特種東海製紙(3708)は特種製紙と東海パルプが統合、独立系。特殊紙に強み。段ボールなど板紙製販で日本製紙と提携。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は価格改定効果やリサイクル関連企業1社をグループ化したことなどにより増収・経常利益は持分法投資利益の減少を営業利益増加で打ち返し、2年連続で過去最高を更新・当期利益は閉鎖した工場の更地化費用や事業撤退に伴う減損損失により減益セグメン...
ハイデイ日高 海外マーケット進出、アライアンス・M&A
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2024年2月期は売上原価、人件費の増加を増収でカバーし、増益となりました。原価は上昇していますが、原価率はほぼ横ばいということで値上げが奏功しているようです。「Hiday500 ローリングプラン2024」重点施策に「海外マーケット進出、アライアンス・M&A」が追加されています。今後の成長が見込...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2023年度は住関連が減収減益となりました。消費マインドの低下、暖冬等により客数の苦戦が続きました。外食事業は増収増益、売上高は初の500億円を突破しました。2024年度は住関連の利益回復を見込んでいます。ベスト1品の取り組み、PB構成比拡大などによる改善を見込みますが、ちょっと確信度は低いです...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等のカジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標24年2月期は創立70周年の節目の年でした。この年に過去最高の売上高・営業利益を創出し、賃上げやデジタル投資を推進することができました。市場の関心と当社の考え方は以下の通りです。リオープン一巡による市況の減速懸念:需給の全体的な後退は見られない、賃金上昇が追い風人件費の上昇と人材...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標当社のビジネスモデルは先行投資である広告投資を3~4か月かけて利益回収するビジネスモデルです。業績予想は先行投資である広告投資が続くことを前提としています。そのため四半期単位で見た時に以下の状況となります。・対業績予想比で広告宣伝費の増加により利益が同予想を下回った...
大庄(9979)は居酒屋大手。大衆割烹「庄や」「日本海庄や」などを首都圏軸に全国展開。卸売り、運送を育成中。■業績・参考指標ま、過去の業績を振り返っても仕方ないので進行期の2Qにフォーカスしましょう。2Qの売上高は+18.4%、営業利益は466百万円で黒転、当期利益は852百万円です。要因は原価率の抑制や費用の減少によるものです。通期の業績予想を上方修正しています。上期の進捗を踏まえると妥当な水準かと思います。ちょっ...
ビックカメラ(3048)は家電量販大手。ターミナル駅周辺で大型店を展開。ソフマップに加え、12年にコジマを傘下に。■業績・参考指標2Qで通期の業績予想を上方修正しています。上期の上振れは2023年12月の新たな割引上限規制を含む法改正前の駆け込み需要が要因とのことです。通期では上記の要因に加えインバウンド売上の一層の回復を織り込んでのことです。当社は売上高はそんなに変動がないのですが、利益(特に当期利益)はボラ...
コジマ(7513)は郊外型家電量販。経営不振で12年ビックカメラ傘下入り。売り場改革や赤字店閉鎖で再生果たす。■業績・参考指標想定以上の需要の先食い等に伴う反動減の影響により売上高の減少が続いています。23年から24年にかけての利益減少は一目瞭然ですね。またEC事業の粗利率低下を踏まえて、利益重視の体制に切り替えたことで減収影響があります。通期は減収、人件費が増加しますが、粗利率の改善や経費コントロールで利益...
松屋(8237)は呉服店発祥の名門百貨店。銀座本店と浅草店の2店体制。独立路線維持。子会社で飲食店運営も。■業績・参考指標銀座店の総売上高はコロナ前を大きく上回り、過去最高を更新しました。これは国内売上の好調維持と免税売上の大きな伸長によるものです。特に免税売上高は過去最高を記録した2015年度を大きく上回る結果となっています。高額品が売上を牽引、中国本土シェアは減少も好調です。利益、CF、配当を見ても回復傾...
壱番屋(7630)はカレー専門店を全国展開、約9割がFC。海外にも積極展開、成長を牽引。ハウス食品の子会社。■業績・参考指標2024年2月期の売上高は前期比112.1%でした。客数は103.8%、客単価は108.1%で好調を維持しています。FC向け卸価格を値上げし、原価UP分を吸収しています。また海外もしっかりと利益を稼げるようになりました。また、M&A施策では国内連結子会社3社目となる「もつ鍋前田屋」を運営する会社を取得しています...
