクは花の盛りを超えたようだ。コウゾ畑で草刈りなどの作業をしたが今シーズン最後となりそう

  • 遠野和紙あかり展

    あかり展は、昨年に続き2回目。昨年は遠野オートキャンプ場を会場に実施された。展示は屋外で行われ、ピアノとバイオリンによるコンサートが終了した時点の降雨で行灯を片付けるハプニングもあった展示会だった。今年は体育館内が展示とコンサートの会場になったので、降雨の影響は考慮する必要がない。実際、一時雨が降ったが、体育館内なので何の心配もいらない。21日は午前中に会場を準備し、午後から展示が公開された。公開が始まると、さっそく来場者は行灯等に見入っていた。和紙人形や折り紙、一閑張りの紙製作品が展示をされた。素敵な作品の数々だった。遠野和紙あかり展は、22日午前に民話を語ろう会の昔話の公演も並行して行われ、午後1時で閉会した。その後の時間帯に保存会は、夜のコンサートに向けて会場準備などの作業に従事した。大型の行灯を運...遠野和紙あかり展

  • 僭越ながら講評などという役割を

    育成会の役員に昨年からついている。昨年も本来講評する方が都合がつかないということで、私にお鉢が回ってきた。講評とはどう話せばいいのか、非常に難しい感じがしたのだが、参考をいただきながら自分なりにまとめた講評をさせていただいた。最近は、人前でまとまった話しやあいさつをする機会はとても少ないのだが、まあ何とか役割を果たしたかなと安堵したことを思い出す。今年はコンクールの審査の段階で、本来の講評者の都合がつかないことが分かっており頼まれていた。そこで、四苦八苦しながら講評をまとめた。作品の応募者は(当然受賞者もだが)小学校低学年から中学生までと年齢差は大きい。そこでまとめながら気づいたのは小学1年生にも伝わるよう難しい言葉は使ってはいけないということ。最初使った慣用的な表現(例えば「垣間見る」)はできるだけ平易...僭越ながら講評などという役割を

  • 上遠野八幡神社の秋の例大祭は雨の中

    主催者からは昨日、雨が降れば稚児行列は中止し、着替えたら写真を撮って解散とすると連絡を受けていた。午前8時30分までに公民館に行ってと言われていたので、会場に来てみた。和室で保護者達が子どもの着付けを手伝っていた。特に苦労しているのは頭にのせる烏帽子の取り付け。固定のためにヘアピンを使うのだが、幼い男の子達はこれが嫌らしい。何度も何度も着け直しするのだが、すぐに頭からずり落ちてしまう。工夫と苦労が続く時間が20分間程過ぎ、参加する予定だった8人の子ども達がやっと並んだ。並んだ後も中々のもの。誰かが動いてしまうのだ。一眼レフカメラで6回、コンパクトカメラで2回シャッターを切って撮影終了。出来上がりを見ると、中々面白い写真になっているのだが、記念撮影としては疑問符がつく出来映えだ。まあ、面白いからスナップとし...上遠野八幡神社の秋の例大祭は雨の中

  • チョウ

    光の角度によって青紫に輝く美しい翅の色。ウラナミシジミがこんなに美しい翅を持つなんて。このチョウは1週間ほど前に姿を見ていた。翅の裏側しか見えていないが、波うつ模様は、これまでに見たことがなかったように思う。これがウラナミシジミだった。夏までの季節に見たことがなかったのだが、調べると寒い地域では夏から秋にかけて発生するという。おまけに間が悪いことに、このチョウは豆科の植物を食害する害虫だという。秋になって、ノアズキやツルマメ、クズなどマメ科植物が繁茂している。そう考えれば、餌が豊富な季節にチョウが繁殖しようとするのも当然か。ウラナミを思い違いしていたのがヤマトシジミ。翅を開いてはいないが、表側は青っぽい色をしている。そしてヤマトに似ているのがツバメシジミ。翅を閉じているときに見えているのは翅の裏側にあたる...チョウ

  • 上部タンジェントアーク・・だと思う

    かつては太陽の周りに虹色や光の環が見えるとハロと考えていたが、この虹色は円の一部というより、楕円の一部を成しているように見える。太陽の周りの円形(22度ハロ)の上部に接して、太陽に弓を引くように孤を描くのが上部タンジェントアークだ。写真の虹の孤を延長すると、楕円を描くような軌道だ。おそらく上部タンジェントアークで間違いない。空を覆ううろこ雲には、よく見ると光環が浮かび上がっていた。うろこ雲の一部に穴が空いたように見える場所がある。穴あき雲と呼ばれる現象に違いない。穴あき雲が生じるのは、上空の気温が氷点下になって雲を構成する水蒸気が過冷却状態になることと、過冷却の水蒸気が凍り、重さで落下する氷の粒が地上に落ちる前に蒸発する――こういう仕組みのようだ。ということは、ここらの高層の空には氷点下の空気が入り込んで...上部タンジェントアーク・・だと思う

  • 頭上を横切る航空機がよく見えた

    そのうちきれいに姿を捉えることができたのがジンエアー(韓国)のソウル発成田行の便。よく見る機体ではあるが、これほどクリアーに機体を撮影できたことはない。成田着陸に向け1万5,000フィート(約4.6Km)まで高度を下げて飛んでいる。一般的な国外航路の民間航空機の巡航高度は3万5,000フィート(約10Km)とされるようだ。ソウルは比較的近い外国だから、最高高度はそこまでないのかもしれないが、ここまできてだいぶ高度を下げたものと思われる。成田に向けてさらに高度を下げながら飛んでいく。機体はボーイング777。大韓航空機も飛んできた。同じくソウル発成田行きで、機体はボーイング777。アシアナ航空機も飛んでいく。4基のジェットエンジンと大きな機体。これまでの機体とは違いエアバス社製のA380。先のB777はおおよ...頭上を横切る航空機がよく見えた

  • 下草刈り、芽欠き

    そもそも先週は、1日目の作業途上で私の軽バンがパンクして、その対応でバタバタするなど作業がはかどらなかった。その翌日は朝から雨模様で作業を延期していた。こういった事情もあり今週に残された作業は多かった。昨日の作業はよく晴れた空のもと、心地良い空気に包まれながら進んだ。盛夏であれば晴れた日は、噴き出す汗をぬぐいながら、ペットボトルの飲料を2本から3本、場合によっては4本も飲み干して乾きを癒やしながら作業をした。しかし、1週間ほど前から秋の気配が深まりだいぶ涼しくなっている。草刈り機を操っていてもあまり汗をかかない。作業を快適に進められる。この日の最初の畑で草を刈りながら畑の奥に入っていくと地面に掘り返された跡がある。イノシシに違いない。最近はイノシシの被害の話しをあまり聞かない。原因は分からないが、捕獲わな...下草刈り、芽欠き

