AIが造ったような笑顔にて「いただきリリちゃん」おじを騙せり いただきリリちゃんと言う女性人妻JK、魔法少女いろいろ言ってるけど25歳の女性がホストに貢ぐた…
一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
霧たちて岡城石垣朧おぼろなりはるか天守の影を見る朝 岡城は豊後竹田にあるここは滝廉太郎が幼少期を過ごしたところ「荒城の月」はこの城のイメージらしい そう思…
突然にベニエ食べたくなる日ありカフェデュモンドの甘き朝食 あの、甘いベニエが食べたくなる甘いものが苦手な私ですがカフェデュモンドのベニエだけは別時々、無性…
心地よき春の五限の数学は眠りを誘う風のやさしさ 春の日の陽気は眠りを運んでくるそういえば昼食後の五限の授業特に数学の授業中は眠かった 窓の外を眺めぼーっと…
楽しみは「らんまん」花を追う無垢なる人の爛漫に生く 朝ドラの「らんまん」が楽しみです植物学者牧野富太郎博士がモデルとかで花がたくさん出てきます。 まだまだ…
星降りて青き葉叢に散り敷けり朝陽に耀くベツレヘムの星 ハナニラが咲いていますあまりお世話もせずほったらかしの花にらそれでも精一杯に咲く六つの花弁をすっきり…
友の手を引いて引かれて大船の観音様に初参りの日 いつも、電車の中から拝していた大船の観音様大船に食事にきたついででは気も咎めるけどチャンスだからとお参りす…
突然にベニエ食べたくなる日ありカフェデュモンドの甘き朝食 時々、突然に「ベニエ」が食べたくなるニューオーリンズの「カフェデュモンド」の朝食甘い甘いベニエ …
雨の中歌会にゆく乗り継ぎのホームのベンチ濡れて切なき 思いがけず雨電車を乗り継いで歌会に行くホームを歩く人々の傘は濡れている 直通が車で2〜3本待つ間、ベ…
飛来する紫花菜に降る黄砂優しく洗う春の雨かな 昨日の雨思いがけず強く降りましたねちょうど黄砂の後で自然の妙というかちゃんと洗い流すようになっている 今ちょ…
朝ドラを待つ朝八時突然のJアラート来 北のミサイル 驚きました、Jアラート朝の楽しみ「朝ドラ」の始まる時間にまたもミサイルを打ち上げたとJアラートが響く …
定型は面白くないと言う夫の料理の味は自由奔放 「男の料理」って、大切です妻に先立たれて、一番困るのが料理だそうですそれで我が家でも少しづつ手伝ってもらおう…
山吹の清しき花を絵手紙に描いて友の病とんでいけ 友が白内障の手術をすることになったこの年になると白内障になる人が多い私も飛蚊症を持つ身いつ白内障になるか分…
宗教を持たぬ吾にも届くなり美しきかなコーランの響き 東京ジャーミーはイスラム教の寺院です住宅街に突如尖塔が現れる日本の街のあちこちでキリスト教会はよく見か…
蝶がきて紫花菜に囁きぬ花はふるふる笑いておりし 久しぶりに紋白蝶を見たどこから来たのか、ただ一羽紫花菜に留まりつつ危なげに飛んでいる風に吹かれて 紫花菜も…
言の葉の森に迷えり一文字のただ一文字の定まらぬとき 一文字に迷う時がある「が」「は」「に」大抵は助詞他にも「る」「り」特に文語は使い難い ただ一文字で意味…
信心に遠き身ながら再びの生賜われば尼となりたし しっかりした信仰心というものを持たない私は無宗教それでも幼い頃より墓参り、寺参り、神社にも行く行けば手を合…
