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遠藤雷太のうろうろブログさんのプロフィール

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遠藤雷太のうろうろブログ
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即身仏になる人が鳴らす鈴のように、遠藤が生きていることを確認できます。
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93回 / 365日(平均1.8回/週)

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遠藤雷太のうろうろブログさんの新着記事

1件〜30件

  • 平尾隆之監督『映画大好きポンポさん』

    劇場アニメ『映画大好きポンポさん』本予告2021/6/14・映画好きの青年ジーンが、敏腕映画プロデューサーのポンポさんに映画監督としての才能を見出されて、初映画を撮る話。・原作はポンポさんとポンポさん2は読んでいる。それ以降は読んでなかった。・小説を書く小説、漫画を描く漫画、演劇を作る演劇、いろんなジャンルで〇〇を作る作品はある。・そういう作品は、単に話を作るだけでは不足で、作り手のジャンルに対する批評要素が欲しくなる。・逆に言うと、それさえできていれば、多少世界設定が雑でも、敏腕プロデューサーがどう見ても年端のいかない女の子でも、大きな問題にはならない。・本作では女優を魅力的に見せればいい映画みたいな言葉もあったけど、実際には「映画とは編集である」ってことに尽きる。・とにかく執拗に場面転換の方法に趣向を凝らし...平尾隆之監督『映画大好きポンポさん』

  • クリス・スミス監督『FYRE 夢に終わった史上最高のパーティー』(2019年)

    2021/6/9・超豪華フェス「FYRE」を開催すると宣伝し、高額チケットを売り、南の島に人を集めたものの、食事や寝床すらロクに提供できず、大失敗するドキュメンタリー。・主催者はビリー・マクファーランド。起業家。宣伝能力の高さと運営能力の無さの組み合わせが絶望的な結果を生む。・企画立ち上げ当初は、有名モデルなどインフルエンサーを集めてバカ騒ぎする。当たり前のように資金繰りが苦しくなる。ちょっとWJを思い出した。・宣伝効果はあったものの、バカ騒ぎをするということは、バカ騒ぎの世話をしている人がいるということ。・「このままではまずい」と忠告をする常識のある人は、不快なので辞めさせられてしまう。・そのぶんの実務は、残った人に積み重なっていく。・ビリーは、資金繰りで精一杯。実務に関しては根拠のない精神論で励ますばかり。...クリス・スミス監督『FYRE夢に終わった史上最高のパーティー』(2019年)

  • 劇団lobo『ダッド、サッド、メタルバッド』

    202/6/7・虐待を受けている家族たちが、それぞれが金属バッドで父親を殴り殺すも、なぜか生き返ってくる話。・同じ父親殺しでもたぶんオイディプス王は関係ない。・ブルータスは出てくる。・普通ありそうな「なぜ死なないのか」とか「どうしたら解決するのか」みたいな展開にはほとんどならない。・面白いのは「事象」そのものであって、謎解きや解決の部分ではないという方針。潔い。・誰が見ても、ある程度は展開が予想できるような内容にしておくことで、そのへんの整合性をつけなくても、違和感が起こりにくい仕組みになっている。・脈絡もなく講談師が出てくるのも、フィクションラインを上げる工夫。・コミカルさの手数も多い。登場して「バーン」、決め台詞で「ドーン」みたいな音響効果を多用している。・演者と音響効果のタイミングはわりと生モノのようなの...劇団lobo『ダッド、サッド、メタルバッド』

  • バーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク監督『SNS ―少女たちの10日間―』

    2021/6/4・幼い見た目の成人女性を集めて、SNS上で幼い女の子狙いの男たちとコンタクトを取ろうとするドキュメンタリー。というか、リアリティショーに近い。・そもそもチェコ映画なんて初めてかも。馴染みのない国の映画でも、題材は全く遠くない。むしろ近い。・パンフでも言われてたけど、おそらく日本で同じことをやっても似たような感じになると思う。・日本だったら、こういうだまし討ちのような方法をとる製作者が先に批判されそうだけど。・囮役を担う女性のオーディション。参加者の2/3くらいが過去に性被害に遭っていた。いたたまれない。・3人と男どものやりとりは不謹慎ながらおもしろい。・3人の子供部屋をスタジオに作る。3人の本当に12歳だったころの思い出の品物を揃える。12歳の子供を演じる役作りにしっかり手間をかける。・相手を完...バーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク監督『SNS―少女たちの10日間―』

