スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
福島旅行の2日目は小名浜地区を訪問しました。朝食前に温泉。男女入替制なので、今回は「うずの湯」です。ポリネシアに生息し輪廻転生を例える巻き貝をモチーフにデザインされたそうです。その後にホテルでモーニングをいただきます。まずはハワイアンズ オムレツとサイミンというハワイ料理?を堪能します。続いては和食です。福島(いわき)の名産品を中心にチョイスしました。スパリゾートハワイアンズからは乗り合いタクシー「...
4月下旬に福島県を訪問しました。メインは常磐興産の株主優待を使って、「スパリゾート・ハワイアンズ」を訪問することです。(当社は上場廃止になったので優待利用に関する内容は割愛)良いサービスだと感じたのが宿泊専用の無料バスです。私は最寄りだと西船橋ですが、松戸経由で時間が掛かるので東京便を利用しました。東京便を選んだ理由の一つが「The 3rd Burger」の優待券利用です。5月末期限の優待券を使い切るために、朝か...
NATTY SWANKYホールディングス GRIP FACTORY
NATTY SWANKYホールディングス(7674)はギョーザ軸にした居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を展開。22年2月に持株会社移行。■業績・参考指標2025年1月期連結業績は以下の通り。・売上高と販管費はほぼ計画通りの着地(営業利益は計画比△48百万円)・減損損失222百万円を計上で当期純損失計画よりやや下振れしたのは製品卸売上の影響です。これはGRIP FACTORY工場の稼働開始時期の遅れによるものです。GRIP FACTORYはダンダダンの各...
不二電機工業(6654)は制御用開閉器で高シェア。電子応用機器に展開。電力向け多い。一部直販制。■業績・参考指標2025年1月期の決算概要は以下の通り。・売上高は制御用開閉器、接続機器、表示灯・表示器で増収・利益は製造原価・販管費の増加に加え、前期の投資有価証券売却益剥落により減益次期の業績予想は減収減益。費用増を吸収できないという計画は高評価につながらないです。今日の一言で言及しているブランドを見習ってほ...
Japan Eyewear Holdings 積極的な株主還元に「眼」がない & アルティーリ千葉
Japan Eyewear Holdings(5889)は福井・鯖江拠点の高級眼鏡ブランド「金子眼鏡」と「フォーナインズ」を展開。■業績・参考指標2025年1月期の売上収益は前年同期比+23.2%の伸長となりました。期末に近づくにつれ前年ハードルが高くなり、成長率は少しずつゆるやかになりました。好調な売上を背景に、営業利益率は32.0%と攻守順を維持しています。これはGoodですね(^^)/次期の業績予想は増収増益を見込みますが、伸び率は当期より...
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 中期成長戦略と分配方針を策定
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人は三井不動産と伊藤忠グループが運用する物流施設REIT。2024年11月にアドバンス・ロジスティクス投資法人と合併し、伊藤忠グループとダブルスポンサー体制となる。買付日 : 2019年5月数量 : 1口取得単価 : 81,352円好調に推移していた物流系REITも現時点では厳しい経営環境にあります。・物流不動産市場:好調な不動産売買マーケットの一方で、首都圏の一部エリアで空室率が高止まり・イ...
アドバンス・レジデンス投資法人は住居特化型で住居系最大規模。買付日 : 2012年7月数量 : 2口取得単価 : 77,500円DPU(1口当たり分配金)は前期比+0.8%の5,975円となりました。資本政策では売却益の縮小方針を見直し、継続配当としています。EPUの向上を企図、投資口価格の向上を期待し、自己投資口取得を行っています。また投資口分割も実施しています。資産運用は伸び悩んでいるように見えます。期中平均稼働数は低下傾向、...
エターナルホスピタリティグループ(3193)は東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店「鳥貴族」展開。地方都市の開拓推進。海外事業育成中。■業績・参考指標2025年7月期2Qの決算概要は以下の通り。・国内鳥貴族の売上高は前期比増収のトレンド維持も、意欲的に策定した当初計画には至らず・店舗運営経費や間接部門の経費、海外現地法人の先行赤字は計画内で推移・計画比減収や計画を上回る原価率の推移により売上・利益ともに当初業績...
