久しぶりに飯田橋を徘徊。 七夕を間近に控えて、恋愛の神様、東京大神宮は大繁盛。 そっと手を合わせる 飯田橋は、やっぱりビジネスの街で、忙しいサラリーマンは出早薬ご飯を食べる場所が充実している。カレーやラーメンうどんなど。写真はカレーのお店ばかりになってしまったが、他のお店もちゃんとあるのでご安心を。 いっべこっぺ アパ社長カレー 上等カレー 一部でうわさの武蔵野うどん 最後に、最近オブジェとしてトレンドになりつつある飛び出し坊やも発見。 飛び出してる!
ディズニーのピノキオを観たことがないので比較ができないのだが、こちらはかなり良い児童文学だった。 木の枝から作られたピノキオがありとあらゆる失敗を重ねながらも、彼を作ったジェッペットじいさんや、仙女たちに支えられて成長していく、という物語。 物語のトーンとしてはダークファンタジー的な雰囲気。 基本的にピノッキオを騙しにくるのは、子どもたちや動物たちで、結果的におとなのもとに売り払われたりする。おとなたちはピノッキオを酷使するが、彼らは自分の仕事の一環としてやっている。子どもを死ぬほど働かせるというのは今の世の中ではもちろん違法だが、当時はどうだったのだろうか。あたりまえだったのか、あ
非常に面白い。 冒頭で2つの大国の戦争が原因で世界が荒廃したというナレーションがある。 これは、1970年代末から80年代初頭の第二次オイルショックと、1980年9月22日からはじまったイラン・イラク戦争を意味しているのだろう。 そこから、石油が貴重になり、暴走族が暴れるという、多くの人が「マッドマックス」と聞いてイメージする世界はここからはじまった。 製作費は当時の相場で6億4千万円。興行収入は56億円。 ちなみに前作は制作費は約3千万円。興行収入は210億円 前作がヒットして予算がアップしたものの、それほどヒットしなかった模様。 ストーリーとしては、 荒野にある石油精製所がヒュ
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で見事に復活したシリーズ。 あらためて第一作を観返すと、思っていた以上に面白い。 家族を奪われた警察官の復讐劇。 主人公のマックスはおもに暴走族の取り締まりをしている。 ある日、職務の途中で追跡していた暴走族が事故死する。 ナイトライダーという男だったが、彼はトッカータという男が率いるグループの一味だった。 トッカータはこの事故が原因で警察に恨みを抱く。 ある日、彼の手下がマックスと、同僚のグースに逮捕される。結局無罪で釈放されることになるのだが、不満を抱いたグースと小競り合いを起こす。 そして、グースは殺される。 ショックを受けたマックスは隊長
1991年のアメリカ映画のトップ3は、 1.ターミネーター2 2.ロビン・フッド 3.美女と野獣 といった、ヒーローとロマンス。映画に夢や希望が詰まっていた時代と言ってもいい。「羊たちの沈黙 」は、ベスト3には入らなかったが、上位につけていた。ただし、ターミネーターやロビン・フッドのような「強いアメリカ」のイメージではないし、ジョディ・フォスターは美女だから、ロマンスの要素はあるにしても、レクター博士は、本物の野獣といってもいいほどに凶暴だ。 レビューで「傑作」と称されることの多い本作。 初見は高校時代、大好きなジョディ・フォスターが出ていたので観た。 当時も面白いとは思ったが、ここ
ブックディレクターの幅允孝氏が主催する私設図書室。 予約制で、定員6名の90分。 最寄り駅は京都の叡山鉄道の無人駅だと聞いていたので、どんな田舎なのかと思っていた。 叡山鉄道は1両編成の鈍行ではあるが、車窓から見える風景は郊外の住宅街だった。江ノ電に近いイメージなのかもしれない。 駅からは徒歩10分ほど。山が近いし田畑もあるのだが、高級住宅地(高級別荘地?)のようで、豪邸が立ち並んでいた。 鉄道が江ノ電に似ていることも踏まえると、葉山みたいなエリアなのか。 なぜ道行のことをくどくど書くかというと、「鈍考」という図書室のコンセプトが「脱デジタル」「自分の時間を取り戻す」といったところにあ
「村上隆の五百羅漢図展」(2015年)よりはこぢんまりとした印象。 よく知られている日本画のテーマやモチーフをスーパーフラットに解釈した作品群と、村上隆によく登場するキャラクターの現在形が展示されていた。そういう意味では、新作ではあるものの、どこかで観たことのある作品、ということになる。 これが現在の村上隆なのかもしれない。 つまり、ウォーホルは大衆文化のアイコンを大量に複製することでアートにしたが、村上隆は自身の作品やキャラクターを大量生産することで大衆文化に浸透させているのではないか。 ルイ・ヴィトンのお花の親子であるとか、最近ではNewJeansとのコラボレーションがあり、
