スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
MonotaRO(3064)は工場・工事用間接資材のネット通販。同分野の米国大手が親会社。個人と小規模業者が主な顧客。■業績・参考指標中長期の売上及び利益成長目標は以下の通りです。・売上成長率:15%超・売上増加率を超える利益成長の実現ROEは30%以上の水準の実現を目指します。これは株主資本コストがCAPM方式では約7%、株式益回り方式では17%と推計しています。成長投資に関しては、①既存ドメイン領域のキャパシティ増強など...
日本マクドナルドホールディングス(2702)は外食の国内大手。世界的ハンバーガーチェーン。米国本社の影響大きい。FC店比率は約7割。■業績・参考指標2025-2027年の中計:財務目標は以下の通りです。店舗運営コストの上昇が見込まれるビジネス環境においても収益性向上を目指します。全店売上高:CAGR+4~+6%営業利益:CAGR+4~+6%営業利益率:13.0%ROE:11%以上株主還元方針はDOEを新たに採用します。2027年度の目標値を3%に...
ジャパンクラフトホールディングス ブームを追い風にできるか?
ジャパンクラフトホールディングス(7135)は手芸店「トーカイ」を全国展開。22年初、持株会社に。手芸出版・教室も。ファンドと提携し再建中。■業績・参考指標2025年6月期2Qの業績は以下の通りです。・構造改革の効果発現により、予定通り経費圧縮・手芸小売店は順調に売上回復、1店舗あたり前期比10%増収・営業利益は計画以上の進捗、復配へ売上好調には推し活・編み物関連商品の販売好調があります。いまは若者に編み物ブーム...
ポーラ・オルビスホールディングス ポーラの業績改善には時間が掛かりそう
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)は化粧品4位。高級品のポーラ、通販のオルビスが2大ブランド。育成ブランド「THREE」も。■業績・参考指標2024年度の業績は減収減益。オルビスは好調もポーラの業績悪化が響きました。なお連結売上高は国内+1%、海外△13%。ポーラは国内は委託販売の減少、海外は中国での不採算店閉鎖によりダブルでマイナスです。ポーラ中国事業の25年計画は景況影響・不採算店の整理により減収見通し、...
ライオン(4912)は歯ブラシ国内首位、トイレタリー3位。「バファリン」の薬品や工業用品も展開。アジア強化中。■業績・参考指標2024年度は4期ぶりの増収増益になりました。売上高は海外が牽引、利益は収益構造改革の推進により年初公表を達成しました。中計の2nd STAGE(2025~2027年)に向けての課題は以下の通りです。一般用消費財事業の構造改革施策は想定通りに進捗し、収益性向上に貢献しました。・一般用消費財:収益構造改...
ギフティ 子会社はシナジーある? & iPhone16購入
ギフティ(4449)は商品・サービスと交換できる電子チケット・eギフト発券・流通を一貫展開。アジアにも進出。■業績・参考指標2024年12月期通期の業績は以下の通りです。・流通額・売上高・EBITDAすべてにおいて、前期を大幅に上回り、過去最高値を達成・法人の高いeギフト需要が継続・子会社の減損損失計上により当期純利益は赤字を計上、配当予定額は公表通りの10円を維持2025年度は流通・売上・利益のすべてにおいて大幅成長を...
kubell 売上成長と利益創出の双方の実現を目指さないと…
kubell(4448)はビジネスチャットツール「Chatwork」を展開。クラウド経由BPOサービスを強化。■業績・参考指標設立20年の節目に会社名を「Chatwork株式会社」から「株式会社kubell(クベル)」に変更しています。すべての働く人の心に、薪を「くべる」存在へそのような企業でありたいという想いと決意を、新しい社名に込めています2024年度は4期ぶりとなる通期営業黒字を達成しています。営業利益・経常利益は業績予想を大幅に上...
スパイダープラス FY2025のKGIは? & DIC川村記念美術館訪問
スパイダープラス(4192)は建築図面・現場施工の管理アプリ「SPIDERPLUS」を開発販売。建設業者が主要顧客。■業績・参考指標4Q単の売上高は11.0億円、営業損失△0.6億円、ARP45.3億円(YoY+29%)で着地しました。DX先進企業を中心とした既存顧客への浸透が加速しました。次期は先行投資期間を経て、成長性と収益性を両立するフェーズに入ります。FY2025のKGIは「ARR成長率30%」及び「営業利益の通期黒字化」です。個人的には悪く...