  • 秋の天体ショー・木星接近、中秋の名月

    木星が近づいた月は満月を過ぎてだいぶ欠けた感じがある。これも調べると、満月の88%程度まで欠けているらしいのだが、実際の月はもっと欠けているように思える。今月は他にも流星群や29日の午前5時過ぎに部分月食などが見られるという。うーん、どれだけの現象を見られるだろうか。さて、先月29日の中秋の名月。我が家からは残念ながら見ることが出来なかったのだが、夜半に流れる雲の隙間に満月が顔をのぞかせる場面はあった。後日幾人かに聞くと、満月をしっかりと見たという。良く聞くと、月の出の頃に見えていたようだ。我が家の東側に大木があるので、東側の空は見えない。少し移動すれば中秋の名月をしっかり見ることが出来たかもしれないと思うと、後悔しか残らない。中秋の名月はしっかり見ることが出来なかった。しかし、前日の宵待月はそれなりに良...秋の天体ショー・木星接近、中秋の名月

  • 遠野和紙・楮保存会の畑作業に参加

    作業延期の連絡はショートメールに入っていたのだが、気がつかず、現場の畑に到着して延期を知った。集合時間の15分前に到着したのだが、駐車に使っている場所の下草が刈られ、畑の一部にも刈った跡があった。私よりずっと早く畑に入り、草を刈る作業を始めていた会員がいたようだ。すでに作業を中断し、帰ったようだがご苦労様でした。私は畑の写真だけを撮って畑を離れた。昨日は、深山田の畑で作業を実施した。盛夏の頃に比べればずっと過ごしやすい気温のもと作業を進めた。とはいえ、草刈り機を振り回していると汗が噴き出す。汗だくになりながら草を刈った。草刈りをしない参加者は楮の芽を欠いた。長年作業に従事した会員はやはり手際が良い。私なら剪定ばさみを使わないと摘めないような脇芽を、手作業だけできれいに摘んでいく。写真を撮りながら見た作業方...遠野和紙・楮保存会の畑作業に参加

  • 水害被災の親戚の手伝いと草刈りの1週間

    今年は彼岸花が咲かない。そんな話が一時あったが、今では盛んに花茎を伸ばし真っ赤な花を咲かせている。たしかに、昨年はお彼岸前には咲き誇っていたように思う。ちなみに我が家の彼岸花は、昨年、一昨年より10日以上遅れて咲きだしたような気がする。調べてみると彼岸花の花芽は、地中で温度の変化を察知して花茎を伸ばして花を咲かせるという。今年は暑い日が続いたので、彼岸花は秋の訪れを知ることができず、花が遅れたのだろう。もし温暖化が進むならば、彼岸花の咲く時期はもっと遅れるのかもしれない。いや、温暖化の進行で日本の四季は消滅し、冬と夏だけになるのではないかという予測もあるようで、もしそうなれば植物分布も変わり、彼岸花はなくなってしまうのかもしれない。日本の風景の一つが失われるとすれば悲しい思いも湧いてくる。この温暖化の影響...水害被災の親戚の手伝いと草刈りの1週間

  • アカタテハ、ナミアゲハ

    ニラにいる赤いチョウ。ツマグロヒョウモンと少し違う。黒色の占める割合が高い。調べるとアカタテハ。自宅付近にツマグロはしょっちゅう姿を現わすのだが、アカタテハは見かけていなかった。今シーズン初の観測だ。別の場所でニラにいたチョウ。セセリチョウの仲間と思ったのだが、写真をよく見るとガだ。朝のこの時間に蜜を吸っているのだから、昼行性のガなのかもしれない。我が家の庭の土の上、たまにチョウがやってきて何かに口吻を伸ばしている。あまり言いたくはないが、愛犬の排出物からミネラルを採取しているのかもしれない。別の場所でツユクサから蜜を吸うナミアゲハを見た。散歩の合間に見た輝く甲虫。ハンミョウの仲間と思ったが、少し遠縁となるゴミムシの類。たぶんアトワアオゴミムシ。夕刻の焼けた空に航空機が飛んだ。日中は、床上浸水の水害に見舞...アカタテハ、ナミアゲハ

  • 外接ハロ、幻日

    日中の空に薄目の雲が広がっていたり、流れてきたりすると、ハロが見える。多くの人は気づかないと思うが、意外と日常的に発生する光学現象だ。正確には大気光学現象というらしく、他にも様々な現象がある。これまでハロの他、環水平アーク、環天頂アーク、上部タンジェントアーク、下部タンジェントアーク、幻日、幻日環、120度幻日、光環、花粉光環(大気光学現象とは違うかもしれない)を見たことがある。彩雲も加えていいのかもしれない。今日の空に浮かんだ光学現象を見ると、よく見るハロとは違う。よく見るハロは、22度ハロ(内暈)で形はまん丸。今日の空にには楕円のが浮かんでいる。とすると、これは外接ハロだと思う。太陽高度が30度以上の時に発生する。高度が30度より下がると、外接ハロの横に膨らんだ部分が消失して、上部にV字型、下部にΛ字...外接ハロ、幻日

  • 水害被災で親戚宅で泥上げを手伝った

    親戚の自宅は、50cm程盛り土した敷地に建てられている。2019年の水害では、盛り土の半分程水が上がったものの、建物の被害は免れたという。今回は、盛土外に建てられた物置は1mを超えて浸水、盛土の上の敷地まで水が上がり床下浸水してしまった。自宅は約50cm水に浸かってしまっていた。2日間で5時間程敷地に堆積した泥の掻き出し作業をしたが、昨日は乾き始めた泥が軽く異臭を発し始めていた。床下は専門の業者にお願いするという話しだったので、戸外の作業だけだったが、こうした災害が発生した際にどんなに大きな苦労を強いられるかの一端に触れたような気がする。現地に行く途中、白水入山を通りかかった際には驚いた。橋の欄干には無数の木の枝等が絡みつき、川に沿った道路の欄干に反ってプレハブの建物や自動車が折り重なっていた。越水した水...水害被災で親戚宅で泥上げを手伝った

