chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
陶心 http://20902445.at.webry.info/

当苑での展示会や企画展そして常設作品の中から、特にお奨めしたい作品を取り上げご紹介してまいります

しぶや黒田陶苑では、ほぼ週替わりで展示会や企画展をおこなっています。 北大路魯山人、石黒宗麿、岡部嶺男を始めとした物故巨匠陶芸家の逸品を扱いながら美意識や見識を養うとともに、皆様との対話から次世代に残るような名品を一点でも現代の作家さんたちに作っていただくことが使命だと思っております。 どうぞ、「陶心」をお楽しみください。

しぶや黒田陶苑
フォロー
住所
渋谷区
出身
渋谷区
ブログ村参加

2015/02/22

arrow_drop_down
  • 陶房の風をきく ~ 鈴木都 展

    明日から鈴木都展が始まります。 薪窯もようやく完成し、ますます充実した作品制作に没頭される日々。当苑では4回目となります個展を前にお話を伺いました。 ●続続・窯つくり 先生の数年にわたる薪窯づくり。展示会の合間をぬって、ご自身で少しずつ手をかけて作り上げた地上式穴窯です。

  • 【鈴木都展】 ~作品紹介~

    あと2日で10月。気付けば夏のような陽射しの日でも蝉の鳴き声が聞こえないことに気付きました。もう、すっかり秋に様変わりです。10月に入ったら銀杏の樹の葉も黄色に色付くでしょうか。さて、今週の金曜日からは、そんな色付き始めた銀杏のような黄瀬戸作品などをお作りになる【鈴木都展】が始まります。志野…

  • 魯卿あん便り〜The Art of Rosanjin

    だんだんとお店の前に人出が戻ってきて、お昼の時間帯にはランチへ出るサラリーマンの方々で賑わうようになってきている京橋です。ただ以前のようにスーツケースを引く音やバックパックで歩く旅行客の外国語が、パタリと聞こえなくなって久しく、時々英語を聞くとなんだか懐かしい気持ちになります。色々な言語をごちゃまぜに一度に聞くと、日本語さえも気をつけていないと耳を通り抜けてしまって、自分のアイデン…

  • 「鵜の目 鷹の目」高力芳照展 備前の面白さ

    九月も末、だいぶ涼しくなってまいりました。夜になると虫の聲が聴こえてきて、秋の気配を感じます。今週は、備前の高力芳照展を開催しております。備前土の豊かな景色や質感の面白さ、そして、作者独特のやわらかな作風をご覧戴けましたら、幸いです。

  • 秋風と共に 『備前 高力芳照展』より

    No.45 備前窯変徳利 No.34 備前窯変酒呑 9月も末になりながらも夏日のような暑さが数日戻りましたが、やはり秋風と共に朝夕は過ごしやすい季節になりました。秋の味覚が出始めるとそれに合わせてしっかりとした味わいのお酒が恋しくなる季節でもあります。 昨日から始まりました『備前 高力芳照展』。初日は朝から大勢のお客様にご来苑戴きました。「備前」と言ってもその景色は多種多様。施釉しないからこそ窯詰、焼成に細かく拘り、窯の炎を自由自在に操れるかが鍵となります。今回多くのお客様からお問い合わせを戴きました酒器も一点一点全く異なる姿です。 実直で穏やかな高力先生がどこか重なるような作..

  • 安らぐ時のあわい

    日の丸の旗を間近で見るのは久しぶり。もちろん、先月に終わったオリンピック、パラリンピックで大きな国旗が掲揚されるのをテレビで観たが、個人のお宅の門柱に掲げている国旗が風に翻って、思いの外大きかった。以前は、祝日になると玄関先に掲げている家をよく見たけれど、近頃なかなかお目にかからない。そういえば、祝日を旗日と言うのだったと思いながら、日の丸を眺めた。

  • 陶房の風をきく ~備前 高力芳照展

    明日から【備前 高力芳照展】が始まります。今回もたくさんの作品が届いております。酒器はもちろんのこと、食器の種類を増やしましたという先生の言葉通り、新しいタイプのお皿や鉢が並びます。 ●火襷を生かして試行錯誤 いつも何か新しいことをしようと思っているという先生。今回新しくイチゴ皿を制作。なんとも面白い焼きの風景です。

