四字熟語は日本人なら誰しも耳にする機会がある言い回し。相撲取りが大関や横綱になる際に挨拶で使われることもある「不撓不屈」「一意専心」など、なにか自分の信念や思いを伝えたい時にも最適。幕末には「尊王攘夷」、日露戦争では「臥薪嘗胆」、その後も「八紘一宇」「天壌無窮」もあった。孔子孟子や中国故事、和製など様々だが、A対B、AandB、AbutB、AneverBなどその組み合わせも様々だが、二文字で一つの意味を表し、合計4文字で意味を持つ。本書では、中国に由来を持つ四文字熟語を中心に、歴史的背景やエピソードをまとめたもの。1.聖人が語ったものとしては孔子が論語で述べたものとして、「温故知新」古いことを知ることが新しいことを知る方法である「韋編三絶」韋編とは本の綴じ代のことであり、その綴じ代が三回切れてしまうほどに...四字熟語の中国史冨谷至***