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言霊、言の葉 https://ameblo.jp/san-flower/

一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。

創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。

akari
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2015/09/27

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  • 黄揚羽

    すずらんにしずくを残し雨あがる黄揚羽のとぶ重き曇天  黄揚羽が毎日遊びにきます柚子の木を切ってしまったので「あなたの故郷はもうないのよ」そう言っても、またくる…

  • すずらん

    木を伐ればすずらん夏陽をもろに受け白く輝くりりりと揺れて  アボカドの木下でひっそりと咲いていたすずらん木を切ったらまともに太陽が当たるま白い鈴蘭も眩しそう風…

  • 夏でもないのに

    「かなわんわぁ夏でもないのに暑っついわ」四月のお日さま燃えすぎですよ  25℃、25℃、28℃・・・4月の気温とも思えないほどの気温今日は22℃予報、春かな?…

  • 鳥になりたし

    つれづれにテレビ見ること多くして足萎えてくる鳥になりたし  家事の合間に何をしていますか?テレビを見ろことが増えました創作意欲も湧いてこずただ流されてテレビ …

  • 涼やかな風

    涼やかな風をまとって街をゆく若人の背健やかに伸び  若者が歩く姿は佳いものです背筋を伸ばしさっさと無駄がない真っ直ぐ前を向き未来に向かっているようです 歩きス…

  • 衣替え

    新緑の今日衣替え白妙の半袖軽し緑風涼し  躊躇していた衣替え思い切って夏物を出してみた羽織れば軽い夏の衣類明日は今日より暑いと言われ半袖出して正解 夏空に(ま…

  • 高輪ゲートウェイ駅

    新駅は高輪ゲートウェイとう今日降りたてり新芽の季節  3月にオープンした高輪ゲートウエイ駅に降りてみたまだまだ人も少なくテナントも埋まっていない様子ただただ大…

  • 雲に向かって

    愛車にて雲に向かって駆け上がる彼方に見ゆるなだりの家々  今、ドライブにはもってこいの季節遠くに行かなくても街の隅々を走ると思いがけない景色に出会う今日も・・…

  • 雉子(キギス)・鶯(ウグイス)

    晴れ渡る小山田の丘若緑雉子・鶯鳴くも楽しき  春真っ盛りです出かけない選択肢はありませんありがたいことに近くに手ごろな山や公園がある小山田緑地というのもある …

  • 芽吹き

    遠雷に夏の来るを知る朝青葉若葉の芽吹きの猛し  このところ雷注意報が出る全国的にでる夏が来たかと思う勢いで学校の校庭で雷に打たれた生徒が出たりする 雷は怖いど…

  • 並ばない

    並ばない万博に並ぶ三時間並ぶと決めて並ぶも一手  並ぶと予想され並ばない方法としてチケットの予約販売各パビリオンの予約日時予約 いっぱい予約をしていざ万博並び…

  • 万博開幕

  • アボカド伐採

    雨風に耐えて十年アボカドは屋根まで届く大樹となりぬ  アボカドの木もとうとう伐採したこちらは大きくなりすぎたアボカド畑ならいいけど我が家の庭には無理 7m以上…

  • 伐採

    一度だけ花をつけたる柚子の木の伐れば心に沁みる花の香  実をつけぬ柚子の木をとうとう伐採したタネから育てて大きくし5年ほど前に一度だけ実をつけたさあこれからは…

  • 水鳥

    恩田川そぞろ歩けば水鳥の道一条が桜(はな)を分けゆく  桜の花の間に新芽の青い葉が混じるようになったそろそろ花の時期も終わりです 川の澱みには一面の花筏絨毯の…

  • イヌフグリ

    木漏れ日は青き新芽の色をして集会所への径の清しき  今日は絵手紙の日教室は欅の道沿い周りにも欅が植えられているこんもりとした林の中にあるこの場所が好き 特に新…

  • 連翹(レンギョウ)

    連翹の黄の花哀し青空に枝いっぱいの黄の花哀し  連翹が盛りです連翹は他の花に先駆けて咲く春の黄色い花、蝋梅、連翹、石蕗、ミモザ、菜の花、水仙・・・くっきり黄色…

  • 花海棠(はなかいどう)

