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  • 〔映画〕孤狼の血

    2018年に公開された日本映画です。こういった特殊な世界をストレートに舞台にした作品は最近あまりお目にかかりません。“東映”ならではというところですね。キャスティングも、以前であればこういった作品の常連の役者さんがズラッと並ぶのでしょうが、本作の場合はいわゆる“芸達者”の面々を揃えたという感じでしょう。役所広司さんは、こういったトーンのキャラクタでも存在感抜群ですが、松坂桃李さんの熱演もよかったですね。あと、中村倫也さんの“狂気”がかった演技も印象的でした。続編もあるようなので、また機会をみてトライしてみたいと思います。孤狼の血[DVD]役所広司TOEICOMPANY,LTD.(TOE)(D)〔映画〕孤狼の血

  • 異界にふれるニッポンの祭り紀行 (大石 始)

    いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。ちょっと変わったテーマを追った“トラベル・エッセイ”ですね。「ナマハゲ」以外には聞いたことのない祭ばかりでしたが、その背景やしきたりはその地の人々の生活に根付いたものであり、どれもとても興味を惹きました。ただ、それぞれの祭に関する記述については、実際に“祭”の現地に足を運び、自分自身の感性で“祭”が発するスピリットを体感してのものとはいえ、著者の大石始さんの体験の覚えが中心。“祭”の由来等にも少しは触れてはいますが、郷土史の引用程度のちょっと物足りない内容でした。そういった中でも、日本各地を巡って“祭”を取材し続けている大石さんならではの気づきは大いに首肯できるものでした。「佐八のかんこ踊り(三重県伊勢市)」の紹介に併せて、改めて“...異界にふれるニッポンの祭り紀行(大石始)

  • 〔映画〕グラディエーター

    2000年に公開されたアメリカ映画です。第73回アカデミー賞受賞作ということで流石に見応えがありました。主人公は実在の人物ではありませんし、設定も非現実的なところがかなりありますが、“歴史大作”として見えるようにしっかりと作り込まれた作品だと思います。ラッセル・クロウは、こういった地味ですが力強い渋めのヒーローが似合いますね。また、主人公を取り巻く面々に魅力的なキャラクターを配していたのも秀逸でした。グラディエーター[DVD]ラッセル・クロウジェネオン・ユニバーサル〔映画〕グラディエーター

  • 〔映画〕ボディ・アーマー

    2007年に公開されたアメリカ映画です。典型的な“B級”アクション作品なので、特にあれこれコメントはありません。リアリティのない設定に一本調子のストーリー、織り込まれたサプライズも見え見えです。配信サービスの玉石混淆のラインナップを拾っていると、当然こういったジャンルの作品にもあたるのですが、それはそれで楽しみでもあります。観る作品のどれもこれもが“力作”“大作”ばかりだとそれこそ息が詰まってしまうでしょう。ボディ・アーマー[DVD]ティル・シュバイガーNikkatsu=dvd=〔映画〕ボディ・アーマー

  • 〔映画〕ラストエンペラー

    1987年に公開されたイタリア・中華人民共和国・イギリス・フランス・アメリカの合作映画です。公開時に大きな話題を呼んだ超大作で、坂本龍一さんによる日本人初のアカデミー賞作曲賞受賞をはじめ、第60回アカデミー賞9部門受賞したことでも有名ですね。主人公の愛新覚羅溥儀の生涯自体が超絶ドラマチックなので、映画という表現形式にそもそも相応しいのですが、さらに史実に拘らない演出でインパクトの大きな作品になったようです。ラストエンペラー[DVD]ジョン・ローン松竹ホームビデオ〔映画〕ラストエンペラー

  • 〔映画〕レッド・ライト

    2012年に公開されたアメリカ・スペイン合作映画です。サスペンスタッチの設定やストーリーを楽しむというよりも、キャスティングとその役者さんたちの演技に魅せられるといった類の作品ですね。もちろんラストのサプライズも見どころですが、ロバート・デ・ニーロ、シガニー・ウィーバー、キリアン・マーフィーと芸達者が並ぶと、それだけでも期待値が高まります。とはいうものの、せっかくのロバート・デ・ニーロは、もっとあくが強くてもよかったような気がしますね。レッド・ライト[DVD]キリアン・マーフィーワーナー・ホーム・ビデオ〔映画〕レッド・ライト