CARTA HOLDINGS(3688)は電通グループ傘下。ネット専業2社が統合。メディアプランニングや広告配信システムが柱。■業績・参考指標2024年12月期通期のサマリーは以下の通りです。・デジタルマーケティング事業が復調しつつある・またインターネット関連サービス事業が好調に推移したことにより増収増益・売上総利益は前年比+1.9%、218.7億円に・営業利益は前年比+64%、21.3億円とV字回復を実現販管費の半分は人件費というのは負...
アルペン(3028)はスポーツ量販大手。スポーツデポ、ゴルフ5、アルペンが柱。近年はアウトドア専門店を拡大。■業績・参考指標2025年6月期2Qの業績は以下の通りです。・スポーツカテゴリが順調に売上を拡大・気温低下によって冬物販売が堅調に推移・粗利率が改善・費用が計画を下回る(一部、執行時期が下半期にずれ込んだことも一因)この状況を踏まえ、通期の業績予想を上方修正しています。ただし上期の増益幅を縮小させる形で...
地主(3252)はスーパーやホスピスなどテナントの底地を投資家向けに売却・賃貸。私募REIT運用に強み。■業績・参考指標2024年12月期のサマリーは以下の通りです。・4期連続の増益を達成。2025年12月期も増益予想・当期純利益の持続的な成長を重視し、売上高をマネジメント2024年に公募による新株式発行と自己株式の処分、株式売出しを実行しています。2025年度の親会社利益予想は24年とほぼ同額ですが、EPSは△12%です。配当は+15...
すかいらーくホールディングス(3197)はファミレス最大手。主力は「ガスト」。中華「バーミヤン」や和食「夢庵」など多業態。14年に再上場。■業績・参考指標2024年通期の業績のサマリーは以下の通りです。・売上高は+463億円、店舗中心経営の推進による客数増、メニュー・プロモーション効果、宅配の伸長・人件費率は低下、人的資本投資を実施も、客数・客単価上昇による・事業利益率、営業利益率ともに6.0%ちなみに、資さんうど...
ホットランド HD化 & 築地銀だこ事業を東西に分割
ホットランド(3196)はたこ焼き「築地銀だこ」が主柱。たい焼き「銀のあん」も展開。台湾、香港などアジア軸に海外進出。■業績・参考指標PL推移は、直近は大きく業績拡大し、コロナ禍前の水準を上回っています。そんな中での2025年度の取り組みは以下の通りです。売上面・2025年4月1日付で、当社の商号を「株式会社ホットランドホールディングス」に変更し、持株会社化。・酒場事業:銀だこハイボール酒場、おでん屋たけしの出店...
物語コーポレーション(3097)は中部地盤。直営・FCで郊外に出店。食べ放題「焼肉きんぐ」が主力。和食食べ放題やラーメンも。■業績・参考指標2025年6月期2Qのトピックスは以下の通り。・各種コストの増加に対する取り組みとして各ブランドで価格改定を実施・中国、香港、インドネシアに加えて、台湾などのアジア地域における事業展開の準備を進める価格改定後の2Qの既存店客数は堅調に推移、客単価は上昇となっています。当社に限...
ヒューリック(3003)は旧富士銀行の銀行店舗ビル管理から出発。都区内の駅近接ビル中心に好物件所有、物件多角化へ。■業績・参考指標2024年12月期のハイライトは以下の通りです。・今期も全段階利益で最高益を更新。修正業績予想をさらに上回って着地・年間配当は前期比+4.0円の54.0円。上場以来、16期連続で増益(平均10%以上)と増配を達成・中計の利益目標の1年前倒し達成により、新・中期経営計画(2025-2027)をスタート連...
日本たばこ産業(JT) カナダ子会社に対する訴訟の和解及び訴訟損失引当金の計上
日本たばこ産業(JT、2914)はたばこ事業を国内外で展開する世界大手。加熱式「プルームX」も拡販。食品、医薬品事業も展開■業績・参考指標2024年度の総括は以下の通りです。・売上収益・調整後営業利益は過去最高を記録・たばこ事業:売上収益・調整後営業利益は力強く成長し、為替一定調整後営業利益は前年度比+9.7%ここまでは良いのですが、気になるのは3/10に修正後発事象となったタイトルの件です。3/6にオンタリオ州の裁判...
