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RIPES BLOG https://ripe.hatenablog.jp/

記事の中身は「R65」。年の功がある人(RIPE)向け。だからジャリは侵入禁止!

RIPEとは成熟の意味。昔、クリントイーストウッドらが出た「スペースカウボーイ」という映画があった。ジジイ宇宙飛行士が地球を救うために宇宙に行く痛快作。由緒正しい宇宙飛行士は「ライトスタッフ」と呼ばれたが、彼らは尊敬と揶揄を込めて「ライプスタッフ」と呼ばれた。「熟年」という言葉は嫌いだが、「ライプ」はイカス!と思って命名。

R65 RIPEKUN
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住所
新宿区
出身
佐渡市
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2015/06/19

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  • 棄てる本の「余滴」(4)

    ●『杉浦康平のデザイン』(臼田捷治) 子が親より先に死ぬのは最大の親不孝。その報いで三途の河原で石を積み続けることになるが、鬼が来て蹴散らしてしまう……では弟子が”出藍の誉れ”を果たせず、師匠より先に死ぬとどんな報いを受けるのだろう……。 杉浦康平の弟子だったブックデザイナーの鈴木一誌が、この夏亡くなった(享年73歳)。まずは冥福を祈る。 我が同級生で"戦友"でもあったが、杉浦を追って造形大に転校してしまい、そのまま杉浦オフィスで12年も勤めて後に独立した。かくいう自分も20代は杉浦に影響され心底私淑していた。 杉浦の半世紀以上のデザイン活動は常に革新的で理知的だった。広告宣伝畑の連中のチャラ…

  • 良い話と悪い話がある…

    「良い話と悪い話があるけど、どっちから先に話すべき?」と言うのは心理学では「ゲイン•ロス(gain-loss)問題」の一種。良否や損得のギャップが大きいほど印象が強い。だから良い話を後にした方が印象が良くなるらしい。だがその逆の説もあるから心理学なんて当てにならない。 ワシにも良いことと悪いことが昨日同時に起きた。悪いことは、蒸したサツマイモを噛じったら犬歯が取れたこと。蒸し足りなくてやや硬かったのだか、ただのイモだぜ~。それでなくても歯が少ないのに大ショック。「バカボン」の「レレレおじさん」になってしまった。「芋かじり 歯が抜け落ちて 間抜け顔」トホホ…腹が立ってイモに八つ当たりしてガシガシ…

  • 『百日紅』の花は過ぎたか……

    亡き杉浦日向子が描いた漫画『百日紅(さるすべり)』は北斎の三女・お栄(筆名は応為)の物語。それを「クレヨンしんちゃん(映画版)」の監督・原恵一がアニメにしている。自分もここに記事を2度も書いた、(原作とは違うが、アニメの方はYouTubeでベトナム字幕版なら観れるよ。消される前に急げ!) その葛飾応為を、漫画もアニメも魅力的なかわいい女性に描いている。現実は「すみだ北斎美術館」(両国)に展示された人形(40歳頃)のような姿かもしれない。でもその才能に惚れてしまう。 11月1日から応為の肉筆画『吉原格子先図』が、神宮前の太田記念美術館で公開される。この絵を「レンブラントみたい」と評する向きがある…

  • 「ビリー・ジョエル」だぁとぅ‼(怒)

    生コンミキサー誘導のために路地入口に立っていたら、近所のジジイが話しかけてきた。時間があるから応じたら、とんでもないことを言い出した。 「昨日、公園のベンチにいたらさ、オレのことを『ビリー・ジョーに似てる』っていうんだよ。誰なんだろう?『ビリーなんとか』ってさ」とシニア用スマホを差し出してきた。自分で見つけられなかったから、ワシに探せってこと? ワシ「それ、もしかしてビリー・ジョエルのこと?」と尋ねると、「そう、それだ!『ビリー・ジョエー』」「ジョエル!」「うん、ジョーエルか。その人はどういう人? オレに似てるの?」 ワシ(似ても似つかんと言いたいのを抑えて)「いやぁ~、ガイジンだからね」とか…

  • さらに拡散!「ウマレル」現象

    昨日の現場に夫婦見物人が登場。工事概要を読んですぐ引き揚げた。日本人は理解が早いし概して大人しい。これが欧米だと「ウマレル」さんになる。これを「度を越した野次馬」と訳して記事にしたのは3年前。再掲しておこう……「イタリア・ボロ―ニャの方言でこれを「Umarells」(ウマレルス)という。このウマさん連は、「手を後ろに組みながら建設現場を観察して、求められてもいない助言をする年配男性」である。3年前くらいから「うちの国にもいる」と話題になり、Wikiに載り、フィギュアまで通販されるほど……建設現場だけではない、「空調の業者の人がやって来た時、父親はその人に子犬のようについてまわって暖房や冷房につ…

  • 「秋の昼長」?を使って

    警備の仕事は多様。先月まで建設現場で常駐。日曜日は埼玉某市の祭(雑踏警備)だった。今日は鉄筋搬入誘導のスポット勤務……てな具合。哀しいのは日の入りが早くなって夕方5時半でもう暗いこと。気分も暗くなって帰っても何もする気になれず、「もつけねぇ」(佐渡弁:可哀想な)粗食をすませて早々に蒲団に入る。 だが、今日は11時に終了。スポット勤務はたまにこれがあるのがうれしい。秋の夜長ならぬ「秋の昼長」を使って、日頃から気になっていた隅々の掃除をしたりプリンターを棄てて余った用紙を束ねたり、さらにあるもので食べ物も用意した。 一つは安くなったリンゴで朝食用のジャム。いつも砂糖の量は適当なのに、辻褄が合う不思…

  • 棄てる本の「余滴」(3)

    ●『漢文の素養』(加藤徹)「今どき、こんな本読む人いる?」。17年前にこの本が光文社新書から出るに際して、こう問うた人はいたと思う。時代的には胡錦涛・中国は反日デモも頻発していたが、経済の二けた成長が続いてホットな国だった。そこに『漢文力』(中公)という意外な視点のヒットを出し、京劇にも詳しく、面白みもありそうな少壮(43歳)の学者にして小説家でもある加藤徹という書き手が見出され、光文社は賭けでこの企画を通した。おそらく加藤のプレゼン力が大きかったろう。読めばわかるがカシコイ人だ。 だが、客観的に見て「漢文」は逆風だ。まるで人気がない。2022年から高校の古文・漢文の授業時間はほぼ半減された。…

  • 棄てる本の「余滴」(2)

    ●「川の文化」(北見俊夫) これは日本の川をめぐるフォークロア(民俗学)を手軽に読めるようまとめた講談社学術新書。この「余滴」シリーズは、中身の紹介でなく「最後のひとしずく」をしゃぶってみたという立場なので、興味のある方は「ためし読み」や電子版で読んでいただきたい。その余滴としては、生まれ変わって「佐渡の舟運」をちゃんと研究したいと思う。 北見氏も佐渡の相川町、鉱山からの排水が注ぐ濁川沿い生まれ(1924)。教師の息子だから県内を転校したと思う。本では全国の川の研究に混じって佐渡の外海府や真更川流域などの習俗も紹介している。舟運では高瀬舟のような平底型の船が各地に見られたことも紹介している。 …

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