2巻では源氏の君の18歳から25歳までを扱う。 この巻では、有名な車争いや、その後葵上が六条御息所に呪い殺されるエピソードなどがある。また、幼女だった紫上が成長し、源氏の妻となる。 また、桐壺院が亡くなり、朝廷の勢力図が変わる。右大臣家が権力を持つようになり、左大臣家側である源氏も抑圧される日々を送る。 源氏の女遊びばかりだった印象の1巻に比べて、きちんと物語が展開しはじめている。 まだまだ先は長いのでこれから変わるかもしれないが、ここまで読み進めてきたところでは、「源氏物語」とは広い意味でのコミュニケーションについての物語なのだという理解に至った。 特徴的なのは、作中人物が互いに
ウェス・アンダーソンのストップモーションアニメ。 映像としてはよくできているが、なにを伝えたくて作ったのか、明確に読み取れない。 おおまかなストーリーは下記となる。 日本のウニ県メガ崎市で犬の伝染病「ドッグ病」と「スナウト病」が蔓延しはじめて、メガ崎市の小林市長はすべての犬を「犬ヶ島」に隔離する法案を通す。かくして、すべての犬が送られたのだった。 6か月後、犬ヶ島にひとりの少年が訪れた。彼は小林アタリ。小林市長の遠縁の親戚で、スポットという自分のボディガード役だった犬を探しに来たのだ。 メガ崎という地名は長崎のことだろう。 飛行機が墜落するシーンで、キノコ雲があがるのは、原爆を意識
テクノロジー
ネットで「ブレヒト」を検索すると「ブレヒト 異化効果」という検索候補が出てくる。「異化効果」は知っているが、「ブレヒトと言えば異化効果」というほどのものだとは知らなかった。 そして、「三文オペラ」にも異化効果が仕込まれているという。 自分は全然わからなかった。このあたりは、知性と教養を身に着けることと、思考力を深めていく過程で、世界に対する解像度をあげていく必要がある。そういうことをやっていると、いろいろと見えてくるものもあるのだろう。 ここでは、自分がわかったことだけを書く。 本作は、ブレヒトのオリジナルではなく、ジョン・ゲイ「乞食オペラ」を元ネタにしているとのこと。1928年
洋介は断るつもりだった。 マリアの時と同じ結果になるという予感があった。でも、武はそうは考えていなくて、今回はうまくいくと断言した。 というわけで、洋介は武の家にいた。ダイニングルームでテーブルについていた。向かい側に果穂がいる。武はお誕生日席に座っていた。降霊術でもはじめるのかっていう配置だ。自分の家なのに、武は白いスーツを着ていた。 果穂は地味な女だった。それだけじゃなくて、会話をしていても、ずっとテーブルの上を見つめていて、武が話しかけた時だけそちらを見た。 「そんなに堅苦しく考えなくていいんだ」 自分がリラックスしているのを示したいのか、武は口元に笑みを浮かべ
これはとてもよかった。 山崎貴監督作品はわかりやすさが最優先されており、誰がどこでなにをしているのか、というのが非常に明確だし、ストーリーがどのように進んでいくのかも明確だ。そして、観客が観たいものをそのまま出してくる。 このセンスはどこから来るのだろうか。 本作は、1945年から物語がはじまる。 特攻兵の敷島が零戦が故障したといつわって、小笠原諸島にある大戸島という守備隊基地に不時着する。 そして、その島にゴジラが現れる。敷島は零戦の機銃でゴジラを撃つように頼まれるが、怯えて撃てない。彼の目の前で整備兵たちが次々と殺されていく。 生き残った敷島は本土に戻る。彼は特攻から逃げ、ゴジラ
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久しぶりに飯田橋を徘徊。 七夕を間近に控えて、恋愛の神様、東京大神宮は大繁盛。 そっと手を合わせる 飯田橋は、やっぱりビジネスの街で、忙しいサラリーマンは出早薬ご飯を食べる場所が充実している。カレーやラーメンうどんなど。写真はカレーのお店ばかりになってしまったが、他のお店もちゃんとあるのでご安心を。 いっべこっぺ アパ社長カレー 上等カレー 一部でうわさの武蔵野うどん 最後に、最近オブジェとしてトレンドになりつつある飛び出し坊やも発見。 飛び出してる!
