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2014/09/26

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  • コブシ(辛夷)とツバキ(椿)と告知

    強い香りが遠くまで届いているのは、たいていの場合がジンチョウゲ(沈丁花)。コブシの香りを感じ取ることはあまりなかったのだが、低い位置まで花の付いている終わりがけの木が公園にあって、嗅いでみると強く匂うことが分かった。モクレン科はみな良い匂いがするということは知っていたけれど、しっかりと実感した。それよりも、コブシの花びらの裏側は赤っぽい筋が入っているんだな、とこちらは初めて認識した。昨年だったか、ひだの密なこのツバキが住宅街の石垣に植えられているのを観て撮った。今年も撮りたいと思ったのだけれど、その住宅街のどこだったのかはっきりとした記憶がなくて、もしかしたら今年は花をつけなかったのかどうか、探し出せなかった。ところが別の場所で大きな木のこのツバキの花を咲かせている家があった。坂道で擁壁から頭上に、大輪の...コブシ(辛夷)とツバキ(椿)と告知

  • 3匹の亀

    山科川縁で甲羅干しをする3匹の亀を向こう岸に見つけて不思議を感じた。子孫を残すためには、雌雄どちらか或いは双方で相手のフェロモンを感じ取って接近交尾するのは間違いない。それでも亀が連れ立って泳いでいるシーンは観たことがないので、鳩のように番(つがい)となることはなく、その時期だけの接触なのだろう。山科川の下流でつながっている木幡池には亀が多数いるけれど、動き回るのは単独で、甲羅干しの時だけ群れる。亀は目だけで、他の亀を亀と認識していて、臆病な亀が群れて甲羅干しをしていることを仲間の亀として認識しているようだ。甲羅干しをするのに適した場所を巡って争うということはしないけれど群れるのは、快適フェロモンといったものを発しているのだろうか。人の気配などを感じると次々にドボンと水中に逃げ込むのだが、群れることによっ...3匹の亀

  • いつもの山歩き その2

    舗装された道を峠まで登り切らずに、手前から、尾根筋へ行けるように見える、なだらかな沢を上がっていくことにした。平面的にはショートカットになるけれど、道という道は無く倒木も多く起伏も激しい。それでも、とにかく少しでも早くアスファルト道路から外れたいので未知のコースを作る。川のゴミを見ないで済むし、人の痕跡のない山懐に入りこんでいるだけで安らぎを得られる。しばらく道なきコースを登ると、ハヤブサ(隼)が狩った獲物の羽毛をむしったに違いない痕跡があった。ヤブツバキの小さな赤い花がその中に落ちていたりして、象徴的シーンになっていた。思惑通りに尾根に辿り着くことができて、あとはイノシシが地面を掘り返した跡なども撮ったが、思うほど立体感のない画像となり分かりづらいので割愛。予定通りに下山しての帰宅途中にボケ(木瓜)とギ...いつもの山歩きその2

  • いつもの山歩き

    雨が降りだす前に、いつもの山歩きをしようと峠までの府道を登っていたら、両側の斜面にヤブツバキ(薮椿)が目立つようになっていて、ヤマザクラ(山桜)も咲いていた。谷を流れる日野川はいつもと変わらず投げ捨てられたゴミだらけ。これらのゴミが大雨で一気に流れ下ったら、平地でひどい状況が現れてしまうのだろうか。13年前の2012年のお盆に起きた宇治豪雨では、中腹にあった一軒家が跡形もなく流された。その時の私は帰省していて実態を知らず、ゴミが全て流されたかどうかも確認していない。あの雨は、バケツをひっくり返したという言い方をそのまま実感したと後で家人に聞いた。山越えの道は各所で崩れて寸断され、山自体も形が変わったほどと聞いたけれど、まさかそれは盛り過ぎだろうと疑ったものだった。救急車が後ろからやってきて坂を登って行った...いつもの山歩き

