chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
徒然なるまま読書感想ブログ https://blog.goo.ne.jp/jiji0805

日々読んだ本の感想ブログです。小説、ビジネス書、ライトノベルなど通勤中、休日に読んだ本の感想を自由に

徒然なるまま読書感想ブログ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/07/19

arrow_drop_down
  • 【心臓の王国】 感想

    心臓の王国竹宮ゆゆこPHP研究所主人公鋼太郎は高校2年生の17歳。夏休みのある日、バイトからの帰りの道すがら、「せいしゅん」がしたい17歳、アストラル神威と出会う。いかにも怪しい変な彼が、夏休みが終って鋼太郎のクラスに転校してきて…。果たしてアストラル神威の願い「せいしゅん」をするは叶うのか。また、アストラル神威とは何者なのか。これは鋼太郎とアストラル神威の高校を舞台にしたブロマンスである。たまたま書店を覗いていたら、『とらドラ!』でお世話になった竹宮ゆゆこ先生がハードカバーの新刊を出したんだと思い、どんな本何だろうと興味をもって購入した本です。読んでみて思ったのは、竹宮ゆゆこ先生らしい作品だなと思いました。主人公鋼太郎とアストラル神威は、境遇や環境から妙に大人っぽい高校生だなと思うところがあるキャラクタ...【心臓の王国】感想

  • 【アリアドネの声】 感想

    アリアドネの声(幻冬舎単行本)井上真偽幻冬舎幼い日に兄を水難事故で亡くした主人公が、亡くなった兄の残した言葉と、あの時ドローンがあれば兄を救えたという思いを胸に、ドローンの操縦教官となる。入社した会社は救助用のドローンを開発した会社で最先端のドローンを操縦できる主人公はある日、地下5層にもなる、近未来的な施設の地上イベントで活断層による地震が発生する。地面に亀裂が走り、地下層にも大きな被害が発生。地下水も漏れて、溢れ、地下シェルターが地下3層にあるのですが、地下5層目〜地下3層目まで水が浸水するまでタイムリミットは約6時間。それまでに、3層以下にいる要救助者をシェルターに誘導しなければならないのですが、その要救助者はなんと目は見えない、耳は聞こえないという重度障害者。本作品は救助用のドローンを主人公が操縦...【アリアドネの声】感想

  • 【モノマネ芸人、死体を埋める】 感想

    モノマネ芸人、死体を埋める(祥伝社文庫)藤崎翔祥伝社有名野球選手のモノマネ一本で芸能界で生きている、マネ下竜司。そんなある日、モノマネを許していて仲の良い往年のレジェンド選手、竹下竜司が殺人を犯す。殺人事件が表沙汰になれば、マネ下の芸能界での食い扶持もなくなるということもあり、殺人を隠蔽することを協力するマネ下。果たして、彼らは殺人を隠蔽し続けることはできるのか?まず、面白いなと思ったのは、冒頭部分。マネ下竜司が始球式でネタをするのですが、そのネタが本人の竹下竜司を知らないのに、面白い。観客が笑うところで笑ってしまうので、本当にネタを見ているみたいでした。また、モノマネ芸人の芸名が面白く、普通の会話なのに福山雅治のモノマネ芸人、ぷく山雅治や役所広司のモノマネ芸人、役所狭司、藤田ニコルのモノマネ芸人、藤田似...【モノマネ芸人、死体を埋める】感想

  • 【月夜行路】 感想

    月夜行路秋吉理香子講談社44歳の専業主婦の涼子は、関係が冷え切った夫の浮気を疑っていた。涼子の誕生日の前日の夜、夫は浮気相手と思わしき相手から連絡があり、真夜中に仕事といって出かけることに。あまりにもムカついいた涼子はその日、勢いで、夫が向かったと思われる、夫の浮気相手のクラブのホステスの店へ向かう。しかし、なぜか、その同じビルに入っていたオカマバーに入ってしまい、そこでオカマバーのママ、ルナと出会う。話しているうちに、オカマバーのママの鋭い洞察力とコミュ力でヒロイン涼子は打ち解け、涼子は大学時代に付き合っていた男性について語りだす。そして、涼子は妙にその付き合っていた男性に会いたくなり、勢いのままに大阪へ。その日偶然出会ったオカマバーのママ、ルナと伴に。本作品はヒロイン涼子とママが大阪で文学の聖地巡礼を...【月夜行路】感想

  • 【薬物依存症の日々】 感想

    薬物依存症の日々(文春文庫)清原和博文藝春秋甲子園で活躍し、プロでも活躍した清原和博選手。引退後、奇行が目立ち、入墨入れたり、離婚したり、覚醒剤で遂にぞ逮捕されてしまう。そんな彼が、逮捕後の再起に向けて薬物依存症と戦う日々を語っている本です。私は甲子園の清原選手は生では見ていないですが、西武時代と巨人時代、特に巨人時代の4番松井、5番清原は小学生ながらよく覚えています。また、バラエティ番組で良く見かけたよなぁということと、体育会系ってこういうことするんだ(後輩選手にタバスコを一気飲みさせたりしたエピソード聞いたりした記憶あります)と初めて知った時、こいつあんまり好きじゃないなと思った印象で、清原選手のことはあんまり好きじゃなかったです。そして、引退したあと、離婚したり、入墨いれたり、奇行もあったりで、引退...【薬物依存症の日々】感想