    ふくふくと花海棠は咲いておりただそれだけで嬉しくなりぬ  花海棠は八重咲きの華やかな花ですふっくらと咲く花はたおやかな美しい女性をイメージさせます 見ているだ…

  • アンパン三個

    桜咲く束の間の晴れうれしかり友と食べたるアンパン三個  四月四日はあんぱんの日釣られて買ったあんぱんを持って花見に行く五日花の下のベンチで友と半分こしていただ…

  • 杖に凭れて

    爽やかに新芽萌え出ず木の下で翁憩えり杖に凭れて  やっと新芽が柔らかい萌黄を見せて枝先が春を謳っている風は暖かく春を謳歌している 散歩日和です老いも若きも歩い…

  • 名残の雨粒

    煌めきを葉先に集めまた一つ夕べの名残の雨粒の落つ  朝から晴れ、晴れ、晴れお日様が目一杯降り注いでいる久しぶりの好天気に心は浮き立つお日様おはよう びっしりと…

  • 芳(かぐわ)しき春

    荒草の茂れる土手に一群れの水仙の咲く芳(かぐわ)しき春  水仙が土手に咲いている水仙は土手や斜面によく見る誰が植えるのか最初は一群れでも次第に増える 早春から…

  • 栃の新芽

    芽吹たる栃の新芽は柔らかく萌えて雨粒纏いし朝  芽吹の季節です街路樹もようやく新芽が出てツンツンと枯れ枝のごとき細枝に小さな小さな芽を付けている 冷たい雨が柔…

  • 異界めく

    暗暗と木の下闇の異界めく我が家の庭の春の雨の夜  雨です春の雨とはいえ気温六度はまるで冬門灯も街灯も届かぬ庭すみの木の下闇は暗い そこはいつもの庭ではなくてど…

  • 雪柳

    青空に枝垂れて群れてゆきやなぎ咲いてこぼれて汚れを知らず  桜は五分咲きゆきやなぎは満開白い小さな花が枝を伸ばして咲き競う今時分に桜の下で会う 小さな花が散り…

  • 桜(はな)咲き惑う

    桜咲く昨日半袖今日ダウン狂った季節に桜咲き惑う  桜が咲いたと思ったら冬日で雨花見を予定していた方はあまりの寒さに呆然残念な週末でした 日曜日は少し晴れるらし…

  • 白木蓮

    上を向き白木蓮が咲いている愛を包んで落とさぬように  木蓮の花はいっぱいには広がらない手で蕾を作り少し開いたくらいに咲く大事なものを包んでいるように 辛夷は思…

  • 耳鳴り

    耳に棲むだれかが喚く休みなく春には春の耳鳴りを生く  常に耳鳴りがする気にしようと気にしまいと耳鳴りはするいっときも休まず蝉の鳴き声がする 四六時中気にしてい…

  • こぶし

    みっしりとこぶしの蕾が上を向く開けば千の「さよならまたね」  白木蓮がさかりですコブシもそろそろ咲く頃でコブシの花は上を向いて咲くさようならと手を振るように見…

  • おはようお月様

    半月が朧に浮かぶ夜明け前おはよう君は今日もきれいだ  四時半に起きる近頃はまだ月がいる春らしく朧に滲んでいるおはようお月様今日もきれいですね この頃は半月とい…

  • 黄砂くる

