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RIPES BLOG https://ripe.hatenablog.jp/

記事の中身は「R65」。年の功がある人(RIPE)向け。だからジャリは侵入禁止!

RIPEとは成熟の意味。昔、クリントイーストウッドらが出た「スペースカウボーイ」という映画があった。ジジイ宇宙飛行士が地球を救うために宇宙に行く痛快作。由緒正しい宇宙飛行士は「ライトスタッフ」と呼ばれたが、彼らは尊敬と揶揄を込めて「ライプスタッフ」と呼ばれた。「熟年」という言葉は嫌いだが、「ライプ」はイカス!と思って命名。

R65 RIPEKUN
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新宿区
出身
佐渡市
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2015/06/19

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  • 余談多めの「クレイン」噺

    crain(クレイン)の第一義は「鶴」。そう「つる(吊る)」である(トホホ)。第二義は建設機械の起重機。重い物を吊り上げるアレだが種類がたくさんあるから車で動ける移動型2種の噺をちょっと…… 移動型クレインでよく見かけるのは「UNIC」かな? 古河ユニックが1961年に考案した車載型のクレインで、自分で運んで荷下ろしまでできるので普及した。今やユニックはセロテープやホッチキス並みに一般名詞になっている(シェア50%以上!)。 同じく一般名詞化しているものに、専用車両の「ラフター」がある。四駆だから小回りができ公道を自走できる。正しくはrough terrein crane(荒れた土地でも走行で…

  • 日曜昼下がりの映画館

    終日どんよりした曇天で、気温も9度以下。しかも午後からは職場の研修があって、全然愉しくない日曜日になりそうだった……でも研修後、映画で気分を替えようと新宿武蔵野館へ。ここは戦前からの歴史があり徳川無声が専属弁士だった(誰ソレ話)。今は縮小して3階にミニシアター3館を擁するのみだが駅近であるし、上映作品も悪くない。観たのは記事に書いた『JFK新証言』(監督オリバーストーン)だ。 結論から言うと、ウォーレン報告書の荒唐無稽さを執拗に批判し、陰謀(conspiracy)の存在をあぶり出しとくにCIA主導を匂わせていた。だから予告編冒頭でケネディとCIA長官ダレスがオープンカーに同乗している映像が使わ…

  • 60年後でも”真実”は不明

    1963(昭和38)年11月22日、現地時間12時30分にケネディがダラスでパレード中に暗殺された。そのニュースは、11月23日午前5時28分に日本でも報じられた。それも米国から人工衛星(静止衛星ではない)で日本(国際電電)にTV電波を送る宇宙衛星実験開始直後だった。お祝いめいた雰囲気の画像が一転、沈痛な表情の米国人アナウンサーの声に被せて、日本人ナレーターが「この電波でこのような悲しいニュースをお送りしなければならないのは誠に残念」と語り、ケネディ暗殺事件の顛末を編集された映像で見せた……自分は佐渡島で中学2年だったけど、朝からかじりついていたNHKの特番にびっくりした。暗殺の中継は1960…

  • 人類には「オヤツ」が必要だ!

    「オヤツ」の「ヤツ」は「八つ時」。昔の午後2時から4時の間のことで、この時間は多くの国でスナックタイムだ。英国には有名な「アフターヌーン・ティ」があり、スウェーデンには「フィカ」、フランスのは「カトゥルール」。スペイン・南米には「メリエンダ」がある。でも中国には「点心」はあるが、相当する習慣はないようだ。 で日本の、とくに農村では「コビリ」がある。「小昼」から出た言葉で、「間食(カンジキ)」ともいう。家族近所総出でやってた田植えや稲刈りには畔に集まってタバコやお茶とともに楽しんだ(写真は三条・内山農園さん)。昔は学校も休みにしたが、農家でない自分の場合、「コビリ」だけうらやましくて畔の近辺をウ…

  • 「お清め」の霊験あらたか…か?

    築60年近い都営アパート解体工事が持ち現場の一つになった。ゲートや囲いなどの周辺整備に時間をかけ、やっと先週から居室のバラシに着手した。 その最初の日、人柄に味のある老監督が「気休めだけど、やっとくか!」と助手を連れて建物の周囲を巡りながら何やら撒いた。「四方祓」の「お清め」で、撒いたのは塩、米、酒だった。 解体工事はとかくガサツなイメージがあり、世間の顰蹙も買いやすいが、所管が区役所で、戸数が300もあるでかさ、それを1年がかりでやるのだから計画的かつ慎重に進めねばならない。「お清め」で神頼みしたくなる監督の気持ちは分かる。お陰?で今のところ、まだトラブルはない。 塩で厄払いするのは日本だけ…

  • 秋草と外来種

    ススキや桔梗、萩など秋の草花をあしらった「秋草」の図柄は、枯れゆく淋しさや侘びた風情があり、日本の伝統的な意匠だ。だがもう消えるかもしれない。 昨日から現場近くで見るのは、妙に自己主張の強い、名前も馴染みの薄い外来種の「秋草」だ。写真中央の4枚=①ランタナ、②カリアンドラ、③アベリア、④エンジェルトランペット。そして街路樹に多用されるようになったハナミズキも一青窈の歌で好感度アップしたが、英名はdogwood(一説では実や枝の煮汁が犬の皮膚病に効いたから)。春咲く花は桜に似て可愛いが、秋になって葉の枯れ方が汚い。一気に枯葉色になりチリチリと道路に散らかる。 見た目が派手とか珍しいで安直に栽培し…

  • 棄てる本の「余滴」(5)

    ●「茶の話~茶事遍歴~」(陳舜臣) わが四谷左門町に「大日本茶道学会」なる建物がある。「茶道」は「ちゃどう」と読み(裏千家流)「さどう」(表千家流)ではないらしい。こういうことを言い立てるから「茶道なんてねずみ講くらいの価値と将来性しかない」と悪口を言う若者が出てくる(ある書評サイト)。でも、ここの会長さんは岡倉天心の『茶の本』を現代風に訳している。構成を逆にして訳出してるのが興味深い。 茶道にも抹茶派と煎茶派がある。本場の中国には明代に抹茶は消滅し、茶館で見せる茶淹れの作法はあるが日本的な『茶道』はない。 「日常茶飯事」という言葉があるくらい喫茶の習慣は深く根付き規模も世界的だ。それゆえアヘ…

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