ミサワ(3169)は「unico」商標で家具・織物を展開。女性客中心。Web通販に注力。製造は中国・インド委託■業績・参考指標2025年1月期の業績は営業利益が急回復しています。悪化前の21年・22年には及びませんが。なぜか当社HPに期末の決算説明会資料は存在しません(2Qで更新がとまっている)。「株主の皆様へ」という社長メッセージも2Q終わった時点の内容で何だかなぁ~■株主優待権利確定月:1月末日①株主様限定タオルセット(5,0...
モロゾフ(2217)は神戸が本拠のチョコ、洋菓子の老舗。百貨店内での店舗販売が中心。喫茶・レストランも併営。■業績・参考指標2025年1月期の業績サマリーは以下の通り。・百貨店・量販店を中心に焼菓子売上が好調に推移・カカオを中心とした原材料価格が高騰・人件費及び物流関連コストの上昇により、利益面で苦戦を強いられる商品グループのトップは「チョコレート(バレンタイン商品)」です。年間の売上高構成比の実に21.7%を...
アルトナー(2163)は技術者派遣の古参。機械、電気・電子、ソフトの設計開発が軸。人材紹介サービスにも進出。■業績・参考指標当期までの中計の振り返りは以下の通り。【中計達成】・営業利益率は技術者単価の上昇に伴い達成・ROE、配当性向はプライム市場の上場維持基準の対応により達成【中計未達】・採用環境の激化による技術者数の計画未達に伴い売上高も未達次期から30年1月期までの中計を策定しています。新卒・キャリア採...
積水ハウス(1928)はハウスメーカーの雄。戸建てから賃貸住宅、マンション等に展開。国内外で不動産開発も。■業績・参考指標2025年1月期の業績概要は以下の通り。・売上高・利益ともに過去最高を更新。売上高は4兆円を突破・MDC社連結化に加え既存ビジネスの成長により、すべてのビジネスモデルで増収増益・年間配当は、前年度比12円増配(計画比6円増配)の135円、13期連続増配MDC社とは米国において戸建住宅事業を行う会社でM&...
2025年3月に北海道根室市にふるさと納税を実施しています。北海道根室市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は25,000円の寄付を行い、「回転寿司根室花まる 食事券」を選択しました。通常予約を受け付けていない東京の回転寿司店舗で予約可能な食事券になります。本券1枚で下記2名分の食事となります。内容は以下の通り。・根室産汁物2杯・手剥き花咲がに軍艦2貫・赤ほや2貫・あぶらがれい2貫・にしん2貫・・めふ...
インヴィンシブル投資法人はホテルと住居を中心とした総合型REIT。買付日 : 2018年2月数量 : 1口取得単価 : 46,950円 ※旧NISA預り当期の営業収益は、前年同期比35.8%の増加となりました。国内既存ホテルの業績伸長及び2024年7月の新規取得物件による賃料増加等によります。当期の純利益は前期比17.3%増の15,138百万円、1口当たり分配金は、同3.4%増の1,982円で着地。1口当たり分配金の額は公表した業績予想と比較して10.8%増...
船井総研ホールディングス(9757)は経営コンサル大手。中小企業向け成長支援型コンサルに特色。住宅・不動産、医療業界等に強み。■業績・参考指標2024年12月期業績概要は以下の通り。・売上高・利益とも過去最高業績を達成・ROEは過去最高の24.3%・主力の経営コンサルティング事業は売上高・利益とも2桁成長次期も過去最高業績の更新となる売上高330億円、営業利益89億円を計画しています。ROEは過去最高の25%以上、配当は10円増...
スペース(9622)は商業施設等のディスプレー企画・設計・施工。名古屋地盤で全国展開。オフィス、ホテル案件育成。■業績・参考指標2024年度の決算の概要は以下の通り。・売上高は前年から100億円以上増加し、初の600億円超を達成・2期連続の増収増益となり、営業利益率は前期比で0.5ポイント上昇売上高の増加要因は大型案件の増加に加え、サービス等分野が好調でした。受注残、受注残高ともに上昇傾向で、引き続き安定した受注環...