    明日から黄砂くるとう予報ありゴビの砂漠の砂春を告ぐ  黄砂が来るとニュースあり今年もいよいよ黄砂黄色い砂がやってくるゴビ砂漠からタクラマカン砂漠から 平安時代…

  • 胃腸薬

    ちちのみの父の常備の胃腸薬太田胃散の香の懐かしき  父は胃が弱かったのか太田胃酸が手放せなかったいつも食後に飲んでいたあの粉薬の匂い父の匂いと共に懐かしい 父…

  • 鶴見川

    東京の湾まで流るる鶴見川多摩丘陵の我が街生まれ  川の源流は深い山の奥かと思えばそうでもないことを知る我が街から流れ出す川が二本ある一つは恩田川いつも買い物に…

  • 杏咲き初む

    ゆるゆると流れのどかに鶴見川薄紅色の杏咲き初む  あまりの良き天気に誘われてお花見に鶴見川沿いの杏の木五分咲きくらいだったけど綺麗でした 杏の花は初めて見まし…

  • 陽をおろがみぬ

    雨降れば雨をおろがみ陽が射せば陽をおろがみぬ吾は流さる  雨の日は雨に願いを晴れた日には陽に願いをその時々で流される私確かなものなど何も無い春の天気の様に ど…

  • コーヒータイム

    友がみな幸せそうに見ゆる日は花を買いきてコーヒータイム  時々ですがやるせなく思う時がある友人知人は皆幸せそうなぜか自分だけが取り残されているようで 思い切り…

  • 積雪写真

    北国の友は雪かき辛いとぞSNSに積雪写真  暖かい日もあり雨の日もあり、三寒四温春を感じるこの頃ですが北の国では未だ積雪に大変な思いをされている SNSには積…

  • 手巾(ハンカチ)

    Xに友は手巾(ハンカチ)上にけり魚の柄のガーゼで手作り  X(エックス)友達がガーゼのハンカチをアップした可愛い魚の模様で柔らかそうで夏が待ち遠しい模様 器用…

  • カミツレ(カモミール)

    カミツレを十五束ねて贈りたしあの人この人数多の人に  カミツレを15本束ねて送るとは「ごめんなさい」の意があるからこんな面白い意味は誰が考えたか、面白い 長く…

  • 慈雨

    久方に音の優しき春の雨オオアラセイトウ潤う朝(あした) 柔らかくムラサキハナナに降る雨は伸びろ伸びろと呼びかけている  久しぶりに雨らしい雨少し前にも降ったけ…

  • さみどりの風

    さみどりの風吹き来たる恩田川草はもえ出でつんつんと伸ぶ   川沿いの道を歩けば若芽が伸び盛りこれから花咲くカラスノエンドウやたんぽぽ すでに咲いている水仙つん…

  • ムラサキハナナ

    道のべにムラサキハナナひともとが風にそよげり寂寞の夕  ムラサキハナナが一斉に咲き出したこぼれ種からか指導の隅にも咲いている根性はななともいえる ムラサキハナ…

  • きぎすの声

    小山田の里春めきて若菜摘むきぎすは鳴ける声高らかに  山里に春が来ると若菜摘みに出かける芹、ノビル、蕗の薹裏山の方から雉子の声がする 雉子は日本の国鳥地味な色…

  • 犬の顔(かんばせ)