今回は、鶏肉のサラダときのこを炒めたやつ、鶏肉の炒めたやつ。この3つがあったので、それぞれ皿に盛り付けてみた。鶏肉が被ってる気がするけど、そこは致し方ない。 こうしてバリエーションをつけたら、単品の料理を食べるよりも、少なくても満足するだろうか。 問題なのは分量を測ったわけではない、ということ。 では何を基準にするか。 最も簡単なバロメーター。 そう、体重計である。 結果。 30gやせた。 …これってまたバグじゃないの? 半信半疑のまま、次回もお楽しみに!
ダイエットで、食べ物をよく噛むように言われる。これは基本的なことだけど忘れがち。急いでるとついつい噛まずに食べてしまう。 そこで、よく噛むためにどうしたらいいか考えてみた。 考えるまでもないんだけど、まずは歯ごたえのあるものを食べる。これが1番かなと思う。例えば硬いケールとか。にんじんを生で食べるとか。いろいろなアイディアが浮かんでくると思う。 噛み切れないほど硬いステーキ。これは食べたいけど、ちょっと高い。身の丈に合ったものにしましょう。 他には食べはじめる前に飲み物を飲んで気持ちを落ち着けるとか、タスク管理アプリに「よく噛む」と入れておくとか。 これはおれがやっていることなんで
豆は栄養価が高いから、最近意識的に食べるようにしている。 ただ、せっかくダイエットをしているんだから、ダイエット用に活用したいな、と。 そうすると、やっぱりベタなんだけど1粒ずつ長い箸でつまんで食べる。 満腹中枢が刺激されるまでできるだけ食べる量を少なくするってこと。 これがダイエットにおける豆の活用法としてはオーソドックスなのかな。 結果は。 40g増加…。 お豆を一つずつつまんだらやせるんじゃないか、って話だったんだけど。 思うに、昨日は肉を食べすぎたらしい。 ダイエットは一つの要素だけで成立していない。 次回もお楽しみに!
真夏の営業マンの熱中症対策は、電車に乗り続けるのが1番良い。 冗談はさておき、お茶の水を巡ってきた。 ▪️神田明神 いかにも日本の神社 インバウンドが好むたたずまいなんだろうな。 太鼓の発表会 こういう日本的な催しもインバウンド好み。 立派 金色が使ってあるのがポイントかな。 今日も繁盛してました。 ▪️湯島聖堂 閑静で良い 個人的には好きなんだけど、いつも空いてる。 儒学の聖地だから、中国風の空気がある。 そこが観光スポットとしてイマイチ盛り上がらない所以かな。なんだかよくわからないっていうか。 以前も書いたように、インバウンドはだいたい行く場所が決まってるから。 雰囲気
仕事をしてると、夜遅くご飯を食べるときが頻繁にある。 というかほぼデフォルトなんだけど。 家に帰ってきたら、すでに21時を回っているなんてこともざらにある。 手軽く冷凍うどんあたりで済ませたくなる時もある。 それでもダイエットはしているから、太るようなものは食べたくない。 だから野菜をチョイス。満腹感がほしいから肉も。 これをドカ食いしてしまうとだめで、よく噛むこと。 これ、気持ちが急いていると忘れがち。 そう考えると、1番大切なのは落ち着くことかもしれない。 落ち着いて、よく噛む。勢いでおかわりをしない。 こういったことを意識する。それでじょじょに痩せていくんだと思う。 って、
刺身の写真をアップしつつ、甘いものの話をする。 糖質制限は引き続きやっている。 そうすると、やっぱり、たまには食べたくなるわけ。禁断の果実を。 果実といっても、果物じゃなくて、チョコだとかあんこだけど。 で、今回の禁断の果実は「冷凍今川焼」。 おいしかったです。 一生甘いものを食べないわけにはいかない。 だからたまにはいいだろ。そんなふうに思う。 実際、一生甘いものを食べないわけいかない。 だから、たまには食べてもいいことにしている。 問題はその後で、なんとなく継続的に食べたくなってしまうところ。 甘いもの依存症が復活するんだね。 禁煙していた人がひさしぶりにタバコを吸うと、
ガンダムファン以外にも話題になった機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 。 ガンダムファンにとってはイースターエッグを探す楽しみがあったし、庵野秀明ファンとしてはエヴァ的要素を随所に感じられる良作に仕上がっていた。 別の記事にも書いたように、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」からはじまって、「エヴァ」シリーズを経て、今回の「ジークアクス」と、時代に最適化したクリエイティブで攻めていたのはさすがだった。 ・あらすじ シャアにガンダムを奪われた世界線の物語。 シャアの活躍によりジオンが宇宙を制している。しかし、シャア本人は戦闘の途中で姿を消したままだ。 彼と行動をともに
