「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
先週、業績予想(中間期)の下方修正を発表したストライク(6196)が、本日、2Q決算の発表に合わせて「配当方針の変更(配当性向引上げ)及び配当予想の修正(増配)」を発表した。配当予想が大幅に増える内容であり(102円 → 180円)、現在の株価では配当利回りが6.1%になる計算。下方修正発表後に書いた記事では「アウトじゃないの?」なんて書いたけど、全然アウトじゃなかった。アウトなのは自分の方だったようで、先週100株...
先日、早期退職後としてははじめて帰省した。実家を出てから30年弱になるけど、サラリーマン時代は年1回程度しか帰省しておらず、また、滞在期間も3日間程度と短く、さらに、休み明けの仕事のことも頭をちらつくような(心の余裕のない)状況だったため、それほどゆっくりできないあわただしいものだった。先日の帰省では、春の気持ち良い陽気の中、仕事などの気になることもなく、ゆっくりと過ごすことができた。その中で、早期退...
本日、たまたま朝日新聞を読んでいたら、かつては憧れの対象だった中間管理職が今となっては「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているというような話が書かれており気になった。さえない自分の感覚としては、下っ端の平社員として働くことすら「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われ(故に早期退職・・・)、もっというと、人間社会を生きていくこと自体が「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われるけど、どうなんだろ...
今週は、ほとんどの銘柄が上昇した。その中でも、ユニフォームネクスト(3566)の上昇が特に大きく、金曜日だけで18%以上も上昇した。ただ、特に材料があったわけでもなさそうなので、たまたまこのタイミングで大口の買いが入っただけか(出来高はいつも数千株程度だけど金曜日は10万株もあった)、あるいは、最近話題の不正取引の関係か(不正取引の事例を見ると大きく上がったらその日のうちにすぐに下がっているようなので違う...
会社四季報(2025年2集 春号)で気になった銘柄の一つにGENOVA(9341)がある。業績や財務や株価指標などの点から魅力的に思えた。ただし、懸念点もあるため投資するには至っていない。懸念点はいくつかあるけど、そのうちの一つに信用買残が多いことがある。すなわち、約118万株程度の信用買残がある(信用売残はゼロ)ようなので、(発行済株式数約1781万株と浮動株割合7.6%から単純に計算すると)市場内で流通している株式の約...
昨日書いたように、一昨日ストライク(6196)の下方修正が発表された。その発表を受けて、昨日は案の定株価が下がった。逆に考えると、上方修正が発表されそうな銘柄(上方修正予備軍)を事前に買っておけば、株価アップが期待できるということになりそうだ。とはいえ、上方修正が発表されそうというのが事前にわかるのであれば(自分にもわかるような材料が事前に出ているのであれば)、上方修正が発表される前に株価に織り込まれ...
昨日、ストライク(6196)が業績予想(中間期)の下方修正を発表した。ストライクは、ポートフォリオに占める比率が最も高いため(約2割)、受けるダメージが大きい。取り急ぎ、保有している400株のうち100株だけ売った。来週の2Q決算発表の内容も見て、場合によってはもう少し売ろうかな。なお、今回の下方修正の発表の中で、通期の業績予想については現時点で変更はないと書かれていた。ただ、1Q決算発表の中でも上期業績は...
12月決算銘柄の有価証券報告書が3月末に公開されていたため、保有している銘柄について確認してみた。その際、前回の有価証券報告書と比較してみたところ、以下の2銘柄の変化点が気になった。1.アクシス(4012)前回の有価証券報告書では「経営環境及び対処すべき課題」の項目の中で流通株式比率の低さが挙げられていたけど、今回は言及されていなかった。(昨年社長から会長になられた)小倉氏が保有している株式数の変化を見...
前々回の記事で書いたように、AI(ChatGPTとGemini)の回答に忖度が含まれているように感じた。そこで、人間への忖度があるのかどうか、彼ら(ChatGPTとGemini)に聞いてみた。■ChatGPTの回答(質問内容 : ChatGPTの回答には人間への忖度はありますか?)いい質問ですね!簡潔に言うと、「ある程度の忖度(配慮)はある」と言えます。詳しく説明すると…ChatGPTは、次の2つの理由から人間に対して配慮(=忖度)するように設計さ...
