「焼畑」で焼き払われた野に、真っ先に芽を出す植物に「山茶」があります。椎葉では山に自生する茶の木を「山茶」と呼び、初夏の訪れを知らせる若葉で釜炒り茶を作って、日々の生活の中で楽しんでいます。明治時代、柳田國男が椎葉に訪れた理由はこの「山茶」だとも言われています。その時、若干33歳の柳田がこの村に伝わる狩猟文書と出会ったことが「日本民俗学」誕生のきっかけになりました。[秘境の村で草木染]]今回は、そんな椎葉とゆかりの深い山茶を色んな角度から楽しんでもらうために、山の文化を熟知する講師と椎葉民俗芸能博物館・椎葉かてーりの森とコラボした、染色ワークショップを開催します!1日目は山茶文化の話を聞きながら、椎葉の山野を歩いて山菜摘み。2日目は、山茶の若葉を採集して、川原にかまどを作り火を焚いて染色をします。山茶染め...「秘境の村で山茶染め」ワークショップのご案内/椎葉村から