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みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

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2014/10/11

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  • 1343「突然すぎて」

    その恋(こい)は、突然(とつぜん)訪(おとず)れた。まるで事故(じこ)のように突然すぎて、彼女もそれが恋だと気づくのに時間がかかったようだ。彼との初めての出会(であ)いは、それほど印象(いんしょう)に残(のこ)るものではなかった。でも、いつの間(ま)にか、彼は彼女の友達(ともだち)の一人になっていた。そして、気がつくといつも彼女の近くにいて、話し相手(あいて)になったりと距離(きょり)が縮(ちぢ)まっていく。そして、その時がやって来た。二人だけになったとき――。彼から、突然のキス。彼女はそれを拒(こば)むこともなく受(う)け入れた…かに見えたのだが――。実(じつ)は、そうではなかったようだ。彼女にとっては、好(す)きでもない人からこんなことをされて、これにどう対応(たいおう)したらいいのか…。彼女にはその...1343「突然すぎて」

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    連載物語0059「いつか、あの場所で…」ブログ短編0053「わがままな天使」連載物語0060「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    超短編戯曲0044「未来を映す鏡」ブログ短編0052「スキャンダル」連載物語0058「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1342「夫婦になるには」

    夫(おっと)が仕事(しごと)から帰って来ると、娘(むすめ)が深刻(しんこく)な顔をして座(すわ)っていた。夫は妻(つま)にそっと訊(き)いた。「おい、何かあったのか?」妻はそれに答(こた)えて、「それがね、プロポーズされたんですって」夫は思わず、「プ…プロポーズ!誰(だれ)だ、そんなこと言ったヤツは!俺(おれ)は許(ゆる)さんぞ」「なに言ってるんですか。貴志(たかし)さんですよ。あなただって知ってるでしょ」「ああ、あいつか…。何だよ、やっと観念(かんねん)したのか?遅(おそ)すぎるだろ」娘が口を挟(はさ)んで、「あたし、結婚(けっこん)なんてムリ。知らない人と一緒(いっしょ)に暮(く)らすなんて…」妻は呆(あき)れて、「もう…。知らない人じゃないでしょ。何年付き合ってきたのよ」「だって…」娘はまるで子供(...1342「夫婦になるには」

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    ブログ短編0050「恋人週間」連載物語0057「いつか、あの場所で…」ブログ短編0051「おとり捜査」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0048「時をかけるねこ」連載物語0056「いつか、あの場所で…」ブログ短編0049「人生の誤算」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1341「魔のトンネル」

    <山の中にある魔(ま)のトンネルに入ると、二度と戻(もど)って来られなくなる>学校の友だちの間で、そんな噂(うわさ)が広まった。真偽(しんぎ)のほどは分からないが、それを聞いて僕(ぼく)は小さい頃(ころ)に聞いた祖父(そふ)の話を思い出した。それは、祖父がまだ子供(こども)の頃の話である。祖父がひとりで近くの山に行ったときのこと。道に迷(まよ)って旧道(きゅうどう)に出てしまった。そこは新しい道ができてからは使われなくなっていて、獣道(けものみち)のように草(くさ)が生(お)い茂(しげ)っていた。その道をたどって行くと、岩(いわ)をくり抜(ぬ)いただけのトンネルを見つけた。ほんの数メートルほどしかなく、向こう側(がわ)がよく見えた。祖父はトンネルの前で立ち止まった。その時だ。雷(かみなり)が落ちたような大...1341「魔のトンネル」

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    読切物語0035「新人の試練」ブログ短編0047「しゃっくり」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0045「コピーロボット」ブログ短編0046「笑顔が一番」連載物語0055「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1340「しずく183~若い男」

    水木涼(みずきりょう)とアキは、千鶴(ちづる)の指示(しじ)で昼食(ちゅうしょく)の準備(じゅんび)をしていた。みんながお腹(なか)を空(す)かせて帰って来るはずだから。二人とも手慣(てな)れた感じで働(はたら)いていた。アキがぽつりと涼に言った。「今日は、学校へ行かなくてもいいの?」涼は一瞬(いっしゅん)考えて、「休校(きゅうこう)じゃないかなぁ。市内に入れないんじゃ、生徒(せいと)も集まれないし…。先生(せんせい)だって――。それに、うちらの担任(たんにん)、他(ほか)へ行っちゃってるしね」これはあずみのことだ。アキは、楽(たの)しそうにしている涼を見て可笑(おか)しくなった。千鶴はふと烏杜高校(からすもりこうこう)に目を向けた。千鶴は千里眼(せんりがん)が使えるのだ。千鶴は二人に聞こえるように言った...1340「しずく183~若い男」

