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言霊、言の葉 https://ameblo.jp/san-flower/

一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。

創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。

akari
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2015/09/27

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  • 奥津城

    祖父母、父母、同胞偲び庭に立つ色なき風の吹き抜ける夕 奥津城に花手向けたし故郷は遠き西方日の沈む里  故郷の懐かしい人は皆逝きて面影だけが残る秋の風吹くこの頃…

  • 青唐辛子

    ベンチには歩き疲れて座る人茶屋で売られし青唐辛子 公園の池の漣見つめつつ友と黙してアイスを舐める  蕎麦畑を見て公園をひと回り歩き疲れて茶屋によれば生き生きと…

  • 蕎麦の花

    傾斜地に蕎麦の花咲く真白なる花は日差しをふくふく受けて  蕎麦の花を見に行きました東京の片隅に蕎麦畑思いがけなく広がっていました白い花が一面に咲き空には羊雲 …

  • 電話

    泣きながら実家と電話する少年外国語のごとき南の方言  昔のことですバイトの少年が泣きながら電話していました実家のお母さんらしき人と何を話しているのか かなりの…

  • 呪言

    その昔いとこがいいし呪言あり世界は臭気に満ちてふんぷん それ以来漂う臭気が気になって時々呼気を止めてみたりす   子供の頃、従姉妹が言った「地球は繋がっている…

  • 桔梗紫

    朝まだき空から落ちた星が咲く夜の色した桔梗紫  桔梗の紫は濃い朝まだきの空の色星の形に咲く秋の七草の一つでもあり日本人には深く愛されている 桔梗紋としても愛さ…

  • 夜の更けて眠れる吾の傍に丸まる犬は寝言をいいぬ  犬というものは可愛い寝ていても、文句を言っても、いうことを聞かなくても無条件に可愛い 臆病者の我が家の犬は風…

  • 赤児

    お隣に時々赤児がやって来る見る度育つぷくぷく育つ マスクして消毒をして赤児見るそろりと小さき足首撫でる   お隣のお嬢さんが里帰り可愛い赤子を連れてきた見る度…

  • 曼珠沙華

    姉逝きて一月経ちぬ一筋の曼珠沙華咲く通学路脇  台風が去って秋が来た朝晩の涼しさは十月の気温とか真夏の気温からいきなり十月に飛ぶちょっと体がついてゆけない涼し…

  • 故郷(ふるさと)

    故郷を捨てた私と故郷に根を張る姉の間の大河  コロナ禍で会えない日々は長くなった三年その前だって毎年いけたわけではない故郷が遠くなったのは父母がいないから 歳…

  • 禍々し

    嵐さる暁の空禍々し朱く朱くと草木の染まる  台風14号が通り過ぎて行きました昨夜は雨風の音で寝不足気味朝、あまりに朱い暁光に禍々しいものを感じる 最近は「台風…

  • ルリビタキ

    青き背が葉叢を揺らす鈴なりのムクロジの実に遊ぶルリビタキ  秋の陽に鈴なりのムクロジが輝く青い背の鳥が2〜3羽枝の間を飛ぶ多分、ルリビタキ 一羽が枝をつつくコ…

  • 腐臭

    雨風が列島を洗い流しゆく五輪・国葬腐臭が消えぬ   台風14号が近づいてくる今回は列島沿いに進むとか災害にならなければ良いがかなり大きいらしいしかもゆっくりと…

  • 隣の犬

    お隣の犬は散歩にゆく時に挨拶のごと律儀に吠える  隣の犬は可愛い「シーズー」三匹で仲良く散歩する庭先にいると必ず鳴く賑やかに三匹で鳴かれるとちょっと引いてしま…

  • 栗の実

    栗の実のこぼれてありし二つ三つ遠き古里母の手浮かぶ   月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬の多きに (良寛)     参加しています。 俳句・短歌…

  • いつまでも夏だ夏だと騒ぎおり楓のひと葉いろづきはじむ  昨日も今日も気温が高いただ座っていても汗ばむまだまだ夏だと言い暮らすそんな日々にも小さな変化あり庭の楓…

  • すんすんと

    秋風のさやかに吹けばすんすんと白菊伸びて蕾をつけぬ   まだまだ暑い日が続いていますが心持ち風が爽やかです空もずいぶん高くなったような秋ですね 菊がスンスンと…

  • 石竜子(トカゲ)

    長々と体を伸ばし陽を浴びる石竜子は顔を陽にむけており   草むらだらけの我が家の庭は石竜子がたくさん棲んでいます石の上に長々と体を伸ばしじっとお日様の方を見て…

  • 秋津

    秋津飛ぶ秋草しげる公園の落ち葉集める老爺の上を   久しぶりに丘の上の公園にいく大好きな場所なのですが、雨風の日はちょっと敬遠する縄文遺跡のある遺跡公園 ここ…

  • 月満ちる夜

    蟋蟀のただ一匹の声を聴く月満ちる夜の侘しき調べ  昨夜は「中秋の名月」珍しく大きな月がくっきりと見え、なんとなく得した気分なのに無心も声は侘しい限り庭の隅で1…

  • 整える

    とのぐもる日に整える木々のあり生垣、柚子の木、木香薔薇と   我が家では庭木の剪定、草取りは私の役目手を出さぬ夫は当てにならない「草木は茂ったほうがよい」 や…

  • エリザベス二世逝去

    最後まで女王たりし人の逝くエリザベス二世九十六歳   英国の女王、エリザベス二世が逝去された2022年9月8日午後安らかな最後であったという在位七〇年の「プラ…

  • 季節(トキ)は過ぎ

    灼熱の季節(トキ)は過ぎゆきけふも雨朝(アシタ)の草の露の白さよ  曇り時々雨このところの天気です朝になると草の上は梅雨で輝く秋の長雨っていうのもあるけどなん…

  • 新宿の狸

    どこへ行く新宿地下の通路にはひょこひょこ歩く狸のいたり   新宿、渋谷の街に狸出没新宿の地下道では「危ないですから手を出さないで」狸のあとを拡声器がいく気にし…

  • 地球の未来

    これ以上災厄は来るな祈れども温暖化の地球の未来は見えず   フランスでムール貝の養殖が危機にある温暖化によって一年に一度卵を産む蟹が一年に二度卵を産むという …

  • 黄蝶

    秋風に押されて黄蝶ふらふらと何処へ行かむ我は置き去り   鮮やかな黄蝶を見たまだ明るい夕暮れの草原で遊んでいるのか飛ばされているのか風の中をひらひらと舞う鮮や…

  • ゴルビー

    ゴルビーの額の地図が気になって完成しないペレストロイカ  元ソ連大統領、ミハイル・ゴルバチョフ氏が八月三〇日に亡くなったソ連崩壊の元となったペレストロイカに導…

  • ジェイソン

    ぎゅいいんと音を響かせ生垣を刈る金曜日ジェイソン気分   春、夏、秋、、、、草木は成長する草も木も、植物は大好きでも、次第に刈り込み作業が辛くなる 夏の終わり…

  • ドラマ

    ドラマでは言葉足らずで行き違うそう言うことってほんとにあるよね  お気に入りのドラマがある最近はありそうもない設定とかお決まりのコースは嫌だって言うそんな設定…

  • 真夜の雨

    真夜の雨朝の草葉につゆ置いて虫の声など確かに聞いた   夜寝る前に虫の声を聞いた朝、庭の草木は露を置いて輝いているそう言えば、夜中に雨の音がした雨の時、虫たち…

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