    まなこ閉じ鼻先上げて静止する賢者の如き犬の顔  犬というのは不思議ですじゃれついたり食べたりそんな時の無邪気な顔もあれば目を閉じて空気を嗅ぐように顔を上げてい…

  • 実はなるか

    満開の桜をほめし屋根屋さん実はなるかとぞ聞く夕つかた  お隣に屋根屋さんが入っている毎日屋根に登っているが我が家の佐藤錦を褒めてくれる「綺麗に咲いていますね」…

  • 泣き虫

    ぬ綿虫の翔ぶ夕暮れは寂しくて人恋しくて泣き虫になる   秋の終わりから初冬にかけて綿虫が飛ぶ日がある幼い頃の綿虫は寂しい夕暮れに飛んでいた一人で家路につく頃に…

  • 粉雪

    町田にも粉雪の舞う昼下がり積もる積もらぬ儚き六花  都心に雪が降った町田は東京より温度が低い(と言われる)都心ではボタ雪らしかったが町田では粉雪 フロントガラ…

  • キジバト

    朝まだき薄闇さいてぼーぼーとキジバトは鳴く愛を求めて  明け方、薄闇にぼぼっぼぼっ、ぼーっぼーっとキジバトが鳴く明けてもまだ泣いている寂しい声がする チチッチ…

  • 高額医療費引き上げ

    春の朝高額医療費引き上げが見送られたり歌集を求む  高額医療費の引き上げが見送られたというホッとするニュースが流れてきたホッとする こんな時のために健康保険料…

  • 禿げる

    顳顬の少し禿げるは遺伝にて母よ鏡にあなたの顔が  遺伝子とは偉大なものです若い頃には少しも似ていなかった母と私近頃鏡の中に母がいる 子供の頃母の顳顬が薄くなっ…

  • 世界の空

    雪の日の空を仰いでふと思うウクライナの空アメリカの空  雪が降っている日本の東京の端っこの街に太平洋にも降っているだろうか?アメリカにも降っているだろうか?ウ…

  • 欠伸され

    春寒し人には言えぬあれこれを犬に聞かせて欠伸されたり  時には愚痴りたい時もある人に言えば何かと厄介なことも犬ならば黙って聞いてくれるそんなこんなを愚痴ってい…

  • 雨は霙に

    昼過ぎて雨はみぞれに変化するやがて六花となりてほろほろ  久しぶりの雨音が快い昼過ぎて霙になれば寒いそして地面がうっすらと白くなる・・・雪だ桜の翌日の雪は冷た…

  • 河津桜

    濃い紅の河津桜の咲くストア店の中には桃の花さく  いつも行くスーパーの駐車場の周りに河津桜が植えられている今、ちょうど見頃の五分咲き濃い紅色が春をよぶ ちょう…

  • ちから瘤

    春の空ちから瘤みせエゴの木が新芽出すぞと気張って立ちぬ  団地のエゴの木が枝を伸ばしているまだまだ裸木の寒々しさしかし、たくさんの瘤が芽を出すぞと力を入れてい…

  • ふたり歌会

    歳ゆえに結社退会せし友と二人の歌会嬉し寂しも  今年卒寿の友がいる短歌を通じて知り合った友は一緒の結社に所属していたしかし、卒寿になった頃から友は歌会に出るの…

  • 春の野

    大切な友ありて嬉し春の野に菜摘み花摘みそぞろ歩いて  友と歩けばそれだけで嬉しい話さなくても歌わなくても黙って歩くそれだけで嬉しい 山裾の田んぼの脇の小川には…

  • ベンチ

    陽のそそぐベンチで友とお茶を飲む黙せば風と鳥の囁き  気持ちの良い日が続いています春ですねそろそろ花粉も飛び出して辛い人もいる季節東京は18℃とか 1日、友人…

  • 香山園(かぐやまえん)

    階段を登れば椿ひっそりと落ちて地上に咲く紅と白  近所に新しい公園ができた市報には魅力的な写真これはいくしかないと友と連れ立って出かけた公園の名は香山園(かぐ…

  • 仔犬

    軽快に仔犬が二匹散歩する巨なる身体の男を連れて  犬の散歩をする人が歩道をぽくぽく歩いている一匹の人、5〜6頭連れている人人もそれぞれ、犬もそれぞれ、どこか似…

  • 大谷さ~ん

    見たくないニュースが続く長々とお口直しに「大谷さ~ん」  近頃のニュースにいちいち反応していたら幾つ心臓があってもたまらない先行き不透明な世相と聞きたくないこ…

  • 食物連鎖

    天国も輪廻もなかりし我が来世土に還れば食物連鎖  無神論者の私来世などと気持の良い世など信じられない死んだら土塊に還るだけそう思っているけれど 土に帰ればバク…

  • 居残り<俳句>

    寒空に透けて見ゆるや朝の月  凍空に薄き半月居残りぬ  このところ朝、上弦の月が見える寒さの厳しい朝の空に薄く透けるような月が昨夜の同じ月とも思えぬ薄さで居…

  • 靴下

    靴下を重ねて履けと夫のいうマイナス四度の朝の底冷え  寒い寒いと言っていたら夫は言う「靴下を二枚重ねで履きなさい」厚手の靴下を重ねて履いたら暖かい、目から鱗で…

  • ハンドジェル

    ハンドジェル塗って洗ってまた塗って人も大地も乾燥の冬  乾燥していますハンドジェルが手放せないちょっと油断すると手はひび割れ、あかぎれ、水が沁みる 火事も多い…

  • 春よ来い!

