chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 新・地図のない旅 III (五木 寛之)

    いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。五木寛之さんのエッセイを見つけると、いまだについ手が伸びてしまいます。「地図のない旅」というタイトルの本ははるか昔読んだ記憶があるのですが、長い年月を経ての“新”版です。先日来読んだ「Ⅰ」「Ⅱ」に続いて、本書「Ⅲ」が“完結編”となるようですが、内容は特段“完結”を意識したものではなく、前作、前々作と同様に五木さんの普段と変わらぬ筆致で綴られたエッセイそのものです。ということで、今までどおり、私の関心を惹いたところをひとつ覚えとして書き留めておきます。「虚像と実像のあいだに」との小文の中で心を止めたくだりです。モハメド・アリとのインタビューの際のエピソードは、五木さんの他のエッセイでも紹介されていますが、本書ではこんな内容でした。(p...新・地図のない旅III(五木寛之)

  • 〔映画〕暴走特急

    1995年に公開されたアメリカ映画です。スティーヴン・セガールが制作・主演の“アクション作品”ですが、私は、いままでもほとんどスティーヴン・セガールの出演作を観ていません。何となく“あか抜けない”んですね。本作を観て改めて感じたのですが、他の人気シリーズでは、主人公を中心に“いつものチーム”が活躍したり、主人公以上に話題を振りまく“パートナー”が登場したりと楽しみの幅が広いのに対し、このシリーズの場合は、ともかく“セガールが唯一のスーパーヒーロー”というスタンスに尽きるので、好き嫌いがはっきりしてしまうように思います。作品自体も、ストーリーは平凡ですし、映像は、ところどころに迫力のあるシーンもあるのですが、これといった目新しさがありません。まあ、そうは言ってもせっかくですから、もう1作ぐらいトライしてみま...〔映画〕暴走特急

  • 〔映画〕バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート

    2015年に公開されたアメリカ映画です。強いていえば“アクション・コメディ”というのでしょうが、まあよくわからない映画でしたね。設定もストーリーも・・・。感想も言いようがありません。まあ、目についたものを手当たり次第観ていれば、こういった作品にもぶつかりますね。バッド・バディ!私とカレの暗殺デートスペシャル・プライス[Blu-ray]アナ・ケンドリックHappinet〔映画〕バッド・バディ!私と彼の暗殺デート

  • 〔映画〕マグニフィセント・セブン

    2016年に公開されたアメリカ映画です。1960年の映画「荒野の七人」のリメイクとのことですが、今作り直すとこんな感じになるんですかね。さすがに1954年の「七人の侍」の時代ではないのですが、「荒野の七人」はリアルタイムではないにせよはるか昔に観たことがあって、とても印象深かっただけに、このリメイク版は正直言ってかなりがっかりです。「荒野の七人」では、ユル・ブリンナーの人集めの過程がひとつの面白みであり、集まったガンマンも、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ロバート・ヴォーン、ジェームズ・コバーンといった個性的な超大物でしたが、本作ではそのあたりも大きく見劣りしてしまいます。ストーリー展開も、住人たちとの関わりに深みがなく、観ていても心情的な思い入れには至りませんでした。マグニフィセント・...〔映画〕マグニフィセント・セブン

  • 〔映画〕スタートレックIV 故郷への長い道

    1986年に公開されたアメリカ映画です。「スタートレック」シリーズは新旧合わせてかなり見ていますが、この作品は抜けていました。しかしこの作品、シリーズの中でもかなり変わったテイストですね。舞台の大半は”宇宙“ではなく“20世紀のサンフランシスコ”ですし、“クジラ”がキーアイテムになった設定は唐突感max。正直な印象では理解不能なのですが、いつものエンタープライズ号のメンバーによる“SFコメディ”だと思えばそれはそれで楽しめます。スター・トレックⅣ故郷への長い道/リマスター版スペシャル・エディション[DVD]ウィリアム・シャトナーパラマウントホームエンタテインメントジャパン〔映画〕スタートレックIV故郷への長い道