  • スマホでバード・ウォッチング・フォーカスはこの程度

    水路の中を歩くキセキレイ(黄鶺鴒)は瞬時もじっとしていることがなく、警戒心も強いので、スマホではこんなブレ画像がせいぜい。珍しくシロハラ(白腹)と思われる鳥が水路内を歩いているところに出くわした。こいつは真冬に枯葉を嘴でパッパッとはね飛ばして虫探しをするところが観られるのだが、川底に降りて川虫を探すこともあるのか。スーパー入り口を照らすように設置されたセンサー付きライト(?)にツバメ(燕)が巣作りを始めていた。ツバメは3日ほど前に今年初めて飛翔する姿を見たのだが、それにしても巣作りスピードが速すぎるので古巣を修繕し始めたところかも知れない。巣の真下のコンクリート床には、糞害喚起の赤いコーンが置いてあった。カワズザクラ(河津桜)はもう撮らなくてもいいか、と思いつつ見ていたらヒヨドリ(鵯)が居たので、結局スマ...スマホでバード・ウォッチング・フォーカスはこの程度

  • 水管橋とコブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

    あまり疑問も感じないまま見過ごしてきたけれど、昨日は川を跨いでいる水道の管が気になった。水道橋とは言わないだろうと思いつつ検索したら、なるほどと納得の水管橋だった。細い用水路などは単純な管だけで、両端に後光のような忍び返しが付けられている。山科川に架けられた頑丈な造りの水管橋は、トラス何何だろうと見当をつけて検索したら、逆三角トラス補剛形式と言われるものだと分かった。こういう構造物を見るとどうしたって、覗いてみたくなり、人目も構わずしゃがんで撮った。公園のコブシがついに開いて、これは山に自生していて春を告げる花なのになぁ、と雪国の田舎を想う。小学校の校門横には年季の入った太い幹ながら低く剪定されているハクモクレンが大降りに端正に満開状態だった。コブシもハクモクレンも全体を撮ると背景が写り過ぎたり、空の明る...水管橋とコブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

  • 桜と団地

    大きな団地内を通り抜けていたら、中心広場に2種類の桜が咲いていた。濃い方は河津桜で、薄い方は染井吉野ではなく、何かと何かの交雑種なのだろうと思われる。濃くも薄くもなく、花弁は乱れながら混み過ぎず孤高を保っている気配。アップで撮ったらなかなかで、毎春これを観るためにここを通ることにしたいと思うほど。広い団地内にはいくつか広場や公園があり、春休みなのに子ども達のいない空間もあった。たまたまなのか、人気がないのか何だかもったいない。桜と団地

  • 春の陽気

    桜はまだかと探し歩いていて、これは梅ではないなと否定から入り、軸が付いていることも確認できたので、間違いなく桜。ソメイヨシノ(染井吉野)ではないし、他所さんのブログでよく観るカワヅザクラ(河津桜)に違いない。それにしても、いきなり満開を観たのは、ここしばらくの陽気から当然のように、遅れがちだった春を挽回する勢いなのだろう。撮る時にズームアップしているのだが、それでも電線が入ってしまい残念だった。編集のクリーンアップからブラシという機能を使ってみたら、あっさり電線を消すことができた。何とまぁという簡単さで、これから撮り方が変わっていくかも知れない。常緑樹に掛けた小鳥の巣が、周りの落葉樹の新葉がまだなので透けて見えていた。人も車もよく通る道の近くだが、金網フェンス内で目に触れにくく、カラスに襲われにくいはずの...春の陽気

  • 判別しにくい花と蛾

    黄色い花が木に咲いていて、マンサク(万作、満作)ではないし何だったかなと検索して、そうだったサンシュユ(山茱萸)だと気づく。ところが西洋サンシュユなのか、ただのサンシュユなのか判別できない。道からはみ出すと足元にも小さな花が咲き始めていて、でもアップに堪える端正な花はなかなか探せない。検索してみると、ミチタネツケバナ(道種漬花)なのか、ただのタネツケバナなのかが分からない。小さい花をしゃがんで撮るのは、人目を気にして1、2枚しか撮らないので決め手の細部が写っていない。両方とも毎年同じように注目して記事にしてということを繰り返すうちに分かって来るだろうと期待する。先日、ナナホシテントウ(七星天道虫)を見つけ、昨日は蛾を今年初めて撮った。検索すると、FinlandDartMothと出て、クリックしたら英語の論...判別しにくい花と蛾

