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僕が旅を始めた高校生くらいから、安宿とは切っても切り離せなかった。*1 9年前くらいに、バイク乗りの安宿「ライダーハウス」*2や、外国人も泊まれる宿「ゲストハウス」*3が現れ、その値段の安さに、喜んで飛びついた。 安くて1000円、高くても3000円の世界に驚いた。 そして3年前くらいから、1~3000円が相場の安宿は、全国に波及した。 どの県の都市部にも、だいたい1軒はゲストハウスがあり、安宿旅行に困らなくなってきた。 僕が気軽に旅行できるようになったのも、この安宿(と夜行バスやバイク)のお陰だ。 しかし、宿に泊まれば、それで1日が終わり、というものではなく、 宿そのものにも楽しみがあるから…
日本一寂しい旅を追求する?(後編) 奈良の廃村、中津川に降り立って
この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。 今回は、奈良県の山奥「野迫川村」の、さらに奥にある廃村「中津川」。 人がいた村は、「寂しい」を詰め込んだ廃集落である。
成長段階に応じた環境にいられないから、コンプレックスが積もる
学生時代の僕は、いわゆる「コミュ障」といわれる人でした。 友達の作り方がわからず、人に違和感を持たれずに接してもらえる方法がわからないまま大学に進んでしまって、いつも一人、いけていない人に見られていたようです。 そんな一人だけの僕の周囲は、 男の人と女の人がグループを作って自然に楽しそうに話をしているのとか、 学生のカップルがいちゃいちゃしているという、 大変うらやましいものでした。
日本一寂しい旅を追求する?(中編) 奈良山奥、限界集落を越えて
この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。 今回のルートは、奈良県の山奥「野迫川村」から、廃村「中津川」。
世の中には、必要以上にモノが多すぎると思うのは、僕だけだろうか。 家に売りに来ては断られるフルーツの訪問販売。 頼んでもいないのに付けてくれるおまけ。 別に遊ばない回転寿司屋のガチャガチャ。 もらっても使う予定もないまま置いている、贈答品。 いらない。
この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。
2008年になくなった、大阪~東京間の寝台列車「銀河」の車内にて。オッチャン達と乾杯。(2008/2) 「今度はブルートレイン○○がなくなるのか、乗ってたのにな。残念だ。」 「あったあった!△△駄菓子!懐かしいなぁ。でも、今の時代じゃ作られないんだなぁ。」 「大阪が全盛だった大正時代は、すごい時代だったんだな。建物も街行く人もレトロでかわいい。」 僕も昔の懐かしいものや、消えゆくものが好きで、 こういうせりふを口にすることはよくあります。 しかし、その後に、「思い出をありがとう」のような感謝の言葉がつくとかならいいのですが、 後ろに 「○○を切り捨てる政治が悪い」とか 「それに比べて現在は…○…
種田山頭火のように、いい歳になっても悩んでダメやってる人になっていきたい
種田山頭火といえば、「分け入っても分け入っても青い山」などの五七五にとらわれない自由律と呼ばれる俳句の形を作った、20世紀の旅の俳人です。 しかし、彼の俳句を見てみると… 「まっすぐな道でさみしい」 「どうしようもないわたしが歩いている」 「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」 といった、どう見ても優雅な俳句の世界とは一線を画しています。 寂しいという自分の感情を表わしたり、 自分はどうにもならないものだと諦めたような自虐のような句だったり、 過去を清算しようとした過去の重さはこれだけだったのか(?)とおののいていたり、 マイナスの感情をふんだんに、素直に表した俳句を沢山残し、 そこに引っかかるも…