J. フロント リテイリング(3086)は大丸松坂屋百貨店が主力。テナント導入積極化。商業施設のパルコやギンザシックスも傘下。■業績・参考指標2024~2026年度の中計を発表しています。そのなかで2030年に向けて大切にするものとして、以下を定めています。3つの価値、3つのシナジー、1つになる3つのシナジーは以下の通りです。①エリア(重点7都市を面で戦う)、②顧客(百貨店・パルコの強みを追求・融合)、③コンテンツ2030年に...
SFPホールデングス(3198)は居酒屋「磯丸水産」や「鳥良」が柱。直営主体。クリエイト・レストランツHD傘下。■業績・参考指標年末年始商戦(4Q)の客足好調、売上高・利益ともに業績予想を上回りました。売上高はインバウンド需要の取り込み、メニュー見直しによる客単価UP、営業時間の拡大が奏功しました。利益は人件費増もしっかりと稼いで業績予想を上回りました。訪日客売上高割合は11.4%超まで伸びています。訪日客向けに開...
クリエイト・レストランツHD(3387)はSC内にレストランやカフェ展開。ベーカリーなど育成中。子会社に「磯丸水産」展開するSFP。■業績・参考指標前期に対して増収増益を達成、売上収益は過去最高となりました。堅調な外食需要及びサンジェルマン社・レフボン社の通期貢献によります。売上収益は4Q単で既存店コロナ禍前比で96.1%と引き続き堅調でした。客数は81.3%ですが、客単価は118.2%とUPしています。興味深かったのはCFの...
ティーケーピー(3479)は貸会議室大手。遊休不動産の一括借り上げ、小分け活用で成長。貸オフィス、ホテルも展開。■業績・参考指標コロナ禍でダメージを受けていた各事業の業績が回復しています。貸会議室事業は対面需要が本格回復しています。宿泊事業もインバウンド需要の回復で初めて売上高が80億円を突破しました。足許Q4の料飲売上高はコロナ禍前の約8割まで回復したようです。今後は抑制していた貸会議室の出店戦略を再開...
西松屋チェーン(7545)はベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。PB商品中心の低価格戦略。■業績・参考指標戦略に変更はありません。顧客にとって便利で標準化された店舗網の拡充を進めています。商品面ではプライベートブランドの拡充を図っています。売上高、利益、配当の推移を見てもキレイな右肩上がりとなっています。唯一、営業CFはデコボコしています。在庫の影響かな?■株主優待権利確定月:2月20...
DDグループ(3073)は居酒屋など複数業態の飲食店運営。ビリヤード・ダーツバー、ホテル、不動産など事業幅広い。■業績・参考指標24年2月期は各段階利益で過去最高益を更新しました。たしかにコロナ禍前の20年2月期を上回っていますね(売上高は未達ですが)。各セグメントの概況は以下の通りです。飲食:外食需要の回復などにより、増収増益アミューズメント:各種施策が奏功し、営業利益黒字を維持ホテル・不動産:主に販売用不...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標24年2月期はインバウンドの増加や中国事業の伸長により増収増益となりました。こんなところにもインバウンド需要があるんですね。ナイガイ社と資本業務提携を締結しています。主な業務提携の内容は以下の通りです。・靴下ブランド協業型 OMO 事業の開発・ブランドのクロスセルによる販売強化・中国製ジャ...
コメダホールディングス 中期経営計画”VALUES 2025”の進捗は?
コメダホールディングス(3543)は中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開。朝食サービスに特徴。約95%がFC店。■業績・参考指標店舗数は1,023となりました。売上収益は卸売収入(既存店+新規出店)を中心に増加しました。利益は1000店舗CP費用等の増加がありましたが、増収効果により増益となっています。中計”VALUES 2025”の進捗について確認します。EPS:年平均成長率13%以上 → 年平均成長率18.7%ROIC:最終年度...
