ブログ短編0753「気になる人」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください
ブログ短編0238「恥ずかしい失敗」超短編戯曲0061「あなたのこと嫌いです」ブログ短編0239「無料サンプル」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
短編物語0003「決まりごと/思い込み」ブログ短編0236「趣味の女」ブログ短編0237「フライング」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0233「苦手なもの」ブログ短編0234「予測不能の彼女」ブログ短編0235「別れる理由」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
彼は悪人(あくにん)だった。さんざん人を泣(な)かせて生きてきた。そんな彼が、どういう訳(わけ)か人助(ひとだす)けをするはめになった。彼が街(まち)を歩いていると、路地(ろじ)の奥(おく)の人目(ひとめ)のつかない場所(ばしょ)に数人の男たちがいた。彼が何気(なにげ)なく見ていると、その中に若(わか)い娘(むすめ)が立っている。これは取(と)り立てか…、彼にはピンときた。いつもなら見て見ぬ振(ふ)りをして通り過(す)ぎるのだが、どういう訳か口を出してしまった。リーダーとおぼしき男が脅(おど)すように言った。「お前、誰(だれ)だ?あっちへ行ってろ」彼は怖(お)じ気(け)づくはずもなく、「いくらだ?取立金(とりたてきん)は…」「お前、同業者(どうぎょうしゃ)か?俺(おれ)たちの邪魔(じゃま)すんなよ。それが...1381「気まぐれ」
ブログ短編0231「醜い顔」ブログ短編0232「招き猫パワー」超短編戯曲0060「月夜見さま」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0229「鏡のない部屋」短編物語0002「決まりごと/ここなの?」ブログ短編0230「耳の虫」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
超短編戯曲0059「社内マニュアル」ブログ短編0227「なんか面白い」ブログ短編0228「とんだシェア」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
月島(つきしま)しずくが螺旋階段(らせんかいだん)を降(お)りきると、そこには大きな鉄(てつ)の扉(とびら)があった。しずくがその扉に手を触(ふ)れると、しずくの身体(からだ)は扉の中へ吸(す)い込まれていった。扉の中は大きな研究室(けんきゅうしつ)だった。巨大(きょだい)な装置(そうち)が並(なら)んでいて、まるで化学工場(かがくこうじょう)のようだ。何人もの研究員(けんきゅういん)が忙(いそが)しく働(はたら)いていて、その中をしずくは歩いて行く。装置の中央(ちゅうおう)あたりに、しずくは日野(ひの)あまりの姿(すがた)を見つけた。しずくは思わず息(いき)を呑(の)んだ。あまりは装置の中に組(く)み込まれていた。身体は装置とチューブでつながれ、頭には何本も電極(でんきょく)の針(はり)が突(つ)き刺(...1380「しずく191~約束」
ブログ短編0224「もしもで始まる」ブログ短編0225「世紀の発見?」ブログ短編0226「変化の隙間」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0223「先輩の顔」短編物語0001「決まりごと/憧れの人」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
超短編戯曲0058「親父のつぶやき」ブログ短編0221「彼女の悩み」ブログ短編0222「彼の決断」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
この間(あいだ)知り合ったばかりの男性から変(へん)なメールが届(とど)いた。意味不明(いみふめい)の文面(ぶんめん)で、彼女には何のことだか分からない。たまたま一緒(いっしょ)にいた友だちに見せると、その友だちは、「ああ、なるほど…」と、理解(りかい)できたようだ。友だちは、「ちょっとかして…」スマホを手にするとあっという間(ま)に返信(へんしん)してしまった。彼女は慌(あわ)てて訊(き)いた。「ちょっと、何してるのよ。もう…、何を送(おく)ったの?」彼女は送った文面を見たが、これもまったく意味不明だった。友だちは言った。「これは、簡単(かんたん)な暗号(あんごう)よ。OKしといたからね。今夜、八時、この間(あいだ)のお店(みせ)だって」「えっ?何の話しよ。ぜんぜん分かんないよ」「だから、デートのお誘(...1379「暗号の勧め」
ブログ短編0218「親友の結婚」ブログ短編0219「操縦の裏技」ブログ短編0220「選択のルール」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0216「妻の心配」ブログ短編0217「再就職の行方」読切物語0050「結婚の条件」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0214「離婚保険」ブログ短編0215「真剣勝負」超短編戯曲0057「恋愛同盟」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
