富嶽三十六景 礫川雪ノ且
「礫川雪ノ且」礫川とは小石川のこと、今の文京区の西部一帯をさす。かつてこの地域をという小河川が流れていた事から、そう呼ばれるようになった。絵の中の中景に見える川が小石川なのだろう。富嶽三十六景の中で唯一雪景色を描いている。当時の江戸は、現在に比べて降雪量が多く、江戸の冬は雪景色が珍しくなかった。その雪景色を眺めようという人々が、料亭に集まって、富士の方向に顔を向けている。富嶽三十六景礫川雪ノ且
2025/04/30 08:05
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