今週は、春の陽気のような穏やかな相場だった。台風一過なのか? それとも、嵐の前の静けさなのか?先週は、運用開始以来のパフォーマンスがベンチマーク(eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX))を半年ぶりくらいに上回ることができたけど、今週の穏やかな相場の中であっさりと抜かれてしまった。まあでも、そもそもベンチマークを意識する必要があるのだろうか? それとも、我関せずでマイペースでいくべきなのだろうか?改めて考え...
数年前からAIが話題になっているけど、これまではほとんど使えていなかった。これでは駄目だと反省して改めてこの週末に調べてみたところ、以前少しだけ使ってみたことのあるChatGPTだけでなく、Geminiというものもあることを知った。そこで、それらを試してみるべく、ChatGPTとGeminiに次のような質問をしてみた。「現代の日本社会において、さえない自分はどうやって生きていけばいいのか教えて」すると、以下のような回答が返...
先日、広末涼子氏のニュースが目についた。芸能界には疎いけど、高校時代に同級生が広末涼子氏の話をしていたのを思い出した。広末涼子氏といえば、40代半ばの自分にとって同年代でもある。さえない自分は同年代をライバル視するような感覚が希薄だったためか、若い頃は同年代というだけで気になることはなかったように思うけど、歳をとってきたためか同年代が気になるようになってきた。同年代の彼らもこれまで多くの苦労があった...
今週は、トランプ関税のごたごたを受けて値動きの激しい一週間だった。前回書いたように銘柄を一部入れ替えたけど、先週末比プラスで終えることができてほっと一息。指数を見るとグロース市場は上昇したようなので(内需株が多いため?)、先週末比プラスで終えることができたのは小型株(内需株)が多いからかもしれない。また、その影響のためか、運用開始以来のパフォーマンスが半年ぶりくらいにベンチマーク(eMAXIS Slim 国内...
トランプショックを受けて、今週も銘柄を入れ替えた。先日書いた半導体関連銘柄(ローツェ、東洋炭素)の売却も含めて整理すると以下のようになる。■4月7日(月)売却 : ローツェ(6323) ※半導体関連はトランプ関税の影響が大きいかもしれないため売却 : 東洋炭素(5310) ※半導体関連はトランプ関税の影響が大きいかもしれないため売却 : ハリマビステム(9780) ※株価の下落が他銘柄と比べて小さかったため売却 : 北恵...
昨日(4/7)、ローツェ(6323)と東洋炭素(5310)を売却した。半導体関連のこれら2銘柄は、半年ほど前に導入していらい低迷が続いていた。そのうち反転するのではと思ってそこまで気にしてなかったけど、トランプ関税を受けて気なってきた(反転どころかますます低迷していく恐れもあるのではと思えてきた)。そんな中、昨日(4/7)、寄り付き前の板を見ていたら保有しているヴィス(5071)とL is B(145A)がストップ安になりそ...
昨日から今日にかけて、トランプ関税とその株価への影響についてネットで調べてみた。いろいろな情報(識者の見解)に触れてみて、共通していると感じたのは次の2点。1.関税が想定以上だったこと(想定外)2.株価の混乱はしばらく続くだろうこと(長期戦)識者にとっても想定外だったというのは、自分のような素人投資家にとってはいいことなのかもしれない。つまり、これまでの経験や知見が通用しにくくプロに出し抜かれにく...
今週は、トランプ関税の影響で10%近く下げてしまった。利益が大きく減ってきており、来週は含み損に突入しそうな勢いだ。また、前回書いたように銘柄をいろいろと入れ替えた。トランプ関税で盛り上がってお祭り騒ぎになってきたけど、万博への関心がますます失われないか心配だ・・・。なお、銘柄を入れ替えた結果、ポートフォリオの中でストライク(6196)の占める割合が大きくなってきた(約20%)。もともと割安ではと思ってい...
