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2014/09/26

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  • 南極の氷

    1ヶ月余り前のある会食で、南極の氷を持ってきてくれた人がいた。透明だけれど、細かい気泡が均一に入っている美しい氷だった。ビールを呑んでいたのだけれど、ベトナム式にビールの中に氷を入れて呑んだ。氷自体は何の味もしなくて冷たいだけだったが、ビールがピリピリするように感じられ良い味になったように思った。皆が一つの話題を話し合うようなまとまりはなくバズセッションのようだったから、それぞれがどういう感想を持ったか、味わったかは聞かずじまい。数日後に、どれほどの深さと年代物なのかが気になって、ネット通信で聞いてみた。会食時に、流氷のものではなく昭和基地から、とは聞いていたのだが、他の横槍が入って深く突っ込めなかった。返ってきた内容は、昭和基地の氷棚からであり、地表のもので、クレオパトラの濃厚な匂いがする年代というもの...南極の氷

  • 目につく色いろいろ その②

    鷹の爪を全部もぎ取った後でもそのままにしていたら、2度目の実が生ったものの赤くならない。緑のままでも十分に辛いのだと思うけれど、緑色の乾燥鷹の爪はできるだろうか。一昨日の記事に取り上げたタンポポ(蒲公英)の綿毛の閉じた状態が、撮った次の日の朝は『さらに頑なに閉じている』と記した。それなのに画像を載せないでしまったのだが、朝露に濡れたせいで頑なさが強調され白も際立っている。小さな花壇の中に落ちた枯葉に、渋く輝く甲虫(こうちゅう)が乗っていた。逃げられないうちにと急いで撮ってから指先でつついてみたが寿命尽きたもののようだった。黒いドットの整然とした列と光り輝くメタリックブラックなので直ぐに名は判るだろうと思った。それなのに、検索の仕方が悪いのか、どうしても名前に辿り着けない。死骸は私のコレクションとなって、今...目につく色いろいろその②

  • 目につく色とりどり その①

    いつ雪が降りだすか分からないような空模様のもと、わが家唯一のモミジ(紅葉)が赤々と染まった。下に透かし見えているのは、昨年友人とユンボを使って掘り上げたビオトープ。ステンレス製の蒸し鍋を石油ストーブに掛けてヤーコンを蒸していたら、金属が溶け出したようで緑色になった。調べてみると、緑色はニッケル(N)とクローム(Cr)イオンなので、たぶんそれぞれの含有量が18%と8%の18-8ステンレス製鍋なのだと思われる。毒性が気になったけれど、直接この緑色の液体にさらしたわけではないので、『ま、いっか』ということにして、干し籠ネットに入れて乾燥ヤーコン製作中。つづく目につく色とりどりその①

  • ナンテン(南天)とシダーローズ(Cedar Rose)

    田舎ではナンテンの実なんぞ鳥は見向きもしない風で、いつまでも房が重たげにぶら下がっている。紅葉のように見える葉は新枝若葉が古枝並に育ったところのはず。春先の若葉が赤く萌えるのは、紅葉(こうよう)とは決して言わないのだろうか。昨日の強い風で柿の葉はほとんど落ち、お隣のヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)の松毬がたくさん落ちていた。いつもたくさん差し入れをしてもらうお返しに、掘り上げたばかりのテイモ(手芋=とろろ芋の1種類)を持っていき、玄関先に大量に落ちているシダーローズを行きがけの駄賃のように拾って帰った。同級生のグループLINEに上げたら、都会では10個550円で売られているとのこと。杉といいながら松の仲間なので花粉症の原因にはならないなどという情報も入っていた。ちなみに、シダーとは本来は杉のことらしいけれど、ヒ...ナンテン(南天)とシダーローズ(CedarRose)