フジオフードグループ本社(2752)は大阪地盤。大衆セルフ食堂「まいどおおきに食堂」や串揚げ食べ放題「串家物語」などを全国展開。■業績・参考指標決算説明資料で気になった点をピックアップ。・既存ブランドの磨き込みに注力し営業利益が拡大。2018年以来となる最終黒字・株主優待に係る費用は2024年公募増資後の株主数換算で年間約6億円・不採算店舗を整理し、前期末423店舗から純減29店舗。新規出店はつるまるを中心に展開・2...
ユニカフェ(2597)はレギュラーコーヒーの焙煎、加工メーカー大手。傘下にアートコーヒー。UCCグループの1社。■業績・参考指標決算説明資料の決算概況:業績ハイライトに記載されている内容は以下の通りです。私はこういった文章は何も言っていないと同意義と捉えています。顧客志向を原点とした提案型の営業及び最適な生産体制の構築に努めた結果、売上高、営業利益ともに前年同期を上回る。営業利益の増減分析でも上記の要因を...
INPEX(1605)は原油・ガス開発生産国内最大手。政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業。■業績・参考指標2024年12月期ハイライトは以下の通り。・重大な事故ゼロを継続(イクシスの生産トラブルは迅速な現場対応が奏功し、生産復帰)・当期利益は過去2番目の高水準・過去最高の株主還元(1株当たり配当86円、自己株式の取得1,300億円)親会社利益の増減に占める基礎収益の割合は+146億円と大きくはありません。昨年の...
2024年6月に福岡県新宮町にふるさと納税を実施しています。福岡県新宮町のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は12,000円の寄付を行い、「博多あまおう約1,080g」を選択しました。24年6月に申込して、25年2月に到着です。忘れそうになっていましたが、事前に発送時期についてメールで連絡がありました。ちょうどその時期に旅行に行く予定があったので、連絡したところその期間は外す旨の連絡がありました。安心でき...
スター・マイカ・ホールディングス 中計で掲げた3年分の成長目標を1年で達成…
スター・マイカ・ホールディングス(2975)は中古区分所有マンションへ投資し賃貸。退去後に改装し売却する独自事業。■業績・参考指標2024年11月期の業績ハイライトは以下の通り。・売上高・粗利は過去最高、EPS成長率+17%・オーナーチェンジ物件への回帰、都市部集中戦略が奏功・新たに取り組んだ効率性改善施策も当初想定以上に進捗上記により中計で掲げた3年分の成長目標を1年で達成したようです。それは目標の設定がイマイチ...
ファーマライズホールディングス M&Aに伴う費用増加等で減益…
ファーマライズホールディングス(2796)は調剤薬局中堅。買収で勢力拡大。スズケンと資本業務提携。ファミリーマートと店舗開発。■業績・参考指標2025年5月期2Qの業績は以下の通り。・売上高:調剤・物販ともに前期比増収・利益:調剤報酬改定の影響、仕入原価上昇、事業拡大による人件費・のれん償却費等の増加により減益単純にいうと、図体が大きくなった程には売上が増えていなくて減益です。通期の業績予想は下方修正。この水...
ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)は書籍、CD、雑貨、食品等の複合小売店を展開。飲食事業を譲渡してヴィレヴァン業態に専念。■業績・参考指標2025年5月期は期初予想では増収増益、営業利益以下は黒字転換を見込んでいます。2Qまでの業績は前期に対して増収増益も、予算に対しては売上・利益ともに未達成です。計画達成には下期で8億円以上の営業利益が必要であり、達成はほぼ不可能に思えます。ちょっと気になって...
アスクル(2678)はLINEヤフー傘下。オフィス用品配達で先駆、個人向けEC「ロハコ」運営。物流事業も。■業績・参考指標25年5月期2Qの業績は以下の通り。・為替影響による売上総利益率の低下を主要因として増収減益・下期以降は為替ポジションの回復と物流費比率の改善に加え、売上成長に注力売上成長の課題と対応策(ASKUL事業)・インフレ下における断続的な値上げや配送バー改定等により、お客様数が減少・価格競争力の強化と広...
ファーストコーポレーション 上方修正&増配も安定感は?
