この会の皆年老いて踏んばれぬ軋む歯車音さえ微か 楽しみに続けている会童話、絵手紙、短歌・・・・どの会も会員は皆年老いて消滅寸前ですこれ以外に消滅した会もある…
一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
ハロウイン渋谷新宿禁止されどこへ流れるインバウンドの人 今日はいよいよハロウイン毎年、渋谷で騒いでいたインバウンドの旅行者たち渋谷は去年から路上飲酒が禁止に…
秋雨は犬の背濡らし鈍色のにわたずみ流る一トルコリラ 昨日も雨、今日も雨外に出る度に犬の背が濡れる鬱々とした秋雨の日に低きに流れるにわたずみが恨めしい 韓国の…
雨雨雨猛暑の後の雨の日々うんざりしたりきのこ食見つつ 雨が降ったり止んだりダラダラと曇り雨の日々スカッとした秋の空が恋しい羊雲が恋しい 今年は茸が豊富だとい…
朝顔の乱れ咲きおり投票日無人販売の大根を買う 朝一番で投票に行く朝顔が美しく咲く庭で体操をする人がいるすでに投票を済ませた人とすれ違う いつもと違う時間の街…
缶詰をつまみに友と酒を飲むペーパームーンは職場の近く 若い頃、とにかく働いていた忙しくて睡眠時間もままならずそれでも働いていた頃少しの時間に息抜きをした職場…
秋になり夏の苦手な友が逝くポーチュラカの上ベニシジミ飛ぶ 物語を書く会の仲間が一人逝った夏が苦手だといい八月の会はお休みにした人秋になったのに逝ってしまった…
真之山越えれば家庭菜園が並ぶなだりに赤とんぼ飛ぶ 小さな山真之山それでも急峻な坂を登るすぐに頂上反対の斜面に広がる家庭菜園 近所の団地の人々の丹精こめた小さ…
絵を描けと友より木通を賜りしふたつの紫紺艶やかなりし 友が木通を持ってきて絵になるでしょ?下手な絵を楽しんでいる私にお土産と・・・珍しくてまだ大切に飾ってい…
駅近の「泰巖歴史美術館」安土の天守信長の夢 町田市の駅近くに「泰巖歴史美術館」がある舘名は信長の戒名「揔見院殿贈大相國一品泰巖大居士」から取られたという 正…
清明な朝の空気を吸い込めば朝焼けの下救急車の音 このところ朝晩の気温が下がり過ごしやすいいや、寒々しい今朝は朝焼けが美しく清明な空気が美味しい 朝晩はすっか…
細道はススキの中を登りゆき小昏き檜の木の間に消ゆる 公園の小高い丘を登るさらに奥には山がある薄の道を登っていくと展望が開けるそのさきは檜の林 街中の公園と…
さむき朝山法師の実赤くなる今宵の鍋は肉団子入り 木のみが赤くなるハナミズキも山法師もナナカマドも錦木もみんな赤くなる鳥たちには嬉しい秋 昨日は30度の夏日で…
絵本とは優しい世界そのもので私の心もぐりとぐらになる 絵本作家、中川李枝子さんが亡くなった「ぐりとぐら」シリーズの小さな野鼠の兄弟がほんわかとした世界を作る…
垂れ下がる檜の青き実の下で深呼吸する元気をもらう 横たわる朽木に生える白キノコ森の香りは湿りを含む 久しぶりの公園探索やっと夏の暑さから解放された友人と公園…
口笛を吹きつ肴の仕度する休日の夫楽しげなりし 休日は呑む日毎日呑んではいるが休日は楽しく呑む日夫のささやかな楽しみお酒を呑む日 夜が近づくと肴の用意をする鼻…
