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2015/01/07

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  • クフィスマスローズ

    今期、最も寒い時期となり、クリスマスローズが咲き出しました。日照りを好まず、樹陰でひっそりと大人しくしている花です。花言葉は「忘れないで」です。今年85歳を迎えます。記憶力がめっきり劣りました。花の名前を云うのに時間がかかります。花の名前ばかりでなく、顔なじみに出会っても、名字が思い浮かばないことがしばしばあります。認知症の始まりなのでしょうか。最近右手の小指が痺れてきて、箸の扱いが不自由になってきました。脳内の細血管が詰まるラクナ梗塞が、私の脳内に認められるのですが、新たな梗塞が発生したのかも知れません。梗塞の密度が増せば、脳の機能が鈍化し、記憶力に影響することが十分考えられます。また、3年前に新型コロナ感染が蔓延したのを切っ掛けに、集会・会話が減り、思考能力が低下気味です。脳の活性化には咀嚼も重要と言...クフィスマスローズ

  • ヒメツルソバ

    ヒメツルソバはヒマラヤ原産で、明治時代に伝わってきたそうで、私が初めて出会ったのは、石垣島から三重県津市へ移住した2000年でした。2003年に土浦に来た当時はほとんど見られず、徐々に増え、今では我が物顔で蔓延っています。ブロックの隙間など、他の植物とはあまり競合しないところで生えています。花言葉は「思いがけない出会い」です。人生を振り返ってみると、人との出会いが人生を作っていると実感します。大学卒業後23歳で農林省に入省、63歳で大学教授を定年退職するまで、北は札幌、南は石垣島やスリランカまで、40年間に10数回ほど転勤を繰り返しました。どの回も、人との不思議な出会いが絡まっているのです。人間は一人では生きられない生物だからなのでしょう。出会いは人ばかりではなく、技術・知識との出会いもあります。北海道で...ヒメツルソバ

  • ヤツデ

    花の少ない季節です。その中でヤツデが最盛期で、蜜を求めてアブ類が集まっています。花言葉は「健康」です。2024年が明けましたが、早速能登の地震、羽田空港の航空機衝突事故が発生し、波乱の年を予言しているようです。地球環境・世界平和は乱れ、今年は温暖化が益々進行し、平和が世界中で乱され、騒然とした一年になりそうです。しかしそれらの対応は政治に頼るしかなく、個人的努力には限りがあります。出来ることと云えば、我が身の健康を守ることくらいです。私の健康状態は、老化の一途ではありますが、大過なく過ごしています。脳梗塞を患い8年経ち、以来脳神経外科に通院し、血液サラサラ薬・降圧剤などを服用しています。脳梗塞の原因は、56歳になってから、素人考えでマラソンを始めたことではないかと考えています。後に知ったのですが、マラソン...ヤツデ

  • マンリョウ

    早朝の気温が5℃を下回り、霜が心配な季節となりましたが、それにつれマンリョウの赤が鮮やかさを増してきました。米国フロリダ州では、繁殖力が強いため外来有害植物として駆除の対象とのことですが、我が家では繁殖できず、日陰の2カ所で細々と棲息しています。花言葉は「ことほぎ」です。令和5年もあと半月です。悲喜こもごもの年でしたが、家族一同無事健康に年を納めることが出来そうで、まずは寿げる年末となりました。戦乱に怯えるガザやウクライナの人々のことを思えばなおさらのことです。衣食住は足り、医療の心配もなく、治安もよく、文化的な生活を満喫しています。私の余命はあと10年程度、この期間の範囲内であれば、平安な日々は送れるでしょう。しかし、食糧自給を軽視する経済界に疑問を持ちます。食料以外のものは、足りなくとも何とか我慢でき...マンリョウ

  • ガマズミ

    数年前に庭で自生したガマズミが3メートル以上に育ち、花や実はまだですが紅葉しています。部屋の西日を遮る位置に生えているので、2㍍位でカット、センターポール的に整形し、部屋の夏の日除け用にしようと思います。花言葉は「私を無視しないで」です。5回も転校を繰り返した小学校時代には、散々いじめに遭いました。いじめの際たる内容は無視というか、仲間外れでした。ひ弱で大人しく頭も程ほどによく、標準語をしゃべり、方言に馴染まなかったので、いじめの対象になってしまったようです。いじめの「無視」は目立たないのではなく、意識的な無視で、私が孤立し困っているのをじっくり観察し、喜んでいるのが分かるのです。逆にマレーシァ西海岸の北端に派遣されたときには、「私を無視して」の心境になりました。広大な稲作地帯の真ん中の小さな町で、日本人...ガマズミ

  • ツワブキ

    ツワブキの花が日陰で咲いています。花は咲いても実が着かないようで、20年以上栽培しているのに、タネがこぼれて繁殖したことがありません。生えている場所にじっと留まり、生き長らえている静かな草です。花言葉も「困難に負けない」です困難を克服できるに越したことはありませんが、克服できなくとも挫けず、負けないことも大切です。本来の目的を達成できなくとも、取り組んでいるうちに、副次的に多くのことを学べることがある思うからです。私が経験した困難と云えば、マレーシア最大の稲作地帯、10万ヘクタールのムダ地区のための稲作技術開発プログラムでした。1965年に世銀の借款事業で、第1次マレーシア5ヵ年計画として潅漑基幹施設のハードウェアーを建設した後、栽培ソフトウェアー確立を日本の農林水産省の研究部門が担当したケースです。しか...ツワブキ

  • ハボタン

    結実後、夏越ししたハボタンの脇芽が成長し、大きな株となり、色付き始めました。見応えのある豪華を誇っています。来年も夏越し出来たらどんな姿になるか、興味津々です。ハボタンの花言葉は「物事に動じない」です。イスラエル・ゴザ地区では、ゴザ地区に拠点を置くハマスのロケット弾攻撃を発端に、ハマス殲滅作戦が始まり、1ヶ月あまりが経過しました。ついにイスラエル軍はハマスの拠点と見ていたゴザ地区最大の病院、シファ病院に踏み込みました。ところが、そこにはハマスの痕跡がないのです。国際法で禁じられている病院襲撃の大義面分を失い、国際的支持を失ってしまうのではないでしょうか。イスラエルの進撃を支持したアメリカや、その子分日本も青ざめています。ここに至り「物事に動じない」訳にはいかなくなります。侵攻前には、ゴザ地区には500㎞に...ハボタン

  • 新年親族会

    今年も押し詰まってきました。毎年行っている新年親族会のお知らせが舞い込んできました。兄弟が住んでいる東京界隈には、多くの子供達が新年に帰郷します。その機会を捉え、亡くなった父母を偲んで兄弟が始めたもので、今度の新年会が20回目になります。父母には、我々子供5人、孫9人、ひ孫11人、その他配偶者が13人の大集団になっています。子供も次々他界し、弟と2人になってしまい、私が最年長になってしまいました。冥土行きの順番が回ってきた思いです。ところで、冥土って何処にあるのか、若い頃の疑問でした。農学部で学び、農林水産省の研究機関に従事し、遺伝子と近しくなり、ある思いに達しました。死後は子孫に伝えられた遺伝の中に「私」は居座っているのだと。最近特に母を感じることが多くなりました。母は園芸好きで、幼児期に住んでいた秋田...新年親族会

  • ピラカンサ

    庭で自生したピラカンサの実が熟しました。野鳥にはあまり美味しくないらしく、マンリョウや南天を食べ尽くしてから食材になるようです。花言葉に「防衛」があります。国境の存在が、侵略と防衛行為を生み出しています。国内には、行政上の便宜から県境がありますが、我々は県境をまたいで自由に行き来しています。県境をを意識するのは、全国高校野球大会時くらいでしょうか。恨み辛みの無い一般庶民同士には守るものは無く、友好あるのみですので、国境は必要ありません。しかし、強力な地位、莫大な利権や富を独占したい支配階層、特に独裁的支配階層には、国境は必要不可欠です。世界大戦の反省から国連が設立されました。世界平和を達成し国境を有名無実にする方向を目指せればよかったのですが、戦勝国が世界を支配しようと目論み、常任理事国を設け、拒否権与え...ピラカンサ

  • アサガオの突然変異

    朝、庭で五弁のアサガオを見つけました。小型の空色のアサガオで、自生状態で毎年ロート状の花を咲かせていましたが、離弁花は初めてです。アサガオは変異し易いと云われており、元々は7㎝くらいの花径でしたが、5年ほど前に4㎝くらいに縮小したのも特別変異でした。アサガオの花言葉は「明日もさわやかに」です。午後10時頃就寝するのですが、午前3時頃には目が覚め、ラジオ深夜便を聞きながら4時半頃起床しています。体力充実していた若い頃は、ぐっすり熟睡し、爽やかな朝を迎えたものでしたが、今は寝不足で、筋肉が硬直状態、痛む体を労りながら起き上がります。スムースに動けるようになるためには、15分くらいのストレッチ体操が要ります。若い頃と比べると、現在は「さわやか」とは言えませんが、加齢と共に体調は徐々に悪化してゆくので、将来振り返...アサガオの突然変異

  • ニラ

    繁殖力の旺盛なニラ、庭のあちこちに生えています。精力のつく食材として、老化に幾ばくかの効果を期待して、毎日の朝食の温野菜に数株混ぜています。今月が華のシーズンのようで、庭中に星形の小さな花をちりばめています。花言葉は「多幸」です。誰しも幸福を望みますが、人の欲は天井知らず、もっともっとと多幸を追求するのです。豪邸に住み、高級車を乗り回し、日夜美酒美食をたしなんでいても欲に限りはありません。貧困に苦しむ人は、幸福を求めて過酷な仕事を強いられ、それでも足りなければ犯罪行為に及ぶ場合もあります。プーチンが戦争を始めたのも、「皇帝」になりたいとの欲のなせる業ではなかったのでは。他人より良い生活をすることが幸福だとすれば、幸福を求めれば、他人を蹴落とさなければならないことになります。「多幸」とは、自分が幸福で一杯に...ニラ

  • マメアサガオ

    庭で一斉に作始めたマメアサガオの花言葉は「見つけたら幸せ」です。永い人生の中では、偶然の出会いが大きな幸せをもたらすことがあります。20歳後半、北海道石狩平野の泥炭地に派遣され、工事監督をすることになりました。究極の辺境地で、月曜に現場へ出向き、土曜まで監督事務所に泊まり込み、札幌に帰宅するという厳しい生活環境でした。泥炭につては一家言を持つまで知識は豊富になりましたが、折角なれた国家公務員としての将来の行く末に不安を感じたものでした。その頃、マレーシア最大の稲作地帯、ムダ地区で世銀の借款を得て、稲作近代化の国家プロジェクトが進行中で、農林省農事試験場を中心に、栽培、防除、農業機械、農業経済の研究者が協力し、大々的な研究協力を始めました。ダム、導水路、主幹灌排水路の工事が完了し、水稲二期作を導入してみると...マメアサガオ

