■ガードナー美術館盗難事件-消えた5億ドルの至宝-監督:コリン・バーニクル2021年製作/210分/アメリカ 1990年、警官を装う2人の男がボストンの美…
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1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
今年2024年は、埴輪の最高傑作と名高い、《埴輪 挂甲の武人》が国宝に指定されてから、ちょうど50年目。 それを記念して、トーハクこと東京国立博物館では、約…
この秋、渋谷区立松濤美術館で開催されているのは、“空の発見”という展覧会。日本美術における空の表現の変化に着目したユニークな展覧会です。 (注:展示室内の写真…
~前回までのあらすじ~「国宝なんとなく見ているようじゃ無理か。国宝はね、ハンティングしないと。」もし、新メンバーオーディションがあったら、そんな発言をするであ…
現在、笠間日動美術館で開催されているのは、“フォーヴ・ショック フランス そして日本へ”という展覧会。若い画家たちによる激しい色彩表現が特徴的な、20世紀初頭…
現在、岩手県立博物館で開催されているのは、「高橋君に聞いてみないとネ」でお馴染みの鳥博士、高橋雅雄君による2年ぶり2度目となる展覧会です。 その名も、“捕…
現在、SOMPO美術館で開催されているのは、“カナレットとヴェネツィアの輝き”という展覧会。18世紀ヴェネツィアの画家ジョヴァンニ・アントニオ・カナル、通称、…
~前回までのあらすじ~日本の国宝をすべて目にするには、一体どれくらいの労力がかかるのだろうか。そんな疑問に自ら答えを出すべく、2011年より、国宝を求めて日本…
注:本日の記事は内容が内容だけに、 お食事中の方には不快な思いをさせるかもしれません。 あらかじめどうぞご容赦くださいませ。 21_21 DESIGN …
六本木ヒルズにある大きな蜘蛛の立体作品《ママン》。 その作者であるフランス人女性アーティスト、ルイーズ・ブルジョワ(1911~2010)にスポットを当てた…
現在、東京都渋谷公園通りギャラリーでは“アール・ブリュット2024巡回展 抽象のラビリンス―夢みる色と形―”が開催中です。 正規の美術教育を受けていない人…
先日9月6日。みどりとイノベーションが融合し、新しい価値を共創する未来都市、その名も、「グラングリーン大阪」の一部が先行してオープンしました。 その敷地内…
今年2024年の大本命展覧会“モネ 睡蓮のとき”が、いよいよ上野の国立西洋美術館で開幕いたしました! (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。…
NTTインターコミュニケーション・センター、通称ICCでは、年に1度、6ヶ月間の長期展示“ICCアニュアル”が開催されています。今年2024年は、“ICCアニ…
東京都庭園美術館の1年に1度のお楽しみ。“建物公開”がいよいよ開幕しました!“建物公開”とは、本館である朝香宮邸そのものに焦点を当てた展覧会。普段は作品保護の…
『抜き打ち!芸術家の名前 漢字書き取りテスト』突然ですが、「かつ飾北斎」の「かつ」って漢字で書けますか?もしくは、「竹内せい鳳」の「せい」って漢字で書けます…
現在、岡本太郎記念館で開催されているのは、“ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と”という展覧会。2011年の“ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子”以来、同館では12年…
今年開館25周年を迎えたミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション。その記念展の第2弾として現在開催されているのが、“黒の中の色彩―カラーメゾチントを探る”という展覧…
Fukuzawa Re:birth 福沢一郎×平川恒太・ユアサエボシ・江上越
国宝で世界遺産の富岡製糸場で有名な群馬県富岡市に、1995年に開館した富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館(←館名長っ!)。近現代美術における重要な作家や郷…
フジテレビの伝説のバラエティ番組『トリビアの泉』。もし、あの番組がまだ存続していたなら投稿したかった、思わず「へぇ」と言いたくなる美術トリビアの数々を、今回も…
先日まで、原美術館ARCで開催されていたのが、“日本のまんなかでアートをさけんでみる”という名の展覧会。そして、この秋から開幕するのが、“心のまんなかでアート…
群馬県高崎市の群馬の森公園に行ってきました。群馬県立歴史博物館で開催される展覧会ポスターのインパクトが強く。気になって気になって仕方なかったのですが(笑)。 …