  • レイ・ミュラー監督『レニ』(1993年)

    2021/6/1ナチス政権下で活躍した映画監督レニ・リーフェンシュタールへのインタビューを中心にしたドキュメンタリー。3時間ある。長い。長いうえに濃い。本編に出てくるレニは90歳前後。積極的に自作の解説も行うし、よく覚えている。60歳過ぎてアフリカの祭りを撮影しに行き、90歳でスキューバダイビングで水中を撮影する。毒針を持った巨大なエイとのスキンシップも楽しそうだけど、どう見ても危険。若い頃から撮影のために岩山を登り、雪崩のシーンの撮影で本当の雪崩に遭遇する。無茶苦茶だけど、映画作りへの情熱は疑いようがない。戦後はナチスのプロパガンダに協力した映画監督として批判され、公開に至った監督作品はない。部屋の棚いっぱいに撮り貯めたフィルムの積み重なりが、痛々しく感じる。ホロコーストを思えば、「ナチス=悪」という考え方か...レイ・ミュラー監督『レニ』(1993年)

  • 劇団words of hearts『Once in a lifetime』

    2021/5/31・ナチスの古参党員ヘルマン・エッサーによって集められた人々が、映画製作のための打ち合わせをする話。・作・演出の町田誠也さんには近現代を扱った過去作品があるし、同じナチスを描いた座・れらの『私〜ミープ・ヒースの物語〜』にも役者として参加されているので、期待値高めで見る。・実在する人間がたくさん出てくる。特に映画監督のレニはドキュメンタリー映画にもなっていて、90歳前後の本人が登場する。ものすごく主張が強く行動力の塊。・映画監督が役者もやってて氷山で死にかけたと言われてもよくわからなかったけど、映画見て納得。少なくとも氷山のあるグリーンランドまでは実際に行っている。・演じているのが飛世早哉香さん。適任。・師匠役である温水元さんがそんな彼女としっかり拮抗していて頼もしい。・あとで検索してみると、その...劇団wordsofhearts『Onceinalifetime』

  • メモ2021年6月

    6/1竹内銃一郎『月ノ光』「…違う、この手触りはわたしのモノじゃない!」6/2ベロ・シモンズ『ハロー・ランデブー』「男、リビングのイラストをIPadの赤いペンで塗りつぶす」6/3長谷川彩『下校の時間』「(笑って)柳瀬マジワロシだわ。」6/4前川知大『散歩する侵略者』「ありがとう。それを貰うよ。」6/5メモ2021年6月

  • 宝塚歌劇宙組『風と共に去りぬ』

    2021/5/27・前々から興味はあった宝塚を、動画とはいえ、ようやく見る。・演目は『風と共に去りぬ』を選ぶ。・映画版を見ていたのでとっつきやすいかなと思ったけど、いろいろノイズになってしまったので、演目選択を間違えたような気がする。・幕開け。いきなりバトラーが登場。とりあえず、立ち姿から普段見てるタイプの演劇とは何かが違う。・美しい立ち姿のまま舞台下に沈んでいく様子も美しい。・「GONEWITHTHEWIND」の文字が入った紗幕ごしに人々が見えるのも美しい。・歌やダンス、衣裳の良さは想像通り。特にアトランタ陥落のごちゃごちゃした群衆の動きや、戦争が終わったあとの華やかなニュージェネレーションとくすんだ旧世代との対比がかっこいい。・あと、書き割りの絵柄もかわいい。・舞台奥いっぱいに広げられた南軍の旗がおろされる...宝塚歌劇宙組『風と共に去りぬ』

  • マイケル・リアンダ監督『ミッチェル家とマシンの反乱』(2021年)