初老(しょろう)の男性が二人、ベンチに座(すわ)っておしゃべりをしていた。「なぁ、もうすぐお盆(ぼん)だけど、今年は帰(かえ)るのかい?」「どうかなぁ。まぁ、俺(おれ)がいなくても家族(かぞく)は何とも思わないだろうし…」「そんなことないだろ。今年は帰ってやれよ。顔(かお)を見るだけでも…」「今さら、そんなこと…。俺さぁ、家のことは妻(つま)に任(まか)せっきりで、仕事(しごと)ばかりしてきたから…。娘(むすめ)たちも、俺のことなんか父親(ちちおや)だと思ってなかったかもなぁ」「なに言ってんだよ。そんなことないって…。もう、結婚(けっこん)されてるのか?」「ああ、そうだなぁ。もう、孫(まご)がいてもおかしくないか…。どうしてるかなぁ?」「帰ってやれよ。お前も、孫の顔を見たら、こっちへ帰りたくなくなるぞ」「...1378「帰省」
ブログ短編0212「彼女の挑戦」ブログ短編0213「あたしの彼はストーカー」読切物語0049「ストレス発散」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0210「サプライズ」超短編戯曲0056「告白の手前」ブログ短編0211「迷い道」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
朝。探偵事務所(たんていじむしょ)に樋口(ひぐち)みおが顔を出すと、鬼瓦刑事(おにがわらけいじ)が目黒秀所長(めぐろすぐるしょちょう)と話をしていた。鬼瓦はみおに気づくと手招(てまね)きして、この間の事件(じけん)の礼(れい)を言った。そして、「やっぱりあの家主(やぬし)が犯人(はんにん)だったよ。被害者(ひがいしゃ)の男に脅(おど)されて、悪事(あくじ)の手伝(てつだ)いをしてたんだと。最初(さいしょ)は渋(しぶ)ってたけどな、俺(おれ)の、この、ひと睨(にら)みで白状(はくじょう)させたんだぞぉ」自慢気(じまんげ)に話しをする鬼瓦にみおはうんざりしながらも、「それで、毒(どく)キノコはどこで…」「ああ、あれな…。別荘(べっそう)の近くの森(もり)で見つけたんだとさ。殺した男にこき使われて、報酬(ほうし...1377「みおの事件簿/旧知の仲」
読切物語0048「別の顔」ブログ短編0208「オーパーツ」ブログ短編0209「生まれる場所」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
超短編戯曲0055「犬も食えない」ブログ短編0206「裏切りの代償」ブログ短編0207「お好み焼き」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
彼はご利益(りやく)のあるという有名(ゆうめい)な神社(じんじゃ)でお祓(はら)いを受けることにした。どうしてこんなことになったのか…。それは、最近(さいきん)の彼はまったくツキに見放(みはな)されていたからだ。信(しん)じていた手下(てした)に裏切(うらぎ)られ、金を持ち逃(に)げされたのが事(こと)の始まりだった。この間も、せっかくの大口(おおぐち)の取引(とりひき)が警察(けいさつ)にばれて…。彼は危(あや)うく捕(つか)まるところだった。これは何かの祟(たた)りなのか?彼はそんなことを思うようになった。今まで彼はいろんな悪事(あくじ)に手を染(そ)めていた。人から恨(うら)まれることも一つや二つ……。いや、限(かぎ)りなくいっぱいあった。命(いのち)を狙(ねら)われてもおかしくないくらいだ。とうと...1376「ぼろ儲け」
ブログ短編0203「恋人体験」ブログ短編0204「恋は化学反応」ブログ短編0205「猫の学校」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0201「夢想のすきま」ブログ短編0202「ゆれる心」読切物語0047「花嫁の伯父」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
鉄(てつ)の扉(とびら)の中は広い空間(くうかん)になっていた。削(けず)られた岩盤(がんばん)がむき出しになっていて、何台もトラックが停(と)まっている。いろんな物資(ぶっし)を運(はこ)び込んでいるようだ。川相姉妹(かわいしまい)より先(さき)に入った月島(つきしま)しずくは、ここを通り抜(ぬ)けると別の扉の中へ消(き)えて行った。扉の先は長い通路(つうろ)になっていて、両脇(りょうわき)にはずらりと扉が並(なら)んでいる。しずくは迷(まよ)うことなく真っ直(す)ぐに進(すす)んだ。途中(とちゅう)で何人かの兵士(へいし)や白衣(はくい)を着た研究員(けんきゅういん)とすれ違(ちが)ったが、誰(だれ)もしずくには気づかない。しばらく行くと、下へ降(お)りて行く長い螺旋階段(らせんかいだん)があった。下...1375「しずく190~チーム」
超短編戯曲0054「憧れの先輩」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
読切物語0046「女心は複雑です」ブログ短編0199「癒されたい」ブログ短編0200「僕のこだわり」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