ラックランド(9612)は食品、飲食分野の店舗を企画・設計・施工。保守も展開。商業施設、食品工場・倉庫、ホテル等育成。■業績・参考指標2024年12月期連結業績ハイライトは以下の通り。・受注環境が好況で、売上高は期初計画比で上回った・特別調査費用や一過性の費用計上等により各段階利益は期初計画比で下回った営業利益は前期8億円から当期は2億円に減少しています。その増減要因が当社の状況を如実に表しています。・一過性...
GMOインターネットグループ(9449)は上場子会社9社を持つ総合ネットグループ。インフラ、金融が中核。暗号資産、広告メディアも。■業績・参考指標FY24の連結業績は以下の通り。インフラ好調、タイ証券の引当・撤退費用95億を吸収し、営業利益でも最高益を達成持株会社に移行します。意義として「自立経営の促進」と「グループシナジーの極大化」を掲げています。個人的には上場子会社を複数保有する現状のガバナンスは評価してい...
ノバレーゼ(9160)はブライダル主力でゲストハウスやドレスショップを展開。子会社でレストラン特化型事業も。■業績・参考指標2024年12月期のサマリーは以下の通りです。・売上収益は過去最高値を更新・ブライダル事業における各KPIが堅調に推移・一般飲食・レストラン特化型が躍進・営業利益の水準は順調に推移したものの減損損失を計上ビジネスの特性上、古い婚礼施設は収益性が下がり減損損失の可能性が高まりそうです。IFRSを...
千趣会(8165)は「ベルメゾン」展開するカタログ、ネット主体の通販大手。頒布会、店舗に特徴。■業績・参考指標売上高は減少、営業利益は赤字幅縮小も依然と厳しい業績です。それを踏まえ、以下の改革を2/13に発表しています。・東日本旅客鉄道株式会社との資本業務提携の解消 →業務提携は継続、JR東日本保有株式(発行済株式総数の12.22%)の取り扱いは未定・代表取締役にの異動・現本社売却方針決定JR東日本との資本提携の解...
ピジョン(7956)は育児用品で国内トップ。哺乳瓶発祥。小物に強い。近年はベビーカーにも注力。中国で高シェア。■業績・参考指標2024年12月期の業績は以下の通りです。・7期ぶりの通期計画達成・前期比では円安効果もあり売上高・利益ともに2ケタ伸長を達成・中国本土での徹底的な成長投資により販管費は前期比で大幅に増加も、計画内に収める次期は第8次中計の最終年として、増収増益および利益率の改善を目指します。成長ドライ...
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532)は総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開。子会社に長崎屋、ユニー。ASEAN出店加速。■業績・参考指標25年6月期2Qの振り返りは以下の通りです。・半期、2Q単共に、過去最高の売上、営業利益を達成・営業利益率は8.0%(前期比+0.8pt)と、収益性が更に向上・通期業績予想は営業利益を+50億円上方修正通期業績予想は国内事業がDS事業の好調を受けて、+90億円。北米事業は南カル...
ヤマハ発動機(7272)は楽器のヤマハ発祥。2輪で世界大手。稼ぎ頭はマリン、産業ロボットも強化。トヨタと提携。■業績・参考指標2024年度の業績は以下の通りです。前年比:増収減益 二輪車事業の出荷台数の増加や円安により増収、一過性費用500億円修正予算比:減収減益 赤字事業の固定資産減損および品質関連費用の計上350億円次年度は増益計画です。コア事業の増収、赤字事業の収益改善に加え、当年度の一過性費用の戻りによる...
バリューHR(6078)は健保の保健事業や企業の健康関連業務をネット代行。健保の新設・運営支援も。■業績・参考指標2024年12月期の通期決算サマリーは以下の通りです。・売上高は+18%の成長、想定を上回る新規顧客の獲得及び既存顧客のサービス利用が増加・顧客増加に伴うシステム開発強化及び体制強化・人員増強により、減益気になっているのは営業利益率の悪化です。22~23/12期は19%台でしたが、当期は13.3%まで悪化していま...
