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高山村
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高山村
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2014/12/20

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  • ジェンダー平等

    1918年イギリスで初めて女性参政権が認められた、とNHKの映像の世紀でやっている。日本では1945年の敗戦まで待たねばならない。確かに女性参政権は認められてはいるが、当自治会の三役候補にはリストアップすらされない。選考基準に男性に限るとか明記されていない。人々の頭には男性がやるのが当たり前と刷り込まれているのだ。田舎ではまだまだジェンダー平等など浸透していない。来週には来季の役員を選考する会議がある。選考委員長が選んだ候補名には女性は一人も入っていない。対象は65~70歳の人で、男性は全員リストアップされているのに。異を唱えるのは”空気が読めない男”の烙印が押されることは十分わかっている。が、さてどうしよう?自分は副選考委員長なのだ。頭が痛い。ジェンダー平等

  • 雪化粧

    昨夜の冷え込みは厳しかった。五竜岳が雪化粧。鹿島槍の双耳峰は秀逸。爺ヶ岳。白馬岳。槍ヶ岳。これからの季節、北アルプスを眺めるのが毎朝の日課となる。今は埼玉に住む昔の山の友達から三陸のサンマが送られてきた。近年サンマは不漁で、もはや高級魚。ありがたいことだ。あはれ秋風よ情(こころ)あらば伝えてよ――男ありて今日の夕餉(ゆうげ)にひとりさんまを食ひて思いにふけると。佐藤春夫の秋刀魚の歌も大好きだ。そして五代目圓楽の目黒のサンマもいい。もう簡単には食べられない秋の味覚。東北の支援にもなるからと毎年贈ってくれる。明日は外で北アルプスを眺めながら炭火焼き。雪化粧

  • 秋祭り

    地元の高社(たかもり)神社の秋の例大祭があった。区の役員なので灯篭を担いで参加した。何分区として氏子に加えてもらったのは数十年前。何百年と続く他の区に比べれば、全くの新参者だ。他の区のように獅子舞もなければ笛太鼓もない。四時間余り、他の区の獅子舞をボーっと見ているだけ。子どもの頃のように屋台にトキメクわけでもない。その上寒いことこの上ない。辛い苦行のような時間。まったく自分たちのお祭りの気分になれない。子どもの頃、境内で夜通しチャンバラ映画をやっていたものだ。まだ家庭にテレビなどない時代のことだ。同級生の女の子が私服で、その瞳にアセチレンの炎を映しているのを見た。学校で見るのとは別の人のようだった。今見ればチャチなオモチャだけれど、当時は屋台を見て歩くだけで楽しかった。あの時代はもう帰らない。秋祭り

  • 剪定

    老夫婦二人暮らしの友人宅、八十になる旦那さんが心臓の不調で入院した。心臓に人口弁が入っているが、耐用年数八年のところ、現在七年目で不具合が出たという。そこで取り換えの手術を行うことになった。予定していた樹木の剪定や伐採が出来なくなり、こちらに出番が回ってきた。うっそうとした柿の木は剪定。上の方にだけ葉が付いたモミジは根元から伐採。込み合ったビワの木は剪定。剪定と伐採の後はスッキリした庭になった。残念ながらアフターの写真は撮り忘れた。退院してきた旦那さんを気持ちの良い庭が迎えてくれるだろう。*****60年間押しのタイガース、日本シリーズ進出を決めた。あの暗黒の時代を耐えてきたものとして喜びは格別だ。剪定

  • 原付バイク

    高齢の知り合いからバイクをもらってくれない?と声を掛けられた。二つ返事で引き受けた。225㏄のセローを持っているが、原付バイクもあればいいなと。かごが付いているので実用性ばっちり。さっそく前のナンバーを返納し、新しく発行してもらった。自賠責の保険を申し込んだ。時速30キロではツーリングは厳しいがちょっとした買い物などには便利そうだ。かごが痛んでいたので交換。この地では、高齢になれば交通手段をどう確保すればいいのだろう?近くに歩いて行ける店舗などない。免許返納となれば足がなくなる。義姉は返納してシニアカーを購入した。街場なのでそれでいいが、ここは中山間地。基本傾斜地だ。すぐにバッテリーが終わってしまうだろう。そんなことをうっすらと考える。深刻に考えても仕方ないから。あと何年乗れるのだろう?などと考えるのは辞...原付バイク