    『ミッチェル家とマシンの反乱』予告編-Netflix2021/5/24父娘の仲の悪いミッチェル一家が、人類に反乱を起こした新しいプログラムを食い止めようとする話。父娘の仲が悪い話も、行き過ぎたプログラムが人類に反乱する話も今までいくらでもあるけど、構成が分厚くくて安っぽくない。伏線とその回収がこれでもかというくらい繰り返される。CGと手書き風の効果との組合せもかわいい。話が進むにつれて、荒唐無稽の度合いがどんどん加速していく。特にママの変貌ぶり。かっこいいんだけど、ほとんど作品のジャンルが変わってしまっている。リアリティラインは作中統一するのが基本。ただ、やたらと手書き風の効果が挿入されたり、ヒロインのケイティが映像製作に長けた人間だったり、エンドロールにリアルミッチェル家が出てくるので、本作自体が「ケイティ・...マイケル・リアンダ監督『ミッチェル家とマシンの反乱』(2021年)

  • 世界エイズデーシアター『Rights,Light ライツライト』

    世界エイズデーシアター『Rights,Lightライツライト』(さっぽろアートライブ)2021/5/19・HIVポジティブの男性が、決まっていた内定を取り消しされて、就職するはずだった病院を訴える話。・裁判前後と、彼がいま働いている高齢者向けケア施設での仕事の様子を交互に進行させていく。・フィクションだけど、実際にあった事件をもとにしている。ちょっと検索するだけで関連サイトがたくさん出てくる。・主人公の男性はゲイとして描かれる。・実際にどうだったかは知らなくてもいいことだけど、世の中には嘘を前提とすることで描ける真実もある。・内定取消が2018年、裁判の判決が2019年。劇団フライングステージが本作を上演したのがおそらく初演で2020年11月、本作の公開が2021年1月。そのスピード感に驚く。・HIVの疑いがあ...世界エイズデーシアター『Rights,Lightライツライト』

  • フランシス・リー監督『アンモナイトの目覚め』

    2021/5/10・19世紀のイギリス。海辺の田舎町で化石の採集と研究をしながら暮らす学者アニングと、化石収集家の夫を持つシャーロットが同居することになる話。・化石収集家の夫は、シャーロットを同行させて化石巡りの旅をする。その途中でアニングの家を訪れる。・シャーロットは作中ではうつ病診断されていたけど、本当にそうなのか怪しい。・化石にしか関心がない夫にうんざりしているだけという感じもする。・前に読んだ本によると、このころ(実際に同性間の性行為はあったとしても)概念としての同性愛は一般化されていなかったようだし、未分化で言語化されていない性質を抱えた当事者の人たちはさぞ生きにくかったと思う。・アニングは浜辺で化石探しをしながら暮らしている。ひとつは大英博物館にも寄贈されている。普段は観光客向けの小さな化石を売って...フランシス・リー監督『アンモナイトの目覚め』

  • エド・ルッソ監督『真相究明!セックスカルト集団「ネクセウム」』(2019年)

    2021/5/7危険なカルトに入信してしまった娘を持つ母親を取材した短編ドキュメンタリー。邦題ひどいけどカルトが題材のまじめな内容。もともとは自己啓発団体。指導者はキース・ラニエールという人。女性を入信させては、自分のイニシャルの焼き印を押すという悪趣味極まりないことをする。たしか北斗の拳で似たエピソードを読んだ。裁判所で証拠になった音声データも出てくる。最終的に、性的な人身売買、少女への性的搾取、性行為の強要などで事実上の終身刑になる。話としてしっかり完結しているタイプのドキュメンタリー。洗脳も技術ではあるので、知識のある人が本気でやったら自分でも対応できないと思う。ましてや、家族が洗脳されてしまったときの絶望感は想像したくもない。怪しい宗教でもビジネスでも政治思想でも同じようなことはあるから、まったく対岸の...エド・ルッソ監督『真相究明!セックスカルト集団「ネクセウム」』(2019年)

  • 『 ラスト・クルーズ』(2021年)