  • 【猫を処方いたします。】 感想

    猫を処方いたします。(PHP文芸文庫)石田祥PHP研究所京都にあるというとある心療内科?に行って、悩みを相談したら、猫を処方された。いろんな悩みを持つ人がたどり着いては猫を処方されるクリニック。果たして猫は悩みを解決してくれるのか?そして、そのクリニックの秘密とは?タイトルもそうですが、まず表紙の可愛いさに癒やされ、読んでみようと思った作品。読んでいくと猫の魔力は異常というくらい、猫に没頭していく各登場人物とその回りの人たち。猫のは薬だなと本気で思う、何なら私も猫に癒やされたいなと思うくらい、猫、かわいいよ、猫…さて、そんな猫たっぷりの本作品は、実は猫がかわいいだけじゃなくて、猫を育てることの大変さや、飼い主側の事情で保護されてしまったり処分されてしまったりする現実などもちょこっと書かれています。本作品か...【猫を処方いたします。】感想

  • 【バスタブで暮らす】 感想

    バスタブで暮らす(ガガガ文庫)四季大雅小学館イチキュッパで生まれたヒロイン磯原めだか(22)は就活に失敗し、仕事を辞めて実家に帰ることに。落ち着く場所はバスタブだったことから、バスタブで寝泊まりする生活をする。そんなめだかのバスタブ生活を描いた作品。なかなかコミカルで毒のあるめだかの一人称で描かれる本作品は設定もありえない病気?(漬物石が定期的にお腹の中に移動する病気?)とかあって、どこかファンタジックな描写が多い印象です。また、生きてはいるものの、日々忙しくて夢を追えないとかそういうことじゃなくて、何をしてよいかわからない系のダラダラと生きている感じのヒロインが軸となっているのですが、夢も希望もない、別に興味のあることなんてない、無意味に生きている感覚って、私もそうだし、そういうことに悩みながら、あるい...【バスタブで暮らす】感想

  • 【風と共に咲きぬ】感想

    風と共に咲きぬ(角川文庫)清水晴木KADOKAWA舞台の脇役だったり、舞台にも立てない観客だったり、主役じゃない人もしっかりとそれぞれの役割を果たすからこそ舞台は映える。そんな風に吹かれて着陸したところで根を張り、しっかりと綺麗な花を咲かせるために生きている。その存在はもしかするとほとんどの人に知られることはないかもしれないけれど。そんな、たんぽぽみたいな人たちが織りなす物語が本作です。本作は、文章が面白く、クスッと笑いながら読める作品ですが、いろんな人に刺さるだろうと思うスパイスが所々に散りばめられています。恐らく、読んだ方の殆どの人が自分と重ねてしまい、入り込めるんじゃないかと思います。そんな本作で語られるのは、もしかしたらありきたりかもしれないですが、誰の目にもとどまらないかもしれない道端のたんぽぽ...【風と共に咲きぬ】感想

  • 【サクラサク、サクラチル】の感想

    サクラサク、サクラチル辻堂ゆめ双葉社進学高に通う高校3年生である主人公とヒロインは虐待を受けている。その2人が親に復讐することを計画する。果たして、彼らの企む親に対する復讐とは?また、彼らの復讐は成功するのだろうか?まず、読んでいて感じたのは、主人公の両親の主人公に対する態度がとにかく胸糞悪い。読んでいて、読んでいられなくなるほどに、ヒール役の両親、エグいくらい胸糞悪いことを主人公にします。その胸糞悪いシーンが半分くらいあるんじゃないか?と思うくらいに、この部分は結構キツかったです。また、本作はミステリー要素もありますが、読んでいて、そこまで難しくはなかったなと思います。そんな本作品から感じたのは、あなたは本当に虐待を受けずに育ちましたか?という、投げかけです。まず、読んでいて、本作品の主人公やヒロインは...【サクラサク、サクラチル】の感想

  • お久しぶりです

    こんにんちは。ジジでございます。もう、何年もブログを更新していなかったなと思いながら、久しぶりにきてみました。実は、読書は続けていて、ブクログに読書感想を書き続けていました。よくよく考えれば、1,000字程度の感想を毎回書いているのに、ここに載せない手はないなと思い、ブクログに載せた感想のうち、1か月読んでオススメだなと思った本の感想は、こちらにも転載しても良いのではないかと思いだしたので、一度ぼちぼちと続けてみたいと思います。続くかどうかはわからないですが、約4年で200冊書き続けた読書感想で培った感想文の能力は見せてみたいと思います。それでは、お久しぶりですがどうぞよろしくお願いいたします。ジジお久しぶりです

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、徒然なるまま読書感想ブログさんをフォローしませんか?

ハンドル名
徒然なるまま読書感想ブログさん
ブログタイトル
徒然なるまま読書感想ブログ
フォロー
徒然なるまま読書感想ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用