今週は、銘柄をいろいろ入れ替えた。■3月31日(月) 売却 : マツオカコーポレーション(3611) ※ミャンマー地震の影響を恐れて 買い増し : ストライク(6196) ※会社四季報で改めて気になっていたため■4月2日(水) 売却 : 相鉄ホールディングス(9003) ※短期投資目的だったけど値下がりしてきたため 新規追加 : ヴィス(5071) ※会社四季報で気になっていたため 新規追加 : ベース(4481) ※会社四季報で気...
「ブログリーダー」を活用して、ちゃーもさんをフォローしませんか?
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、3回目。バフェット氏の盟友チャーリー・マンガー氏の「逆の方向から見る」という話が印象的だった。マンガーが概念を組み立てる好みの手法は、数学者カール・ヤコビを髣髴させた。「逆から、つねに逆から」状況や問題を裏返して見る。逆の方向から見る。他人の目にはどう映るか? 自分たちの計画すべてが狂ったらどうなるか...
今週は、前週末比マイナスで終わった銘柄の方が多かったけど、一部の銘柄が大きく上昇してくれたことと配当金が入ってきたことでポートフォリオ全体では1.4%のプラスになった。大きく上昇してくれたのは先月導入したULSグループ(3798)。上がったり下がったり値動きが激しいのが気になるけど、まだまだ上昇してくれることを期待しておきたい。また、金曜日の引け後に3Q決算の発表があったクラシコム(7110)の業績がよく、業績...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、2回目。周りがITバブルに浮かれていたときも、バフェット氏は“内なるスコアカード”のおかげで気持ちが揺らぐことはなかった、というような話があり気になった。“内なるスコアカード”とは何か? 次のような説明があった。 人がどうふるまうかを大きく左右するのは、内なるスコアカードがあるか、それとも外のスコアカード...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本を読んだ。ウォーレン・バフェット氏の半生について書かれた本。バフェット氏本人や関係者に5年以上かけてインタビューした内容を元にしているとのこと。特に気になったのはバフェット氏の人柄についてであり、一言でいうと“投資オタクの天才理系男子”というような印象を受けた。例えば以下のようなエピソードがあった。ウォーレンは...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、4回目。「理解できることとそうでないことを仕分けする」という話が気になった。実は、自分が理解できることとそうでないことを仕分けするのは、反知性主義に足もとを掬われないようにするために、重要な技法である。なぜなら、反知性主義者の特徴が、自らが理解できていない事柄であっても、自分が欲する形で真理をつかんでいると確信しているところにあるからだ。このような話は投...
今週は、全体で0.6%のマイナスになった。マイナスは残念だけど、半年以上含み損に沈んでいたクラシコム(7110)がようやくプラスに浮上してくれてよかった。これで、保有している全銘柄が含み益の状態になった。過去のデータを確認してみると、全銘柄が含み益の状態になるのは約13か月ぶりのようだ。ただし、クラシコムは来週金曜日に3Q決算の発表を控えているので、その結果によっては・・・。なお、今年はプライム市場よりもス...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、3回目。勤勉性の高い人は自己コントロールが高く依存症に陥りにくい(反知性主義にも流れにくい)、というような話があり印象的だった。ここでいう“勤勉性”とは、「少ない報酬で努力する能力」と定義されている。このような“勤勉性”は投資においても重要と思われる。すなわち、個別株投資にしてもインデックス投資にしても、はじめのうちは利益を得られなかったりマイナスになったり...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、2回目。「中途半端に学ぶ」という話があり印象的だった。歴史を中途半端に学ぶと、自分が所属する民族に都合がいい物語を信じ、代弁することに生き甲斐を見出すようになり、反知性主義の罠に落ちてしまう。そうなるとナショナリズムを原因とした戦争を引き起こす可能性が高まる。「中途半端に学ぶ」ことの弊害は、歴史に限らず投資も含めてあらゆることにありそうだ。まあでも、歴...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本を読んだ。「反知性主義」について書かれた本。自分の読解力が乏しいだけかもしれないけど、要点がわかりにくく感じた。「反知性主義」とは何か? 次のような説明があった。反知性主義を大雑把に定義するならば、「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」である。この話を読んで真っ先に思ったのは、まさに投資において問題になりそうな態度だとい...