マブチモーター(6592)は車載用軸に小型モーター世界シェア5割以上。理美容向けも。中国、ベトナムなど全量海外生産。■業績・参考指標2024年12月期の業績は売上高、営業利益は増加しました。売価・プロダクトミックスの改善や円安等の増益要因がコストアップ等の減益要因を上回りました。一方で、ポーランドの連結子会社の減損計上により73億円の損失を計上しています。これにより当期利益は減益ですが、決算説明会資料には一言の...
DMG森精機 中計2025見直し→2030年目標へ移行? & バスケ観戦
DMG森精機(6141)はTOBで独DMGと経営一体化。自動化で世界最大手格。5軸、複合加工機など先端機種に強み。■業績・参考指標2024年度は前年比微増収、減益。機械受注平均単価はMX浸透により増加も受注額は減少しました。ドイツ輸出許可の長期化、システム導入による追加費用、過剰部品在庫処分による一過性費用を計上しています。またロシア工場接収に伴う一過性費用151億円も計上。2025年度は期初受注残の減少により減収計画として...
長府製作所(5946)は石油給湯器で首位級。太陽熱温水器や冷暖房機などへも展開。環境配慮型製品に注力。好財務。■業績・参考指標2024年12月期の決算ハイライトは以下の通りです。・給湯機器、エンジニアリング部門の売上は好調であったが、その他が低調・売上高低迷と、原材料高騰の長期化により営業利益は減少・営業外収益の増加で一定程度はカバー(受取利息、受取配当金、為替差益)代表取締役社長が交代しています。取締役総...
ガンホー・オンライン・エンターテイメント 株主提案の結果は?
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)はスマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」が収益柱。PCオンラインゲーム、家庭用ゲームも展開。■業績・参考指標2024年12月期の通期連結業績は以下の通りです。・「Ragnarok」関連タイトルの反動減により、減収・Gravityにおける広告宣伝費の増加や、ガンホーの業務委託費の増加により販管費が増加ストラテジックキャピタルが当社への株主提案を行っていました。問題点として報酬ガバ...
2025年3月末のポートフォリオ 株主優待の新設・拡充・再開
2025年3月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 35,617.56円月間で1,537円(4%)安となりました。3カ月連続で下落しています。米大統領による関税引き上げへの警戒感が相場の重荷となりました。これで悪材料出尽くしとなってくれれば良いのですが…私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+0.8%、年初来損益で-2.0%となりました。ボラティリティの小さいポートフォリオで辛うじて月間のプラスを...
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スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標2025年2月期のエグゼクティブサマリーは以下の通り。・売上高、営業利益は概ね修正業績予想通り・4Qの新規顧客獲得人数は一部商品で改善の兆しが見られ、回復傾向に・FY2025途中から商品ラインナップの拡充に向け、商品企画に注力・2025年7月末までに中計を公表予定次期の業績予想は減...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社11社。M&A推進。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高は過去最高額を記録も、予算未達で着地・粗利は増収により増加も、価格競争のなか粗利率は-0.2%・販管費は予算内執行も、営業利益・経常利益は前年・予算を下回るという訳で、上記の文章は全て○○も、…という構文になりました。つまり、良いところもあったが...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。全店舗の約8割に調剤併設。ツルハHDと経営統合協議中。■業績・参考指標ツルハとウエルシアの経営統合の概要は以下の通りです。①2025年5月頃イオンによるツルハHD株式の追加取得持分比率19.7%→26.8%②2025年12月ツルハHD・ウエルシアHDによる株式交換効力発生③2025年12月上旬~2026年1月(予定)イオンによるツルハHDへのTOBイオンのツルハに対する持分比率:5...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・顧客単価の上昇を伴い増収、既存店の回復も顕著・原価上昇も、直営店舗の売上構成比が増加したことにより、粗利率は上昇・管理コストの上昇は継続も、増収の範囲内で推移会社別で見ると、日本レストランシステムの増益が目立ちます(+50.9%)。次期も増...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・住関連は増収、微減益・外食事業は増収増益・投資有価証券売却益により当期利益は増加住関連の売上高増はフレッシュハウスの子会社化及び新店が寄与しました。外食事業ではからやまの好調が継続しています。次期の業績予想は増収、経常利益は減益。住関連は大型のホ...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・気候変動による季節商品への影響や物価上昇での節約意識の高まりによる買い控え等により減益・粗利の増加と経費の抑制により営業利益は増加・特別利益の減少と特別損失の増加により、当期純利益は減益コロナ禍の特需が終わってからは、ほぼ右肩下がりの...
