この会の皆年老いて踏んばれぬ軋む歯車音さえ微か 楽しみに続けている会童話、絵手紙、短歌・・・・どの会も会員は皆年老いて消滅寸前ですこれ以外に消滅した会もある…
一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
大切な友ありて嬉し春の野に菜摘み花摘みそぞろ歩いて 友と歩けばそれだけで嬉しい話さなくても歌わなくても黙って歩くそれだけで嬉しい 山裾の田んぼの脇の小川には…
陽のそそぐベンチで友とお茶を飲む黙せば風と鳥の囁き 気持ちの良い日が続いています春ですねそろそろ花粉も飛び出して辛い人もいる季節東京は18℃とか 1日、友人…
階段を登れば椿ひっそりと落ちて地上に咲く紅と白 近所に新しい公園ができた市報には魅力的な写真これはいくしかないと友と連れ立って出かけた公園の名は香山園(かぐ…
軽快に仔犬が二匹散歩する巨なる身体の男を連れて 犬の散歩をする人が歩道をぽくぽく歩いている一匹の人、5〜6頭連れている人人もそれぞれ、犬もそれぞれ、どこか似…
見たくないニュースが続く長々とお口直しに「大谷さ~ん」 近頃のニュースにいちいち反応していたら幾つ心臓があってもたまらない先行き不透明な世相と聞きたくないこ…
天国も輪廻もなかりし我が来世土に還れば食物連鎖 無神論者の私来世などと気持の良い世など信じられない死んだら土塊に還るだけそう思っているけれど 土に帰ればバク…
寒空に透けて見ゆるや朝の月 凍空に薄き半月居残りぬ このところ朝、上弦の月が見える寒さの厳しい朝の空に薄く透けるような月が昨夜の同じ月とも思えぬ薄さで居…
靴下を重ねて履けと夫のいうマイナス四度の朝の底冷え 寒い寒いと言っていたら夫は言う「靴下を二枚重ねで履きなさい」厚手の靴下を重ねて履いたら暖かい、目から鱗で…
ハンドジェル塗って洗ってまた塗って人も大地も乾燥の冬 乾燥していますハンドジェルが手放せないちょっと油断すると手はひび割れ、あかぎれ、水が沁みる 火事も多い…
流氷は哀れなるかな春近く北の港に辿り着く 終焉 流氷は春近くに接岸するいや、暦ではすでに春だここを終焉の地と決める如くオホーツクの南端に辿り着く覚悟の接岸 …
網走に流氷接岸したというこちらの空はカラカラ天気 網走に流氷が接岸したという海一面の流氷壮大な景色ですねでも寒そう オホーツクからの便りには毎日マイナス10…
米高騰充分あるのにこの高値拝金主義に落ちてる日本 お米の価格が上がっている確か、5kg2,500円くらいだったのが今、4,000円している2024年は不作で…
烏には烏の春が来ておりぬひと声鳴いて恋人を呼ぶ 朝夕に烏の声が聞こえるまだ芽吹かぬ寺の木の天辺で鳴き、電柱で鳴く一声、二こえ、三声・・・応える声はない この…
今までは兎にも角にも越えて来た老いの坂道ますます嶮岨に 長〜い坂道を歩いてきた徳川家康は「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くがごとし」と言ったそうだ 本当…
真之山裾の細道辿る人の脚にまつわるベニシジミ蝶 近くの山「真之山」低い可愛い山ですが細い道が通っています通る人の足元に季節外れの(秋の終わりの)蝶が飛ぶ オ…
半世紀厨に立ってきたけれど本当は嫌いと夫は知らざる 家事は女の仕事半世紀前にはごく当たり前に言われていた自分でも「そうなんだ」と受け入れていた 今、はっきり…
美しきジョビオの画像見つけたり癒されし今確かに春だ ネットで動植物を見る今は小鳥の映像ジョウビタキ、ルリビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、小さく可愛い小鳥がい…
プランターに燃えるアロエの花一輪身を切る寒さの朝に朱々 今年も咲いたアロエの花赤い蝋燭の炎のような花を一輪アロエは暖かい国の花と思っていた私 冬の最中に花が…
蓑虫がちちよちちよとなく朝マイナス三度の凍れる朝 蓑虫は「ちちよ、ちちよ」と鳴くらしいマイナス三度の朝はさぞ寒かろう軒下で震えているか 外の水道も凍って出な…
薄雲のたなびく先に半月が静かに静かに浮かんでおりぬ 今日はとても良い天気空は高く雲は薄雲昼間の半月が薄〜く薄〜く浮かんでいる良い日和です そんな中風呂のドア…
青々と心浮き立つ朝の空マイナス一度の凍える街は 寒いと思ったらマイナス1度だった乾燥した庭には霜柱も立たない手も足もジンジンと凍る 久しぶりの寒さだ日本海側…
然れども地球の上の遠近で戦の絶えることのなかりき 停戦合意は終戦につながる?トランプ氏はガザを開発そして観光地にするというガザの住民全部を追っ払ってこれを…
ひっそりと佇むピアノのその上のメトロノームは直立不動 子供たちが幼い頃に買ったピアノ子供たちが巣立った今誰にも振り向かれずひっそりとピアノは立っている とう…
朝なさな滴るようなオレンジに縁取られし雲のたなびく 今の夜明けは6時12分頃街街の屋根に縁取られた彼方から薄明かりが差してくる低い位置の雲に陽が差してオレン…
食欲の失せてつまらぬ今日の日は地べたの上をふらふら歩き 最近食欲がない何故か原因はわかっている今まで処方されていた胃薬が今回はない胃カメラを飲むために 胃カ…
蕗の薹ひとつ見つけて足を止むそっと覗きぬ朽葉の下から 小さな小さな蕗の薹が積もった落ち葉の下から顔を出していました古い蕗の葉を刈り取っていると ひと月を籠も…
境内に冬のしじまが忍び寄りほつほつ灯るガーデンライト 夕方になると寺の境内は一気に寂しくなる音の絶えた薄暗い庭にほつほつと灯るガーデンライト六地蔵がぼうっと…
いろいろなじゃんけんがある私にはうれしいじゃんけん怖いじゃんけん じゃんけんに弱い私日曜日の夜サザエさんとじゃんけんをする勝ったり負けたり勝てば嬉しくなり…
「ブログリーダー」を活用して、akariさんをフォローしませんか?