  • ハンミョウ

    ハンミョウは愛犬の散歩を始めてから見つけた虫で、毎年、その姿を見かけている。当初は、金属光沢の緑と赤のカラフルな体色に目を奪われたが、撮った写真を見ると大きなアゴの印象が強い。その顔はとても怖いことにこの時初めて気づいた。調べると、この虫は小型の昆虫などを捕食するらしく、大きなアゴでがっちり獲物を捕えるのだろう。路上にこの虫が止っていても少し離れていると見つけられない。しかし、2m程に近づくと、飛び立って数m先に止る。近づくと、また飛び立ち、数m先に止る。この繰り返しで、散歩をリードする。このため別名をミチシルベ、あるいはミチオシエなどというらしい。そうはいっても、何度か道案内を繰り返すと道路脇にそれて飛び、どこかに消えてしまう。ところがこの時は、道路脇の葉っぱの上に止った。緑の中のハンミョウ。初めて見る...ハンミョウ

  • 紙漉き体験、草刈り

    上遠野中の遠野和紙の学習は、毎年行われているようで、おそらく文化祭の授業発表で学の成果が発表されることになるだろう。昔にその発表を拝見したことがあるような気がする。生徒は、協力隊員が講師の座学では、遠野和紙の歴史や製造過程などを学び、紙漉きでは通常のハガキと模様入りハガキを好き上げた。当日の準備段階で、楮の白皮の打解(叩解=こうかい)をした。打解は、和紙の材料となる繊維を作る紙漉きの前段の作業。保存会の作業であらかじめ作られていた楮の白皮(乾燥状態で保管)を、一晩程水に浸けて戻し、炭酸ナトリウムを加えて煮込む煮熟という作業をする。この作業で皮の汚れや塵を取り去るとともに、柔らかくして繊維化を容易にする。この後、水に浸けた皮から残った汚れや塵をとる塵取りという作業をして、きれいになった皮を木の棒や木槌で叩く...紙漉き体験、草刈り

  • サルが徘徊中、ご注意を

    遠野にサルが出た。以前回覧でお知らせが各戸をめぐった。8月15日午後2時30分頃、遠野町大平字下中根地区にサルが出たという。時をさかのぼること6月5日午前11時頃に遠野町大平字下中根地区、同6日午後4時頃に上根本字折松地区でそれぞれサルが目撃されている。福島県内のサルは、一般的に会津盆地の平坦部を除く会津地方全域、中通り北部、中通り南部及び浜通り北部に分布しているとされる(福島県ニホンザル管理計画・第4期計画)。一方、それぞれの範囲の個体群には、近年境界が近接し、その分布域も拡大する傾向にあるという(同)ので、変化はあるのかもしれない。あれ、個体群って何だろう。群のことか?違うようだ。個体群は、ある特定の範囲(空間)に生息する同一の種の個体の全体で、他の個体群から隔離されたものだという。群はある個体群の個...サルが徘徊中、ご注意を

  • ALPS処理水放出を契機に国・東電の説明・情報提供を

    8月24日午後1時頃、テレビに速報のテロップが流れた。「ALPS処理水の放出が開始された」。たぶんそんな文言だった。ALPS処理水の放出は、既定の路線だったのだろう。そもそも政府は8月末から9月始めの放出をめざしていた。かねてから「総合的に政府として、そして私も総理大臣として判断しなければいけない」としてきた岸田首相だが、政府が目標としていた8月になると、東京電力福島第一原子力発電所を訪ね「重い責任を国、東電それぞれが担い続ける覚悟が問われている」としながら「最大限の緊張感を持って、国内外の信頼を裏切らないとの決意と覚悟で全力を尽くさなければならない」と東電幹部に求めたという。週末を挟んで21日には全国漁連会長と会談し、「一定の理解を得られた」として22日の閣議で24日からの放水を決定した。会談の中で全国...ALPS処理水放出を契機に国・東電の説明・情報提供を

  • この状況で処理水放出時期決定はありえない

    だいたいこの時期に首相が第一原発の視察を入るのは、近々処理水の放出をすることの表れとしか見えない。その決定のための地ならしとしか見えない。だからこそ、福島まできながら、地下水バイパス水の放水問題の時「関係者の理解なしに(処理水の)いかなる処分も行わない」との約束の履行を求め、処理水放出に反対している地元の漁民と面会し対話することもなかったのだろう。しかし、報道された処理水海洋放出に関する共同通信社の全国電話世論調査の結果では、本当にこのまま突き進んでいいのかを改めて問うていると思う。調査結果では、風評被害への懸念の声が88.1%から示され、政府の説明が不十分との考えが81.9%で、約1ヶ月前の前回調査より1.6%高かったという。また、放出の賛否に関しても、賛成が29.6%で前回を1.7%下回っているという...この状況で処理水放出時期決定はありえない

  • 平和求めて揮毫・フラの日平和記念式典

    平和を正面に据えた式典が実施された経緯を、実は分かっていない。主催者に聞けばいい話なのだが、聞いていなかった。数ヶ月前、遠野職人倶楽部がいわき市で実施されるフラガール甲子園で、遠野の職人の手による竹細工の骨組みに遠野和紙を使ったバルーンを作り展示されると聞いていた。しかし、こうした式典が準備されているとは全く思わっていなかった。式典実行委員長がチラシを届けてくれたことで式典を知り、参加することにした。バルーンの直径は1m。会場には2つ容易されていた。これに揮毫するのは、入遠野小学校の高木さん、入遠野中学の山口さんと面川さん、上遠野中学校の鈴木さんの4名と、東日本国際大学に留学しているウクライナ人学生のアルミナさん(ザボリージャ出身)、カリーナさん(マキュエフカ出身)、アナスタシアさん(ハルキウ出身)の3名...平和求めて揮毫・フラの日平和記念式典

  • 芽欠き

    和紙づくりの夏場の作業は材料となる植物を育てること。すなわち楮とトロロアオイの栽培が、伝統工芸遠野和紙・楮保存会の作業となる。この作業を、和紙に関心がある方々にも体験してもらうためにも、保存会の作業日となる、月末頃、平日の火曜日、水曜日以外、具体的には土曜日や日曜日の活動が必要となるが、今シーズンは、協力隊員が発案して、月1回土曜日に楮の芽欠き作業が実施されてきた。今日も5週間ぶりとなるが、恒例の川畑の畑で芽欠き作業を実施した。20歳の酒プロジェクトといわき市遠野支所の関係者を含め6名が作業に従事した。協力隊員は午前7時から作業を始めたという。私は8時30分から作業し、全体の作業は10時過ぎに終了した。これまでに楮は大きなもので3m程の高さに育っている。脇芽も同じくしっかり育っている。脇芽摘みの狙いは、和...芽欠き