  • 〔映画〕しあわせはどこにある

    2014年に公開されたイギリス映画です。“しあわせ探し”をテーマに、世界各地を回りながらさまざまな人たちに巡り合ってのエピソードを連ねたロードムービーですね。結局は予定調和的なエンディングを迎えるのですが、まあ、こういった軽めのハートフルコメディなのでそれも自然な作りでしょう。ロザムンド・パイクの出番が少ないのはもったいないですが、サイモン・ペグは彼ならではの“いい味”を出していたと思います。しあわせはどこにある[DVD]サイモン・ペッグKADOKAWA/角川書店〔映画〕しあわせはどこにある

  • 志摩半島殺人事件 (内田 康夫)

    かなり以前に読んでいた内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら“シリーズ全作品制覇”にトライしてみようと思い始ました。この作品は「第25作目」です。今回の舞台は“志摩半島(三重県)”。三重県は、唯一私が足を踏み入れたことがない都道府県です。せめていつか伊勢神宮は訪れたいと思っているのですが・・・。ミステリー小説ですからネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、このところのシリーズの中ではよく出来た方の作品だと思います。ここまで偶然が重なるかという点については、エンターテインメント作品の場合、ある程度やむを得ない...志摩半島殺人事件(内田康夫)

  • 〔映画〕神田川のふたり

    2022年に公開された日本映画です。神田川を舞台にした“青春ストーリー”ですが、ある意味“映画らしい”ともいえる一風変わったテイストの作品です。冒頭からの「長回し」という“つかみ”から始まり、奇妙なキャラクターが乱入する演出は好き嫌いが分かれるかもしれませんね。私の場合は、何度か途中で観るのをやめようかとも思ったのですが、結局最後までたどり着いたといった感じです。最後まで観通すと、清々しくもホッとした気分になれます。ラストシーンも秀逸でしたね。神田川のふたり[DVD]通常盤上大迫祐希,平井亜門Happinet〔映画〕神田川のふたり

  • 〔映画〕蛇のひと

    2010年に公開された日本映画です。「第2回WOWOWシナリオ大賞」を受賞した作品を、まずはTVドラマ化し、それを映画としても公開したものとのこと。シナリオが評価されたということは、素人受けする単純なエンターテインメント性は今一つということに気づきませんでした。サスペンスタッチなので、織り込まれたエピソードに工夫は感じられるのですが、全編を通した印象は、ストーリー展開に起伏がなく、観終わっても何も起こらず拍子抜けしたという感覚です。正直なところ、永作博美さんで何とか少し持ち直せたかなというところですね。蛇のひと[DVD]永作博美ソニー・ピクチャーズエンタテインメント〔映画〕蛇のひと

  • 〔映画〕ハリー・ポッターと秘密の部屋

    2002年に公開されたアメリカ・イギリス合作映画です。「ハリー・ポッターと賢者の石」に続く“ハリー・ポッター”シリーズの第2作目、前作の完全な続編になります。若年層を主なターゲットにしたファンタジー作品にしては、上映時間もかなり長時間に及びますが、物語の舞台がしっかりした時代観の中で設定されていて、モチーフも明確、さらには映像も綺麗ですから安定した品質で楽しむことができますね。とはいえ、連続して観るにはかなりのエネルギーが必要なので、ちょっと間をおいて第3作にもトライすることにしましょう。ハリー・ポッターと秘密の部屋[DVD]ダニエル・ラドクリフワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント〔映画〕ハリー・ポッターと秘密の部屋

  • 〔映画〕猿の惑星: 聖戦記

    2017年に公開されたアメリカ映画です。2011年に再度映画化された新しい「猿の惑星」シリーズ3部作の最終版ですが、本作を観て、改めて私の映画に対する“批評眼”の歪みを痛感しました。この作品に対する批評家の評価はとても高いのです。私の印象では、新シリーズも続編が登場するごとに品質が劣化していき、本作品に至っては正直なところ“駄作”といってもいいように感じていました。ストーリーは単なるリベンジもので、そもそもの猿と人との対立軸が矮小化してしまっています。途中に登場するキャラクタの位置づけもはっきりしません。どうやら、1968年の衝撃的な第1作目のメッセージ性は消えてなくなったようです。猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)[DVD]アンディ・サーキスHappinet〔映画〕猿の惑星:聖戦記