  • 紅葉狩り

    今年は紅葉が少し遅れているようだ。晴天。そして今日は結婚記念日。四十二年目。紅葉の名所松川渓谷をさかのぼり、山田牧場から笠岳へ。トレランシューズ、笠岳でデビュー。急な階段は最高六十度くらいあるのでは。山頂からは三百六十度の展望。写真ではうまく伝わらないが、帰りの道中は紅葉が一層進んで、身も心も周りの空気さえも紅葉色に染められるよう。十月十日前後には毎年ここに来る。今年は赤が少し少ない気がする。これで笠岳も静かに長い眠りに着くのだなといったら、自分が来たからと言ってこれから来る人もいるんだから勝手に眠らせないでよとカミさんが言った。紅葉狩り

  • トレランシューズ新調

    今ランニングの時に履いているのは少し古いトレランシューズ。登山の時には一番新しいトレランシューズを履く。ランニングで使っているのが大分痛んできた。そこで思い切って新調することにした。一万数千円~二万円くらいするので年金生活者にはおいそれとは買えない。靴は履いてみないとえらい目に合うので、通販でというわけにはいかない。長野市にトレイルマウンテンとい店があるので行ってみた。自分の足にはモントレイルの靴がぴったりくる。ずっとモントレイルのトレランシューズを買ってきた。今回行ってみると、モントレイルトリニティマックスという最新モデルが置いてあった。サイズも26.5。この靴は26.5とはいっても実際は通常の27くらいの大きさがあるが大丈夫ですか?と店長は言う。履いてみて多少ゆるめだが、きついよりはいい。この機会を逃...トレランシューズ新調

  • 臆病風?

    長野県飯山市旭でイノシシの罠を見に行った男性が、罠にかかっていたクマに襲われたらしく近くで死亡していた、というニュースが流れた。実はこの場所は、僕がこれから歩こうとしている信越トレイルの富倉峠がある場所の近くだ。例年になく東北でも北海道でもクマによる事故が起きているが、長野県も例外ではない。この秋、歩こうとしていた信越トレイルの続きは延期したほうがよさそうだ。この先のコースはブナの森、クマの宝庫だ。そこに今踏み込んでいく勇気はない。クマよけにラジオという定石も今では通用しないこともあるという。タケノコ取りに、迷子にならないようにラジオを灯台代わりにしてそこにザックなどとともに置いておくと、ラジオのところに御馳走があると学習したクマが寄ってくる場合がある。ラジオは万能ではないのだ。熊鈴は高い音の方が効果があ...臆病風?

  • 十月のそば会

    10月のそば会。私を含めて五人の参加。座学は延し方の動画。ほんの数分だけれど、口頭で伝えるよりも分かりやすい。.今回初参加の人もいる。普段当たり前にやっていることでも初めての人に教えることで、改めて基本に立ち返ることができる。もう四年半近くもやっていると、マンネリというか、新鮮なトキメキがなくなって来ているような....。何か変えなくちゃ。そんな気持ちがある。そこで座学。そして、何より新しい人。さらに加えて、茹で方の実演と試食。家で打って持って行ったそばをみんなで試食。茹でる人が違うとそばの食感が違ってくることも体験。こんなことも刺激になる。来月にはおそらく新そばを打てる。楽しみだ。そして12月には年越しそば。のめり込み過ぎると急速に熱が冷めることがある。適度な距離を保ちつつ付かず離れず、がいいのかも知れ...十月のそば会

  • そば打ちとサツマイモ掘り

    明日は月に一度のそば会の日。コロナ騒ぎの中で、そば打ちは続けたが、そばを茹でて食べることは自粛していた。その間にそば会に参加した人もいる。そろそろそばの茹で方の実演も必要だ。それに、ただ打つだけでは面白くない。しばらく前から、座学として映像で学ぶ時間も設けた。明日は試食会も加えよう。本当はその場で打ったみんなのそばを少しづつ試食するのがいいのだけれど、時間的にそうもいかない。そこで、事前に打って持っていくことにした。粉は黒耀。昨年の粉だが、専用の冷凍庫で保存しているのできれいな緑色。切ったそばは二つ折りになっているので、長さは約60cmのそば。食べるにはちと長すぎるが、長いそばも打てることを示したい。普段練習で使っているそば粉とは違って、田舎蕎麦風の黒っぽいそばが出来る。食感の違いも楽しんでもらおう。その...そば打ちとサツマイモ掘り

  • 毎日何してるの?

