【浅草蜃気楼オペラ】 感想
浅草蜃気楼オペラ乾緑郎宝島社歌劇女優憧れて上京し、帝劇に入り、ローシーの厳しい指導の元、夢を追う妙子とヴァイオリンで父親の病気の治療費を稼ぐハルが出会い、2人で歌劇ブームの大正の浅草を駆け抜けるお話。大正の当時の歌劇界が舞台の本作品。歌劇ブームの浅草や今では考えられない理不尽さのある大正の日本を知ることのできる1冊だと思います。オペラとは書いてますが、イメージとしては今でいうところのミュージカルかな?イメージとしては。オペラとミュージカルの違いを説明しろと言われると難しいですが、何となく読んでいて思うのはミュージカル方かなぁと思います。そんな本作品ですが、今では信じられないような理不尽がバンバン起きます。ただ、その理不尽、本当に大正特有なのか?というと恐らくそうではないのだろうなぁと思います。例えば、本作...【浅草蜃気楼オペラ】感想
2024/05/22 10:41