  • 奇妙に自然

    『奇妙な自然』としようか『奇妙で自然』としようかなどと迷った末に、『に』にしたのはこれが一番自然だと思ったから。最初の画像はホコリタケ(埃茸)なのだが、左側の凹んでいるのは、私がつついて遊んだので戻らなくなったもの。埃状あるいは煙状の胞子を吹き出た瞬間を撮りたかったけれど、左手指と右手指の連携がうまくいかなかった。それで何気なく画像を拡大してみると、表面の模様が有機的でしかも幾何学的で、それでいて奇妙に自然と思った次第。2枚目画像はタンポポ(蒲公英)の綿毛が閉じている状態で、今まで2回ほどしか観たことがない。半分失くなっているのに、まだ残りが遠くへ飛ぶために満を持しての態勢をとっているということなのだろうか。撮ったのは好天だった昨日の日暮前だったのだが、放射冷却の夜を迎える準備かもしれない。今朝はどうなっ...奇妙に自然

  • ヤツデ(八手)の花に虫

    ヤツデがカリフラワーを連想させる花を咲かせている。ヤツデサポニンという少量の毒が葉、茎、根にはあるそうで、花にもあるのかどうか。舐めてみたい気がする花だと思いつつ接写していたら、蚊のような奴がいた。死んでいるのかと撮った後に指先でついたら潜っていったので、元気をなくしていただけのようだ。雨の当たらない葉裏に止まったら良さそうだけれど、その元気さえなかったのかどうか。よく観ると背にコブがあるので、この特徴ならすぐ調べがつくだろうと思ったのに結局探せなかった。専門家に聞いてみるとしたら、同じのがヤツデの花に何回かいるのを確認できたらのことだ。ヤツデ(八手)の花に虫

  • 金色に光る蛾

    三日前の晴れ間に何げなく歩いていたら、マリーゴールドの上で、きらきら光るものが見えた。ほとんど花が無くなっている時季なので、貴重な蜜源にやってきたセセリチョウ(挵蝶)の仲間かと思った。ちょっと違うようで、それより何より光るのが変わっているのでスマホを構え、3枚だけ撮れた。スマホの『調べる』は英語で教えてくれるばかりで困ったのだが、そのスペル=Diachrysiaでヤガ科らしいことは分かった。少ない画像を頼りに蛾の仲間や図鑑で調べると、キクキンウワバ(菊金上翅)かオオヒサゴキンウワバ(大瓢金上翅)ではないかと思われる。いずれにせよマリーゴールドにきんきらきんの金上翅だから、まことゴールドラッシュでおめでたい。金運が巡って来たかと期待しているのだけれど、今のところその気配はない。金色に光る蛾

  • 茸3種

    晩秋らしく、いつ雪に変わるかもしれない冷たい雨が降り、茸はこれを待っていた風に生える。うちのシイタケ(椎茸)もようやくシイタケらしい風貌のものが生え始めた。シイタケのホダ木に鼠色の茸が生えて、ヒラタケ(平茸)に間違いないと近所の同級生に教えてもらって食べたのは昨年だったか一昨年だったか。昨日は南魚沼市の『あぐりぱーく八色・四季味わい館』でヒラタケとブナシメジ(橅占地)を買った。うちでできたヒラタケの10倍ほどもあろうかと思われる巨大さで『ひらたけしめじ』と書いてあったが、わずか税込み200円。ブナシメジはガラス瓶で栽培されている型が根元に丸く付いていて、これもわずか税込み130円。ヒラタケの3本を味噌汁に入れ、あとは茸3種をまとめて炒めた。すごい量だと思っても、水分がかなり出て、炒め終わったら目減りして1...茸3種

  • タイヤ交換の不始末 その③

    黙って若いニイチャンの言うことを聞いていると、整備士としての専門的な説明をして、セールスもする。そしてナットを別のものに替えなくても、点検して締め直すだけで『料金が掛かるのですが・・』と言う。それは仕方ないと思いつつ『ガソリンを満タンにするけどダメかなぁ』とは言ってみた。690円という拍子抜けの安さだったから、トランクに灯油用ポリタンクを入れてあるのを思い出し、それも注文した。ナットは新調したりせず、他の3本のタイヤの取り付け具合も確認してもらい、空気圧の確認と注入もしてもらいクレジットで支払った。事故になる前にスタンドへと寄ることができて、エブリースィングOKであった。じつは前にもパンクのタイヤ交換を自分でやり、ナットの締め付け忘れをしたことがある。その時は300mほど走ってから気づいて締めて事なきを得...タイヤ交換の不始末その③

