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  • 神楽の神様からいただいた一枚 【宮崎神楽画帖<15>】

    一晩中、山中の夢幻世界というべき「尾八重神楽」を見て、帰って来たばかり。まだ耳の中に神楽の音楽が鳴り続けている。現在、深夜2時。夕方から眠り続けて目覚めたところ。まだ、神楽世界を逍遥している感じ。とりあえず1枚だけアップして、続きは後で書こう。神楽の神様からいただいた一枚【宮崎神楽画帖<15>】

  • 本日、「尾八重神楽」へ 【宮崎神楽紀行<22-7>】

     宮崎県西都市尾八重地区は、米良山系旧・東米良に位置し、標高600メートル~900メートルの高地に集落が点在します。平家の落人伝説や南北朝伝承を秘める村は、まるでアジアの山岳の村をみるような景観がひらけています。尾八重神楽は、米良神楽系の優美な神楽で南朝の皇子・懐良親王伝承、修験道の影響、狩猟儀礼などが顕著にみられます。神楽の中盤、法螺貝の音に誘われて土地神の「宿神」が登場すると、神楽の場は厳粛な雰囲気に包まれます。現在、村に伝承者はおらず、麓の町へ転出した人たちが練習を重ね、一年に一度地区の鎮守神社である「尾八重神社」に神楽を奉納するというかたちで開催されます。村出身の人や遠方からの神楽愛好家などが集まり、中世の絵巻を見るようなお祭りの場は一晩中、賑わうのです。今年は夏の台風の影響による崩落個所があり、...本日、「尾八重神楽」へ【宮崎神楽紀行<22-7>】

  • 藍草を収穫し、保存し、「すくも」造りが始まった 【藍を育て、染めるワークショッ<6>】

    *本文と画像の続きは作業中。藍草を収穫し、保存し、「すくも」造りが始まった【藍を育て、染めるワークショッ<6>】

  • 一枚の絵を見に行く【空想の森から<150>】

    高校3年の時だったから、すでに60年以上の年月がすぎているが、私は大分県日田市から福岡県久留米市まで、自転車を飛ばして絵を見に行ったことがある。高校時代の3年間、私は夜間の電報配達のアルバイトをして学費と家族の生活費の一部を稼いでいたのだが、ある晩(たぶん夜中の2時頃)、最寄りの郵便局からの呼び出しのベルに気づかず、眠りこけていた。それを怒った父親が、私の手製のベッドをひっくり返し、――約束したことが出来ぬなら、何もかもやめてしまえ。と怒鳴り、私の代わりに配達に出かけて行ったのである。私は呆然としたが、仕方がない、出て行こう、と決断して、自転車を押し出し、それに乗って夜明け前の国道を西に走ったのである。男子生徒ばかりのバンカラ校の風に染まり、当時の私は部活(バスケ部)と出身中学のバスケ部のコーチ、美術部や...一枚の絵を見に行く【空想の森から<150>】

  • 大分に帰りたい・・・という気分 【空想の森から<149>】

    故郷・大分から、次々にアート情報が届けられてくる。それを見ながら、ああ、大分に帰りたい・・・という気分になる。が、当地でも手掛けたばかりの仕事や移住してきて20年間こつこつと積み上げてきた仕事などがある。すぐに「帰郷」とはいかない。それゆえ、旧友・仲間たちが関係し、推進し、活躍をしている企画を眺めながら、故郷を懐旧するのである。杵築市山香町では、駅前通りと古い商店街で「カタスミカイカイ芸術祭」という愉快な芸術祭が開催されている。同地出身の総合美術家・二宮圭一君と同値在住の美術家・木村秀和君、小国町在住のレインボーマンこと岡山直之君が企画した展覧会である。街並みや古い旅館、造り酒屋などが会場となり、多彩なアーティストが参加している。二宮・木村・岡山の三氏とは、第一期の由布院空想の森美術館で多くの企画を出かけ...大分に帰りたい・・・という気分【空想の森から<149>】