    流氷は哀れなるかな春近く北の港に辿り着く 終焉  流氷は春近くに接岸するいや、暦ではすでに春だここを終焉の地と決める如くオホーツクの南端に辿り着く覚悟の接岸 …

  • 流氷接岸

    網走に流氷接岸したというこちらの空はカラカラ天気  網走に流氷が接岸したという海一面の流氷壮大な景色ですねでも寒そう オホーツクからの便りには毎日マイナス10…

  • 米高騰

    米高騰充分あるのにこの高値拝金主義に落ちてる日本  お米の価格が上がっている確か、5kg2,500円くらいだったのが今、4,000円している2024年は不作で…

  • 烏の春

    烏には烏の春が来ておりぬひと声鳴いて恋人を呼ぶ  朝夕に烏の声が聞こえるまだ芽吹かぬ寺の木の天辺で鳴き、電柱で鳴く一声、二こえ、三声・・・応える声はない この…

  • 兎にも角にも

    今までは兎にも角にも越えて来た老いの坂道ますます嶮岨に  長〜い坂道を歩いてきた徳川家康は「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くがごとし」と言ったそうだ 本当…

  • ベニシジミ蝶

    真之山裾の細道辿る人の脚にまつわるベニシジミ蝶  近くの山「真之山」低い可愛い山ですが細い道が通っています通る人の足元に季節外れの(秋の終わりの)蝶が飛ぶ オ…

  • 本当は嫌い

    半世紀厨に立ってきたけれど本当は嫌いと夫は知らざる  家事は女の仕事半世紀前にはごく当たり前に言われていた自分でも「そうなんだ」と受け入れていた 今、はっきり…

  • ジョビオ

    美しきジョビオの画像見つけたり癒されし今確かに春だ  ネットで動植物を見る今は小鳥の映像ジョウビタキ、ルリビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、小さく可愛い小鳥がい…

  • アロエの花

    プランターに燃えるアロエの花一輪身を切る寒さの朝に朱々  今年も咲いたアロエの花赤い蝋燭の炎のような花を一輪アロエは暖かい国の花と思っていた私 冬の最中に花が…

  • 蓑虫

    蓑虫がちちよちちよとなく朝マイナス三度の凍れる朝  蓑虫は「ちちよ、ちちよ」と鳴くらしいマイナス三度の朝はさぞ寒かろう軒下で震えているか 外の水道も凍って出な…

  • 壊れた風呂のドア

    薄雲のたなびく先に半月が静かに静かに浮かんでおりぬ  今日はとても良い天気空は高く雲は薄雲昼間の半月が薄〜く薄〜く浮かんでいる良い日和です そんな中風呂のドア…

  • 凍える街

    青々と心浮き立つ朝の空マイナス一度の凍える街は  寒いと思ったらマイナス1度だった乾燥した庭には霜柱も立たない手も足もジンジンと凍る 久しぶりの寒さだ日本海側…

  • 遠近(おちこち)