  • コキア

    大洗海浜公園の秋に紅葉するコキアは見事ですが、今は開花の季節です。継続する猛暑・干にもめげずしぶとく生きています。厚岸湾の海水交じりの沼地に生え、鮮やかな紅葉で有名な厚岸草も、同じヒユ科に属します。ところでヒユはうちの庭にもよく生え、朝食の温野菜の食材としてよく利用しています。花言葉は「恵まれた生活」です。「恵まれた生活」とは、衣食住が足り、家族共々健康で、毎日を好きなことをしながら暮らせることではないでしょうか。このような目で周囲を見渡せば、健康問題が最大の問題のようです。平和国家日本ではならでの「恵まれた生活」ではないでしょうか。世界に目を向ければ、生存そのものを脅かされる人々で溢れています。世界的には、総人口80億人中23億人が飢餓問題に苦しんでおり、うち9億人は極めて深刻な状態に陥っているそうです...コキア

  • タカサゴユリ

    タカサゴユリが咲きました。5月頃咲く鉄砲ユリとよく似ていますが、今頃咲くのは台湾原産のタカサゴユリです。蕾は乾燥して中華料理の食材となります。ユリの花言葉に「自尊心」があります。茨城県が普及に力を入れているシルバー・リハビリ体操、略称シルリハ、の教室を2か所で開設しています。会長として30分前には部屋の準備をしているのですが、最近は指導員が準備開始時間にはやってきて、「私たちが準備しますので、会長は休んでいてください」と言うのです。教室を開設してもう15年近くになるのですが、女性会員ばかりの中で、頼もしい男会員として、今までは頼りにされ感謝されていたのです。高齢となり、腰が曲がって背中が丸まり、身長が10センチも低くなったみすぼらしい爺さんが、一生懸命テーブルや椅子を片付ける力仕事を見ていられなくなったの...タカサゴユリ

  • モントプレチア

    モントプレチアが咲き始めました。繁殖力が強過ぎるので、除去しながら庭の秩序を守っています。花言葉は「良い便り」です。若い頃は海外勤務が長くなりましたが、交換手を介しての国際電話は料金が高く、国内との連絡は専ら手紙に頼っていました。手紙が毎日のように配達されるので、その頃は切手の収集に励んでいました。スマホが普及した今では、知り合い同士の通信は手軽に電話やラインで済ませています。CMや料金後納の多い役所からの知らせばかりで、切手文化は絶滅危機状態になってしまいました。手許には未整理の切手が残っており、体が不自由になった時の暇つぶしにでも楽しもうと考えています。目が健全であればのことですが。弘前に住む次男からの「良い便り」は、ビデオレターで孫の成長ぶりも手に取るように分かります。同様に、私の加齢振りも次男には...モントプレチア

  • インパチェンス

    昨年の株を越冬させたインパチェンスが花盛りです。日陰に強い花と物の本にはありますので、北向きの玄関先に飾っています。花言葉は「強い個性」です。人の顔にはそれぞれに特徴があるように、人の性格は千差万別です。これを個性というのでしょが、他人の個性はよく分かりますが、自分では認識することは難しいのではないでしょうか。自分では普通に振る舞っているつもりでも、そこには個性が溢れており、周囲に話題を振りまいていることがよくあります。そこが人間の面白いところです。農林省に入省した私は、最初行政職として、9年後研究職に職種変更し、更に大学の文部教官を務めました。行政職では個性は重視されませんでした。端的に言えば、個性は「悪」なのです。敷かれたレールの上を走るように、決められたやり方に忠実に従うことが求められたのです。それ...インパチェンス

  • マルバマンネングサ

    うちの庭では、コンクリートブロックの僅かな継ぎ目に根を下ろし、しぶとく群落を形成しています。乾燥には滅法しぶとい植物です。湿潤・富栄養に弱いらしく、通常の土では徒長気味となり、他の草との生存競争に負けてしまいます。花言葉は「私を思って下さい」です。「私を思って下さい」と願うのは、誰からも注目されず、孤独だからではないでしょうか。独特の技、性格、人格がなければ、人を惹き付ける魅力に欠け、そんな願いに陥ってしまうのです。好きになってもらおうとジタバタしても、それは嘘を付いて欺すことになり、一時的に思われても、やがてはボロが剥がれてしまいます。要するに自分に魅力がないからなのです。人にはそれぞれ人格があり、誰を思おうと個人の自由で、無理矢理思ってもらうのは暴力沙汰というものです。個人の自由の観点からは、自分が相...マルバマンネングサ

  • ヒペリカム

    ヒペリカムの花は寿命が短いのですが、その後に着く美しい赤い実は、切り花の材料にも利用され、長い間目を楽しめてくれます。挿し木で簡単に殖やすことができる丈夫な木です。花言葉は「魔除け」です。今年は3年振りに新型コロナ規制から解放され、土浦市では3年振りに夏祭りが復活します。我が町内でも来月、子供達が奏でるお囃子に合わせ、家内の安全と繁栄を願って獅子舞が町内を巡ります。獅子舞は仏教と共に中国から伝えられた魔除けを願う芸能です。邪鬼を追い払うため、獅子は恐ろしい形相をしています。4年派遣されましたスリランカには、各地独特の魔除けの仮面があります。我が家にある仮面は、眼球をニョッキと突き出し、大きな牙をむきだして口は大きく割け、頭髪には3匹のコブラが頭を逆立てています。如何にも恐ろしい身の毛のよだつような仮面です...ヒペリカム

  • アジサイ

    梅雨の花と言えばアジサイ。うちの庭にもアジサイが咲きました。有毒植物なので、虫がつかず、何時も気持ちよく鑑賞できます。花言葉は「辛抱強さ」です。ウクライナ国民の辛抱強さは格別です。ウクライナ軍兵士の戦意は極めて高く、正義なきロシアの攻撃で民間インフラが甚大な破壊を受けていても、ロシア軍に優勢に闘っており、最終的にはウクライナ領土から追い出すことになるでしょう。ドニプロ河のカホスカ・ダム決壊はロシアの破壊工作とみられています。クリミア半島へのウクライナ軍侵攻を阻止するための窮余の策ではなかったのでは。カホスカ・ダムはクリミア半島の重要な給水源で、今後の半島の維持は困難に陥ります。指揮系統が乱れてしまったロシア軍は、各部隊がそれぞれの思いつきで行動しているようで、住民の生活など眼中にないようです。戦争の目的が...アジサイ

  • アマリリス

    15年ほど前に購入し、鉢植えで育てていたアマリリスが、7球に殖えて管理が難しくなりましたので、昨年庭に移植しました。環境が変化し心配していたのですが、無事に全て芽を出し、3球に花が着き、さらに三つほど子球が殖えました。花言葉は「強い虚栄心」です。虚栄とは自己の実体を偽り、偽りの強さ・偉さ・金持ちなどでうわべを飾り、相手に誇る行為で、謂わば嘘つきそのものです。無理を重ねても、世のため人のためには無関係で、誰からも指示されず、最終的にはボロを出して惨めな結果に終ります。その際たるものがロシアのプーチン大統領ではないでしょうか。ロシアは原油・天然ガス・武器・小麦などを輸出し、裕福なはずの国です。しかしこの裕福な富は、プーチンや取り巻きの虚栄心を駆り立てことに使われ、国民は貧困な生活を強いられています。プーチン最...アマリリス

  • 十二の巻

    数年前100円ショップで購入した十二の巻(ツルボラン科ハオルチア属)の花が咲きました。スタイルがユニークで、ヒョロヒョロと伸びた花茎の上に花弁・萼それぞれ3枚の径6ミリ程の小さな花を、3センチ間隔ほどに疎らに並べ上向きに咲かせます。眺めていると楽しくなる花です。花言葉は「小さな愛」です。昭和に生きた私のささやかな小さな愛は昭和の歌です。昭和の歌を聞くと心が和み、当時の思い出が懐かしくよみがえります。農林省に入省し、最初の赴任地は弘前でした。りんご園に囲まれた郊外の事業所の独身寮で、仕事以外に何もすることがない侘しい独身生活を3年間過ごしました。ラジオで歌謡曲を聴くのが唯一の楽しみで、昭和の歌がじわじわと心に染み込んでいったのです。2回に亘り合わせて約10年間、マレーシア片田舎片田舎に派遣されたときには、昭...十二の巻

  • ハナビシソウ

    昨年秋播種し、苦労して冬を越して育てたハナビシソウが咲いています。園芸書によれば、本来は多年草ですが、日本の高温多湿に弱く、春蒔きにして一年草として育てるのが普通とのこと。乾燥には強いとのことですので、鉢上げして軒先で育て、多年草になるか試してみることにします。花言葉は「拒まないで」です。現役時代の私は平均するとほぼ3年に1度の頻度で転勤の多い人生でした。国内ばかりか海外へも派遣されました。何時の間にか、転勤を楽しむ技が身についてしまいました。それは地元の人達に「拒まれない」ことです。特に海外へ派遣されたときにはこの技は大切です。マレーシアの辺鄙な町に単身で派遣されました。平日は、料理・洗濯・掃除に女中を雇い生活し、休日は街のレストランで外食しました。高級レストランには専属のオルガン弾きと短期契約の歌手が...ハナビシソウ

  • シャクヤク

    今年もシャクヤクの季節となりました。近所の庭にも赤と白のシャクヤクが咲いていますが、我が家のはピンクです。15年ほど前に購入したのですが、育ちが悪く5年ほど前にやっと花が着き始めました。花言葉は「慎ましやか」です。大学で教鞭を執った経験があります。学生が理解しやすいように、起承転結に従い丁寧に説明するようにしていました。ある時、地方大学に招かれ、海外技術協力について意見を陳述しました。そこに有名大学の若い助教授が同席していました。私が起承転結に従い説明し、いよいよ「結」の段階に来て一呼吸入れると、助教授がやおら口を挟み、話しを横取りしてしまうのです。話しを聞いているうちにアイデアが浮かび、咄嗟に発言してしまうようです。15年ほど海外に派遣され、外国人とつき合いました。欧米人やインド系はディベートの訓練を受...シャクヤク

  • 美女ナデシコ

    美女ナデシコは暑気に弱く秋蒔き一年草と言われていますが、うちの庭では一年草もありますが、半分くらいは3年間生き延びて大株となり、毎年赤、ピンク、白の花を賑やかに咲かせています。花弁の模様が様々で花壇を華やかにしてくれます。今では花壇の主役を務めています。花言葉は「長く続く愛情」です。資本主は義大量生産大量消費社会をもたらし、使い捨て・浪費によって地球環境を汚染し、ついに人類存亡に関わる地球環境破壊にまで発展してきました。使っているものに愛着を感じ、長い間大切に使うことは消費を低迷させ、資本主義には反するのですが、SDGsに適う基本的精神の一つと思います。私の足は、25年前、片道13㎞の通勤用に購入したミニベロで、市内の移動に専ら愛用しています。変速器もモーターもない骸骨のような構造で、故障する箇所がないの...美女ナデシコ

  • タツナミソウ

    玄関口のタイルの割れ目にタツナミソウが咲いています。畑や広い草地には見られず、コンクリートの割れ目とか、植木鉢の狭い場所などに自生する大人しい花です。生存競争には弱く、他の草が少ないところを好んでこっそり生き延びているようです。花言葉は「私の命を捧げます」です。ロシアの不毛なウクライナ侵略戦争は今年は終るのでしょうか。国の独立のため「私の命を捧げます」と誓うウクライナ兵の意気は盛んで、NATO軍など民主国家の支援を受けて、大国の脅しにも一歩も引きません。頭初は欧米諸国は、ロシアのウクライナ侵略を容認しようとしましたが、ウクライナ国民の強靱な愛国心に触発され、支援に転じたそうです。世界有数の農業国ウクライナの愛国心は、郷土愛に根ざすもののように思います。私には故郷がありません。子供時代は父の転勤に連れられ、...タツナミソウ

