chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
しみじみe生活 https://toshiro5.blog.ss-blog.jp/

しみじみした良い生活をおくりたいもの

しみじみとした生活をおくるために水彩画をお稽古したり、本を読んだりしているシニア。

wakizaka
フォロー
住所
中野区
出身
中野区
ブログ村参加

2014/03/30

1件〜100件

  • コエビソウ(小海老草)

      散歩中に見かけて変わった花だなと思ったが、以前にネット画像か何かで見たような気がしないでも無い。 とにかく名前が分からないのでグーグルレンズで検索すると、コエビソウ(小海老草)と教えてくれた。   コエビソウ(小海老草、学名:Justicia brandegeeana)は、メキシコ原産のキツネノマゴ科の植物。 (シノニム=異名はベロペロネBeloperone guttata) 。 日本では道ばたの雑草としてごく普通なキツネノマゴ(Justicia procumbens)と同属である。 名前の由来は、花のつく穂が苞(ほう)に覆われていて、その形が小海老の尻尾に似ていることによる。 海老か蝦蛄か知らぬが、節があって曲がった苞がびっしり咲いているのは、ちょっと異形で驚かされる。花はその苞の間から顔を出す。 別名のベロペロネは旧分類時代の属名からで語源はギリシャ神話に登..

  • シモツケソウ(下野草)とシモツケ(下野)

    近所の団地内の花壇に咲いていた。 薄紅色というか、ピンク色というか、おだやかな美しさに惹かれたが、名を知らずググった。結果はシモツケソウ。 この花に限らず、知っている人は多いだろうから、無知、不学を晒すようなものだが、幾つになっても知るということは楽しい。 シモツケソウ(下野草、学名Filipendula multijuga )は、バラ科シモツケ属に分類される多年草の一つ。 和名は木本のシモツケに似る草本であることから。シモツケは「下野」(栃木県の古名)で多く見られたことに由来する。お隣の上野(群馬県)にもあるだろうになと想像してしまう。   画像で左に木本のシモツケ、右に草本のシモツケソウ(が一緒に映っているのを見つけた。虫は迷わないのか、風媒花か、交配はしないのか余計な心配か。へぇーという感じ。(右下)   高山型変種にアカバナシモツケソウがある。背景の山は男体..

  • 斑入りミズヒキと蓼(タデ)

      この花(葉)の名は何?    草花を見ていて、綺麗なというか不思議なというか、一風変わった葉に惹かれることが多い。たいていは斑入りの葉である。斑入りニチニチソウ、斑入りアジサイ、姫蔓蕎麦の葉などなど。 見たことはないが、斑入りのドクダミ、五色ドクダミというのもあるらしい。 それぞれ突然変異をしたものを固定したものなど、改良園芸種なのであろう。 斑(ふ)は主として白いものが多いが、花かと間違えそうなものもある。 カラーリーフや観葉植物を楽しむだけでは足りず、葉も花もとは人は少し欲深ではある。   散歩の途中で見た葉は変わっていた。緑の葉に絵の具で描いたように赤と黒の鮮やかな模様である。 ググると斑入りミズヒキ。   以下はネットで教えて貰ったことをベースにしている。   ミズヒキ(水引、学名 Persicaria filiformis)とは、タデ科イヌタデ..

  • トランスミッター

      夫婦ともに老齢化にともなう難聴に悩まされて久しい。妻は補聴器を求めたが、なかなかうまく聞こえないと悩んでいる。豆粒ほどの大きさなれどPC並みの値段である。販売先に長いこと相談に通っている。補聴器が悪いのか、耳が悪いのか定かではないがフィットしないようだ。補聴器屋さんとのやり取りにかかる時間と労力とランニングコスト(リチウム電池代など)は小さくない。   自分もスマホのブルートゥースを使う補聴器を買って利用して見たが、あまりよく聞こえないうえ、音量調整などの操作も結構やっかいである。しかもうっかりすると耳から落ちたりするので、落ち着かない。イヤホンとしても使えるところは評価出来るのだが。 妻にも同じものを買って試して見たが、これもうまくいってない。   老眼を眼鏡で矯正するのと老耳の場合ではたいへんな違いである。 脳と耳とデバイス(補聴器)を調整して若い時の機能レベルにする..

  • スダジィの芸術的落ち葉 この木何?ー番外編2

      散歩から帰ってきた妻があまりに芸術的なので、何(の葉)か分からなかったが、拾わずにいられなかったと一枚の落ち葉を見せてくれたので、この葉何?と早速検索した。 グーグル先生はマンゴー、ローリエ、アグラオネマとかが似た画像という。マンゴー、ローリエは明らかに違う。 またアグラオネマは、ミカン科の顕花植物の属であるクモ類。アジアとニューギニアの熱帯および亜熱帯地域の原産。普通中国の常緑樹として知られているらしいのだが、これもちょっと違う感じ。   妻に拾った場所を聞くと、団地内の道路脇スダジィの木の下という。 その木には名札がついていて「すだじぃ」と書いてあることは以前から知っている。確かに拾ったアート、サイケな葉の形はスダジィのものである。   スダジイ(すだ椎)とは、ブナ科シイ属の常緑広葉樹である。別名はイタジイやナガジイ。普通、シイという場合にはこのスダジィを指す。..

  • この木の名は何?番外編 柳にあらず 欅

     やってはいけない剪定   この木の名は検索しなくても知っている。柳(ヤナギ)ではない。欅(ケヤキ)である。 欅を公園や庭木、街路樹に植えると大きくなりすぎないよう剪定されてしまうことが多い。落ち葉の始末も大変だし、電線などの邪魔になるからだ。 植木の剪定はあまり大きくならないようにするために、透かし剪定が基本と聞いたことがあるが、この木は周知の通り天を衝くように大きくなるので、高い枝の先を全部ぶつ切りしてしまう。この頃よく見かけるが、やってはいけない剪定の典型である。 木へのダメージは素人目にも大きいのではないかと案じる。   最近では公園の欅など全部の枝を剪るので、冬の間は見るからにせつなく棒立していて、これで枯れないのかと思ってしまう。 見ていると、春になって密集した新芽が出て細い枝となり垂れ下がってくる。まるで柳のようだ。 心持ち剪定しない欅より芽が出るのが、..

  • ヘラオオバコ(箆大葉子)

    団地の庭は花壇も庭木の植栽もあるが、そうでないところも広く種々の雑草が生えている部分もある。定期的に庭師が入り雑草は電動草刈機で刈られてしまうがすぐ繁る。 そこには雑草と一緒に夕化粧、ムラサキツメクサ、白ツメクサなどの花々が咲いていてきれいだ。 見ているとその中にあれ?これは何?という草が花をつけてたのでググった。地味で秋草の風情である。 検索結果はヘラオオバコだった。オオバコは良く田舎で見て知っていたが、知る前は全くオオバコと繋がりを感じなかった。   ヘラオオバコ (箆大葉子)は、オオバコ科オオバコ属の植物である。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物であるという。 葉が箆の様に平べったいのでオオバコとは区別される。 オオバコより葉は大きく花茎も高いが、オオバコの特徴である踏みつけ耐性はない。 箆(へら)は靴ベラや箆鹿(ヘラジカ)の角の様に平べったい形のことだ..

  • 鷺宮八幡神社

        自分が42年住んでいるこの地中野区鷺宮地区白鷺は、区の北西部に位置する。北に練馬区、西に杉並区が隣接している。最寄り駅は西武新宿線鷺ノ宮駅になる。   この駅から歩いて二分の近くに、鷺宮八幡神社がある。西暦1000年ころ、京都から東日本統治のため派遣されていた源氏の源頼義が、東北を平定した時に建立した鷺宮八幡宮と伝わる。 昔から鷺が多く棲んでいた地なので「鷺宮」の名をつけたとされる。   自分の毎年の初詣はここである。祭神 は應神天皇。 境内末社(御祭神)は次のとおりで、小なりと言えども多くの神社がそうであるように沢山の神々が集まっている。 一 六社さま    稲荷神社(宇迦之御魂命) 御嶽神社(麻知分)   八雲須賀神社(須佐之男命) 北野天満神社(菅原道真公)   粟島神社(少彦名命)疱瘡神社(大己貴命) (大黒さま) 二 稲荷神社 宇迦之御魂命 ..

  • 川柳雑感  この句何?川柳擬き含笑句

        平成16年(2004)に書いた川柳に関する自分の文章がある。   「このさきを考へている豆のつる   雉子郎(吉川英治)  うまいなと思う。  川柳は人の作ったものを読むほうが好きだ。自分で作るのは苦手。  時事句などは、あとで読んでも何のことやらわからないことが多い。         酒とろりおもむろに世ははなれゆく    身の底の底に火がつく冬の酒  川上三太郎  これも、「うまい!」と思わず声を出したくなる。  おかしいがどこかペーソスみたいなものがあるのが、並みのものと違う。    背くらべ手を和らかにさげてゐる   どっかりと寄る浪人の年     二句とも武玉川である。  難しい誹風柳樽よりこちらの方が読んでいていいなあと思う。  長い時を隔てても今に生きている感じがある。      上燗屋へいへいとさからわず 當百  関西の岸本水府など..

  • ミツカドネギ三角葱(アリウムトリケトラム) 

      団地の庭で、似てはいるがハナニラやスノーフレーク、スノードロップとちょっと違うな、という感じの白い花に気づいたので、スマホで撮影してグーグル検索した。(4/19撮影)   ミツカドネギ(三角葱)学名アリウムトリケトラムと出た。   ヒガンバナ科 Amaryllidaceae属名:ネギ属(アリウム属) Allium学名:Allium triquetrum和名:ミツカドネギ(三角葱)英名:Three-cornered leek, Onion weed原産:南西ヨーロッパ、北西アフリカ開花時期:3月~5月高さ:20㎝~60㎝ 同じ時期に似た白色の花が咲くスノーフレークや白色のツリガネズイセンは、花被片に緑色の筋がないのでミツカドネギとは区別が出来る。という。しかも確かに触ってみると花茎、葉ともミツカドである。   スノーフレークはヒガンバナ科 Amaryllidaceae..

  • 斑入りツルニチニチソウ

     4/14 撮影   ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。南欧原産の外来種。毒性あり。   ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。言い方が遠回しなれどこちらが重要でツルニチニチソウの方が珍しくもないのだということだろう。 それにしてもニチニチソウではないがニチニチソウに似たツル性の花とは可哀想な命名ではあると最初思ったが、両方ともキョウチクトウ科で、ニチニチソウもツルは見えないが匍匐性があるという。同類ではあるのだ。   しかし、この花地味ながらよく見ると、薄紫の色ばかりで無く、先が角張った独特の形をしていて美しい花である。4〜5cmほどの大きさの花を咲かせる。5枚の花びらに分か..

