訃報が列島を巡ってはや3日を過ぎた。喪失感が増すばかり。長嶋茂雄と共に時代を生きたファン共通の言葉が流れる。「ついにこの日が来てしまった」「ありがとう」背番号3が3日に亡くなった。享年は89(やきゅう)。昭和100年、戦後80年の節目。永久に不滅とメッセージした巨人は創設90周年。故亜希子夫人との結婚60周年。次女・三奈57歳の誕生日に天国へ。翌日の5大スポーツ紙の見出しは全く同じだった。「長嶋茂雄は永久に不滅です」見出しをつけたのは若い記者たち。きっとリアル長嶋茂雄を知らない。それでもブレない共通した見出しがついた。古巣の報知新聞(6月4日付)紙面はボリューム満点。34ページのうち27ページを割いた。我が現役時代は「長嶋」の見出しで飛ぶように売れた。現場から離れたミスターは本紙客員評論家になってもらった...心にポッカリ空洞~長嶋茂雄ロス