今週は、ポートフォリオ全体で4%上昇して初めて650万円を超えた。振り返ってみると8週連続で上昇しており調子がいい。今年に入ってから18%ほど上昇していることになり、運用開始以来(2024/01/04~)で30%ほど上昇していることになる。また、前回書いたように銘柄を一部入れ替えた。売却 : システムリサーチ(3771)買い増し : ULSグループ(3798)売却 : クレスコ(4674)買い増し : アクシス(4012)なお、ここ1カ月くら...
今週も、銘柄を一部入れ替えた。■5/26(月) 売却 : システムリサーチ(3771) 買い増し : ULSグループ(3798)■5/30(金) 売却 : クレスコ(4674) 買い増し : アクシス(4012)システムリサーチ(3771)は、売上の3割程度をトヨタグループに依存しているため、トランプ関税のあおりを受けないか前々から気になっていた。現時点では特に影響なさそうに見えるけど、また、トランプ関税のあおりを受けるのかどうかよくわ...
早期退職して時間に余裕ができたこともあり、漫画でも読んでみようと思って「ワンピース」(尾田栄一郎 著)を17巻まで読んでみた。敵と戦ったり仲間を増やしたりしながらお宝を求めて冒険の旅を繰り広げていくような内容であり、また、笑いあり涙ありで感情を刺激してくるような感じであり、子供時代に読んだドラゴンボールを思い出した。改めて考えてみると、ワンピースやドランゴールのような漫画は子供たちの感情を刺激する装...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、3回目。“遊び”について書かれており、ゴルフや麻雀が取り上げられていた。見城氏はゴルフや麻雀が好きなようだ。ゴルフも麻雀も人生や仕事に通じるところがあるとのことで、次のような類似点が挙げられていた(と理解した)。ゴルフ・リスクとリターンを天秤にかける必要がある・環境の変化に翻弄されながら不確定要素をマネジメントする必要がある麻雀・偶然と必然があり、運...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、2回目。著者の経験をベースにして書かれたこのような本から学ぶ際、能力差と再現性に注意が必要と思う。能力差生まれもった性質が著者とは異なる自分がやってもうまくいくことなのか? それとも、著者だからうまくいくことなのか?再現性何度やっても(生き直しても)うまくいくことなのか? それとも、偶然が重なってたまたまうまくいっただけなのか?著者だからうまくいく...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本を読んだ。見城氏(幻冬舎代表取締役社長)の仕事観や人生観について書かれた内容。熱くストイックな体育会系の極みのような印象を受けたけど、見城氏は燃え尽きたいんだなと感じた。人生に悔いを残さないように、燃え尽きてから死にたそう。見城氏の熱量と比較すると、自分は冷めきっているように思われ、燃え尽きるどころか凍りついてしまいそう。まあでも、投資に限っていえば、「熱...
今週は、上昇した銘柄と下落した銘柄がおおよそ半々くらいだったけど、全体的には1%ちょっと上昇してくれた。また、昨日書いたように銘柄の入れ替えを行った。新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)全体的に上昇してくれて好調な感じだけど、ここからが勝負だと思っている。というのも、前回600万円台に到達できたときは、700万円台に突入することなく500万円台に戻ってしまった。今回こそ700...
新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)これまで会社四季報を読んできた中で、株価が下がったら買いたいと思う銘柄がいくつかあった。今回、決算シーズンだったこともありそれら銘柄の現状を一通り確認してみた。その中で、特に気になったのがULSグループ。情報システムに関するコンサルティングなどを行っている会社。先日発表された本決算を見ると、前期の業績は好調で、かつ、今期予想は前期...