オンワードホールディングス(8016)はアパレル大手。百貨店、SC向けに展開。「23区」「J.プレス」など、中高価格帯ブランド軸。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高はブランド事業が好調に推移し増収・旧年品在庫高の調整により粗利率は低下、店舗運営効率化により販管費率は低下・営業利益は減益も、繰延税金資産の計上等により親会社利益は増益、計画達成昨年10月から新規連結対象となったウィゴー事...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・5月、12月の価格改定後も来店数が堅調に推移し、増収・原材料高騰(米、キャベツ等)、人件費の増加等を増収で吸収し、増益次期の業績は値上げ効果が一巡してきますが、一定の効果は見込めます。原価率は前期並みとし、増益を目指します。“Hiday Challenge”...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・対計画では、売上収益と粗利率は未達も、経費コントロールでコア営業利益は達成・営業利益以下はMCファッション買収に伴う負ののれん益が支えに・アパレルブランドの一部はMD課題を残すも、デジタルとプラットフォーム事業でリカバリ前期は決算期変更に伴う11ヵ月決...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・期末の店舗数は81店舗(前期比+1)・既存店の業態転換を進め、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」を9店舗まで拡大・増収増益、当期利益の黒転を達成もう少し規模拡大しないとダメなレベルですが、新規出店は進んでいません。立地の慎重な選定と...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・国内事業はEC堅調に推移も、SCブランドの苦戦や不採算整理により減収・販管費コントロールも、粗利減少をカバーしきれず・中国事業における持分法による投資損失24.3億円の影響により当期利益は赤転中国は合弁事業の株式譲渡を実施しています。これ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年2月期は修正計画を達成しています。前期比では国内外コンビニともに減益です。またSEI不採算店閉店($375M)やラストワンマイル戦略再構築に伴う損失等を計上しています。当社の注目点は今後のコーポレートアクションですね。まずは株主還元を強化します。配当は次期に+1...
DCMホールディングス(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は過去最高、営業利益、経常利益も過去最高を更新・親会社利益は前期の段階取得差益の影響を除いた場合は34億円の増益これはケーヨーとの統合により事業規模が拡大、収益性が向上したことが効いています。販管費も統合による削減効果を含め、計画比2.8%抑えることが...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・年商は5年ぶりの100億円超・既存店前年比は売上・客単価が堅調に推移するも、客数は前年を下回る結果・増収と営業利益の増益、繰延税金資産の計上により当期利益も増益商業施設、駅、空港などに出店を進めています。そのうえで地域に根差したスポーツ・事業等と協業することで...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等カジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標2025年2月期の売上高は過去最高となりました。一方で営業利益は計画未達、減益となっています。減益の要因は粗利率の悪化、海外事業と飲食事業のグループ会社の業績不振です。対応策は手早く、飲食子会社は新規出店抑制などによるコスト改善、米国事業は撤退します。米国事業から撤退し、東南アジ...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標2025年2月期は売上高、各段階利益で前年実績及び計画を上回りました。中国の代理商への商品全般の販売とスポーツ卸先へのフットボール商品の販売が好調でした。都市部はインバウンド増加により好調、地方は値上げによる需要減と購買力格差が出ています。タビオスポーツは生産能力の拡大により、売上牽引に...
