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降りていくブログ https://kurahate22.hatenablog.com/

生きづらいものが生きていくために。回復とサバイバルについて考えていきます。

生きづらさは重い負荷ですが、それにより自分が生きるために必要なものへの意識や関心が深くなります。生きづらい人は誰のためでもなく、自分が生きていくために世間にまだ存在しないものを創りださなければいけない切実さを抱えています。生き抜くことは全く保証されていない。それにも関わらず生き残ろうとする人たちの創造は、通じる課題を持つ人たちの力となり、そして自身だけでなく、周囲の世界も回復させる力を持ちます。

ヨネ
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北区
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新居浜市
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2014/09/24

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  • オンライン読書会 パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』を終えて

    パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』のオンライン読書会が一段落する。 自分自身は里見実さんを通してフレイレに出会った。まず感じたことはフレイレの言っていることが現在の社会の状況にそのままあてはまること、そして現状を変えていくために環境を分析するにあたって使えることだった。無論、50年前の南米の状況を主な背景として書かれたことは換骨奪胎しなければいけない。 フレイレの革命リーダー論などに関してはやはり前時代のものと思われ、幾分「人々寄り」であれ結局リーダーが導くという前提から逃れられなかったと思う。昨今、「良きこと」の実践を看板にしている団体のリーダーたちの人権侵害やハラスメントが相次ぐ。 リー…

  • 言葉を求めて 歩録:Exhibition/Performance

    12時に古書店カライモブックス さんでのチラシづくりワーキンググループが終わり、帰途につく。何か食べていこうと思い、ソーシャルキッチンへ。烏丸通ではマラソンが行われていて人が多い。人と人の間を自転車で抜けていく。ソーシャルキッチンはもしかしたら満席かなと思ったけれど、幸い座れる席があった。1Fカフェの上では、古川友紀さんの歩 録:Exhibition/Performanceが開催されている。古川さんのやっていることは見てみたいと思っていたのだが、予約をしようとした時にはとっくに埋まっており、諦めていた。 古川さんが来られ、挨拶する。水無瀬でされていた穴場以来だ。あの時は気になっていた近くの長谷…

  • 12/13(日)ワーキンググループを終えて 罪 主体 マジョリティ WGの枠組み

    今回のワーキンググループでは、今までネット上での発言を読むだけだった方たちとオンラインでお会いし、テレメンタリー「わたしがやらない限り」の視聴を媒介にお話しをする。医療や福祉、組織におけるハラスメント対策などそれぞれの現場からのお話しから今まで知らなかった文脈を知ると様々な問題に対する自分の距離感が変わる。浦河べてるの家に対する自分のイメージも、本やネットなどの世間に向けられた顔からできていたことをあらためて実感する。べてぶくろ性暴力問題の被害者であるpirosmanihanacoさんの呼びかけがなければ、この場はそもそも存在しない。これまでも社会のひずみによって傷を受けた人がそれでもなおシェ…

  • 気づかない絶望 社会と個人の乖離

    新しい問題がおこれば新しい専門家がそれにあたるというかたちで、専門家制度が整えられ、より万全になっていくことで社会の問題は解決していくのでしょうか。 専門家には専門家ならではのできることがあると思います。しかし、だからといって専門家でない人がその分何かを考えなくなり、それまで自分で調整できたことができなくなることは深刻な結果を招いていると思います。 社会福祉のことは社会福祉の専門家に任せ、保育のことは保育の専門家に任した結果、薬物依存回復施設や保育園建設に反対運動がおこるようなことは、社会と個人の生活が全く乖離したものになっていることの現れではないかと思います。 今は問題がなくても、いざ自分や…

  • ワーキンググループについて 無香料日用品の簡易チラシづくりを事例にしながら

    少人数で集まり、学びを趣旨にして自分にとって必要なことをする作業グループをワーキンググループと勝手によぶことにしました。 学びは余裕がある人や勉強好きな人がやるものだと思われているむきもあると思いますが、ここでは学びを自分が既に知っている世界から少し出て、そこでの体験から自分の知っている世界を更新し、新鮮さを取り戻すことだとします。 学びを媒介させる理由の一つは、場の環境設定です。学びにとって必要なことは一旦自分の知っている諸々の知識や正しさなどを一旦置いて、自分の知らないことを探る謙虚な態度になることです。より知っている人が意見を言う場ではなく、それぞれが普段の繰り返しを一旦おき、知っている…

  • べてぶくろ性暴力問題 信田さよ子さんの応答と被害当事者からのメッセージ

    べてるの家の関連施設、べてぶくろでおこった性暴力は、地域住民との関係性の悪化などを理由に公にすることをべてぶくろによって止められてしまいました。行き場のない状態に追い込まれた被害者に対してべてぶくろからは「当事者研究」をすることがすすめられ、性暴力事件は個人の了解の問題として片付けられようとしていました。 べてぶくろでおきた性暴力、そしてその隠蔽の問題が「なかったこと」にされてしまう危惧のもと、被害者の方は5年の長い時間を経て、べてぶくろを告発するnoteを公開しました。べてぶくろは被害者自身の声に対してではなく、その「反響」によってようやく声明を出しました。声明の文章は真摯な反省を装いながら…

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