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
株の売買を頻繁に行うわけではないけど、売買の行為が好きではない。というのも、売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思えるため。今回も、ストライク(6196)を一部売却したあとに株価が上がっていき、Faber Company(220A)を買い増したあとに(一瞬上がったものその後は)下がっていった。まあでも、冷静に考えると、“売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思う”の...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本の感想、2回目。外国人投資家の視点を意識するべし、というような話が印象的だった。日本の株式市場の取引のおよそ70%を占めているのは、外国人投資家です。彼らは、日本円ベースではなく、米ドルベースで日経平均株価や個別株の値動きを見て投資しています。 (中略) 日本の投資家も、ときには金価格ベース、米ドルベースなどで相対的に株価を評価する視点を持つこと...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本を読んだ。パーティーが始まってから参加するくらいがちょうどいい、というような話が非常に印象的だった。 投資で大切なのは、大底で買って、最大限の値上がり益を得ようとする必要はないということです。 パーティーが始まり、まあまあ盛り上がった段階で、「どうやらいい銘柄があるみたいだぞ」と噂を聞きつけて参加するくらいがちょうどいいのです。 100人規模のパーテ...
今週は、木曜日に全体的に下落する局面もあったものの、先週末比1.5%の増加で終わった。先週含み益に転じたデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)が引き続き好調であり、また、ヨネックス(7906)のリターンが50%に迫ってきた。一方、クラシコム(7110)は引き続き低調に推移している・・・。そんな低調なクラシコムは、昨日、2024年7月期第3四半期の決算発表があり、併せて業績予想の上方修正(従来予想比で当期...
もし今サラリーマン生活に行き詰って、半強制的にアーリーリタイアをせざるを得なくなったとしたら(残念ながら再就職できる自信が無い・・・)、資金的にアーリーリタイアは成り立つだろうか?アーリーリタイアした場合の資金計画について考えてみた。まず、現在の金融資産は(節約生活をすることが大前提で)生活費の約30年分程度ありそうだ。すなわち、70代半ばになるまでの生活費はあるということになる。さらに、65歳から公的...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、7回目。「保有銘柄よりもずっと良い銘柄をみつけたら乗り換えろ」という売り時に関する話が気になった。この比較手法は恐らく投資で一番難しい問題、つまり売り時の判断にとって非常に有用なツールとなる。ジョン叔父さんは長年この問題に取り組んできたが、最終的に到達...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、6回目。企業価値と株価のズレに関する話が気になった。資産バブルがもつ主な特徴なひとつは、資産に関係する市場価格が買い手が強気に支配されているときは高く上がりすぎ、その後、売り手が弱気になって市場が急落すると、資産価値に比べて下がり過ぎることだ。このよう...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、5回目。「忍耐」の重要性について書かれており気になった。不人気株の投資家として戦いを進めるためには心理的な武器が必要となる。不人気株投資の問題は成功に忍耐が欠かせないということだ。文字通り数年も待たされることがある。ジョン叔父さんの場合、一九六〇年代の...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、4回目。「人一倍の努力の原理」という話が印象的だった。人よりもほんの少し余分に努力する気になれば正しい答えが得られる場合が少なくない。ジョン叔父さんは投資だろうがほかの仕事だろうが、そうした徹底した労働倫理こそが成功を支える基本哲学だと常に考えていた。...
今週は、大きな増減はなく、全体的には若干のマイナスで終わった。そんな中、少し動きがあったのは、残っていた現金でcotta (3359)を100株買い増ししたこと。もう少し値下がりしたら買い増ししようとかなと思っていたけど、値下がりするよりも値上がりしていきそうな気配を感じた(ぐずぐずしていると値上がりしてしまって買い増しするチャンスを逸してしまうように感じた)ので我慢できずにこのタイミングで買い増しをした...
サラリーマン生活がますます辛くなってきているのと反比例してアルコールやアーリーリタイアへの欲求がますます高まってきているこの週末、アルコールと戯れながらアーリーリタイア関連情報をネット空間で探っているけど、最も重要なことがよくわからない。それは、お金に関することであり、アーリーリタイア資金は結局いくら必要なのかということ。よくわからないのはなぜだろうか?理由1.今後の株式相場がどうなるかわからない...