  • 〔映画〕ザ・クリミナル 合衆国の陰謀

    2008年に公開されたアメリカ映画です。こういった時の政権を揺るがすような“暴露報道”をモチーフにしたサスペンスタッチの作品はよくあるタイプですね。本作品も実際にあった事件に着想を得たものとのことですが、描かれた物語は、モデルのケースとはかなり異なる内容になっています。正直なところ、中盤のストーリー展開が冗長なのと、結末がぼやけてしまったので、作品の出来栄えは今一つといった印象でした。ジャーナリストとしての職業倫理と国家安全保障上の危機管理との法的な優劣が、合衆国法においてどう規定されているのか不勉強なのですが、もしこの映画のとおりであるなら、結局のところこういったラストの持って行き方はうまく進めた方なのでしょうね。ザ・クリミナル合衆国の陰謀[DVD]ケイト・ベッキンセールHappinet(SB)(D)〔映画〕ザ・クリミナル合衆国の陰謀

  • 古代エジプト動物誌 (酒井 傳六)

    いつも利用している図書館の新着本リストで、タイトルに惹かれて手に取ってみました。1984年に出版された「古代エジプト動物記」を改題したものとのことでちょっと古い本ですが、変わった切り口なので気になったものです。読み通しての感想ですが、私が勝手に思い描いていた内容とはかなりズレていました。もう少し対象の“動物”にフォーカスして、その生態や当時の人々との関わり方をもっと立体的に解説しているのかと思っていたのですが、実際は、王家や宗教等を柱にエジプト王朝の中でのそれぞれの動物の位置づけを多くの“ピラミッド・テキスト”からの引用を示しながら顕かにしようと試みた著作でした。もちろん、それでも数々の興味深いトピックは紹介されていました。それらの中から特に私の関心を惹いたところをひとつ書き留めておきましょう。対象は“馬...古代エジプト動物誌(酒井傳六)

  • 〔映画〕森の中のレストラン

    2022年に公開された日本映画です。落ち着いたトーンというか“地味”な作品ですが、扱っているモチーフ自体繊細なものなので、むべなるかなではあります。物語の構成も素直で訥々と進んでいくのですが、それだけに役者の方々の技量に加え、もっている人柄がそのままに伝わってくるように感じました。いい映画だと思います。森の中のレストラン[DVD]通常版船ヶ山哲オデッサ・エンタテインメント〔映画〕森の中のレストラン

  • 〔映画〕雪の華

    2019年に公開された日本映画です。中島美嘉さんの代表曲である「雪の華」をモチーフにしたラブストーリーですが、まあ、予想どおり、これでもかという我田引水的設定のコテコテの作りですね。ただ、これはこれで正解だったように思います。いたずらに感動や涙を煽るような過度な演出もなく、素直に予定調和のエンディングにもっていったところなどは、中途半端かもしれませんが、私は嫌いではありません。中条あやみさんの台詞や演技もこういったテイストにはマッチしていましたね。あと、弦楽器で奏でるメロディをメインにした葉加瀬太郎さんの音楽。こちらもとても自然で効果的でした。雪の華[DVD]登坂広臣ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント〔映画〕雪の華

  • 〔映画〕シュリ

    1999年に公開された韓国映画です。アクション映画としての評価が高く、その後の“韓流ブーム”の嚆矢となった作品とのことだったので、興味を持って観てみました。しかしながら、私には全く響きませんでした。現実感が感じられない設定と、ディーテイルを無視した雑な演出はありえないレベルだと思います。あれだけの銃撃戦を繰り広げておきながら一発の弾も当たらないとか、潜伏場所の周りを包囲しないで突入作戦を実行するとか・・・。アクション映画なら最低限のリアリティに拘るべきですし、ラブストーリーを求めるのならこういった設定を選択すべきではないでしょう。シュリ[DVD]キム・ユンジンカルチュア・パブリッシャーズ〔映画〕シュリ

  • 〔映画〕ライド・ライク・ア・ガール

    2019年に公開されたオーストラリア映画です。実話にもとづく作品とのことですが、こういった過度な修飾を施さないストレートな物語は観ていてとても気持ちがいいですね。もちろんモチーフがシンプルなので、そもそも変な小細工は不要だったでしょう。キャスティング面では、父親役にはサム・ニールというビッグネームが据えられて、要としての安定感をもたらしていることに加え、そのほかの出演者はそれぞれに新鮮味があって好感が持てました。ライド・ライク・ア・ガール[DVD]テリーサ・パーマーHappinet〔映画〕ライド・ライク・ア・ガール