ゆきやなぎ零れて白き路端に何の足跡てんてんとゆく ユキヤナギが満開です桜も美しいけどユキヤナギの白は緑のはむらと相まって清々しい美しさです あの小さな花び…
開花して初めて世間を見た刹那がっかりしたかに桜散り初む 桜が散って花水木の季節となりました我が家の近くには花水木通りがありまして今真っ盛りです 花水木も白…
むらぎもの心の底のもやもやの晴れるを待たず花の散るらん 春は憂鬱心浮き立つこともある然れど憂鬱も昔は花芽どきなどと言ったそういう季節 心の底のもやもやはな…
使わぬときめたる言葉若者語いけてるボイスを「イケボ」などとは 若者は省略語の名人「イケメン」「イクメン」「イケボ」「親がちゃ」 ???もう古い?「ワンチャ…
桜咲く頃に逝ってしまいたり教授の訃報花の散るごと 教授が逝ってしまったね高橋さんもいなくなったばかりなのに細野さんだけになったねご近所さんの話をするように…
夜半の雨激しく降りぬ音のしてずぶ濡れの息子の帰りくるなり 昨夜の雨は激しかった真夜中の雨音に目が覚めるとちょうど息子が帰宅したらしい起きてみるとずぶ濡れ …
樹は老いて所々を伐られけるそれでも咲ぬ老いたる桜 今を盛りと咲く桜植えられてもう50年近く経つそれは見事に育っているがやはり老いが激しいあちこち枝が伐られ…
ガーベラを求めし春のひとひありわが大伯父の好みしこの花 大伯父は花好きだった伯父の庭にはいつも花が咲き乱れていたチューリップ、ガーベラ、ポピー...名も知…
むらぎもの心の底のもやもやの晴れるを待たず花の散るらん 春は憂鬱どこかで気が塞ぐ自律神経などと言われても憂鬱なものは憂鬱気分のアップダウンが激しい 美しい花…
延々と地平線まで続く空もう一度来よとネバダの原野 コロナ禍での引きこもり生活も四年目そろそろ飽きる毎日ある日、夢を見たネバダの原野を いけどもいけども原野…
朝市でガーベラの鉢求めた日窓辺に吹くよイタリアの風 ガーベラは大好きな花の一つ好きな理由の一つはキュートな花の形どちらかというと単が好き単こそガーベラの美し…
ぬかるみに数多の犬の足のあと桜の散りしく林の小径 やっと雨が上がりましたね朝散歩ができます裏の林の道は犬たちの散歩コース泥濘みに幾つも足跡がある おおかた…
たまきはる命の重さ持ちあぐね立ち尽くしおり春の草原 春はなぜか憂鬱になるこんなに綺麗な空と暖かい気温と美しい花の季節なのになぜか重苦しい気分 季節の変わり…
雪解けの泥濘みに萌ゆる名草の芽焦土に花の咲くウクライナ むらぎもの心の底のもやもやの晴れる事なし花の散るらん ウクライナにも春が来る日本より1ヶ月くらい遅れ…
春の宵目を閉じて聴く雨の音土手の菜の花洗われている しとしとと静かな雨音が密やかに聞こえる夜の静寂春の雨の何と優しい音眠る前のほんのひと時土手の菜の花を想…
手触りを確かめて試着のブラウスの色は春色たんぽぽの色 春色はたんぽぽ色ミモザ色菜の花色レンギョウ色山吹色 みんな黄色その中でもたんぽぽの黄色はより春らしい…
神様はこの日のために村上を不調となすやWBC 昨日は朝からTV観戦そうです、WBCの準決勝戦日本対メキシコ戦でした野球音痴の私でさえやっぱり応援してしまう…
手触りを確かめて試着のブラウスの一枚が呼ぶ春の明るさ 桜の季節到来公園に、川岸に、花見客が繰り出して宴会をしているそうな待ちに待った花見です 公園の桜は三…
