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みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

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2014/10/11

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  • 1373「告白返し」

    彼女はある男性から告白(こくはく)された。仕事(しごと)で顔を合わせている知り合いではあるのだが、彼女は恋愛対象(れんあいたいしょう)としては見ていなかった。まさかその男性が、自分のことを好(す)きになっていたなんて、思ってもみなかった。今、彼女は好きな人がいるわけでもなく、かといってずっと一人でいたいとも思っていない。彼女は、「付き合っちゃおうかなぁ」と思い始めていた。しかし、彼女はふと考えた。「この人、あたしのどこが好きなのかな?」彼女はごく普通(ふつう)の女の子。美人(びじん)というわけでもなく、仕事のスキルも人並(ひとな)みだ。そんな彼女のどこに惹(ひ)かれたのか?彼女の頭の中にはクエスチョンが増殖(ぞうしょく)を始めていた。それを加速(かそく)するように、別の考えが膨(ふく)らみだした。「あたし...1373「告白返し」

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    ブログ短編0192「幸せの実」ブログ短編0193「花見の宴」読切物語0045「知られざる王国」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1372「ぬれぎぬ」

    男はベッドの中で目を覚(さ)ました。隣(となり)には行(ゆ)きずりの女が気持ちよさそうに寝息(ねいき)をたてている。男は、昨夜(ゆうべ)の激(はげ)しさを思い起(お)こしてニヤついた。そして、女のしっとりとした吸(す)い付くような肌(はだ)に触(ふ)れようとして、思い止(とど)まった。時計(とけい)を見ると、早朝(そうちょう)の四時過(す)ぎ…。ここを引き揚(あ)げるにはちょうどいい頃合(ころあい)いだ。男はベッドからそっと抜(ぬ)け出すと、手早(てばや)く服(ふく)を着た。女が目を覚ます気配(けはい)はなかった。男は薄暗(うすぐら)い部屋(へや)から出ようと玄関(げんかん)に向かった。その時だ。流(なが)しの前の窓(まど)に人影(ひとかげ)が見えた。男はギョッとして立ち止まった。外(そと)は明るくなって...1372「ぬれぎぬ」

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    ブログ短編0190「将来の夢」ブログ短編0191「春の訪れ」超短編戯曲0052「自由恋愛禁止令」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0188「マイペース」ブログ短編0189「新しい娘」読切物語0044「額縁の彼女」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1371「許される」

    男の前に見知(みし)らぬ女が現れた。その女は男に言った。「迎(むか)えに来ました。戻(もど)りましょう」男は何を言っているのか分からず訊(き)き返した。すると女は、「あなたの罪(つみ)は許(ゆる)されました。元(もと)の世界(せかい)に戻ることができるんです。あたしと一緒(いっしょ)に行きましょう」男はますます訳(わけ)が分からなくなって、「元の世界って…。あなたは何を言ってるんだ?」「まさか、以前(いぜん)の記憶(きおく)が…。あたしのことも思い出せませんか?」男は首(くび)を傾(かし)げた。女は男を安心(あんしん)させるように、「心配(しんぱい)ないわ。戻って検査(けんさ)をしましょう。きっと思い出せるはずよ。今、あたしたちの世界は滅(ほろ)びようとしてるの。それを止(と)められるのは、あなただけです...1371「許される」

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    ブログ短編0186「隣の不可思議」超短編戯曲0051「手術室」ブログ短編0187「確認事項」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0184「トマト娘」読切物語0043「怪盗リカちゃん」ブログ短編0185「さよなら」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1370「しずく189~潜入」

    しばらくすると貴志(たかし)は目を覚(さ)ました。ちょうどその時、神崎(かんざき)つくねが心配(しんぱい)して覗(のぞ)き込んでいたので、貴志は思わず声を上げてしまった。つくねは納得(なっとく)できないみたいで、「えっ、そんなに驚(おどろ)かなくてもいいじゃない。あたしは、心配して…」貴志は、つくねの顔があまりにも近くにあったので動揺(どうよう)してしまったのだ。貴志は顔を赤くしてまごまごしながら答(こた)えた。「ご、ごめんなさい。そ、そういう…あれじゃ…」つくねは安心(あんしん)したようで、「もういいわよ。でも、どうして戻(もど)って来たのよ」貴志は起き上がると、「そ、それは…。父さんが…助(たす)けに行けって…」柊(ひいらぎ)あずみが口を挟(はさ)んだ。「その話は戻ってからにしましょう。初音(はつね)...1370「しずく189~潜入」