  • アジュガ

    アジュガが匍匐枝を四方八方に伸ばし、雑草の中で急速にエリアを拡げ、カバープランの威力を見せ始めました。来年は周囲を制圧し、制草の役割を果たすのではないかと期待が高まります。花言葉は「心休まる家庭」です。日本では婚姻率が低下し、結婚をしたくない若者が増えて、少子化が深刻な社会問題化しています。低所得のため結婚出来ないと言った方が良いのかも知れません。大企業を中心に、30年間賃上げを怠り、中小企業の搾取を強化し、内部保留に専念した結果です。それを咎めない国民は、一時短期間非自民政党を除き、一貫して大企業中心の自民党政権を許し、今日の絶望的少子化問題の深刻化を招きました。ここへ来て政府や大企業は、さすがに危機感を抱き、異次元の少子化対策に力を入れ始めました。結婚を諦め、「心休まる家庭」を失った21世紀の日本人は...アジュガ

  • 桜川の桜満開

    桜川の桜が満開となりました。開花後暫く雨天の花冷えが続きましたが、久しぶりに好天、絶好の花見日となりました。ぽかぽかのTシャツ姿の花見客も見えました。桜の花言葉は「私を忘れないで」です。転勤族の私には、新任地で留意したことは、地元の人達の好印象をいち早く得るため、挨拶をしっかりすることを心がけました。何時しかそれがすっかり身につき、今では道やスーパーなどで顔見知りに会うと、笑顔ではっきりと挨拶しています。何時も笑顔でいるのも私の癖のひとつです。小学校5校、中学校2校を転々とし、散々いじめを受けましたが、「そんなの平気だよ」と装うため嘘笑いをしていたのです。いじめを避けるため、できるだけ目立たぬよう心がけ、謙虚な人間性が育まれました。そうして、照れ笑いと挨拶、謙虚が習慣化し、数々の難局を飄々として切り抜ける...桜川の桜満開

  • シロバナタンポポ

    20年前、土浦に移住してきた時には、我が家の庭、近隣の公園には一面にシロバナタンポポが生えていたのですが、最近は住宅の近くの路傍にこの一株しか見当たりません。正に絶命危惧種です。採取して近くにばらまいていますが、一向に殖えてきません。花言葉は「私を探して」です。この世に生まれ、84年間生き長らえてきて、間もなくこの世を去ります。ビッグバンで宇宙が生まれ138億年、その一瞬に生きて、人間社会に幾ばくか貢献し、過去に存在した人々と同じように、やがて忘れ去られてしまう「私」がが不思議でなりません。宇宙は生まれて以来変遷を続け、46億年前に地球が生まれ、70万年前に人類が現れました。これまで数知れない「私」が懸命に生き、文化を築いてきました。そのお陰で「私」達は現在文化的生活を謳歌しています。文化は急速に発展しま...シロバナタンポポ

  • 椿

    35年ほど前に自宅の土地を購入したときからあった椿が、毎年この時期に咲いています。何時もの年は、この時期は寒い季節ですが、今日は4月並の気温で、桜が咲いてもよい春の装いです。花言葉の一つに「おしゃれ」があります。新型コロナの感染防止のマスク着用により、顔つきが美しく見えるようになりました。セクハラと非難されないとよいのですが、特に女性は一段と美人に見えるのです。テレビのインタビューでも、マスクのお陰で朝のお化粧の手間が省けると喜ぶ女性が少なからずありました。もしかすると、マスクは従来の医療用具から、おしゃれ用に大きく変身するのではないかと想像してしまいます。新型コロナウイルス感染も沈静化してきており、厚労省は、これまで義務化されていたマスクの着用を、3月13日以降は個人の判断に任せることにしました。世論調...椿

  • ウメ

    街中と比べ1週間ほど遅れ、我が家のウメがやっと咲きました。近くにあったホームセンターで購入した白加賀と言う品種のはずでしたが、貧弱な実が少ししか着きません。梅酒を楽しもうとしていたのですが、不良苗を掴んでしまったとがっかりしています。ウメの花言葉には「喜び」があります。人生100歳時代と言われています。今年84歳に達しますが、まだかなりの時間を楽しめるはずですが、退屈で喜びのない老後を嘆いています。80歳を過ぎますと、「年賀状はこれで終わりにします」という挨拶が増え、今年は20通ほどに減ってしまいました。皆喜びを失い、生きて行くのが面倒くさくなったのでしょうか。私も体力・知力・精神力・機能低下が進み、生きる喜びが歳とともに萎んでゆきます。最近、高校生がネコの死骸を公園などに放置したり、誰でもよいから殺して...ウメ

  • ツルニチニチソウ

    今週は寒さが厳しいですが、先週は3月の陽気となったり、変動の激しい冬です。整理に異変を来したのか、春の花と思っていたツルニチニチソウの花を見つけました。暦の上では立春を過ぎ、このところの三寒四温で狂い咲きしたのでしょう。花言葉は「幼なじみ」です。転勤族の父に連れられ、転居を繰り返したため、私には幼なじみがありません。東京で生まれ、小樽を経て、秋田県の土崎で終戦を迎え、小学校に入学しました。戦時中で幼稚園にも通わなかったので、友達は居らず、騒ぎ回る子供達を入学式場の体育館の片隅で淋しく眺めていました。2学期には松江に転校、以後仙台、練馬、三鷹へとめまぐるしく転校を繰り返したのです。定年退職後、土浦で終の住み家に落ち着き、地元の人達に温かく迎えられ、老人クラブや同好会の役員を任され、毎日忙しく活動しています。...ツルニチニチソウ

  • ガーデンシクラメン

    室内でガーデンシクラメンが満開となりました。まだ小さいので、更に大きくなり、多くの花を咲かすことでしょう。関東では、屋外で越冬可能というので、一昨年、昨年と2年試みたのですが、失敗しました。今年は室内で育てています。花言葉は「内気」です。かつては花言葉を見れば、頭が素早く回転し、ブログ文になったのですが、最近は気持ちが弾けず、ぼやっと眺めて時を無駄に過ごしているだけなのです。老化に伴い体力・知力・精神力が弱り、心が内向きになり、何事にも意欲が減退してしまっているようです。こんな老人が町内には大勢いるはずです。心が内向きになっているそんな老人に、仲間・健康・生き甲斐作りをしてもらうと言う趣旨で老人クラブがあるのですが、参加者が老人の1割程度に留まっているのです。歳をとると、買うものが無い、仲間がいない、足腰...ガーデンシクラメン

  • マンリョウ

    我が家では、マンリョウの育ちが悪く数年で枯れてしまうのですが、これは庭の南側の椿の木陰でもう20年以上生えています。今年もつやつやした赤い実を着けてくれました。ここの生育環境が適しているのでしょう。マンリョウの花言葉は「財産」です。今年は我が家の資産は大ピンチです。コロナ禍、ウクライナ戦争で世界的に景気が低迷しています。世界経済の混乱で持ち株が20%ほど下落し、医療負担増、住宅の定期修理、各種料金・日用品の値上げなどで出資が嵩み、年金を振り込んでいる郵便貯金は底をつきそうな状態です。今後も年金が上がる見込みはなく、物価は益々上昇すると思われますので、年金生活者には辛い日々が続きます。日本国の債務は数年前に1000兆円を越えたと聞きましたが、現在は更に積み上がっているのでしょう。Webを検索すると、日本の個...マンリョウ

  • ハボタン

    町内の公園に、市の許可を得て作っている花壇で、ハボタンが色を放っています。この花壇が車の不法駐車を排除し、町内美化の助けになり、管理している高齢者クラブの仲間達の健康管理にも寄与しています。ハボタンのお陰で花の少ない公園が賑やかになっています。ハボタンの花言葉は「違和感を感じる」です。WEBをめくっていると、「いい人なのに、なぜか女性から好かれない男性に、実は共通している特徴」という記事が目にとまりました。恋愛コンサルタントと称する女性の投稿で、読んでみると、いわゆるお利口さん、常識的な性格、刺激のない言行、異性に好かれよと媚びるような男性には魅力をあまり感じないというのです。むしろ、思っていた印象とは「違和感」を感じるような破天荒な男性に惹かれるのだそうです。むしろ違和感が残るため、もう少し知ってみよう...ハボタン

  • ハボタン

    町内の公園に、市の許可を得て作っている花壇で、ハボタンが色を放っています。この花壇が車の不法駐車を排除し、町内美化の助けになり、管理している高齢者クラブの仲間達の健康管理にも寄与しています。ハボタンのお陰で花の少ない公園が賑やかになっています。ハボタンの花言葉は「違和感を感じる」です。WEBをめくっていると、「いい人なのに、なぜか女性から好かれない男性に、実は共通している特徴」という記事が目にとまりました。恋愛コンサルタントと称する女性の投稿で、読んでみると、いわゆるお利口さん、常識的な性格、刺激のない言行、異性に好かれよと媚びるような男性には魅力をあまり感じないというのです。むしろ、思っていた印象とは「違和感」を感じるような破天荒な男性に惹かれるのだそうです。むしろ違和感が残るため、もう少し知ってみよう...ハボタン

  • 今年は喪中

    年賀状の季節となりましたが、今年は実兄が新型コロナに罹り、体調を崩し亡くなってしまい、喪中です。私は五人兄妹で育ちましたが、とうとう2人になってしまいました。歳に従えばいよいよ83歳の私に順番が回ってきてしまいました。私の上には姉と兄がいましたが、年齢差は3歳づつでした。下の弟たちとは2歳ずつに縮まっています。更に2歳違いの妹は死産してしまいました。私以下は、富国強兵時代の「生めよ殖やせ」政策の産物で、父母の頑張り証のような気がします。徴兵検査の際、父は意識的に過激に体重を落とし、げっそり痩せ、丙種に回され、兵役を免れたと聞いています。その罪滅ぼしに子作りに精を出したのでしょうか。忌まわしい太平洋戦争でしたが、そのお陰で今存在していられると思うと、複雑な気持ちです。第1次、第2次ベビーブームの際、200万...今年は喪中

  • ツタの紅葉

    適度な低温と日照が幸いしてか、今年はツタが紅葉してくれました。緑を好む身として、剥き出しのコンクリートブロックの壁面を覆ってくれるツタは自然豊かな庭を演出してくれる有り難い素材です。ツタの花言葉は「永遠の愛」です。人類にとって「永遠の愛」は豊かな緑ではないでしょうか。最近、町内でも住宅の新築工事が盛んです。高齢者が亡くなると、長い年月をかけて緑に囲まれた古家を取壊し、子供達が新築するのです。新築住宅の庭にはカーパークがでんと居座り、残された隙間には人工芝や防犯砂利が敷き詰められ、地面はほとんど見当たりありません。若者は共稼ぎや子育てに忙しく、除草の手間を省きたいようです。彼らは緑を敵視しているのでしょうか。緑は食料となって、地球上の全ての動物の命を支えています。緑の再生力の範囲内でしか動物は存在しえないの...ツタの紅葉