    2021/5/6日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した、ダイヤモンド・プリンセス号の内部の映像を集めたドキュメンタリー。アメリカの放送局HBOの製作。日本の出来事でも日本では作れそうにない。ただ、こういうことは外に頼っていいと思う。あと、日本人はほとんど出てこない。乗客乗員3711人。最終的な罹患者712名。隔離状態の乗客全員に食事を作るスタッフのほうが、明らかに感染リスク高い。実際、感染者も出る。心情的には時給の安いスタッフから順に下船させてあげたいけど、人手は必要だし、乗客よりスタッフが先に下船するのも差し支えありそう。大量罹患者を出した結果は残念そのものだけど、情報がない中で、どうするのが正解だったのかはわからない。題材が新しく、ドキュメンタリー作品としては生煮え感はある。それでも単なる数字や...『ラスト・クルーズ』(2021年)

  • 三等フランソワーズ『クリスマスギャロップ』

    観劇三昧:三等フランソワーズ『クリスマスギャロップ』2021/5/5女子高生のイチカが、失踪した父親の情報を聞きつけて、とあるオカマバーにやってくる話。同劇団の作品は短編二人芝居を二本見ている(映像で)。どちらもシンプルな会話劇なのに、笑えるし、楽しい。今回は比較的人数が多く時間も長いので、どんな感じになるのか期待して見る。最初は女子高生二人の会話。キャラの濃さもあるけど、やっぱり会話が面白い。父親は女装しているので、簡単に父親だとわからない仕掛け。とはいえ、娘は勘がいいので、父親はとにかくはぐらかそうとする感じ。父親の普段よりちょっと高音気味のオネエ言葉が聞き心地いい。いつまでも聞いていられる。ルマンド、耳の傷、嘘を混ぜつつ和解するところ、色んな前振りを中終盤にかけて回収していく。無条件の親子愛が軸になってい...三等フランソワーズ『クリスマスギャロップ』

  • 小林エレキ一人芝居『せっかくなんで』

    2021/1/31不動産屋の社長、そこで働くスタッフ、訳あり物件に住むことになった男。少しだけ繋がりのある三人を一人芝居で順番に演じる。唐突な展開はあるものの、一つ一つ独立した話として見るとそこまで珍しい話ではない。ただ、一枚一枚の描写力が強いので、たった三枚の写真でも画角の外まで勝手に世界が広がるように作られている。続けて見ると、彼らの後ろに小さな生態系のようなものが発生してくる。場に統一感があるのは、演者の好みや性質に素直に作っているからだと思う。話作りに力みがない。陽気なところ、突飛なところ、ホラーなところ、ある程度知ってる人なら、とても「らしい」話だと思うんじゃないだろうか。かわいいけど微妙にイラッとさせる笑い方、震えがひど過ぎて逆にリアルに見えてくる怪我人、わかりやすいクセを排して、より緊迫感を出す演...小林エレキ一人芝居『せっかくなんで』

  • きまぐれポニーテール『ハッピーママ、現る。』

    2021/1/31PTAの会議で小学校に集まった大人たちが、役職決めや美化活動、学校行事の打ち合わせでトラブルを起こす話。思い込みの激しい権力者、蒲生を中心に話が進む。エンプロ仲間のナガが演じてるけど、プライベートで会うときに萎縮してしまいそうなくらい、いい感じに仕上がっていた。留守電のところだけでもおもしろい。中心人物を演じて中心人物としての説得力を出すのは本来大変なこと。蒲生さん以外にも、恫喝、窃盗、不倫、セクハラ、わりと直接的なトラブルが多くて、味付けが濃い。流れというより強めのシーンを並べる感じ。演者が全員達者。立ち位置、間の取り方、仕草、基本的な演技スキルが高くて、観ている人を飽きさせない工夫がたくさん詰まっている。このレベルで掛け合いができたら、役者さんも演じてて楽しいと思う。見れば見るほど、もうP...きまぐれポニーテール『ハッピーママ、現る。』