  • カラタネオガタマ(唐種招霊)

    新築住宅の庭に植えられているものと、老人ホームの生垣になっているのと2回見た。花も半開が多く、中の緑の雄蕊か雌蕊かわからないが外を覗いているので、花びらをちょっと手で開いて見たくなる風情。甘い香りも強い。 4月28日に検索したが、その後体調を崩しGWを寝て暮らしたので、明けてから見ると花はほとんど落ちてしまっていた。だから全開の花の姿を見ていない。   その花の香りから、英名で「banana shurb バナナ・シュラブ」、「banana treeバナナ・ツリー」と呼ばれる。シュラブは低木のこと。 中国では「含笑花」と呼ばれる。由来は不明。「花が含み笑いをしているような姿に見える」「甘い香りに思わず笑顔になる」などによるのか。 いずれにせよ含み笑いの花は言い得ている。ここは、英名よりも中国人の感覚の方に座布団。   我がこの花何?で詠む「川柳擬き」もせめて「含笑句」と命名..

  • ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)

    散歩道ばたの家の庭に植えられていたピンク色の花が前から気になっていた。 先日やっとググって名前が分かった。ヒマラヤユキノシタ。 ヒマラヤはさておき、ユキノシタはやや意外だった。ユキノシタは、天ぷらで食べると美味しい山菜のイメージが頭の隅にあったからだ。   ヒマラヤユキノシタ ヒマラヤユキノシタ(Bergenia stracheyi)はユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の植物で、園芸用に栽培される。 その名の通り、ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)の原産。 常緑多年草で、葉は長さ10-20cm、幅10cmほどの楕円形で、らせん状に茎につきロゼットをつくる。桃色の花が春に多数、咲いてきれいだ。耐寒性が高く育てやすいとかで、よその庭で育てられているのを良く見かける。ヒマラヤユキノシタ属には10種があるという。 なお、ロゼットとはタンポポなどのように地面に葉が張..

  • 冬紫陽花(フユアジサイ)

      例年花の季節はアジサイが終わるとめっきり寂しくなるね、と家人と話す。あとは夾竹桃、百日紅など花の種類も少なくなる。   そのアジサイは6月の雨季の頃に咲くものだと思っていたが、冬の寒い2月から3月に咲く「フユアジサイ」なるものを、散歩中によそ様の庭で見つけてググって知った。 最初アジサイとは思わず不思議な花だなぁと思ったが、撮影した画像(2022/4/15撮影)をよく見れば額アジサイによく似ている。 別名「スプリング・エンジェル エレガンス」とも言われ冬に観賞できる新しいタイプのアジサイだそう。 花は西洋アジサイのように大きく 花弁に見える顎は花径が7~8cmほどある。 ネットによれば、群馬県農業技術センターが台湾のトキワアジサイとセイヨウアジサイの交配によって平成16年に作った品種という。名前にあるように、冬(2~4月)に咲くアジサイ。スプリングエンジェ..

  • マムシグサ(蝮草)など

    「この花何?」は原則として自分で撮った写真を使用して検索しているが、今回はFB友達がアップした庭のマムシグサの写真を使った。初めて見る花の写真だったのである。 似た画像が幾つも出てきた。素人が特定するのが難しいことがよく分かる。AIといえ判じ難いものも多い。お遊びだから良いが、大事な時は危険だという気もする。間違って覚えても、周りに迷惑がかからない趣味の程度にとどめておくのが良さそう。自分の場合はそちらの方だから問題なし。 大事な時は花屋さん、植物園、園芸高校、農業試験場に確認した方が良いだろう。  今回もあたりは付けられるが、自信はない。しかし特定できなくても、お陰でサトイモ科テンナンショウ属などに纏わる興味深い多くのことを知ることになった。十分楽しんだ。有難いことである。   マムシグサ(蝮草、学名:Arisaema serratum)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年..

  • ルピナス(昇藤または葉団扇豆)

    ルピナス     家人が駅前のフラワーショップでルピナスの苗を買ってプランターに植えた。この花なに?は知らないから検索するのだが、今回は花屋さんの名札がついているので、名は分かっている。しかし初めて聞く名なので、少し詳しいことを知りたくてググって見た。   ウキペディアが1番手っ取り早い。 「ルピナス属(るぴなすぞく、学名: Lupinus、ルーピン、英: Lupin)は、マメ科の属の1つ。ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものである。和名はハウチワマメ属(葉団扇豆属)。根生葉が掌状複葉であることから付けられた。また、花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布している。葉には長い柄があり、草丈は50 - 180..

  • ハナニラ(イフェイオン)と韮など

    近くの団地の庭には多くの花木が植えられ、住んでいる方が四季を楽しんでいる。春になると、庭に植えられた花と花の間を蕗の葉などがグランドカヴァーとして埋める。その一つにひときわ目立つ星形の白い花があり、絨毯のように広がっていて美しい。この白い花の名を知らなかったので、グーグルフォトで検索をした。  それがイフェイオン。イフェイオンと言っても知らない人の方が多いのでは無いか。一般的にはというか、日本では別名の「ハナニラ」の方が通りが良いと思う。 ハナニラ(花韮、学名:Ipheion uniflorum)はネギ亜科ハナニラ属に属する多年草。原産地はアルゼンチン。科名はユリ科で分類される場合もある。 葉にはニラ(韮)やネギ(葱)のような匂いがあり、このことからハナニラ(花韮)の名がある。 なお、ポピュラーな野菜のニラ(学名 Allium tuberosum)の一種に花茎とその先につく蕾の..

  • シラン(紫蘭)とシラー ペルビアナ(大蔓穂)

      平成22年(2010)だから大分前だが、団地の花壇の一画が区から花と緑のコンクール優秀賞を受賞した。住民の努力が評価されたのだ。まずはめでたい。   その受賞の立札(今で残っている)のそばにシラン(紫蘭)とシラー ペルビアナ(大蔓穂)が植えられていて今まさに春、研を競って咲いている。   シラン(紫蘭)は学名:Bletilla striata 、和名:シラン(紫蘭)。 その他の名前:紅蘭(こうらん)、白笈(はくきゅう)。紅蘭は分かるが、白笈は何を指すのかネットでは分からなかった。 ラン科 / シラン属。原産地は中国、台湾、日本。 花期は4月から5月。花は紫紅色で、30から50cm程度の花茎の先に数個つく。花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。   歳時記には 「ラン科の多年草で、5〜6月ごろ葉心から長い茎に、赤紫の美しい花が連なるように咲く。関東以..

  • スノーフレークとスノードロップ

    お寺の境内を散歩したあと、寺が運営していた保育園跡地にすずらんに似た白い花で緑の斑点のある綺麗な花が、沢山咲いていた。 名を知りたいとグーグルフォトで検索するとスノーフレーク、和名大待雪草(オオマツユキソウ)、別名鈴蘭水仙(スズランスイセン)と出た。 フレークとは何か調べたが、言及しているサイトがなかったので、勝手にツナフレーク、コーンフレークと同じ「切片」と解したがどうか?   似た名前でスノードロップという花(球根草)があって、写真画像で見たことはあるが、現物を見たことがない。別名を待雪草(マツユキソウ)ともいうとか。   この二つともスズランに似ている。鈴蘭はスズラン属で別種という。しかも蘭ではないそう。毒がある。スズランの別名は君影草、谷間の姫百合。英名Lily of the valley。 スノウフレーク、スノードロップは、ほかに水仙、韮、ハナニラなど花、葉..

  • 白鷺山南蔵院

      福藏院正幡寺の所在地は中野区白鷺1丁目になる。近隣の地名が井草、沼袋、阿佐ヶ谷、荻窪など谷や低地を現しているので分かるようにこの地は川、湿地が多い。昔から白鷺が多く棲み飛んでいたのであろう、寺の山号を白鷺山(しらさぎさん)とつけたという。 鷺宮地区は発展して広くなり、1965(昭和40)年の住居表示施行により鷺宮、上鷺宮、白鷺に分かれた。自分が住んでいる白鷺(しらさぎ)という字名はこの山号に由来する。   福蔵院は真言宗豊山(ぶざん)派。宗祖空海弘法大師。総本山奈良の長谷寺。東京では西新井大師(總持寺) が総本山、有名なのは護国寺などがある。宗紋輪違いとか。 福藏院は西武新宿線鷺ノ宮駅(駅名は何故か「ノ」が入る)のすぐ近く、妙正寺川のほとりの閑静な住宅街の中にある。 隣接して鷺宮八幡神社があり、明治の神仏分離までは福蔵院が別当を務めていたという。つまり寺はいわゆる神宮寺..

  • 白鷺42年 〜鷺宮今昔〜

       妙正寺川辺の遊歩道が自分の主たる散歩道だ。遊歩道は両岸にあり、かなりの距離があるが、歩くのは西が早稲田通りにかかる永久橋から東は鷺ノ宮駅近くの双鷺橋の間のごく短い間である。    妙正寺川は川というより排水路というべき風情だから、むしろ街なかを歩いた方が変化があって面白いくらいだ。 しかし、少ないながら遊歩道には休憩ベンチがあるので、最近はどうしてもこのコースにならざるを得ない。 遊歩道と言っても木々も少ないので日陰、緑陰などが少なく、コロナ以後ジョッギングランナーが増えたのも難点。   このところコロナフレイルで、すっかり弱って歩数も減った。 ウォーキングや散歩というよりよろよろ歩き、情け無いが水源地の妙正寺池(妙正寺公園)へもたまにしか行けなくなった。   中野区の区民活動センターの広報誌「鷺宮」に昭和32年と現在の鷺宮橋と双鷺橋の写真が掲載されていた。 写..

  • アルミ空缶製の吊風ぐるま

    先日、よく散歩する遊歩道で、アルミ空き缶風車が柿の木の枝に三つ吊るされているのを見つけた。    前にもこの遊歩道の傍らにはペットボトルを利用したプロペラ型の風ぐるまや、プラスチックのシートを切って真ん中をとめたオーソドックスな形の風ぐるまがあるが、これらは皆棒仕立てある。  棒仕立てのものは、震動音や羽根音でもって鳥よけやもぐら退治になるそうだが効果のほどは疑わしい。  むろんこれが発展したものは風力発電に代表されるが、実用化されるタイプである。汲み上げポンプのオランダ風車もこのタイプ。    吊り下げられているのは、初めて見たので何か新鮮な感じがした。  吊り型のアルミ空き缶風ぐるまは、実用というより釣り忍や風鈴のようにもっぱら見て楽しむものであろう。    独楽のように、あるいはTVか何かで見たチベット仏教のマニ車のように縦に回転する。    空き..