子育ては人も鴉も同じなり鴉の巣作り犬の毛集め 掃き出し窓の下から鴉が飛び立った暖かい春の朝窓を開けた瞬間の出来事だった鴉は私道の電柱の上に よく見ると何か…
五回目のワクチン終えて尚止まぬコロナしぶとし四度目の春来 マスクの着用は自由でも、コロナは終息したわけではない混雑した駅や電車、バスの中では着用している人…
大好きな良寛様の和歌 ゆくりなくひと日ひと日を送りつつ七十路まりになりにけらしも 鉢の子に菫たんぽぽこきまぜて三世(みよ)の仏にたてまつりてむ 良寛様の和…
快挙です侍ジャパンの総力戦準々決勝今日も勝ちたり 侍ジャパンが快勝です打てなくて苦しんでいた村上、岡本打ちました村上はヒット、岡本はホームラン なぜかホッ…
「バズりたい」心の闇の言うがまま罪を犯せし若者哀れ 「バズりたい」若者のこの心理分からなくはないけどそのために何をするかそれが大事だと思う そのために営業妨…
今日から「マスク解禁」マスクの着用は個人の裁量に任される朝からアナウンサーが電車の中、駅での着用の様子をレポートしている まだまだ多くの人がマスク着用アナウン…
「たっちゃん」というニックネームの効用かヌートバー選手を身近に感じる遠い国の人から隣のお兄さんへいきなり変わった ことほどさようにニックネームは親しみの生まれ…
WBCDE盛り上がっています昨日は韓国戦ダメかと思った4回から奇跡的に逆転侍ジャパンは強かった そして昨日は3.11から十二年流石に忘れてはいないけど押し寄せ…
懐かしき竈、石臼、唐箕あり懐かし里山体験館は遠き故郷思い出させる 座間谷戸山公園入口里山体験館には懐かしい道具が並んでいました 竈 石臼 石臼は子供の頃祖母…
淋しきはきぶしの花の小ささよ細きこずえに震えて揺れる春の風吹く 座間谷戸山公園に春を狩にいきました きぶしの花が咲いていましたとても小さくて遠慮がちな花です…
しんとして子等の影なき公園に春の陽射しが溢れておりぬ 満月がヒマラヤ杉を見下ろして銀の雫を静かにこぼす 近頃、公園に子供の姿を見ない小さな公園の遊具が、ベ…
「私にも何かが起きる」そう信じどんでん返しをまだ待っている 平々凡々と日々を過ごして幾十年波瀾万丈の人生を夢に見ていた若き日は遠い もう一度人生をやり直す…
ちちははの棲みしかの家今はなく白山茶花の立つ庭の端 実家の庭に山茶花の木があった父の好きな花だった両親のいない今古い家もなくなった庭だったところに山茶花の…
朝なさな東の空を見ておりぬ黄金の雲のたなびく日 晴れ 毎朝、カーテンを開けると東の空が見えるちょうど今自分は明け染める頃雲が黄金色に染まっていく今日は晴れ…
つぼすみれ寺の裏山径の端に咲きて愛しき老いの春にも 春めきて寺の裏山つぼすみれ木漏れ日の下てんてんと咲く こんなところにも春がお寺の裏の疎林の径に可愛いつ…
つぼすみれ寺の裏山径の端に咲きて愛しき老いの春にも 春めきて寺の裏山つぼすみれ木漏れ日の下てんてんと咲く こんなところにも春がお寺の裏の疎林の径に可愛いつ…
ぼんぼりを燈して唄う雛祭りカルピス飲んだ昭和は遠く 子供が小さかった頃桃の節句は女の子の楽しいお祭りだった雛人形を飾りお友達と雛霰を食べ白酒の代わりにカル…
庭隅のおおいぬのふぐり咲く朝に泣きたい死にたいそれでも生きてる 春の野に星の瞳のてんてんと散らばりている日の当たる場所 オオイヌノフグリはどこにでも咲く繁…