  • タイヤ交換の不始末 その②

    異音の原因がタイヤではないとすれば何だろうと思いつつ走らせると、コンというような音だったのがゴンになりゴンゴンになった。それでもハンドルがふらつくでもないけれど、不安を煽る音に、走り続けるわけにはいかなくなり、1kmほど走ったところで、地区の外れにあるガソリンスタンドに入った。このガソリンスタンドはセルフではないので何もかも少し割高で、セルフでは入れられない携行缶に農業機械用ガソリンを入れてもらうときだけ寄るスタンド。それだけに人は何人も居るので、近寄ってきた従業員に『少し走らせてみたら直ぐ異音が聞こえるから』と説明した。3mほど走らせただけで分かったらしくて、ジャッキ・アップをして左前輪タイヤの取り付けナットを工具で捻り、勝ち誇ったような顔で『ナットが緩んでますよ』とのこと。1本ずつ確実にやったつもりだ...タイヤ交換の不始末その②

  • タイヤ交換の不始末 その①

    いつまでもぐずぐずしていた冬用タイヤへの交換を日曜日にようやくやった。そしてその夕方、宅配便へ荷物を出しに往復20km弱の距離を走らせた。走行中に時々、何か異音がするので、もしかしてネジの締め付け忘れがあったかと聞き耳を立てながら運転した。直線道路で前後に車の無い時にハンドルから手を離してみたりしたが、真っ直ぐ走っているようだ。車が揺れるとか、連続的に異音がするなら、どこででも止めて確認しようと思いつつ、たまにする程度なのでやらずじまいだった。一昨日の月曜日は雪が降るかもしれないということだったが、寒いだけの雨ばかりでどこにも出かけなかった。そして昨日、4件の用をこなそうと車を走らせるとかなり頻繁に異音がする。とりあえず2km余り走ったところで、コンビニ駐車場に入り、郵便ポストに1件目の用の投函をする。薄...タイヤ交換の不始末その①

  • ヤーコンをどうしたものか

    ヤーコンを作り始めて、今年が一番うまくいかなかった。決まった作り方をせず、覚えることもせず、その時々にスマホで検索して2、3比較検討後、これにしようといういい加減な農法なので当たり前の結果か。今までなんとなくまぁまぁの成績だったことも原因だ。来年こそは、ちゃんと手を掛けて一定程度の収量を確保したい。まだ花が咲いていて蛙がいたりもしたけれど、霜が降りる前にと全部掘り上げた。葉をヤーコン茶にすべく乾燥させたりもしたが、蒸してから乾燥させるという記述も見つけて、それも少しやってみた。わずかな収穫だったのでひと様に差し上げることも出来ないし、先ほど干しヤーコンの作り方という記事を読んだので試してみるべし、だ。皮を剥いて半切りにして、水にさらして、40分ほど蒸して、日陰で4,5日乾燥ということなら、石油ストーブを炊...ヤーコンをどうしたものか

  • 蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

    ゲンノショウコのことは過去にいろんな形で取り上げたり、ついでに出したりしているのに、ブログ内検索をしてみても蒴果とゲンノショウコを関連付けていない。ハリガネゴケ(針金蘚)を取り上げている折に、一度だけ蒴果を使用しているけれど、記憶していなかった。昨日撮ったゲンノショウコの成れの果てたる独特の姿を撮ってから、蒴果の証拠を示していても果たして本当に種は飛んでいるのかという疑問が湧いた。神輿草(ミコシグサ)の別名を物語る姿を現していても、くりんと巻いた果皮の先に種がまだ付いているではないか、と思った。もしかしたら、この後の雨降りで雨粒が当たったらびよんと跳ね上がって種を飛ばすのか、などと想像もした。NHKの『ミミクリー』という教育動画を見つけて観たら、果皮が跳ね上がって種を飛ばすスロー再生があり、そこで初めてガ...蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