  • 平和のバルーンに揮毫

    式典は、いわき遠野職人倶楽部」に参加する職人が作成したバル-ンに、平和を祈念した揮毫を行うことで行われる。バルーンは、竹の骨組みに遠野和紙を貼って作られた。骨組みは遠野町で竹細工をしている職人によって作られ、遠野和紙は伝統工芸遠野和紙・楮保存会が作成したものが使われている。揮毫するのは入遠野小学校、入遠野中学校、上遠野中学校、東日本国際大学のウクライナ留学生の方々すると、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が続いているもとで、ロシアの撤退によって戦争が終結することを求める、そういう願いがこもった筆文字が遠野和紙のバルーンを飾ることになるに違いないと思う。式典終了後、会場に15台のキッチンカーがやってきて、美味しいものを食べることもできるという。バルーンは、同日11時からいわき芸術文化交流館「アリオス」で開かれ...平和のバルーンに揮毫

  • じゃんがら念仏盆踊り大会

    遠野町のじゃんがら念仏盆踊り大会は上遠野と入遠野で交互に開かれ、今年で58回を数える。過去には開会直前の急な雷雨で中止になったこともあるが、今年は関西に上陸した台風7号影響で、当初予定の15日が悪天候となったため今日に延期された。今朝も昨日同様に、急に雨雲が近づき、強い雨が降ったりした。今日の天気は大丈夫かな。ちょっと不安もよぎったが、日中は湿度が高い蒸し暑い天気とななった。夕刻になり上遠野に霧雨程度の雨が落ち始めた中で車を走らせ、入遠野の会場付近にさしかかった頃には雨は降っていない。ちょうどじゃんがら念仏踊りの一行が流しながら会場入りする時間で、鉦と太鼓を打ち鳴らしながら路上を進行していた。その後を追いながらゆっくりと車を進め、駐車場に車を入れた。入り口で抽選ナンバーが入ったうちわを受け取り、会場に入っ...じゃんがら念仏盆踊り大会

  • やばい・・トロロアオイの花芽をつまなくちゃ。

    和紙作りにはトロロアオイの根を使う。根を叩いて水に浸すと糊状のネバネバ成分が抽出される。ネリと呼ぶが、和紙の材料となる楮の繊維を水中に均等に浮かべるため水にとろみをつける役割を果たす。和紙を漉いた後は、分解して成分としては残らない、抄紙(和紙漉き)にとって魔法の素材なのだ。別名花オクラ。オクラが花の後の実の部分を食用とするが、トロロアオイは花を食用とすることができる。花は基本的に無色透明な味ではあるが、花の付け根はネバネバ成分があり、その食感で口を楽しませてくれる。ただ、和紙に使うトロロアオイは、花を咲かせず、そこに回る養分を根に蓄えるように育てる。そのためには芽欠きと花芽を摘み取ることが必要となる。時期的に若干遅れたが、2時間ほどかけて花芽と新たに伸びた脇芽を摘んで、すっきりした姿態になった。茎は立派に...やばい・・トロロアオイの花芽をつまなくちゃ。

  • 供養

    じゃんがら念仏踊りは、太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らしながら踊る伝統芸能で、新盆やイベントなどで披露される。その演奏や踊りには、伝承する地域や団体によって多少の違いがあり、それぞれの自慢となっている。遠野に伝わる踊りの多くには、篠笛の演奏が加わる。市内でも珍しい・・というか、たぶん市内で唯一の形態をとる。上遠野の踊りも同様篠笛が加わる。また、鉦が「チャカ、チャカ、チャカ、チャカ」とベースのリズムとなる8ビートを刻み、太鼓が「ドンコ、ドンコ」という8ビートを基本に変幻自在にリズムを刻み、時折「ドドドドッ」と16(32か?)ビートを刻む。この部分が上遠野の特徴の1つらしい。久方ぶりに聞いた今日のじゃんがらの音も、以前の音でしっかり響き、新盆のお宅の他、近所の方々が集まって踊りを見物していた。供養

  • どれだけの国民的な説明をしたのか。今月下旬にも処理水放出開始の報道に思う。

    政府は、たまり続ける東電福島第一原発から発生する汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した水、いわゆる処理水の処分方法を海洋放出と決定。これに業業者をはじめとした関係者等が反対している。この間、国際原子力機関(IAEA)が、処理水放出の取り組みは「国際的な安全基準に整合的である」とした報告に関して政府と漁業者などが意見交換をした場でも、漁業者は「科学的安全と社会的安心は違う」と反対の考えを翻してはいないようだ。政府は、2014年の地下水バイパスでくみ上げた地下水を1ℓ当たり1,500㏃(ベクレル)以下にして放出することにした際、漁業煮と「関係者の同意なしに(処理水の)いかなる処分も行わない」と約束している。この約束が守られるかどうか。「今月下旬にも処理水放出を開始する方向で検討に入った」という情報は、複...どれだけの国民的な説明をしたのか。今月下旬にも処理水放出開始の報道に思う。

  • 追う飛行機

    通常、1機の航空機が上空を横切る際のエンジン音は数十秒程度だと思う。しかし、昨日の朝は全く違った。1分以上、エンジン音が響いていたと思う。しかもけっこう大きな音だ。低空を通常見る速度よりはるかにゆっくりと飛んでいるに違いない。そう考えて空を東西南北見渡してみるが全く機影は見えない。その航空機は何。轟音が響いているだけに見えない機影に残念感のみが募る。しかし、まあ、そういうこともあるだろう。と残念感を心から閉め出し、散歩をすすめていると、また、航空機の音が近づいてくる。見上げると、東側から飛行機雲が伸びてくる。高度が高い。よく見る成田行の便ではなく、羽田以西に飛んでいく航空機に違いない。スマホアプリのフライトレーダー24を見ると、カリッタ航空(KalittaAir)のアンカレッジ発香港行きの便だった。その時...追う飛行機

  • 青少年健全育成会が和紙活用したうちわ作り

    イベントは、遠野地区の小中学校の4校の児童・生徒を対象にして企画され、11人の児童とボランティアのいわき湯本高校遠野校舎の生徒10人程、伝統工芸遠野和紙・楮保存会のメンバーと地域おこし協力隊員で7人が参加した。うちわは、和紙に絵付けをしてうちわ型に切り抜いたり、和紙を素材にデザインした模様を切り抜いてうちわに貼り付けるかの方法で作成し、高校生ボランティアは参加した児童といっしょにデザインに智恵を絞りながらうちわを作成、保存会等は作成過程をサポートした。参加して思ったが、絵づけや素材の使い方など知識も体験もないままの参加だったので、サポートするにしてもあまり関われなかった感がある。イベント終了頃にコツを少しつかみかけたが、次回機会があれば今回の体験を活かしたいと思う。イベントは午前10時から午後3時頃までで...青少年健全育成会が和紙活用したうちわ作り