  • ミモザの満開がようやく

    ミモザが咲いているのを観ると、必ず2種類のうちのどちらだろう、と思う。別名ギンヨウアカシア(銀葉金合歓)は文字通りに葉が銀色であり、フサアカシア(房金合歓)の葉は緑だという。花は咲き方が密なのがギンヨウアカシアで、そうでないのがフサアカシアのようだ。ネット画像との比較から、私がバス通りで観たのはギンヨウアカシアに違いないが、葉の方は確かに銀色っぽいが緑っぽくもある。背後にぼんやり写っている丸い葉の木はポポラスというユーカリだ。両方ともオーストラリア原産だから、その家には、かの国への思い入れとか深い思い出があるのかも知れない。木幡小学校にハクモクレン(白木蓮)が咲きそうになっていたけれど、ヒヨドリ(鵯)の仕業と思われる齧り痕がいくつかあって茶色に変色していた。寒い間はイソヒヨドリ(磯鵯)が目立っていたが、急...ミモザの満開がようやく

  • 裏山歩き最短コース

    もしかしたら春分の日で休みだから、裏山を歩く人はいるかも知れないと思いながら出発した。ところで春分の日は、春の彼岸の中日ということで祭日なのだろうと思いつつ、祝日とどう違うのかと検索した。日曜以外の旗日は祝日法で決まっている国民の祝日だそうだ。それなら年末年始はどうなのか、元旦だけが祝日で、29、30、31、2、3日は休日に関する法律で休日で、法律上、祭日は無い。いきなり横道に逸れた、閑話休題、結果、山中では小鳥がたまに飛び回るばかりで、いつもと同じく誰とも会わなかった。タヌキの溜め糞がひと山と、土をほじくり返した痕ばかりが目立った。山道に積もった落ち葉の下に湧いたミミズをイノシシが鼻で地面を掘り探しては食っている証拠。湧いたといっても、何も無いところからは発生しないわけで、脚とか鼻先にミミズの卵がくっつ...裏山歩き最短コース

  • 冷たい春雨

    南岸低気圧は本州の太平洋側に大雪をもたらすのだそうで、冬に逆戻りの気候だった。宇治も雪予報だったけれど、ひたすら寒いばかりで雪は降らず冷たい春雨となった。最近の鉄道網も道路網も大げさな予防的措置を取るので、私も雪に備え、蘭の上に被せ物をしたり庇の下に避難させたりした。結局、氷点下までは気温が下がらなかったので、取越し苦労に終わった。雨マークも消えたので散歩がてら、水汲み(スーパーの無料ミネラルウォーターサービス)に行く。距離を稼ぐための遠回りをしつつキョロキョロしたけれど、わがテリトリー内に桜の開花は見られなかった。代わりに梅は各種それぞれ1分咲きから満開まで色々と揃っていた。数日前にも取り上げた枝垂れ梅が満開になっていたので、アングルと切り取りでまとめてみた。異様なくらい寒く感じたのと、昼飯時になりそう...冷たい春雨

  • 10k m1500歩の徘徊

    雨の心配なく晴れ上がったので、久々に裏山を歩いた。府道242号線のくねくねアスファルト道を長坂峠まで上がってから、ようやく尾根筋の山歩きが始まる。谷筋を流れる小川は日野岳から流れくだるわけではないのに、なぜか名は日野川。道に沿っている川に車からポイ捨てする不届き者が多いようでゴミだらけ。道に沿うのではなく、川が谷を作り、その谷川に沿って峠越えの道ができたはずで逆か。原付バイクまで捨ててあったが、これは事故だったのかもしれない。山歩きになってから、小鳥の巣が落ちていたのだが、メジロ(目白)か、シジュウカラ(四十雀)かヤマガラ(山雀)のものと思われる。再利用することがないのなら、葉のないこの時季にはどこにでも空きの巣が見られそうなものだけれど、そんなことはないので、結構リユースされている気がする。落下してしま...10km1500歩の徘徊