    何気なく訊かれて考え込んでしまう言葉がある。「毎日なにしてるの?」リタイアしてから、決まったことをしていない。自由と言えば確かにそうなのだが、毎日自分は何をして過ごしているのだろう?後で思い返してみても、何をしていたのか数日たてば思い出せない。毎日を無為にやり過ごしているのではないか?自問自答してみる。年寄りには『教養』と『教育』が大事。ではなく『今日用』と『今日行く』が大事なのだと。やること、やらねばならないことがあるというのは幸せなことなのだな。自分に残された時間は限りがある。ならば、有意義に過ごしたい。そこで、毎晩その日の出来事を振り返ることにしている。簡単にOneNote(電子ノート)に記録する。その後明日の予定を考えてみる。中期の課題などもつらつらと考える。例えば今日。畑に行ってサツマイモのツル...毎日何してるの?

  • あれから四年 千曲川の堤防

    台風十九号の影響により千曲川が氾濫したのは2019年10月13日のことだ。明日で四年目。二年程前から堤防の強化工事をしている。そこはかつてのランニングコースだ。今はどうなっているのだろう?小布施橋の北側。向こうに見えるのは高社山。この辺りはもう工事が終わっている。以前は未舗装だった。桜の樹と同じ高さだった。これは反対側の北から南を見た場面。まだ盛んに工事が行われている。全体に1メートルほどかさ上げされている。堤防はここで終わり、一般道に出る。釣り人。ここが昔の渡し船の船着き場。川幅が一番狭まっている場所だ。ここで上流の水流を滞らせてしまい、ついに氾濫するに至った。人間の力ではどうしょうもない。神仏に祈るしかないのだろう。丁度飯山線のディーゼル車がやって来た。立ヶ花橋。目的地に到着。線路は続くよどこまでも。...あれから四年千曲川の堤防

  • 検診結果

    今日村の保健師さんが訪ねてきた。健康診断の結果を持って。実は十月初めに結果が出るから、保健指導をするのでセンターに来て欲しいと言われてはいたが、「いいえ、結構です」と断っていた。説明が始まる。「血圧が高いですね。家でも測っていますか。」「はい、朝晩測って正常範囲です。あそこに行った時だけいつも高く出るんです。」診断結果は153/99。家で測れば130/80以下だ。「白衣高血圧という事もありますから、家で測って大丈夫ならいいですね。で、中性脂肪の方は?」「これはいつも高いんですが、あまり肉は食べないし、油物もそれほど食べない。運動もしている。」「何の運動をしているんですか?」「歩いたり走ったり、一日平均一万二千歩以上にはなります。たまに山に登ったり。これ以上どうしろと?」「そうなんですか。ところで、薬は飲み...検診結果

  • 10月10日

    中学1年生の僕は毎日白黒テレビを食い入るように見つめていた。49年前の1964年10月10日。日本中の青空をそこに集めたような東京の国立競技場で東京オリンピックの開会式が行われていた。この大会でのマラソンのアベベ、体操のチャフスカが今でも鮮明に脳裏に浮かぶ。10月10日はそれから体育の日になった。現在は曜日に合わせて日にちが変わるけれど、僕にとっては10月10日は動かすことのできない記念日なのだ。晴れの特異日でもある。秋の長雨の季節が終わる頃だ。ここから秋が本格的に深まっていく。借りている畑のヒマワリの片づけ作業をした。種は収穫して冬の小鳥の餌になる。茎は山形に積み上げて乾燥させて燃やす。今年いっぱいで畑を返すので一応草を刈り耕す必要がある。これが二面ある。今後は今年から借りたかなり小さな村民農園だけにな...10月10日

  • エッセー 隠れ家

    そばの会便りを毎月一回発行している。その中のコーナーにリレーエッセーがある。書き手をリレーして何か書いてもらうというコーナーなのだが、原稿用紙1~2枚程度のスペースしかない。短すぎて意外と難しい。毎回無理を言って書いてもらっているのだが、そろそろ自分も書かねばならないようだ。記事も書きエッセーも書くのでは全く独占になってしまうという後ろめたさも少しある。が、書かねばなるまい。今日は朝から雨。粗大ごみ回収や村民運動会の行事が終わってほっとひと息。あと21日の高社(たかもり)神社の例大祭で今年の自治会の行事もほぼ終わる。疲れを癒しに温泉保養。鍋焼きうどんの季節になりましたね。サウナにも入り水風呂にも入りました。そして、そこでエッセーも書きあげました。使い回してこのブログにもアップ。隠れ家毎日会社から帰ると約四...エッセー隠れ家