  • トロロアオイ、芽かき

    昨日の雷は、ドーン、ドーンと、どこかオブラートに包まれたような音が続いていた。そんな音を聞きながら眠りに落ちていたが、しばらくして・・バリバリバリ、ドドーン。それまでの雷音とは明らかに質が違う音が、耳をつんざき目が覚めた。たぶん近くに落ちた。我が家の西側の鉄塔に落ちたのかもしれない。そんなことを考えながら、再び眠りに落ちたのだが、どの位時間が過ぎたのか、再び異質の雷音が響いた。また近くに落雷があったものと思われた。寝付けない時間を過ごしながら、いつの間にか眠りこみ、午前6時過ぎに目覚めて愛犬の散歩に出た。曇り空のもと、時折、ごくまれに雨粒が落ちてくる。最近の愛犬は、散歩を拒否することがある。これまでおおよそ往復3kmを散歩してきたが、最近は、数百m先で四つ足を踏ん張って散歩の継続を拒否することがある。今日...トロロアオイ、芽かき

  • 夕方の空

    夕刻の時間、キッチンから見た北の空の雲の切れ間に夕焼けが見えた。狭い空だが、その色合いの素晴らしいこと。夕方の時間は遠野の空を横切る航空機が増える。遠野の上空は、米国方面から羽田や西日本、あるいは韓国、東南アジア方面に向かう便や、米国方面や大陸方面から成田に向かう便などが横切る。朝と夕が航空機のラッシュ時間だ。東の空から飛行機雲を描きながら飛んでくる航空機があった。アンカレッジから香港に向かう、キャシーパシフィックカーゴの貨物便(ボーイング747)。比較的低い空を飛ぶ航空機があった。コリアンエアーカーゴのソウル発成田行き(ボーイング747)。北の空からこちらに向かってくる航空機を見つけた。ANAのチンタオ発成田行き(ボーイング767)。まもなく同じようなコースを航空機が飛んだ。アシアナカーゴのソウル発成田...夕方の空

  • そもそも教員の和紙研修があるということは知っていたが、伝統工芸遠野和紙・楮保存会員も立ち会うものとは思っていなかった。朝、そのプログラムのうち講話はともかくとして、和紙漉き(はがき)に立ち会ってと言われた。了解し、午後1時前、現在、遠野和紙の伝統継承の拠点となっている「学舎」(入遠野)に出かけた。学舎に着くと、その脇をメスのキジが横切っていた。そろそろと移動しながら、しばらく草むらに潜んでいたようだ。さて研修に合流し、担当している地域おこし協力隊員の話しを聞くと、紙漉き体験(はがき)で持ち帰ってもらうはがきを乾かすために、午前に紙漉きを実施し、午後からは畑で楮の芽かき作業をするという。最初は学舎周辺の楮の芽かき。そこで見つけたのが、見出し画像のオレンジ色の虫だ。アカハネナガウンカ。2度目の出会い。以前、元...虫

  • 暑い!!! 楮畑の草刈り

    保存化のこのシーズンの作業は月の最終週の2日程度。午前中に3時間程度の作業で、町内にある12ヶ所程度の畑を一巡し、草刈りを中心に合わせて楮の芽かき作業をする。気象情報を得ながら日程を決めているわけではないので、その日がどんな天候になるかは、出たとこ勝負なのだが、それにしても、今月の作業は今シーズン1と思われる暑い日が続いた昨日と今日とある意味最悪の日程。今日の昼頃の気温は我が家で摂氏35度程度だったから、その暑さはおわかりいただけると思う。そんな猛暑の中、保存会員のみなさん、汗だくになりながら草刈りに精を出していた。頭が下がる。昨日は参加者数が少なかったので、基本は草刈りのみ。深山田地区の3ヶ所の畑の草を刈った。今日は昨日より暑い。滝地区と大平の5ヶ所の畑で草を刈った。また、正式な部署は聞かなかったのだが...暑い!!!楮畑の草刈り

  • トロロアオイ農家で学んだ

    トロロアオイは和紙漉きに欠かせない。この植物の根から抽出する粘性の物質をネリというが、ネリは漉き船の水に溶かしこむことでとろみをつけ、楮の繊維が水中で均等に浮遊する状況を作る役割を果たす。このトロロアオイを我が家の畑にも植えているわけだが、植え始めから見るとだいぶ大きくなり、同時に草もだいぶ伸びてきた。放っておけないので、畑に出たついでに草引きだ。車輪のついたイスに座って転がしながら、畝間と畝に生えた草を引いていく。写真の手前に引き抜いた草の山があるが、この2倍ほどの量の草を引いて、すっきりした畑が表れた。間引きをされていない株があったので、今更ながら間引きもした。根を見ると渦を巻くように曲がっている。我が家の畑は粘土質の上、十分にこなされていないため土の塊もある。根っこを太くまっすぐ育てたいのだが、土の...トロロアオイ農家で学んだ

  • 政府は漁業者等にどう信頼を得るのだろう

    私は、トリチウムを含む処理水の海洋放出問題の肝は政府や漁業者への信頼の問題だと思っている。トリチウムは自然界でも発生しており、水分子として存在する。このため汚染水から取り除くことが難しく、他の放射性物質が十分に取り除かれた後の処理水にも残留する。ただし、発生する放射線(β線)は紙一枚(肌でも)で遮蔽できる程エネルギーが小さく、体内に取り込んだ場合でも10日程で半分が排出され、特定の臓器に蓄積することもなく、身体に対する影響は極めて小さいとされている。自然界にも存在するので日常的にも体内に取り込まれてきた。大部分は、水のまま排出されるが、約5~6%が体の中のたんぱく質等の水素原子と入れ替わり、有機結合型トリチウム(略号はOBT)となるという。OBTの生物学的半減期は、短期半減期成分で約40日、長期半減期成分...政府は漁業者等にどう信頼を得るのだろう

  • 紙漉き

    通常、和紙漉きは冬場の作業だ。和紙漉きは、コウゾなどの繊維を混ぜ込んだ水を簀をはった簀桁をくみ上げて実施するが、水に繊維を均等に浮遊させるためのとろみをつけるネリ(トロロアオイの根から抽出)を加える。このネリは、高い気温により短時間で性質を失う。このため気温の高い夏場には向かない作業らしいのだ。そのため今回の紙漉きは、繊維は外国産のコウゾであるタイコウゾ5kgを使い、トロロアオイのネリの他に化学ネリと呼ばれるネリを使って実施した。先週から、タイ楮の煮熟や塵取り、打解をして紙漉きの準備をすすめ、予定していた10日(月曜日)は、朝一番にコウゾの皮をビーター(コウゾの繊維をほぐす機械)にかけて繊維化し、水をためた漉船(横1.8m奥行1.2m程度のキッチンのシンクのような物)に投入してかき混ぜ、さらに化学ネリを加...紙漉き

