「令和6年能登半島地震」の発災から5ヶ月が経過した。時が流れ、日に日に報道の露出は減少。スポットを当てる対象は「復活」の話題にシフトし始めている。大きなダメージから立ち上がる地域、企業、人が増えていくのは、とても喜ばしい。心から頑張って欲しいと思う。微力ながら助勢は惜しまない。しかし---。復興ではなく復旧さえ道半ばで惑うところが少なくないのも、現実である。きのう(2024/6/01)久しぶりに奥能登・輪島へ出向く機会があった。訳あってほんの短時間の滞在に過ぎなかったが、そこで目にした様子を記録しておきたい。能登にアクセスする大動脈・自動車専用道路「のと里山海道」は、地震で道路の一部が崩落するなど大きな被害を受け、一部区間は北行きだけの一方通行。所々で路面が波打ち、蛇行箇所も多くスピードは出せない。関係各...惑い、未だ拭えず。