  • 一体どうなってしまったのだ

    最近、ネットニュースで山の遭難や事故が異常に多い気がする。一体どうなってしまったのだ。非常事態ではあるまいか。最近のネットニュースは、その人が見た記事のデーターを解析して優先的にその傾向の記事を提示するのだろうが、それでも多過ぎる。このところ毎日数件以上の遭難や事故がある。身近なところでは戸隠の蟻の塔渡りで今日滑落事故があった。この場所は若いころ月に一度は登りに行っていた場所で、両側が深く切れ落ちている。200メートル落ちたそうだが、助からなかった。みんながみんなそうだというわけではないが、この時期の山を甘く見過ぎていないだろうか。山の上は既に冬山だと思った方がいい。五月の山もそうだ。天気が崩れれば冬山だ。かなり年配の登山者が事故を起こしている例が多い。年配だからと言って経験者だとは限らないし、経験者だと...一体どうなってしまったのだ

  • 冬支度

    ゆらゆら揺れる炎はいつまで見ていても飽きない。小屋に薪ストーブを設置した。これまでのストーブはもう一回り大きかった。それだとすぐに温まり、あっという間に四十度近くまで上がってしまう。今年小さなキャンプストーブに変えた。外に持ち出しても使えるが今のところその予定はない。朝晩は結構冷えるので、火を入れて楽しんでいる。小屋は夏仕様から冬仕様に模様替え。机と椅子だったが、小さな平机に替えた。まだまだ余計なものがたくさんあって、もっともっとシンプルな小屋にしたいと思っている。何もない庵のような小屋で心だけは豊かに秋から冬を過ごしたいものだ。*****散歩の土手に最近咲いている花。ツリガネニンジン。刈られても新しく花を咲かせた。冬支度

  • 赤い花白い花

    秋。信州ではそばの花が咲いている。戸隠では一面に白いそばの花が咲いている。清楚で美しいのだが、香りはあまり良くない。はちみつもあまりおいしくない。僅かばかりだが、畑にそばの種を播いた。白い花を咲かせ、もうじき実が付く。三ヶ月で収穫できるのだ。別のところに赤そばの種を播いた。周りには白いそばの畑が沢山あるが、赤そばは珍しい。そば粉にするには少なすぎるので、観賞用だ。十一月になれば信州産の新そばが出回る。待ち遠しい。赤い花白い花

  • 田園

    心安らぐ場所がある。東、南、北を山に囲まれた田園と果樹畑。ここは僕のグランドだ。坂道ばかりのこの村の中で、ほぼ水平の道が1キロ続く。横にそれると上り下りの道もある。ほぼ稲刈りも済んで、ハゼ掛けしているところもある。中には大型の稲刈り機で脱穀までして乾燥処理に回している田んぼもあるが、やっぱり天日干しがいい。弥生人の魂がそこに籠っている気がする。僕はここでランニングをする。農耕者以外はほとんど通らないし、人目も気にならない。太陽が斜めから射し、次第に弱弱しくなっていく。秋が深まり、やがて深い眠りにつく。その前の静かな田園のひととき。かたはらに秋草の花語るらくほろびしものはなつかしきかな牧水僕のほろびたものは何なのだろう、若く美しかった憧れなのだろうか。田園

  • 白玉の歯にしみとおる秋の夜の

    急激に秋がやって来た。こんな夜は鍋がいい。白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり牧水そんな歌を思いながら、鍋をつついて酒ではなくビールを静かに飲んだ。二十代の前半に青年団体で一緒に活動した仲間が相次いでこの世を去った。ひとりは一つ上のひげの男性。その風貌から”麻原彰晃”と呼ばれていた。気のいい男だった。もうひとりは一つ年下の女性。利発で勝気な保育士の女性だった。「うちへお婿さんに来ない?と親が言っている」と言われたことがある。僕はその親に会ったことはない。「いいよ」と言っていれば違った人生もあったのかな。そんなことをしみじみと思いながら二人の冥福を祈ったのであった。白玉の歯にしみとおる秋の夜の

  • 信越トレイル 希望湖~毛無山~涌井

    10月3日は”とお”と”さん”で登山の日だそうな。ブナの森と歴史が彩る関田山脈の尾根を伝い大河と火山が生み出した苗場山麓の大地を縫う全長110㎞の信越トレイルの旅、第一歩を踏み出したのは8月17日。斑尾山頂がスタート地点。この時は希望湖(のぞみこ)まで歩いた。アプローチも含めると22㎞、6時間半位の旅だった。信越トレイルは知る人の間では憧れのロングトレイルなのだろう。かなり遠いところから来た人の記録がヤマップでも見られる。もう少し早い時期ならば湿原は花盛りなのだろうが、この時はほとんど咲いていなかった。この時は袴岳の手前で反対方向から来る男性二人とすれ違っただけで、静かな山旅ができた。そして今日第2弾、希望湖から毛無山を越え、涌井集落まで歩いた。距離は7.1㎞。コースタイム2時間25分。スタート地点の希望...信越トレイル希望湖~毛無山~涌井

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