  • 〔映画〕ハリー・ポッターと賢者の石

    2001年に公開されたイギリス・アメリカ合作映画です。このところ気楽に楽しめる映画にあたっていないので、無難な作品を選んでみました。一世を風靡した「ハリー・ポッター」シリーズの第1作目ですが、独特のファンタジックな世界観が見事にあたりましたね。キャスティング面でも、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンというコンビが、それぞれに個性的だったことに加え、シリーズ中不変だったのも、好印象を持続するのに大きな力になったようです。ハリー・ポッターと賢者の石[DVD]ダニエル・ラドクリフワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント〔映画〕ハリー・ポッターと賢者の石

  • 魔女の封印 (大沢 在昌)

    いつも聴いている大竹まことさんのpodcast番組に大沢在昌さんがゲスト出演していて最新作を紹介していました。大沢さんの代表的な作品である“新宿鮫シリーズ”はほとんど読んでいるのですが、この“魔女シリーズ”は初めてでした。お話を聞いていてその主人公の設定にちょっと興味を持ったので、先日まずは第1作目、続けて第2作目も読んでみました。ここまでくると、ものはついでで、第3作目にも手を伸ばしました。小説なのでネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、今までの大沢さんの作品とはかなり異質な設定でしたね。SFというかオカルトチックで“思い切ったなぁ”というのが率直な印象でした。特異なキャラを登場させたこともありラストの納め方が気になりましたが、読みながら想像したものよりも“手前”で止めたようです。大沢さんにし...魔女の封印(大沢在昌)

  • 〔映画〕ブレイクアウト

    2011年に公開されたアメリカ映画です。ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンが出演するサイコ・スリラー作品ということだったので、だいたいの感じは想像できましたし、まさに、その通りといった出来栄えです。ともかく、設定やストーリーが大雑把で、何か新しい工夫で楽しませようという意欲のようなものが全く感じられません。安直に、ビッグスターを二人並べておけばいいと割り切っているのでしょうか。ブレイクアウト[Blu-ray]ニコラス・ケイジソニー・ピクチャーズエンタテインメント〔映画〕ブレイクアウト

  • 〔映画〕シャッター アイランド

    2010年に公開されたアメリカ映画です。こういった設定だと、サプライズで終わるのが“お決まり”ですね。その前提で、伏線の配置や二転三転するエピソードの織り込み方が気になるところですが、それらを押さえる注意力よりも、芸達者な出演者の演ずる映像に素直に引きずられたという感覚です。レオナルド・ディカプリオをはじめとして、マーク・ラファロもベン・キングスレーも、それぞれ流石に見事な演技でした。できればもう一度観て、“謎解き”に挑戦したい気持ちもありますが、今はそこまでのエネルギーが湧いてきません。シャッターアイランド[DVD]レオナルド・ディカプリオパラマウントホームエンタテインメントジャパン〔映画〕シャッターアイランド

  • 〔映画〕身代わり忠臣蔵

    2024年に公開された日本映画です。同名の小説が原作で、今までに数えきれないほど取り上げられた“忠臣蔵”をモチーフにしたコメディ作品です。原作の設定の奇抜さも秀逸ですが、やはりこの作品は主演の「ムロツヨシ」さんあっての面白さですね。併せて、相手役の大石内蔵助らしくない永山瑛太さんもよかったです。作り手サイドの凝ったつもりの演出やギャグでみせようとする作品よりも、素直な展開のストーリーと主役の持ち味のキャラクタを活かした作りはとても魅力的だと思います。身代わり忠臣蔵通常版[DVD]ムロツヨシTCエンタテインメント〔映画〕身代わり忠臣蔵

  • 〔映画〕ヘル・ディセント

    2022年に公開されたイギリス映画です。“アクション・ホラー”というジャンルがあるようですが、確かにその通り。ただ、内容は、ストーリーも登場するキャラクタも“意味不明”“悪趣味”としか言いようがありません。こういったテイストが好きなファンも一定数いるのでしょうから、要は、自分に合わないのなら、とやかく文句をいうのではなく観なければいいだけですね。ヘル・ディセント[DVD]シャーロット・カークTCエンタテインメント〔映画〕ヘル・ディセント