桜咲く佐藤錦は早々と春を知らせる桜餅買う 我が家の桜が咲いた「佐藤錦」さくらんぼの木だ毎年、ソメイヨシノより早く咲く我が家の春だ 五月には赤い桜桃がたくさ…
薄氷に閉じ込められて水槽の底のめだかは動かざりけり うっかりを謝る我にめだかたちゆっくり泳いで大丈夫だよ うっかり庭に出したままの水槽夜の間に薄氷がはった…
薄暗き玄関の扉開け放つ溢れる日差しに一瞬の眩き(くるめき) 春の日差しはそれなりに強い玄関の小さな明かり取りの窓ほんの少ししか入らぬ灯りいつも薄暗い 無防…
ウクライナにロシアの侵攻一年が経てど終息の兆しも見えず 明日には戦は終わりているらむか春の兆しに見る夢虚し 2月24日、ロシアのウクライナ侵攻から一年が過…
花見鳥今年も来るか隣家の枝垂れ梅咲く春色の空 ご近所の枝垂れ梅が満開です梅林とは違って、形よく整っていますよく手入れされた木が毎年美しく咲きます去年までは…
池の端枝垂れ梅咲くその側で味噌田楽をはふはふと食む 寒風に負けて田楽友と食む大倉山の梅林の中 田楽、ラーメン、甘酒・・・・梅林の売店の誘い看板につい乗せら…
ほんのりと若芽の色に染まりたる緑萼梅の花は清しき 梅花咲く木に名前札下がる見るあれも「野梅」でこれも「野梅」で 昨日の暖かさから一転、凍風の吹く寒い日とな…
絵手紙の黄色い菜花の幸せを友に届けん春よこいこい 絵手紙は優しい菜の花の黄色も優しい春の色は黄色から水仙、菜の花、たんぽぽ・・・・ 春の盛りの桜もいいけど…
スーツ着て侍たちは宮崎へ令和五年のWBC いよいよ始まったWBCの宮崎キャンプ飛行場には続々とファンが群れる侍たちのスーツ姿も美しい何事をも成し遂げた人は…
ピノキオが見下ろす本棚の天辺で鼻長くしたり短くしたり ピノキオは黙って座る本棚で幼き頃の息子を思い イタリア土産のピノキオ息子が幼かった時にお土産にもらっ…
無口なる息子と交わす緊急のラインは優しスタンプなど来 息子というはなぜ無口?いや、うちの子だけかもしれないがとにかく喋らない必要最低限の事だけ言葉にする緊…
教室は菜の花ストックフリージア春を集めて賑やかなりし 昨日は絵手紙教室今日七十に春の花が溢れたそれぞれがお気に入りの花を描く私は菜の花 菜の花や月は東に…
教室は菜の花ストックフリージア春を集めて賑やかなりし 昨日は絵手紙教室今日七十に春の花が溢れたそれぞれがお気に入りの花を描く私は菜の花 菜の花や月は東に…
教室は菜の花ストックフリージア春を集めて賑やかなりし 昨日は絵手紙教室今日七十に春の花が溢れたそれぞれがお気に入りの花を描く私は菜の花 菜の花や月は東に日…
子供より愛しきものは吾が膝に頭預けてねむる愛犬 いとけなき赤児のごとく犬は寝る時々耳をぴくぴくさせて ペットというものは愛しいものです我が家にも一匹の犬が…
大地震(おおない)がトルコ、シリアを襲うとう瓦礫の山に三陸を見る 瓦礫下「ここから出して」と言う幼女「あなたの召使いになります」 トルコ、シリアを襲った大…
雪降れば冬の風情と喜んで晴れれば春の気配楽しむ いそいそと朝に作りし雪だるま昼には溶けて消え失せにけり 雪が降りました久しぶりに積もりました、約5cmいそ…
人はみな家に篭りおり吾ひとり雪降る道を黙して歩く こんな日に歯医者の予約後悔す震えて歩く粉雪の中 久しぶりの雪しかも積もっている夕方測ったら5cm夕方は雨…