  • なんとなく変

    散歩エリアの中で1番大きな幹線道路の歩道を歩いていて、何となく変な景色を観た。川岸に大きな茶色の犬が、流れを背にしてお座りをしている様子。読み書きにメガネは要るけれど遠目は効く方なのだが、鉄道橋のコンクリート橋脚と比べると犬が大き過ぎる。それなら何だろうと土手を歩いて向かっていくと、犬の姿はだんだん崩れ、灌木に引っかかったゴモクの集合なのだと判明した。拍子抜けだったので、コンクリート護岸を斜めに少し降りて鉄道橋をくぐった。すると上りと下りの鉄道橋の隙間(撮り鉄ファンなら喜びそうな場所)に立つことができた。危険区域に入り込んだわけでも、柵を乗り越えたわけでもなく、変なスポットにすぽっとハマり込んだ具合。向かってくる電車は駅に近過ぎて撮りにくかったけれど、去っていく電車はまぁまぁの出来。エノキタケ(榎茸)は束...なんとなく変

  • 啓蟄から春分へ

    先日の晴れ間に道路脇のコンクリート部分上をせわしく動く赤い点を見つけた。動きを止めるのを見計らって撮ったのだが、確かめるまでもなくナナホシテントウ(七星天道虫、七星瓢虫)。今春初めて観た虫らしい虫だなと思いつつ、啓蟄の春、芸術の秋などと心でつぶやく。ちなみに、啓蟄は二十四節気の1つで3月初めから3月中旬頃のこととあるので特定の日ではなく、ある半月間であり、次は春分の半月間。サザンカ(山茶花)が盛大に花びらを散らすのも終わりかけで、次はオトメツバキ(乙女椿)と思われるつぼみが膨らみ始めていた。拡大して見ると、愛らしいと見えたのも何だか生々しい凝縮といった感じだ。アセビ(馬酔木)の花が、どうしてここまでと思うほどの混み方で咲いていた。ドウダンツツジ(灯台躑躅)だったかな、ネジキ(捩木)だったかな、などと見当違...啓蟄から春分へ

  • 大安の日に解体やら棟上げやら不稔性やら

    昨日は散歩を始めてすぐに解体現場に差し掛かった。解体現場というのは、建築現場とは違って、殺伐とした非情を漂わせている。とは言うものの、巨大な爪が屋根を引き剥がしたり無茶苦茶にするのを観ると、破壊衝動が満たされたりもする。その後しばらく歩いていたら、今度は木槌で材木を叩いている乾いた音が聞こえてクレーンも見えた。建て前棟上げをやっているのが見てとれて、別の場所でも同様の音が聞こえた。大安に違いないと思ってカレンダーを見ると、やはり大安で、一昨日のホワイトデーは仏滅だった。そんなこんなで歩いていたら、そこの町内で管理しているらしい花壇に水仙が咲いていた。ラッパの中を除いたら、雄蕊が3本だったので、これは3倍体だからだろうか、などと思った。水仙は種ではなく球根でしか増えないのは知っていたので確認してみると、種子...大安の日に解体やら棟上げやら不稔性やら

  • 海鼠腸(このわた)作って海鼠子(このこ)作らず

    寿司屋が調理している動画を観て海鼠腸は作ったのだが、他の記事と比べることをしなかったので、せっかく在ったのに卵巣を捨ててしまっていて、卵巣の塩辛である海鼠子を作らないでしまった。それで、結局のところ海鼠(なまこ)8個からできた腸だけの海鼠腸の量が画像の倍の2皿だけ。塩を振ってよく混ぜて、茶漉しに入れておいて、落ちた水分を捨ててはまたかき混ぜるのを5日ほどしてから日本酒を飲みながら食べてみた。三代珍味だとか言うのだが、微妙な香りと微妙な味は、なんと申しましょうか曰く言い難い代物であった。砂は完全に除去されていたけれど塩が足りなかったようで、でもいまさら足すわけにもいかず、ポン酢などを入れたら台無しになりそうでもあった。初めてのことでありしっかり味を記憶したので、次にどこかで食べる機会でも有れば、比較できるの...海鼠腸(このわた)作って海鼠子(このこ)作らず