  • 〔映画〕最後の決闘裁判

    2021年に公開されたイギリス・アメリカ合作映画です。14世紀フランスのプライベートな出来事をモチーフにしていますが、上映時間150分を超える壮大なスケールの大作に仕上がっています。構成は、ひとつのエピソードを主要人物3人の視点から別々に描いてラストに収斂させているのですが、3者の視点からのパートでの微妙な差の描き分けが、ヒロインの心情の複雑さを表現していたようです。もう一度観るにはかなりエネルギーが入用ですが、しっかりした骨格の重厚な出来栄えの作品でした。最後の決闘裁判[AmazonDVDコレクション][DVD]DVDリドリー・スコットウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社〔映画〕最後の決闘裁判

  • 絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ: 文豪の名言対決 (頭木 弘樹)

    少し前にNHK〈ラジオ深夜便〉で放送されている「絶望名言」を書籍化した本、「NHKラジオ深夜便絶望名言」「NHKラジオ深夜便絶望名言2」を読んだのですが、その中のブックガイド欄で番組の出演者である頭木弘樹さんがご自身の著作として紹介していた本です。対称的な思想家・作家と言われるフランツ・カフカとヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの数々の名言を並び置いて“希望と絶望”の滋味を味わおうという趣向です。期待どおり数々の興味深い名言や二人を紹介したエピソードに出逢いましたが、それらの中から特に私の関心を惹いたものを少々書き留めておきましょう。まずは、頭木さんが、カフカの人となりを表した箇所。(p55より引用)「弱い」「小さい」カフカにはそういう言葉がとてもよく似合います。弱くて小さいからこそ、巨人の目にはとま...絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ:文豪の名言対決(頭木弘樹)

  • 〔映画〕デンジャラス・ガイズ

    2021年に公開されたアメリカ映画です。クライム・ムービーという体を装っていますが、本質はアメリカらしいファミリー・ドラマ?ですね。私たち、少なくとも私には、ある程度年齢を経てのこういったノリの主人公の行動はスッとは理解できません。秀逸なのはラストシーンでしょう。これを観ると、隠れたキーパーソンのエピソードやキャラクタがはっきりと理解できて、また別の意味での“ファミリー・ドラマ”が見えてきますね。デンジャラス・ガイズ[DVD]ジョシュ・ハートネットアルバトロス〔映画〕デンジャラス・ガイズ

  • 〔映画〕ブラックアダム

    2022年に公開されたアメリカ映画です。DCコミックスがベースの作品なので、登場人物の設定やストーリー展開などは観る前からほとんど見当がつきますし、結果としても完全に想定範囲内でした。本作は、映画としては「新たなヒーロー」の登場という売りなのですが、正直、ヒーローを取り換えただけで、作品のテイストはその他のDCヒーローものと変わりありません。まあ、それも100%“エンターテインメントの基本公式”に徹した結果ということで、観客も受容しているのでしょう。しかし、この“ブラックアダム”、他のヒーローと違って、ドウェイン・ジョンソン以外に映像化にあたって替えがきかないキャラクターですね。ブラックアダム[DVD]4548967472424ドウェイン・ジョンソンワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント〔映画〕ブラックアダム

  • 〔映画〕弱虫ペダル

    2020年に公開された日本映画です。人気コミックの実写版ですが、私は原作のコミックは読んだことがありません。高校自転車競技、ロードレースという設定もオリジナリティが感じられますし、キャスティングもよかったので、原作コニックのさわりだけの映像化ではありますが、映画としてはしっかり完結していると思います。とはいえ、ここまでストーリーが一本調子で単純な作品も珍しいですね。登場人物もこの上なく“いい人”ばかりで、中途半端に敵役やアクシデントを織り込むよりは好感が持てました。弱虫ペダル通常版DVD永瀬廉松竹〔映画〕弱虫ペダル

  • 〔ドラマ〕ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(シーズン1)