  • 已己巳己(いこみき)

      克己(かつみ)君という名の友人がいて、いつも「み」は巳だったか己だったか迷ったものだ。 漢字というのは似たものがあって、いい加減に覚えているので普段よく迷うものが多い。 己と巳などがそれだが、やっかいなことに他に已(い)というのがある。己と巳の間が空いている。そういえば已然形というのを未然形などと共にに習った覚えがある。   改めて国語辞典で見ると次の様にある。   已…い ①やむ やめる ②すでに もはや 已然 ③ のみ だけ ばかり ④はなはだ 音読み い 訓読み や(む)  すで(に)   己…こ ①おのれ じぶん 自己 克己 ②つちのと 己丑 音読み こ き 訓読み おのれ つちのと 名のり み   巳…み へび 元巳げんし 上巳じょうし 音読み 「し」 訓読み「み」   これを見ると、己はおのれだからおのれに克つ男で克己(かつみ)君という訳だが、..

  • 南天

      これ何という名かなぁ、と庭木の名を知りたくてグーグル検索した。候補の名前が南天(の一種)で「細葉柊南天」と出た時には意外な気がした。 細葉柊南天(ホソバヒイラギナンテン)は黄色い花で葉も細くて、あの赤い実のなる南天とはおよそ似ていないなと思ったのである。 南天の一種である柊南天(ヒイラギナンテン)は、葉が柊の如くギザギザだというのだ。細葉柊南天はさらにそのうちでも細い葉を持った種類らしい。 動物、植物、花、昆虫などの近縁種、栽培種などに名前をつけるときは苦労するのは分かるが、まぎわらしくないように願いたいものだ。 「細葉」は分かるが、柊の葉は決して細くはないし、ナンテンか柊か一瞬戸惑う。南天が後だから南天なのだろうが、どこが柊だと訝ることになる。これが提灯鮟鱇なら提灯をぶら下げた鮟鱇とすとんとむねにおちるのだが。 さらに業平柊南天(ナリヒラヒイラギナンテン)というのもあ..

  • 快なり!

     快なり!  暮れに大河ドラマを見ていたら、竹中直人演ずる徳川斉昭が「快なり!」と叫んでいた。  徳川 斉昭(とくがわ なりあき1800〜1860)は、江戸時代後期の大名で常陸水戸藩の第9代藩主。江戸幕府第15代(最後)将軍徳川慶喜の実父である。藩政改革をなし、江戸徳川家の政事にも関わったが、井伊大老と対立して敗れ、水戸に蟄居した後60年の生涯を終えた。    斉昭は慶喜はじめ二十七人の子を成したが、そのうちの多くは各国の大名の養子となったり、嫁いだりしている。  まさに快男児で漢文の素養もあっただろうから、何かにつけ「快なり」くらい叫んだであろう。    しかしながら、ここでは斉昭の事を書きたいのでなく「快」という文字についてである。   「快なり!」の「快」は快い(こころよい)である。辞書によれば   「快 [音]カイ(クヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]こころよ..

  • コロちゃん ブリティッシュショートヘヤ

       最近ご近所のご夫婦が猫を飼い始めた。「不思議の国のアリス」のチャシャ猫のモデルになったというブリティッシュショートヘヤよ、と家人が教えてくれた。  さすがお金持ちねと目が言っている。15年近くうちが飼っている元ノラのリーリーちゃんとは違うわね、とも。  ご夫婦は我々がこの地に越してくる前から住んでおられ、かれこれ40年のお付き合いになる。お子様二人が嫁がれ二人暮らし。お孫さんも大きくなられ、最近遊びに来る頻度も減っているようにも見える。  奥様にせがまれて飼ったが、こわおもて社長職の旦那さんも直ぐにメロメロになってしまった、というところだろうと想像している。尋ねていないが、多分当たっているに違いないと確信している。名前はコロちゃんという。この名前は飼い猫の中で最近1番人気と、聞いたことがあるような気がする。  時折り夫婦入れ替わるが、愛猫をリードに繋いで散歩をさせて..

  • 櫨(ハゼ)と七竈(ナナカマド)

    櫨紅葉  我が家に鉢に植えた小さな櫨の木があり、秋になると真っ赤に紅葉する。 元々は櫨を雑木林のように見立てる小盆栽だが、そのうちの一本を少し大きめの瑠璃色の植木鉢に移植した。 今1メールほどの高さ。先端上部に花火か和傘のように開いて葉をつける。その紅葉の赤色たるや、水彩ならバーミリオンヒューかカドミウムレッドか実に鮮やかな緋色だ。 色和名で何というのか調べると、「猩々緋」というのに近い。戦国大名が好んで兜や鎧、陣羽織に使った赤というが、何となく分かるような気がする。    盆栽になり損ねたる櫨紅葉 櫨紅葉区別し難し七竈 この緋色バーミリオンか櫨紅葉 和名色 猩々緋にや 櫨紅葉 ウキペディアには、「ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木、学名Toxicodendron succedaneum)はウルシ科ウルシ属の落葉小高木。単にハゼとも言う。別名にリュウキュウハゼ、ロウノキ、トウハゼなど。」とあ..

  • 沈寿官の玄武千代香(じょか)

     かつて、鹿児島の沈寿官窯を訪ねた時、良いなと思いつつも、いったん諦めたのだが、帰京してどうしても欲しくなった。  鹿児島勤務の同僚に依頼して購入したのが、このじょか(千代香とも書く)なる酒器である。 いったいあの時の物への執着は何だったのか、今となると恥ずかしくも呆れるばかりだ。 知られているように、彼の地では酒といえば芋焼酎のことであり、日本酒、清酒のことではない。 薩摩焼酎は、平べったい薩摩黒じょかで温めて呑むのが一般的である。入手した酒器も同じように使う物だろう。亀の形をしていて、長い尾が把手になっている。     沈寿官の 玄武千代香(じょか)にて 芋正中  勝手に玄武千代香(じょか)と詠んだが、調べると四神の玄武は、脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多いようだ。発見されたばかりの頃、訪ねた高松塚古墳の壁画もそうだったように思う。 つまり、玄武は蛇と..

  • 鮖(かじか) と鯊(はぜ)

     我が幼年時代、少年時代は疎開地で過ごした時期である。    今考えれば、戦中、戦争直後だから何もかも乏しく、食べる物も遊びも殆どが自前だった。しかし、誰でもがそうであるように、そんな時であっても幼年、少年時代とは真に黄金時代でもあった。 ウキペディアより    遠い日の記憶中の一つに鰍捕りがある。  彼の地で子供らは「かちか」と濁らずに呼び、「ざこ」と呼んでいた「はや」とともに子供にとってはささやかな漁の、主たる収穫魚種だった。  空腹を満たし、不足がちなタンパク質を求め、かつ遊びを兼ねていたのだが、今では文字通り夢のなかの出来事だったように、時折り懐かしく想い出すことがある。  場所は近所を流れる小川、道具は小さな網、やす。石をひっくり返すとチョロチョロと逃げる。網に追い込む、やすで突く、時に手づかみで捉える。抱卵の時期には腹部がぷっくり膨らんでいる。石の裏に白や黄..

  • 今年のかぼす 1921年

     今年はいつになく体調不良が年初から続いた。特に背中の痛みに悩まされた。背中の痛みはあまり良いことではないので病院で見て貰うが、原因不明。医者も様子見(経過観察)するしかないとおっしゃる。経皮鎮痛薬(クリームとテープ)で対症療法で凌ぐ日々が長く続いた。  かぼすの収穫時期にも元気が出ず9月6日息子に収穫して貰う。なお、この3倍以上が樹に残る。  ゴリ押し五輪のころ、第五波のコロナ感染数がピークに達したあと2ヶ月ほどかけて徐々に減少する。かなり気も休まる。  そして秋になるとなぜか背痛がやわらぎ、少し良くなりやっとこさ残りを11月28日収穫出来たものの、すっかり黄色いかぼすになってしまった。  家人は、ネットで調べて大量のこの黄色いかぼすを利用して、本格的なマーマレードを作ってくれた。これまでも何回か作ったことがあるが、今回の出来は最高であった。  熟したかぼすはペ..

  • 妙正寺川岸の蔦

           妙正寺川沿の散歩道で、向こう川岸の壁に這っているのをスマホで撮影した。  これを自然の造形芸術と見るか、気味が悪いと思うか両方あるだろう。自分の心の中にも二つがあってどちらか判然としない。  人によろうが、少なくとも感動して一句浮かぶという感じはない。    写真検索するとオオイタビと出た。  ネットによれば、 「オオイタビ(大崖石榴、学名:Ficus pumila)はクワ科イチジク属の常緑つる性木本。東アジア南部に分布し、日本では関東南部以西、特に海岸近くの暖地に自生し、栽培もされる。茎から出る気根で固着しながら木や岩に這い登る。オオイタビの名は、イタビカズラに似て大型であることによる。台湾に生育する変種のアイギョクシ(Ficus pumila var. awkeotsang)は果実を食用に用いる。幼苗は観葉植物として利用され、フィカス・プミラの名でも..

  • 誕生日花

       誕生花というのがあるという。  誕生石は有名だがあまり知らない人が多いのではないか。されば誕生木などいうのもあるのかも知れない。  園芸農家や花卉販売業者、花店などは販促にこれを利用しない手はない。もっとも知らないのは自分だけで、もう人はやっているのかも知れないが。  我が誕生日7月24日の誕生花は「エンレイソウ(延齢草)」とか。  早速延齢草なるものをネットで調べて見た。こんなことは閑人にしか出来ないなと、我ながら苦笑する。 科・属 ユリ科・エンレイソウ属 和名  延齢草 英名  Wake robin 学名  Trillium smallii 原産地 東アジア 開花期 4月~5月    エンレイソウ(延齢草)は東アジア~ヒマラヤなどに40種類が分布する、ユリ科の多年草。湿り気のある林の中に自生し、緑や褐色、暗い紫などの目立たない1~2cm程度の花を1つ..

  • 花衝羽根空木 アベリア

       1980年代初め頃大分県に住み仕事をしていた。  この頃からいわゆる中山間地域でも道路が整備されて立派になっていた。観光道路が先だったと思うが、かなりの山道でも基幹道路は整備されていたように思う。車で隣接他県に行くときにいつもその立派なことに驚いたことを思い出す。  一様に街路樹が植えられ、車の分離帯の花木はきちんと刈り込まれていた。中でもこの花が綺麗でなんの花だろうと気になっていたので運転手さんに訊いたが答えを覚えていない。   散歩中に見つけて懐かしかったのでググったらアベリアと分かる。    アベリア(Abelia)とはスイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia )に属する植物の総称。または、ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種、のアベリア(Abelia × grandiflora)のこととウキペディアにある。  和名はハナツクバネウツギあるいはハ..