  • 百日草はこれで終わり

    盆と秋の彼岸に墓に供える花として毎年必ず種を蒔いている百日草はこれで終わりという姿。つぼみもひとつ見つけたけれど、松毬(まつかさ)のような青海波模様のような端正さはなかった。花も、これが百日草とは思えない姿で、咲き損ないの出来損ないが二つ。焦点も合わなかったが、観ようによっては、こういうイレギュラーも面白い。耕運機を走らせたいのだが、少し困る。百日草はこれで終わり

  • 祭りが済んで

    昨日、十日町の道の駅『クロステン』に用があって、というより用があった人を迎えに行ってきた。約束の場所になかなか現れなくて、暇ひまに越後妻有里山美術館MonETの祭りの後を少し観た。建物前にある藁蓑(わらみの)をアートにした作品が、雪国の暗さを感じさせない色のデザインで素敵。横のポールは道路横に、ここが道路の縁であると示すポールで、これも良い。中庭の回廊コンクリート柱に巨大な蜘蛛の巣状の作品があった。ガラス瓶キャップを潰したような巣を作る蜘蛛がいるよなぁというようなことを想わせられる面白い作品だ。今年の大地の芸術祭はついに何も観ないでしまったけれど、図らずもその片鱗を祭りが済んでから観られて良かった。3年後こそ、越後妻有トリエンナーレの全制覇を目指して観回りたいと今更ながら思う。祭りが済んで

  • 晩秋の蜂達 その②

    最初にオオスズメバチ(大雀蜂)を一匹捕まえて、ガラス瓶のように密閉されているプラ容器に入れたので、時々ゆるめて空気の入れ替えをした。その後、蜂蜜を一滴垂らしておいたらそれを飲んだりして元気だった。そうして次にコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕まえたので、悪趣味とは思いつつ同じ容器に同居させた。蜂蜜を入れたのが良かったのか悪かったのか、一向に二匹の間に変化はなく1日が過ぎた。昨日は蓋に穴を開けて空気の流通を良くした後にまたオオスズメバチを捕らえたので、今度は3匹同居させたら急激に最初の大が元気を失くした。そのまま死なせてしまうのは残念なので、蓋をずらしながら慎重にピンセットで元気を失くした大を取り出した。これはネズミ捕りの粘着シートにくっつけて、他のオオスズメバチを退治する囮とした。そうして元気な大と小とで何...晩秋の蜂達その②

  • 晩秋の蜂達

    飼っているニホンミツバチ(日本蜜蜂)から採った(奪った)貯蜜ハニカムから蜜を濾し取った後の残りカスを外に置いて蜂に還元した。ハニカムの原料である蜜蝋はミツバチが自分の体内で作り出せるので必要なくても、こびり付いている蜜は花蜜から蜂が作り出した濃縮蜂蜜なので、蜂にとっては願っても無いご馳走。カスを入れたプラ容器を傾けて外に置いたら、あっという間もないほどに蜜蜂が群がる。ハエやアリも来るには来るが、なんといってもニホンミツバチとクロスズメバチが多い。尻の縞模様が黒くはっきりとした輪になっているのがクロスズメバチ(黒雀蜂)で、長野県ではヘボと呼んで幼虫を食用とする蜂。瓶詰め蜂蜜を割ってしまったものも、ナイロン袋内に流れ出ただけだったので割れたガラスごと蜜を漉し、残りは彼らに還元した。匂いに釣られてやってきたオオ...晩秋の蜂達