■一週間の雑感:時代に最適化するクリエイティブ つい最近完結した機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)。まだ観終わってないけど。 スタジオカラーというか庵野秀明の方向性を考えてみた。 ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、そして今回のガンダム。 それぞれの作品の特徴的な要素を活かしつつ、時代の空気にあわせた映像表現を提示する。一方で、庵野秀明らしさ(エヴァっぽさ)をくわえることで(そうなっちゃうのかもしれないけど)、オリジナリティを出している。 ヒロインの変遷をざっくり見てみるとわかりやすい。 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(1987年)のリイクニ「新世紀エヴァンゲ
まだI、2ヶ月しか経ってないから結果報告ってほどじゃない。 夜の炭水化物を控えてきた。 結果としては、正直なところ、体重にはあまり影響がない。これから数字に現れてくるのかもしれないけど。 じゃあやめるかというと、これはこれでいいんじゃないかと思っている。 体調が悪くならない。 これは地味ながら大切な要素だと思う。 飛躍的に何かが改善するわけではなくても、悪くならない。見過ごされがちなんだけど良い影響だ。 だから、夜の炭水化物を控えるのは、続けていくつもり。 今日の結果。 20g増加した。 炭水化物を食べていないのに。 次回もお楽しみに!
銀座界隈というか、日本橋界隈をうろつく。 平日は落ち着いていて良い。 風情のある佇まい 普段歩かないところを歩いた。 老舗のうなぎ屋を発見。こういうところは接待とかで使うんだろうなぁ。 大都会 東京方面を臨む。巨大なビルが建設中だった。 こういう光景を見ると、東京は大都会だなって思う。いまさらだけど。 書店も覗いた。 タロー書房は小説やビジネス書をバランスよく配置。ハードカバーがエントランスに置いてあって、その脇が文庫。雑誌はちょっと奥になる。雑誌を奥に配置するのは、いわゆる本好きが集まる書店なんだろう。雑誌よりも本を読みたい人。 誠品生活日本橋は、台湾資本。 台湾関連の本が多い
やせるためには、いかに摂取カロリーを減らすか、というのが大切で、運動は関係ないって話をよく聞く。 ただ、おれの感覚ではウォーキングとかしたほうがやせる気がする。あくまでも経験上だけど。 考えられるのは、歩いても爆発的に脂肪が燃焼するわけはないとして、歩くことによって、摂取カロリーが低くなっているのかもしれない。 この考え方だと、ダイエットに運動不要説と、運動必要説の両方に軍配があがる。おれがふたつの意見の顔を立てる必要はないんだけど。 ダイエットに運動不要説の最後にかならず添えられている言葉を、おれも添えておこう。 運動してもやせないとはいえ、健康のためには運動はしておいたほうが
今朝、20g増えていた。 夜ご飯は、鶏肉とナスを炒めたやつと、チキンサラダ。鶏肉がかぶってるんだけど、そんなに多くない。 じゃ、原因はなにかっていうと、これ。 値段は関係ないので気にしないでください いつも昼は弁当を食べているんだけど、仕事で外出した時は総菜やおにぎりを食べたりする。 そうすると体重が増えている。 今回、コールスローだけにしておけば体重は増えなかったし、429円浮いただろう。しかし、それでは腹が満たされない。いつもそのせめぎあい。夜まで腹が持つくらい食べる、という生存本能に近い感覚で食べてしまう。 これをなんとかしないとね。 次回もお楽しみに!
おれのダイエット方法を参考にしている人は少ない気がするけど、むしろそれはそれで正解だと思う。 ダイエットはずっと続けるものだから、無理なく続けられるものが良い。 ライフスタイル、食べ物の好き嫌い、体質、懐事情。他にもいろいろあるかもしれない。 とにかく、人はそれぞれさまざまな要素を持っていて、その中から最善策を講じて生きていく。 効果が出るまでの期間も人それぞれ。 諦めずに続けましょう。 ちなみに今日は、30gやせた。 昨日結構歩いたからかな? 次回もお楽しみに!