2025年5月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 37,965.10円月間で1,919円(5%)高となりました。米中両政府が関税引き下げに合意したことを受け、貿易摩擦の激化への懸念が和らぎました。とはいえ、また雲行きが怪しくなっていますが…私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+3.0%、年初来損益で+2.0%となりました。日経平均には付いていけませんが、年初来ではプラスに転じています。<国内...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・増収増益、各段階利益は上場後の最高益を達成・既存店売上高前期比+4.0%、グループ全体も好業績を維持・2件のM&Aを実施4Qに2件のM&Aを実行したことにより、計画外の手数料等を計上しています。これにより計画比では若干下回る利益がありま...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。比マニラにも出店。■業績・参考指標2025年2月期の業績概要は以下の通り。・売上高は前年、修正計画を達成・営業利益は前年割れ、修正計画も未達営業利益の未達は大阪の旗艦店「XEX WEST」の収益力改善遅れ、費用増によるものです。楽観的な計画を出して未達になるのは当社の性なので、驚きはありません。決算説明資...
円谷フィールズホールディングス(2767)は遊技機の企画開発、販売が軸。「エヴァ」シリーズ著名。円谷プロ、映像制作等コンテンツ事業も。■業績・参考指標2024年3月期のトピックスは以下の通りです。・売上高はPS事業セグメントの販売が好調に推移・持分法適用関連会社としたダイコク電機に関する投資利益が増加・ソフィアの買収により生じた負ののれん発生益コンテンツ&デジタル事業セグメントは増収減益。新商品発売をにらみ現...
エディオン(2730)は家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年に店舗名を「エディオン」に統一。リフォームにも強い。■業績・参考指標PLは置いておいて、気になった点をピックアップします。2023年9月にプロサッカーチームのサンフレッチェ広島を連結子会社としています。クラブ設立時からスポンサーでしたが、まさかの展開!また家電に次ぐ第2の柱としてリフォーム事業に注力していますが、ここでもM&Aを実施しています。CFを見て...
エムスリー(2413)はソニーG関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等周辺分野開拓。■業績・参考指標24年3月期はCOVID関連以外の通常事業の売上は+11%の成長となりました。一方でCOVID期の一時的需要の剥落や製薬会社のコスト圧縮、海外治験事業の減速で減益となりました。これまで毎年10件程度のM&Aを実施しています。FY23はトータルで10件、FY24も当直連携基盤とメドケアの買収をすでに完了してい...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標24年3月期はすべての指標で前期を上回り、過去最高値を更新しました。インバウンド対策の強化や新ブランド出店、商品価格の改定が奏功しました。インバウンド売上は4Q単で初めて20億円を突破するなど好調です。またシュクレイが3つの新ブランドプロデュース、好立地への新規出店等で成長を牽引し...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2024年3月期の営業利益は増益となりました。原材料価格の高騰が続いていますが、増収や商品の内容量変更・価格改定により利益を確保しました。一方で粉末飲料部門や子会社にて固定資産の減損22億円を実施し、当期利益はマイナスとなりました。さて当社のPBRは0.6倍程度で推移しています(当社資料によ...
大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2024年3月期は減益も計画は上回って着地しました。八重洲を含む複数案件での損失引当や海外での貸倒引当により費用が増加しました。一方で国内土木や海外での手持工事の大幅な利益改善が大きく奏功しました。長期安定配当の維持を第一に、自己資本比率(DOE)を3%程度から5%程度に引き上げています。...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2年連続の増収、3年ぶり増益となっています。推移をまとめて興味深かったのがFCFの動きです。なんと過去5年間、ずっとFCFはマイナスです。営業CFもほぼマイナス。これは受取手形・完成工事未収入金等の増加によって運転資本が悪化しているのでしょう。この状態だとCashが必要になりますね...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社10社。■業績・参考指標2024年2月期は人件費の上昇等により販管費は増加したものの、既存店の好調や単価上昇により伸長。増収・2桁増益での着地となりました。次期も増収増益を見込んでいます。当社は安定的に成長はしていますが、ROEは6%台、PBRは1倍割れです。成長投資(特にM&A)による利益水準の向上を第一義に、ROE8%の実現を目指...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。調剤併設、24時間営業に強み。ツルハHDと経営統合協議開始。■業績・参考指標2024年2月期は調剤が好調でしたが、コロナ関連需要の反動減の影響で増収減益でした。次期は増収増益増配を見込んでいます。さて色々あった当社ですが気になる点をピックアップしておきます。・WAON POINTを中心としたポイントサービスへ移行ま、これは早々にやるべきことだったので...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標24年2月期の売上高は顧客単価の上昇を伴い、前年比で大きく改善しました。原価上昇も直営店舗の売上構成比が増加したこともあり、粗利率は上昇しています。管理コストの増加は増収に伴うコストコントロールの範囲内で推移しています。ブランド別でみると、ドトールとエクセルシオールの伸びが+2...
オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカー大手。「23区」「自由区」など、中高価格帯ブランド軸。百貨店向け中心に展開。■業績・参考指標2024年2月期の営業利益は2008年度以降で最高益となっています。要因は増収とグローバル事業構造改革の成果、商品サプライチェーン効率化等によるものです。2025年2月期は引き続き営業利益で最高益の更新を目論んでいます。前提は以下の通りです。・売上高:国内事業は堅調、海外...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標「事業計画及び成長可能性に関する事項」から気になる点をピックアップします。・24期で不採算店の撤退を完了し、てけてけ及び新業態を緩やかに出店・新規出店とともに既存店強化の取り組みによりトップラインの回復を図る・トップラインの回復と徹底したコスト管理により、26期に...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2024年2月期のサマリーは以下の通りです。・国内事業は粗利は増加も、販管費の増加をカバーしきれず、減益・海外事業は中国事業は回復も、米国事業のマイナス響く当初は現中計で3年をかけコロナ後の新常態を確立し、再び成長軌道に乗せる計画でした。しかし、国内外の業績苦戦を受け、飛躍...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標損益の推移をみていると2024年2月期で辛うじてプラスに転じています。と思っていたら、これが上場後の最高益なんですね。なんかすみません…店舗は2018年2月期に149店舗ありましたが、111店舗まで減少しています。関東の店舗も随分と減りました。まあ現状で地域を分散するより...
イオンモール(8905)はイオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営。海外は中国やベトナムなどで展開。■業績・参考指標中計数値の見直しを行っています。これは初年度である2024年2月期に回復が遅れ、営業利益で121億円の未達で着地しています。直近数年間は計画乖離が続いており、次年度以降はトレンド、リスクシナリオを加味しての見直しです。推移でみても売上高は伸びていますが、利益は減少トレンドです。今後の海...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2024年2月期は決算期変更に伴う11ヵ月決算でした。そのためPLよりもBS・CFにフォーカスを当ててみたいと思います。[BS]当期より永久劣後ローンの借換えを本格始動させています。これに伴い50億円が資本から借入金に振り替わったものの、D/Eレシオ1倍以下に改善。商品在庫の資金化は下期で大きく進展、ただ...
DCMホールディング(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開、傘下にケーヨー。■業績・参考指標売上高減少を粗利益率改善、経費削減でカバーできず減益となりました。なおケーヨーの3ヶ月分を連結として取り組んでいます。M&Aを推進し、「協働・共創」を通じた事業領域の拡大を図っています。今後はエリアの拡大と各種アライアンス・異業種連携や機能強化をターゲットとしています。ただし...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2024年の売上高2019年度比は81.1%、4Q単は87.0%でした。営業時間は4Q単で通常営業時間の91.0%、23時以降深夜帯の売上高はコロナ禍前比44.6%です。利益はコロナ禍以降初、全四半期で黒字化しました。という訳で新規出店を行っています。出店ターゲットを47都道府県に拡大し、厳選した200店舗体制を構築する計...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理などを直営・FCで展開。営業赤字続き立て直し中。■業績・参考指標業績の推移を見ると、まだまだ油断はできませんが最悪期は脱したようです。25年2月期の取り組みのうち、インバウンドと和食事業の強化に興味があります。和の鉄人・森本シェフによるプロデュース店は鉄板焼と鮨の業態で客単価を大幅にアップさせています。とんかつ業態の展開も個...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2024年2月期は以下の点から大きく利益を落としています。・天候不順・暖冬による季節商品の伸び悩み・物価高による顧客の買い控え・2024年問題によるコスト上昇・人件費の増加・新店投資に伴う減価償却費負担の増加2025年2月期の業績見通しも伸び悩みで、状況の改善を見込む状況ではありませ...