  • 〔映画〕ダンケルク

    2017年に公開されたイギリス、オランダ、フランス、アメリカの4カ国合作映画です。第90回アカデミー賞では編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞したとのことですが、確かにしっかりした作りの見応えのある作品だと思います。物語の中に複数の舞台とそれぞれに主人公を配した構成で、それらを必要以上に複雑に絡めないで無理なくストーリーを進めていきます。戦争映画にしては、あまり過激な戦闘シーンを織り込んでいないのも、映像で魅せる自信があるからでしょうか。ダンケルク[DVD]フィオン・ホワイトヘッドワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント〔映画〕ダンケルク

  • きみは自由に生きているか (岡本 太郎)

    いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。岡本太郎さんの著作ということで、迷いなく手を伸ばしました。内容は、岡本太郎記念館館長でもある平野暁臣さんがプロデュースし“岡本太郎さんの言葉”を集めたものです。改めて岡本さんの“強い言葉”には大いに興味を惹かれ、また刺激をうけました。それらの中からいくつか覚えとして書き留めておきます。まずは、「きみは自分自身と闘え。」とタイトルされた小文から、いかにも岡本さんらしいメッセージが語られているくだり。(p24より引用)人はなんのために生まれてくるのか?闘うためだ。・・・ほんとうの闘い、無目的的な闘いのことだ。闘うなかでいちばんの強敵――それは自分自身だ。・・・意味なく卑しく憤ってみたり、卑しく甘えてみたり、卑しく妥協したり。そんな自分と...きみは自由に生きているか(岡本太郎)

  • 〔映画〕パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海

    2013年に公開されたアメリカ映画です。ちょっと前に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観たのですが、本作はその“続編”です。前作との連続性が強いので、この作品単独では登場人物の位置づけがわからず、楽しみが半減してしまいそうです。まあ、エンターテインメントとしての“ファンタジー”性は前作の方が秀でているので、いずれにしても物足りなさが残る作品でした。さらなる続編を予見させるようなラストですが、現在まで制作されていないところをみると、シリーズ化するまでには至らなかったということですね。パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海[DVD]ローガン・ラーマンHappinet〔映画〕パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海

  • 〔映画〕コロンビアーナ

    2011年に公開されたフランス・アメリカ合作映画です。“復讐モノ”のサクション作品ですが、ストーリーよりも特異なキャラクタの主人公を女性に置いた設定と、リュック・ベッソン製作・脚本という点がウリでしょう。そしてそれを実際の映像として魅せたのがゾーイ・サルダナということです。この作品、批評家の評価は今一つのようですが、シンプルなエンターテインメント作品としては無邪気に楽しめましたね。コロンビアーナ[DVD]ゾーイ・サルダナHappinet(SB)(D)〔映画〕コロンビアーナ

  • 〔映画〕ハート・ロッカー

    2008年に公開されたアメリカ映画です。爆弾テロが頻発する中東を舞台とした“戦争モノ”で、第82回アカデミー賞では6部門で受賞しました。結末に向かって様々なエピソードが配置されたストーリーが展開していくようなエンタメ大作ではなく、爆弾処理班の日々の活動が訥々と描かれた地味な作品です。ジェレミー・レナーとアンソニー・マッキーが、対照的なキャラクターを演じていて、その絡みが見どころのひとつですね。ハート・ロッカー[DVD]ジェレミー・レナーポニーキャニオン〔映画〕ハート・ロッカー

  • 〔映画〕コールド・ウォー 香港警察 二つの正義

    2012年に公開された香港映画です。一昔前の刑事ドラマをちょっと力をいれて作ってみたといった感じの作品です。警察を舞台にしていますが、モチーフにリアリティはまったくありませんし、ストーリーも不自然で今ひとつ感満載ですね。不自然さといえば、西欧風の名前。香港では普通なのかもしれませんが、どうにもしっくりきません。さらに、ラストの“次へ続く”といった演出も完全に逆効果でした。コールド・ウォー香港警察二つの正義[DVD]レオン・カーファイパラマウントホームエンタテインメントジャパン〔映画〕コールド・ウォー香港警察二つの正義

