鳥のさえずりは彼らを充たしているものが何であるかを問わず語りに物語っている。それらは、暗闇に出会っては沈黙をし続けるもの。私のうちには哀しみをもってしか未だ存在しえぬものだが、見えない風や光の兆しに幽かに感じても指の先からたちまち零れ落ちてしまう。あえかに思われて幼子の眼差しと笑顔のうちにここに満ち充ちて確かに存在していると感じられるもの。繰り返し押し寄せては詩を孕ます追憶の波頭を越えて決して歌ではない!心の奥に秘せられたシンバルよ、高らかに鳴り響け!智恵においては知り得ぬ満ち充ちて来るものを迎えるとき。LovingVincentは、世界中から100人以上の画家が集い、フィンセント・ファン・ゴッホのアルルでの最期の日々を、1コマ1コマ、ゴッホの油絵タッチで描いた長編アニメーション映画である。最新の研究からゴッホ...充ち来るものLovingVincentを見て
野中光正&村山耕二展 生成と変容 9月21日〜26日 東北工業大学ロビー 企画/杜の未来舎ぎゃらりい
少しでも多くの方に見てもらいたい、との思いで、今回は皆さんにも立ち寄りやすい一番町の東北工業大学ギャラリーで以下展示を企画いたしました。野中さんについては人物と画家としての生き方も含めて惚れ込んで10年近く毎年のように展示会を開いています。少しでも流行や西洋の借り物ではない彼独自の抽象を理解し評価してくれる人が増えてほしいと願っています。村山さんとも付き合いが長いですが、そのオリジナルを作り出す勇気とユニークな才能にはいつも感服させられています。1970年、20歳前後、野中は東京下町の風景を憑かれたように描いた時期があった。この今なお見る者に迫ってくるリアリティの質は、30歳前後から手がける版画の技法を駆使した「抽象」(ミクストメディア)においても変わらない。野中が自分にとって「具象」と「抽象」の区別はない、と...野中光正&村山耕二展生成と変容9月21日〜26日東北工業大学ロビー企画/杜の未来舎ぎゃらりい
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