  • 1人乗り超小型自動車

    月極駐車場に1人乗り超小型自動車が駐車してあった。後部には青色の見たことのないナンバープレートが付けてあったが、前部にはないということは免許証はいらないということなのかな。EVとあったからミニカーに見えるけれど、いわゆるシニアカーか・・な?こんな車だって、月極駐車場は一人前を払わなければならないだろうし、日常的に道路を走るのは肩身が狭いだろうと想像した。やがて、われら団塊世代が皆80歳代になった時には、この手の車がどこででもちょろちょろ走るようになるのか・・な?いつもの希望的観測で、われらの車椅子は空を飛ぶという未来は90歳代ででも実現するかどうか。最先端新製品は買えず、いつだって格安中古品を利用することになる私が、そのような未来を楽しむためには、何はともあれ長生きを目指すしかない。1人乗り超小型自動車

  • 国の役所へ金を払いに

    国の役所とLINE友達になり、その画面から予約をしたら、2日前には連絡が来るわ用意するものを箇条書きにしてあるわで親切この上ない。それなのに老眼鏡を持っていくのを忘れるわマイナカードのパスワードメモを忘れるわで出だしから散々。結局、用意していった数値と住所氏名などを、渡された用紙へ清書することになってしまった。スマホで全て済ますつもりだったのにだが、それはまた来年ということに。指示通りにやっていったら、用意していった金額よりかなり安い数値で決定し、それを直ちに国庫に収め、胸のつかえが降りた。時間にゆとりがあったので、役所に向かう途中の用水路橋上で川を撮った。山科川ならこれほど近寄ることはできないのだけれど、こちらのアオサギ(青鷺)は後ろ姿から見返り美人風にこちらを見上げ、その後も逃げようとしない。コンクリ...国の役所へ金を払いに

  • 遅い春

    今年は何はともあれ春が遅いということを、一年前のブログ記事が毎日メールで知らされるのを見て、実感する。それでもようやく散歩コースにある枝垂れ梅が5分咲きといったところ。姿を見たら、いつだってやかましいヒヨドリ(鵯)が、なぜか独り黄昏れていた。国際婦人デーは終わったのに、まだ開き切らないこちらのミモザ。横にあるジンチョウゲ(沈丁花)もまだ蕾で、香りを漂わせてくれるのは、まだ先のようだ。小さくても一級河川の細い川の縁に、ようやくヒョロヒョロと菜の花が咲き出した。一面に黄色となるのは、もう少し後のことだが、川の中は緑滴るアオミドロ(青味泥、水綿)でいっぱいだ。遅い春

  • サザエ(栄螺)のカンカン焼きをストーブで

    サザエやカキ(牡蠣)を一斗缶の寸足らずのカンカンで焼く調理法があるそうで、試してみることにした。雑多なものを入れていた缶を流用し、石油ストーブに乗せてやる。サザエと言えば必ずトゲトゲがあるものという認識なのだが、送られてきたものには、それがない。したがって少し安定が悪かったりするけれど、寄せ合わせて口の水平を保つようにした。酒と醤油を垂らしてブツブツと沸騰するのを待つだけだが意外に長くかかり、晩飯を食べ終わってからデザートのような感じになってしまった。ところが、なかなかに蓋が外れなくて、思いがけない技較べ余興タイムになる。いざ抜き取って食べてみると、こんなにも大きな身の詰まったサザエは食べたことがないという代物。蓋に付いた筋肉はいつまでも美味しい汁の尽きないガムのようであった。それを食後のデザートに2つも...サザエ(栄螺)のカンカン焼きをストーブで

  • ナマコ(海鼠)を調理する

    漁業を営む親類からナマコその他の海産物プレゼントが送られてきた。ナマコは今までに数回、酢の物ほんの少々の小鉢入りを食べたことがあるだけのもの。ただ、中華洋食両方提供するレストランの厨房でアルバイトをしたことがあり、その時に大量のナマコを見たことがある。水を張った大鍋に浸してあったのだが、干しナマコを戻している途中だったのだと思われる。クール便でやって来たので、とりあえずYouTubeから捌き方を学ぶ。尻と口を切り落としてから、腹を裂き内臓を取り除く。プラザルに入れて塩をかなり掛け、3分ほどザルの中で踊らせて篩(ふる)うようにということでやってみた。すると、表面からドロドロヌルヌルが分離して体は半分くらいに縮んだ。それをまたタワシでこすりヌルヌルを洗い落とすようにしたら下処理完了。ナマコは相当硬いのではない...ナマコ(海鼠)を調理する