  • 今冬の積雪量占い

    カマキリ(蟷螂)の産み付けた卵嚢の高さで積雪量がわかるとかなんとか、よく言うけれど、そんなものはまるで信用できない気がして、それこそ『よく言うよ』だ。ゴーヤを絡ませるネットの支柱に産みつけられていた卵嚢は地上2m足らずの場所だった。昨日、アサガオのグリーンカーテンを片付けていて見つけたのは、小屋根の軒先と軒天井に合計4つもあって、集団産卵でもあったのかという様子。犬走が一段「上がっているので、軒天井の高さは4m近くある。2mと4mでは倍ほど違うので、カマキリも種によって予想の見解が違うようだ。玄関先でコカマキリ(小蟷螂)をしょっちゅう見るのは、この個体がもうここを動きたくないということか。あまりに地味画像ばかりなので、昨日キタテハ(黄立羽)が陽の当たる葉に止まったところを撮れたので挙げよう。そういえばアカ...今冬の積雪量占い

  • 思わずパシャ

    11月になる前から冬囲い仕事を始めた人もいて、今月も半ばになろうとする今、そこらじゅうで雪への備え仕事がなされている。被害さえなければ、見てくれなんぞどうだって良いようなものだけれど、美意識がそうはさせないのか、格好良さを競っているような冬囲いがあって感心する。要介護2の状態になった姉を内科医院に連れて行き、そこの雪囲いの見事さに、思わずパシャ。幼友達同級生の家で芋羊羹をご馳走になった。彼女が作ったのではなくて、こういう手作りの上手い知り合いからもらったものだという。紫芋(中身が紫色のサツマイモ)を以前、作ったことがあったけれど、ものにならなかった。食べてみると上品な甘さで、きめ細かくしっとり美味しくそれでいてサツマイモの味も分かる素晴らしさ。サツマイモ作りも上手く出来るようになったので、来年は10本ほど...思わずパシャ

  • 食べてみようか止めておこうか悩ましい その④

    先日①で取り上げたノウタケ(脳茸)の近くにホコリタケ(埃茸)があるのは以前から分かっていた。これを見つけたら必ずつついて、埃というより煙といった方が良い感じの胞子を飛び出させて遊ぶ。ノウタケを調べていた時に、ホコリタケ類という記述を見つけ、ホコリタケ自体も幼菌は食べられるとあった。そうして、昨日はホコリタケの生えている場所(シイタケのホダ木)に幼菌が生えているのを見つけた。夕飯調理の折に味噌汁に入れてみようと、切ってみると中は灰色になっていたけれど、埃状にはなっていなくてクリーミーな状態。そのまま舐めたいような触感なので、これなら食べられるのだろうと思ったが念の為に再度、検索してみた。すると、ノウタケと同じで、中が白くなければ食べられず、しかも変色部分を少しでも汁に入れると、酷い味になるという様なことが書...食べてみようか止めておこうか悩ましいその④

  • ズイキ(芋茎)を干す

    普通のサトイモ(里芋)ばかりにしないで、ヤツガシラ(八頭)も作ってみたら意外にうまくできた。こちらでは、赤い茎を酢の物にするのをズイキと呼んでいて、それはヤツガシラの茎だという。いざできてみると、茎を調理するなんて、他にやるべきことが色々とあってやっていられない。周りの人達に声を掛けてみると、自分のところでも作っているというのは1軒だけで、あとは欲しいと喜んでくれた。ただしほとんどが年配者で、同年代者達は暇なはずなのに忙しい様子で、いらないと断られる。それなら自分でも少しはやってみようと茎を剥いて、20センチくらいにカットして半切りや4半分切りに割いて干してみた。手が汚れることなど知らぬままやって、まるで指先が壊死したように青黒く染まった。ちょっとやそっとでは落ちなくて、動画ではシャンプーすると落ちるなど...ズイキ(芋茎)を干す

  • 食べてみようか止めておこうか悩ましい その③

    今年の9月19日に『撮りにくいものその②』という記事でキカラスウリを取り上げた。https://blog.goo.ne.jp/tonbimawareba/e/0e3df66e2636398376d6a1de7f3d59caその実がまだ黄変しないまま15個ほど、ぶら下がっている。ふと、宿根性なのかと疑問が湧いて検索してみると、『各地の山麓、荒れ地に自生する雌雄異株の蔓性多年草』と書いてある。それに加えて、赤いカラスウリは食べられないけれどキカラスウリはお汁の実などに使えるとある。しかも黄色くなったら食べられないとあるので、緑の状態で1ヶ月半余りだから、もう食べ頃ではないのかもしれない。9月19日あたりで、このことに気づいていたなら、是非とも食べてみるところだ。でも、私のここ数日は、食べたことのない食べられる...食べてみようか止めておこうか悩ましいその③