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    連載物語0054「いつか、あの場所で…」ブログ短編0043「音信不通」ブログ短編0044「リセット」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    連載物語0052「いつか、あの場所で…」連載物語0053「いつか、あの場所で…」ブログ短編0042「美味しいもの倶楽部」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1339「大変だぞ」

    彼の特技(とくぎ)は、どんな女でも瞬時(しゅんじ)にたらしこむことができること。――彼にとって女は、遊(あそ)び相手(あいて)であり、暇(ひま)つぶしの道具(どうぐ)に過(す)ぎなかった。今までに手に入れた女も、恋人(こいびと)にしたいわけではなく、手に入れたらそれでお終(しま)いくらいにしか考えていなかった。そんな彼でも、一人だけ落(お)とせない女がいた。彼には、それがどうにも許(ゆる)せなかった。どうしてもその女を手に入れたい、と思うようになった。そんなに入れ込(こ)む女だから、さぞ美人(びじん)だろうと誰(だれ)もが思った。しかし、その女はごく普通(ふつう)の、どこにでもいるような顔(かお)だちで、金持(かねも)ちというわけでもなさそうだ。彼は、毎日(まいにち)彼女にアプローチをかけた。その度(たび...1339「大変だぞ」

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    ブログ短編0039「犯罪者撲滅キャンペーン」ブログ短編0040「昔みたいに」ブログ短編0041「無器用な探偵さん」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    連載物語0050「いつか、あの場所で…」ブログ短編0038「別れの杯」連載物語0051「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1338「奇々怪々」

    警察署(けいさつしょ)に温和(おんわ)な顔だちの老人(ろうじん)が呼(よ)ばれた。署長(しょちょう)は老人を前にして丁寧(ていねい)な口調(くちょう)で言った。「申し訳(わけ)ありません。私の先輩(せんぱい)から、あなたなら解決(かいけつ)して下さるのではないかと…。実(じつ)は、このところ怪奇事件(かいきじけん)が連続(れんぞく)しておりまして。昨夜(ゆうべ)は、殺人(さつじん)まで起きてしまいました」老人は殺人と聞いて表情(ひょうじょう)を変えると、「それは…また…。分かりました。ですが、私もこの歳(とし)ですから…。ちょうど孫娘(まごむすめ)が来ておりまして、あれに任(まか)せようと思いますが…」「お孫(まご)さんですか…。それはもう、ご協力(きょうりょく)いただけるのでしたら…」老人は廊下(ろうか...1338「奇々怪々」

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    連載物語0049「いつか、あの場所で…」ブログ短編0036「テレパス」ブログ短編0037「星くずのペンダント」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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  • 1337「扉」

    夜の繁華街(はんかがい)。そこは、人間(にんげん)の愛憎(あいぞう)や欲望(よくぼう)が渦巻(うずま)く世界(せかい)。そして、摩訶不思議(まかふしぎ)な世界への扉(とびら)が開く場所(ばしょ)でもある。――とある繁華街の街角(まちかど)に、一人の女が立っていた。その女はとても美しく、街ゆく男は思わず立ち止まるほどだった。そして、まるで花に集まる虫のように、女の周(まわ)りに男たちが群(むら)がり始めた。女はその中の一人の男を選(えら)ぶと、近くの雑居(ざっきょ)ビルに消(き)えて行った。そのビルにはいろんなお店(みせ)が入っていた。女は男を連(つ)れて、ビルの地下(ちか)へ降(お)りて行く。居酒屋(いざかや)などが並(なら)ぶ通路(つうろ)の奥(おく)まで来ると、何の看板(かんばん)も出ていない扉(とび...1337「扉」

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    ブログ短編0034「幻の美容師」連載物語0047「いつか、あの場所で…」ブログ短編0035「水曜の女」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0032「戦場の架け橋」ブログ短編0033「公園友達」読切物語0034「動き出した恋心」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1336「詮索好き」