真之山越えれば家庭菜園が並ぶなだりに赤とんぼ飛ぶ 小さな裏山を越えると反対の斜面が現れる切り開かれて小さな菜園が並ぶ近所の団地の人が家庭菜園を営む 斜面の細…
悠久の時を旅するほうき星次回見るのはG(ゴキ)かも知れず 紫金山・アトラス彗星が地球に接近しているらしいこの彗星の周期は8万年とか恐ろしく永い 東京ではこれ…
歩けるし耳も聞こえる目も見える指の痛みに負けるな私 時々思い出したように痛みが襲うへパーデン結節老いの病だという 不便なのは鉛筆、箸が当たると痛い私のは右手…
茜さす空に梵鐘消えゆけり寂寂と聴く秋の訪れ 夕暮れ時の梵鐘は趣が深い秋の訪れを感じるこの頃時に切々と聞こえる他の季節にはない感慨だ 茜空に尾を引いて消えてゆ…
鵠沼の海辺歩きぬ江ノ島を見つつ波乗り見つつ歩めり 去年の今頃鵠沼海岸を散歩した友人と二人遠く、近くにサーファーの浮き沈みを見ながら 海岸にもゴロゴロと甲羅…
あしびきの山の裾なるなだりにはタウンハウスあり蜻蛉群れ飛ぶ 山に沿って開発された住宅地なだりに沿ってタウンハウスが建つ傾斜地は草原が続き長い庭に蜻蛉が飛んでい…
謎々のようなる前衛短歌読むたまに解るとちょっと嬉しい 前衛短歌は難しい私にとっては謎々で解き明かすのは至難の業展開が謎々ですん〜、勉強不足 素直な心の良寛さ…
秋雨のふり継ぐ街の花水木赤き実いくつ葉影を覗く 秋雨が続きやっと秋らしい気温になってきた雨は鬱陶しいけど涼しさは歓迎する秋が来たー ハナミズキの実が赤くなっ…
繁茂する雑草を引くズルズルとマルバルコウソウ一気に手繰る 空き地から伸びてくるマルバルコウソウの蔓放っておいたら舗装路の隅を伝って垣根に登ってきた 少し涼し…
紫蘇の花鉢よりこぼれ繁茂する白く小さく勢いもてり 青紫蘇の花が満開鉢植えで楽しんでいたが周りに溢れてジャングル状態です小さな花がいっぱい咲いている今日の刺身…
コメダにて友とかたりぬこの夏を籠り暮らした老い人ふたり 毎月あって話に花を咲かせてきた友人とこの夏は二ヶ月ほど会わなかったあまりの暑さに二人とも外出を控え…
雨の日の美術館はひっそりと小声で話す人で満ちおり 八王子の夢美術館に行く「かがくいひろしの世界展」とても面白い絵本「だるまさんが」や「だるまさんの」の創作裏…
さっぱりと刈られし護岸に曼珠沙華一塊が残されている やっと護岸の草むらが綺麗に刈られてすっきりとした夏の間、草が伸びて見るからに暑苦しかった今は涼しげだ そ…
夜の風興梠の声乗せて来る我家に秋の到来したる 夜風が爽やかになってきました窓を開ければ興梠の声秋だ!!!!!こんなに暑い秋にも頑張っている興梠 今年も忘れ…
皆がみな避けて通るや道の端赤きあざみはすっくりと立つ 通学路の道端にあざみが咲いている誰一人近寄らない子供たちもよく知っている棘の痛さを 赤い花を護るように…
病得て友の一人が抜けし会白きはなにら群れ咲く見つめ 趣味の会の友が突然の病になるこじんまりとまとまった会だけに動揺がひどい残りのみんなが右往左往する 別の会…
「ブログリーダー」を活用して、akariさんをフォローしませんか?