掃き寄せてまた掃き寄せてきりもなし揶揄うように落ち葉が唄う すっかり枯れ果てた落ち葉が掃いても掃いてもキリなく散る今年は寒さが厳しいアボカドの葉が枯れた去…
後足をすっくと伸ばしヨガのごと犬も体をほぐす春の日 犬が後ろ足をピンと伸ばすまるでヨガのよう丸まって寝ているとやはり固まるのか、犬も妙に人間らしい仕草を見…
石段を上がれば仄かに香りくる寺の白梅いま盛りなり 梅が咲き誇る季節となりました梅が咲くということは春になったのですね春告草、匂草、花の兄、好文木、、、、、…
霞立つ春のひとひを東屋に百草眺め憩いておりぬ 大好きな公園の東屋で憩えば周りの草むらの草の名前が気にかかる母子草、滑莧、大葉子、猫じゃらしまだまだ花は咲か…
花は母酒は父にと捧げたる今日の立春ひかりのどけし このところ春らしい日が続いている立春も過ぎてうららかな日和だ気温は低いけどなにより陽が暖かいこのまま春に…
砂ぼこり吹き寄せられて窓際に薄く積もりぬ春の風吹く 春の強風が吹きましたまだ春一番にはならないようですが、うっかりして窓を開けていると砂ぼこりが窓際に積も…
認知症なれど静かに暮らす母時折尋ねる吾を忘れる 「忘れてもいいよ私が覚えてる」言えばほんのり母は笑まいて たまに見る母は菩薩の貌をしてどちら様かと吾に聞きたり…
網走に初流氷の来るらし吹雪く映像明日は立春 鬼やらいこの居ぬ家は静かなり豆食む音と茶を飲む音と 網走に流氷がやってきたホワイトアウトの吹きあれる明日は立春、…
恵方巻き食べる時には休まずに太巻き一本丸かじり 食むときは話すな離すな恵方巻き関西の神 い・じ・わ・る 今年も節分がやってきました節分には恵方巻き誰がこん…
ふるさとに残るはらから絶にけりひとり都の空を見上げて はらからが逝くのは寂しいことコロナで会えぬ時を経れば尚更そして遠く離れた土地で一人空を見る誰もいなく…
美しき文字の書けるは楽しいと良寛様の歌は愉しげ 良寛様の和歌にハマっていますどれも素直で優しいこんな心で生きていきたい残りの人生をそう思って・・・・ なか…
老いたるを友と語ればなおさらに老いの募りてゆく心地する 深く深く反省老いを感じるこの頃友と話すも老いのこと話せば話すほど老いてゆくどうにもならない事を話す…
春を呼ぶスイートピーの桃色が色褪せてゆく寒波襲来 スイートピーは春の花私の勝手なイメージですが毎日お水を換えていたら二週間もち、まだまだ綺麗でも、色が褪せ…
本なくば生きてゆかれぬ吾なるに飛蚊症病むパイナップル食む 飛蚊症は鬱陶しい病ですパイナップルを食すと飛蚊症が軽減するというテレビを見て試すことにしました夫…
人は皆首をすくめて通り過ぐ寒鴉いる電柱の下 十年に一度の寒波とかあまりの寒さに縮こまる近頃からすの活動が活発だ春の繁殖期が近いからかゴミ漁りも頻発している…
鬱々とまたも顔出す吾の鬱諸物価高騰容赦なき冬 ガソリンも電気もガスも上がる冬生きてゆくのは容易ならざり 生きてゆくのに必要な電気ガス水道料金の値上がりに困…
天井の高き空間祈祷室清んだ空気とコーランの風 そこここに祈りを終えた人のいる立ち去り難きか神の庭から 異郷の地に来た気分の東京ジャーミーこの空間はタージマハ…
