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2014/10/06

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  • 中平康監督『月曜日のユカ』(1964年)

    2024/9/25・男を喜ばせることを生きがいにしているユカが、パトロンのパパを喜ばそうとして空回りする話。・冒頭の灯台みたいな場所で男女二人がいちゃついているところに、巨大な船が通り過ぎていくシーン好き。・ユカ役は加賀まりこ。不自然なほど時代感のない美人。ちょっとしたオーパーツだった。・彼女にはパトロンと恋人がいる。・特別、悪女でも計算高いというわけでもない。・男を喜ばせようとする信仰に近い信念を持っている。・純粋なぶん、危なっかしい。・誰が見ても成功しそうにない人形作戦を楽しみに計画しているところも、不安をあおられる。・誰とでも寝るが、キスだけは拒否する。それが現実的に有りうるのかはよくわからない。・相手を喜ばせるという目的が、どこまでも相手次第になってしまうので、どう転んでも幸せになれない。・母親の...中平康監督『月曜日のユカ』(1964年)

  • 「長沼町旅行」

    2024/9/25・有給消化旅行で初めての長沼町。人口1万人の内陸の町。・JRで苗穂→北広島→バス移動。宿泊先の少し手前、長沼町役場で下車して40~50分ほど歩く。・このあたりは実家のある遠軽町に似た規模感。・途中、ネット評判のいい「あいチュらんど」でソフトクリームをいただく。大きい。さっぱり、おいしい。・だんだん畑が増えてきて貯水池も見えてくる。・のどかと言えばのどかだが、自然そのままではなく土木工事の変遷を感じさせる地形が多い。・早めに宿泊先の「ながぬま温泉」に到着したので、建物近くの芝生で過ごす。持ってきた読み物を読む。・予約時間より少し早めにチェックイン。館内、年期を感じるが要所要所はきれいで不快感はない。・温泉は源泉かけ流しで全道屈指の湯量とのこと。日帰り利用もできるので、平日昼間でもそれらしき...「長沼町旅行」

  • 劇団柿喰う客『にんぎょひめ』

    【演劇】柿喰う客『にんぎょひめ』(こどもと観る演劇プロジェクト2020)2024/9/25人魚の娘が王子さまと陸上の生活にあこがれて、海の魔女との契約で足を得るが、王子さまからの愛を得られず、窮地に陥る話。配信専用作品として公開。それ用の演出というか、サービスもしてくれる。他の子供向け作品と同様、独特の抑揚と反復を使う語り口。相変わらず中毒性がある。中盤終盤の障害に対して姉二人が覚悟を見せるところ、ぎょっとする。いくらおとぎ話でも、王子の愛が得られなかったら泡になって消えるって理不尽すぎて戸惑う。何の得があってそんな面倒くさそうな魔法の仕様にしているんだろう。最初に視聴者向けに語り掛けたところが、最後にもうまく繋がっていて、悲劇が悲劇ではないかもしれないというところに着地するアレンジが上手くいっていた。話...劇団柿喰う客『にんぎょひめ』

  • 『P wave』(2021年)

    2024/9/22基本的には三人の出演者による地震をモチーフにしたパフォーマンスだと思うけど、おそらくもう少し抽象的な概念を表現している。作・演出・振付はハラサオリさん。上演時間は36分。最初の懐中電灯の使い方や、影の見せ方で、うまく人の残り香のする廃墟っぽい雰囲気を作っている。動き自体はそれほど難易度の高そうなことをやっているわけではないし、はっきりとした物語があるわけでもない。何を取っ掛かりにして見ていいのかわからないので、見ている間、ずっと自分と対話しているような気持ちになる。中盤、三人の絡み合っているところ、言っていることはバラバラなのに、体の動きで会話しているように見えてくる。言葉による説明もあるけど、基本的には言葉と動きによる様々な種類のリズムを味わう表現なんだと思う。演劇にかかわる人間から見...『Pwave』(2021年)

  • 田嶋陽子・アルテイシア『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』

    田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?田嶋陽子KADOKAWA2024/9/16・田嶋陽子さんと言えば、昔「ビートたけしのTVタックル」で、惚けたことを言う男たちを叱り飛ばすパワフルなおばさんというイメージ。・人気番組だったし、良くも悪くもフェミニストの象徴的な存在になっていたと思う。・今の感覚だと人権問題をエンタメとして消費するのは色々ありそうだけど、当時は世間に笑い飛ばしながら伝えていくしかないと自覚的に矢面に立っていたそうだ。たしかに居場所を作らないと話にならない。・おかげでフェミニスト=怖いおばさんみたいなイメージができた一方で、対談相手のアルテイシアさんのように田嶋さんの言動に人生を救われた女性も増える。・功罪で言えば明らかに功のほうが大きい。というか、罪の部分って彼女自身...田嶋陽子・アルテイシア『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』

  • ゲイビー・デラル監督『アバウト・レイ 16歳の決断』(PARCO TOP CINEMA 2024)