この会の皆年老いて踏んばれぬ軋む歯車音さえ微か 楽しみに続けている会童話、絵手紙、短歌・・・・どの会も会員は皆年老いて消滅寸前ですこれ以外に消滅した会もある…
コンビニでまず求めしは十六茶熱波の中に踏み出す前に 出かける時はコンビニで飲み物をゲットするお気に入りは麦茶、十六茶、爽健美茶カフェインゼロが目安です 熱波…
今朝咲けりグラジオラスの黄の花が暑き名古屋で大相撲始まる 白に続いて黄のグラジオラス律儀に一本ずつ咲く夏が来たなとしみじみと見る13日からは大相撲名古屋場所…
華やかな喜寿の祝いの花束に我が人生は地味であったと 友人から○寿のお祝いの花束が届いた(造花ですが)それは眩しいくらい綺麗な花で早速飾った何度見ても眩しい …
その昔近所に百歳の翁あり思い出すなり自転車に乗るを 時々思い出す実家の近くに百歳のお爺さんがいたこの方お元気でどこにいくにも自転車だった子供心にお元気だな…
早朝にカヤツリ草と戦えり手強き草は膝まで伸びて 朝晩の涼しい時間に草を引くカチカチに乾いた庭に根を張ったカヤツリ草は足腰の弱った私には強敵だ 腰痛で手付かず…
幾重にも重なる葉の下薄闇にトンボウ入りて奥へ奥へと 蓮田の幾重にも重なる葉の下は闇がわだかまっているその薄闇にトンボが入る誘われるようについっと入るあとは…
新宿に集中豪雨来映像は沈む車に飛ぶマンホール 東京に記録的短期大雨注意報が出た我が家でも三回警報がなり驚いた犬がに顔に駆け上がったTV画面も切り替わり不穏…
高き花低き花ありそれぞれに蓮は居場所を定めておりぬ 毎年恒例の蓮を見に行きました薬師池公園の蓮田に二千年の時を超えて咲いているのですいつもながら、美しい極楽…
公園を覆う桂の薄緑ベンチの人も緑に染まる 私の大好きな公園は緑に覆われている遊具もベンチも緑の葉影に佇んでいる木漏れ日と緑に囲まれて 木製の階段も四阿も緑の…
吹き抜ける風がちらちら木漏れ日を躍らせているこの道が好き 絵手紙教室のある並木道の脇の教室この暑さの最中でも淡い緑の木陰をつくっているこの道が好き 木漏れ日…
ふんだんにあるがに見ゆる水道水吹きだす古る管なんとかせねば あちこちで上下水道管が破裂する先日は鎌倉でも水道管が破裂水が川のように溢れ停電まで起こった 他…
一杯のビール呑みたしこの暑さ冷えたぐい生呑みたしぐい生 私が最初に飲めるようになったビールそれはサッポロの「ぐい生」小さな瓶ビールでまろやかでビールが苦手…
唐突にテニスコートにローラーを一緒にかけた友の顔浮かぶ テニス部にうさぎ跳びなる苦行あり熱中症なる病を知らず 歳なのかな最近とみに昔のことが浮かぶテニス部だ…
「夏は夜」と清少納言は綴りたりいかにせんとやこの熱帯夜 平安の頃の夏の夜はよほど心地よかったらしい(昼よりましだっただけ?)月が出れば興味深いし月がなくても…
トカゲの子何を祈らんお陽様に向きて目を閉ず朝のひととき 早朝に草を引くほんのいっとき涼しいうちにトカゲの子どもが紫蘇の葉にのぼりお日様の方を向いている 体を…
立葵選挙カーに首を振る 都議選も参院選も夏の陣 都議選が終わったと思ったら今度は参議院選挙この暑い夏の盛りに選挙我々年寄りにはなかなか辛い時期です 朝早…
刺すごとき日差しの下にいざ行かん腰痛ベルトきりりと締めて 出かける時の必需品腰痛ベルトが手放せない目も眩むようなきつい日差しの下へ腰痛ベルトと日傘を差して …
ふんだんにあるがに見ゆる水道水吹きだす古る管なんとかせねば 最近、日本各地で水道管が破裂することが起きているつい先日は観光地鎌倉で起きた一時付近は断水の憂…
水無月は今年は水の無い月で誰か雨乞い祈れよ舞えよ 水の月、水無月今年は関東は水無し月降りそうで降らぬ曇り空見つめてため息をつく水瓶が心配です 山沿いは雷雨や…