イスラームのドームと尖塔浮かぶ空東京ジャーミー冬晴れの午 天井の高き祈りの部屋に入るアラベスクの青美しきかな 渋谷区にある「東京ジャーミー」に行くそこはイ…
冬枯れの川の中洲に鵜が立ちぬ長々き首天につきあぐ 近所の川は鳥たちの楽園鴨がいて鷺がいて鳩もいる時々、鵜の姿も見る所々の」中洲があっていろいろな鳥が立ち寄…
川沿いの径に凍風吹き抜ける首をすくめて歯医者へゆきぬ 川沿いのみちは寒い冷たい風が吹き抜けてゆく歯医者にゆく道はこれよりない首をすくめて歩く 川岸の手すり…
愛読書「Dr.コトー診療所」畏れ多くも陛下と同じ 陛下の愛読書が「Dr.コトー診療所」だと新聞広告で見るあのほのぼのとしたストーリーが私も好き思わず「おん…
砂利路で引き倒されて血まみれの夫の手癒えず散歩怖がる 我が家の愛犬は臆病者風の音にも飛び上がるほどある朝、散歩中にいきなり駆け出した 油断していた夫は引っ…
花屋ではスイートピーにフリージア春の花咲き寒に入りけり フリージアにスイートピー春の花が群れ咲いている花屋の店先風は冷たく襟を合わせるこのギャップ 春はもう…
何もかも放り出したくなる日あり曇り雨雪老いに鞭打つ 天気が良いと気持ちがいい天気が悪いと気が滅入る雨の日が好きなんて幼い時だけ雪の日を喜ぶのは若者の特権 …
遠景に黒い煙の昇る空ウクライナの冬戦は止まず 灰色の空に煙が昇っていく黒い煙は戦の煙来月になれば一年間戦は止まずウクライナの荒廃は激しい なぜ戦になったな…
信号を待つ間の車窓の花八つ手白き小花のしみじみと咲く 信号待ちの交差点民家の塀から八手がのぞいている白い小さな花も一緒に「ああ、八手の花が咲いている」小花…
淀川に迷い鯨の現れる弱りゆくらし抹香鯨 「よどちゃん」と名をつけられし仔鯨よ大海に帰れ同胞のもとに 淀川に迷う混んだ鯨がいるもう4、5日はいるだろうか一向…
すっきりとメタセコイアは葉を落とす風も日差しも通る冬の日 落葉樹はすっかりと落葉し小枝が寒そうです公園のメタセコイアもツンツンと枝を立てている好天だけど風…
冴ゆる月深々と寒さ迫る真夜ひとり目覚めてそを味わえり 夜、月が綺麗ですくっきりとすっきりと綺麗です濁りの少ない空気の所為ですね星もことの他よく見える 真夜…
静かなる湖(うみ)に真白き花が咲女神の息吹き凍れる花に 阿寒湖のフロストフラワーを見る(勿論、映像で)それは息を呑むほど美しかった一定条件下で咲く氷の花フ…
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AIが造ったような笑顔にて「いただきリリちゃん」おじを騙せり いただきリリちゃんと言う女性人妻JK、魔法少女いろいろ言ってるけど25歳の女性がホストに貢ぐた…
ほとほとと菜花に雨が降りかかる吾には深きよい夫婦の日 4月22日は「よい夫婦の日」よい夫婦ってどんな夫婦?雨音を聴きながら考察仲良し? 喧嘩しない?真っ当に…
私の豆腐のような人生の味気なきこと詰まる肉体 私の人生は豆腐のようだ四角四面でどこを切っても面白くない希望の色もない こういえば豆腐に失礼な気もするだって、…
アースデイ病んでる地球を何とする世界の終わりの春の気だるさ 何となく世界が終わる・・・気がするウクライナ、中東、アフリカ、不安の種が多すぎるで、世界の終わり…