  • インパチェンス

    気温が下がり、雨天・曇天が多くなり、生育条件が整ったのか、花壇ではインパチェンスが急に勢いを増しました。直射日光・高温・乾燥が苦手なのでしょう。来年は大型植物の下草のような形で、遮光してやる工夫が必要と思われます。花言葉は「おしゃべり」です。現役時代は、マレーシアの政府機関に10年、スリランカの国際研究所に4年派遣されました。いずれも英連邦加盟国で、キャンティーンという「おしゃべりの場」を重要施設として位置づけられていました。日本にも大きな事務所には食堂施設があり、食事が提供されているますが、キャンティーンは食事時だけではなく、勤務時間中にもいつでも開いており、安価で飲食物を提供しています。職員はここでおしゃべりを楽しんでいるのです。子供の頃、外遊帰りの土産話として、イギリス人は勤務時間中も喫茶店でサボっ...インパチェンス

  • ヨメナ

    すっかり涼しくなり、秋を彩る菊の季節が到来しようとしています。その先駆けとして庭で自生しているヨメナが咲き始めました。花言葉は「隠された美」ですが、栽培種の菊ほどの華やかさはありませんが、季節になるとひっそりと現れる素朴な花を私は愛しています。私の住宅は元蓮田に盛り土した土地に建っています。近くの公園に作っている花壇は、道路の縁石ブロック囲まれ、1メートルも掘ると地下水が現る排水不良地で、ブロックの隙間を利用して排水しています。更に周囲に溝を掘り、その土を盛り上げ畦を作り、土壌環境を改善しています。以前はアヤメ・カンゾウ・スイセンなど水生植物が主体でしたが、やっと陸生の花が栽培できるようになりました。こうしてみると、花壇の美は土壌の質により作られると実感できます。花壇は、高齢者クラブの社会奉仕事業として会...ヨメナ

  • イヌタデ

    秋になりました。猛暑で青息吐息だった花壇や野の花も元気を取り戻しました。庭では邪魔者扱いのイヌタデも、庭の南側の空き地ではのびのびと花を咲かせています。イヌタデの花言葉は「あなたの役にたちたい」です。新型コロナ以前は、老骨に鞭を打ちクラブ活動などで機関車役を務め、「あなたの役にたちたい」を地で行っていました。高齢クラブの会長役を後進に譲り、新型コロナに自粛を余儀なくされているうちに、実践していた「あなたの役にたちたい」が願望になってしまいました。運動不足で筋肉が弱り、歩くにも膝や腰が曲がり、時速も3㎞程度の超低速になってしまいました。これからは、御世話する立場から、御世話になる側に回らねばなりません。「あなたの役にたちたい」と考えている人に対して、愛される被対象者になれることを心がけなければなりません。世...イヌタデ

  • フウセンカズラ

    庭で、野生化したフウセンカズラが咲き、風船のような実をつけています。間もなく蔓を延ばして近くの庭木いっぱいに風船をぶら下げます。幼かった頃の孫達が、風船と中の黒い種で喜んで遊んでいた姿を懐かしく想い出しています。花言葉は「永遠にあなたと共に」です。安倍晋三元首相の国葬が終りました。弔辞では安倍元首相は大きな功績を残したと持ち上げていましたが、私にはその実感はありません。景気は低迷し、賃金水準は上がらず韓国以下になってしまいました。モリカケ疑惑、桜を見る会疑惑について黙秘を続けていました。当初7千億と言われていた東京五輪の経費が2兆円を越えた事にも疑念がつきません。高橋治之元東京オリンピック・組織委員会理事組織委員会理事にまつわる収賄容疑では7500万・1500万円などという多額の金が動いています。一人だけ...フウセンカズラ

  • シルクジャスミン

    この花は柑橘類にもかかわらず、芳香ゆえにシルクジャスミンと命名されています。風水では福を呼び込むと言われ、住宅の入り口に植えられる事が多いそうです。我が家でもコンテナーに植え玄関に置いています。今のところ争い・病気・犯罪・災害などとは縁がないので、この花の芳香が福の神を呼び込んでくれているのでしょう。花言葉は「純真な心」です。私には「純真な心」がよく分かりません。嬰児の心は汚れのない純真なものと思われています。しかし手をかけず、放置状態にしていれば、我儘な自己主張の強い意地汚い子供に育ってしまいます。そうならないよう教育が必要なのですから、嬰児の心は純真ではないのです。宗教界では、マインドコントロールされ教祖の説教を盲信し、家庭崩壊もなんのそも、借金までして多額な寄付を続ける敬虔な信者は、純真な心を持って...シルクジャスミン

  • ニラ

    ニラの別名「らん人草」は、「怠け者が育てる草」の意味で、繁殖力が強く放置しておくと急速に増殖してしまいます。ビタミンやカロチンが豊富で、老化防止にも効果があり、健康野菜として知られています。庭の一角で栽培し、毎朝温野菜にして食べています。花が咲き始めると固くなりますが、薬と思い食べ続けています。花言葉は「星への願い」です。新生児の私を易者に診てもらい「この子は博士か外交官になる」と占ったと、母は私に繰り返し話していました。当時、博士や外交官はあこがれの職業で、どこの馬の骨かわからぬ嬰児にたいして、占い師は何の根拠もなしにこう言って親を喜ばせたのでしょう。占い師を信じたわけではありませんが、この宣託は母の願いと一致したのでしょう。母の「星への願い」を繰り返し聞かされ、私は知らず知らずマインドコントロールの状...ニラ

  • コキア

    高齢者クラブで作っている花壇でコキアが開花期に入りました。花は小さく地味ですが、全体の姿はふわふわで目と心を癒やしてくれす。コキアの丘で有名な大洗海浜公園でもこんな状態で、来月には見事な紅葉を楽しませてくれることでしょう。花言葉は「恵まれた生活」です。現役時代は経済的には苦しい時期もありましたが、国家公務員として好きな仕事に取り組婿とが出来、幸せでした。今年で83歳となり、細々と年金生活を送っおります。最近では新型コロナ感染で高齢者クラブも同好会も自粛状態で、仲間との交流もすっかり縮小、外出機会も減ってしまい、会話の少ない老妻とのつまらない日常を嘆いています。ウクライナにロシアが侵攻し6ヶ月を過ぎ、多くの国民は家族を国外に避難させ、男子は残ってロシア軍と戦っています。大義名分がなく、目的もはっきりせず、こ...コキア

  • アスター

    色とりどりの花を咲かせるアスターは花壇の華です。高齢クラブで作っている花壇にも植えたのですが、今年は残らず枯死してしまいました。近くに水道栓がないので、多量の水遣りが出来ないのですが、他の花は何とか根を深くして生き長らえているので、連日の猛暑に耐えられなかったのでしょう。花言葉は「結果論」です。若者は人生の行く先を予測したり計画し、あれこれ思いを巡らすことでしょう。83年の人生を振り返ってみれば、人生は設計通りに行くものではなく、七転び八起きの苦行の道です。人は皆が同じ方向を向いて進んでいるのではなく、それぞれが思惑を抱いて勝手に歩いています。至るところで衝突し、戦い妥協しながらの苦行を重ねながら進むのが人生なのです。苦行を避けようとすれば、ただ生きているだけの、陳腐な毎日に終ってしまいます。良い大学に進...アスター

  • ランタナ

    マレーシアに滞在していた頃、生け垣状に植えられランタナの花に蝶が群がっている光景をよく目にしました。写真の花は高齢者クラブで作っている花壇のランタンです。冬期間は地上部は凍死しますが、地下に残った根株から芽を出し、これから10月頃まで花を咲かせます。花言葉は「心変わり」です。知り合いの中学3年生は進路決定に悩んでいます。一時、工業専門学校を受験したいと言っていたのですが、まだ迷っているようで、決断に至っていません。自分の好きな道を選ぶのであれば、迷うことはないと思うのですが、偉くなりたい、金持ちになりたい、皆に尊敬される立派な人間になりたいなどと、抽象的な夢を見ている間は激しく「心変わり」してしまうものです。経験の浅い中学生では仕方ありませんが、天職として没頭したい道がまだ分からないと言うことです。普通高...ランタナ

  • キバナコスモス

    繁殖力の強い花です。空き地や路傍の至る所で茂りだし、花が咲き始めました。放っておくと草丈が2メートルにもにも達し見苦しいので、除草や刈り込みの対象になっています。種を売っている様子はないので、野草の部類に入るのかも知れません。花言葉は「幼い恋心」です。定年退職後、土浦に定住し20年になります。高齢者クラブでは、地元の会員が幼い頃のあだ名で呼び合っているのを見て、小学校を5校も転々とし、幼友達に恵まれなかった私にとっては羨ましい限りです。幼友達は気心通じる竹馬の友で、多様性に富む原石なのです。学年が進むにつれ、偏差値や選抜試験でスクリーニングされ、多様化は失われ、規格化されてゆきます。職場の同僚は同じ方向へ向かって突き進む戦友みたいなものです。ウクライナ戦争の最大の教訓は、グローバル化の弊害です。今回は特に...キバナコスモス

  • アップルミント

    庭の一角にアップルミントが自生していて、今花が咲いています。庭にはこの他にペパーミント、ニホンハッカが自生していて、ハーブティーに利用しています。ミントの花言葉は「かけがえのない時間」です。先週83歳の誕生日を迎えました。残された時間は後わずか、これから毎日は「かけがえのない時間」です。しかし悠久の宇宙時間と比べれば、これまでの83年の時間も、これからの数年も一瞬であり、いずれも「かけがえのない時間」なのです。厳しい時代もありましたが、衣食住に恵まれ、私が生き長らえてこられたのは、人々の協力のお陰なのです。これまで生きている間に、我々は社会のために働き、昭和時代と比べれば生活水準を著しく向上することが出来ました。意識せずとも、我々の働きが少しずつ蓄積された結果です。皆が幸せに暮らせるようにと協力して一生懸...アップルミント

  • 百日草

    種から育てていた百日草がやっと咲きました。短い梅雨が明けてから干天が続き、開花がが遅れていたのです。これから10月頃まで、花壇を賑わしてくれることでしょう。花言葉は「注意を怠るな」です。特に内科的な病があるわけではありませんが、近くの内科医には月1回くらいの頻度で通っています。病気になったら医者にかかるのではなく、病気にならない事が私には重要なのです。普段から血圧、体温、体脂肪、内臓脂肪、排尿量・回数、歩行数などを記録し、年3回血液検査をしています。現在服用している薬は、血液サラサラ薬、降圧剤、コレステロールを下げる薬、痛風予防の薬などで、毎年市の総合健康診断を受けています。その結果血液検査の結果は全てOKで、かかりつけ医からは、私の年齢では珍しいことだと言われています。脳梗塞に罹り、右椎骨動脈閉塞、左狭...百日草

  • ペチュニア

    毎年ペチュニアを数株購入し、挿し木で殖やし花壇を賑わしています。挿し木苗で冬越しも可能で、薄紫のエレガンスな冬越し株が今咲出いています。今年購入してきた3株は、茎を延ばし枝を分岐始めたので挿し木を始めようとしています。ペチュニアは径60㎝くらいに拡がり、花数も多いので花壇を華やかにしてくれます。花言葉は「あなたと一緒なら心が和らぐ」です。我が家から数十歩の団地の公園の一角に、市の許可を得て花壇を作り、100円ショップの2袋100円の種で育てた苗を中心に植え、暇つぶしのネタにしています。日に何回も行き手入れしているうちに、すっかり顔が売れ、通りかかった人が話しかけてくれるようになってきました。学童の退校時間の午後4時頃にはできるだけいるようにしており、挨拶を交わすのを楽しみにしています。これが「あなたと一緒...ペチュニア