  • 【備前 高力芳照展】 ~作品紹介~

    早いもので、明日の木曜日は「秋分の日」。真東から昇った太陽が真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺もあるように、この日を境に段々とと寒さが増していくと言われています。今年はむせ返る様な熱気を持った時期はあっという間に過ぎ去り、すでに秋に突入した感じです。しかし、どんな気象条件が重なっても、それを待っていたかのように…

  • 最終日【「掬す」小西潮江波冨士子展】

    みなさま、今宵のお月様をご覧になりましたでしょうか。夕方早々、すっきりと晴れて雲ひとつない空に、低いところから温かな色合いのまぁるい白い月が昇っているのを見て、いよいよ月が美しい季節なのだと思った昨日。本日はいよいよ満月、そして十五夜。中秋の名月である十五夜が、満月と重なるのはなんと8年ぶりだそうです。今夜はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。…

  • 魯卿あん便り…篆刻の技・古陶への想い

    書、篆刻から始まり、料理、作陶、漆芸、などあらゆる分野で、並外れた自然美礼讃の…

  • 「鵜の目 鷹の目」癒されるガラスの器

    台風一過、爽やかな日曜日となりました。今週は、小西潮・江波冨士子展 を開催しております。ガラスは、時間、場所で印象がかわります。光や灯によっても、涼しげだったり、あたたかみがあったりと、身近にあることで癒しをあたえてくれる不思議な器です。

  • 「掬す」小西潮 江波冨士子展 より

    『掬水月在手 <…

  • ガラス窓

    雨が続くので、しばらく庭の植栽の散水を気に掛けていなかったが、久しぶりに出てみて驚いた。遠目に小さな球状の薄茶色のものが芝生のそちこちに見える。花じゃなさそうだし…と思いながら近づいていくと、正体が分かった。なんと、キノコたち。たっぷりの湿気と温度が彼らの生育にちょうどよかったらしい。なめ茸に似ているが、食用か否か素人には分からず、キノコ畑になってもと全部取ったが、キノコ博士に見…

  • 陶房の風をきく ~「掬す」小西潮 江波冨士子展

    明日より4年ぶり2度目となります小西潮先生、江波冨士子先生の2人展が始まります。個展に向けてお話を伺いました。 ●『掬(きく)す』 『掬(きく)す』とは、もともとは掌に掬いとることを意味しています。今回のテーマにもなっていますが、どういったきっかけで、どんな意味が込められているのかお聞きしました。 江波先生:「それはもう2年くらい前に…

  • 【「掬す」小西潮 江波冨士子展】 ~作品紹介~

    長い雨模様の隙間を塗って、時折夏の陽射しを感じる数日がありました。長らくお日様を見ていなかったせいもありますが、眩しいほどの陽の光の他に、ここ東京では隣接するビルの窓ガラスに反射した光が、本来陰であるべきところをいくつも整列して四角い反射光が並びます。何だか暗い中に模細工模様の光が入り込んで来たかのようで、万華鏡を覗いたような錯覚にとらわれました。さて、今…

  • 魯卿あん便り~魯山人の備前焼

    北大路魯山人先生は備前土に惚れて晩年、備前焼に本格的に取り組み…

  • 常設より酒器のご紹介

    今日は久々にすっきりと晴れて朝は窓をいっぱいに開けて入ってくる風も心地よく、猫たちも夏の疲れを癒すように朝からまったりモード。暑い夏を終えて、身体はそろそろ温かい飲み物を求め始めています。当苑では現在「極上の湯盌展」を開催中です。本格的に身体が暖かいものを欲してくると、ますますお湯呑が魅力的に見えてきます。明日まで開催しておりますので、何か…

  • 「鵜の目 鷹の目」お茶の時間を極上のひとときに

    もう50年以上前、しぶや黒田陶苑の原型が西銀座デパートの片隅にあった頃…オフィス街でもある銀座ということもあって、湯呑が飛ぶように売れたという話を何度も聞いた。当時の会社には、一人にひとつ専用の湯呑があった。さらには、各家庭でも。今の時代は、ペットボトル、紙、プラコップは当たり前。でも、ご自宅や仕事場など、いつもの場所にぐらい、お気に入りの湯呑がほしくな…