イートアンドホールディングス(2882)は外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。全国5工場が稼働中。■業績・参考指標株式上場後過去最高益(営業利益)を達成しました。ただキャッシュフローに目を転じると投資CFが大きく、FCFはマイナスが続いています。このため配当もずっと10円にとどまっています。西日本エリアの生産体制強化を目的に九州工場を設立予定です。まだ投資フェーズが続きそうです。...
ミニストップ(9946)はイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。■業績・参考指標事業の選択と集中を進め、経常利益は10百万円で5期ぶりの黒字化となりました。営業利益段階ではまだ赤字ですが、20年度に対しては49億円改善しています。進行期も利益が伸長する計画ですが、ここまで回復するのは難しい気がします。これは3-4Qの低調(単体は営業損失)を踏まえての判断です。それにし...
アレンザホールディングス(3546)はホームセンター、ペットショップを多店舗展開。バローHD傘下に。■業績・参考指標既存店ベースの売上高が前年比△2.1%と低迷しました。しかし新店の開店等(注1)により、 営業収益は前年比+0.44%と辛うじて増加しました。一方で主要事業会社全てが減益となり、営業利益以下の段階利益は減益です。「主要事業会社全てが減益」、中々のパワーワードですね。商品在庫の増加や新規出店により、総...
エーアイテイー(9381)は関西発祥の複合一貫輸送業者。日中間の海上輸送で衣料、日用雑貨等輸入に強み。通関業務注力。■業績・参考指標再参入です。当期は大きく減収減益です。コロナ禍で高騰した海上運賃は需給バランスの正常化に伴って下落しました。運賃水準の下落により原価が抑制され、粗利率は改善しましたが減収をカバーできませんでした。より強固な収益基盤を構築するためにDX戦略の推移による営業強化を図ります。23年...
マックスバリュ東海(8198)はイオン系の食品スーパー。経営破綻した旧ヤオハンが母体。マックスバリュ中部を19年吸収合併。■業績・参考指標2023年度は新店・改装などが牽引し、営業収益で過去最高を更新しました。客数、客単価伸長により既存店売上は+3.5%でした。2024年度は成長加速に向け積極投資を行います。総投資額130億円は過去の倍以上の規模です。主な投資内容は新店・改装、電子棚札、セルフレジ入替・その他投資です。...
エスクロー・エージェント・ジャパン ひさしぶりに確認してみたら…
エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)は金融機関からのBPOと不動産関連業務のエスクローが両輪。■業績・参考指標2019/1/9に株主優待制度の廃止を発表しています。従来は100株以上を1年未満保有でQUOカード1,000円、1年以上保有で2,000円分となっていました。私の2018/6/14のブログ記事では呑気に1年以上になることを楽しみにしていますね(苦笑)その後放置していたのですが、過去業績推移を掲載するようになったので久しぶ...
リソー教育(4714)は首都圏地盤に個別指導受験塾「TOMAS」展開。幼児教育「伸芽会」、家庭教師派遣、英会話も。■業績・参考指標売上高は学習塾事業、学校内個別指導事業および人格情操合宿教育事業が前期を上回って推移しました。人格情操合宿教育事業…営業利益は増収および費用の戦略的な見直しにより増益となりました。特に名門会およびスクールTOMASで利益が増加しました。ヒューリックが4/8にTOBと第三者割当増資の引き受けに...
ウイングアーク1st(4432)は帳票・文書管理ソフトと企業内データ活用支援の2本柱。間接販売が主。MBO経て21年再上場。■業績・参考指標売上・利益ともに過去最高を更新しました。クラウドサービスの浸透や戦略的大型案件の獲得により、リカーリング売上は前期比18.1%増と大きく成長しています。進行期に関してもBDS中心の成長が継続する見通しです。配当は還元方針の変更(配当性向30%→総還元性向50%)により、引き上げが行...
吉野家ホールディングス(9861)は牛丼の老舗、国内2位。収益柱「吉野家」と「はなまるうどん」展開。海外は米、中、東南アで展開。■業績・参考指標人流の回復および価格改定、店舗純増などにより売上高が増加しました。増収と経費コントロールで営業利益は増益でした。当期利益は前年関係会社株式売却益の計上により減益となっています。進行期は積極出店にシフトします。国内は吉野家114、はなまる20、海外125、その他45の304店...