  • マリーゴールド

    6月15日以来雨が降らず、水遣りが出来ないので、高齢者クラブで作っている花壇の花が育だちません。その対策として、乾燥地で行われている石礫マルチ、点滴潅漑の応用で何とか苗の枯死を防いでいます。石礫潅漑と言っても、石礫は多量にないので、大きめの土塊を苗の根本にマルチし、土面蒸発を防いでいます。また点滴潅漑の応用として、バケツの水を水差しで苗の根本に注水し、節水を図っています。その中でマリーゴールドは、元気に花を咲かせています。恐らく根が深く張り、土層深部から水を上げているものと思います。マリーゴールドの花言葉は「生きる」です。今人類は存亡の危機に直面しているように感じます。ウクライナ戦争で、ロシアの勝利が望み薄となり、世界最強国を自認する面子を保つため、ロシアが核兵器を使用する危険が危ぶまれているのです。核兵...マリーゴールド

  • アマリリス

    20年ほど前に購入したアマリリスで、頭初地植えにしていましたが、土壌が粘質で生育があまり良くなく、5年ほど前にコンテナーの移植しました。それが6球に増殖し、昨年再び庭に下ろしました。心配していましたが、1球だけ開花し、子球も3個でき、このまま栽培できそうです。土中に空隙が増えたらしく、目に見えてふっくらと盛り上がってきて、生育環境が改善されたのでしょう。花言葉は「虚栄」です。私は、幼い頃から母から「嘘つきは泥棒の元」と躾けられました。「虚栄」は嘘の一種と心得ており、厳しく慎んでいます。国家公務員の安月給で、息子2人を同時に大学へ進学させた時が、経済的には最大のピンチでしたが、ローンを利用せず切り抜けました。私に虚栄心が無かったのが幸いしたと思います。虚栄はお金がかかるものです。農水省を定年退職後、3年間大...アマリリス

  • 孔雀サボテン

    25年ほど前、石垣島で同僚から譲られたもので、毎年花を着けてくれる丈夫な働き者です。冬期間水を断って休眠させると花芽が育つようで、開花期は6月頃1回きりです。月下美人のように年何回も咲いてくれないのが残念です。花言葉は「危険な遊び」です。岸田首相がとか訳の分からない「新しい経済学」の目玉として資産倍増計画なるものを打ち出しました。貯蓄を資産運用して、所得倍増ではなく資産倍増するという話しです。大企業の内部保留を労働者賃金へ還元するというなら勤労者の所得は確実に増加しますが、貯金を資産運用して資産を殖やすというのは危な話しです。賃金を上げたくないので、訳の分からない「資産倍増」と言う鼻薬を国民に嗅がせる魂胆なのです。資産運用と言えば株式投資を連想しますが、生活必要資金以外の余裕資金を充て、遊び心で楽しむのが...孔雀サボテン

  • キリンソウ

    キリンソウは生命力の強い多年草です。ポットに植えたまま何年も放置状態でも、毎年花を咲かせます。施肥もしたことがないので、根生菌と共生し空中窒素固定をしているのかも知れません。花言葉は「警戒」です。「警戒」とは来たるべき危険に備えることで、諺にある「備えあれば憂いなし」に通じます。大学生の時に私は点取り虫とからかわれました。時間の許す限り授業を受け、卒業単位を遙に上回る単位を取得していたからです。社会に出てから必要となりそうな知識を身につけるのが目的で、単位などどうでも良かったのです。卒業に必要な最少限の単位にとどめ、「遊興費」を稼ぐため、アルバイトに励む学友達とは、そもそも心構えが異なったのです。夏休みのアルバイトには、2年時は農林省農業土木試験場で水田用水量調査方法を習得、3年時は建設省薗原ダム建設事務...キリンソウ

  • レッド・クイーン

    このバラは40年前亡くなった母が栽培していたもので、2006年まで姉が世話していましたが、マンションに移転することになり、以来私が引き取って16年になります。昨年まで庭に植えてありましたが、庭の改造を機会に、昨冬コンテナーに移植しました。樹齢40年の老木故心配していましたが、今年も無事花を咲かせてくれました。このバラを見ると母や姉が想い出されます。バラの花言葉は「幸福」です。私の最も幸福だった思い出を辿ってみると、マレーシアに単身で派遣されていた30歳代の時でした。なぜかと思い巡らしてみると、あの頃は体力・知力があり、思う存分活躍できました。現地の人々との人間環境も良く、仕事も専門分野の技術開発が順調に進んでいました。何せ熱帯水田地帯のど真ん中の小さな田舎町ですので、生活環境も仕事の環境も不便この上もあり...レッド・クイーン

  • ビジョナデシコ

    ビジョナデシコは本来多年草ですが、日本では夏の暑気に耐えられず、一年草として扱われているそうです。確かに昨年栽培したビジョナデシコのほとんどは夏の間に枯死しましたが、この株だけは生き延び、ついに今年花を咲かせました。今年も夏越し出来れば、耐暑性多年草として栄養繁殖してゆけるかも知れません。花言葉は「器用」です。器用とは、何事も要領よくこなすことを言います。器用な人には「渡る世間に鬼はなし」と言う情況が当てはまりそうです。日本では、器用に世渡りできるようにと、愛する幼い我が子に色々と習い事をさせ、「よい」幼稚園・学校・大学・会社に入ってもらいたいと、日夜苦慮している親も多いのではないでしょうか。労働者の賃金が、先進国の中で唯一20年間上がらず、韓国にも追い抜かれてしまった日本ではなおさらのことです。低賃金や教育費...ビジョナデシコ

  • とんだゴールデンウィーク

    ゴールデンウィーク初日の4月29日昼過ぎ、意識を失い倒れて痙攣嘔吐し、救急車で国立霞ヶ浦医療センターへ救急搬送されました。年2,3回、何度も繰り返しているのですが、原因がはっきりしません。私の素人考えでは、2015年に罹った脳梗塞が原因ではないかと考えています。小脳・延髄に繫がっている右椎骨動脈閉塞、左椎骨動脈狭窄と言う内容で、血圧が下がると一時的に狭窄部の血流が滞り、脳梗塞状態になるのではないかと思うのです。今回も救急車で搬送されている間に意識を取り戻し、いつもは半日程度病院で点滴を受けて帰宅できるのですが、今回はゴールデンウィーク期間中で、脳神経内科の医者が休んでいるため、5月2日まで4日間入院することになってしまいました。入院した病棟の2階は、要介護患者用らしく、廊下、トイレ、洗面所で患者に出会うことはあ...とんだゴールデンウィーク

  • オオアマナ

    霞ヶ浦医療センターの広い敷地のあちこちにに、オオアマナが大きな群落をいくつも作り花盛りになっていました。小石川植物園で群落を目にしたことがありましたが、それ以来の大群落です。我が家にも一株だけ数年間出現したことがありましたが、何時の間にか消えてしまいました。私には滅多に巡り会えなかった野草です。花言葉に「動揺」があります。核兵器を所有し国連常任理事国のロシアが無謀にもウクライナに侵略し、世界の平和は一挙に動揺しています。世界最強と言われる軍備国でありながら軍略に稚拙で、数日で一挙に勝利しようとした思惑が外れ、貧弱な軍備ながら愛国心の強いウクライナ軍に翻弄されているのです。莫大な戦費と制裁による損失で経済は疲弊し、国際社会からは孤立し、終戦後はウクライナに対する計り知れない賠償を果たさねばなりません。進退窮まった...オオアマナ

  • キランソウ

    キランソウは小さな草ですが、瑠璃色の花がキラリと眼を射り、存在を主張する花です。昔から薬草として民間医療に使われていたとのことで、医者殺しの別名があり、良薬のようです。花言葉は「健康をあなたに」です。健康は、幸福に人生を送るためには何より重要です。子供の頃弱かった私は、健康に気をつけて毎日を送っています。あまり大病をせず、間もなく83歳を迎えようとしています。入院歴は、67歳で頸椎脊柱管狭窄症の手術、76歳で脳梗塞の時の2回で、この脳梗塞が問題でした。56歳になる1992年、12の有人島からなる八重山諸島の中心地、石垣島に4年間転勤しました。そこで同僚からマラソンに誘われたのです。56歳にして初マラソンは11月の与那国一周24㎞でしたが、20㎞地点で脱水症に陥りダウン。その後は、12月に那覇マラソン42㎞、1月...キランソウ

  • 大事&小事

    新年度を迎えました。学業を終え社会に飛びだった若者達はそれぞれに大望に燃えておることでしょう。しかし中には、思い描いた仕事が出来ず、五月病に罹ってしまう者も多いと聴きます。その原因として、「大事の前の小事」という考え方が禍しているのではないでしょうか。コツコツと実績を重ねることを疎かにし、実力も備えず短兵急に大望を実現しようとするから、挫折してしまうのです。ビジネスの世界では、若くして大企業を興す天才もいますが、一般人は地道に一歩一歩進むしかないのです。私の経験からすれば、「小事を疎かにすれば、大事は成らず」です。大事を実現するには、夢を心に常に秘めながら、今自分が出来ること、即ち小事をコツコツ積み重ね、希に訪れるチャンスを待つのが本道です。「少年よ大志を抱け」はクラーク博士の名言ですが、大志に裏付けられた言行...大事&小事

  • 野の草

    我が家のフェンスの外は野草で賑わっています。ハナニラの花が咲き、土筆が林立しています。その他にハコベ、ヒメオドリコソウ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリなど多種多様の野草がひしめいています。彼らは生存競争を戦いながら、互いに強調し合ってこの場所に安定したエコシステムを築いているのです。種の多様性がなせる業です。この中の一つだけを育てようとすると、却って消えてしまうのです。私は研究者でした。私と同じとうな研究者が何人もいても、私一人で十分です。異なる考え、異なるアプローチ、異なる技を持った多種多様の研究者が協力することによって、大きな成果を上げることが出来るのです。野の草と同じように「種の多様性」が大切なのです。国作りにおいても、地域地域で安定した社会を作るためには、地域資源を最...野の草

  • 大事は油断がもと

    中国の諺です。大変な事と言うのは一寸とした油断がもとになって起こることが多いと言う意味です。ウクライナ戦争は、10年間も独裁を続け、忠告や忠言する者を退け、裸の大様になっていたプーチンの油断の産物と言えるでしょう。何しろ国連の常任理事国のロシアが、武力行使を禁止する国連憲章違反の戦争を始めるはずはありません。国境近くで大規模な軍事演習をすれば、弱小国のウクライナは恐れをなしてNATO加入を思い留まると油断していたのです。ところが、本格的戦争に発展してしまい、国連常任理事国としての面子を失い、国際社会から孤立してしまいました。振り上げた拳の下ろしどころを失い、暴走を始め、いよいよ大事になってしたのですがまいました。プーチン政権の許で散々富を貪った新興財閥(オリガルヒ)が助けてくれると油断していたのですが、プーチン...大事は油断がもと