  • 食べてみようか止めておこうか悩ましい その②

    ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)というものを一昨日、初めて撮って調べて知った。1950年に見つかったそうで、アフリカ原産の帰化植物だが、特定外来生物には指定されてはいないようだ。雨がちのこの頃なのに、はじめからうなだれているということは、虫への戦略だろうか。ボロギクとなれば黄色い花を思い浮かべるけれど、ボロギク(襤褸菊)には、ノボロギク(野襤褸菊)とナルトサワギク(鳴門沢菊)とサワギク(沢菊)があるようだ。前者二つは外来種で有毒、在来種のサワギクには毒云々の記述は見つからなかった。なぜ毒にこだわるかといえば、ベニバナボロギクは海外では普通に食用で、ほぼ春菊の味だというのだ。これは食べてみなくては、という気になるけれど、花が咲いているような状態で食べられるかどうか。じつは、昨日記事にしたノウタケ(脳茸)を煮出...食べてみようか止めておこうか悩ましいその②

  • 食べてみようか止めておこうか悩ましい その①

    この頃は雨がちで寒くもなってきたので、シイタケ(椎茸)が出ても良さそうなのに、榾木の限界なのか姿を見せない。代わりにカワラタケ(瓦茸)やホコリタケ(埃茸)や、よく分からない菌類が現れるのだが、昨日はパンのようなキノコを見つけた。検索するとノウタケ(脳茸)にほぼ間違いないと思われるし、穏やかな味という表現があった。全体は確かに画像で見ることのある脳に似ていて、それよりパンのようなハンペンのような断面が美味しそうだ。白いうちは幼菌なのだそうで、この後、茶色になっていくと臭いがして食べられなくなるとある。ちょっと靴先が触れただけで割れてしまい、分かりやすく撮るために棒切れを刺した。食べてみようか止めておこうか悩ましいその①

  • キバナアキギリ(黄花秋桐)は山菜

    昨日は、裏の沢へ溜池の水位を確認するために登った。キバナアキギリがまだ咲いていて、花の先に蛇の舌のようなひげを出していた。このひげは雌蕊なのだそうで、花先から突き抜けて見えるが、切れ込みがあってはまっている。2024年9月26日に『ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)とキバナアキギリ(黄花秋桐)という記事を書いた。開花期間が短いから気づかなかったのかもしれないように書いたけれど、随分と長く咲いている。黄花と名にあれば、黄色でないものもあるのかも知れないと検索したら、新潟県のある場所だけに赤紫色のがあるようだ。でも、黄花と付かないアキギリ(秋桐)というものがあり、これは赤紫で白もあるそうだ。桐の花に似ていて秋に咲くから秋桐かと思えば、桐の葉に似ているらしい。キバナアキギリは別名コトジソウ(琴柱草)で、葉が琴柱に似て...キバナアキギリ(黄花秋桐)は山菜

  • 海釣りに連れて行ってもらったけれど

    昨日は絶好の好天なので午前中はサトイモのヒゲ根をむしったり干したりして、昼前から古いベンツに乗せてもらって海釣りへ。3連休の最終日なので突堤は激混みと思いきや、そうでもなくて、普段はいない若い女性や子供もいたりして、つまり釣れていないということのようだった(後から思えば)。結果、私はクサフグ(草河豚)の小さいのが間違って釣れただけの丸ボウズ。前の兄ちゃんはチヌとクサフグ1匹ずつという非常に寂しい結果だった。今日は海風に当たるだけになりそうですねと言い、4時過ぎから突風が吹くという予想を先客から聞いて早く仕舞いましょう、ということになった。夕まずめ(昼と夜の間の釣れる頃合い)が直ぐなのに、危険を冒すことはせず帰ることに。道具一式も釣り準備も後仕舞いも全部兄ちゃん任せなので、私は海岸道路に面した公衆トイレに用...海釣りに連れて行ってもらったけれど