フジ(8278)は四国最大のスーパー。22年3月マックスバリュ西日本との統合で持株会社化、イオン子会社に。■業績・参考指標経常利益までは好調ですが、当期利益は減益でした。これは前期の投資有価証券売却益によるものです。利益は(ある程度)右肩上がりで伸長していますが、EPSは伸びていません。これは統合効果が表れていないことの証左ですね。■株主優待権利確定月:2月末日・8月末日A~Cより選択(2月末日)A.株主優待券B....
イオン(8267)は国内流通2強の一角、GMSと食品スーパー中心。M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。■業績・参考指標営業収益と経常利益までの段階利益は過去最高を更新しています。一方で経常利益と当期利益の乖離は凄まじいものがあります。これぞイオン流経営…進行期の営業収益は10兆円を予想します。ゴイゴイスー。上場50周年記念配当4円を実施予定です。株式上場50周年記念 参加体験プログラムの紹介がありました。イオ...
イオン北海道(7512)は北海道スーパー大手。アークス、生協と道内三つどもえ。マックスバリュ北海道と20年3月統合。■業績・参考指標業績は順調に伸びており、安心感がありますね。ROEの向上を重点課題として認識しており、10%以上の実現に向けて取り組んでいきます。配当性向を30%以上から35%以上に拡大させています。西友の北海道事業の承継に関する吸収分割契約を締結しています。承継店舗は札幌市内の9店舗です。■株主優待...
オリエンタルランドの株主優待には長期保有株主向け特典があります。(旧制度で)東京ディズニーリゾート40周年の株主用パスポートを4枚受領しました。このうち2枚を両親にプレゼントしました。せっかく千葉に来るということで、私のマンションを一度見てみたいという話になりました。まあ面倒ですが、仕方ないですね(笑)部屋は我々2人以外が寝れる仕様になっていないので千葉にホテルを確保しました。ついでに翌日は熱海に行き...
2024年4月末のポートフォリオ 上がってんの? 下がってんの?
2024年4月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 38,405.66円月間で1,963円78銭(4.9%)安となりました。下げ幅は2022年9月以来1年7カ月ぶりの大きさとなりました。下落は4カ月ぶり。米利下げ期待の後退による米長期金利の上昇で世界的に株高へブレーキがかかりました。東京株式市場でも幅広い銘柄が利益確定売りに押されました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で-2.9%、年初来損益で+2.6...
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特種東海製紙(3708)は特種製紙と東海パルプが統合、独立系。特殊紙に強み。段ボールなど板紙製販で日本製紙と提携。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は価格改定効果やリサイクル関連企業1社をグループ化したことなどにより増収・経常利益は持分法投資利益の減少を営業利益増加で打ち返し、2年連続で過去最高を更新・当期利益は閉鎖した工場の更地化費用や事業撤退に伴う減損損失により減益セグメン...
力の源ホールディングス(3561)は博多 ラーメン店「一風堂」が柱。フードコート、ラーメンダイニング等の業態も。海外展開強化。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は前年比+7.5%、コロナ前比+17.4%と過去最高を達成・国内は安定に推移しているものの、海外店舗運営セグメントは減益・商品販売セグメントは売上、利益ともに成長海外店舗運営セグメントの利益は△664百万円(△37.1%)と大きく下落して...
山喜(3598)は紳士用ドレス・カジュアルシャツ大手。夏季集中で利益は上期偏重。バングラなど海外生産強化。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。①国内販売:減収減益(セグメント利益は154百万円)②製造:増収減益(セグメント利益△136百万円)③海外販売:減収増益(セグメント利益23百万円)次期の業績予想は増収増益。販売価格の見直しや在庫販売の促進に加え、得意先の店頭状況も回復基調にあるとのことです。...
日本フエルト(3512)は紙・パルプ用フェルトの国内市場をイチカワと二分。バグフィルターなど工業用繊維製品も展開。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は国内紙・パルプ用フェルトが前期並の水準を確保したものの国外の不振により全体では減収・営業利益は国外売上高の減少および貸倒引当金の繰入れが利益を押し下げ国外は中国・インドネシアが品質・価格面の競争激化により減収となっています。インド...