  • タンポポ

    日本在来種のタンポポの花の色は、関西では白、関東では黄色が多いと言われていますが、自宅の土地を購入した際、北側に白花が群生しており、全般的には黄色の関東タンポポは珍しく、セイヨウタンポポが優勢でした。自宅を新築し、北側はパーキングエリアとし、コンクリートで覆ってしまったので、白花は全滅し、セイヨウタンポポばかりになってしまいました。ところが時々白花が亡霊のように現れるのです。風に乗ってタネが運ばれてくるのでしょう。タンポポの花言葉は「解き難い謎」です。共産主義とは「能力に応じて働き、必要に応じて受けとる」のが原則と言われています。能力の高い者も低い者も共に働き、生産物は平等に分配するのが建前です。そこには老いも若きも、男も女も、強きも弱きも、健常者も障害者も、分け隔て無く平等に暮らせる格差の無い理想社会が実現す...タンポポ

  • 春の種まき

    100円ショップを覗いてみたら、花や野菜のタネを売っていました。高齢者クラブで作っている約60㎡の花壇に栽植する花の苗を作るため、早速百日草始めいくつかの種を買い求めました。4月になり遅霜の心配が無くなったら播種する予定です。百日草の花言葉は「旧き良き時代」です。天気予報で週末には春のような陽気になるそうです。市中に比べ1週間は開花が遅い我が家のウメも数日中には開花する段階になりました。これから、春の暖かい日差しの下で、のんびりと花作りに興ずることが出来るとは何と平和なことでしょう。しかし、茨城県では新型コロナ感染が治まらず、まん延防止等特別措置が延期されて集会も出来ず、引き続き外出自粛が続いています。毎日無為に過ごし、何のために生きているのかとつまらないことを考えてしまいます。ウクライナでは、つい2週間程前の...春の種まき

  • スミレ

    近所のアスファルト舗装とブロックの隙間に、2月下旬から早くもスミレが咲いています。普通は4~5月に咲くのですが、その頃にはこれは終っております。ヒナスミレに似ているようですが、名前が分かりません。スミレの花言葉は「小さな幸せ」です。ウクライナは平和で豊かな農業国で、国民は慎ましく小さな幸せを過ごしていたのです。そこへ先週、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めました。ウクライナがNATOへ加入しようとしたからです。縄張りを守るため暴力を振るうのは、まるで暴力団ではありませんか。2日の国連総会緊急特別会合で、圧倒的多数でロシア非難決議が採択され、ロシアの国際的孤立が際立ちました。各種スポーツ団体も、ロシアでの大会を中止し、IOCも北京冬期パラリンピックへのロシア、ベラルーシの参加を禁止しました。アメリカが提唱するロシ...スミレ

  • オオイヌノフグリ

    天気予報によると、寒さも峠となり、来週あたりからは春めいてくるとのことです。庭ではオオイヌノフグリが咲き始め、春が近いことが肌で感じられてきました。花言葉は「信頼」です。第二次世界大戦の反省のもと世界平和を祈念して、1945年に戦勝国を常任理事国として生まれた国連の目的は次の3つです。国際平和・安全の維持諸国間の友好関係の発展経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決のため、および人権・基本的自由の助長のための国際協力国連が「信頼」され、各国が協力し合い、世界平和が保たれてきましたが、21世紀に入り常任理事国のロシア・中国が軍事力を強化し、覇権主義的色彩を強めてきました。そしてついにロシアが西寄りに傾いたウクライナに侵攻始めました。ロシアは武力で強引に現政権を倒し、傀儡政権を作るつもりなのでしょう。国連の「...オオイヌノフグリ

  • ツルニチニチソウ

    ツルニチニチソウの花が咲きました。3年ほど前からフェンスの外に現れ繁茂し出し、庭に侵入してきました。鳥の糞に混ざって、種が運ばれてきたのでしょう。花言葉は「楽しい思い出」です。老い先も短くなり、80余年の過去が膨大な思い出として蓄積しました。脳の機能も衰え、記憶は覚束なくなりましたが、何かを見たり聞いたりすると、埋もれていた思い出が鮮明に湧き出してくるのです。私のカラオケ十八番は谷村新司の「昴」です。1978年から5年間単身で派遣されたマレーシア西北部の田舎町での楽しい思い出が蘇ってきます。私が派遣されたのは10万ヘクタールの水田地帯で、その中心部のアロースターという小さな町に住んでいました。大型機械化水稲二期作を導入する国家事業が推進されており、軟弱地盤に行き詰まっているところでした。日本人が珍しい町なので、...ツルニチニチソウ

  • バレンタイン

    長生きして良いことがあるのだろうか。親しく交際していた友人も次々逝ってしまい、年賀状の枚数も今年は40枚そこそこになってしまいました。高齢者クラブの会員も年が明けてからもう2人も亡くなりました。新型コロナの影響で集会の機会も減り、孤独感は増すばかりです。老衰により筋肉の弾力性が失われ、こむら返りに苦しみ、脚力は時速3㎞を下回る有様です。我が身ばかりか、地球環境は急激に劣化し、世界平和も大国のエゴで第三次大戦前夜を思わせる情勢。将来に軟の希望も夢もなく、長生きする意味がなくなりました。今日は私には縁のないバレンタインディです。と、思っていたところ、孫娘から手作りのチョコレートがプレゼントされました。孤独死しかけていた干からびた心にパッと灯りがつきました。「じぃじたい好き」と手描きのカードまで添えてありました。こん...バレンタイン

  • モグラ塚

    この頃は最低気温が氷点下6度に下がったり、最高気温が10度に達しなかったり、寒い盛りですが、居間から見える桜川の土手では、地下でモグラが冬眠もせず活躍しています。今朝も新しいモグラ塚が出来ていました。農家では畑を荒らすモグラは手強い厄介者です。堤防も穴だらけにされては大変です。しかし自然農法を愛好する私には、土作りの頼りになる相棒みたいな存在なのです。私の住宅地は元蓮田で、地盤は壁土状で畑作物は育ちませんでした。徐々に耕し、土を膨軟にして、10年くらいで畑地化しました。そこにモグラが入り込み、ボコボコと塚を築かれたのです。当初は少ないミミズをトラップするため、トンエル工事に励んだようです。2~3年すると、餌になるミミズが増えたようで、トンネル工事は補修程度と下火になり、塚のサイズは小さく、数も激減しました。モグ...モグラ塚

  • 虚しき老後

    長らくパーキンソン病を患っていた兄が亡くなりました。年毎に病状が悪化し、歩行も困難となり、最近はデイケア施設へ通うのを楽しみにしていました。ところがそこで新型コロナに感染、入院治療の結果陰性となり退院したが、入院中に体力を喪失、リハビリのため別の病院に転院した矢先、翌朝心臓が止まっていたというのです。体力を回復し、元の生活に戻ろうとしていたのに、誠に残念でした。難病と闘う兄の頑張る姿は、看病していた家族にとっては生き甲斐だったようです。電話での話しやメイルなどで、その思いがひしひしと胸を打ちます。長男の兄は真面目で責任感が強く、東大を卒業、労働省のエリートとして、ILOに関わり、在英日本大使館書記官としてロンドンに派遣され、局長まで務め上げました。JICA団長としてシンガポールにも派遣されたこともあり、我が一族...虚しき老後

  • カンギク

    4年前に購入したカンギクが今年初めて咲きました。カンギクと言うからには、耐寒性抜群の花と思ったのが間違いでした。霜に当たると地上部は枯れてしまうのです。カンギクとは寒い時期に咲くという意味で、耐寒性が強いと言うことではなかったのです。今回は軒下に鉢を置いて、霜を避けたので開花に成功したのです。花言葉は「真の強さ」です。私の母の口癖は「嘘つきは泥棒の元」で、耳にたこができるほど聞かされ、躾けられました。転勤族の父に従い、小学校5校、中学校2校を転々とし、仲間はずれにされ、友達のない生徒時代を孤独に過ごしました。近年は仲間はずれにされ、いじめに耐えられず不登校になったり、自殺する子が絶えません。私がそうならなかったのは、母の「正直」教訓のお陰と思います。「強さ」とは「弱み」のないことであり、「正直」に行動していれば...カンギク

  • コチョウラン

    私の誕生日は7月です。子供から誕生祝いにプレゼントされたコチョウランが、以来ずっと咲き続けています。もう5ヶ月になりますが、この頃やっと萎れ始めたのです。何と長持ちする花なのでしょう。花言葉は「幸福が飛んでくる」です。幸福とは一般に、望みが叶い心が満たされている状態です。私事に亘りますが、東京に住む兄が新型コロナに感染してしまいました。兄は長らくパーキンソン病に罹っており、外出も出来ない状態で、週1回のデイサービスに通い、幸福を味わっていました。しかし、そこで感染してしまったのは不幸でした。幸運にも、直ぐに入院できましたが、家族ともおいそれとは面会できず、暫く孤独に耐えなければならない不幸な入院生活を送ることになります。全快して無事退院し、皆で幸福感に浸りたいと願うばかりです。考えてみれば、人生の流れは幸福と不...コチョウラン

  • 初雪

    1昨日、月6日に初雪が積雪し、今朝は銀世界でした。庭の枯れ木にも雪の花が咲き、地面も雪絨毯が敷き詰められ、眩しく感じます。諺に「我が物と思えば軽し笠の雪」があったと思います。どんな苦難も神から与えられた試練と思い、有り難く甘んじて耐えていれば道は開けるという教えです。新型コロナウイルス感染の第6波がいよいよ到来したようです。オミクロン株がデルタ株と急速に置き換わり、主流となっているためです。感染力が強い割には重症化率・死亡率は低いとされています。このまま耐えていれば、感染しても実害はなく、ウィズコロナ時代がやってくるのでしょうか。世界的に死者数が最も多いアメリカでは、死者は50万人を超え、太平洋戦争・ベトナム戦争の合計死者数を上回ったそうです。そんな情況をものともせず、ワクチン接種・マスク着用を拒否するものが多...初雪

  • 初雪

    1昨日、月6日に初雪が積雪し、今朝は銀世界でした。庭の枯れ木にも雪の花が咲き、地面も雪絨毯が敷き詰められ、眩しく感じます。諺に「我が物と思えば軽し笠の雪」があったと思います。どんな苦難も神から与えられた試練と思い、有り難く甘んじて耐えていれば道は開けるという教えです。新型コロナウイルス感染の第6波がいよいよ到来したようです。オミクロン株がデルタ株と急速に置き換わり、主流となっているためです。感染力が強い割には重症化率・死亡率は低いとされています。このまま耐えていれば、感染しても実害はなく、ウィズコロナ時代がやってくるのでしょうか。世界的に死者数が最も多いアメリカでは、死者は50万人を超え、太平洋戦争・ベトナム戦争の合計死者数を上回ったそうです。そんな情況をものともせず、ワクチン接種・マスク着用を拒否するものが多...初雪

  • サルコペニア

    昨年、着替えをしたり靴を履くときに足の筋肉が頻繁に硬直するようになり、困っていました。かかりつけの医師に相談し、漢方薬の芍薬甘草湯を処方してもらいました。1ヶ月ほど続けて服用していると、こむら返りがほとんど起きなくなりました。今では30分以内であれば楽な歩行を楽しむことが出来るようになりました。しかしそれを越えると、足が重く辛くなります。今年からは、30分以内の歩行を午前・午後と分けて行い、徐々に時間・回数を増やしてゆきたいと考えています。市と町内の公民館、2カ所で健康体操教室を開設し、茨城県健康プラザで開発したシルバーリハビリ体操を普及しています。ストレッチ中心の高齢者向きの体操で、サルコペニア予防が目的の体操です。もう10年以上になり、効果は出ているとは思いますが、体調を崩して辞めてゆく生徒が毎年います。世...サルコペニア

