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  • 甘いだけじゃない

    彼さんのインフルエンザをもらい、見事にダウンして、同じ痛みを分かち合っていました。病める時も健やかなる時もと言うけれど、同時に病んでしまうと家のことがままならない。彼さんは今週から出勤しはじめ、私もようやく昨日から出勤しだしたけれど、家がぐちゃぐちゃのままなのでどうにかしたいと思いつつ、気管支炎を併発しているので帰ってくる頃にはぐったりしてしまっていて、ぜんぜん片付ける気力がわかなくて困っている。本来なまけものなので、一度落ちてしまうとなかなか這い上がるまで時間がかかってしまう。本当は毎日綺麗な部屋でちゃんとしたごはんを作りたいところ。そんな中でもバレンタインくらいは、と思ってケーキを焼きまし…

  • 試されている

    彼さんがインフルエンザで寝込んでしまった。会社で大流行しているので、危ないかもと思っていた矢先の出来事で、なんか具合が悪そうという連絡から、あれよあれよと一晩で体温が上がり、翌朝は隣で寝ていて熱いと思うほどだった。それでも客先には行かなくてはという営業根性は凄いけれど、終わったらすぐに病院に行ってと言い含め、明らかに動いてはいけない人の雰囲気の彼さんを電車に乗せたのは良いけれど。お昼過ぎやっぱりインフルでした、と連絡が入った。うすうすそうだろうと思っていたけど、やっぱりね、と思いながら、早く帰れるよう算段を練った。あなたは実家に帰ったほうが良いのでは、と彼さんに提案されたけれど、既に発症済みの…

  • ひとの評価

    彼さんも私も、芸術系の大学を出ているからなのか、ひとはひとじぶんはじぶん、の考えがある。人は違うのだから考えが違って当たり前、という大前提があるから、話し合いで意見が違って、そのまま平行線になることもある。だから楽なこともあり、人に言えばさみしい関係にも見えるかもしれない。転職に関わる仕事のことについて報告をしたら、怒られてしまった。彼さんの意見はまっとうで、その通りで、反論しようもなく私は押し黙っていた。その通りだけどそんなのさみしいし、仕方なかった、と思っていたけど感情論になるので、謝ったのち、黙るしかなかった。口を開けば泣いてしまいそうだった。彼さんは、納得いってないようだね、と言いなが…

  • 進めばすすむ

    ブログを始めて、新年の目標を立てて。彼さんの家への引越し、転職エージェントへの登録、そして面談。体調不良で沈みながらも、応募する企業を選び、いくつかの企業で書類選考に落ち、いくつかの企業からは一次面接の案内や筆記試験の案内をいただき、そして一社めの面接で、いたく気に入ってもらい、二次選考を経て即日で内定をもらってしまった。本気で転職活動すると決めてから、まだほんの一か月も経っていないのに、まったく違うところに立っている。もちろんまだ会社には辞めるとは言えていない。気に入ってもらえていても本当に次の会社でやっていけるのか、過大評価されているんじゃないかと不安ばかり。彼さんに話したら、聞いている限…

  • 日々を変える

    ひどい風邪をひいていた。 咳のせいで寝付けず、咳のしすぎで吐いて、たまらず耳鼻咽喉科に行ったら、鼻から喉から気管支まで全部炎症を起こしていて、そりゃあ辛いはずだね、と言われた。 強い咳止めの薬と気管支の拡張テープを処方してもらい、ようやく落ち着いて眠れるようになった。 彼さんは隣で辛抱づよく眠ってくれた。 * 先週末、無事自分の家の引越しも終えた。 彼さんの家に集められたわたしのこまごまとした荷物は、時間をかけてゆっくり馴染んでいくのだろう。 まだまだ洋服は多くて、断捨離はまだまだ続きそう。 決定的な出来事もあり、転職活動は引き続き続けている。 上司に退職の意思を伝えてみたが、まだ本気として捉…