  • 昨日の山科川で観た鳥たち

    家電量販店の裏口を出ると山科川の左岸に出るのだが、10羽ほどのツバメが上空を飛び回っていた。いくらなんでも燕尾服仕立ての燕ではないだろうと目を凝らすと、やはり撥(ばち)状尾羽なのでイワツバメ(岩燕)に違いない。右岸に回って遊歩道からは洲にカワウとカモ2種類が日向ぼっこをしていたのが見えた。カワウ(川鵜)の羽干し姿は正面から観ないと様にならないのに、太陽に向いているのでうまく撮れなかった。カワセミ(翡翠)はしばしば観られるようになっていたのだが、昨日は水面上1mほどの低空で鴨に追いかけられているのがいたり、2羽でいたり、獲った小魚を護岸コンクリートに打ち付けるシーンまでも観られりで、滅多にないことだった。決定的シーンを撮るのはスマホでは無理だが、すぐ上から見下ろす位置に飛んできたので、しばらく遊歩道の手摺り...昨日の山科川で観た鳥たち

  • 頬は〇〇ずら?〇〇?

    日野氏ゆかりの日野〇〇町が多くある中に日野田頬町があり、タホホだろうかなどと考えていた。そうしたら振り仮名付きの看板があり、『ひのたずら町』と分かった。『たづら町』ではないかと思ったものの、郵便局が作ったものなのだから、それはそれで良いのかと考えた。ところが、頬の付かない町を1箇所挟んで日野西川頬という地名があり、公園には『にしかわづらこうえん』と振り仮名が付いていた。どちらかがうっかりミスを見逃してしまったものだとしたら、教育的配慮が欠けているというものだけれど、今はどちらでも間違いではないのかな?というようなことより、頬をツラと読むことを知らなかったので面白かった次第。つらをひっぱたくという言い方は、頬を張ることなのだと良く解った。地図を観てみると、日野にはもう一つ、日野北川頬という地名もある。そこは...頬は〇〇ずら?〇〇?

  • ピーチク広場に猫と秘密基地など

    散歩途中に寄るいつもの高台の公園で『小鳥さえずるピーチク広場』という木札が下がっているのに初めて気づいた。鳥居のある神仏習合のお寺の裏手だけれど、境内ではなくて市の管轄公園なのでユルい良さがある。飼い猫とは思いにくい猫が低い構えで、じっとこちらを覗っていた。気づいた時は、今にもこちらに飛びかかって来そうな低姿勢だったのだが、逃げに転じる格好でもあったはず。スマホを取り出そうともたもたしているうちに、こちらを見切ったのか、緊張を解いてうずくまるだけの姿勢になったのは残念。先日、クヌギ(櫟)の根株に秘密基地を作っていた小学生のことを書いた。その木はクヌギではなく、コナラ(小楢)だったのだが、次の日には対抗勢力の仕業かばらばらに壊されていた。そうして昨日は、別の場所に作りかけの秘密基地があったが、新学期が始まる...ピーチク広場に猫と秘密基地など

  • サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)

    近所の公園で、いつものようにサザンカが盛大に花びらを散らせている。去年も同じ光景を撮って記事を上げているのだが、いつもはもう少し早いはずで、今年は春が遅い。散歩コースで賑やかなツバキがフェンスから歩道にせり出しているのを撮った。斑(ふ)入りと言うより、単純に斑(まだら)と言った方が分かりやすくて、葉っぱまで斑になっている。付け根を残して花は落ちて、茶色の花殻が残っているのは見た目が悪い。付いている花も落ちている花もセルロイド製品の模様のようで懐かしさを感じた。持ち主が花殻を片付けていたら、好印象の品評をするところだけれど、残念。サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)