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    読切物語0042「理想の人」ブログ短編0180「愛人志望」ブログ短編0181「微笑みの魔力」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1369「妄想彼女」

    僕(ぼく)には彼女がいる。といっても、妄想(もうそう)の中での話しなのだが…。しかし、僕の妄想はとてもリアルだ。リアルすぎて実際(じっさい)に目の前にいる感じすらある。僕の妄想彼女はいつも同じ娘(こ)なんだけど、とっても可愛(かわい)い顔をしている。僕好(ごの)みと言ってもいい。でも、性格(せいかく)はそのたびに違(ちが)っている。ある時は、おとなしくて控(ひか)え目な感じ。またある時は、まるで男みたいに高飛車(たかびしゃ)で…。まぁ、僕はどちらも嫌(きら)いじゃない。そんな妄想を楽しんでいる僕の前に、とんでもない娘(こ)が現れた。その娘は、僕の妄想彼女とそっくりなのだ。まるで双子(ふたご)のように…。僕は混乱(こんらん)した。妄想と現実(げんじつ)がごっちゃになって、もうどっちがどっちなのか分かんなくな...1369「妄想彼女」

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    ブログ短編0177「幸せ捜し」ブログ短編0178「データ消失」ブログ短編0179「やきもち?」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0174「ひとりぼっち」ブログ短編0175「ナンパなの?」ブログ短編0176「輪廻転生」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1368「影男」

    とある学校(がっこう)に、まことしやかにささやかれている噂(うわさ)があった。それは、放課後(ほうかご)、校内(こうない)に一人でいると、どこからともなく影男(かげお)が現れるというものだ。姿(すがた)ははっきりしないが、まるで影のように忍(しの)び寄って来るらしい。いつ、誰(だれ)が言い始めて、どうして今もこんな噂がささやかれるのか?それは、今だに影男が現れているからだろう。噂では、影男は何をするでもなく、ただそばにいるだけのようだ。――放課後、教室(きょうしつ)に女学生(じょがくせい)が一人でいた。時間(じかん)を忘(わす)れて読書(どくしょ)に夢中(むちゅう)になってしまったようだ。彼女は、背後(はいご)に何かの気配(けはい)を感じた。本から目を上げて周(まわ)りを見回(みまわ)すが、誰もいない。彼...1368「影男」

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    ブログ短編0168「氷の女」ブログ短編0169「誘拐犯の事情」ブログ短編0170「家計簿効果」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1367「赤い糸」

    さえ子は子供(こども)の頃(ころ)から<運命(うんめい)の赤い糸>が見えてしまう体質(たいしつ)だった。赤い糸でつながっている人たちは必(かなら)ず仲良(なかよ)しになれる。それに気づいたとき、さえ子は孤独(こどく)というものを知った。彼女には、赤い糸でつながっている人はひとりもいなかったのだ。さえ子も成人(せいじん)し、いろんな経験(けいけん)を積(つ)んだ。でも、相変(あいかわ)わらず誰(だれ)ともつながることはなかった。彼女は人間関係(にんげんかんけい)の煩(わずら)わしさから、転職(てんしょく)をすることにした。転職先で、彼女は同僚(どうりょう)の一人と親(した)しくなった。歳(とし)も近かったのですぐに打ち解(と)けたようだ。しかし、その同僚の彼女はちょっと癖(くせ)のある人だった。誰に対しても...1367「赤い糸」

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    ブログ短編0162「責任」ブログ短編0163「生活改善」ブログ短編0164「おれない彼女」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1366「映画三昧」