山の中にある別荘(べっそう)。ここで事件(じけん)があったのか警官(けいかん)が入口(いりぐち)に立っていた。そこへ女がやって来た。髪(かみ)をポニーテールにして黒い大きな鞄(かばん)を肩(かた)から下げている。彼女は警官に一礼(いちれい)すると、張(は)られている黄色いテープをくぐって別荘に入って行った。別荘の中には厳(いか)めしい顔つきの鬼瓦刑事(おにがわらけいじ)が待(ま)っていた。刑事は彼女と目が合うと言った。「よお、樋口(ひぐち)…。今日は、目黒(めぐろ)と一緒(いっしょ)じゃないのか?」女はそれに答(こた)えて、「所長(しょちょう)は別件(べっけん)の調査(ちょうさ)に――」「ああ。また、迷(まよ)い猫(ねこ)でも探(さが)してるのか?」「いえ、何とかヤモリを探してます。あたしは…爬虫類(はち...1374「みおの事件簿/きのこ鍋」
超短編戯曲0053「恋の恨み晴らします」ブログ短編0197「テレビの彼女」ブログ短編0198「はずれ娘」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
ブログ短編0194「放課後」ブログ短編0195「特別な微笑み」ブログ短編0196「円満の木」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。
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ブログ短編0753「気になる人」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
休日(きゅうじつ)。妻(つま)は友(とも)だちと遊(あそ)びに行(い)ってしまったので、私(わたし)は家(いえ)でのんびりと過(す)ごすことにした。昼近(ひるちか)くになって、お腹(なか)もすいてきたので昼飯(ひるめし)でも作(つく)るかと台所(だいどころ)へ向(む)かった。といっても、たいしたものは作(つく)れないし、それにひとりだ。確(たし)か、買(か)い置(お)きのカップ麺(めん)があったはずだ。あちこち戸棚(とだな)を開(あ)けて探(さが)してみる。そこで私(わたし)は、とんでもないものを見(み)つけてしまった。銀行(ぎんこう)の名前(なまえ)が入(はい)った封筒(ふうとう)…。こ、これは、まさか…、妻(つま)のへそくり!?私(わたし)は思(おも)わず手(て)に取(と)った。厚(あつ)みがあって、...1500「妻のへそくり」
連載物語0028「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
祐太(ゆうた)は会社(かいしゃ)の同期(どうき)の女性(じょせい)に思(おも)いを寄(よ)せていた。彼女(かのじょ)は美人(びじん)というほどでもなく、どこにでもいるようなごく普通(ふつう)の女性(じょせい)だった。彼(かれ)にしても、別(べつ)に彼女(かのじょ)に一目惚(ひとめぼ)れしたというわけでもなかった。職場(しょくば)でたわいのない話(はなし)をしたり、仕事(しごと)のあとの飲(の)み会(かい)とかで仲良(なかよ)くなって。自分(じぶん)でも意識(いしき)しないうちに、なんか良(い)いよな、やっぱり気(き)になる、好(す)きになっちゃったのかも。てな感(かん)じで、<どうしようか>と思(おも)い始(はじ)めたのは一ヵ月前(いっかげつまえ)だった。それからというもの、普通(ふつう)に話(はな)して...0017「タイミング」
ブログ短編0751「寒がり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0750「しずく65~能力」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
街(まち)を歩(ある)いていると、前方(ぜんぽう)の人(ひと)たちが何(なん)だかざわついていた。何(なに)かあったのかと目(め)をこらしてみると、ずっと向(む)こうにウエディングドレスの女性(じょせい)が見(み)えた。しかも、こっちへ向(む)かって走(はし)っている。歩(ある)いていた人(ひと)たちは何(なに)があったのかと目(め)で追(お)い、写真(しゃしん)を撮(と)る人(ひと)もいた。わたしも驚(おどろ)いて見(み)ていたが…、その女性(じょせい)の顔(かお)、どっかで見(み)たことがあるような…。はて、誰(だれ)だったか…。わたしは必死(ひっし)に思(おも)い出(だ)そうとしてみた。でも、なかなか思(おも)い当(あ)たらない。いったいどこで会(あ)ったのか…。友(とも)だちじゃないわよね。どこか...1499「誰だったかな?」