手持ちの地図 左上から ①街の達人 京阪神版(1/10000 昭文社) 住所を見て目的地へ行ける、詳細な地図。 ②グローバルマップル世界&日本(2015 昭文社) 高校地図帳より詳細で、現在の世界の都市の動向がわかる ③新詳高等地図(帝国書院) 高校生時代から愛用している地図帳。世界がどういうものかを掴むのに役立つ ④JAFルートマップ全日本(1/230000 JAF出版社)バイク旅行に使う地図。道路の概要がわかれば十分 ⑤ミリオンハンディ 首都圏+災害時帰宅ナビ(1/32000 東京地図出版)東京探索時によく使った 僕は根っからの地図好きで、小学校のとき、学校の教材で初めて地図帳を渡されて以…
大阪の廃村を目指して(後編) 干し柿集落から、ワイルド林道に迷い込む
【前回まで】 大阪府唯一の廃村は、ほとんどが自然に還ってしまったようであった。 しかし、第二第三の今畑廃村は、時代が経つとともに出てくるだろう。 それに、和歌山県や奈良県にも、過疎地は大変多く、廃村となっている村がいくつもあるので、そっちを見る方がいいだろう。 というわけで今回は帰り道。 干し柿を作る独特の集落がある和泉山脈の南側を通り、林道に迷い込み、大阪府側に出るというルートだ。
あらゆる店が消えたとき、最後に残る店は…~秘境・椎葉村のよろず屋から~
日本から商店街が次々消えている。ショッピングモールでさえも経営が立ち行かなくなり、廃墟化するモールも現れた。店はなくなり、通販でモノが買える時代になった。 実際の店がどんどん姿を消していっている現状から、さらに何十年か先はどうなっているのだろう。 あらゆる店が消え、最後に残る店は何だろう…? そのヒントと思われるものを、宮崎県の秘境「椎葉村(しいばそん)」で見つけました。
大阪の廃村を目指して(前編) 和泉山脈の林道で足を取られまくる
【廃村】(はいそん) 何らかの理由により住人が退去して無人となり、居住していたことを示す建物や痕跡のみが残されている場所のこと。産業による環境破壊や衰退、戦争や自然災害での退去によって、一度形成された都市や集落が廃墟化したものである。(wikipedia:「ゴーストタウン」より) 僕は大阪府に住んでいる。 人口884万人、日本で3位。 現在でも人口が増加している、大都会大阪府に、人の姿が消えて、誰も住まなくなった村があるとは思わなかった。
「私なんて可愛くないですから…」と言う女性に、「そんなことないよ」と言うのやめます。
たまにいます。 自信がない女性で、「私なんて可愛くないですよー。」くらいのことを言う女性。 それに対して、周りの人は脊髄反射的に、「そんなことないよ~、○○ちゃん、かわいいよ。」とレスポンスするのを見ることがあります。 しかし、そうしないといけないような空気になったとき、 僕はそこから降りるために、 「ごめんなさい、僕、そんなことないよなんて言うの、やめさせてください。」 と言うことにしました。
9月30日はポッドキャストの日 ~インディーズラジオで終わらないでいられるか~
インターネットで聴けるラジオ、「ポッドキャスト」の番組をやっている僕としては、見逃せない日がやってきました。 2日前の9月30日、「ポッドキャストの日」というのが外国のネットユーザーの間で定められていました。 日本でもツイッター上でポッドキャストにまつわる思い入れを語ったり、好きな番組を語ったりしているツイートが多数投稿され、僕も様々なDJやリスナーの言葉を読んで、音声メディア(ラジオ)が好きな人が集まって、想いを共有し合ってるんだなぁと、嬉しい気持ちになりました。
友達と遊んでいるとき、自然食品の店に行って、「ガリバルジー」というレーズンパイを買って食べました。*1 これは普通のスーパーではなかなかお目にかかれないシロモノです。 そして、自然食品、香料・合成着色料無添加、一つ一つ手作り、国内産小麦粉使用ということで、値段もそれなりにします。*2 しかし、この「ガリバルジー」は、普段感じている「味」について考えさせてくれました。 *1:三育フーズのお菓子。イギリスで150年前から食べられている「ガリバルディ・ビスケット」に由来する。 *2:10ピースで570円(税抜)
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