  • 主役の湯呑たち 『極上の湯碗展』

    No.4 金重愫 鉄・呉須絵湯呑 昼間には汗ばむような陽気ですが、朝夕の風はもう秋のもの。少しだけでも気温が下がるとぐっと日常の生活が楽になるのが分かります。同時にあれほど頻繁に作っていた麦茶や冷茶に手が伸びず、自然に温かい緑茶や焙じ茶、玄米茶が飲みたくなるのもこの季節です。 先週の「双頭の酒器展」に引き続き、今週も数多くの作家さんにご協力戴き毎年の恒例展示会「極上の湯碗展」が始まりました。年齢も好みも問わず毎日使う器のひとつ「湯呑」。どちらかと言えば食器の中でも雑器として扱われがちな湯呑は個展などでも主役になることはそう多くありません。ですが今回は「極上」の湯碗。いつもとは違う..

  • 馴染む

    例年なら、まだ残暑でフーフー言っている頃だが、今年は勝手が違っているのを敏感に感じ取るのは、我々人間より動植物の方なのだろう。庭のハナミズキの葉は、何となく色づいてきているし、働き蟻はせっせと餌を見つけては巣に運んでいる。今日は晴れ間も出て気温が上がったものの、好天は続かないらしい。夏の疲れと急な涼しさに、体調を崩さないように過ごしたいもの。 『双頭ノ酒器展』に続き、こちらも大変人気の…

  • 【極上の湯盌展】 ~作品紹介 その2

    強く長かった雨がようやく終わったと思ったら、いつの間にか吹く風に秋を感じるようになりました。温かいお茶が恋しく、またしみじみ美味しく感じる今日この頃です。 さて、金曜日より始まります【極上の湯盌展】。今年もまた多くの先生方にご出品いただいております。 ここ1年ほどで、ご自宅にいる時間が増えている方も多いのではないでしょうか。何かと心がザワザワする…

  • 【極上の湯盌展】 ~作品紹介 その1

    強く長かった雨がようやく終わったと思ったら、いつの間にか吹く風に秋を感じるようになりました。温かいお茶が恋しく、またしみじみ美味しく感じる今日この頃です。 さて、金曜日より始まります【極上の湯盌展】。今年もまた多くの先生方にご出品いただいております。 ここ1年ほどで、ご自宅にいる時間が増えている方も多いのではないでしょうか。何かと心がザワザワする…

  • 魯卿あん便り〜色づきを期待して

    先日テレビをつけたらちょうどパラリンピックの女子マラソンが放送されて…

  • 【双頭ノ酒器展】魯山人 備前徳利

    【双頭ノ酒器展】開催期間:2021年9月3日(金) ~ 2021…

  • 「鵜の目 鷹の目」秋の夜長に相応しい酒器

    九月にはいり、だいぶ過ごしやすくなってまいりました。秋の夜長、綺麗な月を見ながら、ゆっくりしたいですね、お酒でも吞みながら。 さて、今週は、双頭ノ酒器展と題しまして、「備前の徳利」と「唐津のぐい呑」に絞って展示会を催しております。ぜひ、この時季に相応しい酒器を探してみて下さい。

  • 忘憂物 【双頭ノ酒器展】より

    「飲酒二十首 其七」 陶淵明 秋菊有佳色衷露採其英汎此忘憂物

  • 愛酒

    何をするにも億劫になりそうな暑さが続いていたら、今度は本州付近に停滞している秋雨前線の影響で最高気温も20度ちょっと。毎日あっという間に無くなっていた麦茶が冷蔵庫で寒々しく見えて、ここ数日作るのをやめた。このまま涼しくなるだろうか。お彼岸までは、まだ残暑の戻りもあるだろうか…と気になるところ。『双頭ノ酒器展』

  • 【双頭ノ酒器展】 ~作品紹介~

    閉店後のごみ捨ての際、見上げる空の明るさが、少しづつ日の入りが早くなったせいか薄暗くなってきました。気付けば8月も終わり、9月に暦が変わりました。家に近づき見上げる空に、しっとりと愁いを帯びて輝くお月様を見つけると、どこか優しく見守ってくれているようで、コロナ禍で知らず知らずのうちに緊張している心を安心させてくれます。さて、今週の金曜日からは、例年皆様が愉し…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、しぶや黒田陶苑さんをフォローしませんか?

ハンドル名
しぶや黒田陶苑さん
ブログタイトル
陶心
フォロー
陶心

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用