外輪山の上部では紅葉の曲がり角に、見た目には紅葉がつづいているようだが、赤茶色に葉が枯れた木も多く見られる。これからは面としての紅葉ではなく、それぞれの木が点として何日か残っていく。旅に出やすくなったので発荷峠の展望台では県外№それもかなり遠くからやってきた観光客も見られた。おかえりモネも金曜日にとうとう最終回を迎えた。まだ十代半ばだった清原果耶がヒロインとなった映画「デイアンドナイト」で、撮影に使われた中滝ふるさと学舎の一室に、奈々の部屋のセットが残されています。あとどのくらい見られるかな。稜線から山里に
今週に入って学舎周辺の紅葉が急速に進みました、帰るとき緑だったモミジの木が、翌朝来てみると黄色に変っていたのは驚きです。大湯川沿いに、ケビンが3棟建っています。せせらぎの音が心地よく、ちょうどいま素晴らしい黄葉が窓から飛び込んでいます。・・・対岸の紅葉を見ていた時、目の前をヤマセミが鳴きながら飛んでいきました・・・暖かな日には、バルコニーで好みのコーヒーをいれてのんびりと読書も、山頭火や井月じゃ、ちょっと雰囲気が違うしカントリー・ダイアリィーなどホールデンの本をもってきて読むのもいいかな。中滝ふるさと学舎ケビン棟
東北の山々では森の主役はブナの木、木材としてあまり使い道がなかったので、木偏に無と書いてブナと読むほどだった。そんなブナが、白神の林道建設反対運動あたりから基層文化の担い手として注目されてきた。八甲田や十和田の森ももちろん主役はブナで、樹齢数100年の大木から芽生えて間もない幼木まで、外輪山一帯でいくらでも見られ、透明感のある黄色に一斉に変化する黄葉に当たった年は素晴らしく、幸運です。十和田のブナ
十和田湖は、どうやら紅葉の見頃を迎えたようだ。十和田の紅葉はどうだと聞くと、たいてい「もう少し」だと返ってくる。「もう少し」「あと少し」「もう少しで盛りだ」と、紅葉情報は進んでゆく、そして「いま盛り」がなくて、人々の会話から「紅葉は終わった」と急に出てくる。外輪山の縁(標高600~800m)に紅葉した木があり、湖畔(400m)の木々も紅葉している。標高差300mほどの上でも下でも葉が活きて紅葉している、「紅葉の盛り」その時なのだろう。十和田湖でも八幡平でも近くの里山でも、新緑ではいつの年も素直に「いいなぁ」と思う。紅葉も頑張っている、しかしポスターのような景観になるまで、「もう少し」「もう少し」で、その頃の紅葉が一番良いときであったのだと、後から解かる。十和田湖外輪山を下る紅葉
なんかもの足りなかった透明感のある黄色、ワンポイントにその鮮やかさを増す赤、その赤や黄色の面積が、日一日と増えてきています。昨日の記事で画像を載せた中滝から歩いてほんの数分のところに廃校になった中滝小学校であった校舎等を利用した「中滝ふるさと学舎」があります。止滝から湯ノ又の滝までの遊歩道を散策するのもいい、学舎はその中間点、ちょっと疲れたら学舎のカフェ「こもれび」で、コーヒータイム。暖かな日なら、紅葉の下でのんびりするのもいいだろう。秋色に包まれる「ふるさと学舎」
紅葉につつまれたふるさと学舎ボーとしていた秋の景色が、ようやくメリハリのきいた秋の景観へと変化しはじめています。大湯川本流に掛かる滝は止滝・中滝・銚子の滝の3つ、そのすべてが中滝地区にあります。雨が降れば周辺の沢から水が流れ込み急激に増水、それらの滝は豪快な姿を見せます。いま周辺の紅葉は、黄色に少しづつ赤が混じって、盛期を過ぎた紅葉は、赤は赤銅色に黄色は茶色に枯れて、やがて馴染んで散っていく。銚子と止滝のあいだの滝だから、中間にある滝、中滝と呼ばれています。中滝秋