現在、東京都美術館で開催されているのは、この秋大本命展覧会の一つ、“田中一村展 奄美の光 魂の絵画”です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いており…
《自由の女神像》フレデリク・バルトルディ設計。NYのリバティ島にある像。正式名称は「世界を照らす自由」。女神の頭を飾るティアラにある7つの突起は、7つの…
この秋、静嘉堂@丸の内では、世田谷の地から丸の内に移転して初となる、茶道具にフォーカスした展覧会が開催されています。その名も、“眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具…
今年2024年は、異色の経歴を持つ江戸の絵師、英一蝶(はなぶさ いっちょう)の没後300年に当たる節目の年。それを記念して現在、サントリー美術館では、英一蝶の…
例のニュースが報じられて以来、はじめてDIC川村記念美術館を訪れました。“休館後はどうなってしまうのだろうか?”と、美術関係者や美術ファンの間では、連日ざわざ…
続・無料で観れる美術百選《寺田倉庫T33ビル(東京都品川区)》
アートな街・・・というか、アートな島、天王洲。その街中(島中?)には、至るところにアート作品があります。そういった、いわゆるパブリックアートが多いエリア自体は…
千葉県でも屈指のヤンキーの多い街、松戸市。(注:僕が千葉に住んでいた頃の個人のイメージです)そんな松戸市にある松戸市立博物館に行ってきました。 現在、こち…
平安時代の貴族社会を舞台にした初の大河ドラマ、『光る君へ』の人気に伴い、平安文化に注目が集まっています。実は、江戸時代にも、平安文化が注目されていたたようで、…
この秋、金沢の国立工芸館では、“心象工芸展”という展覧会が開催されています。 絵画や彫刻といったジャンルと比べて、“どう楽しんだらいいんだろう・・・?”と…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーのとに~氏が準レギュラーを務める、TBSラジオの平日午後14時からのワイド番組『こねくと…
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■ガードナー美術館盗難事件-消えた5億ドルの至宝-監督:コリン・バーニクル2021年製作/210分/アメリカ 1990年、警官を装う2人の男がボストンの美…
えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
京都・東山五条の路地裏にひっそりと佇む河井寬次郎記念館。 柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介らとともに、民藝運動の中心人物として活躍した陶芸家・河井寬次郎が、自ら…
京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術”という展覧会。今世界的に再注目されているアボリジナル・…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“夢二でたどるアール・ヌーヴォーとその周辺”という展覧会。アール・ヌーヴォーという切り口で夢二の芸術を紹介する展覧会…
2018年の“セーラー服と女学生”、翌2019年の“ニッポン制服百年史”に次ぐ、弥生美術館の学生服展シリーズの第3弾が開幕しました!シリーズ最新作となる本展の…
2022年に開館した大阪中之島美術館をはじめ、国立国際美術館、中之島香雪美術館、大阪市立東洋陶磁美術館など、数々の美術館が密集する大阪随一のアートエリア、中之…
関西No.1と謳われたコレクター・藤田傳三郎と、その息子である平太郎・徳次郎の収蔵品を公開するために、昭和29年に大阪に開館した藤田美術館。最近訪れていなかっ…
現在、ポーラ美術館では“ゴッホ・インパクト”が絶賛開催中ですが。それとは別に、美術館全体を使って、イギリスを代表するコンセプチュアル・アーティスト、ライアン・…
ラッセンよりも普通にゴッホが好き。そんな日本人が多いからでしょう。毎年のように日本各地でゴッホの展覧会が開催されてきました。実は、今年2025年はゴッホ展の当…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
ちひろ美術館・東京で開催中の展覧会、“ヒロシマ🍅トマト 司修展”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 展覧会名の「…
朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)そのものに焦点を当て、アール・デコの様式美が詰まった建物の魅力を紹介する展覧会。それが、建物公開。1年に1度開催されていま…
