形式にこだわらず自由に17音を詠んでいます。
写真俳句ですが自分で撮れない時はフリー素材をお借りして17音を楽しんでいます。
思へども思ひもつかぬあしひきの山鳥の尾の長きこの夜を作者未詳「万葉集」第十一・二八〇二季語春「山鳥」山鳥よ枝垂れ尾抱え一人寝の季鳥長き尾を一人抱えて寝る夜を恋するひとのため息ひとつ季鳥万葉の鳥「山鳥」
池水の荒立つ鴛鴦の妻娶る季鳥鴛鴦のをしの字描くしなやかさ季鳥(藤原信実夫木和歌抄巻第十七六九六一)池水にをしの剣羽そばだてて妻あらそひのけしきはげしも万葉の鳥オシドリ
戲れて何処へ行きつく百合鴎僕が先貪欲までも都鳥群れなして追われ追い駆け百合鴎季鳥百合鴎都鳥
地図広げ旅にでようか冬深し冬の夜地図を辿りて旅気分冬の旅地図を片手に冬籠り季鳥母の介護中母の鼾を聞きながら久しぶりの句です。冬深し冬の夜冬籠り
「ブログリーダー」を活用して、KIKKOさんをフォローしませんか?