枕草子を読んできて(127)(128)
114関は(127)関は逢坂の関。須磨の関。白河の関。衣の関。くきたの関。はばかりの関。ただこえの関。鈴鹿の関。よこはしの関。花の関ばかりにたとしへなしや。清見が関。見るめが関。よしよしの関こそ、いかに思ひ返したるならむと知らまほしけれ。それおなこその関とはいふにやあらむ。逢坂のなどを、さて思ひ返したらば、わびしからむかし。足柄の関。◆◆関は逢坂の関(山城の国と近江の国の境)。須磨の関(神戸市須磨区)。白河の関(福島県白河市旗宿)。衣の関(岩手県西磐井郡平泉町)。くきたの関(三重県一志郡白山町)。はばかりの関(不明)。ただこえの関(不明)。鈴鹿の関(三重県鈴鹿郡)。よこはしの関(不明)。花の関くらいに比べることができないほど違っているよ。清見が関(静岡県清水市)。見るめが関(不明)。よしよしの関(不明)よしよし...枕草子を読んできて(127)(128)
2019/12/19 11:42