ファーストコーポレーション(1430)は首都圏軸に分譲マンション建設。用地手当てから建築まで一貫の造注方式に強み。福岡にも進出。■業績・参考指標2024/12/13に通期連結業績予想の上方修正と増配を発表しています。建設事業は完成工事高、完成工事総利益ともに順調に推移する見通し。また不動産事業は事業用地の販売が想定を上回り推移、下期の販売計画を一部見直ししています。配当は期初予想から+4円、前期からは+11円の大幅増...
AB&Company(9251)は純粋持株会社。美容室「Agu.」運営。FC柱で内装工事も展開。スタイリストと業務委託契約。■業績・参考指標2024年10月期の通期決算サマリは以下の通りです。・インボイス制度導入により売上総利益率が悪化・成長投資を優先し、直営店舗出店を推進した結果、売上伸長を上回る形で販管費が増加インボイス制度導入の影響があります。(業務委託スタイリストが免税事業者の場合、経過措置を活用している)1Q:▲33百...
パーク24(4666)は24時間無人時間貸し駐車場タイムズを運営。英国、豪州などにも展開。カーシェアが第2の柱に。■業績・参考指標24/10月期の業績は以下の通り。・国内事業好調:売上高・営業利益・経常利益が計画超過・海外事業にかかる減損損失等で当期純利益は計画未達英国で契約関連無形資産 減損損失19億円、豪州で税金費用15億円を計上しています。ここのところ、毎年海外で減損しているような…以下は中計資料から財務・株主...
学情 [20代専門]転職サイト「Re就活」は、2024年11月に20周年
学情(2301)は若手向け人材サービス特化。20代転職向け「Re就活」新卒向け「あさがくナビ」。合同説明会も。■業績・参考指標決算サマリーは以下の通りです。・売上高は107億円(前期比+22.2%)に。3期連続で過去最高業績を更新・Webメディアの売上成長にともない、成長投資を実施しながら営業利益は、前期比+15.0%に・システム開発投資の拡大にともない補完的指標として採用したEBITDAは、28億円(前期比+16.5%)・当期純利益...
モスフードサービス(8153)は「モスバーガー」展開。業界2位、商品力に定評。FC比率8割強。海外は台湾などアジアに展開。■業績・参考指標国内モスバーガー事業は既存店売上高が前年同期比+3.4%。客数は+1.8%、単価は+1.5%と良い感じ。「新とびきり」シリーズがシリーズ累計1,000万食を売り上げるなど大変好調とのことです。今度、新とびきりバーガーを食べてみよう。海外の店舗数は前期比△26店舗。不採算店舗の閉店や本社経費...
ノジマ(7419)は神奈川地盤の家電量販。17年ニフティ買収。23年コネクシオ買収でドコモショップ運営首位に。■業績・参考指標2025/1/30に通期業績予想の修正(上方修正)を発表しています。キャリアショップ運営事業の利益改善が連結業績に貢献しています。また3Q時点でデジタル家電専門店運営事業も堅調に推移しました。なお、VAIO社の業績数値は4Qから反映される予定です。シナジーは微妙な気もしますが…決算説明資料で興味深い...
2025年2月末のポートフォリオ 寒いのは気温だけではない…
2025年2月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 37,155.50円月間で2,417円(6.1%)安となりました。28日の日経平均株価が大幅に反落し、前日比1,100円(2.9%)安となりました。24年9月19日以来およそ5ヵ月ぶりの安値となり、下げ幅は今年に入り最大でした。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で-2.5%、年初来損益で-2.9%となりました。1日だけそれなりのプラスはありますが、それ以外はほ...