  • 微熱のこと

    早朝、肌寒さで起きると首すじに違和感。なんとなしに触るとしこりのようになっている。 今日は彼さんと骨董市に行く予定だったので、早く起きるつもりだったのが、どうも身体が重くてなかなか動けなかった。 それでも電車を乗り継いで、骨董市を回った。古いレコードケースや、色味の深い帯や、Fire Kingのカップや、あれやこれやを見回った後、彼さんは花瓶にする、と言って小さな薬壜を一つだけ買った。 深い茶色をした、保健室を思い出すような薬壜。 その後、高校サッカー選手権をお店で見ていたら、徐々に体調が怪しくなってきて、しこりもなんとなく痛んで わたしの変化を感じ取ったのか、彼さんは終わったらすぐ帰ろうとい…

  • 整理をつける

    改めて会社を辞める決意をする。たまっているもやもやをなんとかごまかしていたけど、新しい会社が見つかるまで待てそうにない。 彼さんは、新しいところが見つかってからにしたら?と、もっともなご意見。でも今そういう言葉が欲しいんじゃなさそうだね、とも言われる。彼さんはわたしに優しいけれど、甘やかす訳ではない。そこもまた、信頼できるところではあるのだけれど。 エージェントとの面談の予定をいれた。踏ん切りをつけないとわたしは動けない。 * 土曜日、彼さんはわたしをドライブに連れてってくれて、いっしょに何機もの飛び立っていく飛行機を眺めた。 彼方に飛んでいく飛行機を眺めながら、彼さんとたわいも無い話をたくさ…

  • 暮らしをつくる

    寒中見舞いをポストに入れて、気持ちはすっきり。 何かしなきゃいけないという気持ちを持ち続けるのが苦手だから、意識的にすぐやる癖をつけようとしている。 洗いものや、洗濯物や、片付けなども。 彼さんはそういったところはマイペースなのでのんびりしているように見えるのだけれど、(そしてわたしが先に片付けてしまうことも多いのだけれど)なにぶんお互い一人暮らしが長かったから、自分のペースの家事というものを尊重するようにしている。 そのぶんやってもらったことへのありがたみはちゃんと伝えあえるように。 わたしは約束とかルールとか、そういったことがあまり得意ではないので、彼さんは付き合いたての頃、わたしといると…

  • 少しのわがまま

    今日は会社で辛いことがちょっとあって胃がキリキリ。タイミング良く彼さんから遅くなるか確認の連絡があったので、遅くなることと、野菜スープ的なものが食べたいとリクエスト。帰ったら具だくさんのトマトスープが作られていました。帰ったらごはんがあるって嬉しい。美味しくいただきました。ゲームを始めた彼さんにぺったりくっついて目を閉じてたら胃も落ち着いてしまった。甘えられるのも、甘えられるのも、ちょうどいいぐらいでいられるといいな。*ダイエットはじわじわと。毎日歩いているけど、朝活はまだできていない。スクワットチャレンジは休息日。次は80回!

  • おいしいおもち

    きょうはわたしも彼さんも仕事始め。 彼さんの会社のほうが早く、そしてわたしが朝に弱いので、たいてい朝の会話はベッドで済ませてしまう。 付き合いたてのころはちゃんと一緒に家を出ていたと思うと、少し申し訳ない気持ちにもなる。 * 帰りが早かったので、会社の近くの大きな駅まで二駅ぶん歩く。寒中はがきを買いたくて、大きめの駅まで出たのだ。 実家から早々に帰ってきてしまったので何点か3日に届いた年賀状を写真で親に送ってもらった。 家に帰っていつものソファで添え書きをしたためる。彼さんが隣にいても文章を書くのは苦にならない。これも同棲してから気づいたこと。人のいる前で創作や文章をかくのは、昔から苦手だった…