世界にその名を轟かせる秋葉原電気街。 海外のオタクや、オタクじゃない外国人も、やっぱり行ってみたいらしい。 人混みの7割はインバウンドだった印象。 その中でもインド系が5割くらいか。たまたまかもしれないけど。アニメやサブカル人気が熱いのかな? カスタマイズしたパソコンを売っている店に入ってみたら、チベットのお坊さんがふたり入ってきた。好奇心でのぞいてるのか、パソコンに詳しいのか不明。 駅前のTAMASHII NATIONS STOREはガンダム特集。 機動戦士Gundam GQuuuuuuXのプロモーションかもしれないけど、まんべんなく展示してある。 初代ガンダムも!新発売の
非常に釣りの感じがするタイトルしてしまったが、これは大切だと気が付いたので。 つまり、ダイエットでは、食べ物の管理をしっかりしなくてはいけない。 要するに、「早く食べないと腐りそう」「ちょっとたくさん作りすぎちゃった」。こういう感情は食べすぎに直結する。食べなきゃ捨てなくちゃいけないって思ったら、やっぱり食べちゃうもんね。 偉そうに書いているおれも、同じ失敗をしたばかり。 つまり圧力鍋で蒸した鶏肉が定番なんだけど、週末に、ナスとしし唐と一緒に炒めた麺つゆベースの鶏肉を作った。これも食べなくちゃいけないという事態に陥ったわけ。鶏肉づくし。 片方は冷凍しておけばよかったんだけど、食卓
花園神社 ・花園神社 新宿といえば花園神社。 中を通り抜けるだけでも満足感あり。 以前はだるまの中におみくじが入っている、だるまみくじを売っていた。まだあるのかな。 末広亭 ・末広亭 言わずと知れた落語の老舗。 建物を見るだけでも満足感あり。 伊勢丹新宿店 ・伊勢丹新宿店 シャネルの広告を見上げる。 江角マキコ、雰囲気変わったなあ。 別人か。 紀伊國屋新宿本店 ・紀伊國屋新宿本店 寺田てらのポップアップストア展開中。 いつも、ここのポップアップストアでトレンドの一端をチェックする。 このぐらいちょっと見ながら歩くと30分位で一通り回れると思う。好きな人は、ディズニーストアや世
自分の場合、土日がチートデイになってしまう現状を改善する必要がある。 土曜日はともかく、日曜日は普通のダイエットデイにしようと。 で、いろいろ考えてみたところ、昼ごはんを食べすぎていた。 特に炭水化物を食べてしまう傾向にある。 なので、ここを改善しようとしている(現在進行形で)。 昨日は昼は少し食べすぎてしまった感があるが、炭水化物は食べなかった。 夜は刺身。 結果は、 5gやせた。 「それ、やせたって言うの?」って言うかもしれないけど、やせるの大変なのよ。 というわけで、試行錯誤の旅は続く。 次回もお楽しみに!
はじめに言葉があった。 「有限会社DQNに仕事を頼んだことがあります。仕上がりがひどかったのでクレームをつけたのですが、相手にしてもらえませんでした」 ホープ・ウィスパーという少女がzoneにdropした、文字通りのウィスパー(ささやき)はゆっくりとwaveを広げていった。 有限会社DQNというのは、お察し通り、どきゅんパパの会社だ。ちなみに会長はどきゅんじいじである。経理がどきゅんママで、社員はどきゅんベイビー。まあ、それは冗談として。 どきゅんパパの会社というところまでは本当だ。業務内容は伏せておこう。あまり詳しく書くと訴えられちゃうからね笑 ホープ・ウィスパーというのはおれが
■一週間の雑感:生成AIにどこまで相談していいのか問題。 生成AIって電卓みたいなもので、問いかけを入力すると途中経過をすっ飛ばして回答がはじき出される。どんな質問でも答えてくれる。 電卓でたとえると、1525×45.0001って、入力すると、68625.1525って答えが出る。便利だけど計算力はつかない。 生成AIの場合は思考も代替してくれる。 たとえばおれは、セルフトークプロジェクトをやっている。日々考えていることをnotionに吹き込んでいく。テーマはその時々で違う。これをchat gptに読み込ませると、おれがどういう人間なのか、心理学的に説明してくれる。 なるほど、と納得す