昨年の今頃、幹いっぱいにムキタケが出ていた木を見た近くまで行ったのでどうだか確かめた。出ていたことは出ていたけれど、出たばっかりで小さく、採るにはまだ少々早すぎる、キノコに詳しくない者にとっては、典型的な姿になってくれなきゃ自信がない。もう少しそのままにしておこう、それまで採られないことを祈る。ムキタケかな
昼間もストーブを点けっぱなし,八甲田や八幡平の上の方から雪の便りがやってきた。若干遅めかな、もう少しすれば里の方でも雪がちらつくかもな。銚子の滝は3滝(錦見・湯ノ又・銚子)の中心をなす滝、滝の白、水に濡れた岩の黒、岩に張り付く灌木の紅葉、滝上部の黄葉、実にいいバランスの彩である。滝の前に建つのは大湯川銚子発電所である。この発電所で生れた電気が小坂鉱山に送られはじめたのは明治30年(1897)、このとき電気を産業用に使用した例は東北地方にはなく、特に鉱山で電気を使用したのは、足尾銅山に次いで全国で2番目であります。銚子の滝秋
十和田湖方面に向かうR103沿い、緑の葉から緑が抜けて日々黄色が広がってくる。赤が混じって、黄色が面として透明感がなくならないうちに、紅葉の盛りを迎えたい。今日はお月見、空にうすい雲が掛っている、それを突き抜けて十三夜の月が照らしている。止滝秋
R104から左に入ると、錦見・銚子・湯ノ又の滝で、それぞれ趣のある滝である。駐車スペースに車を止めて滝の方へ歩いていくと、これからの時期、甘い香りが漂ってくる。まわりに何種類もの樹を従え、ブドウの蔓も巻きつけている太いカツラが林の中に現れる。そのあたりに散っているカツラの葉が甘い香りをだしているのだ。正面に錦見の滝、この滝は沢の名前をとって大滝内沢の滝とかつて呼んでいた。節理面を流れ落ちる姿がこの滝の見どころ、今日はちょっと水量が多い、太陽の光だ差し込み、飛沫のなかに虹が出ていた。錦見の滝秋
菜園もそろそろ最終段階、ミニトマトはほぼ終わった。ボリジの花を見ているとき、大きな蛾が草の中でバタバタとしていた。特徴ある形の繭をつくるウスタビガであった。もう終わりが近づいているなのかな、見ているあいだバタバタしていたけど、そこから飛び立つことはしなかった。そういえば、夏の終わりごろバタバタと玄関に入ってくるもっと大きな蛾ヤママユを見ていないな。ウスタビガ
伐採・酪農など開拓に伴って十和田高原一帯には、いくつかの小さな学校が存在していました。現在では、そのすべてが廃校になっています。ふるさと学舎に活用されている中滝小と、この田代小がいまでも当時の木造校舎が残っている。近くで植樹会があったとき、久しぶりに林の中の田代小学校に寄ってみた。校舎の壁にいくつもの穴が開いている、その数以上の穴を塞ぐ板が打ちつけられている。アカゲラやアオゲラなどキツツキの仲間の仕業であろう。田代小学校
キノコ採りのシーズンには、キノコに当たったとかときどき賑わす。国道の脇にこれまた有毒植物のトリカブトの花が咲いていた。青色がとてもきれいな花である、このトリカブトも春の山菜シーズンに、ときどき話題にのぼる、「きれいな花には毒がある」の代表みたいなものである。トリカブト
いま中滝ふるさと学舎で、御朱印の展示をしている。四国八十八か所や坂東三十三観音霊場のように統一したテーマのものや、旅先でたまたま巡りあった寺院でいただいたのもをお借りして、並べています。蛇腹の朱印帖では裏側にもたくさんいただいてある、和綴の朱印帖では見開き以外は見せることができないいただいた御朱印の、すべてを見ていただくことができずとても残念です。八十八か所を見ていると、春の・秋のお遍路で見た風景がうかんできます。旅好きの方から借りた朱印帖の崩した文字を解読できたとき、このお寺は若いころ行ったけ、この方も行ったんだ、そのときの思い出にしばし時を忘れます。十和田湖もあと10日もすれば紅葉の盛りになります。発荷峠から大湯温泉方面にわずか数㎞下ったところに中滝ふるさと学舎はあり、カフェで、コーヒーでも飲んでゆっくりで...小さな展示会御朱印