  • 年明けの喜び

    令和4年を迎えることができ、喜びに堪えません。皆様明けましておめでとうございます。半月前、意識不明となり倒れ、救急搬送されてしまいました。持病の脳梗塞、不整脈などが原因と考えられ、年明け早々検査漬けの状態になってしまいました。1月13日のMRI検査を皮切りに、14日の脳波検査、19日のホルター心電図、20日の心エコー、25日のトレッドミル運動負荷心電図、31日の脳神経内科診察、2月1日の循環器内科診察と続きます。病因を探り完治を目指したいという意気込みを感じます。検査結果により、ペースメーカーや記録装置を皮下に埋め込むようなことを考えているようです。もう何度も意識不明で倒れ、救急搬送され、その都度検査を繰り返しているのですが、病因は判明しませんでした。判明したとしても、治療を施し直ぐさま完治するわけではないはず...年明けの喜び

  • 脳梗塞進行

    12月21日、早朝意識不明となり倒れ、救急搬送された病院でのMRI検査の結果、脳梗塞が進行していることが判明しました。2015年、右頸椎動脈閉塞、左頸椎動脈狭窄という脳梗塞で入院しましたが、その左動脈の狭窄が進行しているというのです。コレステロールが血管壁に集積しており、脳内では小規模の閉塞が起きているのかも知れません。その関係かどうかは不明ですが、昨日から左手でカップを持つと震えて、お茶を飲み難くなりました。また、軟膏を左指でチューブから押し出そうとすると、力が入らず、手首が内側に曲がってしまうのです。右の小脳の一部が梗塞したようです。この程度の障害であれば、リハビリにより、小脳の他の部位が機能を代替した機能復帰できるようになるとのことです。新型コロナウイルス感染にかかわる自粛生活を切っ掛けに、私にも「老壊」...脳梗塞進行

  • インプラント

    今日、6月の2本に続き、妻の4本目のインプラントが入りました。こ腔内環境は腔内環境は大幅に改善され、これからの食事が楽しくなることと喜ばしい限りです。現役時代の私の歯は頑丈で、30歳過ぎから東南アジアへの長期派遣が多くなり、歯肉を痛めてしまいましたが、60歳までは歯医者にかかったことはほとんどありませんでした。当時現地では、毛先が角張って固い中国製のハブラシしか売っていなかったのです。やがて歯肉が後退し、歯茎の象牙質が剥き出しになってしまいました。3年前までは何とか27本が健在していましたが、次々に土台が崩壊し始め、今では17本にまで減少してしまいました。ところが6年前に患った脳梗塞の治療に血液サラサラ薬を服用している関係で、手術ができず、歯医者はインプラントは出来ないと言うのです。さらに、私は噛む力が強く、顎...インプラント

  • マンリョウ

    寒さが厳しくなってきました。寒さに連れ、マンリョウの実の赤が鮮やかになってきました。もう10数年も東側の柿の下で毎年赤い実を結んでおり、丈が130センチくらいに育ちました。花言葉は「慶祝」です。正月には年賀状が楽しみですが、その数は減少の一途を辿り、今年は40枚ほどになってしまいました。「歳をとったので、今年でお仕舞いにします」という年賀状が毎年届くようになったのです。年賀状を出せるのは寿命が延びたことの証であり、歳はとっても私には、今年もまた一歳が延びましたという「慶祝」の便りなのです。昨日早朝、キッチンで意識不明となり転倒、妻に発見されて、救急車でK病院へ搬送されました。毎年1~2回こんなことが起き、救急搬送を繰り返しています。この治療のため、私は現在3つの医療機関に通っています。近くのY内科医院で動脈硬化...マンリョウ

  • おたふく南天

    我が家の玄関脇でおたふく南天が紅葉しています。「お多福」にあやかり、我が家に福を呼び込もうと玄関脇に植えてあります。今年もお陰様で、何の問題も生ぜず年を越せそうです。我が家の今年の漢字は、さしずめ「福」でしょうか。おたふく南天の花言葉は「良い家庭」です。人間の幸福とは、親・子供・孫が仲良く暮らすことではないでしょうか。土地にしっかり根を下ろした大家族制で、それが実現できます。しかし私にはその機会に恵まれませんでした。私の先祖は、石川県の大工で、北海道入植者と共に北海道に渡ったそうです。大工仕事を追って、道内を移動していたようで、土地に根を下ろすことは無かったようです。学校で「おまえの田舎はどこか」とよく聞かれましたが、私には田舎が無かったのです。父は9人兄妹の末っ子で、大手生命保険会社のサラリーマンでした。転勤...おたふく南天

  • スイート・アリッサム

    何年も地植えでは殖えなかったスイート・アリッサムがやっと庭の一角で定着しました。つくばの宿舎では、多年草で大きな群落を形成していたのですが、土浦に来てからは一年草なのです。夏の暑さに弱いと言われておりましたが、ついに耐暑性の株に巡り会えたようです。来年はこれを親にして、繁殖したいと思います。花言葉は「飛躍」です。先の衆院選で敗退した立憲民主党の代表選挙が昨日行われ、47歳の泉健太が選出されました。4人が立候補し、論戦を闘わせていました。現在起きている問題点の重視するようなことを訴えていましたが、立憲民主党とは何かがよく分かりませんでした。党の基本理念として、「立憲民主党は、立憲主義と熟議を重んずる民主政治を守り育て、人間の命とくらしを守る、国民が主役の政党です」と謳っています。自民党は資本主義政党で、経済界とし...スイート・アリッサム

  • イソギク

    15年ほど前、桜川下流河川敷で採取したイソギクです。当時の花は黄色の筒状花が密集して多数散房状についていましたが、最近は外側に小さな花弁が着くようになりました。図鑑でも筒状花だけとありますので、我が家の庭だけで進化した新品種なのでしょうか。花言葉は「静かな喜び」です。社会は沈滞化し、歳をとって私も体力が衰え、活発に行動できなくなりましたので、もう大きな喜びは当分なくなりました。一番年下の孫が絵の、次の孫が書道の展覧会で入賞したとの知らせに喜んでいるところです。現在大学3年の一番年上の孫は、就活を本格的に始めたようですが、まだ職の方向選択に迷っているようです。そのうちよい知らせが届くものと期待しています。町内の市の公園の一角に、許可を取って、花壇を作っています。花壇に植える花の苗作りがこの頃の楽しみです。100株...イソギク

  • ハボタン

    花の少ない冬の庭には、ハボタンは貴重な彩りです。昨年庭に植えていたハボタンの種から育てたものが色づき始め、色づき始めました。花言葉は「物事に動じない」です。イギリスで開かれていた国連の気候変動対策の会議「COP26」が閉幕し、「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する」とした成果文書を採択しました。既に地球温暖化は、かつての1度強の上昇だけで深刻な気象変動を来しているのですから、これから1.5度も上昇したらと思うと恐ろしくなります。しかもその目標も達成は難しいのではないでしょうか。1960年以前の学生時代とくらべ、食事は米飯中心から欧米風に様変わりし、世界中から食材が調達されています。空腹を満たす食事から、料理を楽しむ食事に変わったのです。農水省の統計によると、食糧自給率は、1965年の73%から、...ハボタン

  • ヤツデ

    晩秋となり、花が少なくなってきましたが、この時期の貴重な蜜源として虫たちに貢献するヤツデが咲き始めました。花に近づくと、アブ類の昆虫が飛び交い、丸い柱頭を嘗めていました。花言葉は「分別」です。諺に「年寄りの物忘れ、若者の無分別」があります。通常マイナスイメージで使われますが、今の私にはピッタリの諺のように感じます。82歳となり、物忘れが特技となってしまいました。ところが、若い頃は無分別の見本みたいなものでした。公務員試験を好成績でパスし、将来幹部を半ば約束されているにもかかわらず、開発途上国で行き詰まってしまった技術協力事業に、正に若者の無分別で飛び込んでしまいました。英語もろくにしゃべれず、農作業機械化や水稲二期作化という未経験の分野でした。無分別の体当たりでしたが、幸いにも逆転満塁ホームランの結果となりまし...ヤツデ

  • 東京養育院

    11月7日のNHK大河ドラ「青天を衝け」で、渋沢栄一が東京養育院を設立したとの話がありました。養育院と言えば、母がよく、父親が「両国の養育院」の院長だったと語っていました。早速Webで検索したみましたが、渋沢栄一の養育院の場所は上野とあり、その後場所を転々としたとありましたが、両国とはでてきませんでした。「上野」のことを「両国」と言ったのか、両国に分院があったのか、或いは別の福祉施設だったのか、今となっては聞く人もいません。私は母から、「嘘つきは泥棒の元」、「世のため人のため尽くせ」と教えられ、それを守ってよき人生を送ることが出来ました。この人生訓は母が独自に会得したものではなく、父親から受け継いだものに違いありません。もしかしたら、祖父は渋沢栄一からこの訓示を受けたのではないかと、勝手に想像をたくましくしてい...東京養育院

  • ダリア

    100円ショップで購入した種から育てたポンポンポンポンダリアが咲いています。そこにオオカマキリが陣取り、虫をモグモグ食べていました。花に虫が集まることを知っていて、待ち構えていたのでしょう。ダリアの花言葉は「感謝」です。人は一人では生きられません。そのことを「感謝」しながら、人は生きているのです。ところが中には、この「感謝」を出来ない人がいるのです。いじめられたり孤立したりして、社会に溶け込めず、犯罪を犯してしまう人達です。私は幼い頃から、母に「正直に、世のために尽くして生きる」よう躾けられました。両国の福祉施設の院長だった父親から、母もそう躾けられて育ったのだと思います。代々から伝えられた家訓のようなものなのでしょう。私も「家訓」を守り、一心に社会に貢献してきました。今振り返ってみれば、「感謝」は人のためなら...ダリア

  • ハツユキカズラ

    気温が下がったせいでしょうか、ハツユキカズラが色づいてきました。今住んでいる土地にもともと生えていた植物で、私より以前からこの宅地に住み着いていたものです。花言葉は「素敵になって」です。総選挙が行われ、自民党が議員数は減らしたものの過半数を制し、政権奪還を目指していた立憲民主党を破りました。私の選挙区、茨城6区では、自民党と立憲民主党から共に42歳の若い候補者の一騎打ちを演じました。以前、自民党公認の国光文乃氏を、町内を案内して歩いたことがあります。何度かお会いするうちに、世の中をよくしたいという国光氏の熱い思いに接することができ、私が幼い頃から母に躾けられた「正直」、「世のため」を実践されている方とお見受けしました。現役の医師として、勤務していた国立霞ヶ浦医療センターの改善や、新型コロナウイルスとの戦いに一心...ハツユキカズラ

  • ツワブキ

    歳時記では初冬の季語となっているツワブキが咲き出しました。三重県から持ってきた常緑多年草で、北限が福島県となっています。我が家の庭では毎年元気に育っておりますが、あまり繁殖はしないようです。花言葉は「先を見通す能力」です。現役時代、私は研究職でした。私の研究手法は、解決を求められる課題が生じると、先ず解決法を予測します。それを試験や調査で実証を試みます。多くの場合予測通りにはなりません。そこで、試験調査結果を解析し、何処が問題だったか検討し、新たな予測を立てます。これを何度も繰り返し、解決に迫ってゆくのです。予測通りにならないと、人は「失敗」と評価しがっかりしますが、私は「この方法ではないことが分かった」と判定し、次の予測を立てるのです。失敗ではなく、成果なのです。成果を積み重ね「先を見通す能力」が培われるので...ツワブキ