  • 東電福島第一処理水海洋放出のさらなる国民的・国際的理解促進に努力し、関係者の同意を得てから実施すべきと思う

    IAEAの報告書はある程度予測された。報告署は、海洋放出の計画は国際的な基準に合致するとともに、放出による人や環境への放射線の影響は無視できるほどわずかであるものの、この報告書は日本政府の海洋放出を推奨するものでも支持するものでもないとした上で、IAEAは国際社会に透明性と安心感をもたらすために放出開始後も監視活動を続けるという内容という。事故原発で発生する汚染水から放射性物質を取り除いた処理水。処理水には水として存在するため取り除くことができないトリチウム(三重水素)が含まれる。この処理水のトリチウムを1,500ベクレル(bq)以下まで希釈した上で、沖合1kmまで海底トンネルで誘導し海洋に放出する。2014年に開かれた市議会の特別委員会で私は、福島第一原発のトリチウムの排出量は年間で海に2兆bq、気体(...東電福島第一処理水海洋放出のさらなる国民的・国際的理解促進に努力し、関係者の同意を得てから実施すべきと思う

  • 映画「原発をとめた裁判長 そして原発を止める農家たち」

    映画は、2014に関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めを命じる判決を下し、関西電力高浜原発3・4号機の再稼働差し止めを住民が求めた仮処分申請に対し2015年に住民側の申し立てを認める決定を出し、退官後、原発の廃止を求める運動に身を投じている元裁判官・樋口英明氏や原発裁判等で弁護人を務める河合弘之弁護士、環境学者の飯田哲也氏、そして福島県二本松で、太陽光発電を組み合わせた営農型太陽光発電で農業経営を進める福島県二本松市の若い農民などの取り組みや思いを取材したドキュメンタリー。実はいわきPITは初めてで、専用駐車場も、周辺の有料駐車場もないと思っていた。このためJRいわき駅前の駐車場に車を止め、そこから歩いて会場に向かった。グーグルマップの案内に従い歩いて行くと、先だって新聞報道で知った、いわき市発の環状...映画「原発をとめた裁判長そして原発を止める農家たち」

  • 和紙漉き研修2度目に言ってきました

    谷野での和紙漉き研修は今回で2度目。前回は全般にわたる知識の習得が目的だったが、今回は菊判(ほぼ開いた新聞紙大)の和紙を漉く技術の習得を主に研修した。初日の朝、遠野を出発し、午後1時過ぎに谷野に到着した。最初に楮畑に出かけ、楮の芽かき作業を小一時間実施した。この後に、タイ楮を打解機と長刀ビーターにかけ、繊維化して、この日の研修を終えた。翌日、朝から漉き舟に紙料を準備し、水に溶かし込む楮やネリ(水にとろみをつける粘性物質)の量を確認し、早速、紙漉きの実技研修に入った。参加したメンバーは伝統工芸遠野和紙・楮保存会から2人、地域おこし協力隊2人、遠野支所の随行1人の5人。私と協力隊の3人は主に流漉きの実技研修、2人は賞状用紙大の流漉きを主に練習した後に菊判を漉く練習をした。今回の研修で、流漉きの3人は、菊判の形...和紙漉き研修2度目に言ってきました

  • コウゾ畑草刈り

    今日の草刈りは、深山田の3ヶ所の畑と和紙工房「学舎」の周辺で実施した。毎月実施している草刈り。日常的には地域おこし協力隊員が畑の管理をしている。月1回の草刈りでは、伸びて重くなった草を刈ることになるが、日常の管理があるお陰で、比較的楽に草刈りすることができる。草刈りはこれから10月頃まで続く。これから夏の暑い真っ盛りにも草刈りをすることになる。熱中症に気を付けながら、畑の維持管理に努めたい。コウゾ畑草刈り

  • さえずるホトトギス

    ホトトギスは毎年やってきて、周辺の林の上を飛び回りながらせわしくさえずる。キョッキョキョキョキョキョ。時おりさえずりながら頭上を飛ぶ姿を、見かけることもある。この枯れ木は、ここいらで一番高いところにあり、ホトトギスにはお気に入りのよう。よく止っているし、昨年も同じ場所でよくさえずっていた。たまにカラスや、そう、この前はカワラヒワが止っていた。他の鳥たちも同じ理由でこの場所を気に入っているのだろう。大きなさえずりを響かせているのはウグイスも同じ。ホーホケキョ(ホートッポジージョとさえずる個体もいる)、ケキョケキョケキョと大きな声を降らせてくる。ホオジロも梢でさえずっていた。そういえば自宅でトロロアオイを植えるため畑を起こしていたら、キジバトが飛んできて数m以内をうろつき餌をついばんでいた。1.5m程に近づい...さえずるホトトギス

  • 巣作りをしてくれないツバメ・・どこか寂しい

    今日は一時的に雨が降ったが、基本的に曇りから晴れ。我が家の周辺をツバメが飛び交っている。この時期、昨年はたぶん早くに抱卵に入ったつがいの子どもたちは巣立っていた頃。我が家には昨年までに作られた巣は4ヶ所ある。しかし、どこの巣でも、今年は繁殖する状況は見られない。とても残念だ。他の巣を巣だったツバメは、電線の上などに幼鳥が止り、親が運ぶ餌を口にしている。飛ぶ練習と餌を採る練習をしながら、足りない餌を親が補充してくれるのだろう。我が家のツバマの巣は使われていない。しかし晴れた日に玄関を開けておくと、ツバメが室内に侵入し、場所定めをするような行動をとる。玄関先にとどまっているといいのだが、室内を飛び回り、あちこちにフンを落とすので少々やっかい。そこで玄関先は許すのだが、中に入ることはできるだけ阻止する。玄関に立...巣作りをしてくれないツバメ・・どこか寂しい

  • キジが寄り添う

    キジのつがいと書いたが、別にキジは特定のオスとメスが対をなすということでもないようだ。オスは他のオスと争い、自分のテリトリー(縄張り)を獲得する。メスは自由に歩き回り、餌をたくさんついばむことができるより良い場所を求める。たぶんその場所は子育てにも有効な地。そのより良い場所をテリトリーとするオスと交配し子どもをもうけ育てる。おどろくことに、テリトリーに入ってくるメスは何羽でもウェルカム。1夫多妻制、それがキジの世界なのだという。実際、1羽のオスの周辺で3羽のメスが餌をついばむ現場に遭遇したことが何度かある。「寄り添う姿」といっても単純な世界ではないようなのだ。それでも寄り添う姿は、ある意味感動を呼ぶ場面になる。だからその場面を抑えたいと思っていたのだ。この写真を撮影できた日、埋め立て地に作られた溝からオス...キジが寄り添う