  • 隣にいること

    彼さんが帰ってきた。一緒にご飯を食べて、家に帰って、ソファに座って。隣に座ったら、すっかり元通り。いない間のことを報告しあった。彼さんのお家にも、わたしの家に挨拶に行ったことは報告してくれていて、今度はわたしが彼さんのお家に行く予定。春先か夏ごろか…。彼さんのうちに行くには新幹線に乗らないといけない距離。さっそく緊張してしまうけど、彼さんのお母さんがわたしの分もマフラーをもたせてくれていて、良い人だなぁとじーんとしつつ、ご挨拶が遅れてしまっていて大変恐縮している。*今日はわたしの家に戻るために、二駅ぶん歩いた。歩くのは好きなのであまり苦にならない。ただ道の景色が面白くないので、もう少し楽しめる…

  • ひとりは静か

    初売りで一目惚れして買ったバックパックは、容量たっぷりで、いつも持ち歩いてるMacBook Airもさくっと入ってくれそうで、とても気に入った。 もう何年も使い続けている花柄のリュックと、茶色いリュックは捨ててしまうつもり。 * 彼さんはまだ帰省から帰ってこないので、一人で彼さんの家に戻った。本当は自分の家の片付けをしたかったのだけれど、洗濯物も片付けたかったし、荷物も重かったのでこちらに帰ってきてしまった。 しみじみ生活のメインが彼さんのうちにあると思う。実家は騒がしかったので、久しぶりの一人で静かな時間。離れると、彼さんはあまり連絡をしてこない。向こうで楽しくしているならなにより、という…

  • やることリスト

    せっかくの新年で目標を立てるにはちょうどいい時期。毎年そんなに抱負を決めたりということはしないのですが、すでにいろいろ決まっている目標があるので、改めて書き出して決意を新たにしてみたいと思います。1.ダイエットして7キロ痩せる彼さんと付き合ってもうすぐ一年、以前はまともに食べていなかったごはんをしっかり食べるようになり、外食も増え、なにより晩酌も増え…で気がついたら付き合ってからものすごい太りました。なによりほぼ毎日彼さんといて、彼さんの家にもいる方が圧倒的に多くなってからは体重計に一度も乗ってなかった…。ひさびさに病院で体重測定されて戦慄!人生で今一番重いわたし…。ヨガ&エクササイズ系のスタ…

  • 捨てるという行為

    きょうは起きてからひたすら引っ越す家の片付け。こんまりさんのときめきの魔法も使いつつ、どちらかというと、必要に迫られて捨てる、捨てる。もともと物をあまり溜め込まない性質なので、必要なもの以外(あまり好きではないもの)は持たないのだけれど、それでもたくさん捨てるものはあって。今回はとくにすでに彼さんが住んでいる住まいに越すので、必要なものはとても少ない。まとめて捨てようと思っていた乾電池や、いつの間にかたまる携帯関係のケーブル類、もう使わないであろう家電や、賞味期限切れの乾物関係。量の少ないものや、つかいかけの調味料は持っていくのが大変だし必要な調味料は全て彼さんの住まいにあるので、思い切って捨…

  • ときめくかたづけ

    片付けコンサルタントのこんまりさんの考え方はとてもシンプルで好きで、引越し先にほとんどものを持っていかないと決めた今まさに実践しなきゃいけないんだけど、本だけはなかなか選別できないわたし。本はわたしを豊かにしてきた礎で、それをおろそかにはできない。本棚は一番最後に手をつけよう。*年末年始の帰省のため、彼さんは実家に帰っていった。わたしは1月末に解約する自分の部屋を片付けている。毎日会っていて、一緒に眠らないことなんてほとんどないので、こんなに長く会えないのは付き合ってはじめて。同棲先の彼の部屋を後から出るのが嫌で急いで準備していたら、別にいない間もこの部屋で好きにしてていいんだよ、これから先実…