  • カンパニュラ アルペンブルー

         花の名探しを始めたのは昨年2020年6月だからもう1年が過ぎた。  別にコロナだから始めた訳で無く、散歩を兼ねたウォーキングがひたすら歩くだけでは退屈なので始めたようなものだ。  コロナの方は依然として収束の気配は感じられず、1年延期した五輪を1ヶ月後に控えても中止を求める人もなお多く、ワクチンもなお、接種も進捗がおぼつかない状況である。    さて、花の名探し初回にカンパニュラ アルペンブルーを取り上げたが、またはイソトマ属とあってそのままアップした。「またはイソトマ属」とは何かとずっと気になっていたので、あらためて調べてみたところ、どうやらカンパニュラとイソトマは似ているが別物らしい。  素人の検索は当てにならないと分かる。閑人の手すさびだからといっていい加減では恥ずかしいが、花友もいないのでノーチェックだ。    カンパニュラ アルペンブルーは..

  • オキザリス トリアングラリス

     これは我が家の庭の一角と植木鉢に植えていたもの。いたというのは、鉢の方が枯死してしまい今は無いのだ。いずれまた生えて来るかも知れない。何度かそれ繰り返している。繁殖力は強い。  むかし久我山に住んでいらした月下氷人の奥様が株分けして下さり持ち帰って植えた。  あるいはそうで無かったかも知れない。最近はすっかり記憶力が落ちてしまった。奥様もその後高齢者介護施設に入られ先年亡くなられてしまった。  月下氷人は学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた時の生徒のご両親である。自分はリタイア後もご挨拶に伺ってお茶をご馳走になっていた。    見たことはあったが花の名前が分からずググったら、かたばみ科のオキザリス(酢漿草 カタバミ 別名すいばぐさ)だという。    かたばみはマメ科のクローバー(シロツメクサなど)とよく間違われるが、クローバーは葉の形状が丸く白い線があり..

  • コバノズイナ(イテア)  小葉の髄菜

      これも散歩中に見つけグーグルフォトで名前を探した。  コバノズイナという。  小さいけれど、なかなかおしゃれな花木だ。  コバノズイナ(Itea virginica)は、アメリカ東部を中心に分布するズイナ科ズイナ属の落葉性低木。別名アメリカズイナ。  日本でも広く花木として栽培されているらしい。初夏6月頃に咲く。秋の紅葉も美しいとある。     コバノズイナという名前は、日本(関西から四国、九州)に自生、5月から6月に開花する同属のズイナ(Itea japonica 別名:ヨメナノキ 嫁菜の木)より葉が小さいことから付けられたという。    この「ズイナ(髄菜)」の名前は、枝の髄が行灯の灯心に、若葉が食用にされたことから来ている。  近年、ズイナの中に希少糖が含まれているということが発見され、研究が始まったという。  他にシナズイナ(Itea ilicif..

  • 夕化粧 ユウゲショウ

       ユウゲショウ(夕化粧、学名: Oenothera rosea)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。  これも散歩中に見つけたが、名前を知らなかったのでぐぐった。  和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされる。  しかし、実際には昼間でも開花した花を見ることが出来る。  実際家人が道端に咲いているのを2、3本摘んで来て小さい器に活けたがすぐにしおれた。オシロイバナの通称と紛らわしいので、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と呼ぶこともあるという。   マツヨイグサ属というが、あの黄色い待宵草の夕顔とはあまり似ていない。     夕化粧は高さ20 - 30cm、時には50 - 60cmに成長する。茎には柔毛がある。葉はやや広い披針形で、互生する。  5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1 - 1.5cmの花をつける。家人はこ..

  • タケニグサ 竹似草

     竹煮草とも。  ウキペディアによればタケニグサ(竹似草、学名: Macleaya cordata ) はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる。山野草だ。  子供の頃、田舎で良く見かけたが、名前を知らなかった。近所のお宅の庭に植えられていたが、田舎では山野に茂っていて、ぽきりと折って出るオレンジ色の液は疲労回復に効くと誰かが言い、走ったり運動した後皆んなでふくらはぎに塗ったのを覚えている。  散歩中に懐かしくてiPhoneでパチリ。グーグルフォトで検索した。    タケニグサのオレンジ色の液にはアルカロイドの一種プロトピン(protopine)などが含まれていて有毒という。モルヒネを採る芥子ケシと同じケシ科なので納得。虫刺されにも良いと聞いたような気もするが。    園芸品種もあって欧米のイングリッシュガーデンなどではよく植栽されるという。日本でも植..

  • 紫陽花 きらきら星

     最近の散歩の楽しみは紫陽花。いたるところに咲いている。    タマあじさいとガクあじさいという区分があるかどうか知らないが、こちらはガクあじさい。  初めて見る美しさなので調べて見るときらきら星というらしい。これは、栃木県農業試験場が改良して作った、ガクアジサイの品種。まだ新しい品種とか。    ジャパンフラワーセレクション2014-2015の、鉢物部門で入賞した品種。   あじさい「きらきら星」の栽培技術   https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/nousi/singijutu/singi20.pdf    団地の庭の花壇で見つけた。鉢植えを地植えにしたものか。小さい。写真は上から見下ろしたもの。

  • 8020表彰

       似ているが、かの深刻な8050問題ではない。80歳になっても歯を20本残すようにしようという歯医者さんのキャンペーンである。    先日歯医者に3ヶ月定期メンテに行ったら、終了後にあなたは27本あるので区医師会から表彰されましたと言われてびっくり。    戦後の食糧不足で甘いものなどなかったから、歯だけは丈夫だと自慢していた。いきおい手入れすなはち歯磨きに熱が入らずおざなりの傾向があった。  リタイアした頃から、年相応の歯周病が進み時折り歯痛に悩まされてほぼ定期的に、(ロキソニンで痛みを凌ぎつつ)歯医者に泣き込むようになった。  歯科技師さんから散々磨き方が悪いと叱られてばかりいる。ポケットが深くなっていてこのままでは大量の抜歯は時間の問題ですよ、と言われた続けて来たから、表彰など思いがけなくキョトンとした。  えっ、それで金一封はあるの?と冗談で誤魔化す..

  • ルスクス・ヒポフィルム

         正月用の切り花として暮れに、蝋梅とアスターそしてオンジュウムを買ったら、「あしらい」として緑の枝が1本ついてきた。  他のものは年が明けて枯れてしまったのにこの緑の枝は全く衰えることなく、2月を過ぎ3月になっても青々としている。   ①緑の切り枝 2021/2/28撮影    何の木かと写真検索してみると、最初アフリカに自生する「ザミオクルカス・ザミフォーリャ(サトイモ科)」と出たが、似て非でちょっと違った。   ②ザミオクルカス・ザミフォーリャ    そのときふと見ると、葉の裏に髭のようなものが一個ずつぶら下がっていることに気づいた。「?」という感じ。    調べてみると、この枝はどうやらRuscus hypophyllum(ルスクス・ヒポフィルム)らしい。和名は知らない。ユリ科(或いはキジカクシ科かも?)。   ③ルスカス..

  • 8マイe書斎Ⅱの2(書棚)

    マイe書斎Ⅱの2 書棚 289連句で遊ぼう 水沢 周 新曜社 直感!連句は面白そう~。早速三つ物を試作してみた。 288徘徊老人の夏 種村季弘 筑摩書房 287美の受胎 大岡 信小学館 286 歴史の風景 木村尚三郎 筑摩書房 285一人で苦笑、老いの実感モタ先生の人生手帖斎藤茂太 講談社 284ひとり旅は楽し池内紀 中公文庫  誰の詩か忘れたが…黙っていて も考えているのだ おれがもの言わぬからといって 壁と間違えるな 283 旅に出たい 池内 紀平凡社 282 俳句のたのしみ 能村登四郎 NHK出版 281風の組曲 俵万智 河出書房新社 280 新·おくのほそ道 立松和平 俵万智 河出書房新社 279友あり駄句あり三十年 東京やなぎ句会編 日本経済新聞社 278日本人はなぜかくも卑屈になったか岸田秀小滝透 飛鳥新社 277井伏鱒二対談集 ..

  • マイe書斎Ⅲ

    十 脇坂了善と脇坂甚内安治  神奈川県三浦市城ケ島常光寺の開基、脇坂了善は、幕末・明治まで生き延びた龍野藩祖脇坂安治の弟だったという。  しかし、二人の没年から生年などを推察してみると腑に落ちないところがある。  なにしろ四百年前の話である。  いずれにせよ、両家は滋賀県にあった脇坂の庄における地縁のものであったと思うのが自然であろう。 新潟.福岡.大阪で 先祖ばなしやルーツ探しなどというのは、本人はしゃかりきになっていても、その係累でもなければ聞いていて面白くも可笑しくもない。  さらに、家系伝説といえば聞こえが良いが、時間という靄にかかっていてその真偽のほども分明でないので、聞く人にとっては毒にも薬にもならないだろう。  以下はその類いの埒もない話であるが、それとわかっていながらもなお、ながながと書き連ねたには格別の意味があるかというとそれもない。  はから..

  • 6マイe書斎Ⅱ

    マイe書斎Ⅱ 書棚  HPをつくったとき、読書記録を兼ねて読んだ本と感想などを書いてみたいと思って始めたが、すぐにいっぱいになって諦めた。日付を入れなかったので読んだ日時が不明ながら短い間のことだったように思う。こうして再録してみると本の題名すら記憶にないもの、中身を少し覚えているものなどがあって何やら懐かしい。こんな本を読んでいたんだー、と。

  • 5マイe書斎

    マイ e 書斎 私の書斎へようこそ。人様に見せるような部屋ではありませんが。そこは,それeですから。ご寛恕願いまして。  短詩 ブログ アンソロ爺「はっくしょん」 http://toshiro6.ss-blog.jp もご覧下さい。最近のものはこちらで。   冷や汗駄句、駄句。連句もどき。川柳まがい。これ短歌?・・・といわれても、いずれの日にかまともになることを夢見て。   俳句 HAIKU連句 RENKU  川柳SENRYU 淡彩の美男自画像妻呆れ     2012 自画像や己惚れ鏡こわれけり 古希過ぎて鏡のうぬは白髪鬼  2010 古希なれば鏡のうぬは布袋腹 古希ならばあやかりたけれ福禄寿 古希なりて我が夢のゆめ寿老人 古希迎え弁財天とサファイア婚 古希ならば無理してつくれ恵比須顔 古希老に小槌貸してや大黒天 今ぞ古希毘沙門天のご加護あれ  古希なれ..

  • 4マイeアトリエ

      マイ e  アトリエ   淡彩・写真等をお楽しみ下さい  なお、最近の作品はブログ 「Toshiro`s e ArtGallery」をご覧下さい。http://toshiro7.blog.ss-blog.jp  私のアトリエにようこそ!今のところ鉛筆淡彩、油彩と写真が少々です。ごゆっくりご鑑賞ください。あとでお茶でもいれます。  ごらんになりたい鉛筆淡彩は杜 詩郎水彩画文集1を油彩は杜 詩郎油彩集を写真は杜詩郎写真集をそれぞれクリックしてください。  鉛筆淡彩 杜 詩郎水彩画文集1       New! ..