  • 花の中の狩

    本日朝の見回り中に、咲き残っている花はないかと探したらしょぼくれがちのタマスダレ(玉簾)があった。そうしたら、ハエ(蝿)かアブ(虻)が居たのでとりあえず撮ったのだが、別の何かが動いたようだった。メガネをしていなかったのでよく分からず、画像を拡大して観たら、ハナグモ(花蜘蛛)が狩に成功して食餌中の様子。もしかしたら、食餌中というより、狩の直後で首根っこにとどめを刺している瞬間にも見える。スマホを嫌がって花の背後に隠れたので、それを追い回すこともないかと、その場を離れた。昆虫写真家などは決定的な瞬間を撮ろう、あるいは映そうと、ハナグモなんぞを見つけたら、カメラを設置して待つのだろうか。全くの気まぐれ偶然に、シロウトがスマホでこんな決定的瞬間を撮り、朝から気分が良い。花の中の狩

  • 隙間から見える東京

    帰路、新幹線のホームにて、隙間から見える東京を撮った。これだけのシーンからも東京一極集中の繁栄ぶりが伺える。うがった見方をすれば、私が暮らす十日町市と、この建築中の高層ビルは、同等あるいはビルの勝ちとなるかもしれない。そんなことはその時に思わなかったけれど、後付けの感想。もう月が変わったけれど、まだ余韻を引きずっている。先ほどNTTファイナンスと名乗る電話が携帯にあった。爽やかな男性の声で『お客様は未納料金が発生しているので、ご利用を停止させていただき、法的措置を取らせていただきます』というような内容だった。続いて『オペレーターに繋ぐには1を』というところで、私の方から切った。詐欺メールに違いないと思って検索すると確かに詐欺だったようで、1を押したらどうなるか残念なことをしたという気がついついしてしまう。隙間から見える東京

  • 九十九里町は鰯漁獲量日本一

    伊能忠敬先生出生地を後にして、九十九里浜に連れて行ってもらった。護岸からの砂浜は固く締まっていて、車の轍がうっすらとしかなかったからスタックなどしない浜。長い弧状の砂浜でも、場所場所の海底形状により津波は大きな違いがあるそうだ。友人の奥さんがそのように教えてくれて、東金市の友人宅あたりは津波の来る心配はないのだという。海岸から5.6km海抜6m余りの彼らの家は、東日本大震災でも被害は免れた。もっとも、震災直後に購入して移り住んだのだが、そのようなことも知り尽くした上でうまく手に入れたということのようだ。能登半島にバスも走れる砂浜という観光名所があるけれど、歩きにくくない砂浜というのは本当に面白い。房総半島方面の浜では雨が降っているに違いないという感じの雲が下がっていて、それも面白い。海の駅に行き、大きな水...九十九里町は鰯漁獲量日本一

  • 伊能忠敬出生地を訪ねる その②

    『子午線一度の偉業』の中に『・・・天測による子午線一度の算出は、世界土木技術史上はじめての偉業として異彩を放つ。・・・』とある。銘板には記されていなかった分を検索して補足すると、子午線1度の算出は師である暦学者高橋至時との約束であったとのこと。1度は28里2分ということで、1里=3.92727kmに28.2を掛けると110.749kmでほぼ111kmとなる。110.749kmに360を掛けると、39869.6kmなので、ほぼ周囲は4万kmとなる。実際の地球は少しつぶれた形で緯度での周囲は40,009km、経度での周囲は40075kmとなるそうで、伊能忠敬の出した結果とほぼ差異はない。測量は私財を投じて始められたようだが、幕府からの支援を確保し、各藩の協力もあり、『大日本沿海輿地(よち)地図』を作成すべく全...伊能忠敬出生地を訪ねるその②

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