  • 遠野和紙の材料となるトロロアオイ植え付け

    和紙を作るためには、コウゾ(ミツマタや雁皮〈ガンピ〉なども材料となる)、トロロアオイ、水が最低限必要な材料となる。水は天然のものを利用する。遠野和紙楮保存会は、コウゾの育成とトロロアオイの栽培をしている。コウゾは、1年物の幹を採取し、その皮から白い皮を剥ぎだし、繊維を取り出す。その繊維を水に溶かしこみ、うまく和紙とするためにトロロアオイが必要となる。トロロアオイは別名花オクラといわれる。ハイビスカスに似た黄色い花が咲く。花は食用になり、花の根元には若干の粘性物質が含まれ、これまで三杯酢や天ぷらに揚げて食べたことがある。それなりにおいしい。ただ、和紙作りに使うのはその根っこだ。根っこを叩いて水に浸すと、大量の粘性物質が溶け出す。この粘性物質を楮の繊維を溶かし込んだ水に混ぜ込む。その役割は、水にとろみをつけて...遠野和紙の材料となるトロロアオイ植え付け

  • 遠野和紙・楮保存会の草刈りに参加

    今のシーズンの保存会尾活動は、月1回のコウゾ畑の草刈りや、伸びた楮の枝から余分な芽を摘み取る芽欠きが基本になる。雨も降るし、気温も高くなってきた5月の畑は、4月とは比べものにならない。4月は、草も少なく、丈も低いため、あまり苦労せずに刈り取ることができた。しかし、5月の畑は、肥料をまいたことも関係があると思うが、イネ科(たぶん)の細い葉っぱが地面から密集してひざ丈くらいまで伸び、とても刈りにくい状況。おまけに古株から横に伸びた根から発生した新芽がある。これを避けて刈り取ろうとするから余計だ。このため、草刈り機を置き、いつもはあまりやらない鎌をもって株廻の草を刈り取る作業も結構した。こうしたことができるのも、保存会が今年度から新たに導入した自走式草刈り機のおかげだ。たった1台の導入でも、それぞれの参加者が持...遠野和紙・楮保存会の草刈りに参加

  • 処理水処分、国・東電は漁業者・県民との意識のずれ埋める取り組みが必要では

    記事を読んで見ると国・東電と漁業者の考え方のずれが良く分かる。まず、漁業者は処理水の長期保存が廃炉作業の妨げになるという国・東電の説明には理解を示している。その上で「国内外の理解醸成の不十分さや新たな風評が発生することへの懸念」を伝えたとされる。また記事の本記は、「風評被害への懸念や経営面の不安の声、地元をはじめ国内外への説明不足を指摘する意見が相次いだ」と伝えている。ここから伝わるのは、漁業者が、そもそも風評被害が発生しない環境作りやあるいはその降り組を優先させることを求めているということだ。「経営面への不安」は風評による被害が発生する懸念から生じる。県漁連の野崎哲会長は「現在と同じ形の漁業を続けていけるよう、国や東電に我々の不安を直接伝えていく」と取材に答えたという。この不安の解消を図るためには、国内...処理水処分、国・東電は漁業者・県民との意識のずれ埋める取り組みが必要では

  • 自衛隊のあり方をめぐって協働できると実感できた古賀講演会

    講演会の案内は知人から頂いていた。以前、本ブログにも講演会で聞かれるかもしれない講演の内容に期待をする記事を掲載した。講演はその期待に応えてくれた、そんな思いを強くした。なお、会場での写真撮影、録音はだめと言われたため、写真はなくて文字ばかり、話した内容はメモに基づくため不確実なところもあるかもしれない。ご容赦を。平和に関心古賀氏は自民党では宏池会に所属し、会長も務めた。講演の冒頭では、自民党の公認がないままとなった初めて立候補した衆院選で次点(当時は中選挙区制)となった結果を受けて、「公認を出せば良かった」と同じく宏池会の福島3区(中選挙区制)選出の故斎藤邦吉代議士(当時の宏池会幹事長)と笑い合ったというエピソードを紹介し、「戦前の軍国主義の間違った政策で父を失い、母の苦労(たぶん)を身体中に染みこませ...自衛隊のあり方をめぐって協働できると実感できた古賀講演会

  • 季節のハロ(日暈)百面相

    層雲は、雨の日などに山を覆うようにかかる雲。もっとも低層に発生する雲らしい。昔は霧みたいなものという認識だったので、これを雲と呼ぶと知った時は驚いたものだ。学舎に出かけたのは、いわき市医療センター看護専門学校(旧磐城共立高等看護学校)の生徒が遠野の見学に来るため、遠野和紙について説明してほしいと受け入れ先から頼まれたためだ。同校のフェイスブックによると、地区踏査といい、生徒たちが班に分かれて市内の様々な地区に触れることで、地域(いわき市)の暮らしを理解することを目的としているらしい。午前に各地区をたずね、午後は学校に戻って聞いたり感じたことを話し合ったという。かなりざっくりした依頼で、学舎に来る時間もざっくりしたものだったので、内容をどうしようか悩んだ末、たまたま残っていたタイ楮の繊維と化学ネリを材料にし...季節のハロ(日暈)百面相

  • 遠野和紙・楮保存会、新年度の活動スタート

    楮畑は遠野町内に10ヶ所が点在している。2日間かけて、その畑を移動しながら草刈りをする。写真に小さく写っているが、今年度はエンジン草刈り機(基本それぞれ個人の所有)に加え、保存会が購入した自走式の刈り払い機も初仕事となった。使ってみたが、エンジン草刈り機をかついで振り回すよりずっと楽。使いこなせるようになればぐーんとスピードアップが図られると思う。昨日は深山田の3ヶ所、川畑1ヶ所で実施。今日は下滝、大平、入遠野藤曲、諏訪、中野の7ヶ所で実施した。4月なのに夏並みに気温が上がった両日、汗だくでの作業となったが、草はそれほど伸びてはいない。来月以降の作業は、これでは澄まないだろうと思うと、ぞっとする。しかし、今の季節は爽やかな気分で作業ができる。遠くの山の新緑、日射しは強いが爽やかな空気、何とも言えない気分だ...遠野和紙・楮保存会、新年度の活動スタート