  • キマダラカメムシ

    キマダラカメムシが、外壁に張り付いていました。東南アジア~台湾原産の帰化種で、北上を続けて分布を拡げているところです。地球温暖化はいよいよ深刻度を増し、北海道では鮭の代わりに鰤が大漁になったり、ウニが大量死したりしています。秋の味覚サンマも漁獲量が減り、近年でピークだった2008年と比べ、去年の漁獲量は10分の1以上減少、価格は約7倍に高騰しているそうです。今後農業生産にも、高温による作物の生理障害、病虫害のまん延など、温暖化の影響が重くのしかかってきそうです。地球温暖化は、人類の生存を脅かす大問題なのですが、国民の関心は薄く、今度の総選挙の公約としては真っ正面から取り上げる政党はありません。炭酸ガス発生を抑制するのであれば、化石燃料の使用量を削減し、再生可能な自然エネルギーの活用が最有力な手段です。大量生産さ...キマダラカメムシ

  • ムラサキツユクサ

    妻がプレゼントされた花束に入っていたムラサキツユクサを挿し木したところ、根付いたものです。多年草で、冬期間地上部は枯れますが、春越冬した根株から萌芽します。タネは出来ないようで、一面に蔓延るようなことはありません。花言葉は「密やかな恋」です。質素な暮らしを旨とする私には、不便を楽しむと言う特技があります。都会生活より田舎暮らし、近代的な豪華なレストランより、鄙びた居酒屋風の食堂、華麗なホテルより民宿を好みます。普段の足は、20年以上も前に購入した1万円弱の錆び付いたミニベロを専ら愛用しており、自動車は滅多に使いません。人生の中で、一番楽しかったのは、マレーシアの水田地帯のど真ん中で、2回に亘り9年間過ごした研究生活でした。調査器具を自分で設計し、町の鉄工場に作らせました。壊れた計測器の部品を持ち寄り、水位記録計...ムラサキツユクサ

  • ヒダカミセバヤ

    石垣島で同僚から譲られたミセバヤで、栽培歴は20年を越えています。青森県の十三湖でシジミラーメンを食べた食堂でもらったもらったアワビに貝殻に植えてあり、もう15年以上土替えもせず毎年元気に花を咲かせています。恐らく根生菌でも共生しているのでしょう。花言葉は「大切なあなた」です。衆議院選挙が公示されました。選挙になると、どの候補者も異口同音に「大切なあなた」を口にします。しかし、大企業の内部保留は未曾有の額になっているのにかかわらず、一般庶民の所得は、先進国中唯一下がりっぱなしです。選挙前は、「大切なあなた」は国民ですが、選挙が終ってしまえば「大切な大企業」になってしまうのです。国民は勤勉に働き、貧困に、子育てに、教育に、ローン返済に、共稼ぎに喘ぎ、一生懸命大企業に貢いでいるのです。1955年、自民党結党以来、一...ヒダカミセバヤ

  • ヨメナ

    今年の夏日は、先週で終わりとなったようで、明日から北から寒気団が南下、気温も10℃以上低下するそうです。庭では野菊類の先陣を切ってヨメナが咲き始めています。2003年まで住んでいた久居市の宿舎の企画の自衛隊訓練場に咲いていたヨメナを、土浦に連れてきました。花言葉は「従順」です。現役時代正直者で通した私は、扱いにくい部下のようでした。農林技官だった私は、現地の地形に合わせて構造物を設計するのです。と言えば「当たり前でしょう」と誰もが思うでしょうが、実際は「標準設計」なるものがあって、どんな地形でも無理矢理この中から合いそうな構造物を選ぶ、手間を省いていたのです。会計検査院のお墨付きのもので、検査を受ける際「標準設計です」と言えばフリーパスだったからです。私は「従順」ではなかったのです。入省6年目は酒田市にあった事...ヨメナ

  • アシ

    近所の駐車場の盛り土の斜面で繁茂しているアシが出穂し、風に靡いています。この地は元蓮田で、放置しているとアシがよく生えるのです。アシにも花言葉があり、「後悔」です。私の最大の後悔は、1996年から4年間石垣島に赴任した際、職場の同僚に誘われマラソンを始めたことです。長距離走の基本的指導を受けなかったため、塩分補給の重要性を知らずに、真水だけを補水して脱水症をしばしば発症してしまったのです。汗をかくと、水分と塩分を消耗するのですが、水分だけ補水すると、血液中の塩分が薄まります。塩分濃度を回復しようと、却って水分が汗として失われるのです。このことに気付くまで、脱水症を何回も繰り返してしまいました。その結果、体内に活性酸素を発生し、血管を傷つけ、脳梗塞を起こしてしまったと考えています。私は歯を強く噛みしめる癖があり、...アシ

  • イヌタデ

    イヌタデが赤く色づき始め、本格的秋の到来を知ることができます。俳句歳時記にはイヌタデはありませんが、別名のsy赤飯で秋の季語となっていました。花言葉は「あなたの役に立ちたい」です。80年に及ぶ人生を歩んできて、みんなの役に立ち、感謝されることが一番の喜びであると思います。自分も幸せになれれば、それに越したことはありませんが、自分が犠牲になっても、みんなが幸せになれば、幸せを味わえるのです。「あなたの役に立ちたい」には、そんなニュアンスが込められているように思います。太平洋大戦末期、石油も鉄も使い果たし、劣勢に追い詰められた日本軍は、窮余の策として特攻隊攻撃を考え出し、日本の将来を担うべき多くの若い人材をも浪費してしまいました。「あなたの役に立ちたい」と喜んで敵艦に突っ込んだ若者はそんなにいなかったと思います。負...イヌタデ

  • チロリアンランプ

    秋風を感じるようになりました。ブラジル原産のチロリアンランプの花期なのでしょうか、一斉に花をつけだしました。長く延びた枝先に蕾が着くようです。枝を剪定せず、ぐるぐる巻いて行燈仕立てにするのが良さそうです。花言葉は「推測」です。私の思考のスタイルは「推測」です。疑問を解明する手段として、私は先ず、「推測」にあたる仮説を立てるのです。次に仮説を実証するための情報を漁ります。昨年、市の総合検診で標準値より高くなったLDLコレストロールを下げるため、かかりつけの内科医はピタパスタチンカルシウムを処方してくれ、値は十分下がりました。ところが、別の脳神経外科医で検査して、CK値が激増してしていることが判明したのです。私の聞きかじり知識では、LDLコレストロールは悪玉と呼ばれ零ますが、細胞膜を作る重要な成分で、激しい運動をす...チロリアンランプ

  • フウセンカズラ

    フウセンカズラが庭木に絡まり、風船のような実をぶら下げています。この中にハート型の模様がある黒いタネが3個入っています。そこで花言葉は「一緒に飛びたい」です。82歳になりました。妻も79歳です。ここまで56年間、一緒に飛んできました。私の体力も気力も衰えてきました。余命もあと幾ばくもありません。運動嫌いの妻は体力はもともとありませんが、最近は緑内障で視野も視力も狭まってきたようです。これからは、子供達にはあまり迷惑をかけないよう、「二人揃って一人前」宜しく、労りあい、力を合わよろよろと飛んでゆくしかありません。自慢ではありませんが、私は単身赴任のベテランで、一人暮らしも苦になりません。単身赴任について云えば、マレーシアでは1971年から3年間、78年から6年間、水稲二期作導入事業支援を、石垣島では1999年の1...フウセンカズラ

  • ヒメツルソバ

    ヒメツルソバはヒマラヤ原産の多年草で、我が家ではコンクリートの割れ目を根拠に生えています。原産地では石礫地にでも生えているのでしょう。タネでもよく殖え、コンテナに何時の間にか進出し、春・夏・秋と花を咲かせています。花言葉は「思いがけない出会い」です。大学2年生の夏休み、平塚にあった農業土木試験場(農試試)・土地改良部でアルバイトをしました。そこで出会ったのが、室長のNSさん、新採用のMTさんでした。大学卒業後、農林省に入省し、9年目に本省に配置換えとなり、その6ヶ月後、突如マレーシア行きの打診があり、行政職から研究職に職種変更し、長期在外研究員として派遣されることになりました。派遣場所は、東海岸最北部ケダ州のムダ地区で、世銀の借款でマ国最大の10万ヘクタールの水田地帯に大型機械化水稲二期作を導入する国家事業です...ヒメツルソバ

  • jウマノスズクサとジャコウアゲハ

    今年はウマノスズクサの育ちが悪く、これを食草とするジャコウアゲハの幼虫が5匹、最後に残った葉に群がっています。彼らは、生育不十分のまま小型の成虫になるしかありません。我が家の庭には毎年、黒く美しい大型のジャコウアゲハが乱舞するのですが、今年は小さなこの5頭しか望めそうにありません。ウマノスズクサの花言葉は「ユーモアのある人」です。NHKの朝ドラ「おかえりモネ」の主人公モネと菅波先生はゴチゴチの真面目人間で、いつも思い詰めてしまい、ユーモアが無くハラハラさせるところがこのドラマの売りのようです。自分の弱みを知られたくない、相手を傷つけたくないと考えてしまい、何ごとにも消極的になってしまうのです。相手に「この人は私に何かを隠している」と疑わせることになり、人間関係をギクシャクさせてしまうのです。私は、サラリーマンの...jウマノスズクサとジャコウアゲハ

  • 少子高齢化

    今朝の新聞に、日本の少子高齢化率が30.4%に達し、労働人口の減少、社会福祉費の高騰、消費の減退をもたらすとして、社会問題視していました。しかし、それは医療制度の充実、国民の健康志向の高まりによって日本人の寿命の延びた結果であり、祝福すべきことではないでしょうか。問題視するとすれば少子化の方であり、一般庶民の子育てが難しくなってきたことなのではないでしょうか。永きに亘り、日本の歴代政府は「経済最優先」を旗印にしてきました。経済効率至上主義で、人口は都市に集中し、地方は疲弊し続けています。企業は安い労働力を求めて開発途上国に進出し、政府は法人税減税で企業の後押しをし、国全体の経済は成長しても、国内賃金は低迷しています。かつて国民総中産階級といわれた日本社会では、所得は低迷し、消費税は値上げされ、老後の頼りの年金制...少子高齢化

  • フウセンカズラ

    フウセンカズラが風船のような実をつけ始めました。毛虫に葉を食害され、庭木が丸坊主になり、その存在に気がつきました。風船の中の種が猿の顔みたいで、幼い頃の孫達が、この実でよく遊んでいたのを想い出します。花言葉は「多忙」です。人は「便利」を好むようです。道具を発明して重労働から解放され、楽に暮らすことが万人共通の主要な仕事なのです。「便利」を追求し、手間・経費・時間を省き、「多忙」を回避しようとしているのです。60年前、農林省入省後、寝台車に乗って一日がかりで初任地の弘前に降り立ったとき、砂利敷きの駅前広場に旅客馬車が停留しているのを見て驚きました。日帰りも出来るようになった現在では、考えられない光景です。最初の仕事は、岩城山麓一帯の開拓農道の路線選定と測量でした。10人ほどの作業員を連れ、ヤブを伐採しながら測量テ...フウセンカズラ

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