里にある溜池の鳥を見に行くと、カルガモのほかに数羽の冬鳥が残っていた。その横に集落の墓所があり、日当りがとてもいい。その光を浴びて、群生しているキクザキイチゲの花が開いている。アサツキの濃い緑の葉もたくさん出ていた、墓所に生えたアサツキを食べる人はいるのかな。やっぱり花の春は早い、あとは林道の奥の目的地まで何時頃になれば入れるようになるかだ。やっぱり早い春
午後になって気温は16℃に達し、厚い上着はさようなら、厚い靴下さようならである。大湯川の右側に連なった山は、十和田湖外輪山から続く青様山、高井場山、黒森山。どの頂からも、鹿角盆地とそれを囲む山々が見渡せる。4月はじめまで黒森山でスキーが出来た年なんか、スキー場からリンゴ畑を通り台地の縁を滑り下りて大湯川までスキーを外さずこられたことも、そんな年に比べると雪どけは早い。川の流れや山の残雪を見て一喜一憂する日々が続く。山から雪が消えていく
里のたんぼから雪が消えてわずかしか経っていないのに、畔を歩きながら探すと、もう小さな花が咲いているのが見られた。4月に入れば、これらの以外にも次々と木や草の花が咲き出してくる、楽しみだ。もう花が咲いていた
昼食にフキノトウのてんぷらがついた稲庭うどんを出してくれました。いうまでもなく秋田の稲庭うどんという名は全国にとどろいています。一袋100円ほどの乾麺を常とする私としては、老舗の稲庭うどんはとても高価である。乾燥のさい上下に生じるかんざしをビニール袋にいれた徳用品を買って食べるぐらいが関の山、紙箱に入って長さが揃っているものもそうだが、木箱に入った稲庭うどんは夢のまた夢。稲庭うどん
里ではだいぶ雪が融けました。山の方でもいつもより雪の消え方が早いようで、雪解け水が流れを淡い青緑に染めています。イワナ・ヤマメ秋田県の条例では3月21日が解禁日で、漁業権の設定されていない河川と、サクラマスに合わせイワナ・ヤマメを解禁する漁協が管理する以外の河川はもう釣っています。鹿角河川漁協は、4月1日にイワナ・ヤマメ・サクラマスが解禁になります。そろそろ準備、あと数日で解禁
朝から快晴、素晴らしい青空が広がっています。「寒さは彼岸まで」といわれるように、週間予報では朝の気温からマイナス℃が消えました。十和田外輪山一帯はまだまだ雪が残っており、冷えこんな朝などは堅雪となってブナ林のなかを散策するのも楽です。もう木々の根元が丸く融けていく根開きが始まっています。根開き
13日にアップした庚申さんより数百m大湯寄りの四の岱住宅入口にあった青龍権現碑も、道路拡幅工事と住宅へ入る道の付け替えで移されています。青龍権現碑は、十和田神社に参詣する人々のはばき穿き・はばき脱ぎの場所に立ち、修験の修行や十和田神社参詣の無事を願って、また無事に戻ってきたことを、出迎えた人たちと喜んだところでした。小坂から十和田湖へいく道の脇にも同じく青龍権現碑が祀られています。青龍権現碑
白山神社の鳥居前に集まった人々は神社に向かい挨拶した後、鉦と太鼓の音に合わせて口々に「南無阿弥陀仏南無阿弥陀」、集落外れで大きな数珠をまわしながら「ナムアミダァ~ブツナンマイダ」、集落の中へと入り、辻々で輪になり「ナムアミダァ~ブツナンマイダ」と繰り返す。以前は何ヶ所もの集落でも彼岸や涅槃の日に行っていたようで、百万遍や南無阿弥陀仏と刻んだ石碑が市内に十数基あり、大太鼓と共に大数珠を保管されているお堂もよく見かける。ただ現在では、数珠まわしを行なっている集落はとても少なくなっているという。彼岸中日百万遍供養
彼岸を前にスーパーの入口などに山盛りにして売られている削り花。北国では春彼岸の頃はまだ寒く、生花は入手も困難であったので、経木を切り抜いて染料で色づけした削り花を供えていた。いまでは生花の入手も容易、ビニールや布で加工されたものも多くなって、そんな風習も、徐々に薄れてきたようだ。雪に咲く花
修学旅行のお土産か、寄贈を受けたものか、中滝小学校にこけしが残されていました。その中に奈良吉弥作とあるのが並んでいた。大正時代に大湯温泉に招かれた小松五平さんが鳴子系のこけしを長いあいだ製作していた。五平さんが昭和43年に倒れ作れなくなり、そのあとを継いだ人が奈良吉弥さんで、これからいい作品が生れると期待されていた46年、急逝。ほんの数年間だけ作られていた大湯温泉五平型こけし奈良吉弥作であります。五平こけし