  • 3猫のいるe部屋

    杜 詩郎の  猫のいる e 部屋 2012.1.25 猫のいる部屋  猫のことばっかを写真とともに    我が家の猫が家に来たのは平成20年、2008年夏だからもう3年半になる。部屋に猫がいるのは,なかなかeものだ。下の写真は、来たばかりの頃のもの。いまや左のように成描となった。 2008.9.6  ときのたつのは速い。猫の成長は早い。猫には、何かにつけて教えられることばかりである。 2008.9.20       鼠で遊ぶ。さすが動きが素早い。何度でもせがむ。興奮すると尻尾が太くなる。あきるとそっぽをむくようになる。   マカロンで眠る マカロンは蓋つきの猫ベッド、クリスマスプレゼントだ。蓋の方に寝る。へそ曲がりである。まるで飛び込スタイル。暖かいところが好き。常に一番心地良いところを選ぶ。   ..

  • 2マイeガーデン

    マイ e  ガーデン かぼす・沈丁花などを植栽 かぼす かぼすの植え替え顛末記。  大分で有名なかぼす。東京でも育っている。果たしてうまく根付き実をつけてくれるか。昭和50年ごろ花の市でかぼすの苗を2本買って庭に植えた。昭和54年に引っ越したときに1本だけ 今の家の小さな庭に移植をして20年以上の年月が流れた。  日当たりが悪いために花も咲かず実もならずに、緑の葉はずっとアゲハチョウの餌となっていたが、なんと今年五つの立派な実がなった。  郊外のマイeハウスには小さな日当たりの良い庭がある。そこへ再び移植をしようかなと考えていた矢先のビッグニュースだ。大分の知り合いが時々かぼすの季節になると、毎年送ってきてくれるが、それに負けないくらい立派なかぼすだ。今年は例年にない暑さでかぼすが南国を思い出したのかも知れない。  でも、やはり移植をすることにし..

  • 1マイeキッチン

      料理・ワイン・珈琲・酒の話 料理 印象に残った料理を数え上げると、随分多いものだ。雑食を自負しているが、美味しいものは美味しい。   印象に残っている料理  ハワイのレストラン「サム チョイ」のカニ料理。料理より雰囲気が良かった。 琵琶湖の辺(ほとり)想古亭の鮒ずし。 琵琶湖の焼きもろこ。 和歌山のはも 。内臓の刺身が秀逸。 大阪のたこやき、きつね、お好み焼き、ねぎ焼き、ビル吉兆の弁当、 焼肉。味園のが分厚くて良かった。 ジャカルタ インドネシア料理。サーブする女性の数の多いこと。おばあちゃんが指揮をとっていた。 熊本の馬もつ定食。馬刺し専門の店にて。  京都 大市のすっぽん料理、 錦水亭のたけのこ料理。 鯰料理。 高台寺和久伝の焼き松葉蟹。。丹波篠山の猪料理。間人(たいざ)の松葉蟹。 大分臼杵の河豚、焼き椎茸、猪のすき焼、米水津の旭蟹。 北京は全聚徳の北京ダック、釣魚台..

  • わがHPの終わり

       2000年9月28日にホームページ「マイeハウス60」を開設して以来20年余りの年月が過ぎ去った。  プロバイダのサービスが2021年1月28日に終了することになり、続けるには新しいサーバーを探さなければならないが、面倒なのでこの際やめることにした。  もとより自分のために作ったようなもので、閲覧者数もカウント18000ほどで、(このうち自分が見たものが半分くらいあるのではないか)まさに辺境サイトである。  自分のためというのは、リタイア後の生活記録になるのではないかというのと、ITやネットなど新しい情報スキルなどの理解に少しは資するのではないかと思ったからである。  表題は「マイeハウス60」としてスタートし加齢に従い70まで変更したが、70以降面倒になり変えていない。今は「マイeハウス70」になっている。  マイホームの中に書斎、キッチン、アトリエ、ガーデンを..

  • ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

         散歩中にかぎらず、普段あちこちでみる。繁殖力がよほど強いのだろう。名前を知らなかったので調べると、ヒメツルソバという。 次のことが分かった。  どんな小さな花にもそれぞれのストーリーズがあるものだ、と改めて感心する。何こちらが物知らずだけのことだが。    ヒメツルソバは、タデ科の植物の1種。学名はPersicaria capitata 。別名はカンイタドリ、ポリゴナム。ヒマラヤ原産。  日本にはロックガーデン用(ランドカバーか)として明治時代に導入された多年草。  つまり園芸植物が逸出帰化したもの。逸出とは栽培している植物が管理下から外れて野生化することをいう。なお、動物の場合は逸走動物。逸走帰化。    花は集合花で小さい花が球状に集まった金平糖のような形をしており園芸店などの本種の紹介でも「金平糖がいっぱい咲く花」などと紹介されることも珍しくないと..

  • 内田樹「もういちど村上春樹にご用心」を読む

     内田は「村上春樹にご用心」の中で村上春樹の文学は、「普通の穏やかな生活」を「邪悪なもの」から守る「センチネル(歩哨)」の三者関係が基本になっていると説く。  そして「政治的激情とか詩的法悦とかエロス的恍惚」とか、そういうものは「邪悪的なもの」の対立項ではなく、しばしばその共犯者である。」とも書いている。    エロス的恍惚は、普通の生活におけるセックスではなく邪悪的なものの側にあるものとして書いているなら、村上春樹がしきりにそれを書くのは分かる。しかし、それなら普通の穏やかな生活における衣食住と同じような扱いの夥しいばかりのセックス描写はなんなのだろうか。    3年後に刊行された「もういちど村上春樹にご用心」に何かヒントがあるかさがしてみた。    関連のありそうなのは次の箇所しかなかった。   1 初心者のための村上春樹の「ここが読みどころ」 6 ..

  • 二つ目のブログ〜アンソロ爺「はっくしょん」

       わがリタイヤ後の手遊びは、メインが水彩画だが時に俳句や川柳、連句に手を出し(首を突っ込み)短歌にまで及んだ。 これらに共通しているのはいずれもひとり遊びということであろう。  水彩はカルチャーに通ったので先生や画友はおられたが、先生の言うことは素直に聞かず、「晒してなんぼだ」と言われながらも人に見られるのは苦手ときているので、いきおい自己流、勝手流となる。    俳句や短歌の方はもっとそれが顕著で、俳句などは「座の文芸」と言われるくらいなのに句会など参加したこともなく、勿論歌会などは経験したこともない。句も歌も典型的なひとりよがりのものばかりである。  連句だけは初めに先輩に教えを乞うたが、残念ながら亡くなられたのでその後は独吟(と一人で詠める三つ物)ばかりだ。    2000年にいたずらで開設したHP、2008年に始めたブログにこれらの句や歌を載せてはいたが、も..

  • やれ八十路雪の夜の夢横枕

     横枕は栃木県那須烏山市にある地名。歌枕ではない。  平成の大合併前は那須郡烏山町横枕。さらに古くは境村大字横枕。  知る人は少ないだろう。不思議な地名ではある。  地図には載っているが、謂れは聞いたことがない。やはり地図に載っている三斗蒔(さんどまき)という地名が近くにあり、そこが山峡の1番奥だった。  しかし、自分にとって横枕は、疎開の地で18歳までそこで暮らしたからいわば故郷、故園の地である。  上皇の疎開の地は日光であるが、同じ県ながら比較してもおよそ意味がない。  八溝山系の典型的な中山間地域、戦争は銀紙のようなものがパラパラと降ったことがあった記憶が、微かにある程度でほとんどなかった。母の実家を疎開地とした父の選択は、その点正解だったと言えよう。  疎開は学童疎開、集団疎開、縁故疎開など様々ながら、経験したものはそれぞれ忘れることの出来ない思い出を持って戦..

  • ベルナール カトラン

     山本佳子画伯のブログを読んでいたら、絵画教室でベルナール カトランの絵を使って色彩の授業をした記事が載っていた。  自分は恥ずかしながら、ベルナール カトランなるフランスの画家を知らなかった。  先生の教授法が面白そうだったので、早速ネットでにわか勉強すると、ベルナール・カトラン(Bernard Cathelin,1919-2004)は、花瓶に活けた花の絵を好んで描くフランスの画家だった。しかも、日本が大好きということでも高名らしい。  瓶の静物画のジョルジョ モランディ(1890〜1964 伊)なら聞いたことがあるのだが、普段絵画は好きだと言っている割に底が浅いと再認識した。  先生の授業はカトランの絵の構図を使って、花、花瓶、果物、テーブル、背景などの色彩を変えて生徒に配色などを考えさせるという講義のようだ。  アイパッドのお絵かきアプリで、水彩画の下描きを取り込..

  • 弟切草(オトギリソウ)

     最近の新築戸建ては、大きな家(一戸建)の代変わり跡地が再開発されて、数軒がひしめくのが多い。郊外の工場跡地などに建てられる場合は、数十軒の整然たる街区が出来るのに比べ、軒を接しているのが辛そう。  建物も一部3階建てにしたり、狭い敷地になるがうえの有効活用に心をくだいている。  それでも大抵の家には、狭いながらオリーブなどメインツリーが植えられ、そばに草花が添えて植えられる一角がある。  散歩中に、うん?という草花を見つけた。見たこともない実をつけていたので調べると弟切草(オトギリソウ)だった。しかし、花の写真を見ると、あ、これなら、あちこちで見かけたなと思う。当たり前ながら、植物は花、実、葉、木それぞれの顔を持っているが、ひとはそのうちどれかしか見てないし、全てを覚えている訳ではない。  日本漢名は「弟切草」と書く。ネットによれば10世紀の平安時代、花山天皇のころ、..

  • 「ザ、キャッチャー イン ザ ライ」、「グレート ギャッピー」、「ザ ロング グッドバイ」を読む

     村上春樹訳でJ.Dサリンジャー(1919〜2010 91歳没)の「The Catcher in the Rye (1951)」、スコット フィッツジュラルド(1896〜1940 44歳没)の「Great Gatsby(1925)」、レイモンド チャンドラー(1888〜1959 70 歳没)の「The Long Goodbye(1953)」3冊を続けて読んだ。20世紀のアメリカ文学に限らず外国の小説など殆ど読まないのだが、村上春樹の小説を読む延長のような感じで読む気になった。周知のように訳者はこれらの小説を高く評価しており、彼の小説に大きな影響を与えていることに疑いはない。  「ザ、キャッチャー イン ザ ライ」は青春小説、「グレート ギャッピー」は大人の恋愛小説、「ザ ロング グッドバイ」はハードボイルドミステリーと言ってしまえば身も蓋もないが、名作の長編小説の中身と特徴を良く..