この会の皆年老いて踏んばれぬ軋む歯車音さえ微か 楽しみに続けている会童話、絵手紙、短歌・・・・どの会も会員は皆年老いて消滅寸前ですこれ以外に消滅した会もある…
コンビニでまず求めしは十六茶熱波の中に踏み出す前に 出かける時はコンビニで飲み物をゲットするお気に入りは麦茶、十六茶、爽健美茶カフェインゼロが目安です 熱波…
今朝咲けりグラジオラスの黄の花が暑き名古屋で大相撲始まる 白に続いて黄のグラジオラス律儀に一本ずつ咲く夏が来たなとしみじみと見る13日からは大相撲名古屋場所…
華やかな喜寿の祝いの花束に我が人生は地味であったと 友人から○寿のお祝いの花束が届いた(造花ですが)それは眩しいくらい綺麗な花で早速飾った何度見ても眩しい …
その昔近所に百歳の翁あり思い出すなり自転車に乗るを 時々思い出す実家の近くに百歳のお爺さんがいたこの方お元気でどこにいくにも自転車だった子供心にお元気だな…
早朝にカヤツリ草と戦えり手強き草は膝まで伸びて 朝晩の涼しい時間に草を引くカチカチに乾いた庭に根を張ったカヤツリ草は足腰の弱った私には強敵だ 腰痛で手付かず…
幾重にも重なる葉の下薄闇にトンボウ入りて奥へ奥へと 蓮田の幾重にも重なる葉の下は闇がわだかまっているその薄闇にトンボが入る誘われるようについっと入るあとは…
新宿に集中豪雨来映像は沈む車に飛ぶマンホール 東京に記録的短期大雨注意報が出た我が家でも三回警報がなり驚いた犬がに顔に駆け上がったTV画面も切り替わり不穏…
高き花低き花ありそれぞれに蓮は居場所を定めておりぬ 毎年恒例の蓮を見に行きました薬師池公園の蓮田に二千年の時を超えて咲いているのですいつもながら、美しい極楽…
公園を覆う桂の薄緑ベンチの人も緑に染まる 私の大好きな公園は緑に覆われている遊具もベンチも緑の葉影に佇んでいる木漏れ日と緑に囲まれて 木製の階段も四阿も緑の…
吹き抜ける風がちらちら木漏れ日を躍らせているこの道が好き 絵手紙教室のある並木道の脇の教室この暑さの最中でも淡い緑の木陰をつくっているこの道が好き 木漏れ日…
ふんだんにあるがに見ゆる水道水吹きだす古る管なんとかせねば あちこちで上下水道管が破裂する先日は鎌倉でも水道管が破裂水が川のように溢れ停電まで起こった 他…
一杯のビール呑みたしこの暑さ冷えたぐい生呑みたしぐい生 私が最初に飲めるようになったビールそれはサッポロの「ぐい生」小さな瓶ビールでまろやかでビールが苦手…
唐突にテニスコートにローラーを一緒にかけた友の顔浮かぶ テニス部にうさぎ跳びなる苦行あり熱中症なる病を知らず 歳なのかな最近とみに昔のことが浮かぶテニス部だ…
「夏は夜」と清少納言は綴りたりいかにせんとやこの熱帯夜 平安の頃の夏の夜はよほど心地よかったらしい(昼よりましだっただけ?)月が出れば興味深いし月がなくても…
トカゲの子何を祈らんお陽様に向きて目を閉ず朝のひととき 早朝に草を引くほんのいっとき涼しいうちにトカゲの子どもが紫蘇の葉にのぼりお日様の方を向いている 体を…
立葵選挙カーに首を振る 都議選も参院選も夏の陣 都議選が終わったと思ったら今度は参議院選挙この暑い夏の盛りに選挙我々年寄りにはなかなか辛い時期です 朝早…
刺すごとき日差しの下にいざ行かん腰痛ベルトきりりと締めて 出かける時の必需品腰痛ベルトが手放せない目も眩むようなきつい日差しの下へ腰痛ベルトと日傘を差して …
ふんだんにあるがに見ゆる水道水吹きだす古る管なんとかせねば 最近、日本各地で水道管が破裂することが起きているつい先日は観光地鎌倉で起きた一時付近は断水の憂…
水無月は今年は水の無い月で誰か雨乞い祈れよ舞えよ 水の月、水無月今年は関東は水無し月降りそうで降らぬ曇り空見つめてため息をつく水瓶が心配です 山沿いは雷雨や…
