パリ五輪マラソン代表の最期の椅子は決まらなかった。福岡国際マラソンが3日、行われ日本人トップの4位で細谷恭平がゴール。しかし、設定の2時間5分50秒をクリア出来ぬ2時間7分23秒だった。すでに小山直城(ホンダ)と赤崎暁(九電工)が3枠のうち2枠は決定済み。世界は今や2時間の壁を破るか、どうかのハイスピード時代。男子マラソンは正直言えば”クーベルタン精神”。で、書きたかったのは残念ながらレースのことではない。レースの搬送車が、折り返し点で選手をはねる事故。聴いたことが無い。32キロ手前のUターン直後だった。主催社・朝日新聞の大会監察カーが後方から接触。選手(一般参加)は転んだ拍子に右ひじをつき骨折。すぐに立ち上がってゴールしたものの全治3か月の右肘開放骨折。さぞやレース中、激痛を伴なったはず。大会車両のドラ...大会車両が選手はねる~前代未聞の福岡国際マラソン事故