金融機関担当者は日々の営業活動の中で融資案件に繋がる情報収集を行っております。その中で資金需要を見つけた担当者はお客様との条件交渉の中から保証会社を付けるかプロパーで対応するかを決め、ヒアリング等で集めた情報や調査内容を融資の稟議書に集約、それを支店内の上席、決裁権限者である支店長や本部審査部へ申請し、審査をすることとなります。今回はその融資審査のポイントについてご説明させていただきます。【融資審査で重要視されるポイント】そもそも融資審査は何を行うかというと、融資を受ける人(借り手)に返済能力があるかどうかを審査するものです。運転資金・設備資金共通して、審査の第一段階として「融資が可能かどうか」、第二段階として「融資金額の妥当性」という流れで審査をしていくことが一般的です。第一段階である「融資が可能かどう...【FinanceNEWS】融資審査のポイントについて~尼崎市(武庫之荘)税理士笠原会計事務所~