秋になるとよくスズメバチに刺されたと、話題になる。蜂の巣は野山ばかりではなく、住宅地でも珍しくなく見つかっている。ハチの子を食べる習慣が各地で残っているらしいけど、信州のスガレ追いって、いまでも行なっているのかな。何段にもハチの子が詰まった巣をもらい、一度だけ食べたことがある。バターで炒めて塩コショウ、恐る恐る食べてみた、食えた。飽食の時代ゆえ、話題作りのジビエ料理や昆虫食は仕掛人の口から・・・。クマにイノシシ・シカ、イナゴ・クロカワ虫・カイコ・セミ・コオロギ・クワガタ・・・。当地でその時期になると食べる人もいるものを食事会で出した、食べている途中でこれは何かと話したら、そのとたん大半の人は箸をつけなくなった、自然食なんて、まだこんなもんだろう。野生の味、昆虫食
鹿角盆地から丘陵地帯は、次の土曜日曜あたりが稲刈りの真っ盛りになるか。刈取りの日は、天気がよければいいな。天候不順だったので果樹などは余りよくなかったけど、稲は運よくその波にはあわずそれなりの出来だとの情報がある、さて結果は。黄金の波
夜遅くR103で戻る途中、道路脇の温度計は6℃を表示、紅葉ラインは突破している。翌日晴れたので、紫明亭から十和田外輪山の様子と十和田湖を眺めてきた。外輪山上部のほんの一部でブナの紅葉がはじまっている。紫明亭から休屋方面をデジカメで拡大、乙女の像を覗くと観光客の姿が少ないそういえば紫明亭や甲岳台では人と会わなかったし、発荷峠駐車場も国道を走る車も少ない。コロナで冷え込んだ十和田湖観光、十和田・奥入瀬の燃える紅葉で、賑わいは復活するかな。十和田湖外輪山、紅葉のハシリ
朝から真っ青な空が広がるコロナの箍がハズレた10月最初の日曜日。これから十和田八幡平の紅葉が盛りになるにつれて、多くの観光客が訪れる(はずだ)。ケビン棟のまわりも黄色に色づいてきた枝も、今年の季節の移り変わりは気まぐれで、たぶん紅葉は10月中旬を過ぎたあたりからであろうか。その頃になると、ケビンの窓から見る渓流も赤や黄に彩られる。菜園のコキアも赤くなってきた、コキアとはほうき草のことで、種子を加工したものがとんぶり(鹿角ではジブシ)である、ところで園芸用の苗からでも、とんぶりって出来るのかな。色が変わりはじめた
「コツーン」「ゴツーン」と、時おりケビンやカフェの屋根を打つ音が聞こえてくる。まわりのミズナラやクリの木から実が落ちたのだ。クリの木の下に散らばっているクリを見ると、意外に虫食いが少ない。落栗の座を定めるや窪溜り井月の句を思う。キャンプなどで中滝ふるさと学舎に宿泊している方か栗拾いをする姿が見られる、焚火の脇に置いて焼き栗に、それとも本格的に栗ご飯にでもして食べるのかな。落ち栗
「腰が痛い、足が痛い」とボヤいていたら、運動不足、「もっと体を動かせ」だって、近くのビオトープを散策してきた、よけい痛くなった、左右の太ももとふくらはぎに湿布を貼る。ビオトープが出来て4年目?、住人たちも少しづつ変ってきている。はじめのころは、さみしかった浅い流れの底にもタニシやカワニナが増えて、小さなゲンゴロウが動きまわっている。赤色を増したアキアカネのつもりで撮った赤トンボは、青い顔をしたマイコアカネであった。夕焼けアカトンボ
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