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  • 猫爺の日記「小春日和を買い物へ」

    頗る良い気候続きなのだが気分が優れないので、やりたいことが山ほどあっても根気が続かない。この糞爺に鞭打っても30分ともたずヘナヘナと横になってしまう。とは言え、生きて行かねばならないので今日は買い物に出掛けた。野菜が安かったので、あれもこれもと無理して買い過ぎてしまい、ヨタヨタしながら苦労して持ち帰った。ついでに百円ショップに寄りテレビ番組で紹介していた写真のものを見付けたので買って来た。テレビでは、百円グッズだと言っていたのになんと二百円だった。だが、家に帰って使ってみたらこれが優れものであった。空きペットボトルをため込んでしまっても、フロアにペタンと座り込んで次々と潰せる。年寄りにとっては打って付けの「ペットボトル潰しグッズ」である。他の用途にも使えそうだし‥。◇星冴えてアンバランス(救急車)の近付けり(季...猫爺の日記「小春日和を買い物へ」

  • 猫爺の日記「流行を追う」

    ◇台風去り雲の切れ間の桔梗色(季語:台風)何処かで「自分は大丈夫」という思いが有ったのだが、台風一過の気の緩みから熱中症に罹ってしまった。水のCMで所ジョージさんのセリフそのままで、汗ダラダラ、頭クラクラ、吐き気はするは、頭痛はするはで、参ってしまった。ただ、意識はあり、水も飲めたので、病院には行かず、左脇の下を保冷剤で冷やし、冷房の効いた部屋で二日間温和しく横になっていたら食欲が出て来た。重湯から初めて二分粥、五分粥と濃くしてゆき、五日ほど経つと歩けるようになり、漸くクリニックへ行って嫌いな点滴を受け、飲み薬を処方して貰った。しかし、未だにフラフラが治らない。◇藪に入りて桔梗一輪お持て成し(季語:桔梗)昨年暮れには、ガンの放射線治療中にインフルエンザに罹り、夏には熱中症。流行を追うのも程々にしたいと思うのだが...猫爺の日記「流行を追う」

  • 猫爺の日記「猛暑を生き抜く」

    昼夜ともに暑い。天気予報士の森田正光さんが、今年の暑さを「千年猛暑」と表現されていた。今から千年前といえば平安時代である。日本有史以来の猛暑襲来が平安時代にあったということだ。それに匹敵する、或いはそれ以上の猛暑に今夏は襲われているということだろう。◇言ふまいと、思へどけふの暑さかな◇作者不詳YouMightThinkDoToday'sAtFish.猫爺の子供の頃、言葉遊びで、これを英語風に発音するのが流行った。それどころじゃねぇよ。極老の身にとっては、命がけで生きている(何のこっちゃ?)ようなもの。と言うよりも、未だに生きているのが奇跡である。夜、目を閉じる時は「これが最後かな」と覚悟し、朝目が覚めた時は「シメシメ、まだ生きているぞ」と、朝食は「まるちゃん」の御赤飯で祝ったりして。「年寄りは日中の暑い時刻は外...猫爺の日記「猛暑を生き抜く」

  • 猫爺の、ど凡人俳句「うみぶどう」

    このブログ、放ったらかしで、申し訳ない。更新が途絶えて、もう何日経ったのだろう。こんな「糞ったれブログ」に、毎日100人以上も訪れていただき、随分元気付けられている。感謝感激だ。「爺、頑張りますだ」(よぼよぼ)それはさて置き。(そんな処へ置くな!)(-"-)◇潮満ちて月は波間に水遊び潮満ちてで、月は作者の頭上にあると思ってほしい。さらに、凪る海面にゆらゆらと月が水浴びしていると想像して頂きたい。「嫌だ!思えぬ」「まあまあ、お代官様そう仰らずに、これは些少ですが酒代にでも‥‥」◇蛙目覚め雨の田に描く欠伸の輪「何のこっちゃこれでも俳句かっ!」「へい、済まんこってす」「夏川先生のご本を読んで、もっと勉強せい!」「勉強してるもん、本屋で立ち読みして」猫爺、「チャーハン」が好きで、この前、少しは元気になれるかも知れないと...猫爺の、ど凡人俳句「うみぶどう」

  • 猫爺の日記「100円の衣類圧縮袋」

    暑くになったので冬の衣類を片付けつつあったらたら、また冬日のような寒い日が来たりして、極老の爺泣かせだ。とは言え、冬の衣類は片付なければならぬので、100円ショップの「衣類圧縮袋」を10枚買い込んできた。そう、写真のものだ。(ダイソー)この袋、写真左下の緑色のものが逆止弁になっていて、100円にすれば、なかなかの優れものである。畳んだジャケットを2~3枚入れて封をして、逆止弁を半回転ほど緩め、掃除機の先を押し付けてスイッチを入れると、瞬く間に袋内の空気が抜け、掃除機の先を外しても空気は袋内に戻らない。テレビで紹介されている高価なものを買わなくても、これで充分である。「猫爺にすれば」だが。ついでに100円の包丁砥ぎ器も買ってきた。以前から包丁研ぎに使っているが、高級な包丁を研ぐのは躊躇するものの、安価なステンレス...猫爺の日記「100円の衣類圧縮袋」