  • 2021年5月メモ

    5/1二朗松田『恋のABC』5/2古城十忍『少女と老女のポルカ』2021年5月メモ

  • 森山至貴『LGBTを読み解く ─ クィア・スタディーズ入門』

    LGBTを読みとく──クィア・スタディーズ入門(ちくま新書)森山至貴筑摩書房2021/4/30LGBTなどのセクシュアルマイノリティの解説。「クィア」についてもページが多く使われている。というか、クィアの解説が本書のひとまずのゴールになっている。差異に基づく連帯、価値の転換、アイデンティティへの疑義。概論的な感じで、最低限押さえておかなくてはいけない部分をざっくり理解するのにちょうどいい。新書にしては、結構情報量多いけど。特に巻末の読書案内はお得感が強い。調べようと思えばいくらでも深く潜れる。ただ、構造主義とポスト構造主義の概念なんて、学生以来意識したことなかったので、頭の変な部分を使う。なんとなくわかった感じはするものの、正直、理解できない部分も多い。同性婚(結婚)より同性のパートナーシップ制度のほうが優れて...森山至貴『LGBTを読み解く─クィア・スタディーズ入門』

  • ドット・ブラウニング監督『怪物圑』(1932年)

    2021/1/27ある屋敷で見世物にされている、世にも奇妙な女性の過去をさかのぼる話。出演者には実際の障害者が多く含まれ、作中で直接的に差別のセリフを浴びせられる。刺激が強い。当時ですら、監督・キャストのその後のキャリアに悪影響が出るのもわかるくらい。自分の中にある差別心とも向き合わざるを得ない。作品に実際の障害者を起用すること自体は何も悪くない。人が人を異形だと思うのは見慣れていないだけなので、多くの人の目に触れること自体はいいことだと思う。例えが適切かどうかわからないけど、「五体不満足」の乙武さんが世間に出てきたことで救われた当事者の方も多かったはず。自分も最初は驚いたけど、じきに慣れたし。それにしても、わざわざ見世物小屋の設定でやらなくてもとは思う。最後。あの姿に変えるのは、人為的には無理なんじゃないだろ...ドット・ブラウニング監督『怪物圑』(1932年)

  • クロエ・ジャオ監督『ノマドランド』

    2021/4/27・ノマドの女性ファーンが、同じノマドの人たちとの出会いなどを通じて自らの生き方と向き合う話。・話の起伏は少ない。ドキュメンタリー映画のように、淡々と彼女の生活を追う。・アカデミー作品賞の発表直後ということもあってか、わりと客席が埋まっている。・とても静かな話なので、ほかのお客さんがポップコーンを食べる音すら結構気になる。・トイレ掃除や排泄シーンもあるので、内容的にも何かを食べながら見るのには向いてない作品だと思う。・キャンピングカーに乗って各所を転々とする。誰もが一度は憧れそうな自由に見える生活。・もちろん、素敵なことばかりではない。彼女はとにかくよく働く。経済の制約はついて回る。・賃金が安そうな工場内の軽作業や清掃が多い。・無常観の強い作品だけど、どんなに世の中が発展してもトイレ掃除の仕事だ...クロエ・ジャオ監督『ノマドランド』

  • 内田英治監督『ミッドナイトスワン』

    2021/4/22・母から虐待されていた中学生の一果が、親戚のトランス女性である凪沙の所に居候しながら、バレエの才能を開花させていく話。・一果役には服部樹咲さん。公式HPを見ると、バレエ経験者からのオーディションという話。・全くの初心者から、若き才能として舞台でパフォーマンスするまで、成長の過程を演じきったのはものすごい。・「もう一回やって」と言われても同じことはできないはず。映画だから切り取れる身体性。・常識や客席の喧騒なんかをすっ飛ばして、それでも踊りたい衝動が勝るショークラブの1シーンが強い。・彼女は別格として、あの会場で一番いい仕事していたのは、たぶん音響オペの人。・あんなハプニングでもさっと音を入れてくる。あそこに橋本一生くんがいたらやってくれそう。いたのかも。・反対に、ホールのコンクールで、客席から...内田英治監督『ミッドナイトスワン』