トリドールホールディングス(3397)は低価格うどん「丸亀製麺」展開。居酒屋や香港で上場のヌードル「タムジャイ」も。アジア積極出店。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上収益は過去最高の2,682億円で、全セグメント過去最高を達成・事業利益は過去最高の182億円、丸亀製麺は過去最高の事業利益および事業利益率ここまで過去最高を連発していますが、営業利益は海外事業の減損損失の影響で87億円まで落ち...
チムニー(3178)は居酒屋「はなの舞」を展開。若者向け「魚星」、焼き肉「牛星」育成。施設内食堂運営も。やまや傘下。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・既存店売上高が好調に推移・コスト増を吸収できず、営業利益は減益・繰延税金資産の追加計上等により当期利益は増益年間を通して創業40周年企画を継続しました。国内外の帰省・インバウンド等の集客も好調でした。興味深いのは年間を通じで15時までのフリ...
朝日ネット(3834)は独立系ネット接続サービス(ISP)大手。ASAHIネット運営。大学向け教育支援「マナバ」も。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・「v6 コネクト」とFTTH接続サービス数の増加により増収・売上原価は通信費の効率化により減少、会員獲得の販管費が増加も増益教育支援サービス「manaba」契約ID数は減少しています。導入校数も93校から88校と落ち込んでいます。次期の業績予想はほぼ横ばい。当期...
エー・ピーホールディングス(3175)は都内中心に居酒屋「塚田農場」等を展開。自社農場で地鶏を育成するなど生産・販売の直結が特徴。■業績・参考指標2025年3月期のサマリは以下の通りです。・5期振りに営業利益黒字化 ~前期から374百万円の改善・引き続き構造改革を推進 ~本部コスト削減と撤退・減損計上・2026年3月期第1四半期末で債務超過解消見込み純資産がマイナスで東証スタンダード市場の上場維持基準を満たしていま...
Cominix(3173)は切削工具や耐摩工具の専門商社。自動車部品加工メーカー向け比重高い。自社ブランド品も。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・全社では、売上高及び売上粗利益は前年並みに推移したものの、固定費増により営業利益が前年比で低調に推移・2024年12月にKamogawaグループのM&A実施後、KMS事業の4Q実績の一部を取り込んだ結果、増収で推移・人件費のベースアップ・M&A実施によるDD費用等、将来を...
JFLAホールディングス(3069)は乳製品などの生産・加工や国内外で食品卸。外食も。積極買収・拡大路線から転換し業態集中化。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・不採算子会社等の売却により連結売上高は減収 (売却子会社の前期における売上高は47億円)・既存会社比較では約20億円の増収・コア事業の成長、及び本部経費等の削減効果があり、営業利益は大幅増益・当期純利益は6.3億円とV字での黒字転化事業構...
明治ホールディングス(2269)は明治製菓と明治乳業が09年統合。11年に国内首位の乳業、菓子と医薬品に再再編。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高が食品、医薬品ともに増収。全体では計画並みへの着地・営業利益は前期並み。計画比では、食品はニュートリション事業の未達が影響。医薬品はほぼ計画並み。・当期純利益は前期並み。計画比は前期ん費用の見込額との差が主な要因明治ROESGの評価が掲載され...
大和ハウス工業(1925)は賃貸住宅、商業施設、物流など事業施設の3本柱。戸建てや内外の都市開発も。■業績・参考指標創業70周年を迎えています。第7次中計は計画策定時から事業環境が激変するも、業績は順調に推移しています。7次中計を1年前倒しで終了させ、2026年度より8次中計をスタートさせる予定です。過去策定した中期経営計画においては、すべて計画超えの業績を達成しています。これは凄いですが、規模を大きくして額を達...
2日目は大阪から三重県の伊勢に向かいます。私は三重県出身ですが、大きくなってからは伊勢神宮を訪問したことがなく。相方も行ってみたいということだったので2日目の目的地として選びました。その前に宿泊した「ホテルコルディア大阪本町」でモーニングです。チェックインの時に時間を指定するのですが、早い時間から埋まっていました。早く出発する予定がある場合は要注意ですね。5種類のメニューから選択します。全てのセット...
