四十年続いた福岡の詩とエセーの文芸誌「パルナシウスの会」のメンバーによる文芸と万物雑感のエセー、歴史
2015年3月
家の前に捨てられた生まれたての子猫をかつて息子が拾ってきてしばらく犬二頭と共同生活、人のいいほうの犬をお母さんかわりにいつもくっついて背中で寝たりしてました。でもって、やがて北九州に引き取り手が三つから、いまでは美容院の看板猫として幸せに。掃除機の音にも怖がってPCのルーターの後ろに隠れるくらいなのに、真夜中に外にすてられて心細かったろうなあなどと思いながら。小説僕の名前はにゃんなんだ1生い立ちぼくは生まれて十日間、廃校になった中学校の校舎で本当の母さんと兄弟たち、それから大勢の仲間たちと過ごした。その後母さんに捨てられるまで、ぼくは母さんから先祖の話と、猫族の宿命と、命の循環について詳しく教えてもらった。それは頭から頭に直に伝わるものだった。ぼくはその伝えられた知識を猫族の教養として誇りに思っている。ある日、...ぼくの名前はにゃんなんだ1生い立ち
2015年3月
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