  • オオミズアオ

     散歩中に老人ホームの裏で、藪蘭にとまり翅を休めている蛾を見つけた。大きいので目立つが、名前は知らない。写真を撮り検索すると、ずばり出てきた。  オオミズアオ(大水青、学名 Actias alienaは、チョウ目ヤママユガ科に分類されるガの一種。北海道から九州にかけて、国外では朝鮮半島、中国、ロシア南東部に分布し、平地から高原まで生息域は広い。種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。古い一名としてユウガオビョウタンと呼ばれていた。 近縁種にオナガミズアオがいるが、翅や紋様からするとこちらはオオミズアオのようだ。  なお、ガ(蛾)とは節足動物門、昆虫鋼、チョウ目は(鱗翅目、ガ目とも)に分類される昆虫のうちのうち、チョウ、(具体的にはアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科を除いた分類群の総称だという。  日本にはチョウ目の昆虫が3,500種類知られているが..

  • 牡丹臭木(ボタンクサギ)

     蕾が綺麗なマゼンタピンク色である。最初は紫陽花の変種亜種かと思ったが、少し違う気もしたのでネットで調べた。  どうやら紫陽花ではなく「臭木」の近縁種、亜種か栽培種のよう。  そのクサギ(臭木、Clerodendrum trichotomum)は日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名がある。日本全国のほか朝鮮、中国に分布する。従来はクマツヅラ科に入れられてきたが、現在はシソ科に移されている、とある。若葉は食用になり、実は草木染めに利用される。臭木、常山木とも書く。  はな、実とも秋の季語。    例句 逃ぐる子を臭木の花に挟みうち  波多野爽波  牡丹臭木は、そばに寄らなくても芳香がして臭木の名は相応しく無い。臭木は街路樹にもなるそうだが、今までお目にかかったことがない。パリにあるという街路樹の臭いとはどんな匂いがするのだろ..

  • 凌霄花のうぜんかずら

      ノウゼンカズラ(凌霄花Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科の蔓性木本。夏から秋にかけ橙色かあるいは赤色の大きな美しい花をつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。  中国原産で平安時代には日本に渡来していたと考えられる。漢名が凌霄花(りょうしょうか)。凌霄(ノウゼン)は空を凌ぐ意とか蔓で高いところに花をつけるからか。  夏の季語になっている。  例句 塵とりに凌霄の花と塵少し 高野素十  夏の花は少ないので鮮やかな色がひときわ目立つ。漏斗状の花がよく道端に落ちていることがある。それで見上げるとこの花が咲いていることに気づくことがある。花期は意外と長い。  じぶんの中では、熱帯南洋の「ブーゲンビリア」や沖縄の「でぇいご」などと一緒になっている。理由不明。   眼の疲れ 凌霄の花 数増へり 杜 詩郎

  • 悪茄子

      ワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)はナス科の多年草。 日本も含め世界的に帰化している外来種である。  英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato (悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。  実に毒、茎や葉に鋭いとげがあり繁殖、雑草力があるなどが理由らしい。命名者は牧野富太郎博士とか。  散歩道に沢山生えていて夏花をつける。名前によらず可憐な花である。なす、ジャガイモの花にそっくり。  茄子は夏の季語だが、むろん悪茄子という季語は無い。  わを折り込んだ駄句をひねった。       ワルという割に侘しげ悪茄子

  • ルリマツリとハリマツリ

     ジムをやめたので、身体を動かすのはすっかり減ってしまった。起床時の軽いストレッチと妙正寺川のへりの散歩だけになってしまった。川縁の遊歩道は民家の庭にも面しているので庭の草木を眺めて歩くことになる。この花は何?と気になると携帯で検索するクセがついた。  実や花は知っていても、葉は知らない、葉を見たことがあるが花や実は知らないなど様々だからさぞ検索エンジンも大変だ。  この二つは一軒の家で見たものだが。偶然ハリマツリとルリマツリだった。瑠璃と玻璃。マツリはマツリカ(茉莉花)のことだろう。 ①デュランタ  デュランタあるいはドゥランタは、クマツヅラ科デュランタ属の植物。通常「デュランタ」の名前で栽培されているのはデュランタ・エレクタで、和名はハリマツリ、タイワンレンギョウ。ハリは針でなく玻璃と勝手に決めたが根拠はない。 ②瑠璃茉莉ルリマツリ(プルンバーゴ)  ルリマツリは、..

  • ソヨゴ(戦)

     5月末左上のトキワヤマボウシの名前を知らず検索したとき、気付かなかったが右下に小さな花が咲いていた。はてこれは何だろうと調べてみるとどうやらソヨゴ(写真右上)と分かった。  なお、一週間経ちトキワヤマボウシは梢まで咲き上がっていた。確かに花は横向にさいている。(右下)   今回もグーグルアプリと花探しアプリと両方を使った。グーグルフォト検索では、楠など数枚の候補写真が出てきたが最後の方の一枚が一番似ていて、それがソヨゴだった。花探しアプリに写真を投稿すると即座に「ソヨゴかも」と返答があった。よほど詳しいひとが多いのか、こちらが物知らずなのか。 さて、ソヨゴとはどんな花木か。  ソヨゴは雌雄異株、まばらに咲く雌花のようだ。雄花は集まって咲く。花は雌雄とも白と薄い黄緑色(開花は6~7月頃)で、花がとても小さいことからあまり目立たない。秋に赤い実がなる。  ネット..

  • この花の名は?

     散歩していると、時折り名前を知りたくなる花木などがある。  今は花の名前探しのためのスマホアプリなどがあって、かざすと名前が出て来る便利なものがあるが、以前は植物図鑑をめくるかひとに聞くしかなかった。それも写真でもなければ難儀だ。  8年前になるが母校の同級会で庭園の散歩中、真っ赤なおびただしい数の実をつけた木を見つけた。しかし、一緒にいた誰もその木の名を知っている者がいない。  帰ってから何となく気にしつつ過ごしていたら、一週間後くらいに東京新聞の日曜版写真コラム「草木帖」にずばりそれを見つけ、これだ、飯桐の実だ!と膝を叩く思いをしたことがある。これなど全くの偶然でめったにある事では無い。  グーグル検索は画像検索機能もあるので「木、灌木、夥しい赤い実」など入力すれば、トキワサンザシなどが出てくる。当時でもこの方法で画像を探すか、ブログなどの写真で飯桐を見つけることは可..

  • 内田樹「村上春樹にご用心」を読む

     いっとき、暇があったのとその読み易さの文章で多くの村上春樹の小説をまとめ読み(?)したことがある。  備忘のため、わがブログに書いたら短文ながら「その13」にまでなった。 村上春樹を読む(その13)・「村上さんのところ」などとCD「僕と小説とクラシック」 https://toshiro5.blog.ss-blog.jp/2017-11-09  読後感は一般的に言われていることとさして変わらないものだが、そのとき、この小説家は、なぜこんなに暴力とセックスを多く書くのかと思ったことを覚えている。  「日本辺境論」(新潮新書2009、11 2010新書大賞)、「逆立ち日本論」などの著者で有名な内田 樹がいる。2016年この2冊のほか、呪いの時代を読んだ記録があるが、内容はすっかり忘れている。最近の忘れ方のひどさは半端ではない。そら恐ろしい。 「日本辺境論を読む」..

  • 塚本邦雄を読む

     ウキペディアによれば「塚本 邦雄(つかもと くにお、1920年8月7日 - 2005年6月9日)は、日本の歌人、詩人、評論家、小説家。  寺山修司、岡井隆とともに「前衛短歌の三雄」と称され、独自の絢爛な語彙とイメージを駆使した旺盛な創作を成した」とある。  2005年、85歳で没したが、1920年生まれといえば自分より20年歳上、1902年生まれのわが父より18歳下ということになる。歌人と父とは、無論関係は無いが大戦に兵役を免れていることだけ、共通している。  歌人は25歳で敗戦だから、大戦の精神形成への影響たるや大きいものがあったと推察できるが、戦時神戸の商社に勤めていたサラリーマン経験者ということが自分には興味が惹かれた。  わが少ない読書録に塚本邦雄著「百句燦々」がある。余り内容に記憶は無いが、確かに「独自の絢爛な語彙」は印象に残っている。  俳句に興味があっ..

  • 令和二年庚子歳旦三つ物

    庚子歳旦三つ物  発句 左義長の炎汝が胸照らしけり  脇  しみじみとしろこの初昔  第三 誕生日五輪開会重なりて  昨年2019年は、5月が代変わりである。したがって平成31年(4ヶ月間)でもあり、令和元年でもある。後の世では平成31年が、人の意識から消えて無くなるのだろうか。  昭和、平成の代変わりは1989年1月で昭和64年は1ヶ月のみだから昭和64年は存在しなかったごとく、昭和の御世は63年だとなっても不自然ではない。  昨年7月10日つまり令和改元2か月ほどで病を得た。むろん罹患は改元と無関係である。病気は何時老人を襲っても不思議はない。が、今回は老人には怖い肺炎(pneumonia)である。  24日間の入院を経て漸く退院して、医者は順調な回復と言ってくれるものの、年が明けてもなお身体が変だ。 しかし、医師の適切な処置で命を救って貰い、いくら感謝し..

  • 去年のかぼす

     ややこしいが、おととし(2018年12月)の前回のこの話しは「今年のかぼす」という題だっと覚えている。  昨年(2019年)は花も実もたくさんつけたが、実が大きくなりはじめた夏頃、体調を崩して長期入院したので、採りどきに収穫できなかった。やむなく息子に頼んだが、その結果半分くらいを残してしまった。  退院してから体調と相談しながら、3回くらいに分けて残りを収穫せざるを得なかったため、自然にテニスボールよりひと回りくらい小さい、つまり大玉の温州ミカンくらいの大きさになり、しかも黄色いカボスとなってしまった。  大分では黄色いかぼすと言って馬鹿にする。かぼすはピンポン玉よりひと回り大きいくらいのものが香りがあって刺身、秋刀魚にかけて愉しむ物というのが普通である。  大分に住んでいた頃、当時大分の人は黄色いかぼすを、活用したのか覚えがない。香母寿というジュースがあったが、あれも..

  • 廃車 わがカーライフの終わり

     入社して1年の本店研修期間を終えて、静岡市に転勤した。  支店で更に1年間研修を受けて配属されたのが、割引債券のセールスだったので、すぐに自動車免許取得命令が下りた。  強い弱視に加えて運動神経、反射神経、空間認識、流動視力、など運転に必要な能力が乏しいらしく、何度も県営の自動車試験場の実地試験に落ちた。半年かけてやっと昭和40年(1965)8月取得。25歳。その年の秋結婚した。  しかし、当時の静岡支店では先輩の乗る車しかなく、暫く自転車で飛び込みセールスをした後、はじめに乗ったのが日野のコンテッサ。  コンテッサはかなりのオンボロで運転中に橋の上で後のタイヤが車軸から外れた。ひとつ間違えば大事故になっただろうが、停車した後おもむろに外れたのが不幸中の幸いだったけれど、冷や汗ものである。今でも思い出す。  その後が当時初の量産大衆車で人気車種のトヨタのパブリカだったが、乗..