6月下旬に大阪と三重を訪問しました。大阪は「EXPO 2025 大阪・関西万博」がメインです。日本で万博開催というせっかくの機会、訪問したいと思っていたのでチケット当選して良かったです。モーニングは東京駅の「5 CROSSTIES COFFEE」にて。トースト&ヨーグルトセットにカフェオレです。11時前に大阪に到着し、グランフロント大阪南館にある「福太郎」でランチ。開店前に並んだので最初の回転で入店することができました。(食事...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・インバウンド売上高の伸長及び新規出店並びに価格改定効果などで増収・インバウンド売上高(国際線ターミナル売上高)は初めて100億円を突破・売上高及び各段階利益は3期連続で過去最高を更新出退店は12店舗の新規出店と1ブランド変更並びに10店舗の退店を...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は子会社化したおいもやの純増もあり、増収・営業利益は増収や商品内容量変更・価格改定効果、子会社の業績好調等により増益・有価証券売却益3,363百万円を特別利益に計上粗利率が前期の22.0%から28.4%に大幅に改善しています。消費者目線では…ですが、...
キャンディル(1446)は住宅や商業施設等の補修・点検会社。サカイ引越センターと資本業務提携。全国に技術者配置。■業績・参考指標FY2025.9 Q2の業績は以下の通りです。・売上高は全てのサービスが堅調に推移し、Q2としては過去最高を更新・主力サービスにおける増収、仕入れ努力などにより売上総利益が増加・成長投資、優待の基準日変更に伴う販管費を吸収し、営業利益は前期2Qを大幅に上回る進捗全体的に、Q2までの需要傾向が継...
2025年6月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 40,487.39円月間で2,522円(7%)高となりました。3ヵ月連続で上昇。上昇幅は2024年2月以来の大きさ。FRBの早期利下げ期待などを手掛かりに半導体関連銘柄に買いが入り、月末にかけて騰勢を強めました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+2.1%、年初来損益で+4.3%となりました。日経平均株価は+7%ですか…全く付いていけず。13日のマイナス...
双日(2768)は総合商社。03年に日商岩井とニチメンが統合。自動車、航空、肥料に強み。持分で鉄鋼、LNG。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・当期純利益1,106億円、見通しを超過達成し前期比増益。ROEも11.7%と見通し通り・中期経営計画2026 (3ヵ年平均)での収益目標に向けて、順調に進捗・2026年3月期は米国関税措置影響▲50億円を織り込み、当期純利益1,150億円の増益見通し双日らしい成長ストーリーとして新...
円谷フィールズホールディングス(2767)は遊技機の企画開発、販売が軸。「エヴァ」シリーズ著名。円谷プロ、映像制作等コンテンツ事業も。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は機種販売を次期1Qに繰り越したことで減収(前年、計画比とも)・利益はエース電研の販売が好調で上記要因あっても確保下期予定の3万台相当に当たる数機種の販売を時期に繰り越しています。一応ブラッシュアップということにな...
理研ビタミン(4526)は食品原料・改良剤、化成品が収益源。海藻、ドレッシングで家庭用展開。機能性食品向けに傾注。■業績・参考指標キッコーマンと2008年に資本業務提携を締結していたようです。これを24年2月末で解消しています。これに伴いキッコーマンが保有していた当社株式(6.05%)は全て自己株式として取得します。また当社が保有しているキッコーマンの株式は順次売却していきます。当社はズブズブの株式持ち合いを続け...
アステラス製薬(4503)は医薬品国内2位。開発技術起点の研究開発体制。前立腺がん薬が柱。遺伝子・細胞治療技術育成。■業績・参考指標売上収益は増加しました。XTANDIが前期比拡で900億円増加、他主力品も成長ドライバーとして売上貢献しました。一方で販管費が増加、コア営業利益は減少しています。費用はvericBio社買収の影響や成長ドライバーへの投資により増加しています。コア営業利益は1,846億円でその他の費用が1,678億円...
明治ホールディングス(2269)は明治製菓と明治乳業が09年統合。11年に国内首位の乳業、菓子と医薬品に再再編。■業績・参考指標2023中計の振り返りを。連結売上高は中計目標をクリアしました。一方、営業利益(率)は未達です。特に食品の未達幅が大きかったです。これを受けてROIC、ROEも未達です。配当性向は順調に配当を積みました結果、目標40%に対して実績は52.3%になっています。食品の国内コア事業の再成長が業績向上には...
