オグロシギ(尾黒鷸)は、春と秋に渡来する旅鳥で、尾羽が黒いことが名前の由来です。オグロシギは、嘴、脚、首が長く、背の高いスマートなシギで、嘴はまっすぐで上下とも先は黒く、基部が淡紅色なのと、脚が黒いのが特徴です。オグロシギの夏羽は頭部から胸が赤褐色、冬羽は頭部から胸にかけてと体の上面が灰褐色になります。(↓)2枚は、似た体形のオオソリハシシギではなくオグロシギだと識別判断した写真です。つまり、嘴の反り以外に、白い上尾筒と黒い尾羽先端部、翼の白帯が決め手です。尚、オグロシギは環境省の絶滅危惧II類相当の指定をしている都府県がある程のそこそこ珍しい野鳥です。オグロシギ(2)~冬羽