気温が上がると雪が融け、川は増水し濁りが入ってくる。いつも少数派で、数羽づつ岸辺に静かにしているのに、今日はカルガモやハクチョウが見当たらない、マガモが堂々十数羽のグループになっている。北へ帰るまでにはまだ少々あるが、雪解け水が突然出たり、暖かな南風が急に吹いたりして、その時期が早まるかもしれない。マガモ
バッケが早春の香りを届けてくれて、いよいよ山の季節がはじまるかと期待を膨らませる。フキノトウのてんぷらの横にあった小鉢には、缶詰にしておいたサモダシやナメコ、凍らないように保存していた大根をおろし甘酢で味をつけ、菊の花の冷凍を戻して彩りに。秋にとって保存していたものの出番もまだまだ多い。越冬保存食
7日に告示された市会議員選挙も昨夕7日間の運動が終了し、本日はいよいよ投票日です。コロナ禍のなかでの選挙ということで、密を避けていつもより静かでありました。ダルマに両目を入れられる18名はどなたなになるのか、判るのは今晩9時か10時か。さあこれをアップしたら、投票にいくか。雨の市議選投票日
国道103号新橋-五の岱の改修工事が終わり幅が広がって走りやすくなった。これに伴って、道路脇に並んであった庚申さま2基が少し離れたところに移動した。このように村境など元々ある意味を持ってその場所に建立されていた庚申さまが、寺の境内や神社の入口付近などに集められた思われるところが存在している。庚申さまの日
日向に止めておいた車の中は、ドアを開けると「ほかっ」て感じる日差しになる時も出てきた。3月21日、暑さ寒さも彼岸までといわれるがその日は数年前までは渓流釣りが解禁になる日(現在は4月1日)であった。今頃は里の残雪や川の濁りが気になるころ、雪消えは順調、山の雪は少なめ、次は4月に入ってから奥山の雪を一気に融かす暖かな雨が何時降るか、である。たんぼの畔が浮かび上がった
あれからしばらくして福島県から岩手県の津波の痕が生々しい海岸沿いを知人やよく行っていた地を訪ねた。十和田湖・八幡平・鹿角盆地、台地などで地層が出ているところを見れば豪雨水害や十和田湖の爆発もゼロではないな。あの日から10年、3.11
地面が出始めてほぼ10日たち、日ごと広くなっている。そこで小さなフキノトウを見つけた。採って初物として味わいたいのだが、ここは犬の散歩道なので遠慮した。数日もしたら、お犬様の糞尿の影響がないところにも姿を現すから、その時たっぷりと春の味を楽しもう。フキノトウ見つけた
雪にはもう飽きているというのに、雪の中で寝ると宣言、注文した激安テントが届いたので、それを持って中滝ふるさと学舎に出かける。無雪期にキャンプサイトとしているグラウンドに張ろうと考えていたが、吹きさらしになるので、それを避けて校舎と大湯川の間で風の蔭になるところを選ぶ。テントで寝袋なんて、ウン十年ぶり。雪中ソロキャンプ
窓についた結露が朝の冷え込みで凍って凸凹模様の板ガラスのようになっている。それを通して青空が透けて見える、今日もいい天気だ。3月に入って里の雪がとけはじめている。一旦雪面に穴が開くと急速に大きくなって、雪原の上からも下からも融けていく「。あと1週間もすれば、盆地の底の日当りの良い田畑では相当雪が消えていくことだろう。里の雪解け
旧小正月が過ぎたと思ったら、「あっ」という間に雛まつり、旧暦だと4月14日、まだまだ旧暦でひな祭りを行っているところもある。その頃になればさすがの北国でもモモやサクラの蕾がだいぶ膨らんできている。桃の節句
低気圧が横切って、日本列島の東側に沿って前線が連なっている、これから発達するかな?。小雨降るなか雪原には靄がかかる。いままで雪が強く降ってホワイトアウト状態がこの冬度々あったが、靄が濃くなり灰色で前を走る車も見づらくなっているのはなんていうのだろう。小雨で冷え込みもなく
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