  • 野分荒れ千葉の弱者のミゼラブル

     地震雷火事親父というがこの中にない台風、竜巻による風雨水害がこのところ続いて苛烈である。  集中豪雨は毎年のことだが、今年は温暖化による異常気象が原因かレベルが違う。こんな事は生まれてはじめてですというのは、災害にあった者からよく聞く言葉だが、今回の河川の氾濫はその範囲の広さが違う。  15号、19号台風、その後の豪雨は自分の身の近くで起きたので強烈である。昨年の西日本水害では死者二百人を超えた凄まじいものだったが、遠く離れていたというだけで凡夫の悲しさ、衝撃は今回の方が強烈に感じるのだろうか。  今回は東日本広域にわたる被害が特徴的だが、特に千葉県の風水害被害が際立つ。今回3度とも被害を受けた家も少なくないという。中には福島、宮城県など東日本大震災被災者が、被害を受けたと聞くと言葉を失う。 野分荒れ千葉の弱者のミゼラブル  弱者は重篤な病人、寝たきり老人、貧困児童..

  • 寝て打てばライン乱れる夏の夜

    この夏、若い人がすなるという「ライン」を老人もしてみんとて始めた。やってみるとラインはメールよりよほど打ちやすい。時刻と既読の文字が出るのも何かと都合が良い。 別々に出かけたときなど、お互い連絡を取るときなど重宝している。2階にいるときお茶が入りました、とかTV相撲の時間ですよ、などと打ってくれるので、はいと返事を打って遊ぶ。 また離れて住む子供達とで災害などの安否連絡用のグループも作った。これは19号台風の時初めて使った。 駄句が浮かんだ。 寝て打てばライン乱れる夏の夜 この句は中七「ライン乱れる」が気に入っているが、仰向けでラインしているのは、必ずしも病人とは限らぬ。 横着な若者が寝ながら恋人に打っている図ともとれる。 若い人は老人と違って、仰向けでも打ち間違えなどしないかも知れないが、誤字でも誤変換でも万一打ち間違えて、そのまま送信してしまうと一大事にな..

  • 高浜虚子の句

    高浜虚子は1874年生まれ、1959年85歳で没した。 正岡子規に兄事、後に俳誌ホトトギスを主宰する。一族は星野立子、稲畑汀子など俳人が多い。 生涯に20万句を超える俳句を詠んだとされるが、現在活字として確認出来る句数は約2万2千句という。 虚子の作品は2009年12月31日に著作権が消滅し、2010年1月1日からパブリックドメイン(公有)に入っているから青空文庫で読むことが出来る。 500句、550句 600句などの虚子句集を青空文庫で読んでみた。 花鳥諷詠と客観写生を主唱した虚子の代表句は、例えばウキペディアでは次の通りである。 遠山に日の当たりたる枯野かな 春風や闘志抱きて丘に立つ 去年今年貫く棒の如きもの 波音の由井ガ濱より初電車 吾も亦紅なりとひそやかに 子規逝くや 十七日の 月明に 流れ行く大根の葉の早さかな たしかにほぼ花鳥諷詠であり、花..

  • 心臓で肝冷やしけり年の暮れ

    昨年のことになるが、クリスマスや暮れも近い12月17日のこと。家人が、胸のあたり少し具合が悪いと近くの内科医院に行き、ついでだからと心電図をとってもらったら異常な波形で狭心症や心筋梗塞の疑いがあると言われた、と帰ってきた。大病院の紹介状を書いてもらったのですぐに行くと言う。 さればと車のキーを手にしたあと、携帯を持とうとしたらこれがない。余程慌てていたと見え、家人が病院から帰る直前に携帯で銀行振込をしてから、間違ってハードトークンと一緒にスマホを引き出しに入れてしまっていたのに気づかない。 固定電話から携帯に電話すると、マナーモードながら音がどこかでするのだがその場所が分からぬ。やっと振込をしていたことを思い出すと、続けてトークンをいつもしまう場所だと連想して、やっと見つかった。肝心な時にヘマをする。 こんな時は車の事故を起こしかねないと、言い聞かせながら阿佐ヶ谷まで走る..

  • 睡眠口座の話

    片付けをしていたら20年ほど前のJAの古い総合口座通帳とキャッシュカードが出てきた。残高が少しあるので駄目モトで電話をすると、この種の扱いはT支店に集中しているので、そこに電話されたしという。 預金者は銀行に対して債権(預金を返してもらう権利)をもっているが、この権利は5~10年間行使しないと時効が成立し、権利が消滅する。権利の上に眠るものは…というやつ。 しかし、全国銀行協会では自主ルールとして、10年、20年経過した預金であっても払戻しに応じることになっている。つまり、いったん休眠(睡眠)扱いになった預金でも、引き出すことができるのだ。 小生の通帳は、最終引き出し日が平成11年(1999.6.22)だから、20年近く眠っていたのでこのルールが適用される。 この年は37年あまり勤めた第一の職場を離れ、第二の職場に転籍した年だったが、この口座を開設した理由や経緯が思い出せな..

  • アップルペンシル

    今年の5月、アップルペンシルが6世代アイパッドでも使えるようになったと知って、アイパッドを買い換えた。本来はメモを取るのに便利なものなのだろうが、自分にはもっぱら絵を描くためである。昔ワコムのタブレットIntuosを買って、使いこなせず投げ出したが、性懲りもないとはこのこと。 いくつかのお絵かきアプリを試して半年ばかりになるが、なかなか難しく上達しない。 水彩の鉛筆下がきを取り込んで、どんな背景の色にしようかと試し塗りをするのには役立つ。アプリ絵も水彩と同じで、いじっているうちに汚くなる傾向がある。 水彩画と違って、紙や絵の具もいらず水も用意する必要がないので老人にはありがたいが、なにせ操作が慣れるまで面倒だ。レイヤーや手順も意外と複雑で、絵の仕上がりとそれに要する時間の長短にもろに影響する。 出来上がった自分のアプリ絵は、我ながら迫力には乏しい気がする。 ネットなどでも良い..

  • パソコン不具合始末記

    使っている本人もへたっているが、このところPCの具合が悪かった。 起動が遅い。時折フリーズする。なんと、pcがおかしいから早急に手当てしないとウイルスにやられるなどという怪しげな広告がするすると画面下から現れ、いちいちバッテンをクリックして閉じなけれならない。 OSのプログラム更新(アップデート)をしようとすると再起動の際にフリーズして前に進まない。 ゴウを煮やしてメーカーのサポートデスクに電話をすると、どうも初期化が必要らしいから修理に出せと勧める。販売店の5年延長保証があと5日で切れるというタイミングだったので、それを奇貨として修理に出した。 診断は初期化が必要、他にもふたの開閉部分に損傷が見られ、先々悪くなる要因になるおそれありという。初期化は保障対象だが後者は自然故障でないから保障対象外。PCは5年が寿命と聞いていたので修理代を考えると新品を買った方が良さそうと即断して..

  • シャコバサボテン

    暫くへたっていたが、家人の介護で復活したサボテン。 これはシャコバサボテンかカニバサボテンか? 蝦蛄か蟹か? 葉に突起があること、11月、12月に咲いたことからみてどうやらシャコバサボテンのよう。 別名クリスマスカクタスとか。 昔、大分の佐伯湾で蝦蛄の子を餌に手のひら大の小鯛釣りをしたことを思い出した。シャコの子は全身クリーム色一色だった。が、寿司で食べる成魚?は紫色っぽい。このサボテンの緑色の葉からシャコを連想し難いが、確かに棘は生えている。しかし蟹にも突起はある。はて?

  • 今年のかぼす

    昨年のかぼすは、沢山なったが、今年は裏年というのか数が4、50個と少なかった。昨年は300個はなった。そのかわり、今年のはサイズが大きい。沢山なっても摘果すれば大玉になるのだろうか。 全部取り尽くしたと思ったら、黄色く色づくとよく見えるようになり、いくつか残っていた。青いうちは葉の陰にあって見つからず、人の眼というのはあてにならないものと知らされる。 かぼすは大分県の名産だが、大分では熟したものを「黄色いかぼす」と言ってバカにしていた。かぼすも四国のスダチ(酢橘)と同じく、ふぐ刺しなどにかけて、まだ青い未熟の香りを楽しむ。大きくなったものはジューシーだが、夏みかんより酸っぱくてそのままでは食用とならない。 絞って秋刀魚にかけるか、ポン酢などを作るときの酢の代用品にするしかない。 それにしても、我が家のかぼすの木は樹齢が40年以上になると思うと、ただただ、とき..

  • 解体パワーショベル

    このところ、ご近所は家の解体、新築が立て続けに数カ所あった。子供が独立して巣立ってしまい、老夫婦が住んでいたが、高齢化とともに戸建て管理が大変になったというのが多いようだ。更地にして売却したあとに、数件の新所帯向けの小さな家が建つ。自分たちは、その一角に住む方もおられる。世代の代わりでやむなしといえども、古屋の解体は見ていてものがなしい。壊される途中で二階の押入れなどが見えると、あそこで生活していたのだなと、人のことなれどなにやら妙な気になったりする。 しかし、やがて古い家が、庭木ともども跡形もなく消えると、そこにどんな家があったか思い出せなくなる。 解体に使われるパワーショベルは強力である。昭和に建てられた木造家屋などあっという間に壊される。 パワーショベルが動き出す前に合掌しているように見えた。 秋晴れや 解体ショベル 合掌す

  • 巨人ヤクルト戦

    巨人ヤクルト戦 通っているフィットネスのキャンペーンに応募したら、巨人ヤクルトのペア観戦券が当選したので、家人を誘っていそいそと出かけた。いちおう幼児の頃より巨人大鵬ナントカである。 かつてジャイアンツの黄金時代・V9 (1965〜1973 )のあと、第一次長嶋監督時代(1975-1980)の頃に、何度か後楽園球場に巨人戦を観に行ったことがある。1976-79 年に営業部で仕事をしていたので、取引先との付き合いだが、むろん勤務時間外である。いまから40年前のことになる。 取引先は中堅中小企業に特化した営業。担当地区が日本橋、銀座地区で和菓子や和服卸など老舗が多かった。丁度非専従の中執委員長をやらされたのが1978年だったから、仕事とかけもちで多忙な日々をおくっていたので、その頃のことはよく記憶に残っている。 調べてみると、ダイエーの王監督とのON対決のあった2次長嶋監督時代..