ブログ短編0749「無駄話」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0096「絶滅危惧種」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「おまつりの夜」7何処かでドーンと音がする。誰かが、「あっ、花火始まっちゃうよ」「早く行こうよ」みんなは表に飛び出していく。私も行こうとして…。えっ、目の前が暗くなって…。ゆかりが私を支えてくれた。立ちくらみ?どうしちゃたのかな…、変だ。おじさんが座らせてくれた。「大丈夫か?顔色が悪かったからな。人混みの中にいたから、疲れちゃったんだろう」おじさんは私に水を持ってきてくれた。「帰って休んだ方が良いかもな」そんな…。「家はどこ?おじさんが送ってあげるよ。どうせ暇だしな」ゆかりも、「私も行く。さくらをちゃんと帰さないといけないから」「…じゃ、俺も付き合うよ」「高太郎はいいよ」「どうせ隣だし…」他の男の子たちが、「行かないのかよ」「なんだ…」「残念だなぁ」「ごめんね。一緒に行けなくて…」みんなに謝った。私のため...0020「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0748「ゲーム戦争」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0747「貯金」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
彼(かれ)が道(みち)を歩(ある)いていると、目(め)の前(まえ)の地面(じめん)が突然(とつぜん)くずれ始(はじ)めた。そして、そこに大(おお)きな穴(あな)が出現(しゅつげん)した。彼(かれ)はその穴(あな)に近(ちか)づいて恐(おそ)る恐(おそ)る中(なか)を覗(のぞ)いてみた。そこにはなぜか地下(ちか)へ続(つづ)いている階段(かいだん)があった。穴(あな)の底(そこ)の方(ほう)は真(ま)っ暗(くら)で何(なに)も見(み)えない。彼(かれ)はちょっとためらった。中(なか)へ入(はい)ってみるべきか、止(や)めるべきか…。階段(かいだん)はどこまで続(つづ)いているのか分(わ)からない。よほど深(ふか)いのか?彼(かれ)はどちらかというと冒険(ぼうけん)を好(この)まない。平穏(へいおん)が一番(...1498「謎の穴」
ブログ短編0746「えんま帳」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
連載物語0027「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
パーティ会場。客の中に紛れ込んでいた刑事たちが、すぐに出入口をふさいだ。稲垣「(驚き)どうしたんだ。なんだ、君たちは…」神崎「私が警察を呼んでおきました。事件を未然に防ごうと思いまして」稲垣「警察?なんてことを…!」客の中から、年配の警部が近寄ってきて、警部「大河原泰造だな。詐欺容疑で逮捕状がでてる。観念するんだな」稲垣「なにを言ってる。俺は…」警部「お前の仲間は、すでに我々が拘束した」稲垣「クソッ…!」神崎「警部、ダイヤは?」警部「大丈夫です。いま捜させてます。(蛍光テープを取り出し)これを貼っといたんで、連中の動きはちゃんとつかんでますよ」会場にある熱帯魚の入った大きな水槽の中を、刑事たちが手を入れて探っている。刑事「ありました。警部、見つけましたよ」(走ってきて、ダイヤを警部に渡す)警部「ほらね、日...0019「ブラックパンサー2」
ブログ短編0745「しずく64~意外」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0744「食べる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
それは、ある日突然(とつぜん)起こった。朝、彼女との待(ま)ち合わせ場所(ばしよ)へ行くと、いつもいるはずの彼女は来ていなかった。病気(びようき)にでもなったのか?僕(ぼく)は彼女と連絡(れんらく)をとろうとスマホを取り出した。でも、どういうわけか彼女の名前(なまえ)が見当(みあ)たらない。これじゃ電話(でんわ)もできない。僕は学校(がつこう)へ急(いそ)いだ。なんか変(へん)な胸騒(むなさわ)ぎがした。教室(きようしつ)に入ると彼女を探(さが)した。でも、どこにもいない。彼女の席(せき)には他(ほか)の生徒(せいと)が座(すわ)っていた。僕はその生徒に駆(か)け寄(よ)って言った。「どうしてここに座ってるんだ。ここは吉永(よしなが)さんの席だろ」その生徒は答(こた)えて、「吉永ってだれ?ここは、あたしの...1497「吉永さん」
ブログ短編0596「麦わら帽子」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
一人暮らしの男の部屋。男はデートに出かけようとして急いでいた。安田「財布も持ったし、ハンカチOK。プレゼントもあるし…」玄関のチャイムが鳴る。安田「誰だよ、こんな時に…」男は玄関を開ける。白いワンピースの若い女性が立っていた。安田「えっ、どなたですか?」スージー「あなた、安田さん?」安田「はい。そうですけど…」スージー「あーっ、やっと見つけた。この住所、分かりづらい。迷っちゃったじゃない」安田「えっ?」スージー「今日から、あなたの担当になったから、よろしく」(部屋に上がり込んでいく)安田「ちょっと待てよ。なに、担当って?」スージー「だから…。(めんどくさそうに)神様の命令で、あなた専属の天使になったの」安田「天使ってなに?悪いけど、これから出かけるから、帰って来んないかな」スージー「あの女はやめときなよ。...0007「専属天使」