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スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標2025年2月期のエグゼクティブサマリーは以下の通り。・売上高、営業利益は概ね修正業績予想通り・4Qの新規顧客獲得人数は一部商品で改善の兆しが見られ、回復傾向に・FY2025途中から商品ラインナップの拡充に向け、商品企画に注力・2025年7月末までに中計を公表予定次期の業績予想は減...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社11社。M&A推進。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高は過去最高額を記録も、予算未達で着地・粗利は増収により増加も、価格競争のなか粗利率は-0.2%・販管費は予算内執行も、営業利益・経常利益は前年・予算を下回るという訳で、上記の文章は全て○○も、…という構文になりました。つまり、良いところもあったが...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。全店舗の約8割に調剤併設。ツルハHDと経営統合協議中。■業績・参考指標ツルハとウエルシアの経営統合の概要は以下の通りです。①2025年5月頃イオンによるツルハHD株式の追加取得持分比率19.7%→26.8%②2025年12月ツルハHD・ウエルシアHDによる株式交換効力発生③2025年12月上旬~2026年1月(予定)イオンによるツルハHDへのTOBイオンのツルハに対する持分比率:5...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・顧客単価の上昇を伴い増収、既存店の回復も顕著・原価上昇も、直営店舗の売上構成比が増加したことにより、粗利率は上昇・管理コストの上昇は継続も、増収の範囲内で推移会社別で見ると、日本レストランシステムの増益が目立ちます(+50.9%)。次期も増...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・住関連は増収、微減益・外食事業は増収増益・投資有価証券売却益により当期利益は増加住関連の売上高増はフレッシュハウスの子会社化及び新店が寄与しました。外食事業ではからやまの好調が継続しています。次期の業績予想は増収、経常利益は減益。住関連は大型のホ...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・気候変動による季節商品への影響や物価上昇での節約意識の高まりによる買い控え等により減益・粗利の増加と経費の抑制により営業利益は増加・特別利益の減少と特別損失の増加により、当期純利益は減益コロナ禍の特需が終わってからは、ほぼ右肩下がりの...
オンワードホールディングス(8016)はアパレル大手。百貨店、SC向けに展開。「23区」「J.プレス」など、中高価格帯ブランド軸。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高はブランド事業が好調に推移し増収・旧年品在庫高の調整により粗利率は低下、店舗運営効率化により販管費率は低下・営業利益は減益も、繰延税金資産の計上等により親会社利益は増益、計画達成昨年10月から新規連結対象となったウィゴー事...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・5月、12月の価格改定後も来店数が堅調に推移し、増収・原材料高騰(米、キャベツ等)、人件費の増加等を増収で吸収し、増益次期の業績は値上げ効果が一巡してきますが、一定の効果は見込めます。原価率は前期並みとし、増益を目指します。“Hiday Challenge”...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・対計画では、売上収益と粗利率は未達も、経費コントロールでコア営業利益は達成・営業利益以下はMCファッション買収に伴う負ののれん益が支えに・アパレルブランドの一部はMD課題を残すも、デジタルとプラットフォーム事業でリカバリ前期は決算期変更に伴う11ヵ月決...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・期末の店舗数は81店舗(前期比+1)・既存店の業態転換を進め、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」を9店舗まで拡大・増収増益、当期利益の黒転を達成もう少し規模拡大しないとダメなレベルですが、新規出店は進んでいません。立地の慎重な選定と...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・国内事業はEC堅調に推移も、SCブランドの苦戦や不採算整理により減収・販管費コントロールも、粗利減少をカバーしきれず・中国事業における持分法による投資損失24.3億円の影響により当期利益は赤転中国は合弁事業の株式譲渡を実施しています。これ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年2月期は修正計画を達成しています。前期比では国内外コンビニともに減益です。またSEI不採算店閉店($375M)やラストワンマイル戦略再構築に伴う損失等を計上しています。当社の注目点は今後のコーポレートアクションですね。まずは株主還元を強化します。配当は次期に+1...
DCMホールディングス(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は過去最高、営業利益、経常利益も過去最高を更新・親会社利益は前期の段階取得差益の影響を除いた場合は34億円の増益これはケーヨーとの統合により事業規模が拡大、収益性が向上したことが効いています。販管費も統合による削減効果を含め、計画比2.8%抑えることが...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・年商は5年ぶりの100億円超・既存店前年比は売上・客単価が堅調に推移するも、客数は前年を下回る結果・増収と営業利益の増益、繰延税金資産の計上により当期利益も増益商業施設、駅、空港などに出店を進めています。そのうえで地域に根差したスポーツ・事業等と協業することで...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等カジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標2025年2月期の売上高は過去最高となりました。一方で営業利益は計画未達、減益となっています。減益の要因は粗利率の悪化、海外事業と飲食事業のグループ会社の業績不振です。対応策は手早く、飲食子会社は新規出店抑制などによるコスト改善、米国事業は撤退します。米国事業から撤退し、東南アジ...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標2025年2月期は売上高、各段階利益で前年実績及び計画を上回りました。中国の代理商への商品全般の販売とスポーツ卸先へのフットボール商品の販売が好調でした。都市部はインバウンド増加により好調、地方は値上げによる需要減と購買力格差が出ています。タビオスポーツは生産能力の拡大により、売上牽引に...