    2022年に配信されたアメリカのテレビシリーズです。“ロード・オブ・ザ・リング”の映画シリーズとは舞台設定あたりに共通性はありますが、今のところストーリ面での密接な関連性はなさそうですね。しかし、配信作品でここまでの映像クォリティーを出せるのはちょっと驚きです。コスト面でも技術面でも。ストーリー自体もサプライズも含めよくできていると思います。このあと「シーズン2」も配信開始されているので、そちらもトライしてみましょう。ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」Blu-ray〔ドラマ〕ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(シーズン1)

  • 〔映画〕劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-

    2024年に公開された日本映画です。もともとはコミックで、テレビアニメ化された第1期は以前観ています。本作品はそのスピンアウト版ですが、テレビアニメを一通り辿っていれば敢えてこちらを観る必要はないように思います。もちろんアニメとは主人公が異なる分、目線の違いはあるので、そのあたりに魅力を感じるファンもいるでしょうが・・・。正直なところ、私がこの作品を観て最もインパクトを受けたのは、小山茉美さんが「ばぁや」の役(声)で出演していたことでした。劇場版ブルーロック-EPISODE凪-(特装限定版Blu-ray).特装限定版島﨑信長〔映画〕劇場版ブルーロック-EPISODE凪-

  • 〔映画〕極主夫道 ザ・シネマ

    2022年に公開された日本映画です。コミックが原作ですが、2020年にテレビドラマ化され、その際の主要メンバがそのままに実写映画として制作されました。コメディ映画ですが、私的には、あまり楽しめどころはなかったですね。ギャグの質が私の好みとかなりズレていました。キャスティング的にも、川口春奈さんにはちょっと厳しかったですね。作品の出来自体が今一つだったこともあり、発展途上の役者さんがコメディエンヌとして演じるには相応しくなかったようです。「極主夫道ザ・シネマ」DVDDVD玉木宏バップ〔映画〕極主夫道ザ・シネマ

  • 裏切り者の中国史 (井波 律子)

    いつも利用している図書館の新着本リストで目についた本です。インパクトのあるタイトル、“裏切者”というかなり気になるモチーフに惹かれて手に取ってみました。登場する“裏切者には、”中国史のなかで超有名人もいれば脇役クラスもいますが、一風変わった切り口で深堀りしてみると、いずれもなかなか興味深い人物ばかりですね。紹介されている数々のエピソードの中から、特に私の関心を惹いたところをいくつか覚えとして書き留めておきます。まずは、「第4章持続する裏切り―司馬懿」。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」との故事成語に登場する“司馬仲達”という名前の方が有名かもしれません。魏王朝内に居て簒奪を図り「西晋」の礎をなした人物です。(p136より引用)司馬懿の周到さを受け継いだ息子たちは、魏王朝簒奪にピタリと照準を当てつつ、念入り...裏切り者の中国史(井波律子)

  • 〔映画〕デンジャラス・ビューティー2

    2005年に公開されたアメリカ映画です。こういった“ドタバタ系”のコメディも根強い人気コンテンツのようですね。ただ、この手の大雑把な演出で楽しめるかといえば、お国柄によっても違いがあるように思います。まあ、そうはいいつつ、途中に織り込まれていた結構見え見えの伏線はラストでしっかり回収されて、この部分についてはほっこりと安心できました。デンジャラス・ビューティー2[DVD]サンドラ・ブロックワーナー・ホーム・ビデオ〔映画〕デンジャラス・ビューティー2

  • 〔映画〕舞妓Haaaan!!!

    2007年に公開された日本映画です。宮藤官九郎さんのオリジナルシナリオによるコメディ作品です。阿部サダヲさんの映画初主演作とのことですが、確かに「阿部さんに完全にチューンした演出」で、そのあたり観る人の好みで評価は分かれるところでしょう。そのほかの出演者の面々は新旧バラエティに富んでいますが、今観ると懐かしい方が印象に残ります。やはり伊東四朗さん、植木等さんの存在感は別格でしたね。特に、植木さん。登場しただけでウキウキしてきます。舞妓Haaaan!!![Blu-ray]阿部サダヲVAP,INC(VAP)(D)〔映画〕舞妓Haaaan!!!

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、OMOI-KOMI - 我流の作法 -さんをフォローしませんか?

ハンドル名
OMOI-KOMI - 我流の作法 -さん
ブログタイトル
OMOI-KOMI - 我流の作法 -
フォロー
OMOI-KOMI - 我流の作法 -

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用