  • ニットキャップシアター『踊るワン-パラグラフ』

    観劇三昧:ニットキャップシアター『踊るワン-パラグラフ』2021/4/16いわくつきのマンションの一室で、ある噂のもと、不法侵入者が次から次へと入ってくる話。いて当然の雰囲気を出しながら、いる根拠が何もない人たちが次から次へと入ってきて、管理人を混乱させる。時間を少しずつスキップさせながら、「何か」が起こるまでのカウントダウンで緊張感を持続させる。どちらかというと暗く、特殊なシチュエーションなのによく笑える。「名探偵こなもん」というどうしようもなく観客を不安にさせる存在がいる一方で、予想外の方向からどんどん笑い要素が飛んでくる。戯曲ワークショップでお世話になった、ごまのはえさんの演者としての迫力も楽しい。特に「エロなのか」の連呼で笑ったけど、どういうバランスで笑いに繋がっているのか、うまく理解できない。シリアス...ニットキャップシアター『踊るワン-パラグラフ』

  • 「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 痛 もうどくてん2」

    2021/4/16看板を見て嬉しくなって当日券を購入する。ポルカドットスティングレイという、黒地に白の水玉模様という、おしゃれなエイに出迎えられる。きれいで平べったいものがぬるぬる動いている。かわいい。パラポネラは初めて見たけど、蟻は大きいだけでこわい。前回見たときに、「猛毒と言われても、目に見えるものじゃないから全体的に地味」と感じたのを思い出す。派手な警戒色や牙、針があればいいんだけど、「食べたら毒」のパターンだと、見た目は地味な爬虫類だったりするので、なかなか楽しむハードルが高い。運営側もそのへんは意識していると思われ、捕食時の小さな映像が添えられていたり、「スカンクのにおい(を再現したもの)をかいでみよう」という体験スペースもあった。スカンクは気にはなるけど、どうしても試す気になれず。万一、マスクに匂い...「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展痛もうどくてん2」

  • 高坂希太郎監督『若おかみは小学生!』(2018年)

    2021/4/4両親を失った小学生の織子が、祖母の旅館で働きながら、心の傷を癒していく話。タイトルでだいぶ損しているような気がする。面白い面白くない以前に、小学生を働かせて美談っぽくまとめそうな感じが不安。ただ、前評判はすこぶる良い。実際見てみると、「小学生が若女将になる話」というより、「突然両親を失った子供がショックから立ち直っていく話」の比重のほうが大きい。ふとしたきっかけで、両親がまだ生きているような錯覚を起こしてしまうところや、動揺したときに体が震えだしてしまう様子が見ていてつらい。絵柄や彼女が旅館になじんでいく展開はわりとあっさりしてるのに、そういうところだけやけに生々しい。よくできているとも言える。もうちょっと修行パートや真月との衝突が見たかったし、ちょっと駆け足な感じはするけど、必要なイベントを一...高坂希太郎監督『若おかみは小学生!』(2018年)

  • ニットキャップシアター『カレーと村民』

    2021/4/2・浜家の当代である太郎が、日露戦争直後の講和条約に納得できない人たちや、クセのある家族に振り回される話。・日露戦争を歴史ではなく庶民の目線で見返している。・戦果なんて、損失の量に比例するわけがないんだけど(むしろ反比例しそう)、それで納得できない人が多いのは仕方ない。・作中最も学があるはずの海外留学経験者、次郎さんが一番胡散臭い存在に見える。素敵な低く通る声で、言うことにもそこそこ説得力があって、質が悪い。・知識階級への不信感は普遍的なものだと思うけど、一般化しすぎるのも有害なので、彼の一応の恋人アキでバランスをとっている感じ。知識は知識で大事。・なので、ちゃんと知識階級ではなく、次郎さん個人が胡散臭く見える。・知識がなければ、正しい判断をすることができない。なので、当時の庶民が愚かではなく、誤...ニットキャップシアター『カレーと村民』

  • メモ 2021年4月~

    2021年4月・4/3岩松了『バーテンダーどこへ行く』・4/4北村想『専門医』メモ2021年4月~

  • フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザー PART II』(1974年)