2025年5月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 37,965.10円月間で1,919円(5%)高となりました。米中両政府が関税引き下げに合意したことを受け、貿易摩擦の激化への懸念が和らぎました。とはいえ、また雲行きが怪しくなっていますが…私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+3.0%、年初来損益で+2.0%となりました。日経平均には付いていけませんが、年初来ではプラスに転じています。<国内...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・増収増益、各段階利益は上場後の最高益を達成・既存店売上高前期比+4.0%、グループ全体も好業績を維持・2件のM&Aを実施4Qに2件のM&Aを実行したことにより、計画外の手数料等を計上しています。これにより計画比では若干下回る利益がありま...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。比マニラにも出店。■業績・参考指標2025年2月期の業績概要は以下の通り。・売上高は前年、修正計画を達成・営業利益は前年割れ、修正計画も未達営業利益の未達は大阪の旗艦店「XEX WEST」の収益力改善遅れ、費用増によるものです。楽観的な計画を出して未達になるのは当社の性なので、驚きはありません。決算説明資...
円谷フィールズホールディングス(2767)は遊技機の企画開発、販売が軸。「エヴァ」シリーズ著名。円谷プロ、映像制作等コンテンツ事業も。■業績・参考指標2024年3月期のトピックスは以下の通りです。・売上高はPS事業セグメントの販売が好調に推移・持分法適用関連会社としたダイコク電機に関する投資利益が増加・ソフィアの買収により生じた負ののれん発生益コンテンツ&デジタル事業セグメントは増収減益。新商品発売をにらみ現...
エディオン(2730)は家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年に店舗名を「エディオン」に統一。リフォームにも強い。■業績・参考指標PLは置いておいて、気になった点をピックアップします。2023年9月にプロサッカーチームのサンフレッチェ広島を連結子会社としています。クラブ設立時からスポンサーでしたが、まさかの展開!また家電に次ぐ第2の柱としてリフォーム事業に注力していますが、ここでもM&Aを実施しています。CFを見て...
エムスリー(2413)はソニーG関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等周辺分野開拓。■業績・参考指標24年3月期はCOVID関連以外の通常事業の売上は+11%の成長となりました。一方でCOVID期の一時的需要の剥落や製薬会社のコスト圧縮、海外治験事業の減速で減益となりました。これまで毎年10件程度のM&Aを実施しています。FY23はトータルで10件、FY24も当直連携基盤とメドケアの買収をすでに完了してい...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標24年3月期はすべての指標で前期を上回り、過去最高値を更新しました。インバウンド対策の強化や新ブランド出店、商品価格の改定が奏功しました。インバウンド売上は4Q単で初めて20億円を突破するなど好調です。またシュクレイが3つの新ブランドプロデュース、好立地への新規出店等で成長を牽引し...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2024年3月期の営業利益は増益となりました。原材料価格の高騰が続いていますが、増収や商品の内容量変更・価格改定により利益を確保しました。一方で粉末飲料部門や子会社にて固定資産の減損22億円を実施し、当期利益はマイナスとなりました。さて当社のPBRは0.6倍程度で推移しています(当社資料によ...
大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2024年3月期は減益も計画は上回って着地しました。八重洲を含む複数案件での損失引当や海外での貸倒引当により費用が増加しました。一方で国内土木や海外での手持工事の大幅な利益改善が大きく奏功しました。長期安定配当の維持を第一に、自己資本比率(DOE)を3%程度から5%程度に引き上げています。...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2年連続の増収、3年ぶり増益となっています。推移をまとめて興味深かったのがFCFの動きです。なんと過去5年間、ずっとFCFはマイナスです。営業CFもほぼマイナス。これは受取手形・完成工事未収入金等の増加によって運転資本が悪化しているのでしょう。この状態だとCashが必要になりますね...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社10社。■業績・参考指標2024年2月期は人件費の上昇等により販管費は増加したものの、既存店の好調や単価上昇により伸長。増収・2桁増益での着地となりました。次期も増収増益を見込んでいます。当社は安定的に成長はしていますが、ROEは6%台、PBRは1倍割れです。成長投資(特にM&A)による利益水準の向上を第一義に、ROE8%の実現を目指...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。調剤併設、24時間営業に強み。ツルハHDと経営統合協議開始。■業績・参考指標2024年2月期は調剤が好調でしたが、コロナ関連需要の反動減の影響で増収減益でした。次期は増収増益増配を見込んでいます。さて色々あった当社ですが気になる点をピックアップしておきます。・WAON POINTを中心としたポイントサービスへ移行ま、これは早々にやるべきことだったので...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標24年2月期の売上高は顧客単価の上昇を伴い、前年比で大きく改善しました。原価上昇も直営店舗の売上構成比が増加したこともあり、粗利率は上昇しています。管理コストの増加は増収に伴うコストコントロールの範囲内で推移しています。ブランド別でみると、ドトールとエクセルシオールの伸びが+2...
オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカー大手。「23区」「自由区」など、中高価格帯ブランド軸。百貨店向け中心に展開。■業績・参考指標2024年2月期の営業利益は2008年度以降で最高益となっています。要因は増収とグローバル事業構造改革の成果、商品サプライチェーン効率化等によるものです。2025年2月期は引き続き営業利益で最高益の更新を目論んでいます。前提は以下の通りです。・売上高:国内事業は堅調、海外...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標「事業計画及び成長可能性に関する事項」から気になる点をピックアップします。・24期で不採算店の撤退を完了し、てけてけ及び新業態を緩やかに出店・新規出店とともに既存店強化の取り組みによりトップラインの回復を図る・トップラインの回復と徹底したコスト管理により、26期に...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2024年2月期のサマリーは以下の通りです。・国内事業は粗利は増加も、販管費の増加をカバーしきれず、減益・海外事業は中国事業は回復も、米国事業のマイナス響く当初は現中計で3年をかけコロナ後の新常態を確立し、再び成長軌道に乗せる計画でした。しかし、国内外の業績苦戦を受け、飛躍...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標損益の推移をみていると2024年2月期で辛うじてプラスに転じています。と思っていたら、これが上場後の最高益なんですね。なんかすみません…店舗は2018年2月期に149店舗ありましたが、111店舗まで減少しています。関東の店舗も随分と減りました。まあ現状で地域を分散するより...
イオンモール(8905)はイオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営。海外は中国やベトナムなどで展開。■業績・参考指標中計数値の見直しを行っています。これは初年度である2024年2月期に回復が遅れ、営業利益で121億円の未達で着地しています。直近数年間は計画乖離が続いており、次年度以降はトレンド、リスクシナリオを加味しての見直しです。推移でみても売上高は伸びていますが、利益は減少トレンドです。今後の海...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2024年2月期は決算期変更に伴う11ヵ月決算でした。そのためPLよりもBS・CFにフォーカスを当ててみたいと思います。[BS]当期より永久劣後ローンの借換えを本格始動させています。これに伴い50億円が資本から借入金に振り替わったものの、D/Eレシオ1倍以下に改善。商品在庫の資金化は下期で大きく進展、ただ...
DCMホールディング(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開、傘下にケーヨー。■業績・参考指標売上高減少を粗利益率改善、経費削減でカバーできず減益となりました。なおケーヨーの3ヶ月分を連結として取り組んでいます。M&Aを推進し、「協働・共創」を通じた事業領域の拡大を図っています。今後はエリアの拡大と各種アライアンス・異業種連携や機能強化をターゲットとしています。ただし...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2024年の売上高2019年度比は81.1%、4Q単は87.0%でした。営業時間は4Q単で通常営業時間の91.0%、23時以降深夜帯の売上高はコロナ禍前比44.6%です。利益はコロナ禍以降初、全四半期で黒字化しました。という訳で新規出店を行っています。出店ターゲットを47都道府県に拡大し、厳選した200店舗体制を構築する計...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理などを直営・FCで展開。営業赤字続き立て直し中。■業績・参考指標業績の推移を見ると、まだまだ油断はできませんが最悪期は脱したようです。25年2月期の取り組みのうち、インバウンドと和食事業の強化に興味があります。和の鉄人・森本シェフによるプロデュース店は鉄板焼と鮨の業態で客単価を大幅にアップさせています。とんかつ業態の展開も個...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2024年2月期は以下の点から大きく利益を落としています。・天候不順・暖冬による季節商品の伸び悩み・物価高による顧客の買い控え・2024年問題によるコスト上昇・人件費の増加・新店投資に伴う減価償却費負担の増加2025年2月期の業績見通しも伸び悩みで、状況の改善を見込む状況ではありませ...