2024年6月に北海道赤平市にふるさと納税を実施しています。北海道赤平市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は24,000円の寄付を行い、「エリエール 箱ティッシュ 計50箱 なまらたっぷり」を選択しました。300組 5箱×10パック 計50箱となっています。なまらたっぷりと言うことで大容量です(^^)/最短10日以内(ちょっと日本語として変ですが)と記載されている通り、4日後には発送されました。こちら、配送時にちょ...
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)は「みんかぶ」「株探」などのメディア運営と法人向け情報サービスが柱。子会社にライブドア。■業績・参考指標積極投資により売上高は増加していますが、営業利益は赤字転落しています。ネットワーク広告市況の回復遅延と情報系ソリューションの獲得の一部期ズレに加え、先行投資によるものです。25年3月期は営業利益で前期比19億円の改善を予想しています。一方で上期は固定費が先行すること...
カーリット(4275)は化学品、ボトリング、産業用部材、エンジニアリングが4本柱。自動車用緊急保安炎筒の最大手。■業績・参考指標2024年3月期は全セグメントで増益となりました。特に増益幅が大きかったのが+457百万円のボトリング事業です。期初予想の増収増益は半信半疑だったのですが、疑ってすみません( ̄^ ̄)ゞこうやって推移で見ると売上高は減少していますが、利益の増加により利益率は高まっています。配当性向は30%とし...
日本製紙(3863)は旧王子製紙のうち十條製紙を継承。製紙2位。家庭紙は「スコッティ」「クリネックス」ブランド。■業績・参考指標2024年3月期は増収増益(黒転)。価格修正やコストダウン効果が寄与しました。固定資産売却益も奏功しています。一方でOpalのグラフィック用紙事業撤退損を計上しています。2025年3月期も増収増益(経常利益段階まで)を見込みます。Opalの構造改革やJTOyの販売数量回復による海外事業の収益改善な...
山喜(3598)は紳士用ドレス・カジュアルシャツ大手。夏季集中で利益は上期偏重。バングラなど海外生産強化。■業績・参考指標2024年3月期は各段階利益で黒字を計上しました。キャッシュフローを見ると投資CFで大きくプラスを確保しています。これは23年3月期は固定資産売却、24年3月期は子会社売却によるものです。FCFは3年連続でプラスを確保しています。業績は劇的に改善するとは思えず、いかにきちんと毎年プラスを積み上げてい...
TOKAIホールディングス(3167)は東海地盤。LPガスのザ・トーカイとCATV等のビック東海が11年経営統合。宅配水等も展開。■業績・参考指標2024年3月期は7期連続の増収、利益は月次課金件数の増加等により増益でした。ただ経年の推移を見ると足踏み感を強く感じます。経常利益、当期利益のCAGRは1~2%の水準にとどまっています。セグメント別ではプラスの事業が多いですが、その他・調整額は大きくマイナスなのは気になります。直課...
力の源ホールディングス(3561)は博多ラーメン店「一風堂」が柱。フードコート、ラーメンダイニング等の業態も。海外展開強化。■業績・参考指標2024年3月期の売上高は過去最高を達成、営業利益も3期連続で過去最高を達成しています。国内店舗事業はPANDA EXPRESSの譲渡により店舗が減少しています。また深夜帯の営業時間を短縮していることもあり、コロナ前比較で減収ですが利益は出ています。海外も安定して推移しており、円安も...
2024年3月に長崎県にふるさと納税を実施しています。長崎県のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は14,000円の寄付を行い、「【波佐見焼】ナイトガーデン軽量ポット急須 」を選択しました。思ったより到着には時間が掛かり、申し込みから約3か月後に届きました。2016年にも長崎県波佐見町にふるさと納税を実施し、急須をもらっています。それが割れてしまったので新しいものをゲットした次第です。↓その時の記事はこ...
日本フエルト(3512)は紙・パルプ用フェルトの国内市場をイチカワと二分。バグフィルターなど工業用繊維製品も展開。■業績・参考指標2024年3月期はフエルト事業の国内売上高が大きく減少し、利益を押し下げました。ただし、2025年3月期はワイヤー(仕入商品含む)の増加などにより増収増益を見込みます。2024年3月期の投資CFが増加しているのは自己株式取得によるものです。配当方針も変更し、DOE2.5%を目標として増配を実施して...