  • 5月に自民党元幹事長・古賀誠さんが講演会

    同封された講演会のビラによると、古賀さんは「戦後平和主義を体現する立場から『護憲』を主張」しているとされている。そうそう。故安倍晋三元首相のもと集団的自衛権を前提とした安保法制が国会に提出された時に、古賀さんはこれに反対し、様々な発言をしていた。あらためて調べてみた。2015年8月14日に放送されたRKB毎日放送・今日感テレビ戦後70年スペシャル「戦争ってなんだ」では、安保法制を「廃案にすべき」と主張し、その理由を「憲法違反であると同時に、我が国は、一国平和主義と言われようと、今までの平和主義を貫いていくことが重要」と述べた。また同年3月27日のTBS番組収録で、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制について「中身を見てみると、集団的自衛権の議論から大きく踏み越している。とんでもない法制化が進められよう...5月に自民党元幹事長・古賀誠さんが講演会

  • 予防接種の道すがら

    花の上で蜜を吸っているのはチョウセンベニシジミ。よっぽど蜜が旨いのか、スマホカメラをすぐ近くまで寄せても逃げていかない。なかなかの度胸だ。そんなことをしているうちに手に跳ね上がったバッタがいた。イナゴの仲間の幼生だろうか。こちらもまったく手から逃げていこうとしない。停まっているのは右手。左手でのカメラの操作が難しい。けっきょくピントは合わせることができなかったが、これもなかなか度胸がある。道端にはスミレが咲き誇っている。草むらに隠れるようにひっそりと咲いていたのは、たぶんアリアケスミレ。近くにはセイヨウジュウニヒトエが咲き誇る。昨年も予防接種に出かけながら見た花々だ。さて、朝の散歩はいつもと違った。写真のところからキビタキのさえずりが聞こえてきたのだ。ジュリリ、ジュリ、ジュリジュリジュリ・・。どことなくま...予防接種の道すがら

  • ひんぱんに飛ぶヤマセミに出会う

    今朝散歩をしていると、木立の向こうから「ツェッ、ツェッ」と声が聞こえた。「ケッ、ケッ」と聞こえるかもしれない。「あれっ?」瞬間、ヤマセミの名が脳裏に浮かび、空を見上げた。飛んでいく、飛んでいく。頭上を過ぎて南から北に向かって遠ざかっていき、梢の陰に隠れていった。写真は先週金曜日に、飛んでいるヤマセミに向けてとにかくシャッターを切ったもの。今日もそうだったが、高度はわずか20数mと思う。ヤマセミはとにかく矢のように飛んでいく。羽ばたく回数は少ないのだが、まっすぐに飛び、あっという間に空を横切る。写真に捉えることができたのは、幸運としか言いようがない。どうしてこんなところを飛んでいるのか。気にかかるところではある。この時期はたぶん繁殖期。2羽のヤマセミが飛ぶ姿を見ることもある。よく見かける場所には、魚や、これ...ひんぱんに飛ぶヤマセミに出会う

  • 母衣打ち(ほろうち)

    ケンケーン。バタバタバタ。愛犬の散歩の路上でキジの母衣打ちを聞いた。聞こえた方向は草陰。草群が切れるところまで進んでみると、30m程離れた広場にオスのキジがたたずんでいた。少し身をかがめてみていたが、愛犬の姿も、私の姿も丸見えのはずだ。しかし、逃げる様子は見えない。じっと立ち止まったまま遠くに視線をやり、時折思い出したように母衣打ちをする。その場で5分ほど見ていただろうか。その間、3回ほど母衣打ちをしただろうか。首をめいっぱい伸ばしてケンケーンといななき、羽をばたつかせる。そして再びじっとたたずむ。連射で写真を撮り、その場を立ち去る。当然、立ち上がって離れていくのだが、それでもなおキジはその場にたたずんでいる。なかなかキモが座った鳥だ。そして、写真を撮った後いつも後悔する。どうして動画に撮らなかったのだろ...母衣打ち(ほろうち)

  • またテロ。

    きのうのニュース映像では犯人が取り押さえられた場面と爆発して白い煙が立ちのぼる場面のみが繰返されたので分からなかったのだが、別の報道を見ることで、おおよそ次のような事が起こっていることが分かった。手前はおそらく魚市場のセリ場だと思うが、そこに聴衆が集まり、セリ場の外の演説場所で補欠選挙候補者と岸田首相が会話をしており、たぶん演説を始める直前だった。岸田首相の背後に、山なりの軌道で円筒形の何かが投げ込まれ、カツンと音をたてて地面に転がった。円筒形の物体は白い煙を上げていた。SPが防弾バックを広げながら岸田首相を退かせ、一方、聴衆の中にいた犯人の青年は周りの漁民に取り押さえられ、その後、複数の警察官が押さえ込み身動きをとれなくした。手には、2本目の円筒形の物体が握られていた。程なくして先程投げ込まれた円筒形の...またテロ。

  • 黄砂とJアラート

    Jアラートの画面はちょっと気味が悪い。その画面を背景にしながらアナウンサーは、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射し北海道及びその周辺に落下する危険性があるという政府の発表を繰返した。少し前に、北朝鮮が発射したミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)に落下すると思われる場面が映像にとらえられ、報道された。暗闇の中に落下する光る物体は、どこか不気味さを醸し出していた。ニュアンスからすれば北海道の地区値にもで落ちる危険性があるようだ。と考えるとこの先どうなるのかという懸念、一方ではもう落ちたんじゃないのという疑いも浮かんでくる。テレビは落下の危険性と非難の呼びかけ、注意点が繰り返し繰り返しアナウンスされた。20数分後だろうか、アナウンスは北海道周辺に落下する危険性はないと政府が公表していることを伝えた。結局、最初...黄砂とJアラート

  • チョウの季節

    カラシナは昨年より増えたようだ。学舎敷地の法面だけでなく、平地にも進出してきた。咲く花を求めてか、たくさんのチョウが舞い踊っていた。数頭のシロチョウの仲間がクロスしながら飛び交う姿も見えた。モンシロチョウやキチョウもいると思う。先日は、黒っぽく見える小さいチョウが地面で暖を取っていたようだ。よく見るとチョウセンベニシジミだ。最初の画像のチョウも同じチョウセンベニシジミ。比較的大型の黒っぽいチョウが飛んできた。ルリタテハだ。他にキアゲハかナミアゲハが飛び渡る。春型だっけか、一番最初に発生するチョウなので比較的小さい。その分素早い感じだ。ヤマブキの花も近くで揺れる。オクウスギタンポポ(だと思う)が道端に咲いていた。チョウの季節

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