  • ゆうちょ銀行のATMでトラブル

    ゆうちょ銀行から、ある会の年会費を送金しようとして不具合が起きた。土曜日の16時過ぎだったのだが、キャッシュカードでも通帳でも受け付けてくれない。『カードの時期データが弱くなっている可能性・・』とかで、磁気データ修復を指示通りに試しても結果は同じ。『70歳以上の方は貯金窓口でのお手続きを・・』などともモニターに示された。局内の職員に申し出たら、年齢でチェックされたのではないかなどと言い、16時を過ぎているので、月曜日にハンコと身分証明書を持参して来てくれないかとのこと。散歩ついでに少し遠い場所の、あまりはやらない小さな局に入ったのだが、それがまずかったか。仕方がないので、月曜日の昼間に今度は通帳を作った局に用意万端揃えて行った。ATMで土曜日と同じことをやったが同じ結果だったので、カウンター窓口に申し出た...ゆうちょ銀行のATMでトラブル

  • 前輪2輪&後輪2輪

    偶然ここ数日間で、スクーターと言ったら良いのかバイクと言ったら良いのか、前輪2輪と後輪2輪の2種類の3輪車を見た。私は原付バイクも、自動二輪車も、もうそんな歳ではないという頃になってから、昔乗れなかった恨みを晴らすようにして乗りまわした。原付免許は車の免許を持っていたので必要なかったけれど、自動二輪は30代も半ばになってから高校生に混じって中型2輪免許を自動車学校で取得した。そんなこともあって、こんなバイク(?)を見ると乗ってみたくなる。コーナリングは安定しているのだろうかとか、ブレーキが効きやすいのだろうかなどと考えて試乗したくなる。もう自転車だって乗り回すのは怖い気がして、あまり乗らないのに。今は歩くことに専念して毎日1万歩を達成しているけれど、3輪車も良いなと思ったりする。シニアカーに乗るようなこと...前輪2輪&後輪2輪

  • 色々な紅梅

    桃の節句に桃の花を出してみようと、山間に植えられている桃らしき木を観に行ってきた。先日までつぼみがいっぱいだったから、もう良い塩梅に咲いているだろうと踏んでのこと。そうしたら、何だか変だなと毎年調べることになる梅と桜と桃の花の違いを見てみたら、花びらが尖っていないし軸もないので明らかに梅だった。住宅地に戻って歩いていたら、低い木に桜の花のようにびっしりと咲いた梅があった。先のものより薄くて桃色だが梅に間違いなく、急な温かい陽気に蜜蜂が数匹花から花へと飛び移っていた。次にいつもの散歩コースの、ある事業所横の梅の花を撮ったのだが、つぼみを見る限り紅梅だが、開いた花は白梅かな、と迷う。検索中に、白梅と紅梅は花の色ではなくて、幹の断面が白っぽいか赤っぽいかで白梅紅梅という、との説明があったけれど本当だろうか。白い...色々な紅梅

  • 梅もようやく咲き始めた

    昨年よりも随分ウメの開花が遅いのは、毎日送られてくる1年前の記事メールで分かっていた。虫媒花だが鳥媒花でもあるというのは、メジロが蜜を吸うのを観るので承知している。雌蕊は埋もれて見えないけれど1本だけなのに対し、雄蕊は40〜50本もあって大事なものを守っているように見える。この白梅は蕾ばかりの時にも記事に書いたのだが、観賞用で実は採れないのかもしれない。田舎で梅ができたので採って欲しいなどと頼まれるようになったけれど、その梅の木が花を付けている時を知らない。そうして、散歩中によその庭に咲いているのを楽しませてもらっている梅の木に実がなっているのを実感として観た記憶がない。桜の木は咲いている時しか桜と分からない、と言った人がいたが、私も同じようなものだ。梅もようやく咲き始めた

  • オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は春の使者

    この花が咲いているのを見つけると、もうすぐ春がやってくると実感する。地べたに小さな青を見つけて春を感じる。ところで名前の由来となった実の姿を、これがそうかとまじまじと観たことがない。検索画像で見ると、なるほどと思うけれど、雌蕊は1本しかないのに双子のような実になるということか。雄蕊はしっかりした姿で内向きに曲がっているのが2本見られる。虫媒花でありながら虫の手助けはなくても、その雄蕊で自家受粉ができるそうだ。明治時代に帰化したにすぎないのに、どこででも見られる繁殖をしたのは、そういう事情にも依るとのこと。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は春の使者

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