流ゆく雲を眺めてため息をこぼす春日の身体の重さ 春は身体が重い寒さが緩み暖かくなると眠気がくるしかしこの頃は眠さよりだるさが勝る いきなり夏日が来ることと関…
一晩に二年分なる雨が降る砂漠の国のうつつの悪夢 ドバイでは24時間で平年の年間降水量の2倍に相当する雨が降ったUAEは国土の大部分が砂漠で、ドバイの1年間の…
鉢に植えカラスノエンドウ楽しみぬ鑑賞されて艶ましにけり カラスノエンドウはかなりしぶとい雑草です鉢の中に出ていた芽をそのまま育ててみた今花盛りです エンドウ…
庭隅にゆうべ落ちたる星あまた白きハナニラ 星に願いを ハナニラの花が咲いた庭の隅に2〜3株植えてあったハナニラテリトリーを増やし花数を増やしいつの間にか群生…
剥き出しの腕に夏日の刺してくる日陰少なき病院の庭 昨日の気温は27℃あまりの気温に半袖を着るそして昨日は病院の日日陰の少ない病院の庭の日差しは鋭い 早朝は幾…
図師の奥小川のほとりの小さき田が三枚ばかり田おこしされぬ ドライブのついでに少し山に入ってみる山間の狭い田が三枚ばかりあり田おこしがされていた周りに転々と家…
雨上がりすみれたんぽぽ犬ふぐりそれぞれの場所でそれぞれに咲く 広い芹が谷公園の片隅に春の花達が咲いているすみれ、たんぽぽ、犬ふぐり、山吹、桜、躑躅、それは綺…
叢に海のかけらをばら撒いて春から夏へ犬ふぐりの季節(とき) 可愛い犬ふぐりを見つけたアクアマリンをばら撒いたように青い小さな花が散らばるオオイヌノフグリより…
桜餅は道明寺が好き散歩する尾根緑道の桜のトンネル 花の時期じゃなくても桜餅は美味しい桜餅には「道明寺」と「長命寺」がある私は「道明寺」が好きあのもっちり感が…
淡色の吐息のような霞みたつ桜の梢の鳥影おぼろ 桜の季節が終わろうとしている今満開の花は明日には散ってゆく昨日の雨風に耐えて咲く満開の桜 今日の穏やかな日差し…
踏切に並ぶ車列は花の下学園駅の春はたけなわ 玉川学園駅の踏切朝晩は車列が並ぶ今の季節、桜並木の花が散る朝の忙しい風景も花の下ではなんとなくのどか 近隣の桜の…
万年の時を生き越し海亀を泳がせてみる海の中ほど 海は生き物の故郷とか暖かい南の海で毎日をゆるゆると暮らしたいチンアナゴのようにサンゴのように 眠ったような時…
駅前の桜並木は満開で三々五々と学生のゆく 大学の名がついた駅駅前は桜並木が並ぶ今、満開の桜の下を校門まで三々五々学生が歩くこの光景は永遠に続いてほしい 入学…
土砂滑りビル傾きし台湾の地震至れり桜(はな)の季節に 満開の桜お花見に繰り出す人々上野も千鳥ヶ淵もお花見の人でいっぱいです恩田川の桜も7〜八分咲き 残念なが…
何回も問題発言した知事の辞職の報聞く花曇りの朝 失言というのはその人の考えに基づいているから何回も繰り返すものらしい一度は言い繕えても二度、三度とはいかない…
何もかも放り出したき時のあり雲厚き空を吾は見上げて 何もかも放り出したいと思いませんか?もう、いやなどと思いませんか?最近思うのです 身体が思うように動かな…
霧たちて岡城石垣朧おぼろなりはるか天守の影を見る朝 岡城は豊後竹田にあるここは滝廉太郎が幼少期を過ごしたところ「荒城の月」はこの城のイメージらしい そう思…
突然にベニエ食べたくなる日ありカフェデュモンドの甘き朝食 あの、甘いベニエが食べたくなる甘いものが苦手な私ですがカフェデュモンドのベニエだけは別時々、無性…