    彼はどういう訳(わけ)か映画(えいが)の世界(せかい)に迷(まよ)い込んでしまった。いろんな映画のワンシーンに登場(とうじょう)してしまうのだ。でも、彼が演(えん)じるのは主役(しゅやく)でも脇役(わきやく)でもないエキストラだ。その他(た)大勢(おおぜい)の一人。ほとんどが引きの映像(えいぞう)なので、彼が目立(めだ)つことはまったくなかった。シーンが終われば、まったく違(ちが)う映画に飛(と)ばされてしまう。これはもうジェットコースターに乗ってるみたいに、めまぐるしく変化(へんか)していく。そんななか、彼は妄想(もうそう)した。「もし、主演女優(しゅえんじょゆう)と仲良(なかよ)くなったら…。映画の中で付き合うことはできるのか?これは試(ため)してみる価値(かち)はありそうだなぁ」そして、そのチャンス...1366「映画三昧」

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    ブログ短編0159「ダブルブッキング」ブログ短編0160「ファーストキス」ブログ短編0161「我が家のルール」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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  • 1365「しずく188~弟」

    水木涼(みずきりょう)は倒(たお)れている男の顔を見た。自分(じぶん)とそんなに変わらない。いや、自分より若(わか)いんじゃないのか、と涼は思った。アキが男の身体(からだ)を調(しら)べ始めた。足を捻挫(ねんざ)してるだけで、他には怪我(けが)はないようだ。アキはそばに立っている涼に言った。「ねぇ、そんなとこに突(つ)っ立ってないで、どこかに何か隠(かく)してないか探(さが)してよ」涼は思わず、「ごめん。そ、そうだな…。分かった。探そう…」どっちが年上(としうえ)か分からなくなっている。涼が音楽室(おんがくしつ)を探し回っている間に、アキは男の治療(ちりょう)を始めた。涼がピアノの下から大きなリュックサックを見つけるのに時間はかからなかった。その時、音楽室に柊(ひいらぎ)あずみと神崎(かんざき)つくねが駆...1365「しずく188~弟」

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    ブログ短編0153「ホームパーティー」ブログ短編0154「愛の砂漠」ブログ短編0155「恋の巡り合わせ」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0150「超人サプリ」ブログ短編0151「おそろい」ブログ短編0152「リセットの呪文」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1364「輪唱」

    何となく付き合い始めた二人。それから二年。好きだとかそういう告白的(こくはくてき)なこともなく、今だに何となくが続(つづ)いているようだ。そろそろ先(さき)のことを考えないと…。二人とも分かってはいるのだが、何となくから抜(ぬ)け出せないでいた。ぎくしゃくしはじめた頃(ころ)…。彼がぽつりと呟(つぶや)いた。「合唱(がっしょう)でさぁ。輪唱(りんしょう)ってのがあるだろ。あれって、最初(さいしょ)に歌い始めたヤツが止(や)めない限(かぎ)り永遠(えいえん)に続くんだよなぁ」彼女は、何を言っているのか分からず、「えっ?何が言いたいのよ」「だからさ、合唱だよ。高校(こうこう)の文化祭(ぶんかさい)の出(だ)し物で、クラスで合唱をやることになったんだ。俺(おれ)は輪唱をやることになって。男子(だんし)だけで十人...1364「輪唱」

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    ブログ短編0147「したがる夫」ブログ短編0148「鷺の恩返し」ブログ短編0149「神頼み」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0144「恋の道しるべ」ブログ短編0145「賞味期限」ブログ短編0146「何げないひとこと」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1363「恩返し」

    彼は、校舎(こうしゃ)を出たところで女子(じょし)に声をかけられた。でも、彼の同級生(どうきゅうせい)でもなく知らない娘(こ)だ。その彼女は彼に言った。「あなたに恩返(おんがえ)しがしたいの。これからちょっと付き合ってくれない?」彼女は彼の返事(へんじ)を待(ま)たずに行ってしまう。彼は彼女を呼(よ)び止めようとするが――。彼の足は、無意識(むいしき)に彼女のあとを追(お)いかけていた。彼女は体育館(たいいくかん)に入って行く。いつもなら運動部(うんどうぶ)が部活(ぶかつ)をしているはずなのに、今日は誰(だれ)もいなかった。がらんとした館内(かんない)に彼の足音(あしおと)だけが響(ひび)いた。彼女は用具置場(ようぐおきば)の扉(とびら)の前で立ち止まった。そして、彼の方を振(ふ)り返って、「ここにいて…...1363「恩返し」

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