アポなしで金子家を訪れた洋介は、執事に、蝶に会いたいと伝えた。 執事は洋介を残して母屋に戻っていった。五分ほど経って、もう一度インターフォンを鳴らそうとした時に、ようやく勝手口の扉が開いた。顔を出したのは制服姿の蝶だった。 蝶は目が充血していて、口紅が少し落ちていた。洋介は突然の来訪を詫びた。蝶は顔にかかった髪を払った。 「勉強していたのよ」 そう言って、蝶は踵を返した。入れとは言われなかったけど、洋介はついていった。小道の途中で蝶が足を止めて振り向いた。 「私の部屋で話しましょう」 金子家の母屋に上がるのは、はじめてだった。木の匂いがした。洋介が玄関の扉を閉めると
これはよかった。 主演のジェフリー・ラッシュが第69回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したので日本でも話題になった。 オーストラリアの実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いている。 ピアノに関して神童的な実力を持つデイヴィッドは、注目を集めて、より高い教育を受けるように勧められる。しかし、家族のもとを離れることになると、そのつど父親が拒否してしまう。 家族を捨ててイギリスの王立音楽院にわたったデイヴィッドはコンクールで優勝するが、その場で昏倒。精神病院で生活することになる。しかし、ピアノの演奏技術は人々の注目を集めて、彼は人生を切り開いていく。といったもの。
地上600メートルの高度に取り残されるサバイバル映画。 映像そのものは美しいのだが、なにをどうやったらこんなにリアルになるのかというほど怖い。手の平と足の裏に脂汗をかきながら観た。 画面のひとつひとつに緊張感がみなぎっている。 「人生はあまりにも短い。だから一瞬一瞬を大切に、人生をかみしめて生きるべきだ」というメッセージそのままに、画面から目が離せない。 主人公のベッキーはロッククライミングを楽しんでいるときに、夫のダンを落下事故で失う。これは夫がfallするというだけでなく、ベッキーの人生がまたfallする瞬間であり、タイトルとの紐づけがうまい。 ベッキーは失意の中で酒におぼれ
果穂から預かった風景はさいごの風景ではないから、喜びなんか見出せない。 生きていれば、色々とある。それでも人はさいごの風景を持っている。少なくとも今までのクライアントはそういう人たちだった。でも、果穂のように、トラウマ体験だけを強烈に記憶していて、それ以外にはこれといって印的な風景を持っていない人も多いのかもしれない。 マンションのエレベーターの中で洋介はため息をついた。背中を丸めて外廊下を歩いた。目の前に壁があるのを感じて顔を上げた。自分の部屋を通り過ぎて、通路の端まで歩いてきてしまっていた。 部屋に戻ると、リビングのソファに真理子がいた。スマートフォンをい
源氏の君の26歳から31歳までを扱う。 この巻では源氏が都落ちして数年間須磨に住むところから、ふたたび都に戻ってきて、以前以上の地位につくところまでを描く。 島流し的なシチュエーションでも源氏はモテて、明石の入道の娘、明石の君に出会う。 なぜ源氏はかくもモテるのか。容姿端麗で頭脳明晰、音楽や絵画の腕前も玄人はだし、ホスピタリティもぬかりなし、ということで今のところ触れられていないのは武術くらい。腕っぷしの強さは、貴族のたしなみとしては必要とされていなかったのかもしれない。 このような条件がそろっているので源氏がモテるのは当然として、なぜ紫式部は源氏をこのようなキャラクターとして設定
映画「地獄の黙示録」の原作として有名な作品。あの映画が好きな人はこの本も好きになると思う。 本書は「私」が「マーロウ」から話を聞くというスタイルをとっている。 マーロウはコンゴの川を船で移動してクルツという人物に会いにいったときのことを語る。 wikiを見ると、コンラッド自身「1890年にベルギーの象牙採取会社の船の船長となって、コンゴ川就航船に乗り[5]、さらに陸路でレオポルドヴィル(キンシャサ)まで行き、船を乗り換えてキサンガニに到達、その後病に倒れ、1891年にブリュッセル経由でロンドンに戻った。」とある。 「私」が「マーロウ」に話を聞いているが、実際には「マーロウ」がコンラッ
今までのマッドマックスと違って、かなりコミカルだ。 インディジョーンズと同じような演出もある。 かなりハリウッドを意識していると思われる。 そう考えると、「怒りのデスロード」(2025年)でマックス役をトム・ハーディに交代したのは、メル・ギブソンの年齢的な要因もあるだろうが、よりハリウッド的なスター性のあるヒーロー像を求めたのかもしれない。 製作費は15億円。興行収入は57億円。 前作の製作費が4億円で、興行収入は37億円だったことを考えると、かなり予算がアップしている。 本作も前二作に続いて荒廃した世界で物語が展開する。 ただし、石油の奪い合いは話題にならない。 注目すべきなのは