心地よき春の五限の数学は眠りを誘う風のやさしさ 春の日の陽気は眠りを運んでくるそういえば昼食後の五限の授業特に数学の授業中は眠かった 窓の外を眺めぼーっと…
楽しみは「らんまん」花を追う無垢なる人の爛漫に生く 朝ドラの「らんまん」が楽しみです植物学者牧野富太郎博士がモデルとかで花がたくさん出てきます。 まだまだ…
星降りて青き葉叢に散り敷けり朝陽に耀くベツレヘムの星 ハナニラが咲いていますあまりお世話もせずほったらかしの花にらそれでも精一杯に咲く六つの花弁をすっきり…
友の手を引いて引かれて大船の観音様に初参りの日 いつも、電車の中から拝していた大船の観音様大船に食事にきたついででは気も咎めるけどチャンスだからとお参りす…
突然にベニエ食べたくなる日ありカフェデュモンドの甘き朝食 時々、突然に「ベニエ」が食べたくなるニューオーリンズの「カフェデュモンド」の朝食甘い甘いベニエ …
雨の中歌会にゆく乗り継ぎのホームのベンチ濡れて切なき 思いがけず雨電車を乗り継いで歌会に行くホームを歩く人々の傘は濡れている 直通が車で2〜3本待つ間、ベ…
飛来する紫花菜に降る黄砂優しく洗う春の雨かな 昨日の雨思いがけず強く降りましたねちょうど黄砂の後で自然の妙というかちゃんと洗い流すようになっている 今ちょ…
朝ドラを待つ朝八時突然のJアラート来 北のミサイル 驚きました、Jアラート朝の楽しみ「朝ドラ」の始まる時間にまたもミサイルを打ち上げたとJアラートが響く …
定型は面白くないと言う夫の料理の味は自由奔放 「男の料理」って、大切です妻に先立たれて、一番困るのが料理だそうですそれで我が家でも少しづつ手伝ってもらおう…
山吹の清しき花を絵手紙に描いて友の病とんでいけ 友が白内障の手術をすることになったこの年になると白内障になる人が多い私も飛蚊症を持つ身いつ白内障になるか分…
宗教を持たぬ吾にも届くなり美しきかなコーランの響き 東京ジャーミーはイスラム教の寺院です住宅街に突如尖塔が現れる日本の街のあちこちでキリスト教会はよく見か…
蝶がきて紫花菜に囁きぬ花はふるふる笑いておりし 久しぶりに紋白蝶を見たどこから来たのか、ただ一羽紫花菜に留まりつつ危なげに飛んでいる風に吹かれて 紫花菜も…
言の葉の森に迷えり一文字のただ一文字の定まらぬとき 一文字に迷う時がある「が」「は」「に」大抵は助詞他にも「る」「り」特に文語は使い難い ただ一文字で意味…
信心に遠き身ながら再びの生賜われば尼となりたし しっかりした信仰心というものを持たない私は無宗教それでも幼い頃より墓参り、寺参り、神社にも行く行けば手を合…
ゆきやなぎ零れて白き路端に何の足跡てんてんとゆく ユキヤナギが満開です桜も美しいけどユキヤナギの白は緑のはむらと相まって清々しい美しさです あの小さな花び…
開花して初めて世間を見た刹那がっかりしたかに桜散り初む 桜が散って花水木の季節となりました我が家の近くには花水木通りがありまして今真っ盛りです 花水木も白…
むらぎもの心の底のもやもやの晴れるを待たず花の散るらん 春は憂鬱心浮き立つこともある然れど憂鬱も昔は花芽どきなどと言ったそういう季節 心の底のもやもやはな…
使わぬときめたる言葉若者語いけてるボイスを「イケボ」などとは 若者は省略語の名人「イケメン」「イクメン」「イケボ」「親がちゃ」 ???もう古い?「ワンチャ…