  • 猫爺の日記「白菜と青虫」

    ◇集団登校児等の喋りや笑む辛夷歌謡曲「北国の春」に、「桃と桜が一緒に咲いて‥」という一節がある。猫爺の住むところは、桃と桜と辛夷(こぶし)が一緒に咲く。児等は、その花の下をお喋りに夢中になり、花など見上げることはない。花に心を寄せるのは、あと幾年月かを経て恋に芽生えたときであろうか。(/・ω・)/辛夷はおいといて‥先日、北神戸の「道の駅」へ連れて行ってもらった。外出といえば病院通いか、精々近くのスーパーへ買い物に行く程度なので、小学生の遠足気分でちょっと昔に買った一眼レフカメラをぶら下げて行った。貧血気味の猫爺には、これが重くて、折角のズームを一度も使わずに、首から下げたカメラのレンズを被写体に向けてファインダーも覗かずにシャッターをきるのがやっとこせ。はずかしくみごとに酷い写真が撮れた。「道の駅」へ行った目的...猫爺の日記「白菜と青虫」

  • 猫爺の、ど凡人俳句「早春」

    ◇灯油売りの声未だ止まず春霙(はるみぞれ)例年ならば3月に入れば聞かれなくなる灯油屋さんの声が、今年はまだ聞こえてくる。今冬の寒さと長さにはまいった。◇啓蟄(けいちつ)や望まぬ客か娘(こ)の悲鳴夜中に、娘が「助けて-」と飛び込んできた。「何事か」と尋ねてみれば、「五木武利」が出たのだそうであった。要するに越冬した雌だ。尻に卵を付けていなかったので、どこぞに産み付けたのであろう。今年の夏が思い遣られるぞ。◇蓬摘む妣(ひ)の手の皺よ温もりよ蓬が芽吹くと、懐かしいく妣(はは)の手づくり「草団子」を思い出す。今はスーパーへ行けば安物では3個100円で買えるが、でも違うんだなぁ。第一、期待感が違う。妣に付きっ切りで蓬の匂いを嗅ぎながら蒸しあがるのを待っている、あのわくわく感が愛おしい。温かくなれば、また「小説を書いてみよ...猫爺の、ど凡人俳句「早春」

  • 猫爺の日記「インフルエンザ」

    ◇枕辺にタミフルがあり夜半は雪大学病院に通院していて、インフルエンザに罹ってしまった。免疫力の弱い老人が、ウィルスのデパートみたいな所へ日参するのだから、当然と言えば当然だったのかも知れない。それでも一週間程度で治ったのだが、その間「ダメかも?」と思った時が二度ばかりあった。今年の冬は異常な寒さが続いている。50代、60代の若者であれば、「ちょっとばかり寒いわねぇ」程度だろうが、猫爺のように本格的老人ともなれば、「氷河期に入ったのでは?」と思ってしまう。「夏よりも冬が好き」と言っていた爺、この寒さには「ギャフン」である。病院は待ち時間ばかり長くて、治療や診察時間は「あっ」という間に終わる。だが、その待ち時間を過ごせる「WiFiスポット」なるスペースがあった。一寸としたコンサートが開けるような絨毯を敷き詰めたスペ...猫爺の日記「インフルエンザ」

  • 猫爺の通院俳句「放り出したい気分」

    土休日を除く毎日を、街の病院へ放射線治療に通っている。往復15キロ近くの道のりを車で連れて行ってくれていた娘が、多分病院内で移されたのだろう風邪をひいて寝込んでしまった。バス、電車、地下鉄と乗り継いで、ヨボヨボ、テクテクと一人で通っているいるが、極老の身にあっては命がけである。何しか、地下鉄が奈落の底のように深い。エスカレーターの下りは皆無。昇りは一部にチョコッと設置されているだけ。どこかを探せばエレベーターがあるのかも知れないが、それを探す元気がない。少しばかり命を伸ばして貰う治療の為に、命を削っている訳だ。「馬鹿々々しい、もうやーめた」と、治療を放ぽり出してしまいたい気分である。◇雪景色バスの窓から見るあの世「放ぽり出した」と言えば。若くして苦行をやめ、悟りを啓いたとされているお釈迦さまであるが、猫爺はあれ...猫爺の通院俳句「放り出したい気分」

  • 猫爺の、ど凡人俳句「聖夜」

    ◇メリークリスマス!寿ぐ神は外来種神「コラーッ我、天地創造の神をアメリカザリガニみたく詠みやがって」爺「あっ、噛み付き神や」神「爺め、神罰が下るものと覚悟しておれ」爺「へん、日本にはなぁ、八百万柱の神々が在しますのじゃ、外来種のザリガニなんて、黒集りで一瞬にして骨にして貰いましょうぞ」日本の神々「コラーッ爺、わしらを軍隊蟻みたくぬかしおって、天罰を下すぞ」猫爺の、ど凡人俳句「聖夜」

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