“たましん”こと多摩信用金庫が、長年収集してきた美術品を紹介する美術館、たましん美術館に久しぶり行ってきました。 こちらで現在開催されているのが、“春のた…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
現在、上野の森美術館で開催されているのは、“五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―”という展覧会。 (注展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いておりま…
現在、生活工房ギャラリーで開催されているのは、“ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。”という展覧会。ヘアカラー文化をテーマにした展覧会です。 白髪家系に…
現在、菊池寛実記念 智美術館では、色絵磁器の人間国宝に認定された藤本能道の個展、“鳥々 藤本能道の色絵磁器”が開催されています。 智美術館での藤本能道展は…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 まずは成川美術館に関するニュースから。芦ノ湖の大パノラマも楽しめる、箱根屈指の人気を誇る成川美術館で…
水天宮前駅のほど近くにある隠れ家系ミュージアム。それが、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。1998年に開館し、今年2024年で、めでたく開館25周年を迎えまし…
2018年に、栃木県那須塩原市にオープンしたN's YARDに行ってきました。 N's YARDの『N』は、現代美術家・奈良美智さんの『N』。「作品をより…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…
現在、大阪中之島美術館では、開館以来初めてとなる仏教美術展、“開創1150年記念 醍醐寺 国宝展”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可…
現在、大阪中之島美術館では、“没後30年 木下佳通代”が開催されています。 戦後、関西を拠点に活動したアーティストで、1994年に55歳の若さで亡くなった…
JR海浜幕張駅のほど近くに位置する幕張テクノガーデン。ツインタワーおよび低層棟により構成された複合施設です。 そのモニュメントとして、海浜幕張駅から正面に…
写真集『里山物語』で第20回木村伊兵衛賞を受賞した、日本を代表する自然写真家・今森光彦さんの大規模個展が、現在、東京都写真美術館で開催されています。その名も、…
現在、東京都写真美術館(通称TOP)で開催されているのは、“TOPコレクション 時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から”。「時間旅行」をキーワードとした…
今もっとも注目を集めているアートコレクターの一人、事業家で投資家の植島幹九郎さん。2016年にNYでゲルハルト・リヒターの個展を見たのを機に、アート作品を蒐集…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 前…
昨年の今頃、資生堂ギャラリーでは、資生堂のクリエイティブワークを紹介する展覧会として、1970年代の資生堂雑誌広告にスポットを当てたものが開催されました。 『…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“内藤コレクション 写本—いとも優雅なる中世の小宇宙”という展覧会。 2015年度に筑波大学・茨城県立医療大学名…
2020年より5年間5回にわたって、三鷹市美術ギャラリーでは、収蔵作品展が開催されてきました。その最大の特徴は、収蔵作品を、時代や国籍、ジャンルに分けて紹介す…
■フリーダ 愛と痛みを生きた肖像 監督:カーラ・グティエレス出演:フェルナンダ・エチェバリア・デル・リベロ2024年製作/87分/アメリカ 象徴的なアーテ…
来年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。その題字を手掛ける書家・石川九楊さんの大規模展、“石川九楊大全”が現在、上野の森美術館で開催され…
約2年にわたる長期改修工事を終えて、今年4月にリニューアルオープンした大阪市立東洋陶磁美術館。 『大阪市立東洋陶磁美術館リニューアルオープン』安宅産業株式会社…
安宅産業株式会社の会長・安宅英一が、個人の趣味ではなく、事業の一環として収集した東洋陶磁コレクション。それが、安宅コレクション。その質は極めて高く、世界屈指の…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早…