ブログ短編0595「しずく34~応援」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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短編物語0003「メビウスの輪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いつから、誰(だれ)が言いだしたのか分からないが、この学校(がっこう)にはある噂(うわさ)がささやかれていた。それは、校舎(こうしゃ)の裏手(うらて)にある古(ふる)い倉庫(そうこ)を覗(のぞ)くと悪(わる)いことが起(お)きると…。「なあ、俺(おれ)たちでその噂を確(たし)かめてみないか?」ある男子(だんし)が親友(しんゆう)を誘(さそ)っているようだ。こういう怖(こわ)いもの知らずはいつの時代(じだい)にもいるものだ。誘われた親友はどうやら尻込(しりご)みしているようだ。「夏休(なつやす)みになったらあの倉庫、取(と)り壊(こわ)しになるんだってよ。だから今しかないんだよ」それでも親友は言葉(ことば)を濁(にご)す。言い出しっぺの男子は後へ引(ひ)けなくなって、「じゃあ、俺、ひとりでも行くから…。もう...1461「見てはいけない」
ブログ短編0593「河童の手」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0592「名探偵」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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「ここは何処よ!」ファッションモデルのように着飾った若い女性が叫んだ。「エッフェル塔は?凱旋門は何処にあるのよ!」あたりには灼熱の風が吹きわたり、彼女は目がくらみそうになった。よろよろとタラップを降りると、まわりをぐるりと見わたした。そこは、荒涼とした荒れ地の中で、空港のさびれた建物と、何軒かの小さな家が点在しているだけだった。彼女はどこまでも続く大地を、ただ呆然と見つめていた。突然、不安な気持ちがこみ上げてきて体が震えた。「ここ、ガルバね」と一人の男がにこやかに近づいて来て言った。「ガルバ…」女は男に駆け寄り、「ガルバってどこよ!ここはフランスでしょう?」「なに言ってる。ここはアフリカの秘境あるよ」「アフリカって…。なんで…、何でよ。私は…」「なにも心配ないよ。私が、ちゃんとお世話するね。どうね、良い景...0004「お嬢様教育コース」
連載物語0002「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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ブログ短編0588「恋のレッスン」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
私は宅配(たくはい)のドライバーをしている。これは最近(さいきん)になって気になっていることなのだが…。三カ月ほど前からか、あるお宅(たく)に毎週(まいしゅう)荷物(にもつ)を届(とど)けている。いつも同じところから発送(はっそう)されていて、同じ大きさと重(おも)さの段(だん)ボール箱(ばこ)…。これはまぁ、あることだよね。でも、不思議(ふしぎ)なのは、荷物を受け取りに出てくる人が毎回(まいかい)違(ちが)うのだ。これはどういうことなんだ?ここはどう見ても普通(ふつう)の民家(みんか)だ。看板(かんばん)とかも出ていないので、会社(かいしゃ)の事務所(じむしょ)や店舗(てんぽ)などではないはずだ。宛名(あてな)も毎回同じ名前(なまえ)になっている。いったい、この家(いえ)には何人で住(す)んでいるのか?...1460「宅配」
超短編戯曲0083「雨乞い2」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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「大空に舞え、鯉のぼり」4「ねえ、さくらが鯉のぼり見たいって。そっちに行っていい?」<そんなこと言ってないよ。>何でそんなこと言うの?「別にいいけど…」なんか、怒ってる?「もっとさ、愛想よくしなさいよ。さくらが怖がってるでしょう」<いいよ、そんな…。>「あのな、お前の方が怖いよ」そんなことないよ。優しいよ。「まったく素直じゃないんだから」「素直だったらお前とは付き合えないよ。もういいからさぁ、来たかったら早く来いよ」「ほんとは嬉しいくせに…。高太郎も下りて来いよ」「残念でした。いま勉強してるから…」<そんな、会ってくれないの?>「何の勉強だか。どうせまたプラモデル作ってるだけだろ」そんな趣味があるんだ。「いま手が離せないんだよ。ぜったい邪魔するなよ」「幼なじみだろう。来なかったらぶっ飛ばす」駄目だよ、暴力...0007「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0585「しずく32~イメージ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0584「海賊島16」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。