死ぬまでにやりたいことが多すぎてリストにできぬ溽暑の夏来 死ぬまでにやりたい事リストと言うものがある死期がわかってもわからなくてもやりたいことをやりきって死…
大八洲竜舌蘭の咲き誇る熱帯の地となりやこの年 百年に一度花が咲くと言われている竜舌蘭が日本各地で咲いている沸騰化と言われる気候変動のせいらしい 十メートルに…
お馴染みの勧善懲悪時代劇くっきり晴れた青空よろし 近頃、時代劇に目覚める悪い奴はあくまで悪く良いやつはとことん良いわかりやすい余計なことは考えなくても良い …
ほのかなる茗荷の黄色ふるさとに便りを出そう文月ふみの日 茗荷の花が咲く季節ほのかな黄色は優しい文月の今月は文を出したい父も母も姉もいない今誰に出そうか 星の…
銃弾はトランプさんの耳かすむ氏は銃規制反対の人 昨日、ペンシルベニアの演説会場でトランプ前大統領が狙撃されたトランプ氏は右耳に怪我をした大統領選挙演説中の出…
この犬がいるから日頃の憂さも晴るやわき首の毛さする手の老い 犬は癒したった一匹の犬が家族全員を癒してくれる暑くても寒くても一緒にいるだけでよし 家族全員に触…
茎折れしグラジオラスを切り取れば花はずしりと重みを増して グラジオラスの花は重いあの細い茎でよく立っていられるものだ重い 夜の風で折れてしまった黄色いグラジ…
この街は百日紅の街はじけ咲く赤い百日紅白い百日紅 夏になると一斉に咲く赤い百日紅、白い百日紅燃えるような色が際立つ紅涼しげな白百日紅は夏の花 お向かいの門の…
千本の光の針を受け止めて日傘の男(ひと)とすれ違う夏 日傘は女性の専売特許ところが、今年は男性も日傘の良さに気付いたらしいニュースなどでも盛んに勧められてい…
赤き実の数多付きたる鬼灯の鉢下げし師は汗に塗れて 鬼灯の季節です真っ赤な鬼灯の身を吸い出して鳴らした記憶があります遠い遠い記憶 お盆の季節になるとお仏壇に飾…
年ごとに暑さ募りてゆく炎暑今日の静岡40℃越え 昨日の東京の気温は37℃これは風通しの良い日陰の気温ビルに囲まれた舗装道路では?考えるだに恐ろしい今に40〜…
早朝に行き交う人と苦笑い老い人ばかりの投票帰り 涼しいうちに済ませたくて早朝に投票に行く行き交うのは同じ年頃の人々ばかり若者は元気だから昼でも・・・ 朝の挨…
リハビリに通う本日熱暑なりコンビニ脇にカンナ咲く 黄 昨日も今日も30℃越えの猛暑ちょっと出かけるにも日傘が入り用だ日差しを遮っても熱波は下から横からくる …
「夏は夜」と清少納言は綴りたりこの熱帯夜をいかにせんとや 清少納言は枕草子に「夏は夜」と書いた暑い昼よりいくばくか涼しい夜が良いと私も思う しかし、昨今の熱…
アンテナを四方に伸ばし故郷のアフリカ探すアガパンサスは アガパンサスが咲いている今年は沢山の花をつけてすっくと立っているアガパンサスは立ち姿が美しい アンテ…
恩田川護岸の葛の葉伸び伸びて夕べの雨露歩道を濡らす クズが勢いを増して伸び広がっています上は上はと伸びる葛モンスターのように電柱を登っている 山膨れて見える…
槿咲く廃屋の庭荒草の気ままに伸びて塀を覆えり 槿が美しい季節になりました白い花、ピンクの花、どちらも美しいむく毛は儚げな花優しげな花です 誰もすまなくなった…
農道を行く人ありて後ろには広がる青田霞む山々 時は今濃尾平野に広がる青田彼方には霞む山々日本中が美しい景色に染まる こんな当たり前の景色がなかなか見られない…
霊峰に登る数多の人々よ恐れ畏み敬い登れ 今日は富士山の山開き沢山の人が一斉に登るでしょう一説には原宿の混み様だとかその中には外国の方もいる 毎年ニュースにな…
アナベルの咲き乱れし庭通り過ぎ恩田川縁の雑草を見る 紫陽花は色を変える七変化と言われる所以であるそして近頃は紫陽花の色も思いがけないものがある白から薄緑に変…