  • 竹藪がアート化するとき/森で過ごすカワトモ君の一日⑤【森へ行く道<111>】

    南国宮崎の森も秋の色を深めてきた。大木を伐るカワトモ君の姿も森になじんできた。片付けを兼ねて焚火をしながら、修復中の空家の周りの整備に取りかかる。切って捨てておくだけの竹材は邪魔者であり、ただのゴミである。ひと手間を加え、揃え方や置き方を工夫するだけで、現代アートに通じる空間が出現する。アジアでは、竹を使った作家が活躍を始めている。かの地は、竹の家があり、竹で作られた生活用具がまだ生きて使われている。私はタイとラオス・ミャンマーの国境地帯―黄金の三角地帯ーを訪れた時、激烈な暑熱にやられて熱射病になりかけたことがある。その時、竹林に囲まれた村の竹の家で休憩させて貰い、少しの時間、昼寝をしたところ、その涼しさ、快適さによって回復した。床も壁も屋根も、見事な竹の細工で組み上げられた家屋が竹林の中に点在し、村を形...竹藪がアート化するとき/森で過ごすカワトモ君の一日⑤【森へ行く道<111>】

  • 五ヶ瀬川源流域の神楽【宮崎神楽紀行<22-6>】

    11月13日、五ヶ瀬町「神楽の祭典」を見に行った。このイベントは、同町・鞍岡地区の複合型交流体育施設で開催されたもので、上演時間も4座の神楽座で3時間という短縮されたものだったから、それぞれの集落の神社や神楽宿などで奉納される神楽と同質の感動を求めるのは無理なことはわかっているが、五ヶ瀬川源流域に分布する四座の神楽を通観できる貴重な機会なので、出かけたのである。五ヶ瀬川源流地域については、この夏以来、産業廃棄物処理問題で議論が沸騰しており、私も何度か現地を訪ねている。そしてその地域が、阿蘇地方と高千穂地方の境界にあたる位置にあり、二つの文化の影響を受けながら発展して来た歴史を持つこと、豊な山と森に抱かれ神楽と五ヶ瀬川の水神信仰などの敬虔な信仰形態を伝える地域であることなども確認し、認識を新たにしたのである...五ヶ瀬川源流域の神楽【宮崎神楽紀行<22-6>】

  • 暴走老人、疾走す【森へ行く道<110>】

    11月12日、朝6時起床。朝食を作り、食べて2時間をかけて諸塚桂神社の霜月祭りで神楽を見て、2時間をかけて帰る。13日、朝5時起床。2時間半をかけて「五ヶ瀬神楽の祭典」へ。3時間の神楽を見て、大分市まで2時間半。山口正文氏の出展している絵画のグループ展(この感想は改めて書く)を観て、4時間をかけて宮崎へ帰る。9時間、車を走らせ続けていたわけだ。14日(昨日)、カワトモ君が来たので、森の仕事。枯れた桜の大木を伐り、古民家の周囲の竹やぶを伐り払う。カワトモは「疲れた-」を連発するが、我輩は疲れてはおらぬ。若者よ、この程度の仕事で疲れたなどと言っても誰も同情したり慰めたり、よくやったね、などと言ってくれるものはいないから、弱音を吐くな。本日(15日)、カワトモは泊まり込んで仕事を続ける。朝食をいつもの通り、作る...暴走老人、疾走す【森へ行く道<110>】

  • 紅葉の桂峠を行く/諸塚村桂神社の霜月祭りにて【宮崎神楽紀行<22-5>】

    諸塚村の新奥部、桂集落へ行く道は、紅葉の真っ盛りだったが、その道は、途中で大きく陥没し、尾根道を大きく迂回しなければならなかった。先の台風で、大きな被害が出たのだ。電気が回復するまでに一週間、峠越えの高千穂方面と諸塚村中心部へと出るルートが開通するまで、孤立状態が続いていたのだった。村人は、70年以上暮らしてきて、初めての体験だった、とその恐怖の体験を語っていた。*続きは作業中。紅葉の桂峠を行く/諸塚村桂神社の霜月祭りにて【宮崎神楽紀行<22-5>】

  • 秋色のギャラリーにて【宮崎神楽画帖<14>】

    昨日(10日)の午後一杯をかけて、展示の撤去をした。秋色のギャラリーにて【宮崎神楽画帖<14>】

  • 斧の枝が折れて刃が宙を飛んだこと/森で過ごすカワトモ君の一日④【森へ行く道<109>】

    斧の枝が折れて刃が宙を飛んだこと/森で過ごすカワトモ君の一日④【森へ行く道<109>】

  • 始まりました。かさこそ森交流館の「展示」/友愛の森だより<´22-11/9> 【友愛の森ARTプロジェクト】

    「かさこそ森」のショップ部門の展示が始まった。まずは、草木染めのストール類を天井から吊り下げる。正面入り口の吹き抜けの空間に吊るすと、天窓から差し込む間接照明を受けて、森の草木で染めたシルクストールが輝きを放ちはじめる。空間がアートの領域となり、ここから次の発想が生まれてくるという愉しみ。始まりました。かさこそ森交流館の「展示」/友愛の森だより<´22-11/9>【友愛の森ARTプロジェクト】