  • まよなかごはん

    うちはわたしも彼さんも帰りが遅いので、ごはんは夜遅くになることがおおい。なるべくあっさりめを心がけると自然に鍋物や和食をよく作っていたのだけど(かわりにわたしが遅いと彼さんはパスタなんかの一品料理を作ってくれたりしているのだけれど)珍しくハンバーグを食べたいと言われたので洋食づくしに。しかもごはんも食べたいと。さすがに夜遅いのでせめてごはんの量を減らせるように、ミネストローネを作り、ハンバーグの下ごしらえをして、彩りに小松菜のソテーとにんじんのグラッセ。ごはんも炊いてちょうど買い物から1時間ぐらい。夕ごはんの支度を副菜もちゃんと作って1時間以内に収めたい、というのが、同棲してからの目標。さすが…

  • ちっちゃく揺れる

    今年ももう終わりと思いながら、書き始める小説について思い悩んでいる。 書きたくて書いていたはずのものが義務になるのはかなしいことなのに、 締め切りが近づくたびに書かなくてはという意識だけ強くなる。 書きたいものがないのに、書いても仕方ないのに。 * 彼さんは両親に挨拶してくれて、はれて正式に?同棲をすることになる。 クリスマスは祝日に一緒にごはんを作って過ごした。 プレゼントもちゃんと交換して。 恋人とこんなにちゃんとクリスマスをしたのは人生で初めてだったかもしれない。 というようなことを伝えたら、なんだか彼さんはうれしかった模様。 もらったピアスはちっちゃく揺れて、かわいい。 * 二十代最後…

  • 本棚を眺めているのが好き

    小説をまた書く習慣ができたのに本を読んでいなくて、彼さんとアニメや映画は見たりするのだけれど、これではいけないなと思っている。 アウトプットばかりになると不安定で弱い文章しか書けなくなる。 苦手な本も読もうと思って読んだ、川上未映子さんのエッセイが楽しかった。昔、芥川賞候補作だった作品は全く読めなかったのに、言葉遣いのとりこになってしまいそう。 彼さんの本棚にも、私が読んだことない本はたくさん並んでいる。 彼さんの尊敬すべきところは、世界の名作文学を幅広くちゃんと読んでいるところだ。それも、文芸と名のつく勉強をしていたわたしよりずっと。日常の何気ない会話の中で、それはふいにでてきて、わたしをど…

  • からっぽの水槽

    チルチルさんはなくなってしまった。 深夜、帰宅した彼さんとごはんを食べてから、近くの神社に埋めにいった。 ちいさなチルチルさんは、水槽の外で見るともっと小さくて、綺麗な朱色をしていた。 からっぽの水槽を整理しなくちゃいけないのに、まだできていない。 少しだけ泣いたのは、たぶん後悔と懺悔だ。

  • 覚悟するということ

    チルチルさんは、もう体力がなさそうで、水槽の隅っこでかろうじて息をしている。 もっと飼い慣れた人ならなんとかできたのかもしれないけど、わたしにはなんにもできない。 彼さんも、覚悟しておいたほうがいいと言った。 朝ひとりで水槽を覗くのが、ほんとはちょっと怖かった。 ぼくは、あの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。明るい光の中にいた。だから、ぼくは、どんなことになっても、花から逃げたりしちゃいけなかったんだ。 # 星の王子さま— 星の王子さまbot (@PetitPrince_bot) 2015, 12月 6

  • チルチルさんとミチルさん

    朝、ごみを捨てて、会社にゆく彼さんを見届けて 疲れから、布団に戻って眠ってしまっていた。 先週から朝の習慣になっていた金魚のエサやりは、もう少し後でいいかと思って、 午前中の歯医者の予定もキャンセルして。 起きたら、二匹のうちのおおきなほう、 ミチルさんが動かなくなっていた。 ああ、やってしまったと思ったし、 かなしい、とも思ったし、 昨日まで、なんでもないように見えていたのに。 ただ久しぶりの、なくすという感覚に混乱してもいた。 ミチルさんを放っておいたら、チルチルさんも弱ってしまう。 そう思って、ひとりでミチルさんを引き上げて、 ティッシュに優しくくるんで。 お祭りで金魚すくいをしようと言…

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こぼれ落ちるため息は贅沢だ
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