今もそうなのかもしれないが、20年ほど前は若者がバックパックで海外に出かけるのが珍しくもなかった。外国のユースホステルなどにいくと同年代のバックパッカーがたくさんいた。 自分はバックパッカーというほど旅慣れてはいなかったが、海外でユースホステルには泊った。日本にいるよりも頭の中が整理できる気がした。知らない場所にいって、新しい体験をすることに価値を見出していた。 この映画の主人公であるリチャードも、同じことを語る。 彼はタイを訪れたのだが、結局のところ同じことの繰り返しだった。バックパック旅行とはいっても、日常の延長線上でしかなかった。しかし、安宿で出会ったダフィという男から「伝説の
映画としてのインパクトは「怒りのデスロード」ほどではないが、作る価値はあった作品だと思う。 前作で登場したフュリオサがなぜイモータン・ジョーの「砦」で大隊長という地位にいながら脱走を試みたのか、という背景が描かれる。 本作でフュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイは、作中はだいたい目の周りを黒くしたりしていて顔がよくわからないのだが、普通の顔のシーンもある。その時は非常に美しく撮れていた。ジョージ・ミラー監督のうまさだと思う。 ストーリーは、 「緑の土地」で暮らしていた幼いフュリオサは、ディメンタス将軍の率いるバイカー集団にさらわれる。彼女はなんとかして故郷へ戻ろうとするが、その
ディズニーのピノキオを観たことがないので比較ができないのだが、こちらはかなり良い児童文学だった。 木の枝から作られたピノキオがありとあらゆる失敗を重ねながらも、彼を作ったジェッペットじいさんや、仙女たちに支えられて成長していく、という物語。 物語のトーンとしてはダークファンタジー的な雰囲気。 基本的にピノッキオを騙しにくるのは、子どもたちや動物たちで、結果的におとなのもとに売り払われたりする。おとなたちはピノッキオを酷使するが、彼らは自分の仕事の一環としてやっている。子どもを死ぬほど働かせるというのは今の世の中ではもちろん違法だが、当時はどうだったのだろうか。あたりまえだったのか、あ
非常に面白い。 冒頭で2つの大国の戦争が原因で世界が荒廃したというナレーションがある。 これは、1970年代末から80年代初頭の第二次オイルショックと、1980年9月22日からはじまったイラン・イラク戦争を意味しているのだろう。 そこから、石油が貴重になり、暴走族が暴れるという、多くの人が「マッドマックス」と聞いてイメージする世界はここからはじまった。 製作費は当時の相場で6億4千万円。興行収入は56億円。 ちなみに前作は制作費は約3千万円。興行収入は210億円 前作がヒットして予算がアップしたものの、それほどヒットしなかった模様。 ストーリーとしては、 荒野にある石油精製所がヒュ
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で見事に復活したシリーズ。 あらためて第一作を観返すと、思っていた以上に面白い。 家族を奪われた警察官の復讐劇。 主人公のマックスはおもに暴走族の取り締まりをしている。 ある日、職務の途中で追跡していた暴走族が事故死する。 ナイトライダーという男だったが、彼はトッカータという男が率いるグループの一味だった。 トッカータはこの事故が原因で警察に恨みを抱く。 ある日、彼の手下がマックスと、同僚のグースに逮捕される。結局無罪で釈放されることになるのだが、不満を抱いたグースと小競り合いを起こす。 そして、グースは殺される。 ショックを受けたマックスは隊長
1991年のアメリカ映画のトップ3は、 1.ターミネーター2 2.ロビン・フッド 3.美女と野獣 といった、ヒーローとロマンス。映画に夢や希望が詰まっていた時代と言ってもいい。「羊たちの沈黙 」は、ベスト3には入らなかったが、上位につけていた。ただし、ターミネーターやロビン・フッドのような「強いアメリカ」のイメージではないし、ジョディ・フォスターは美女だから、ロマンスの要素はあるにしても、レクター博士は、本物の野獣といってもいいほどに凶暴だ。 レビューで「傑作」と称されることの多い本作。 初見は高校時代、大好きなジョディ・フォスターが出ていたので観た。 当時も面白いとは思ったが、ここ