  • 丸谷才一「笹まくら」

    この「笹まくら」は、最近読んだ米原万里の著書「打ちのめされるようなすごい本」で紹介されている。彼女はどんなことに打ちのめされたのだろうか。 題名の「笹まくら」は鎌倉時代の歌人の「これもまたかりそめ臥しのささ枕一夜の夢の契りばかりに」という和歌から来ている。 著者は1925年生まれ、2012年87歳で没。この小説は昭和41年(1966)刊行だから作者が41歳の時のもの。自分の41歳の時のことを思い、こんな小説が書けたかと考えるとたしかに打ちのめさたような気分になる。 「歳の残り」、「たった一人の反乱」、「輝く日の宮」、「裏声でうたへ君が代」などと並ぶ代表作であるが、この作品を一番に押す人が多いという。 物語は、昭和15年晩秋(主人公、浜田庄吉が徴兵され入営を迎える前日)に、出征壮行会の準備をしている実家から「床屋に行く」と行って出かけ、そのまま逃亡生活へと入る場面で終わるという変わっ..

  • 「ターナー 風景の詩」を観る

    西新宿スカートビルの42階にある損保ジャパン日本興亜美術館へ「ターナー 風景の詩」を観に行った。 この美術館は東郷青児記念として知られる。家からはアクセスが良いが、たいていは何かのついでに寄ることが多い。 今回も都庁へ免許更新のために行き帰りに寄ったのだが、この主目的の方がひどいチョンボで用が済まずひどい目にあった。もとより迂闊な方だが今回はひどい。 免許更新は誕生日の1ヶ月前後の間しか出来ないのに、1ヶ月前より10日前に行ってしまったのである。免許更新センターの受付の方は白髪の年寄りめいた人だったが、「旦那さん、10日早いですネ。」気の毒そうににこっとした。バカバカと言う。もちろん受け付けの方にではない。 1ヶ月前後の間(2ヶ月間)というのは承知していながら、全く念頭にのぼらず、ノホホンと出かけた。逆走とか、免許返納といった言葉が一瞬頭をかすめる。前ならいつでもいいのでは、..

  • 箱根山のつつじ

    今年は花が早く咲き急いでいる感じがする。桜も近所を散歩したとき見ただけでどこも出かけず終わってしまった。 つつじもじっくり見ずに終わってしまうのは、あまりに情けないと家人が嘆く。あじさいの季節がくるとすぐ夏になって花は終わる。 そのつつじが都立戸山公園(新宿区)の箱根山では満開という東京新聞の記事を見ていた家人が、ゴールデンウィーク前で人が少なくて良いかもしれないと言うので4月末日出かけた。 箱根山は標高44・6メートルあり山手線内最高峰だそう。 記事によれば4月22日、戸山公園で初めての「つつじまつり」が開かれ、都内や千葉、埼玉、群馬などから約四百六十人が登頂、江戸時代に尾張徳川家の下屋敷の庭園に築かれた箱根山の歴史を偲び、山肌で見頃のツツジの花を楽しんだとある。 戸山公園へは家からは阿佐ヶ谷ー大久保経由で40分ほど。近いのにこの公園には(・・記憶の限り)今まで行っ..

  • ふたたび認知機能検査

    早いもので免許更新から3年が経ってしまい、今年2月通知が来て認知症機能検査に行ってきた。75歳からは更新が3年ごとになり、認知症機能検査を受けなければならないので、2回目となる。 2回目ともなると慣れたもので、日頃の物忘れのひどさで心配したが、我ながら好成績でパス。 検査は16の絵を見てあとでいくつ思い出せるかというのが柱だが、この検査でも90点は超えたのではないかと思う。 ちなみに採点は、総合点をA1.15+B1.94+C2.97で計算する。Aは検査当日の日時を答えさせる問題の点数、Bが16の絵を思い出させるもの、Cは時計を書かせる問題である。Bで自分が正確にいくつ思い出せたのか不明だが、まあそこそこか。 総合点76点以上が記憶力、判断力に問題なし、49点未満はそれが低下しているので警察から連絡があると医師の診断を受けなければならない。 一緒に受検した隣の方はあまり絵を..

  • すずきはよく知られているように出世魚である。家人が買ってきたのは、計らなかったが30cmほど、フッコかセイゴといったところか。 白身魚で味は淡白、フランス料理でもムニエルやカルパッチョなど良く使われる食材。旬は冬かと思っていたが、魚やさんによれば意外にも春だとのこと。 すずきのえら返し(えら洗いとも)と呼ばれるほど引きが強いので釣り人に人気がある。 英名Japanese sea bass 。 絵は透明水彩で。アルシュ 31×41cm。 マスキングを剥がしたところを写真に取り込んで、色の練習になるかとアプリでも描いて見た。初めて使ったアプリなのであまりうまくいかなかった。青みがかった黒が出ない。 我々は、一尾を刺身、もう一尾はポワレで食べた。すこぶる結構な味であった。

  • 米原万里を読む⑵終「オリガ・モリソヴナの反語法」など

    「不実な美女か貞淑な醜女か」(1994 新潮社)読売文学賞。 通訳にまつわるあれこれ。通訳者を志ざす者にとっては得難い教科書、参考書であることは間違いなかろう。たぶん翻訳者にとっても。しかし、一読すれば、単なる教科書、入門書でないことはすぐに分かる。読んでいると、むかし仕事では通訳のお世話になったことが多く色々思い出した。中国語や英語で露語ではないが、書かれていることは似たようなものだろう。 一番印象的だったのは、ムーディ社やスタンダード&プア社から格付けを取るときにお願いした通訳者の博識、彼女たちも必死で金融知識を予習していたのだろう。トンチンカンな専門用語など一言も使わなかった。 「ロシアは今日も荒れ模様」(1998 日本経済新聞社) チャーチルは「ロシアは謎の謎、そして謎の中の謎」と言ったとあるが、確かに不思議な国らしい。この本ではその謎が少しは解けるだけ..

  • 米原万里を読む⑴ 「ガセネッタ&シモネッタ」など

    「多田富雄対談集 懐かしい日々の対話」を読んでいたら、米原万里との対談の中に彼女の著書「ガセネッタ&シモネッタ」(2000 文藝春秋)が出て来て興味を惹かれた。この人の本は読んだ覚えがない。色々なエッセイ集に載っているようだから、正確に言えば、読んだ筈だが記憶にない、ということになろう。(例えば 木炭日和 - '99年版ベスト・エッセイ集、日本エッセイストクラブ・編などに掲載されているようだ) 米原万里は1950年4月生まれ。自分より10歳下になる。残念なことに 2006年5月に56歳の若さで亡くなっている(卵巣がん)。東京外語大卒、ロシア語同時通訳・エッセイスト・ノンフィクション作家・小説家である。 父親が共産党幹部の故米原昶(いたる)、妹が井上ひさし夫人ユリ氏、料理研究家。 早速図書館で「ガセネッタ&シモネッタ」(2000 文藝春秋)、「終生ヒトのオスは飼わず」(2..

  • 喜寿の歌五首

    2015年、後期高齢者になったとき、狂歌に限りなく近い「戯れ歌 後期高齢15首」を詠んだ。 その中の三首目に 二年後に喜寿祝わんと願いけり幾つになっても極楽とんぼ というのがある。 そして昨年の夏、「極楽とんぼ」はめでたくも喜寿を迎えた。 体調も良くないこともあるせいか、気持ちのノリが悪いというか、今回はなかなか戯れ句、戯れ歌でもつくろうという気になれない。はなはだ冴えない。 この歳2017年は、身内のほか学生時代世話になった方や会社の先輩などの急逝・訃報に接したことも多分に影響している。 しかし、単に老齢化による感受性の鈍麻と語彙の忘却が進行して歌など浮かぶどころではなくなりつつあるだけのことのようだ。 人に読んで貰えるようなしろものではないが、生活の備忘録として喜寿の歌5首。 喜寿の会 六十年の再会に 面影浮かぶ人 一人いて 九十歳 ..

  • 猫ドック

    昨年末、ねこの目やにがなかなか治らず、近所にある行きつけの動物病院に家人と二人がかりで連れて行った。このように黒い目やには心配ありません、ほうっておけば治ります、黄色いのは要注意ですが、との診断。ホッと一安心。 なるほど、しばらくしてそのとおりに消えてしまった。 その時、昨年からお願いしている猫ドック(健康診断)は、当院では年明けにキャンペーンを予定している、と言うので年明けになった。7歳以上は「かつおコース」、若い猫はいわしコースになる。我が家は「かつお」。 人間ドックに魚コース名を付けるなら「さよりコース」(細身で左寄り、左傾タイプ)か「河豚コース(丸型で美味しそうなタイプ)」などか。 猫ドックの当日、院長先生が目、耳、のどなどを診察、体のあちこちを触診し、少しメタボ(5.4kg)だが、総じて異常なしとのご託宣。血液を採取し感染症のワクチンを打ってもらい終了。 院長先生は、息..

  • ショパン マズルカ・ポロネーズ

    平原綾香がクラシックの入門解説を東京新聞に連載している。それを時折り読む。このほどそれをまとめて「平原綾香と開くクラシックの扉 」(2017 東京新聞)が刊行された。新聞連載で読み落としたものもあるだろうと、図書館で借りて来た。 音楽に疎い自分には、まさしくうってつけの入門書である。 面白い記事がいくつかあったが、そのなかで芥川賞作家平野啓一郎(1975-)のショパン話に惹かれた。早速平野著「葬送」(新潮社2001)と「エッセー集ショパンを嗜む」(音楽之友社2013)を図書館のインターネットで借りる。近作の「マチネの終わりに」(毎日新聞出版2016)は予約順120番という人気で借りられなかった。 「葬送」は、19世紀のパリを舞台にショパン、ドラクロワ、ジョルジュ・サンドらの織り成す人間模様を描いた長編小説。「エッセー集ショパンを嗜む」はその取材紀行を主にした随筆集。 ド..

  • 山峡(やまかい)

    栃木県那須烏山市の横枕(よこまくら)はわが亡母の生地、わが疎開地、3歳から高校まで育った故郷でもある。 今や市になっているが、当時は那須郡境村(後に烏山町)横枕であった。疎開先となったくらいだから、東京までは当時一日がかりだった。僻地といっても良い。昔から山の中の代名詞として「大木須・小木須・横枕(おおぎす・こぎす・よこまくら)」といわれてきた。なかでもわが横枕は茨城県境に近い八溝山系にあり山の中の集落である。 いまグーグルマップで検索すると、東京の我が家から東北本線(新幹線利用)宇都宮で烏山線に乗り換え終点烏山駅まで2時間39分。そこからはバスで30分くらいだろうから、今でもおよそ3時間余かかるのである。東京から新大阪までの新幹線の時間がちょうど2時間半だ。車だと東北道利用で2時間48分とある。 小中高と一緒に通った幼馴染の友人がいる。彼は、香港・イタリア、アメリカ..

ブログリーダー」を活用して、wakizakaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
wakizakaさん
ブログタイトル
しみじみe生活
フォロー
しみじみe生活

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用