    どう見ても彼女などいるはずのない男。それなのに、何だかいつもと雰囲気(ふんいき)が違(ちが)うような…。ちょっとお洒落(しゃれ)になってないか?友だち数人が集まって、そんな話題(わだい)になった。男のことなどお構(かま)いなしに話は進んでいった。「なあ、やっぱり変だよ。あいつを好きになる女なんて、いるはずがない」女友達が口を挟(はさ)んだ。「それは言い過(す)ぎよ。そういう娘(こ)、いるかもしれないでしょ」「じゃあ、お前はあいつのこと好きになれるのか?」「そ、それは…、あれよ。あたしの好みじゃないけど…、友だちとしては最高(さいこう)じゃない」「どこがだよ。あいつ、何にもしゃべらないし。面白(おもしろ)いとこひとつもないじゃないか」「口数は少ないけど、物静(ものしず)かでいいと思うわよ」「そうよ。あんたた...1336「詮索好き」

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    連載物語0045「いつか、あの場所で…」ブログ短編0031「週末婚の憂鬱」連載物語0046「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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  • 1335「しずく182~もぬけの殻」

    みんなは手分(てわ)けをすることにした。川相初音(かわいはつね)と琴音(ことね)で市内の様子(ようす)を確認(かくにん)。柊(ひいらぎ)あずみは神崎(かんざき)つくねと神崎の研究所(けんきゅうしょ)を探(さぐ)りに行く。そして、千鶴(ちづる)は引き続きしずくの居場所(いばしょ)を見つけること。そして、アキと水木涼(みずきりょう)はここで待機(たいき)する。涼は、すぐに不満(ふまん)をもらした。「何でよ。私にも、何かさせてよ。ここで待ってるだけなんて…」あずみが諭(さと)すように言った。「あなたは飛(と)べないでしょ。危険(きけん)なめにあったとき、誰(だれ)もあなたを助(たす)けには行けないのよ。もし、あたしたちに何かあったとき、あなただけが頼(たよ)りなんだから。お願(ねが)いよ、私の指示(しじ)に従(...1335「しずく182~もぬけの殻」

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    ブログ短編0028「ウルトラQQ」読切物語0033「私のご主人さま」超短編戯曲0043「命がけの合コン」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    超短編戯曲0042「どっちをとるの?」ブログ短編0027「我ら探検隊」連載物語0043「いつか、あの場所で…」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1334「彼の秘密」

    彼女は、その人の家に初めて入った。付き合い始めたばかりなのに、ちょっと早すぎかなって彼女は思ったけど、どうしても彼のことが気になって――。彼の部屋(へや)はきれいに片(かた)づいていた。彼の几帳面(きちょうめん)さが現(あらわ)れているようで、彼女はホッとしたようだ。彼がお茶(ちゃ)を淹(い)れている間に、彼女は部屋の中を見回していた。――扉(とびら)があった。たぶん寝室(しんしつ)なのだろうか…。彼女は、彼に気づかれないようにそっと扉を開けた。中はカーテンが引いてあって暗(くら)かった。ベッドが奥(おく)にあって、壁一面(かべいちめん)に何か貼(は)ってあるようだ。彼女は気になって部屋に入ってみた。暗さに目が慣(な)れると、壁に貼ってあるのは写真(しゃしん)だと分かった。しかも、部屋の壁を埋(う)め尽(...1334「彼の秘密」

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    連載物語0042「いつか、あの場所で…」読切物語0032「初恋の人」ブログ短編0026「プレゼント」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

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    ブログ短編0024「運命の出会い」超短編戯曲0041「ままならぬ恋」ブログ短編0025「エリカちゃん」を変更しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページのレイアウトを変更しました。

  • 1333「妄想の素」

    僕(ぼく)には彼女がいる。まあ、誰(だれ)にも紹介(しょうかい)はできないけど…。だって、僕の頭の中にだけ存在(そんざい)している妄想(もうそう)彼女だから。彼女は僕にとって最高(さいこう)の女性だ。まあ、当たり前のことなんだけどね。彼女は僕にとって理想(りそう)であり、憧(あこが)れ…。そして、ぎゅっと抱(だ)きしめたくなるような女なのだ。僕の妄想は際限(さいげん)なく膨(ふく)らんでいた。こうなったら、誰かに聞いてもらいたい。しかし、そんなことを話せる友だちは……どこにもいないのだ。そんな、悶々(もんもん)としていたとき、僕は出会ってしまった。僕の妄想彼女とそっくりな、瓜(うり)二つの女性と――。「もちろん話しかけたんだろ?」って…。そ、そんなことはムリだ。そもそも、見ず知らずの女性に話しかけることが...1333「妄想の素」

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