ブックディレクターの幅允孝氏が主催する私設図書室。 予約制で、定員6名の90分。 最寄り駅は京都の叡山鉄道の無人駅だと聞いていたので、どんな田舎なのかと思っていた。 叡山鉄道は1両編成の鈍行ではあるが、車窓から見える風景は郊外の住宅街だった。江ノ電に近いイメージなのかもしれない。 駅からは徒歩10分ほど。山が近いし田畑もあるのだが、高級住宅地(高級別荘地?)のようで、豪邸が立ち並んでいた。 鉄道が江ノ電に似ていることも踏まえると、葉山みたいなエリアなのか。 なぜ道行のことをくどくど書くかというと、「鈍考」という図書室のコンセプトが「脱デジタル」「自分の時間を取り戻す」といったところにあ
「村上隆の五百羅漢図展」(2015年)よりはこぢんまりとした印象。 よく知られている日本画のテーマやモチーフをスーパーフラットに解釈した作品群と、村上隆によく登場するキャラクターの現在形が展示されていた。そういう意味では、新作ではあるものの、どこかで観たことのある作品、ということになる。 これが現在の村上隆なのかもしれない。 つまり、ウォーホルは大衆文化のアイコンを大量に複製することでアートにしたが、村上隆は自身の作品やキャラクターを大量生産することで大衆文化に浸透させているのではないか。 ルイ・ヴィトンのお花の親子であるとか、最近ではNewJeansとのコラボレーションがあり、
2巻では源氏の君の18歳から25歳までを扱う。 この巻では、有名な車争いや、その後葵上が六条御息所に呪い殺されるエピソードなどがある。また、幼女だった紫上が成長し、源氏の妻となる。 また、桐壺院が亡くなり、朝廷の勢力図が変わる。右大臣家が権力を持つようになり、左大臣家側である源氏も抑圧される日々を送る。 源氏の女遊びばかりだった印象の1巻に比べて、きちんと物語が展開しはじめている。 まだまだ先は長いのでこれから変わるかもしれないが、ここまで読み進めてきたところでは、「源氏物語」とは広い意味でのコミュニケーションについての物語なのだという理解に至った。 特徴的なのは、作中人物が互いに
ウェス・アンダーソンのストップモーションアニメ。 映像としてはよくできているが、なにを伝えたくて作ったのか、明確に読み取れない。 おおまかなストーリーは下記となる。 日本のウニ県メガ崎市で犬の伝染病「ドッグ病」と「スナウト病」が蔓延しはじめて、メガ崎市の小林市長はすべての犬を「犬ヶ島」に隔離する法案を通す。かくして、すべての犬が送られたのだった。 6か月後、犬ヶ島にひとりの少年が訪れた。彼は小林アタリ。小林市長の遠縁の親戚で、スポットという自分のボディガード役だった犬を探しに来たのだ。 メガ崎という地名は長崎のことだろう。 飛行機が墜落するシーンで、キノコ雲があがるのは、原爆を意識
テクノロジー
ネットで「ブレヒト」を検索すると「ブレヒト 異化効果」という検索候補が出てくる。「異化効果」は知っているが、「ブレヒトと言えば異化効果」というほどのものだとは知らなかった。 そして、「三文オペラ」にも異化効果が仕込まれているという。 自分は全然わからなかった。このあたりは、知性と教養を身に着けることと、思考力を深めていく過程で、世界に対する解像度をあげていく必要がある。そういうことをやっていると、いろいろと見えてくるものもあるのだろう。 ここでは、自分がわかったことだけを書く。 本作は、ブレヒトのオリジナルではなく、ジョン・ゲイ「乞食オペラ」を元ネタにしているとのこと。1928年
洋介は断るつもりだった。 マリアの時と同じ結果になるという予感があった。でも、武はそうは考えていなくて、今回はうまくいくと断言した。 というわけで、洋介は武の家にいた。ダイニングルームでテーブルについていた。向かい側に果穂がいる。武はお誕生日席に座っていた。降霊術でもはじめるのかっていう配置だ。自分の家なのに、武は白いスーツを着ていた。 果穂は地味な女だった。それだけじゃなくて、会話をしていても、ずっとテーブルの上を見つめていて、武が話しかけた時だけそちらを見た。 「そんなに堅苦しく考えなくていいんだ」 自分がリラックスしているのを示したいのか、武は口元に笑みを浮かべ