  • 〔映画〕猿の惑星:新世紀(ライジング)

    2014年に公開されたアメリカ映画です。2011年にリスタートした新たな“猿の惑星シリーズ”の第二作目の作品です。前作の完全な続編という位置付けですが、三部作の予定であることから言えば、物語としては“繋ぎ”のパートでもあります。それだけに単独作品としての評価は難しいところでしょう。私の正直な印象は、至って平凡だったという感じです。猿の世界と人間の世界とを“相似形”と規定してストーリーを組み立てているのですが、それ故に、物語の展開が予想でき、作品としても小ぢんまりとまとまり過ぎたように思います。まあ、取り敢えず第三作目もトライしてみますが、さて、いい意味で予想を裏切ってくれるでしょうか?猿の惑星:新世紀(ライジング)[DVD]アンディ・サーキスHappinet〔映画〕猿の惑星:新世紀(ライジング)

  • シャイロックの子供たち (池井戸 潤)

    このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、全作読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”に偏っているので、機会があればあまり馴染みのない作家さんの作品を読んでみようと思っていました。本作品は、最近観た同名映画の原作です。ただ、映画化にあたってはオリジナルストーリーに改変されているとのことだったので、元々の「原作」ではどんな感じだったのか確かめてみようと手に取ったものです。小説なのでネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、主な登場人物やいくつかのエピソードは重なっていて“全くの別物”とは言えないまでも、かなりテイストは異なっていました。主人公を演じた役者さんのキャラクタからも明確なように、映画の方が“エンターテインメント性”は圧倒的に豊かです。他方、小説の方は、銀行内のよりリア...シャイロックの子供たち(池井戸潤)

  • 〔映画〕パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

    2010年に公開されたアメリカ映画です。ショーン・ビーンやピアース・ブロスナンが出演しているわりには、想像していたものよりもずっと子供向けのファンタジーでした。基本的なつくりは、仲間が力を合わせてステージをクリアしていくというゲーム感覚の“トレジャーハンティング”ものですね。これといって尖った特徴はなく、まあ“可もなく不可もなし”といった印象です。今一つの作品ですが、シリーズ続編も作られているようなので一応はトライしてみましょう。パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々[DVD]ローガン・ラーマンHappinet〔映画〕パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

  • 〔映画〕ロード・トゥ・パーディション

    2002年に公開されたアメリカ映画です。大恐慌時代のシカゴ、マフィアの世界を舞台にした作品ですが、単なるドンパチシーンはほとんどない重厚な作りでした。「子連れ狼」をモチーフにしているとのこと、言われてみれば首肯できるところがありますね。あと特筆すべきはキャスティングです。トム・ハンクス、ポール・ニューマンにジュード・ロウ、さらにはダニエル・クレイグと並ぶ面々には驚かされます。ロード・トゥ・パーディション<特別編>[DVD]トム・ハンクスHappinet〔映画〕ロード・トゥ・パーディション

  • 〔映画〕シャーロックホームズの殺しのドレス

    1946年に制作されたアメリカ映画です。“シャーロックホームズ”と銘打たれていますが、コナン・ドイルの手にによる個別の作品が原作ではなく、彼の短編小説をもとにしたオリジナルストーリーとのことです。オルゴール制作の意図も不明ですし、犯人たちがその秘密を知った経緯も描かれていないので、ミステリーとしてはまったく成立しえないレベルでしょう。“1946年の映画”という時代感を楽しむ作品ということです。シャーロックホームズの殺しのドレス[DVD]ベイジル・ラスボーンメーカーオリジナル〔映画〕シャーロックホームズの殺しのドレス

  • 〔映画〕猿の惑星:創世記

    2011年に公開されたアメリカ映画です。「猿の惑星」といえば1968年公開の名作を思い浮かべますが、本作は“優れた知能を持つ猿”というモチーフのみを活かした“全く別物の物語”です。本作をリスタートとしてこの後「続編」が作られているので、少なくとも次の作品まで観て、新たなシリーズの設定やストーリーの好悪を推し測ることにしましょう。正直な感想を言えば、本作品だけだと、とても中途半端な出来栄えと言わざる得ませんね。猿の惑星:創世記(ジェネシス)[DVD]ジェームズ・フランコ20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン(FOXDP)〔映画〕猿の惑星:創世記

