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降りていくブログ https://kurahate22.hatenablog.com/

生きづらいものが生きていくために。回復とサバイバルについて考えていきます。

生きづらさは重い負荷ですが、それにより自分が生きるために必要なものへの意識や関心が深くなります。生きづらい人は誰のためでもなく、自分が生きていくために世間にまだ存在しないものを創りださなければいけない切実さを抱えています。生き抜くことは全く保証されていない。それにも関わらず生き残ろうとする人たちの創造は、通じる課題を持つ人たちの力となり、そして自身だけでなく、周囲の世界も回復させる力を持ちます。

ヨネ
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北区
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新居浜市
ブログ村参加

2014/09/24

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  • 「当事者研究」批判と自分が「当事者研究の会」をしていたことについて

    4年前から2年間ほど「当事者研究」の会を主催していました。今回その時に参加していたメンバーからその責任と自分の言動について指摘を受けました。当時、べてるの家や「当事者研究」についてはその価値を多くの人に知ってもらいたいと思っており、ブログやSNSなどでも肯定的に紹介していました。 しかし、べてるの家や「当事者研究」について知っていたことといえば、ネットや書籍などで発信されている情報だけだったといえます。5年前にべてぶくろで性暴力被害と「当事者研究」による被害隠蔽の働きかけがおこったことも知りませんでした。 自分の投稿や紹介からべてるの家や「当事者研究」にアクセスし、そこでハラスメント的な経験を…

  • カッコウと人間 存在としての加害性と簒奪性

    先日の投稿でフェミニズムの歴史で繰り返されていたマジョリティによる運動の簒奪と「当事者研究」の問題点および今後おこりうるだろう展開を重ねた。 運動を多数派側や力を持つ側のものに変質させていくことは、もちろん意図的なものもあるだろうが、全く無自覚で自動的なものも少なくないように思う。この自覚のなさは、自分は何も悪いことをやるつもりはないから、とやってしまったたことを免罪し、態度をあらためるつもりはないという開き直りの理由にもされる。 人間が自分にとってより都合のいい環境を構成していくことは、自覚以前のところからはじまるものであり、自覚の有無は何の言い訳にも現状改善にもならない。 「本能的」とも感…

  • ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』 フェミニズムの歴史に感じる「当事者研究」の既視感

    ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』。1、2章あたりからもう既視感にみちている。現社会環境のシステムそのものが変わらなければならないとするマイノリティのラディカルな立場は、部分的な改良で良しとする白人中産階級などマイノリティ内マジョリティの立場に乗っ取られていく。 www.bookcellar.jp 『階級とフェミニズム』のダイアナ・プレスの批判は「女性は、他の女性を支配し搾取しているあり方ーセクシュアリティや階級や人種を通してーと対決する闘いによってのみ「シスター」になりうる」というもの。 内面化された性差別に向き合うこと抜きに、そして自分だけでなく他の女性の抑圧と対決する闘いを抜き…

  • 「時間」について 整体の稽古と2/13トークイベント「コロナ禍を歩く」から

    整体の稽古とトークイベント「コロナ禍で歩く」から「時間」について考える。 peraichi.com 野口整体では息というときにさすものは単に肺呼吸のことではなくて、いわば体にいきわたる「時間」の流れのことであるようにも受けとれた。 冷たい水をわざとちびちびと飲むことで体にいきわたる感覚。呼吸を最小限にしながら息苦しくならない稽古。先に砲丸投げの室伏さんが新聞紙を片手だけで新聞紙を丸める動画が出ていて、そのことでコロナ禍での運動がしにくい環境でも「運動になる」と言っていたのを思い出した。室伏さんも当時よく野口整体の稽古にこられていたとのことで、その「エクササイズ」も野口整体由来だったとのこと。 …

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