先進国株が好調に推移しており、また、個別株投資を始めたこともあり、金融資産に占めるリスク資産の割合が高くなってきた。気付いたら65%(約3分の2)にもなっている。そこで、リバランス(先進国株を一部売却)しようと考えている。先進国株は2013年8月から2023年12月までの10年間積み立てたけど(それ以降新規の積み立てはせずホールド中)、その間、積立金額を調整することはあってもリバランスをしたことはなかったので、初...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、3回目。冷静さを保つことの重要性について書かれており気になった。だれもが知っているように、人は投資以外の生活分野でも感情に支配された性急な意思決定を行う。大事なのは、そうした性急な行動が株式市場に持ち込まれることがあり、それが原因でバーゲンハンターにと...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、2回目。ジョン・テンプルトン氏が一番よく用いた指針はPER(株価収益率)だったとのことで、次のように書かれていた。成功の確率を高めるためには企業の全般的な長期的収益見通しや長期的収益力を基準としたPERが非常に低い銘柄を探すのがよい。この戦略を実行できる...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本を読んだ。ジョン・テンプルトン氏の投資哲学/投資手法を解説する内容。「群衆よりも良い成績を上げたいのなら群衆と異なることをしなければならない」という言葉が紹介されており印象的だった。関連して次のように書かれていた。どんなときも他人と異なる投資(異なる国、異なる方...
今週は、水曜日に全銘柄がマイナスになるなど下げる局面もあったものの、木曜日からヨネックス(7906)が大きく上昇したこともあり、全体としては0.7%のプラスに終わった。500万円の原資に対して13.3%増加している計算になり、週末としては過去最高になった。各指数の年始からの騰落率(下記)と比較して見ると、東証プライム指数には及ばないものの、東証スタンダード指数や東証グロース指数は上回っている。東証プライム指数:...
最近は個別株投資の話ばかり書いているけど、単に面白くてハマっているからというだけでなく、なんとかアーリーリタイア後の収入源にできないかと必死になっているからというのもある(インデックス投資だけに頼らずに個別株投資との両輪にしたいという思いがある)。というのも、あと5年くらいでアーリーリタイアできないかと思っていたけど、果たしてあと5年も継続できるのだろうかと心配になってきている。個別株投資を早く軌道...
「高配当・連続増配株投資の教科書」(藤本壱 著)という本を読んだ。高配当・連続増配株投資とは、成長している企業の株に長期投資して高配当(増配)と株価アップの両方の恩恵を受ける投資、といようなことが書かれていた。また、そのための投資対象銘柄の条件が挙げられていた。条件①:毎年増配しているか、または減配していない(長期的に増配傾向)条件②:売上や利益が順調に伸びている条件③:現状の配当利回りがなるべく高い...
個別株投資を始めた当初、会社四季報の数字だけで銘柄を選んでいた。それではダメだと思い、ビジネスモデルなど数字以外の面も考慮する必要があると考えているけど、現時点ではなかなかできていない。最近追加した3銘柄(日置電機(6866)、ヨネックス(7906)、cotta(3359))を選んだときはどうだったかと改めて考えてみると、一番重視したのはやはり数字だけど、その次に重視したのは実は社長の雰囲気ではないかと思えて...
投資をはじめた当初、保有銘柄のほとんど(86%、7銘柄中6銘柄)がグロース市場の銘柄だった。それが一転、現在は、新たに追加したcotta(3359)を含めてもグロース市場銘柄の割合は30%(10銘柄中3銘柄)まで低下している。ポートフォリオの多様性を意識していることもあり、グロース市場銘柄(30%)、スタンダード市場銘柄(40%)、プライム市場銘柄(30%)、にバランスよく分散している(つもり)。なお、現在の損益を...
新コスモス電機(6824)を売却して新規にcotta(3359)を組み入れた。もともと入れ換えるつもりはなく、決算発表を受けてcottaが値下がりしたら、残っている現金(約10万円)で買ってみよう程度に思っていた。cottaはゴールデンウィークに銘柄探しをしたときから気になっており、値下がりしたら買いたい銘柄リストに入れていた。思惑通り決算発表を受けてcottaが値下がりしたものの、決算の内容的にはそこまで悪いように...