    2021/4/2・マフィアのボスになったマイケルが表裏の仕事と家族との軋轢に苦しむ様子と、彼の父がマフィアのボスになるまでの過程、異なる時間軸の話を交互に見せていく話。・登場人物が多いし、人間関係も複雑。一見して全然わからず、字幕と吹替えを交互に見ても、なかなか全体像がつかめない。・前作からそれなりに時間もたっているし、ビデオもそこまで一般的じゃなかっただろうに、当時のお客さんはどこまで理解しながら見てたんだろう。・前作だと、全部はわからないまでも、わかった気になれる程度にはカタルシスもあった。・公開当時に同じ映画を何度も見るような人が多かったとは思えないし、本作を一回で理解するのは、攻略本なしでファミコン版の「ドルアーガの塔」をクリアするくらい難しいと思う。・専門雑誌とかで補足する感じなのかな。・前作のマイケ...フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザーPARTII』(1974年)

  • 「第6回学生演劇祭」

    2021/3/26・おおよそ30〜40分くらいの短編9作品を配信で一気に見る。・劇団宴夢『ルーモ1.255』。序盤の数字だけのセリフ覚えるの大変そう。間違えても気づけそうにないけど。冒頭の「ディスタンスしている、あなたと私」が今年の演劇祭全体を象徴するセリフになっている。・劇団Noble『灯火は遥か』。断片的な言葉と動きを不規則に並べていく見せ方。うさぎストライプの作品群を思い出す。遠景映像なので、とにかく2人の配置と向きで作れるバリエーションを探る、基礎研究のような作品になっていた。・ゆとりユーティリティ『満塁デストロイ』。観念的な作品が続いたので、こういう作品があるとホッとする。微笑ましく楽しむ。他者との距離感でいうと本作品が一番反対側に振れていた。逆ディスタンス。・ふしこ『木青屋服呉』。タイトル好き。自分...「第6回学生演劇祭」

  • May『黄金バット』(大大阪舞台博覧会 vol.2)

    ■観劇三昧:May『黄金バット』2021/3/23父親が娘に、幼い頃の恩人である二人の密入国おじさんの思い出を語る話。個人的に1960年代というと現代感強いけど、戦争との近さが全然違う。題材が題材だけに素直にあらすじを追うだけでも緊張感を持って見られるし、黄金バットに象徴される光と影の対比をどんどん重ねていく表現も巧み。自身が抱える影に抵抗するため、余計に明るくふるまう人たち。もしかしたら、当時の社会情勢とも重なるのかも。短い時間の中に情報量が詰め込まれていて、面白さの層が厚い。最初に見てから時間が経ったので何度か見返しているけど、苦にならない。境遇が違いすぎて、登場人物たちに共感できるかと言われるとかなり難しいけど、理解できないままでも、自分の中にとどめておきたい作品だった。あと、「6才」と書いてある説明的な...May『黄金バット』(大大阪舞台博覧会vol.2)

  • 「INDEPENDENT:SPR20」(延期開催)

    2021/3/22・30分弱の一人芝居6作品を一日で見る。・大阪選抜組の信頼感もさることながら、地元勢も楽しみな人選。客席も埋まっていて期待値が高い。『アンチゴーヌの娘』出演光燿萌希×脚本演出橋口幸絵演者と演出の個性がそれぞれに強い。決して混ざり合わない部分と、女性としての連帯を感じさせる題材選択の振り幅。強引に空気変えてくる。最初の演目で客席から「がんばれ」と声援が飛ぶのすごい。『ぎゃくへんしんマンスパイダー』出演井上嵩之×脚本演出前田透一昨年のTRGで見た井上くんの超絶一人語りをそのまま一人芝居に展開したような迫力で30分走り抜いていた。語り口のテンポがよすぎると眠くなってしまう悪癖が発動してしまい、とても恥ずかしい気持ちになる。『PhishHevean』出演有元はるか×脚本二朗松田×演出南参前半の細かいく...「INDEPENDENT:SPR20」(延期開催)

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