  • 〔映画〕名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

    2023年に公開されたアメリカ映画です。アガサ・クリスティによるミステリー小説が原作のエルキュール・ポアロものですが、ケネス・ブラナー監督・主演のシリーズとしては第3作目となります。前2作に比較すると、舞台も地味、ストーリーも抑圧された感じで、エンターテインメントとしては今一つといった印象です。原作の小説とはかなり登場人物も物語も変更されているようで、ラストのサプライズもそれほど効果的だとは思えません。期待が大きかったせいもあり、ちょっと残念でしたね。名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊ブルーレイ+DVDセット[Blu-ray]ブルーレイ+DVDケネス・ブラナーHappinet〔映画〕名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

  • 東大教授がおしえる やばい日本史(本郷 和人)

    最近聴き始めたpodcast番組に著者の東京大学史料編纂所教授本郷和人さんがゲストで登場していて、歴史の捉え方をはじめ様々な歴史学習の意味についてお話しされていました。なかなか興味深い内容だったので、その番組でも紹介されていた本書を読んでみようと手に取ってみたという次第です。さて、読んでみた感想です。正直、期待していたものとはかなり違っていました。私の場合、ほとんどの本は、図書館の蔵書リストから検索したものを予約して受け取るので、手にするまでは実物は全く見ていません。実際パラパラとでも見ていれば、この本は借りなかったでしょう。もちろん、記述内容に非があるわけではありません。記述イメージが想像していたものと大きく異なっていたということです。つくりとしては、古墳時代の卑弥呼にはじまり昭和期に至るまでの歴史に名...東大教授がおしえるやばい日本史(本郷和人)

  • 〔映画〕PLANET OF THE APES/猿の惑星

    2001年に公開されたアメリカ映画です。1968年公開の名作「猿の惑星」と全く同じ原題の作品ですが、“猿が人間を支配する構図”以外は全く別のストーリーです。1968年の作品ではラストシーンのサプライズが超弩級だったことから当然本作でも注目されたのでしょうが、こちらのインパクトは今一つでしたね。まあ、超名作をモチーフにしたリスクとも言えますが、太刀打ちするには相手が悪過ぎたようです。PLANETOFTHEAPES/猿の惑星[Blu-ray]マーク・ウォールバーグHappinet〔映画〕PLANETOFTHEAPES/猿の惑星

  • 〔映画〕ゆとりですがなにか インターナショナル

    2023年に公開された日本映画です。2016年に「ゆとりですがなにか」というタイトルで放送されたテレビドラマの映画版です。宮藤官九郎さんのオリジナル脚本作品なので、テイストは彼らしいコメディなのでしょう。ただ、テレビドラマの事前知識がないと、そもそもの登場人物のキャラクタや相互の人間関係が不案内のまま物語がどんどん進んでいくので、正直あまり楽しめませんでした。映画『ゆとりですがなにかインターナショナル』通常版DVDDVD岡田将生バップ〔映画〕ゆとりですがなにかインターナショナル

  • 〔映画〕モンスターズ/地球外生命体

    2010年に公開されたイギリス映画です。エイリアンの侵略をテーマにしたSF作品ですが、エイリアン自体はH.G.ウェルズの小説で描かれた火星人のような“タコ型”という貧弱な造形ですし、画面にもほとんど登場しません。かなりの低予算での制作だったようで映像効果でみせる類ではなく、地味なストーリー展開がじわっと効いてくるようなテイストです。その点では、ちょっと面白い出来栄えでしたね。モンスターズ/地球外生命体[DVD]スクート・マクナリー東宝〔映画〕モンスターズ/地球外生命体

  • 〔映画〕スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

    2020年に公開された日本映画です。「スマホを落としただけなのに」の主人公を替えての続編ですが、その主人公のキャラクタにかなり無理がありますね。それに合わせて何人かの登場人物も擾乱要因でしかない雑な設定で、物語自体を台無しにしてしまいました。“スマホを落としただけなのに”というシチュエーションづくりも、いかにもわざとらしくていただけません。千葉雄大さんも白石麻衣さんも、映画のなかで存在感を発揮するのはなかなか厳しそうですね。スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼DVD通常版千葉雄大東宝〔映画〕スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼

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