ヨシックスホールディングス(3221)は名古屋地盤の居酒屋チェーン。すし居酒屋など多業態展開。設計から建築まで自社で手がける。■業績・参考指標前回の記事タイトルは「や台ずし」一本足打法続く、でした。今回の決算説明資料ではその脱却に向けた動きがいくつか取り上げられています。・ワンランク上位の新業態「玉鋼」を名古屋市にオープン・ひとくち餃子の頂、3店舗出店(4店舗目も計画有)・自然薯をメインとした飲食店「華...
エー・ピーホールディングス(3175)は都内中心に居酒屋「塚田農場」等を展開。自社農場で地鶏を育成するなど生産・販売の直結が特徴。■業績・参考指標2024年3月期は営業利益、経常利益ともに赤字ですが、業績は回復傾向です。特に下半期は利益が大幅に改善しました。事業別で見ると中食事業が過去最高益となっています。国内は良いのですが、海外は△2億円と厳しい業績に拍車をかける結果に。2025年3月期は黒転を計画、2Q決算説明...
サンクゼール(2937)は食のSPA(製造小売り)。FC軸に和食材「久世福商店」等。EC、卸売りも。海外事業を育成。■業績・参考指標売上高は伸長していますが、利益成長は足踏みとなっています。課題は以下の2点です。・店舗は顧客の節約志向が高まり、既存店客数が減少トレンドになっている・商品の入れ替えや新商品の投入に係る販促費等が増加商品価格の値下げにより4Qでは客数及び買上点数が改善しました。しかし、これは諸刃の剣...
大和ハウス工業(1925)は賃貸住宅、商業施設、物流など事業施設の3本柱。戸建てや内外の都市開発も。■業績・参考指標2024年3月期の売上高は5兆円を突破しました。ゴイスー。営業利益は減益も数理差異の影響を除くと過去最高とのことです。ややこしい。ややこしいといえば決算概要の資料が日英併記になっています。よみにくい。2025年3月期は大和リゾートの全株式譲渡、コスモイニシアの株式一部譲渡の影響があります。しかし海外...
ゴルフ・ドゥ(3032)は中古ゴルフクラブ等の専門店を運営。新品の取り扱いも。直営店は首都圏が中心。FCも展開。■業績・参考指標2024年3月期4Q(単)の売上高は20年3月期4Q比で+17.2%となりました。ただし、1Q・2Qは経常赤字、3Qからプラス転換も通期ではマイナス(赤字)でした。直営事業の広告宣伝費の増加や人件費の増加などが影響しています。2025年3月期の経常利益も90百万円と辛うじて黒字浮上する程度の改善計画です。ま...
キーコーヒー(2594)はレギュラーコーヒーの製造販売大手。業務用主力。イタリアントマトは売却へ。利益は上期偏重。■業績・参考指標イタリアントマトは1/31に予定していた株式譲渡実行日に変更が生じています。私が確認した限りではその後情報のUpdateがないのですが…その他にも新基幹システムで想定外の機能追加が必要となり、結果減損を計上しています。なんか、パッとしない経営していますね( ̄^ ̄)ゞ■株主優待権利確定月:3...
朝日ネット(3834)は独立系ネット接続サービス(ISP)大手。ASAHIネット運営。大学向け教育支援「マナバ」も。■業績・参考指標2013年3月期から12年連続で増収、過去最高の売上高を更新しています。「v6 コネクト」の取り扱い通信量増とFTTH接続契約数増により増収を確保しています。定常的に設備投資を行う必要があり、投資CFも大きいです。当社としても意識しており、EBITDAとマージンが決算説明会資料には記載されています。な...
第一興商は業務用通信カラオケ「DAM」で業界首位。直営で「ビッグエコー」や飲食店運営。音楽ソフトも。■業績・参考指標事業ポートフォリオの最適化を実施しています。①音楽ソフト事業:ユニオン映画の譲渡②その他事業(パーキング):クレスト子会社化 のれん償却費の増加で利益貢献は大きくない本社機能の移転で300億円規模の投資を行っています。現状の本社がどうなっているか分かりませんが、この投資を優先する必要性は感じ...