豊頰、明眸皓歯、今何処かにある。この似顔絵は今から40年ほど前、職場で職員全員の顔を漫画家のなるみさんに描いてもらい、ロビーで展示会を開催した時のものだ。誰もが認める敏腕、T債券課長の発案による企画で割引き債券の店頭客に好評だった。 このブログのプロフィール写真として使用しているが、漫画家の優しさ、サービス精神によってあまり自分には似ていないように思う。 これを見ると、初めての、地方勤務の2年間の出来ごとを走馬灯のように思い出す。社会人になって19年、弱冠「芳紀」42歳だった。店を預かっていて無茶は出来ないが、可能な限り新しいことをやりたいと心がけ、仲間と運に恵まれて大過なく東京に戻ることが出来たのは幸いだった。