夏空が街を覆って焼き尽くす死ね死ね死ねと言わんばかりに 梅雨明けと同時に猛暑が襲い来るこの暑さの中何ができるだろうどこに行けるだろう いきなり35度越えは…
死ぬまでにやりたいことが多すぎてリストにできぬ溽暑の夏来 死ぬまでにやりたい事リストと言うものがある死期がわかってもわからなくてもやりたいことをやりきって死…
大八洲竜舌蘭の咲き誇る熱帯の地となりやこの年 百年に一度花が咲くと言われている竜舌蘭が日本各地で咲いている沸騰化と言われる気候変動のせいらしい 十メートルに…
お馴染みの勧善懲悪時代劇くっきり晴れた青空よろし 近頃、時代劇に目覚める悪い奴はあくまで悪く良いやつはとことん良いわかりやすい余計なことは考えなくても良い …
ほのかなる茗荷の黄色ふるさとに便りを出そう文月ふみの日 茗荷の花が咲く季節ほのかな黄色は優しい文月の今月は文を出したい父も母も姉もいない今誰に出そうか 星の…
銃弾はトランプさんの耳かすむ氏は銃規制反対の人 昨日、ペンシルベニアの演説会場でトランプ前大統領が狙撃されたトランプ氏は右耳に怪我をした大統領選挙演説中の出…
この犬がいるから日頃の憂さも晴るやわき首の毛さする手の老い 犬は癒したった一匹の犬が家族全員を癒してくれる暑くても寒くても一緒にいるだけでよし 家族全員に触…
茎折れしグラジオラスを切り取れば花はずしりと重みを増して グラジオラスの花は重いあの細い茎でよく立っていられるものだ重い 夜の風で折れてしまった黄色いグラジ…
この街は百日紅の街はじけ咲く赤い百日紅白い百日紅 夏になると一斉に咲く赤い百日紅、白い百日紅燃えるような色が際立つ紅涼しげな白百日紅は夏の花 お向かいの門の…
千本の光の針を受け止めて日傘の男(ひと)とすれ違う夏 日傘は女性の専売特許ところが、今年は男性も日傘の良さに気付いたらしいニュースなどでも盛んに勧められてい…
赤き実の数多付きたる鬼灯の鉢下げし師は汗に塗れて 鬼灯の季節です真っ赤な鬼灯の身を吸い出して鳴らした記憶があります遠い遠い記憶 お盆の季節になるとお仏壇に飾…
年ごとに暑さ募りてゆく炎暑今日の静岡40℃越え 昨日の東京の気温は37℃これは風通しの良い日陰の気温ビルに囲まれた舗装道路では?考えるだに恐ろしい今に40〜…
早朝に行き交う人と苦笑い老い人ばかりの投票帰り 涼しいうちに済ませたくて早朝に投票に行く行き交うのは同じ年頃の人々ばかり若者は元気だから昼でも・・・ 朝の挨…
リハビリに通う本日熱暑なりコンビニ脇にカンナ咲く 黄 昨日も今日も30℃越えの猛暑ちょっと出かけるにも日傘が入り用だ日差しを遮っても熱波は下から横からくる …
「夏は夜」と清少納言は綴りたりこの熱帯夜をいかにせんとや 清少納言は枕草子に「夏は夜」と書いた暑い昼よりいくばくか涼しい夜が良いと私も思う しかし、昨今の熱…
アンテナを四方に伸ばし故郷のアフリカ探すアガパンサスは アガパンサスが咲いている今年は沢山の花をつけてすっくと立っているアガパンサスは立ち姿が美しい アンテ…
恩田川護岸の葛の葉伸び伸びて夕べの雨露歩道を濡らす クズが勢いを増して伸び広がっています上は上はと伸びる葛モンスターのように電柱を登っている 山膨れて見える…
槿咲く廃屋の庭荒草の気ままに伸びて塀を覆えり 槿が美しい季節になりました白い花、ピンクの花、どちらも美しいむく毛は儚げな花優しげな花です 誰もすまなくなった…
農道を行く人ありて後ろには広がる青田霞む山々 時は今濃尾平野に広がる青田彼方には霞む山々日本中が美しい景色に染まる こんな当たり前の景色がなかなか見られない…
霊峰に登る数多の人々よ恐れ畏み敬い登れ 今日は富士山の山開き沢山の人が一斉に登るでしょう一説には原宿の混み様だとかその中には外国の方もいる 毎年ニュースにな…