    2024/9/15・トランスジェンダーの子供を持つ母親が、彼の性適合手術の同意書にサインするため、自身の過去の過ちと向き合わざるをえない状況になる話。・初めてのPARCO屋上。壁にスクリーンが貼られている。アウトドアチェアと人工芝シートがある。・人工芝シートを選択。雨の影響か、スペースに余裕があったので両足を伸ばせる。解放感。・一般的なチケット代なのに、ワンドリンクorホットドッグがついていた。ホットドック旨い。・原題は「3Generations」。レズビアンの祖母とトランス息子の間で、母親が振り回される。・さらに同意書へのサインを渋る元夫との対決。・レイはうまくいけば歓喜するし、うまくいかなければ露骨に機嫌が悪くなる。決して優等生というわけでもなく、親の気苦労がうかがえる。・レイ自身の結論は動かないので...ゲイビー・デラル監督『アバウト・レイ16歳の決断』(PARCOTOPCINEMA2024)

  • 「さっぽろレインボープライド2024」

    2024/9/16・前々から気になっていたものの、今年はじめて仕事やら他の用事やらが重ならずに参加できた。・大きく分けて、ブース展示、ステージ、パレードの三つの要素がある。・多すぎてよくわからないので、とりあえず飛び込んでみるかとパレードに参加。・実際のところは、雨で受付締切5分前くらいに到着したので、考える時間がなかった。・参加資格不問ということだけ確認して受付完了。・にじいろ談話室というブースで、ナノブロックでできた虹色のキーホルダーを購入してリュックに付ける。・ペンギンの缶バッチもいただく。かわいい。・あんまり派手な格好は自意識的に辛くなってしまいそうだったので、そこは無理しない。・今思えば、タオルくらい買えばよかった。・メイクアップやドラァグクィーンの方々のパフォーマンスを眺めたり、展示のパンフを...「さっぽろレインボープライド2024」

  • 「知の種」展

    2024/9/15斎藤雅彰さんの絵画、別府肇さんの抽象画、金内俊静さんの詩文。赤平出身の三人の作家さんのギャラリー展。無料。斎藤さんと別府さんは会場にいらしていたので、直接お話を伺うことができた。もちろん斎藤雅彰さんは俳優として知っていたけど、描かれた絵を見て驚く。ほんのり野性味を残したような猫の絵がかわいい。同じ写真からでも感じの違う絵ができるという話が印象的だった。別府さんの抽象画は、色が褪せてくることも効果として利用するくらい、時間をかけて作られた作品とのこと。生活と芸術を両立させる日々芸術を実践されている。それぞれの絵画に金内さんによる詩文が添えられているのは三人展ならでは。各作品に深みを加えていた。結果、部屋に飾りたいポストカードを二枚買った。(9/15ビストロカフェ+ギャラリーオマージュ)「知の種」展

  • 野村芳太郎監督『砂の器』(1974年)

    2024/9/10・刑事が殺人事件の捜査を続けていくうちに、ある音楽家の奇妙な半生が明らかになっていく話。・脚本家橋本忍の代表作はたくさんあるが、その筆頭候補となる作品。・映画史的な評価は高いが、地味で重そうという先入観もあったので、不安な気持ちで見始める。・わざわざ東京から秋田に出張して捜査をしている様子から始まり、その前段となる殺人事件とその捜査の様子が描かれる。なぜか時系列を入れ替えている。・そのあとは、その刑事が島根、大阪、伊勢、石川と事件に関係の在りそうなところをめぐっていき、じわりじわりと新しい事実が判明していく。・刑事役の丹波哲郎が若い。自分の中では大霊界のイメージが強すぎて、普通にかっこいいことに戸惑う。・部下と飯を食べるときの距離が妙に近い、個人情報の扱い方、食堂車、舗装されていない道、...野村芳太郎監督『砂の器』(1974年)

  • 「エスコンフィールド北海道」

    2024/9/11来年、母親が日ハムの試合を見に来るらしいので、下見も兼ねて行ってくる。試合もないし、大きなイベントもない日。そのわりに結構お客さんがいる。下調べで「温泉」「スタジアムツアー」「ゲーム」「食事」のどれかかなと思っていた。ゲームはサンダル、ノーゲームデー限定メニューは売り切れ、風呂は面倒臭いということで、スタジアムツアーが残る。受付枠の残っていたスタンダードコースを申し込む。プレミアムは来年でいいだろう。解説はファイターズガールの原藤由衣さん。あとで調べてみると、色んな動画が出てくる。ふだんはステージ上の人が、同じ目線の高さで話してくれるのは思いのほかうれしい。スタジアムの中に入ったり、年間パス所有者用のダイヤモンドシートや選手用のベンチに座ってみたり、球場にまつわる蘊蓄をうかがったりする。...「エスコンフィールド北海道」

  • 「サケのふるさと千歳水族館」

    2024/9/10・青春18きっぷの最後の一枚を利用して行ってみる。・行ったことのある「千歳さけますの森情報館」と長らく混同していて、完全にノーマークだった。・こちらの水族館は地下で千歳川と繋がっていて、館内から直接川の中が見られる。何それおもしろそう。・二階の学習ゾーンから。鮭にまつわる文化と歴史。水族館というより博物館の雰囲気。チェップは魚。・解説が聞けるアプリをダウンロードする。・若干、録音時と情報がズレているように感じるところもあるが、過不足ない解説と鑑賞ポイントの内容がおもしろい。おすすめというより必須。・サーモンゾーン。たくさんの稚魚、シロザケなどの群れ、アルビノのベニザケ。建物の隣の千歳川で捕獲したシロザケをそのまま展示している。豪快。・やはり鮭とその仲間が多いが、大水槽にチョウザメがいる。...「サケのふるさと千歳水族館」

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