  • インフォメーション/今季の神楽取材スケジュール【宮崎神楽紀行<22-4>】

    【2022-2023神楽取材スケジュール】各地から、今季の神楽開催の日程が上がって来はじめました。山間部はコロナ過と台風被害の状況により、例年通りの開催とはなっていない地域もあります。そのため、例年行っていた「九州民俗仮面美術館」のフィールドワーク(最近2年間はコロナ過の影響で休止)としての「宮崎神楽紀行」は今年も実施しません。私(高見)の単独の取材活動となります。現地合流は歓迎です。これまで、当地の役場・観光協会・主催する神社・保存会などに問い合わせて確認をしてありますが、現地の事情により変更になる場合もありますので、直前の確認が必要です。個別の相談には可能な限りお応えしますので、高見の携帯電話090-5319-4167メールtakamik@tea.ocn.ne.jp高見乾司のフェイスブック・メッセンジ...インフォメーション/今季の神楽取材スケジュール【宮崎神楽紀行<22-4>】

  • アマテラスの再来/日之影神楽まつりにて【宮崎神楽紀行<22-3>】

     *本文は作業中。アマテラスの再来/日之影神楽まつりにて【宮崎神楽紀行<22-3>】

  • 【神楽笛が聞こえる――宮崎神楽画帖<13>】

    【神楽笛が聞こえる――宮崎神楽画帖<13>】山下知子さんのフェイスブックから転載です。☆大好きな場所に行って来た教会の中に、モノトーンの躍動感あふれる神楽絵が飾られていて、一枚一枚ゆっくり見ていると、脳裏にある実際に見た神楽の記憶と重なってくる。絵が動き出してくるような感覚になる。2階に上がると、優しくマリアさまが見守る中で本が読めるのだ。こんな素敵な場所、独り占めしていいのだろうか…いいんだよ、いい場所でしょ、と高見先生が笑って言った。神楽絵の展示は来週までだそう。お時間ある方は是非いい時間を過ごせますよ♪☆展示替えをしながら進めています。二階の小さな本の部屋も充実。 【神楽笛が聞こえる――宮崎神楽画帖<13>】

  • 日之影神楽祭りに行く【宮崎神楽紀行<22-2>】

    予定が入っていたけれど、今からスケジュール変更の交渉をして、これには行きます。日之影町内に分布する神楽座が「日之影神楽殿」に集結、33番の演目に沿ってそれぞれの神楽座に伝わる舞を披露する。日之影神楽は高千穂神楽の様式を踏まえながら、それぞれ地域ごとの特色を持つ。この神楽殿は神楽の伝承館として建設されたもので、神楽上演には最適の構造となっている。今後、このような地域ごとの伝承の形態として一つのモデルとなる方式である。ポスターは、当地の中学1年生・飯干蔵人君の作という。これは素晴らしい作品である。蔵人君は高千穂秋元神楽伝承者の飯干記章君の長男で、幼いころから秋元神楽の舞人(ほしゃどん)の一人として神楽に参加してきた。父君の勤務先の事情で現在は日之影中学校に通っているらしいが、その縁で、日之影神楽も習得したもの...日之影神楽祭りに行く【宮崎神楽紀行<22-2>】

  • 秋の森の草木染めワークショップ/森の空想ミュージアム[空想の森の草木染め<107]

    秋の森の草木染めワークショップ森の空想ミュージアム◇森が色づき始めました。秋が深まるにつれ、植物たちが豊富な色素を蓄えて、冬を迎えるのです。森を歩き、植物を採集して染めるワークショップを連続して行います。焚き火で煮沸して染液をとり、染めます。お昼ごはんも焚き火のそばでいただきます。◇染めの素材は、クルミの葉で焦げ茶色(古名・黒鳶)。アカメガシワ(赤芽柏)の葉で紫がかった臙脂色。クロモジ(黒文字)の茎と葉で黒っぽい銀色(利休鼠)、ホオの葉(朴の葉)で淡黄褐色。栗のイガで栗餡色。桜の落ち葉であざやかな茶色。コブナグサで黄色など。当日の布と目的に応じて染料植物を選びます。秋の森の恵みの色です。◇とき2022年11月19日(土曜)・オプション20日に西米良村小川地区へ行き、藍のスクモ作りのための水を汲みます。おひ...秋の森の草木染めワークショップ/森の空想ミュージアム[空想の森の草木染め<107]

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