    然れども地球の上の遠近で戦の絶えることのなかりき   停戦合意は終戦につながる?トランプ氏はガザを開発そして観光地にするというガザの住民全部を追っ払ってこれを…

  • メトロノーム

    ひっそりと佇むピアノのその上のメトロノームは直立不動  子供たちが幼い頃に買ったピアノ子供たちが巣立った今誰にも振り向かれずひっそりとピアノは立っている とう…

  • 美しい刻

    朝なさな滴るようなオレンジに縁取られし雲のたなびく  今の夜明けは6時12分頃街街の屋根に縁取られた彼方から薄明かりが差してくる低い位置の雲に陽が差してオレン…

  • 胃カメラ

    食欲の失せてつまらぬ今日の日は地べたの上をふらふら歩き  最近食欲がない何故か原因はわかっている今まで処方されていた胃薬が今回はない胃カメラを飲むために 胃カ…

  • 東京の雪

    蕗の薹ひとつ見つけて足を止むそっと覗きぬ朽葉の下から  小さな小さな蕗の薹が積もった落ち葉の下から顔を出していました古い蕗の葉を刈り取っていると ひと月を籠も…

  • 冬のしじま

    境内に冬のしじまが忍び寄りほつほつ灯るガーデンライト  夕方になると寺の境内は一気に寂しくなる音の絶えた薄暗い庭にほつほつと灯るガーデンライト六地蔵がぼうっと…

  • じゃんけん

    いろいろなじゃんけんがある私にはうれしいじゃんけん怖いじゃんけん   じゃんけんに弱い私日曜日の夜サザエさんとじゃんけんをする勝ったり負けたり勝てば嬉しくなり…

  • 野菜高騰<俳句>

    終わりなき野菜高騰大根炊く  相変わらず野菜が高騰しているでも、今日はトマトが安かった一年前の値段だったもちろん買いましたよでも、買いだめできないのが悲し…

  • ドクターイエロー

    人波にご苦労様と見送られドクターイエローラストランの日  JR東海のドクターイエローが引退するそのラストランの日たくさんのファンが集まった ドクターイエローは…

  • 豊昇龍

    初場所が終わりて横綱誕生す豊昇龍と報ありて佳  初場所で優勝した豊昇龍関おめでとうございますそして横綱誕生嬉しそうな姿をテレビで見て良い横綱になって欲しいと心…

  • おはよう私

    鏡には老いさらばえた女あり「おはよう私」まだ生きている  毎朝、鏡の中の顔を見る特段変わったことはない見慣れた顔は老いている いつまでも若いはずはないでも、も…

  • 大寒卵

    老いたるは哀しからずや身は軋む大寒卵の黄身のまぶしき  軋む体を騙し騙し日々を暮らす庶民の救世主「大寒卵」というものがあるらしい大寒のひにうまれた卵は運気が上…

  • 黒影

    暁のほのかに明るむ東(ひんがし)の窓に黒影夢の切れ端  空はまだ暗い東の山の稜線がやっと明くなりかけた頃窓に映る黒い影カラスが向かいの電柱にいる 半覚醒の早朝…

  • ヒカキンとフクラピー

    ヒカキンとフクラピーがどうしても見分けられない喜寿のワタクシ  近頃テレビで活躍のヒカキンさんとふくらぴーさん並べてみればわかるけど一人づつだとどっちだったっ…

  • 推しの力士

    場所ごとに推しの力士が変わります常勝力士のいない近頃  初場所の優勝力士は誰?後三日で決まる二敗の金峰山を追う豊昇龍、霧島、王鵬、尊富士の三敗陣 一押しは金峰…

  • 朝の蜘蛛

    蜘蛛走る半覚醒の食卓で「誰か捕って」と全員言り 「朝の蜘蛛は縁起がいいよ」誰かが言えば皆うなずけり  朝食中、蜘蛛が出た白いクロスを斜めに走る六本足の蜘蛛「誰…

  • 椎茸

    店先で主張している椎茸を買わねばならぬ大寒に入る  一年で一番寒い頃、大寒それでも日中は日が照と暖かい久しぶりに買い物に出ると椎茸が目に飛び込んできた 肉厚の…

  • 吾が犬は陽だまりに座り何を見るただ一点の虚空を見つめ  犬というものは常に無表情相対する私を見るか通りすがりの人を見るか動くものを見るか 時に、何もない空間を…

  • 微笑んで

    病院のベッドの上で微笑んで義母は何度も時間を聴けり  今は亡き義母の見舞いに行く度に次第に全てを忘れてゆくその様を見続けてきた 最後には時間を聞くのです三分ご…

  • 30年

    三十年経てばすっかり見違える阪神淡路震災の跡  17日は阪神淡路大震災より30年が経った日今でも焼き付いているあの朝の瓦礫の山そして夜には大火の炎 ぐにゃりと…

  • ガザ停戦の記事

    新聞にガザ停戦の記事踊る心浮き立つコロナ六日目  17日の朝刊にガザ停戦の記事が載っていました19日から段階的に実施と嬉しい記事が踊って見えたほどですが、それ…

  • どんど焼き

    どんど焼き飾りしめ縄お札積み氏神の庭に人垣溢る  我が家の氏神様は14日がどんど焼き新年から集まってくる堆く積み上げられたお飾り、しめ縄、お札などなど 夕方か…

  • 石破さん

    首相なる怖い顔した石破さん笑顔の訓練されてはいかが?  石破首相の顔を見るといつも思うのです怖い顔だなっていつもいつもニヤニヤと笑う必要はないけど 少し口角を…

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